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今月の11日に「西条盆地・サイクリングサーキット」と名付けた、サイクリングの一周ルート(25km)を提案した。だが時計回りにしても、反時計回りにしても、グルグル回るだけでは面白くない。ショッピングをするとか、食べ物を探すとか、建物を眺めるとか、花や自然を観察するとかが必要になる。それにはルートから外れて、内向き、あるいは外向きに、自転車を走らせないといけない。 実は、きのうアップの「ミツバツツジと新緑<安らぎの小径」は、東広島駅前交差点から瀬戸内海の安芸津に向かう県道の旧道で撮ったもの。2005年11月24日の蚊無峠も同様である。 今日は、西条駅前交差点から東に向かう「酒蔵通り」の両側にある酒蔵を訪ねる話。ここであれこれ書くより、交差点角にある観光案内所でマップを貰うのがよい。車の通る道だけでなく、細い路地に入ると、白壁が構成するいろいろな視野に遭遇する。
2006年04月30日
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最近、ミツバツツジが増えてきた気がしてならない。この木は、比較的日当たりのよい場所に多く生えている。十年ほど前に付近の山が松枯れしたことも、彼らを元気づけているのだろうか。 ミツバツツジは確かだが、それ以上のことは分からない。近くに自生のサクラもチラホラある。しかしそれ以上に強い印象と安らぎを与える。
2006年04月29日
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マツバウンランの花は横幅が1センチ程度。うちの周りに多い野草で、うちの庭にもいっぱい生えている。それが最近の気候でいっせいに咲き出した。 前のブログで小さい花のトリオ、カキドウシ、(伊豆)スミレとマツバウンランを紹介したが、今日が最後のアップ。もちろんマツバウンラン以外も咲き続けている。 マツバウンランの兄弟分がリナリア(ヒメキンギョソウ)。こちらも丈夫なので、赤い花が庭のあちこちで気ままに咲いている。
2006年04月28日
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自然木ではなく、もともとは植木として植えられたと思われる木。だが放置されて、気ままに3,4メートルの高さに生長していた。 仙人の知っている狭い範囲だと、エゴノキに近い雰囲気だが、それとはまったく違う。花は高杯形で、4弁に割れている。写真でもなんとか分かると思うが、花の外側だけが「縮み」の風情、薄い茶色の点々がある。 写真を撮るとき、ウメのような甘い香りがした。この手の香りは仙人好み。
2006年04月27日
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この植物は川の堤防でよく見かける。それも上部の乾燥したところに。でもきのうは病院の植え込みに割り込んでいるのを見つけた。 最初にこれを見かけたとき、セイヨウジュウニヒトエ(アジュガ、2005.4.20のブログ)が野生化したのかと思った。まあ、仙人の知識はその程度なのです。 ヒメオドリコソウが移入種であることは当たっていたが、対応する在来種はオドリコソウだった。
2006年04月26日
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意図的に、セイヨウクモマグサとワスレナグサの寄せ植えをしたわけでない。 去年買ったクモマグサが、暑さや過湿に弱いという話だから、日の当たらない家の陰に植えっぱなしにした。どうなるかと思ったら、株の一部がなんとか生き延びた。最近になって咲いた赤い花が、重々しい色をしている。去年のイメージとは様変わりである。ネットを見ると、両方の花があるから、環境の影響らしい。 いっぽう、ワスレナグサも日陰に強い。陽光さんさんの場所に比べても、そんなに開花が遅れないし、徒長もしない。写真は、勝手に生えてきた青いワスレナグサが、赤いクモマグサと絡み合った姿。でも双方が少し横を向いていますね。
2006年04月25日
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またまたすみれの話題だが、このすみれ草は草姿が一風変わっていた。花の形が、うつむく女性のようでもあり、最近よく見かける深めの帽子を被った姿のようでもあり、またお祭りで使われる花笠のようでもあった。 なぜこういうことになるのか。上の2枚の花弁と側弁が重なってしまう変異のためだろうか。(下の写真)
2006年04月23日
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フレンチタイムはコモンタイムとか、タチジャコウソウとか呼ぶようである。お料理をされる方はよくご存じと思うが、仙人にとって、花は初対面。シソ科だから、あっ、そうかという感じ。だが、とても小さい。関心を持たなければ、その形を見逃してしまう。 フレンチタイムは(水蒸気)蒸留すれば、1~1.5%の精油が採れるという。フレンチタイムは今では香料として重要だが、かっては虫下し薬として用いられた。 他方で、アトピーなど免疫関係の症状を改善するために、自分のお腹にサナダムシや回虫を飼う話がある。すでに飼っている方は、フレンチタイムにはお気をつけくださいということだろうか?
2006年04月22日
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サイクリングルートで探してきたスミレのシリーズ。 今日のスミレは、タチツボスミレだろうと軽い気持ちで写真を撮ってきた。半日陰の場所で、枯れた松葉の布団に乗かって、集落をなして咲いていた。 だが、元の写真をよく見ると、花柄にうぶ毛がビッシリと!無毛が約束だから、一気に正体不明のスミレになりました。
2006年04月21日
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ただカイドウと言えば、ハナカイドウを指すという。ハナカイドウは、江戸初期に中国からやってきたようである。いっぽうミカイドウはそれより古く渡来し、赤い果実が観賞に使われるそうだが、仙人は見たことがない。カイドウの仲間はリンゴ属、魅力がありそうだ。 写真は、ハナカイドウと酒類総合研究所(東広島市)の時計台を組み合わせて撮ってみた。濃い紅色を、お酒に弱い人たちの赤い顔に例えたわけではないのだが・・
2006年04月20日
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スミレの名前が気になり出すと、もう「蟻地獄」。なぜって、古い資料を改めて見たら、「日本に野生するスミレ属は57種、(ほかに)主要な亜種(独立種と考える学者もある)と変種が27もあって、世界有数のスミレ地域を形成している」とあった。その中で、種としてのスミレが代表種とか。 このブログでは、今年、すでに3回スミレを話題にした。3月25日のノジスミレは、葉の形と花の側弁に白い「ひげ」がないことから(わざわざ撮影場所に確認に行った)、まず間違いなくノジスミレ。いっぽう4月14日のスミレは、同じ側弁に立派な「白ひげ」を蓄えていて(写真に写っている)、「元祖」スミレの特徴を満たしている。残る白いスミレ(4月13日)は、名無しのまま・・ さて今日の白いスミレはなにもの?汚れた排水溝の隙間に2株だけ生えていた。いろいろな特徴からこれは、アリアケスミレではないかと思う。アリアケスミレは、ほぼ純白からほとんど紫色までバラエティがあるそうで、もしこれが紫色だったら見逃したにちがいない。
2006年04月19日
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各地でチューリップが咲いている。 チューリップは集団で扱われる運命のようだ。山野草のように1株を鉢植えにしたら孤独になるのは、派手な性格だから?でも、花瓶なら上手く挿すことができそう。 きのうのタンポポと黄色つながりで、黄色いチューリップをアップ。「暗闇」に潜むワスレナグサに助けてもらいながら・・
2006年04月18日
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今年当地では、タンポポの当たり年である。 道路脇だったり、田んぼの畦だったり、集団で鮮やかな黄色の光を放っている。これはいったいどういうこと?気候が植物を選別した? だが、移入種のセイヨウタンポポが爆発的に繁殖していることも心配なので、写真のタンポポの総苞を見た。ほとんどが折り返えされていない。ということは国産タンポポ?スミレ同様、名前は難しいらしいから、これ以上の追求は止めにした。 植物の当たり、外れといえば、今年は山のコブシがさっぱりだ。一時はサクラより遅れて咲くのかと思ったくらい。それにひきかえ、去年は「大当たり」で近所の山々を飾っていた。
2006年04月17日
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今日はきれいに晴れ上がったが、きのうは1日中、冷たい雨。 雨の中で花びらを閉じ、さらには頭を垂れるアネモネの姿に、人のしぐさを重ね合わせて、写真に収めたいと思った。花の中に水が入ると、雄しべ、雌しべが傷むとか、そういう「合理主義」は抜きにして・・ 今日は、もちろん、頭を上げて、空を仰いでいます。
2006年04月16日
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ニワゼキショウが園芸店の花たちに埋もれてポツンとあったので、買ってきた(240円)。買った動機は、仙人の知っているニワゼキショウとあまりにも違うから。 当地でニワゼキショウは珍しくない。湿った日だまりに、まとまって生えている(2005年5月27日のブログ)。白い花もすでに見つけた。 両者を比べると、地元産は花色が赤紫で、花形が星形。対して、買ってきたニワゼキショウは、花が大きく、丸みを帯び、色が青い。おまけに花によっては、金属的な光沢があるように見える。だれかが突然変異株を選抜したのだろうか? 追記:カタログに、「シシリンチューム・カリフォルニアスカイ」として載っていた。シシリンチュームは、ニワゼキショウの属名(学名)である。カリフォルニアスカイは品種名かもしれない。
2006年04月15日
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先日のブログでカキドウシのことを書いたが、その写真で横にスミレの葉が写っていた。そのスミレがついに咲いた。ブログではノジスミレと書いてしまったが、花を観察するとスミレのよう。 ただこのスミレは、元をただせば園芸店から買ってきたものかもしれない。とすれば、名は「伊豆すみれ」。スミレとどこが違うの? 柱(花茎)が立っているもう一人の連れあい、マツバウンランの開花はこれから・・
2006年04月14日
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2005年4月10日に白いスミレのことを書いた。それから一年、いまだ名前は分からない(調べることを放棄しているが)。それに生えている場所も、発見したのは一箇所だけ。 葉っぱに切れ込みが多ければ、肥後スミレに似るわけだが、これはスペード形。密かに秘密を楽しんでいる次第です。
2006年04月13日
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きのう書いた「西条盆地サイクリング・サーキット」は、先週の土曜に実行した。サイクルコンピュータで距離を測りながら、あるいはデジカメで写真撮影をしながら、プランに従って走行した。しかし、この日の天候はベストでなかった。晴ではあったが今年一番の黄砂、周辺の山々がぼやけていた。おまけにコースの前半で強い南西の風に悩まされた。 コースの後半に入って追い風、ホッとしたそのときに目に入ったのがヤナギの新緑。風に揺らぐ緑が、こんなにきれいだったとは知らなかったという想い・・・鏡山公園での桜の宴が遠い彼方にあった。
2006年04月12日
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東広島市の中心部が収まる西条盆地では、平地がドーナッツ状に広がる。真ん中に鏡山と二神山という低い山が並び、両山に挟まれた鞍部には広島大学東広島キャンパスが建つ。盆地の周辺の山裾には複雑な出入りがあるので、それを適当にかすめつつ、およそ「円形に」サイクリング・サーキットを設定したいと思った。しかし、ひどいアップダウンを避けるとか、わかりやすい道を選ぶとか、「酒蔵通り」を入れようとか、いろいろな条件を挙げていくと、結局、図のようになった(走行距離は約25km)。 この提案はサーキットの基本ラインを示したもの。私の知っている範囲でも、自転車に適したたくさんのバリエーションルート(裏道とかいう)が可能だ。それは各人の関心であれこれ探検してみるのがよいと思う。(なおご興味のある方は、より詳しいコースの説明やポイントになる交差点の写真、あるいは区間距離を記載した、自転車散歩第10章を参照してください。) コースの特徴(地図を見ながら) 1から4はサーキットの東縁で、目立った特徴が少ない(裏へ入れば別)。東広島駅や国道375号周辺は新興開発地。1から2あたりに急なアップダウンがある。 4から5では道の両側に造り酒屋が並ぶ。裏にまわれば、なまこ壁も・・駅をすぎてから6までは旧市街が続く。 6から先は家が少なくなって、田園風景が広がる。風がなければ、鏡山を眺めながら、のんびりサイクリング。 7から8、地図の東山あたりは、アップダウンが続く。だが林や森が多く気分がさわやか。その後眼下に水田が広がり、向こうの小高い丘にエルピーダメモリの巨大な工場が見える。 9に向かって急降下があり、今度は古河川の清流に沿って快適なサイクリング(ただし護岸あり)。 10から大きなアップ、そしてダウン。11前後は広島大学の下に当たり、学生アパートが多い。その後、運動公園を目指して急登する。 12の交差点からゴールの1へは緩やかに上っていくが、両側に水田が多い。三永水源池は林に埋もれて見えない(三永水源池が見えるのは、2,3間の最高点でのみ)。
2006年04月11日
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いずれのイチゴも去年から登場している常連さん。 花の大きいほうが、ある時庭の隅に現れた素性のはっきりしないイチゴ。果実はやや小振りだが味に遜色ない。ランナーをあまり出さずに、なんとなく増えている。 花が小さく、パッチリしているほうは、種から育てた四季成りイチゴで野生っぽい。古株になると、味がよくなると言うから今年は楽しみですね。
2006年04月10日
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ソメイヨシノより2,3日早めの開花。サクラにもミドリを帯びた白い花があるかもしれないが、幹の様子はどう見てもサクラでない。 あれこれ調べたところでは、スモモが一番近い。最終的に果実で判断したいと思う。 逆光で暗い中、花が可憐だったのでアップした。
2006年04月09日
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人様はサクラ、サクラとかしましいが、密かにわが世を謳歌している野草もある。 最近のことのように思うのだけれど、ご近所の田んぼやあぜ道に白い、小さい花がびっしり咲いている。それも放置された田んぼというわけでない。 近づいてみると、ナズナ(ペンペン草)らしい。「らしい」というのは、乾いた場所では例の三味線のバチ形をした実がたくさん成っているのだが、水でびちょびちょの場所では実ができていない。 子どものころの記憶では、ペンペン草が生えていると言えば、「耕地が荒れている」を意味した。
2006年04月08日
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当地でもソメイヨシノが咲き出したし、レンギョウ自身もピークを過ぎて、急速に関心が薄れているかもしれない。 だがたくさんのレンギョウを見て、どうも2種類が植えられていることを知った。上の写真は少数派のほう。花の色が、同じ黄色でもクールな感じ。それに花がやや疎らで、わずかながらうつむいている。 これがシナレンギョウなの?それともレンギョウの中の1品種?
2006年04月07日
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生化学にヒントを得た壁紙デザインの3作目。 これを見て、2月22日に説明した、「鳥の羽の形」をしたグルコース(ブドウ糖)のリングを思い出された方もあるだろう。そう、変形した6角形はグルコースをイメージしたものです。 では、今回の「ナメクジ(気持ちよくない連想だが・・)の角」に似た部分はなに?むろん、これにもちゃんとした生化学的な意味が含まれている。 グルコースは、多くの生命にとって、中心的な役割を演ずる物質。エネルギーの源になるだけでなく、体を構成する物質の原料にもなる。グルコースは、果実の甘味や砂糖、デンプン、グリコーゲンに含まれている。セルロースもグルコースからできているが、これは消化できない。 グルコースは細胞内で、まず「ATP」によって「活性化」される(ATPは生命にとって重要なエネルギー輸送物質)。実は、「角」は活性化されたグルコースに付いた「リン酸」をイメージしている。
2006年04月06日
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調べてみると、ちょうど1年前に、同じアネモネをアップしていた。(2005年4月4日)ただその時より、「菊咲き」のふれ込みにふさわしいかな? チューリップやワスレナグサの緑が、ぐんぐんその面積を広げてくる時季になると、アネモネの真紅がことのほか目にしみる。まだ最盛期に入ったわけではなく、2,3番花といったところ。 咲いたばかりで、雄しべがまだ寝ている。虫が訪れた形跡もない。
2006年04月05日
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鏡山公園のオトメツバキが咲き出した。 オトメツバキが珍しいわけでない。だが今年の意識では、その花の端正さに心を動かされた。 色彩に注目したのではない。写真の花は日陰にあった。中心は受け口で愛らしく、周辺は反り返って憎らしく・・
2006年04月04日
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今日は快晴。陽射しが急に暖かくなったので、ソメイヨシノの蕾がふくらんでいるでは?トップのコブシはもう咲いたかもしれない。家の周囲では鳥の声が賑やかになった。 さて写真の花は、ある小さな花壇で見つけたもの。どなたかが好意で植えたのだと思う。簡単に名前が分かるつもりだったけれど、そうはいかない。 花びらの輝きは、キンポウゲのよう。しかし花の大きさも、花びらの数も、葉も違う。花の雰囲気は、クリサンセマム・ムルチコーレに似ているが、これも花びらの数や葉が異なる。 お分かりの方は教えてください。
2006年04月03日
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雨。家から聞こえる範囲でウグイスが鳴いていた。やっとこちらまで縄張りを広げたようだ。去年と同じくらいと思う。ヒバリのほうは、家の前の電線で毎日、囀っている。 オダマキを取りあげたが、庭植えは最初の葉っぱがやっと出たくらい。とうぜんのごとく写真は、温室育ち。ウィンキーダブルという品種は知らなかったけれど、色が渋くて、上向きに咲くのが見やすい。 とうぶん楽しませてもらって480円(ポット仕立て)は安い気がした。
2006年04月02日
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ヒュウガミズキは古くから庭木に多用されたようだ。そして栽培も容易という。 だが、仙人にとって、その花は写真にしにくい。長らく敬遠していたが、今回上の形に。 「ヒュウガ」と言うから、本来の野生地の科学的認知は「日向」が最初かと思ったら、どうもそうではないらしい。伊勢の菰野山と丹後の宮津港付近の山地だったという。
2006年04月01日
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