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「こんにちは、よろしいですよ、私は60歳の主婦素子です、よろしくお願いしますね」「僕は23歳の会社員栄治です、よろしくお願いします」「僕は小学6年生の稔です、わからないことが多いので参加しています、いろいろ教えてください」「丁寧な紹介ありがとうございます、僕は40歳です、いろんな仕事をしていま契約社員です、よろしくお願いします」掲示板に幸夫という男性が入ってきて少し緊張気味だけど、「いろんな仕事をして」という文言に興味を持った栄治が尋ねてみた。「幸夫さんはどんな仕事をされたんですか?」「金融業や運送業や他にもいろいろですよ」「僕は社会人になったばかりだけどなんだかお金儲けがイヤになって転職を考えているんです」「僕も同じ気持ちでいろいろ転職してきましたよ」「それで何かわかったんですか?」「お金がないと生きていけないってこと、それに・・・」幸夫は続けて答えた。「お金儲けをしない社会なら仕事が楽しくなるってね」「へ~、仕事が楽しくなるんですか?」「そうですよ、罪悪感が無くなることが大きいかもしれませんね」「罪悪感ですか?」「いろんな罪悪感がありましたね」「そう言えば『お金儲けが悪いんですか?』という言葉を思い出しましたよ(笑)」「お金儲けのために心を痛めることは多いですよ」「そうなんですか」「保険会社のことを書きたいけど、いまは資源の無駄という話題に参加しようと思って参加しました」稔も幸夫の「仕事が楽しい」というコメントに興味を持った。栄治が「仕事がつらい」と言ってたからだ。そこで稔は幸夫に尋ねた。「幸夫さん、資源が無駄にならない方法があるんですか?」「ありますよ、お金の要る社会では難しいことだけどね」「それはなんですか?」「完全循環型システムを作ることなんです」「完全循環型システムですか?僕はよくわかりません」「インターネットで検索してみてごらん」「はい、さっそく見てみます」稔は聞きなれた「循環型社会」で調べてみた。ウィキペディアでは「循環型社会とは、有限である資源を効率的に利用とするとともに再生産を行って、持続可能な形で循環させながら利用していく社会のこと」とあった。「あの~循環って同じ資源を何度も使うってことですか?」「簡単に言うと、そうですよ」「すごいじゃないですか」「それがいまのお金の要る世界では難しいんですか?」「そうですね、すべてはお金が原因だからね」「でもお金を使えば出来ることなんでしょ?」「ところが誰もお金を使うことを嫌がるんですよ」稔はこんなに良いことがなぜ難しいんだろうと疑問に思った。
2016年09月30日
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稔は学校で習った「労働者」の意味が混乱していたんですね。厚生労働省のHPではこのように書かれています。「労働者とは、職業の種類を問わず、事業に使用される者で賃金を支払われる者をいいます。」と。だから稔は高齢者は働く人とは思っていなかったんですね。そして新しく参加してきた幸夫という男性。みんなは資源の無駄の話をしたばかりだったので、なにか良い話しが聞けるのかもしれないとチョット興味津々になっています。お金の要る社会システムとお金のない社会システムと大きな違いがますますわかってきます。
2016年09月29日
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あらためて稔は聞いてみた。「やっぱりお金が儲からないと農業もやっていけないんですね」「そうよ、生活費が要るからね、だから兼業農家が多いの」「兼業農家って?」「家族の中で農業以外のお仕事をしてお金を稼いでいる農家のことよ」「あ!そっか~、お年寄りは生活費を稼がなくても良いから安心して農作業をしているんですね」「そうね、年金収入もあるからね」生活費を稼がなくても安定した生活が出来るのならボランティアでも良いじゃないか?稔は自分がボランティアをしたことを思い出した。「僕だってお金を稼がなくても良いから安心してボランティアが出来たんだ」と。お金を稼がなくても生活が出来るのならお金のない世界は出来ると思って、稔は栄治のことを思い出した。「栄治さん見てますか?」「見てるよ」「栄治さんはお金の要る世界とお金のない世界とどっちが良いですか?」「もちろんお金のない世界だよ、でもねまだお金のない世界が想像できないから怖いよ(笑)」「僕はなんだかワクワクするよ(笑)」栄治は稔に聞いてみた「どんなことを想像するの?」「お金のない世界ってなんでもタダでしょ?」「そうだね」「欲しくても買ってもらえなかったおもちゃやゲームのソフトも自由に使えるよ」「そこなんだよね~、怖いのが」「どういうことですか?」「なんでも努力しないで欲しいものが手に入ることとたくさん作って資源が無駄に使われないかってことね」そこへ素子がコメントを入れた。「たしかに欲しいものが簡単に手に入れると努力をしないようになるだろうけど、物への執着がなくなって良い面があると思うわ」「あ~、そういう面も考えられますね、納得です」「そういう考え方もあるんですね」と稔も納得してコメントを入れた。「あと、資源が無駄に使われないようにしないとね、なんでもタダだったら使い捨てが当たり前のようになってしまう気がするよ」と栄治は不安を語った。そこへ一つのコメントが入ってきた。「こんにちは幸夫(ゆきお)と言います、お邪魔して良いですか?」
2016年09月28日
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稔は農家ではお年寄りが働いていることは知っていたが、こんなに平均年齢が高いとは驚いた。お年寄りがなぜ若者が嫌う仕事をしているんだろう?何の見返りを求めないで頑張れるのはなぜ?ご先祖さんが守り続けたことを継承しているの?自分がやりたいことをやっているだけ?お金の要る世界では交換のシステム。お金がないと欲しいものと交換できないから。だから損得勘定が要るのでしょう。お金のない世界は交換する必要のない世界。自分がやりたいことをするだけ。それが想像できるまでには時間がかかりそうです。そろそろもう一人参加しそうです。
2016年09月27日
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稔はボランティアの素晴らしさや大切さは体験して理解していた。しかし、ボランティアしか存在しない社会なんてあり得るのか疑問だった。人生経験豊富の素子に質問してみた。「素子さん、僕は経験不足でよくわらないんですけど、ボランティアだけで大丈夫ですか?」「人生経験は稔君より多いけどボランティア社会はいままでなかったからね、私なりの意見だけど大丈夫だと思うよ」「どうしてそう思うんですか?」「それはね、私の実家が農家なの、野菜やお米を作っているのよ」そこでコメントが終わっていた。稔は「どうしたんですか?」とコメントを書いて心配していたら「ごめんなさいね、主人が帰ってきてご飯の支度をしなきゃならないの、出来たらインターネットで農家の働く年齢を検索してみてね」「はい、わかりました」稔は安心した。稔は農家の働く人たちの年齢を調べれば何かが分かるんだと思って検索してみた。農林水産省のHPで調べると平均年齢が67歳とあった。稔は小学5年生のとき社会科で食料自給率や農家の高齢化の話は習っていたがあまり記憶に残ってはいなかった。学校の宿題を済ませお風呂からあがってパソコンのスイッチを入れてみたら、すでに素子がコメントを入れていた。「さっきはごめんなさいね、主婦の仕事もしなくちゃいけないから(笑)、ところで検索してみましたか?」「はい、僕も宿題とお風呂を済ませてきました、農家の年齢は平均で67歳と書いてありました」「農家の高齢化は知ってるよね?」「はい、5年生のとき習いました」「農家のお年寄りはお金を稼ぐという気持ちはないのよ、野菜やお米が出来るように働いているの、自分たちや他のみなさんに食べてもらえるようにね」「そうなんですか?」「でもね、お金の要る社会でしょ?損してまで作りたくない農家が増えてきたの、だから作らなくなった田んぼや畑が増えているの」「そっか~、お金が儲からないと作れないんですね?」「そうなの、お金儲けのために作る人が増えてきたの」稔はチョット考えてみた。お金のない世界になったら農家の人も安心してお米や野菜を作ることが出来るんじゃないか?日本の食糧は平均年齢67歳のお年寄りが作っているという現実。67歳といえばお金儲けの労働社会から卒業した人たちである。稔は働くことの意味がわからなくなった。
2016年09月26日
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お金のない世界が本当に素晴らしい世界なのか?イメージ出来ない。今の社会では誰もボランティアは仕事だと思っていない。それでも素子さんはボランティア社会は出来ると言う。その根拠は何だろう?
2016年09月25日
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「生産って必要とする人がいるから作るんでしょ?」と素子に質問を書いてみた。「そうよ」「日本では物があふれていっぱい余ってるって聞いたことがあるよ」「でもね工場は作り続けないとお金が入ってこないのよ」「余ってるのに作り続けるの?」「それはね外国に輸出して売ってるの」「そうなんだ」稔は納得したけど世界が一つの家族と考えれば疑問が起きた。「あの~もう一つ質問して良いですか?」「どうぞ」「社会勉強で輸出する車の船積みを見に行ったことがあるんです、すごいなーって思ったけどこれだけたくさん運ぶのなら現地で作れば良いのにって思ったんです」「自動車会社が世界に一つしかないのならすべて現地生産するでしょうね」そこへ栄治がコメントをはさんだ「会社がいっぱいあって競争するから仕方がないんだと思うよ」稔は栄治に聞いたみた「栄治さんは売り上げを上げるために働いているんでしょ?」「そうだよ」「売り上げを上げないとどうなるんですか?」「給料泥棒と言われたくないから辞めるだろうね」「給料泥棒ですか?」「会社で働くためには会社が儲かるために働かなきゃいけないんだよ、会社が儲かっていないのに給料だけもらうのはつらいよね」稔はお金の要る社会での大人の大変さが分かったような気がした。稔はお金の要る資本主義社会という言葉を検索してみた。<資本主義社会は、まず第一に商品生産者の社会である。各人は生産手段を私的に所有し、私的労働の産物である商品を相互に等価で交換する。>「僕調べてみたんです、お金の要る日本では資本主義社会って言うんですよね、やっぱり交換って書いてありました」「そう?よく調べたわね」「物々交換がなくなればお金もなくなるって言ったよね?」「そうよ」「じゃあ、働くという意味が変わるの?」「そうね、変わるわねお金を稼がなくても良いんだからね」「僕、学校でボランティアというのに参加したことがあるんです、ゴミ拾いとか老人ホームでの演奏会とか、それを思い出しました」「そう、えらいわね、ご褒美はお金ではなく誰かが喜んでくれることでしょうね」「はい、それを思い出したんです」稔はお金のない世界はボランティアの世界だと思った。でも、「ボランティアだけの社会なんて出来るのか?」なぞは深まる。
2016年09月24日
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資本主義社会は消費が多いほどお金が流通し、生産が多いほど会社員の収入が増えて、国に入る税金が多くなります。だから大量生産、大量消費が理想的な状態です。国が低所得者層に臨時福祉給付金というお金を支給するのも消費を促すためですね。稔君の疑問は「物は何のために作られているんだろう?」自分の未来を考えるきっかけが借金だったけど学校では教えてくれない話題が次々と。
2016年09月23日
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稔は新しく参加した栄治のコメントに興味があって聞いてみた。「栄治さんはお金を稼ぐことに疲れたって言われましたけど、どう言うことですか?」「僕は大学を卒業して大手の会社に就職したんだけどね、売り上げを上げるために働かされているって感じで、なんだか自分らしくない仕事をしている違和感を感じたんだよ」そこで主婦の素子が「そうよね、会社に入れば会社が儲かるための労働が義務付けられるからね、この社会の当たり前のことなんですね」「そうなんですよ、僕の先輩なんか売り上げが少ないからって、あたかも仕事をしていないかのようにイヤミを言われて転職を考えているんです」「こんなに景気が悪いと転職するにも希望の仕事は見つかりにくいわね」稔は素子に聞いてみた。「お金のない社会だったらお金を稼がなくても良いんでしょ?」「そうよ」「だったら、働かなくても良いってことですか?」「働きたくない人は働かなくてもいいけど、働きたくなる社会になるのよ」「どういうことですか?」またまた稔は疑問が増えてきました。働いても働かなくても良いなんて。「稔君はお家の中で働いたことがあるでしょ?」「え?子供は働かないでしょう?」「誤解しないでね、稔君はお家の中でお父さんやお母さんのお手伝いをするでしょ?」「はい、それなら毎日やってますよ」「自分の周りの人の役に立つことを働くって言うんですよ」稔は働くことはお金を稼ぐことだと思っていた。お金を稼ぐためには仕事を探して働くことだと思っていたのだ。「あの~、僕のことで言われたらよく分かったんですけど、栄治さんのように大人の人はどうなるんですか?」「以前にも言ったけど、世界が一つの家族として考えれば分かりやすいかも知れないわね」「あ、そうでした」稔の頭の中では理解が半分不安が半分あるようです。「あの~、さっき働かなくてもいいって言われましたよね、働かない人が多かったら困るんじゃないかって思うんですけど」「ぜんぜん困らないわよ」「どうしてですか?」「生活に必要なものを生産して生活に必要なサービスがあればいいんでしょ?」稔はわかったようなわからないような気分です。「あの~もうチョットわかりやすいようにお願いします」「では、電気・ガス・水道・着る服や野菜や魚などの食料、車や電気製品、学校や病院、遊園地公園などいつでも使うことができれば良いわよね」「はい、それならわかります」「いま、稔君は生活するのに困ってることはあるの?」「いえ、無いです」この話題は何を意味するのか?生産って何だろう?売り上げって何だろう?稔はもうチョット聞いてみたくなった。
2016年09月22日
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新しい人が参加してきました。23歳のサラリーマン、栄治(えいじ)と60歳の主婦、素子(もとこ)です。社会に不満を持つ人は多いです。「このままじゃいけない」って。自分だけの幸せは続かないんですね。類友ですね。同じように考えている人は寄ってきます。日ごろの不満の原因は何なのか?自分の考え方を変えるだけでは解決しない。モヤモヤ感がぬぐいきれない。誰かの一言で世界が変わるように知恵を出し合うことで何かが起こる。自分の経験や知識を活かすことは楽しいです。自分らしく生きるってそう言うことかもしれませんね。
2016年09月21日
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稔は12年の短い人生でも世の中の常識はわかっているつもり。お父さんが家族を養っていること。お金があるから生きていける安心感。今までになかったお金のない社会。いや、「お金が存在しない原始的時代に戻ってしまうのか?」稔の頭の中はまた混乱してしまった。「すみません、僕の頭の中が混乱してよくわからないんです。よくわかるように教えてください。お金のない社会ってどんな社会ですか?」「そうねえ、君は家庭の中でお金のやり取りをしないでしょ?」「はい、しません」「なぜお金のやり取りをしないの?」「それは家族だからです」「家族は何人いるの?」「家族は両親と妹と4人です」「地球が一つの家族だったら?」「あ!」稔は何かに気がついた。稔は宇宙に興味を持った時期があった。地球は太陽の周りを回る青色の惑星であることも知っていたし、地球は【宇宙船地球号」という名前も好きだった。稔は続けて質問をした。「地球の上に住んでいる地球人を一つの家族として考えるんですか?」「そうね、そのように考えたほうがわかりやすいわね」「70億人以上の家族って一度も思ったことがないです」「宇宙空間から見ると地球って小さな惑星よ」「そうですよね」稔はなんだかワクワクしてきた。それは夏休みの一人旅行を夢見ていたのだ。「一人でも旅行できるじゃないか」と。「ねえ、旅行だって自由に出来るんでしょ?」「そうよ、運賃も食事も泊まる所もみんなタダだからね、ただし両親のお許しは要るわね(笑)」「わーい!いろんな冒険だってできるんだ」稔は国の借金のことなんかすっかり忘れていた。そのとき「すみません、突然割り込んでしまいました、お二人の会話をしばらく傍観していたんですが、僕も興味があるので参加させてください」「いいですよ、僕は稔と言います、小学6年生で12歳です、よろしくお願いします」「僕はお金を稼ぐことに疲れた23歳のサラリーマン栄治(えいじ)です、よろしくお願いします」「申し遅れましたね、私は60歳の主婦素子(もとこ)です、よろしくね」稔はなんだか仲間が増えてきたことに不安から解消された。
2016年09月20日
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学校で教わったことのない世界。父親の教えが否定された気持ち。子供ながらに信じていた常識が壊れた感じ。稔君はどうなるんでしょうね。まだ経験したことのない世界は?借金を返さなくてもいい社会だったら?稔君の疑問を解決する方法は?未知の世界はワクワクするけど不安です♪不安はどうすれば解消するか?それは同じことを考える人が居ることです。仲間は心の支えにもなりますね。
2016年09月19日
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「物々交換が無くなったら」というフレーズが頭の中を占領してしまった稔は「当たり前のこと」が揺らいでしまった。世間では【常識】と言うが。稔は頭の中を整理しないと前に進めないと思った。「え~っと、最初は何だっけ?」国の借金は僕たちが大人になっても返さなきゃいけない。借りた覚えのない借金をなぜ払わなきゃいけないの?借金を返すために重税を課せられて生活が苦しむなんて許せない。お金は人を幸せにしてくれると思っていたのにお金のために苦しむのは変。お金の大切さはお金がないと何も出来ない社会だからと言うことはお父さんの教えでわかった。親から教わったことが当たり前だと思っていた。学校で習ったことは「お金が出来たおかげで物々交換をしなくなり、お金はいつまでも保存が出来る便利な道具です」と。だから物々交換はしなくてもお金さえあれば何でも交換できると思っていた。それなのに「物々交換が無くなったら」と言っている。そのコメントを書いた人に聞いてみようと思い「今の社会は物々交換じゃないでしょ?」と書き込んでみた。しばらくして返事が返ってきた。「お金は物々交換を便利にするために作られたものですよ。物と物を交換するには不便だから信用のあるお金と言うものが交換するモノに変わったんです」たしかに人間社会では自分が欲しいものは自分が持っているものを手放して他人のものと交換しなければ何も手に入れることが出来ない。お父さんに教わった「お金がないと何も出来ない」ってことは「お金がないと何も得ることができないってことなんだ」稔は納得した。そして稔は改めて聞いてみた「物々交換が無くなったらなぜお金は無くなるんですか?」と。「物々交換を便利にするためにお金があるでしょ?物々交換が無くなればお金は必要ないんですよ」「じゃあ、お金のない社会が出来るんですか?」「ええ、そうですよ」稔は衝撃を受けた。「そんな、この世からお金が無くなるなんて」そして「お父さんの仕事はどうなるの?」
2016年09月18日
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自分が思っていたシナリオが変わってきましたよ。(笑)主人公が稔君一人になっています。いろんな世代の男女がそれぞれ自分の人生を語る予定でした。稔君の気持ちになって世界を見ると稔君の目線でシナリオが出来上がってきます。それでも良いですよね♪小説として成り立つのかどうか?わからないけどね。下書きのつもりで書けば気が楽と思って書き続けているけど、文章にするということは難しいです。「小説はこうあるべきだ」という常識から外れているかもしれない。それでも小説として楽しんで読んでもらえれば小説と言えるよね。そう考えると「人間社会はこうあるべきだ」という常識も今の社会を見て常識外れを考えてみるのも良いと思う。お金の存在が人間の行動をコントロールしてくれる。お金を無くすと人間が勝手気ままに生きるから混乱する。そう思う人も多いです。性善説や性悪説の話題が持ち上がるのもよくある話です。世の中の常識が間違っているとしたら?世界平和の実現にはどんな常識が必要なんでしょうね?
2016年09月17日
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稔は「大人も子供も夢や希望の持てる世界は出来ないの?」と思った。そう言えばお父さんからこんなことを言われたことがあった。それは「お金がないと何も出来ないからお金は大切にしなきゃいけないよ」と。「やっぱりお金は希望や夢を叶えるために必要なんだ、だから経済を活性化させてみんなにお金が行き届くようにしているんだ」それでも「お金がないと何も出来ないって変じゃない?」という疑問も湧いてくる。その疑問をインターネットで検索してみた「お金がないと何も出来ないって変じゃない?」と。そうすると「はっきり言って世の中は金です」「お金があれば大抵の事が出来ると言えますよ」「物々交換や善意のみでは生活できないよ」「お金が安心や信頼をもたらしてくれます」「お金(仕事)がないと結婚もできません」なんとお金の大切さを力説するコメントが多い。すごかったのは「人間は動物と違ってお金というものを使って文明社会を作ったんですよ」とお金を使う人間の素晴らしさを強調していた。人間が動物より優れているって学校で聞いたことはあるけど、「本当にそうなの?」と言いたくなった。それは「地球をこんなに壊して住みにくい環境を作ったじゃないか」「お金がないと何も出来ないなんてやっぱり変だよ」と。稔は「大人の人でも僕と同じように疑問を持ってる人はいるんじゃないかな~?」と期待しながらいろんな掲示板を捜し求めていると「物々交換が無くなったらお金は無くなるよ」というコメントが目に入りました。この世の中はお金のおかげで物々交換から開放されて便利な社会になったと教わってきたのに。「物々交換が無くなったら」と言うことは「今の社会は物々交換の社会なの?」と新たな疑問が湧いてきた。
2016年09月16日
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予期せぬ展開になってしまいました。(笑)誰に相談するまでもなく多くの書き込みを見て大人の考え方にショックを受けてしまいました。目的地へたどり着くために何が必要か?頭の中で整理しながら次のシナリオを考えないと混乱しますね。あらかじめ登場人物を決めましたがどんな状況で出たらいいのか?12歳の男の子に助言を与える立場なのか?これ以上考えないほうが良いとさとすのか?失望してしまった気持ちをどうやって希望の持てる気持ちになるのか?「同じ気持ちの人はいるに違いない」それがこれからのキーワードでしょうね。希望の光が射してる♪
2016年09月15日
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稔は日本の未来についてネットサーフィンをやってみた。多くの人は悲観的に未来を見つめているようでした。ある掲示板を見ていると「ここまで膨らんだ借金は返せるはずないよ」「収入以上に支出が多い政策はいつまでも変わらないです」「政府のお金の使い方が悪いんだよ」国の政策批判の書き込みが目立つことにうんざり。稔の頭の中ではいろんな言葉が頭の中で駆け巡っていた。「大人が未来を悲観的に思うんだったら子供が不安になるのは当たり前だよ」「やはり借金が原因なんだろうか?」「今の大人がこの社会を良くすることが出来ないのに未来の大人が良くすることなんか出来ないよ」「じゃあ、日本の未来を良くするために何をすれば良いんだろう?」と思い検索してみました。日本企業が世界との競争で勝つこと、経済的に豊かになること、経済成長を続けること。なんだか恐ろしい気持ちが湧いてきた。「競争を続けないといけない」「奪い合いに負けてはいけない」知ってはいたけど生きるために必要なことだと思うと身震いがしてきた。「だから子供のころから競争を教えてきたんだ」「自分が勝つためには相手が負けること、相手が失敗することが良いことと教わってきた」「お父さんもそういう世界で働いているんだ」お父さんのことが可哀想に思えてきた。お父さんが僕たち家族を養うために競争に負けないように戦っている。稔は涙が込み上げてきた。お金は人をしあわせにしてくれると思っていた。人はお金を求めて競争をしている。競争で勝てばしあわせになれるけど、競争で負ければ・・・・。稔はこの社会が怖くなってきた。家のローンの借金は返すために努力しているけど、国の借金は誰も考えようとはしない。稔は借金より大人の社会に不安になっていた。
2016年09月14日
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△+□=100答えは100とわかっていれば△も□も自由に変えることが出来ます。これは人生でも同じことが言えますね。夢が実現するために必要なもの。△に何が入るのか?□には何が入るのか?それは自由に変えることが出来ます。結末がわかっている小説も同じですよ。稔君はどんな行動をするのか?お父さんに相談するか?相談するならメールで相談するのか?それとも直接会って相談するのか?結局お父さんの意見を聞かないで会ったこともない人に相談する。違った環境の人の意見を聞きたかった。チョットした行動を変えるだけで未来はどうにでも変えることが出来るんですね。稔君はお金の素晴らしさはわかってる。そのお金で人が苦しむのが心苦しい。さてそのモヤモヤはどうやって晴らすのか?
2016年09月13日
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稔の頭の中には借金の二文字が住み着いてしまった。借金をどうすれば良いのか?自分の将来がどうなるのか考えるようになります。「そうだ、お父さんに相談してみよう」と心の中でつぶやいてみたものの「どうせいつものようにお金の大切さを力説するんだろうな~」と諦めてしまった。とりあえずお母さんに聞いてみようと思った稔は台所へ向かった。「ねえ、お母さん気になっていることがあるんだけどね」「なあに」「僕んちも国の借金を返してるの?」「え~!そんなこと考えたことないわよ」「どうして?」「家のローンなら我が家の借金だけどね」「そうなの?」「確かに税金を増やして国の借金を埋めるみたいね」「あ!そっか~」稔は何かに気が付いたようです。「消費税を上げるって言ってたけど国に収めるお金を増やして借金を返すことなんだ」「そうね、国の借金も家の借金も国民の生活が苦しくなるのは確かね」お金があれば行きたい所にも行けるし欲しいものが自由に手に入るからお金は便利なものなのに、どうしてこんなに苦しまなきゃいけないのか疑問は広がっていった。「こんな難しいことはインターネットで多くの人の意見を聞いてみたらどう?」お母さんもどう説明すればいいのかわからず稔に提案してみた。稔の部屋には中古のパソコンがインターネットに繋がれていたのだ。学校の授業でパソコンを使うことがあり、稔は中古でいいからと買ってもらっていた。「インターネットで質問したら多くの人の意見も聞けるよね」さっそく自分の部屋に戻った。机の前に座ってパソコンの電源を入れながら「さあ、どんな所で何を質問したらいいんだろう?」稔は不安だらけであった。
2016年09月12日
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希望稔君という小学生の疑問から始まった小説。これから先が難しい。稔君の活躍を他人の目線で書くのか?稔君自身になって自分の事として書くのか?ブログのように書ければ良いんだけどね。ボチボチ頑張りましょう♪稔君は自分の将来のため家族の将来のためそれを考えるようになります。
2016年09月11日
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「僕も借金してるの?」「僕も借金を返さなきゃいけないの?」この物語は「国の借金は国民が返す」「次の世代に借金を残さないように」テレビの報道番組を見ていた小学6年生の男の子の疑問から始まりました。男の子は希望稔というごく普通の男の子。父親は証券マンで転勤が多く単身赴任です。お母さんは中学の教諭で妹は小学3年生。庭付きの一戸建てで郊外に住んでいます。稔は幼いころから父親の持論を聞いてきた。「お金は社会を良くするためにあるんだ」と。ところが「まだ働いてもいない子供にも借金のために苦しむなんて」「大人が言ってることは変じゃないか?」心の中でモヤモヤしたものが湧いていました。社会の時間では担任の先生に「お金は社会が良くなるためにあるってお父さんから聞いたのにどうしてお金で苦しむ人が多いんですか?」と聞いてみた。「それはね、国も国民もお金の使い方が良くないんだと思うよ」と先生は言ったけど稔の疑問は解けなかった。むしろ、これ以上聞いたところで自分を納得させてくれる答えは期待できそうになかった。とにかく借金をしたことのない借金を返さなければいけないことに憤慨をしていたのだ。
2016年09月10日
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小説を書くのは至難の業ですね。書き始めがまったくわからないです。まるで真っ白いキャンパスに最初の筆を下ろすみたい。怖いです。(笑)古い世代の人を中心に書くのがいいか?未来世代の人を中心に書くのがいいか?それを考えていたら12歳の少年を中心にしたとして12歳の少年が世界を変えることが出来たら?そう思って考えていると「自分が変われば世界が変わる」と言う言葉を思い出しました。12歳の少年が「僕でも世界を変えることが出来るかもしれない」と思い込んでしまう。「僕が変われば世界が変わる」を実践してみたくなるんです。そこで世の中の現実を知るためにいろんな世代の人の意見を聞かなくてはいけない。それで中古のパソコンをお小遣いで買ってインターネットを活用して・・・と考えていたら「ペイ・フォワード」という映画を思い出しました。ペイ・フォワードとは自分が受けた善意をその人に返すのではなく別の3人に善行をするという話です。小説では個人的に善行をするのではなくインターネットで世界を変える話にします。サブタイトルは<「僕が変われば世界が変わる」ってホント?>でも良いかもしれないね。それにしても悩みます。書き出しはどうしましょう?12歳の少年をメインに書き始めます。その少年は両親と妹と4人家族です。お父さんは証券会社勤務で単身赴任です。
2016年09月09日
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小説が映画化されることは多いですよね。いままでいろんな映画を見たけど見る前から結果は結構わかるものです。小説も映画も興味があるのは経過です。「どんなことがあったんだろう?」って。登場人物も結末も決まっているとしたら?いろんなことがわかってきますよ。登場人物の設定でシナリオが変わり登場人物の生き方考え方で世界が変わる。と言うことです。物語の始まりが小学生の男の子だったら?年老いた主婦だったら?そして好奇心旺盛の前向きの性格だったら?または現実を悲観して未来に失望していたら?未来からタイムスリップして来たとしたら?ありえそうな話か?ありえそうにもない話か?できればありえそうな話がワクワクしますよね。世界平和は実現します。お金のない世界も実現します。未来日記のようにありえる小説を作ろう。
2016年09月08日
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「この世界はどうなっていくのか?世界平和はどのように実現していくのか?自分の人生は世界とどう関わっていくのか?」これを小説にするために何が必要か?勉強中です。勉強したからってすぐ出来るはずないですよ。ね。(笑)タイトルは思い付きでとりあえず「人生と世界」と名付けました。タイトルの人生とは?今を生きる一人ひとりの人生です。すべての個人が世界を作っています。個人が世界にどう関わっているのか?小説の中では他人の出来事は自分のように感じるんです。他人の疑問も「あるある」と頷けるんです。普通、主人公は一人で他人は脇役だけど。登場人物5人はすべて主人公。それぞれの立場での人生を見つめてみたい。それぞれの主人公は・・・・12歳の男子小学生・23歳の男性会社員・26歳の女性会社員・40歳の男性自営業・60歳の専業主婦です。名前を付けなければいけませんね。どうしよう♪
2016年09月07日
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この世界はどうなっていくのか?世界平和はどのように実現していくのか?自分の人生は世界とどう関わっていくのか?「小説を書いてみたら?」ふと思いつきました(笑)結末は決まっています。もちろん世界平和です。登場人物は?・12歳の男子小学生・23歳の男性会社員・26歳の女性会社員・40歳の男性自営業・60歳の専業主婦多過ぎますか?(笑)少しスピリチュアルを入れるとこうなります。登場人物には共通点があります。生まれる前にみんなが約束をしたということ。それは時期を変えて生まれるということ。それぞれの立場で社会勉強をすること。そして世界平和の実現に尽力を傾けるということ。それでも育っていくと全員忘れてしまっているんです。ところがインターネットが彼らを引き寄せます。なぜ彼らは引き寄せられるのか?それは現実社会で彼らは疑問を持つことになります。
2016年09月06日
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宇宙空間から地球を見ると何に見えますか?生き物に見えませんか?一人の人間は生き物の集合体と思ったことがあります。細胞と言う生き物の集合体。肝臓や心臓などの生き物の集合体。そう考えると地球も生き物の集合体で出来ている生き物。地球と地球人の関係を考えてみました。人間で言えば「体と細胞」の関係です。人間の体は寿命まで細胞が入れ替わります。同じ細胞は人間の寿命まで生きられない。そこでこんなことを考えてみたんです。「いま生きている人間の役割は何なのか?」地球で生きている生き物たちが地球の危機を感じて救助信号を発信して新しく生まれてきた人が地球の危機を救う。人間って自分を活かすことで誰かの役に立てることに喜びを感じます。それが地球の危機を救うことだったら?そう考えればなぜこの時代に生まれてきたのか?その疑問は簡単に解けると思う。近ごろ小説に興味を持ちました。世界平和が実現するまでのシナリオを小説にしたらどうだろうって。
2016年09月05日
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地球を見て壊れるまで待ってから作るほうが良いか?壊れる前に作る準備を始めたほうが良いか?どちらが良いのか?ある人が言っていました。「人間って本当に困らないと動かないよ」と。地球と「地球を元気にします」と約束して24年になりました。木や草とお話して「あるがままを楽しむ」って教わりました。自然よりお金を大切にする生き方。それを止めないと約束が果たせない。自然が壊れてリズムが変わってきた。人間が住めなくなったら?新しい地球が出来るのかもしれない。近ごろの気候変動はそんな予感がしますね。せめて世界経済が壊れる前に世界平和の新しいシステムを創りたいです。http://plaza.rakuten.co.jp/chienowa/5018/
2016年09月04日
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世界平和もお金のない世界もいままで多くの政治家やマスコミへ提案投稿してきました。世界中が行動すれば実現できる。そのきっかけ作りに貢献できれば。今回は「平和大使協議会」に提案投稿しました。HPより一部抜粋「平和大使協議会は、世界的危機の時代にあって各分野の平和大使が世界的ネットワークを活かしつつ、相互の協力と連携を深めながら、平和世界の実現と新しい国づくりによる日本再生を果たすことを目的として設立されました」提案投稿は下記のとおりです。 記国連で演説するとしたら そのための原稿を書いてみました。 私たちは世界平和の実現を提案します。いままで私たちは軍隊を無くせば平和になれると思っていました。なぜ軍隊が無くならないのか?軍隊を必要とする世界だからです。奪い合いや騙し合いの世界だからです。世界平和になれば軍隊は要りません。軍隊や核を無くすための努力より世界平和の実現に努力を傾けたほうが良い。そう思うのです。世界平和は「支え合い」「分かち合い」の世界です。互いが互いを必要とし助け合っているのです。それが実現するための提案をします。~~~一つ目の提案ですが、国連を中心とした国際支援団(International support group)の設立をお願いします。「国際支援団(ISG)」とは「国境なき医師団」を参考にして世界中の国と地域が参加して作られますが 国際支援団(ISG)は常時活動する団体です。設立の目的は世界の貧困や格差を無くすことです。(字数の関係で続きは↓)http://plaza.rakuten.co.jp/chienowa/5018/
2016年09月03日
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1978年から毎年8月下旬の土日にかけて恒例の「24時間テレビ愛は地球を救う」があります。もう38年なるんですね。初めのころは涙を流して見ていたもんです。素晴らしい番組だと思います。ところがこう思っている人も多くいます。「愛は地球を救うけど、 24時間テレビは地球を救わない」と。意見は人それぞれですが「愛は地球を救うはずなのに救われていない」人間が住みにくい地球になってしまいました。どうしてでしょう?お金の要る経済活動が地球を壊したんです。地球を壊して住み難くなると他の星へ移住しようと模索している。まるでガン細胞が転移するように。他の星を人間が住めるように変えるくらいなら地球を健全な状態に戻すことが大切だと思うよ。お金の要る経済活動をやめない限り健全な地球に戻ることが出来ません。なぜだかわかりますか?自然界にお金なんか存在しないからです。地球を救うためには世界平和が必然です。世界平和はお金のない世界です。愛の世界なんです。「愛は地球を救う」を実践する世界なんです。http://plaza.rakuten.co.jp/chienowa/5018/
2016年09月02日
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募金活動が社会貢献の一つになっています。お金がないと何も出来ない社会だからです。よく「お金より大切なもの」が議論されます。なぜでしょうか?このように考えたらどうでしょう?「自然界に人間はガン細胞のようなものだ」そう言う人はけっこういます。それは「自然界のリズムや生態系を壊しているから」「自然と人間は共存できないのでしょうか?」「いいえ、人間の生き方に問題が」「生き方が悪いのでしょうか?」「人間は自然界に存在しないお金を作って 自然よりお金を大切にするから」「経済優先が自然をないがしろにしたの?」「お金は便利だからあったほうが良いと思う」「いいえ、お金がないと生きていけない、 命を支えているお金が最悪なんです」「お金より大切なものは何でしょう?」「それは、お金以外すべてです」「お金はないほうが良いんでしょうか?」「お金より人や自然を大切にした方が良いよ」「お金がないと何も手に入れられない」「それは人間が作ったシステムでしょう? 生きるための資源はすべて無料ですよ」いまはお金はないよりあったほうが良いけどお金がなくても生きていける社会が良い。
2016年09月01日
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