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自分の身体のなかで、一番嫌いなところは“爪”形といい、質といい…とにかく気に入らないその主たる原因を生んだのが自分にあるから救いようがない子供の頃の爪を噛む癖…それが今のコンプレックスを誕生させていたのだ暇さえあれば爪を噛んでいた幼少時代そのおかげで、爪はつねに深爪状態気がついたころには時既に遅し爪の形は酷いものとなっていた今更後悔したところで何も始まりはしないが、今になって思うと子供のときの癖とはいえ、悔やまれてしかたないさらには、どういうわけか、大人になってから爪の質が変わったとにかく軟らかくなったそのせいか、欠けてしまうことが非常に多くて困っているとくに何をしたわけではなく、普通に過ごしているだけでも、いつの間にか欠けているほど、軟らかくそして脆い爪をしている形が悪くて、しかも軟らかい自分の爪先を見ていると、惨めな思いになってくるちなみに、今は4本の指の爪が欠けている深爪になってしまっている爪はどうにもならないにしても、爪の軟らかさぐらいは改善できると思うんだけど…一体何が原因なんだろ?何かの栄養不足とか?指先が綺麗な人を見ると羨ましくて、ついつい羨望の眼差しを送ってしまう男です
2010年03月25日
「許して!」「もうしないから!」「お願いだから、家に入れて!」窓の外から、涙混じりの子供の絶叫がこだましているその悲痛な叫び一体どれほど続いているだろうか子供の泣き喚く声が、夜の静寂を切り裂いていた子供ながらに必死になって謝り続けている声親に許しを乞うその悲痛な叫びは、自分の心のなかを激しくかき乱していたそして、胸の奥底にしまっていた遠い記憶を呼び覚ました自分の父親は、とにかく乱暴者だった子供ながらにして息が詰まるような、父親の顔色を窺いながらの生活父親から激しい暴力を受けることも度々あったその恐怖、痛みは今でも忘れることができない今、外から聞こえる子供の泣き喚く声を耳にし、境遇に重なるところを見て、幼い頃に受けた忌まわしい記憶が蘇ってきていた耳を覆いたくなるような涙混じりの絶叫そこまで我が子が許せないのなら、自分が家に引き連れてしまおうか…そんな衝動に駆られるほど、子供の泣き叫ぶ声が、自分の耳にこびりついて離れないこのまま聞き続けていると、気が狂いそうだそれもいつしか聞こえなくなり、夜の街はいつもの静寂に包まれていたきっと許しを得たのだろうその子が何をしたのか自分は知る由もないけれども、小さな子をそこまで追い詰める理由がどこにあるのだろう教育の一環なのかもしれないが、それは誤っていると自分は思うこのことによって残されるのは、心の傷だけその傷は、遺恨となって長く長く心のなかに生き続ける家を追い出され、計り知れない恐怖に怯えながら、泣いていた男の子このことがトラウマにならなければいいけれど…
2010年03月03日
毎夜、ウォーキングしている雨が降っている日、極端に疲労が溜まっているとき以外はほぼ毎日1時間強、ただひたすら歩く健康のためにも良いし、歩いているときは何も考えずにいるので、汗も掻いて、一種のストレス解消になっている今日は夜から雨が降るという予報になっていた新聞の朝刊に載っている天気予報では、雨は21時過ぎからで、その降水確率は30%とのこと今は20時まえならば雨の心配はないだろうと、仕事から帰宅して早々、急いでウェアに着替えると外に繰り出した歩き出して、しばらくしてのことポツポツと雨粒が身体に当たり始めた初めのうちは“これぐらいなら…”と、気にも留めなかったけれども時間が経つにつれ、その雨脚は次第に増してきた無理してこのまま雨のなかを歩き続けて、風邪でも引いたら元も子もない途中から引き返すことに決めたとは言え、これから家に戻るにしても、歩いて20分くらいはかかる雨は止む気配を見せるどころか、いよいよ本降りに容赦なく冷たい雨が自分に降り注ぎ、体力と気力を奪っていった着込んでいるウェアは防水用で、頭にはフードを被っているので、直接身体が濡れることはないでも、さすがに雨に打たれ続けていると、惨めな気持ちになってくる“天気予報って、当てになるようでならないな…”そんなことを思いながら、ひたすら歩き続けたようやく家のちかくまで来たときだったさっきまでの雨が嘘だったかのように、上がったのであるなんなんだろ?日頃の行いが悪いのか?いや、きっと偶然だね、偶然たまたまタイミングが悪かっただけなんだよ雨上がりの街当然のことながら、行き交う人たちの手に傘はないそんななか、自分といえば、頭のてっぺんから足のつま先まで全身ずぶ濡れすれ違った人は、なんでこの人はこんなに濡れているのだろう?と、奇妙に思ったに違いない
2010年03月01日
大好きなハンバーガーショップ『ウェンディーズ』が、12月31日をもって全店舗閉店になってしまうというわけで、二度と食べられなくなるのなら…と、暇さえあれば機会を狙っている自分今日も仕事が終わると、足を向けた完全閉店までのカウントダウンが始まっている今、どこのウェンディーズも買い求めるお客さんで大行列ができているそうけれども、自分が行くところはいつも空いている夜遅い時間ということもあるかもしれないけど…ところが、さすがに明後日で閉店ともなると、違うようだ大好物の“チリチーズフライ”を注文したら、「申し訳ありません、チリソースを切らしてしまっているので…」との返答何ィィィィィ!?チリチーズフライが好きだから、チリチーズフライが食べたいから、チリチーズフライのために、ウェンディーズに来たというのに、品切れだとォォォ!?まったく、ありえへんッ!ついにこの店にも完全閉店の余波が押し寄せてきたか皆、チリチーズフライ、好きなんだねそれにしてもショックだなぁお目当てのモノが食べられないだなんて…まぁハンバーガーも美味しいから、いいかと、気を取り直して、ウェンディーズバーガーのセットを注文んまッ!やっぱり、ウェンディーズ美味しいわ!改めて思うよ閉店が悔やまれるさらには、チリチーズフライが食べられなかったこと、もっと悔やまれる…明後日の大晦日はミッチリ予定が入っているから、まず無理となると、行くことが出来るのは明日のみチャンスあるかな?それとも、こんな形でウェンディーズとお別れですか?なんだか、至極残念、至極無念な気持ちでいっぱい…
2009年12月29日
衝撃のニュースが飛び込んできたハンバーガーショップの“ウェンディーズ”が、2009年12月31日をもって、71店(2009年10月末現在)全店舗閉店するというのだ~ウェンディーズ閉店のお知らせ~突然ではございますが、「ウェンディーズ」は、米国Wendy's/Arby's Group,Incとのフランチャイズ契約満了に伴い、2009年12月31日(木)をもちまして全店舗閉店の運びとなりました1980年5月、東京・銀座の1号店オープンより約30年間、皆様の温かいご支援のもと「パティの美味しいウェンディーズ」として営業を続けさせていただけたこと、心から感謝申し上げます営業終了日まで皆様のご期待に沿えるよう、アルバイトスタッフ、社員一同、誠心誠意努力いたす所存ですぜひ一度今月中に「ウェンディーズ」へお越しください(公式ホームページより引用)ウェンディーズに初めて行ったのは、大人になってから職場の近くのハンバーガーショップが、ウェンディーズだったのだ若干割高感は否めないものの、その美味しさに魅了され、それから足繁く通うようになった職場が変わってしまってからは、遠のいてしまったが、気が向くと足を運んでいたそれだけに、お気に入りの店の閉店のニュースには驚くとともに、ショックは隠せないここ最近は、ウェンディーズに行っていなかったなので、早速仕事帰りに行くことにした今、ウェンディーズは、閉店のニュースを知った人たちが数多く来店しているというもしかしたら混んでるかな?と思ったのだが、店のなかは誰ひとり客が居らず、意外にも閑散としていた自分が利用しているところは、都内でも、夜になると人通りが少ない場所にあるので、店内は空いていることが多いのだが…ウェンディーズ閉店のニュースは、皆にとっては大したことではないのだろうか?そんなことを思いながら、オーダーした 注文したのは、今あるメニューのなかで一番好きな“チリチーズフライ”フライドポテトに、たっぷり豆が入ったチリソースととろけるチーズがのっかったものこれが美味しいんだウェンディーズが無くなってなにが哀しいかって、このチリチーズフライが食べられなくなるから…といっても過言ではないぐらいハマッているいかにもジャンクフード!って感じなところがいいあとはメロンソーダこれ、自分のなかの定番本当はハンバーガーも食べたいところなんだけれど、夜も遅いので今日はこれだけ静かな店内で、しみじみと物思いに耽ながらいただいてますなんで、閉店しちゃうのかなぁ…ほんと残念で仕方ないウェンディーズが無くなるまで、二週間ちょっとあと何回来れるかな?そんなことを今、思ってますさよならだけど、まださよならはしないよ
2009年12月15日
寒さが厳しくなってくると、自分の身体の一部に、ある現象が起こるそれは、指先に見られる親指、人差し指、薬指…ほとんどの指先の皮膚が割れてくるのだパックリと裂けて血が滲んでいるそれらの傷を見ると、冬の到来を知るもうこれは職業病の一種なのかもしれない毎年、この傷に見舞われるひとつひとつは小さな傷でも、これが痛いのなんのって気づくと、いたるところで皮膚が割れ、今年はもう既に7つもできている仕事柄、水仕事や土を弄くったりするので、傷口のケアはなかなか儘ならない自然の治癒力に任せて、冬を過ごすこととなる塞いだかと思ったらまた割れて…その繰り返しけれども、このまま何もしないのもどうかと思い、早速軟膏を購入したこの季節、ひび・あかぎれの治療薬はいくつもの種類が販売されているが、自分が選んだのは『ヒビケア軟膏』ドラッグストアの目立つ所にてんこ盛りに陳列されていたので、よっぽど効き目があるのだろうと思ったからだくり返すパックリ割れに修復促進成分W配合のひび・あかぎれ治療薬『ヒビケア軟膏』ひび割れに直接はたらき修復する“アラントイン”と、肌細胞を元気にし内側から修復促進する“パンテノール”という、優れた2つの修復促進成分が、皮膚の外側と内側から集中的に働きかける酢酸トコフェロールが患部の血行を促進し、ひび・あかぎれの回復を早める保湿成分グリセリンが乾燥した肌に潤いを与えるジフェンヒドラミンがひび・あかぎれに伴う痒みを抑えるパックリ割れた治りにくいひび・あかぎれもしっかり治療する(商品パッケージ記載文より)読んでいるだけで、なんだかすごく効き目がありそう早速使ってみた傷口に塗りこむ、塗りこむ…軟膏だから手に馴染みやすいし、べたつかないこれで本当に効くの?って感じけれどもコレ、仕事中に塗っても無意味だろうなしょっちゅう手は水に濡れてるからねこの仕事をしている以上は、ひび割れ・手荒れはつきものこれで少しは良くなるといいんだけれど…
2009年12月01日
育てている曼珠沙華が咲いた曼珠沙華といえば、一般的には赤いが、我が家のは薄桃色以前、曼珠沙華の群生地を訪れた際、そのもの珍しさからお土産として球根を買ったのである去年は2つ花を咲かせた今年は一輪だけ花の数が減って寂しい気もするが、それでもこうして見事に花を咲かせてくれたことは素直に嬉しいピンク色の曼珠沙華と言いつつも、去年は白に近かった今年は、去年に比べたら心なしか色が強く出ているみたい妖艶でどこか毒々しい魅力を放つ赤い曼珠沙華とは違い、淡い色合いの花は可憐な佇まい同じ花なのに、色が違うだけで、まったく印象が変わるスッと伸びた茎から咲く曼珠沙華は、風に吹かれて心地良さそうにゆらゆらと揺れていた曼珠沙華を植えている素焼きの植木鉢場所を移動しようと、鉢を持ち上げたときだった突然、鉢が崩れた…!!!!!手に残っているのは、掌のなかに収まるほどの素焼きの欠片のみ手元から落ちた鉢は、庭の地面に叩きつけられて、鈍い音を立てて、ゴロリと転がった鉢は大きく砕け、土が散乱しているそのなかに、無残にも茎の折れた曼珠沙華の姿はあった今の今まで楽しませてくれていた美しい姿は、もうそこにはなかった今日開花したばかりだというのに、このありさま残酷やな…茎の途中から折れてしまってはいるが、花は無傷のようだ土で塗れた花の汚れを手ではらうと、一輪挿しにそっと活けた曼珠沙華は、何事もなかったかのように、誇らしげに咲いていた
2009年09月12日
自分は幼い頃、とにかく食べ物の好き嫌いが激しかったそれも、歳を重ねるにつれ、嗜好も変わり、だいぶ克服できたけれども、昔も今も、まったくダメな食べ物があるそれは“梅干”もともと酸味の強い食べ物が好きではないということもあってか、梅干だけはダメあの匂いからして受け付けることができないそんな梅干嫌いな自分の身に、今ある問題が起きているそれは、我が家だ母は毎年、梅干を作っている丁度今は天日干しをしている時期で、梅干の匂いが辺りに漂っているのだこれが結構、堪えます…母が作る梅干これが近所でも評判らしく、作る量も年々増えてきている八百屋から買ってきた状態の青梅のときは甘い香りで気にならないのだが、天日干しして、赤く皺々になった実から漂う匂いは梅干そのもの日中は庭に出して燦燦と降り注ぐ陽に当てている梅も、日が落ちるとガレージの中へと移動するつまりは梅の匂いが充満しているのだ仕事から帰ってきて、車にガレージを入れると、ドアを開けた瞬間に、匂いがドッと自分に襲い掛かってくる「うっ…」なんともいえない、この酸っぱさ口のなかに唾液が溢れます明日か明後日には天日干しを終えて、梅は壷の中に漬けるというから、この酸っぱい匂いを我慢するのももうしばらくのこと梅干は夏バテ防止にいい食材らしいけれど、自分はかえって匂いでバテてしまう毎年のこととはいえ、この匂い、いつまでも慣れない
2009年08月14日
人に言えないことたくさんある知ってしまったり…聞いたり、聞かされたり…ひとつ、ひとつ、またひとつ秘密が積み重ねられていく自分の胸の内に収めておくには、あまりにも荷が重い言ってしまえば少しは楽になるのかもしれないけれども言うことはできない言ってはならないことがある言えば、傷つく人がいる言えば、不安を煽る言えば、何かが起こるだから自分は沈黙をまもる深く深くに押しこめて【真理は醜いもの】(ドイツの哲学者 ニーチェの言葉より)
2009年07月02日
我が家の愛犬です相変わらず可愛いです可愛いけれど懐いていません懐いていないので、名前を呼んでも近寄ってきません無視です憎たらしいですチーズが大好物なので、チーズを見せると寄ってきます寄ってくるとチーズをあげますチーズをあげると、犬は口にします口にしたかと思ったら、一回吐き出します変なモノ食べさせていないのに…信じていないようです憎たらしいです鼻でクンクン嗅ぐと、ようやくチーズを食べますチーズを食べると、次のチーズをあげます次のチーズをあげると、ようやく手から食べてくれますチーズを食べ終わると、すぐどこかへ行ってしまいます食べ終わったら、用は無いようです憎たらしいですたまぁに犬を抱きますフカフカしていて気持ちいいです自分は気持ちいいですが、犬は居心地悪いようです居心地悪いように、身体を硬直させています身体を硬直させるだけでなく、一向に目を合わせてくれません目を合わせないので、気をひく為に耳に息を吹きかけます耳に息を吹きかけると、「ガウッ!」と威嚇してきました嫌われてますか?憎たらしいですでも可愛いです本当に可愛いんですこの愛、報われますか?
2009年04月28日
目覚めると、左頬に痛みを覚えた鏡で自分の顔を覗くと、眼の下のあたりから左斜めにかけて、5~6センチほどの引っ掻き傷が出来ていた傷みを感じるほどだから、見るからに痛々しい傷であるさらには、痛みこそないが、鼻筋にも同様の引っ掻き傷ができていたこの傷は一体どうしたのだろう?昨日寝る前には、こんな引っ掻き傷は無かったということは、眠っている間にできたということになる一体誰が…って、自分ひとりで寝ているんだから、犯人は自分しかいないかその原因はすぐに分かった自分の左手の人差し指の爪が欠けていたのであるきっと、その爪で、寝ている間に無意識に顔を掻き、それで引っ掻き傷ができたのだろう自分の爪はすごく軟らかくて、すぐに欠けたり、折れてしてしまうなんとかして丈夫な爪になりたいんだけれども…何か良い得策はないものだろうかそれにしても、顔にできた引っ掻き傷、目立つなぁ人の顔を見るたびに、「どうしたんですか?」と、皆が皆、口を揃えたかのように言う「自分で引っ掻いた」と答えたところで、信じているのかどうか…きっと変に勘繰っているに違いない
2009年04月23日
桜が満開となり、街はほのかなピンク色に染まっていたそんな景色の中を歩いていると、なんだか心が弾むふと、心地よい風が吹いたその時だったまるで春風に誘われるかのように、目の前で桜吹雪が舞った霞がかかったように、視界は舞い散る花びらで覆われるその美しい光景に見惚れて、しばし立ちすくんだ盛りを過ぎた花の散り際はなんとも切ないしかし、なぜ桜の花にかぎっては、花びらが散る光景までもが美しいのだろうはらはらと舞い散る花びら…儚さのなかに、美を感じる滅びの美学とでもいうのだろうか頭に…肩に…掌に…まるで雪でも降っているかのように、音を立てることなく桜の花びらが自分に降り注がれる自然が織り成す幻想的な世界に、しばし酔いしれながら、駆け足で過ぎ去ろうとしている桜の季節を名残り惜しんだ
2009年04月05日
春は出会いの季節でもあり、別れの季節でもある自分のなかでは、新しい出会いに胸躍らせるよりも、別れの辛さの方がはるかに比重を占めている別れは辛い…別れは悲しい…春を彩る桜の花が華やかなだけに、よけいに淋しさを強く感じてしまい、別れに打ちひしがれる今日も一つの別れがあった自分も、そして相手も、どうすることもできずに選択してしまった不本意な結末納得のいく別れではなかったので、とても笑顔では送り出せそうにもない心情ではあったが、いまさらジタバタしても何もならないので、作り笑顔で送り出した人生は、出会いと別れの繰り返し…出会うことさえなければ、別れの辛さを味わうこともないのだろうけれど、出会えたことによって得た喜びのほうが遥かに大きいことを忘れてはならない今まで苦楽を共にしてきた数々の思い出その思い出を胸に、出会えたことに感謝し、別れの悲しみを乗り越えます【夜の露を払って花は咲いて行くもの。涙を払って人は行くもの】(歌手・MISIAの歌『果てしなく続くストーリー』より)
2009年03月31日
今週の火曜日に観劇した舞台『カゴツルベ』登場人物の殆どが悲劇的な結末を迎えるという、なんとも胸の内をえぐるような、切ない物語だったのだが、とても素敵な舞台だったその作品の世界観がどうしても忘れることができず、「もう一度観たい!」という気持ちに激しく駆られたそんな訳で、仕事帰りに再び観劇と相成りましたいやぁ~いいね、いいね、すっごくいいねやっぱり好きだなぁ…この舞台役者さんの演技は勿論のこと、脚本、舞台装置、音楽、照明、空間に漂う空気、とにかく作品全体が自分好みの世界どっぷりと物語にのめり込んで感情移入してしまい、喜怒哀楽の感情をともに分かち合うそれゆえに、ラストは涙が止まらなかった悲劇の末路へと突っ走る物語の展開を見ていたら、胸の内にグワァ~ッと熱いものがこみ上げてきた感情が高ぶっているのが、自分でもわかる“うぅ…泣きそう” これで二度目の観劇だから、展開はわかっている筈なのに、それでもダメみたい若い女性ばかりの客席の中に埋もれて、男が泣くのはいかがなものかと、ちょっと自制心が働いたんだけれど、ついには堪えきれず、両目には涙が湛えられた“涙で前が見えない…”ハンカチで涙を拭う自分のなかで落ち着きを取り戻して、幾分治まってきたかなぁ?と思ったのだが、ラストの雪の中のシーンで止めを刺されたね自分の瞳から流れた涙が、スーッと頬を伝ったそれは、自分でもビックリするほど、キレイに流れ落ちた涙だった…できることなら、この夢が覚めないでほしいでも、そんな自分の願いは虚しく、静かに幕は下りてしまったこの作品はあまりにも辛い結末を迎えるだけに、切なくて、苦しくて、観終わった後はなんともいえない感情が自分のなかでどんよりと漂うのだが、不思議と気持ちはス~ッと晴れていた涙には、浄化作用があると聞いたことがあるきっとたっくさんの涙を流したから、自分のなかで何かが浄化されたのだろう嬉しい時や悲しい時に流す涙は、心身をリラックスさせる神経「副交感神経」が刺激されることによって分泌される拭いてもとめどなく流れるため、涙の量は多く、味は水っぽくて薄口であるん?薄口!?というのも、悔しいときや怒ったときに流す涙は、「交感神経」が刺激されることによって分泌されるのだが、ナトリウムを多く含んでいるためにしょっぱい味がするんだとか(某サイトを引用)へぇ~感情によって、流す涙に違いがあるだなんて知らなかった今度、自分の涙舐めてみようっとでも、できることなら、しょっぱい涙は流したくないもんだね
2009年03月26日
色々な諸事情により人員削減することとなり、アルバイト一人の解雇を決めた勤務は今月までということで、社長が当人に話をする筈だったのだが、まだ話を切り出していないことが判明もう今月も残り少ないというのに、何をしているのだろうか?ヤキモキした気持ちを抑えきれない自分は、社長と顔を合わすなり、一体どうなっているのか訊いたすると社長は、「あぁ…今日話すから」と、一言そののんびりとした態度に、自分は唖然としてしまったそもそも解雇の話は「誰を解雇するか決めてくれ…」と社長から切り出してきたことそれなのに、危機感どころか、余裕すら感じられるこの暢気な態度はどこからくるのだろう?社長に疑問を感じずにはいられなかった仕事が終わると、社長は今回解雇するアルバイトを事務所に呼びつけたすると、自分も一緒に居合わせてほしいとのこと社長、アルバイト、そして自分…それぞれが椅子に腰掛けると、ちょっとの間をおいて社長が、解雇の旨をアルバイトの彼に伝えたしばしの沈黙…重くどんよりとした空気が漂うこのなんともいえない沈黙の時間が、とても長く感じられるすると、渡された書類に視線を落としたままでいたアルバイトの彼が、重たい口を開き始めたそれは、突然の解雇予告を聞かされて驚いているというものだった落胆を隠せない表情、沈んだ声、それだけで彼の今の心情が痛いほどこちらに伝わってくるただでさえ、解雇という事実を突きつけられてもショックなのに、社長が話を早く切り出さなかったばかりに、彼がここで働けるのは、あと2日しかないのである(解雇予告手当として2月分の給与は出すが、勤務は1月末まで)消え入りそうな小さな声を精一杯振り絞り、「自分は自分なりに頑張ってきた」という彼の声を聞いたときは、無念の思いがストレートに突き刺さってきて、心が痛んだ自分も似たような経験をしたことがある高校を卒業してはじめて花屋に就職したときのこととある部署に配属され、自分なりに頑張ってきたつもりだったのだが、働きが認められずに、ある日上司に呼び出されて「お前は向いていない」と、左遷を命じられたのであるその時、自分というものが否定されたような気がして、しばらくはショックから立ち直れなかったし、と同時に社会というものの厳しさをまざまざと思い知らされた左遷と解雇では比較にもならないかもしれないが、少なくとも自分は、今解雇を言い渡された彼の気持ちはわかるつもりであるだからこそ、彼が苦し紛れに「仕事が出来ない人は他にいます」と、暗になんで自分だけがクビなのか?と言わんばかりの言葉を吐いても、その悔しさがわかるだけに、自分はただただ黙って聞くしかなかった結局彼は、「仕方ないです」と、解雇を受け入れたただ驚いたことに、「人手が足りなくなったときは、いつでも声を掛けてください」と言ったのである「この職場が好きだから」と…その言葉を聞いたとき、自分は彼を直視することができず、思わず目を逸らしてしまったここまで仕事が大好きだと言ってくれた彼を、解雇すると決めたのが自分だからである彼の運命を狂わしかねない出来事を招いた自分の判断の事の重大さに、恐れ戦くのであった社長は、「これで片付いた」なんて言っていたが、自分はそう簡単に割り切ることなど到底できなかった自分のなかで後ろめたさがあるからである今でも彼の一言一言が、頭のなかで谺しているかのように響いていて、耳から離れないどんなことであれ、自分はこの苦しみから解放されることはないだろうし、この悲しみを二度と繰り返さない意味でも忘れてはならない今はただ、彼が前向きにこれからの人生を歩んでいくことを祈るのみであるそして、彼が本当に戻ってくる気があるのならば、その日が来ることを願って仕事を頑張らねば!苦々しい思いのなかに、わずかな一閃の光を見い出すのであった……
2009年01月29日
小さい頃からよく食べている“蒲焼さん太郎”どこが蒲焼なの?と疑問に思いながら食べている“蒲焼さん太郎”実物の鰻の蒲焼は苦手だが、それでも食べている“蒲焼さん太郎”久しぶりに食べたくなったので買ったのだが、封を切ってビックリ!!何これ?蒲焼さん、小さくなった!?タレでテカテカと艶っている蒲焼さん太郎を手にしたまま、しばらく唖然としてしまった3分の1強は小さくなっただろうか?この変化、ちょっと露骨すぎ…久しぶりに食べるという喜びはどこ吹く風、げんなりとしてしまったそういえば、去年、様々な食品が一斉に値上がりしたとき、安易に値上げをするのではなく、内容量を減らして値段を据え置きにしている食品があることを知ったきっと、それだ!蒲焼さん太郎は、昔も今も1つ10円で買うことができるしかし、様々な要因が絡み合って現状を維持することが困難となったそこで、値上げせずに、今までより内容量を減らすことによって、10円という価格を維持したのだ製造元にしてみれば、苦渋の選択を迫られたに違いない今までの内容量だけど、値上げ今までの価格だけれど、内容量が減るう~ん…消費者の立場としては、どちらが嬉しいのだろうか?この“蒲焼さん太郎”の場合でいえば、値段据え置きなのは嬉しいことだが、露骨に小さくなってしまったので、かなり複雑な気持ちかといって、量は変わらずとも値段が上がったら買うかどうかと言われたら、正直言って、そう容易くは買わなくなると思うどちらがいいのか?ほんと小っちゃなことだが、こりゃ究極の選択だな小さくなった蒲焼さん太郎を食べるうまッ!ウン、味は変わらないでも小さいから、一つじゃ物足りないなと、もう一つ食べたん!?値段は据え置きでも、量が少なくなったからもうひとつ食べてしまうという事は…内容量は同じで、値段が上がったほうが、自分的にはいいということか結論出ました!大好きな“蒲焼さん太郎”はたして大きさが元に戻ることはあるのだろうか?それとも、さらに小さくなってしまう可能性もあるのだろうか?この先どんな末路を辿るのか、行く末がちょっと心配なのであります
2009年01月26日
人間生きていると、様々な感情に襲われる普段は穏やかに生活している自分だが、今日は喜怒哀楽に塗れた、なんとも感情の起伏が激しい一日だった笑って、怒って、喜んで、悲しんで…1日のうちに、色々な感情が目まぐるしく入れ替わり立ち代わり、自分のなかで湧き上がったそのなかで、一番身に堪えたのは、或る人との別れだった…その別れは、なんの前触れもなく、今日唐突に訪れた本人の口からその別れを告げられたとき、自分のなかでは、“ついにこの日が来たか…”と、覚悟と否定したい気持ちとの相反する感情が、渦潮のように身体のなかで渦巻いていたそんな告白に対し、自分は、「そうなんだ…」と、ぶっきら棒のセリフしか出てこなかったもっと他に言いたいことがあるのに、掛けてあげたい言葉があるのに、自分のなかでブレーキが掛かっていて、素直な気持ちの言葉が口から出てこないふたりの視線と視線が絡み合う「………」しばしの沈黙相手は、何か言いたげそうな愁いな表情を浮かべている自分の優しい言葉を待っているのだろうか?いや、それは自分の瞳にそう映っているだけで、自分勝手な独りよがりの想いなのかもしれないしかしながら、自分の眼には、相手が、自分の言葉を待っているように思えて仕方なかったそれでも自分は何も言えだせなかった静かに、その別れを受け止め、自分の想いを胸の奥深くに仕舞いこんだ結局、自分でも自分がわからないまま、何を強がっているのか、別れなんか悲しくないやいッ!と、最後の最後まで突っ張ってしまったあの人の去り際の後姿が、なんだか悲しみ色に染まっているように見えたもし、あの人が振り返ったら…いや、それでも自分は何も言えないだろうな自分はただ、見えなくなるまで、その人の後姿を見続けるのであった…感情を引きずったまま悲しみに包まれて、自分は街を歩いていたいつもは真正面を向いて歩いているが、今日ばかりは、気持ちが沈んでいるせいか、自然と視線は下を向いてしまう秋空の下、トボトボと歩いていると、ふと甘い香りが鼻先をかすめたそれは、キンモクセイの香りだった視線を上げると、横の街路樹に、オレンジ色をしたキンモクセイの花が咲いていた“もうそんな季節なんだ…”その甘い香りは、沈みきっていた自分を優しく労わってくれて、すごく救われたような気がするのであったあなたのことは忘れませんいや、忘れられるわけがないか瞼を閉じると、はにかんだときの可愛らしい笑顔が鮮明に蘇ってくるキンモクセイの香りに誘われて、甘い記憶に溺れる自分しずかに、ゆったりと、秋は深まりを始めようとしていた…【会って、知って、愛して、そして別れていくのが幾多の人間の悲しい物語である】(イギリスのロマン派詩人・コールリッジの言葉より)
2008年10月07日
ここ最近は天候が不安定で、“ゲリラ豪雨”なんて呼ばれているそうだが、雷や、突発的な豪雨に見舞われることが多い今日の夜空を見上げると、雲は出ているものの、深く濃い藍色をしている“雨は降らないだろう…”と、割りと早めに帰宅することができたこともあって、久しぶりに軽くジョギングをすることにした蛇行して流れる川沿いの堤防をゆっくりと走っていると、涼しげな空気が頬を伝わってきて、なんとも気持ちがいい道端に咲いている、ピンクや白のエンゼルトランペットの花からは、けだるく甘い香りが放たれていて、心地よい疲れを感じている自分にとっては、その甘さがご褒美に思えた丁度折り返し地点を過ぎた頃だったポツポツと、雨粒が当たってきた走りながら空を見上げると、家を出るときは濃い藍色をしていた空も、今は一面灰色の雲に覆われていたまさかね?しかしその不安は的中したようだった始めは、数える程度の雨粒だったが、次第に雨脚が強くなってきたのであるそれは傘を差さずにはいられないほどの降りになっていたうっすらと汗が滲んでいる顔にいくつもの雨粒が当たり、その粒が口の中に滴ってくる“雨って、しょっぱいんだ”いや、自分の汗と混じっているからそう感じるのか先程までは、ジョギングをしている人やウォーキングしている人たちなど、何人もの人たちとすれ違っていたのに、今ではいっさい人影が見えなくなってしまっていたそして誰もいなくなった…雨が降ったからって、そんなにタイミングよく皆消えるかなぁ?自分の家は数キロ先なので、雨が降ろうがかまわずに走らなければならないので、ビショビショに濡れながら走り続けた雨は止む気配を見せるどころか、どんどん激しさを増し、叩きつけるような降りになっていたなんとか早く帰ろうと走っていたが、あまりの激しい雨のために満足に目を開けることもできないダメだ…心がちょっと折れてしまったので、歩くことにしたどこかで雨宿りしようにも、堤防沿いにいるので雨よけになるものがなく、土砂降りに晒されながら、ひとりずぶ濡れになってトボトボと歩く横から刺すようにして降る雨は、まるでシャワーを浴びているかのようその冷たい雨は、容赦なく自分から体力を奪っていった自分が身にまとっている減量衣は水をはじく素材なのだが、それでも首筋のあたりから雨が伝っていき、インナーはビショビショ一番悲惨なのは、足元雨に打たれたスニーカーはグショグショで、一歩一歩踏み出すたびに、湿った靴底の嫌な感触が足の裏から伝ってくるしばらく歩いていくと、1本の大木があったので、しばらく雨宿りをしようと樹の下に身を寄せたしかし、雨は斜めに降っているので、たとえ樹の下にいたとしても、自分の身体をいくつも刺してくる雨宿りの意味がないじゃんこのままいつ止むかわからないのに、濡れながらボーっと待っているよりも、少しでも早く帰りたい雨のなか、再び歩き始めた健康のためにジョギングしてるのに、まさか、こんな目に遭うとは…まぁでも、考えによっちゃあ、こんなにずぶ濡れになることもそうそう無いかここまで雨に打たれると、もうミジメという思いを通り越して、笑えてくるね雨でビッショリになっている髪の毛を掻きながら、半笑い状態で歩いていくようやく家の近くまでくると、さきほどまでの激しい雨が嘘のように、止んだこんなタイミングのいいことってある?もう、まるでコントみたい雨が止むと、またどこからともなく人たちが溢れてきたすれ違う人たちは、自分の姿を怪訝そうに見ていくそんな刺すような視線をひしひしと肌身で感じていたそりゃ、そうだよだって自分は、頭のてっぺんから足のつま先までビショビショなんだもん“この人、もの凄い汗かいてるわね”とでも思ってるのかな!?長い間雨に打たれ続けていたせいか、身体はすっかり冷え切ってしまっていた家につくなり、すぐ浴槽に身を沈めた「暖まるぅぅぅぅぅ」その後長風呂になったのは、言うまでもない
2008年09月08日
連休明けに職場に出ると、自分のデスクの上に置いておいたはずの携帯電話が消えていた自分は、仕事用として2つ携帯電話を持たされているのだが、そのうちの1つが消えていたのだ周囲のスタッフに訊いても、「誰も知らない」というそうだよね、他人の携帯電話なんて触ったりしないもんでも、こうして無くなっているのは事実のこともしや?と思い、社長に訊いてみたすると、携帯電話が頻繁に鳴るので、自分が連休中の間、持ち歩いていたという社長だったんだ…と、安心したのもつかの間、次の瞬間、社長の口から意外な答えが返ってきた「あれ?無い…」社長は多忙を極める方なので、忙しなくしている最中に、携帯電話を無くしてしまったとのこと何ぃぃぃぃ!?思い返してもらおうにも、今自分が訊いて初めて紛失したことに気づいたぐらいだから、無くした場所なんて見当もつかないだろう相手は社長なだけに、「探し出してください!」なんて、きつい事は言えやしない紛失した携帯電話には、お得意様や取引業者など、たくさんの電話番号を登録しているそれが、 「無くした」の一言で片付けられて、別の新しい携帯電話を持たされてもねぇ…と、ぼやいてみたところで何も始まらないので、気持ちを入れ替える自分は、3つも携帯電話を持ち歩いているので、あまりかさばらないように余計な飾りはつけていなかったのだが、また無くされては困ると思い、ちょっと大きめのストラップをつけることにしたというのも、たまたま、幼い頃テレビ放送を見てハマッた、アニメ番組のタイムボカンシリーズ“ヤッターマン”のガチャガチャがあったから『ヤッターマン・フィギュアチェーン』の商品のラインナップは、主人公のヤッターマン1号・2号、悪役のドロンジョ、ボヤッキー、トンズラー、おだてブタの全部で6種類この中で、ヤッターマン1号・2号、ドロンジョが欲しいかな6種類のうちの3種類だから、当たる確立は2分の1!?期待を胸に、1回の金額である200円を投入して出てきたのは…見た目がなんともイヤらしい、欲しくない“ボヤッキー”だったガッカリ!あいにく、財布の中に100円硬貨はもうなかったので1回きりで断念さて、要らないボヤッキーのフィギュアチェーンをどうしよう?と思ったとき、そうだ!会社の携帯電話につけよう!と思ったのであるう~ん、自分の趣味じゃないんだけれど、まぁいいかきっと、携帯電話を無くされてぼやいていたから、“ボヤッキー”が出たんだねそれにしても、社長はどこで携帯電話を無くしたんだろう?番号を押してコールしてみると、電波が届かないところ、もしくは電源が入っていない…という音声が返ってくるのみ新しい携帯電話を宛がったことで解決とみなしたのか、無くした張本人である社長は探す気がないみたいだし、自分が探すにしても、どこにあるか、というかここの職場にあるかどうかですら分からない携帯電話のことで躍起になるのも、無駄な労力のような気がする結局はこのまま見つからないんだろうな、きっと
2008年08月31日
暑いホント暑い冗談抜きで暑い嫌になるほど暑い暑いのが全くダメな自分にとっては、こりゃ生き地獄じゃ暑さと湿気のダブルパンチは堪えるよどうにかならないかな、このしつこい暑さ「暑い、暑い」と、言ったところでどうにかなるわけでもないのだが、言わずにはいられないほどの暑さジメジメとした熱気が、皮膚や髪の毛の1本1本にまでまとわりついてくる全身の毛穴という毛穴からは、とめどなく汗が吹き出て、顔に浮かんだ汗の粒が、首筋を伝って落ちていく身体のなかを流れる赤い血は茹だり、脳の思考回路は停止して、頭が思うように働かないハァ~暑さでおかしくなりそう毎年夏を迎えるたびに思うことなのだが、ホント年々暑くなってきているような気がするこれが地球温暖化のせいなのか、それとも、暑さに対して自分の免疫力が低下しているだけなのか、その理由は定かではないが、とにかく年を重ねるごとに、夏の暑さが身に堪えるようになってきているそんな夏の猛威に押されっぱなしの自分は、とうとう夏バテになってしまった夏バテの定義が判らない自分が、何を根拠に今日から夏バテ宣言をしたかというと、その理由は食欲が無くなったから食べ物を喉に通す元気がないのだ暑い暑いからダルい暑くてダルいから、食欲が無い暑くてダルくて食欲が無いから、スタミナがつかない暑くてダルくて食欲が無くてスタミナがつかないから、パワーが出ない暑くてダルくて食欲が無くてスタミナがつかなくてパワーが出ないから、暑さに負けてダルいこの繰り返し悪の循環がエンドレスに展開されていく8月になったばかりで、まだまだ暑い日が続くというのに、こんな調子でどうするんだろって、暑さに耐えて頑張るしかないか
2008年08月03日
職場を去っていくスタッフには、個人的になにか植物を贈ることにしているそれは、今までの労いや、餞別の意味もあるが、折角花屋に勤めたのだから、緑ある生活を送ってほしいという願いも込めている贈るのは、鉢物が多い花束もいいが、切花はいずれ枯れてしまうその点、鉢物ならば、きちんと管理さえしていれば、いつまでも生長してくれて、長く楽しめるからだ今日辞める女性スタッフには、前もって何の植物が欲しいか訊いておいたやはり、プレゼントするなら、本人が喜ぶものがいいだろうと思うからであるそうすれば、贈った植物を無下にすることもないだろうリクエストを訊かれたスタッフは、「何か食べられるものを…」と返答したハァ!?今の時期なら、紫陽花やブーゲンビリア、観葉植物も色々と出回っているのに、花より団子ってわけかちょっと変わった子だったけれど、最後の最後までおかしな子やなぁまぁ本人がそう希望するんだから、用意するか市場に行くと、お目当ての“何か食べられる”鉢物を探した今日は、鉢のセリ日ではないので、さほど種類はないが、ハーブ、ラベンダーやブラックベリー、苗木ならキウイや石榴などがあるそんななか、いいものを見つけたので、それを購入したこれは、きっと喜ぶ筈…女性スタッフの喜ぶ顔が浮かんだ仕入れてきたのは、葡萄と西瓜もちろん、両方とも鉢物で、ふたつともすでにたわわと実が生っている葡萄は、“キャンベルス・アーリー”というもの緑色をしていたので、てっきりマスカット系かと思いきや、赤い葡萄なんだとかよく考えてみりゃ、赤い葡萄は始めから赤いわけじゃないもんね…最近、葡萄の鉢植えを楽しむ方が増えているそうで、このキャンベルス・アーリーは初心者でも作りやすい品種なので人気があるそう西瓜って、地を這うようにして生っているから、こうして実がぶら下がって生っている鉢物って珍しいよね行灯仕立てで、なかなかオシャレな鉢になっているまた、西瓜といえば、緑に黒の縞模様が一般的だが、これは目にも鮮やかな山吹色その名も“金色のたまご”という品種よほど珍しいのか、この鉢を見たスタッフたちは、「グレープフルーツ?」「マンゴー?」なんて各々口にしているで、西瓜だということを明かすと、皆驚きを口にしていた見た目のインパクト大の鉢物であるところで、西瓜って結構な重みがあるから、折角結実した実が落果しないのかな?と思ったら、防止策として、ザルの上に西瓜を乗せて、まるでブランコのように吊るして紐で縛ってあったこれなら安心かさてさて、何か食べられる鉢というリクエストに応えて仕入れてきた、葡萄と西瓜の鉢贈るのは1鉢だから、どちらか1つだけ仕入れてくればよかったのだが、やはり選択肢があったほうが楽しみもあるというもの女性スタッフはどっちを選ぶかなぁ?仕事を終えたようなので、「葡萄と西瓜、どっち?」と訊ねると、スタッフは「えっ!?」と驚いた顔をしたそれぞれの鉢の高さは70~80cmはある結構大きめの鉢なので、初めはありがた迷惑だったのかな?と思ったのだが、思っていたものより立派すぎての驚きだったようだそりゃあ、今まで頑張ってくれた労いと餞別だからねぇちょっと奮発したよォ葡萄と西瓜、それぞれを見比べているスタッフどっちにしようかかなり迷っているみたい葡萄は手堅いけれど、もの珍しい西瓜にも惹かれている様子選ばなかった鉢はどうするのか?と訊かれたので、自分が買って育てる旨を伝えると、「先に選んでください」と言ってきたいやいや、キミの為に用意したんだから、先に選びなって!実はね、スタッフの為とかなんとか言って仕入れてきたけれど、内心では自分もいいなぁ…って思って仕入れてきたワケでも、自分は本当にどちらでも構わないんだよねだって両方とも自分好みのチョイスなわけだからそれからというものの、葡萄と西瓜の育て方を調べたりして、20分近くは悩んでいただろうかそんなに悩むことかなぁ?まぁ、それだけ真剣に悩んでくれて、仕入れ甲斐があったけどね結局、スタッフは散々迷いに迷って、ようやく葡萄を選択したのだった秋になると、赤い実が連なるであろう葡萄の鉢その粒を口にしたとき、彼女はここでの過ごした日々を思い出してくれるだろうか?それはきっと格別な味がすることだろう
2008年06月23日
真夜中とも、夜明け前ともどちらともいえない曖昧な時間街はひっそりと静まり返っているそんななか、職場に出勤すると、事務所の明かりもろくに点けずに、カバンを机に置いた目は覚めているのだが、頭の思考回路と身体がいまいち言うことをきかないなんだかまどろみの中を彷徨っているかのようで、変な心地よさを覚えていた相当疲れが溜まってきているので、変なテンションになっているのだろうとりあえず、シャキッ!としようと、洗面台に立って顔を洗った洗面台から事務所に戻ってきた時だった鈍い金属音とともに、脚に猛烈な激痛を覚えた「あ゛ぁぁぁぁぁ!!」まるで地底からマグマが沸きあがるようにして出た悲鳴は、自分以外誰もいないひっそりとした部屋にこだましたあまりの激痛に打ち震える身体脛を手で押さえながら、もう片方の手は、部屋の明かりのスイッチに伸びた一体、我が身に何が起きたのだろうか?明かりのついた事務所を見回すと、ひとつのデスクの一番下の引き出しが開けっぱなしの状態になっていたどうやらそこに、脚を蹴躓いたらしい「誰だよッ!引き出し開けっ放しにしといた奴はッ!!」…って、自分かさっき、洗面所に立つ前に、引き出し開けたんだった自分では閉めたつもりだったんだけれど、そのまんまだったみたい自業自得というわけかアホな自分が情けないやら、脛は痛いやら、なんだか悔しいやらで、朝から心身ともに凹んだ裾を捲って脚を見ると、脛は腫れ上がり、傷口からは紅い血が一縷の筋となって流れていたおぅおぅ、随分とまた派手にやったなぁそりゃそうだよね、フルスイングで、スチール製の引き出しを脛で蹴っ飛ばしたんだからうぅぅ…想像するだけで痛いそれにしても、自分、脛を怪我することが多い左右の脚のあちこちに、傷だの、青痣だのがあるで、それらの傷は痕になって消えないんだな、これが皮膚の再生能力が弱いのか?それとも痕に残ってしまうぐらい傷が深いのか?毎回派手に脛ぶつけているからね…なんでこうも蹴躓いてしまうんだろうオッチョコチョイというわけでもないんだけどなぁあまり下を見て歩いていないからかなだってさ、俯いて歩いていると元気ないように見えない?“あの人、小銭探しながら歩いているのかしら?”って思われない?なんだか下を向いて歩くと、気分が滅入りそうなので、つねに前を見据えて歩くようにしているんだよねゆえに、足元の視界が疎かになって、何かしらに蹴躓くというわけか先ばっかり見てないで、もうちょっと自分の足元も見つめるようにします今日のこの傷もだいぶ酷そうだから、痕としてまた残るんだろうなぁこうしてまたひとつ、我が脛に勲章が1つ増えた勲章といっても、なんの役にも立たない不名誉の勲章できれば、これ以上増えないことを願いたい
2008年03月15日
仕事から帰宅すると、自宅前で車を停めて、ガレージのシャッターを開けたマイカーをガレージに納めるべく、再び車に乗り込もうとしたときである運転席のドアを開けたとき、痛みというか熱さというか、右足に電気が流れたような激しい衝撃を覚えたその瞬間は、自分の身に一体何が起きたのか分からないという一種のパニック状態に陥っていて、痛みまで感情が行き届く余裕がなかったようだが、その魔法も解け現実に引き戻されると、猛烈な痛みが右足の脛を襲った心の中では、無茶苦茶痛いィィィィィ!!と叫んでいたが、実際のところはあまりの激痛ぶりに言葉を発することもできず、ドアノブに手をかけたまま膝を折り、そのまましゃがみ込んでしまった痛みに悶えながらも、事態の収拾を図るべく、一体何が起きたのか振り返ってみる車に乗る為に運転席のドアを開けた右足の脛に激痛が走った……………!!!!!結論ドアを開けると、ぶつかってしまう立ち位置にいた自分そんな事とは露知らず、思い切りドアを開けて、一歩前に出していた右足の脛にフルスイングで開けたドアをぶつけたというわけ普通に行動すれば起こり得ないと思うのだが、実際こうして起きているわけだから、世の中どんな危険が潜んでいるかわからない脛の骨は皮膚の表面に近いところにあるので、痛みが尋常ではない“弁慶の泣き所”といわれる急所に、鉄の塊を直撃させたのだから、自分で引き起こしたこととはいえ、身震いするほどの出来事である痛いやら、ドジな自分が情けないやらで、この怒りにも似た感情をどこにぶつけたらいいのか分からず、一人で苦々しい思いをしていたしかしながら、寒空の下でいつまでもしゃがみ込んでいるわけにはいかないので、痛さでワナワナと震える右足を踏ん張らせて、車に乗り込んだ手で介添えしながら、右足でアクセルを踏む力が入らず、膝がカクカクと笑うそんな光景を見て、痛みで悶えている筈なのに、おかしくて情けなくて笑みがこぼれてきた泣いたり、悶えたり、笑ったり、喜怒哀楽が忙しない賑やかな男であるようやくの思いで、車をガレージに納めると、足を引き摺りながら自室へと戻ったあまりの衝撃だったので、もしや脛の骨に?なんて思いも頭をよぎったが、歩くことも踏ん張ることもできるので、大事には至っていない様子不幸中の幸いだったかどうかはわからないが、今日は先日購入したばかりの丈の長いブーツを履いていて、ある程度は脛の部分をカバーしていたので、それが僅かながらクッションの役目を果たしてくれたのかもしれない履いていたジーンズを脱いだ強い衝撃だったわりには流血は殆ど見受けられなかったが、脛は我が目を疑うほど大きく赤く腫れ上がっていたこれ、きっとすごい青アザになるんだろうなぁ…とりあえず冷やして、もう寝ます
2008年01月18日
2008年の運勢を占う番組が放送していた占いはあまり信じていない結果が良ければ浮かれるだけ結果が悪ければ凹むだけただ、結果に左右されるだけそれなら、運勢が良かろうと悪かろうと、結果を知らずに過ごしたほうがいいだったら、番組を見なければいいだけの話なのだが、信じていないくせして、なぜか結果は気になるで、ついつい番組を見てしまった待つこと数分…いくつものタイプに分かれているなかで、自分が該当するグループの今年の運勢が発表された仕事運は…やる事なす事、全て裏目に出る!なぬッ?すべて裏目に出てしまうということは、自分の考えと相反した行動をとればいいのか?ん?待てよ結果的には裏目に出るのだから、裏目に出ると思って裏をかいたらそのままで、裏のままになってしまうかもしれないじゃないかそれなら、始めから自分の思うがままに行動をしたほうがいいでも、結果は裏目にでるどうしたら裏目じゃなくなるんだ!?!?考えていたら、なんだか訳わからなくなってきた金運は…散財、借金地獄に陥るええッ!?借金地獄って、いったい自分の身に何が降りかかろうとしているんだ?投資失敗?連帯保証人?詐欺?浪費?一体、自分の身に何が降りかかろうとしているのだ?新年を迎えると、少なからずとも“今年一年はどんな年になるのだろうか?”とか“こんな年にしたい!”などと、夢や希望に溢れるものなのだが、新年早々から、行動は裏目に出るだの、散財するなどと云われ、なんだかスタートダッシュから蹴躓いてしまい、かなりの凹みよう見なきゃ良かったぁ…って、今さらそんな事いったところで、後の祭りかいくら占いはあまり信じないとはいえ、番組内で、「今年は最悪の年!」などと断言されてしまうと、心中穏やかではない今年一年、来たるべく災難に備えておとなしく過ごすかそれとも、自ら荒波に呑み込まれていき、当たって砕けるかいや、砕けちゃダメかう~ん、攻めるか守るか…悩むところ暫く考えさせてください運命の悪戯に泣き、喚き、叫び、悩み、もがき、苦しむのかそれとも、負のパワーを撥ね退けて、笑って、楽しく過ごせるのかその答えは、一年を振り返る大晦日の日に出るだろう
2008年01月03日
手が荒れていますもうそんな時期ですかよくよく考えてみれば、もう11月も後半ですからねぇこればかりは職業病とでも申しましょうか、切っても切れない関係でしてえぇ、自分のなかでは手荒れは冬の風物詩のうちの一つなんです荒れた手を見始めると、“あぁ冬がやってきた…”と思うわけで、自分の手が冬の到来を告げるわけです始まりは、右手親指の先端にできた1cm程の裂傷でしたこれが小さな傷なのに痛いのなんのってその傷ができたのを皮切りに、手の甲の皸は当たり前日を増すごとに、色々な指にひび割れができていきますそして、そのひび割れた傷口からは赤い鮮血が…えぇ、仕事で汗水を流すのではなく、血を流しています自分が認識している傷口は護っているのですが、如何せん次から次へとひび割れの傷ができるわけでして、寒さと水の冷たさで感覚が鈍っているせいか気づくのが遅く、流血したままでいることもしばしば手を拭うタオル食事のときに使った箸パソコンのキーボード書類カバンの内側…などなど、今日もいたるところを鮮血で染めてしまいましたもう、血痕のあるところに自分あり!って感じです今日はお気に入りのボタンシャツを着ていたのですが、ボタンを嵌めるときにでも付着したのでしょうボタンまわりに血の痕を見たときは、さすがに凹みましただって白いシャツなんですもんもうこうなってくると、なかなか手のケアは追いつきませんそれでも、やらないよりはマシと、ロート製薬から販売されている『メンソレータムE 軟膏』使っていますひび&あかぎれの治療薬だそうです値段もソコソコ高かったので、効果を期待していたのですが、いまいち自分の手には効果が現れませんそれもその筈、普段使いでしたら効果抜群なのでしょうが、自分は手荒れが酷かろうと日々手を酷使しているので、薬の効果と自分の治癒力より、はるかに手荒れになるスピードの方が勝っているからでしょうなんせ日々新しいひび割れが出来て、次々と傷口が開いていき、古傷も治ったかと思いきや、また再発したりと、終わりなき闘いみたいなものですからそりゃあ、クリーム1本だけで問題解決を任せるのは酷な話ですこれ、患部に塗布すると、かなりベトベトするので、仕事中は使えないのがちょっとネックですが、暇さえあれば、傷口に塗りこみ、揉みこみ、治るよう祈る思いでいます冬の間繰り広げられる、手荒れとの仁義なき闘いまだまだ始まったばかりです
2007年11月26日
この世の中には、まだまだ食したことのない食べ物が沢山ある自分が嫌いで口にしないものもあれば、機会がなくて未だ食べたこともないモノもあるという事で、新たな発見があるかもしれないと、未知なる食材にチャレンジしてみようと試みたその食材とは、アボカド果実の約2割が脂質で、脂肪分が豊富なことから、俗に「森のバター」とも呼ばれているアボカドは、脂質の大半は不飽和脂肪酸であるため、コレステロールの心配はなく、ビタミンE、リノール酸、オレイン酸などを多く含むので健康食として人気が高まっている食材以前一度食べてみようと思って、緑色のアボカドを購入したことがあった浅はかながら、果皮が黒くなって、指で果実を押してみて柔らかくなったら食べ頃…という知識があったので、毎日アボカドを手で揉んで堅さを確認自分なりにそろそろいいかな?と思って、包丁を入れたところ、熟れ過ぎていたのかアボカドの果実は茶色くドロドロとしていて、とても食べられるような状態ではなかったそんなほろ苦いアボカドデビューを果たしたのが今夏今回はリベンジということで、同じ二の舞を踏むわけにはいかない食品スーパーの店頭に並んでいる、緑や深緑色をしたアボカドを一つ一つ手にとって確認こんなに真剣に食材を吟味することなんて無いかも?なんて思いながら、数日中に食べたいという事もあって、今回は果皮が黒いものを選んだアボカドを購入してから二日後の今日…アボカドを揉んでみると、いい感じの弾力そろそろ食べ頃かな?と思い、包丁を入れた果実の硬さの感触が感じられず、抵抗無くスーッと入っていく包丁に一抹の不安を覚えながらも切り込みを入れ、半分に割ったすると…!!!!!またしても、中のアボカドの果実は茶色かったのであるwhy!?(訳…どうして?)アボカドの果実の真ん中にはゴルフボール大の種があって、その種を取り除くのは、ちょっとした力がいるのだが、その種も、指で簡単に取れてしまうほど熟れていたまた、アボカドの果実といえば、外側は黄緑色で中心に向かってクリーム色をしているのだが、今自分が眼にしているアボカドの果実は黄緑色の部分が少なく、クリーム色と茶色という秋めいた色をしていた今回は気をつけたつもりだったのだが、う~ん…アボカドの食べ頃を見極めるのはムズカシイとはいえ、前回よりはマシな状態だったので、食すことにさて、はじめてのアボカドはどのようにして食べるのか?これまた、浅はかな知識ではあるが、なんでもアボカドは醤油をかけて食べると、鮪のトロに似た味がするんだとかという事で、2日前に表示価格の半値で購入したマグロの赤身とアボカドを合わせることにアボカドとマグロはさいの目状の角切りにして醤油漬け寿司めしの上に、刻んだ海苔と貝割れ大根をたっぷりのせて、醤油漬けしたアボカドとマグロをのせて出来上がり!後で知ったのだが、アボカドは切ったあと変色してしまうので、レモン汁をかけるといいんだとか?でも、もともと茶色かったし、まぁいいかはじめてのアボカドもともと色味が悪かったのにくわえ、醤油漬けにしたせいか、パッと見はフォアグラみたいいや、フォアグラの実物を生で見たことはないけれど、なんとなくね1粒箸で摘んで、口の中へ「…………」ねっとりとした食感と、まったりとしたしつこさが口の中に広がるアボカドって、美味しい!?これ、食べてみての正直な感想さすがは森のバターといわれるだけあって、かなり脂っこく、かすかではあるが、トロの味を感じなくもないで、赤身の刺身とアボカドを一緒に食べてみたすると、あら不思議赤身の刺身に脂っこさが加わって、トロになったではありませんか!で、その時思った何を隠そう、自分は脂っこいのが大嫌いで、マグロの刺身は赤身どまり中トロなんぞ美味しいと思ったことなど一度とてないえぇ、高級嗜好品は受けつけない舌なんですしもたぁ~!!でもね、思いのほかアボカドの分量が少なかったので、そんなにしつこくなく美味しくいただきましたもうアボカドはコリゴリです
2007年10月26日
知人の女性が亡くなっていたことを、インターネットで知った留学先の海外でお亡くなりになったそうだその事が書き込まれたのは2005年つまり2年前ということになる数年前に仕事を通じて知り合った程度の間柄なのだが、やはり自分が存じ上げている方がお亡くなりになったことを知ると、付き合いは浅かったとはいえ胸が痛むもう何年もご無沙汰していたので、その話はあまりにも唐突すぎて、驚きと悲しみは隠せず、暫しパソコンの前で呆然としてしまったしかし、その“女性の死”を伝える書き込みはいささか信憑性に欠けるものであったというのも、情報が寄せられていたのが、某巨大掲示板のサイトだったからである匿名という利便性を活かしてか、誹謗中傷・虚実入り乱れる書き込みが日夜繰り広げられて氾濫しているなかで、埋もれるようにして、その情報は書き込まれていた情報によると、留学先の海外で亡くなったというものだったが、自動車事故で亡くなったというものと、テレビに頭をぶつけて亡くなったという、二つの情報が書き込まれていた錯綜する情報唐突に知った知人女性の死なぜ若くしてこの世を去らなくてはならなかったのかその真相を知りたい思いでいた自分にとっては、この入り乱れた情報が、真実を導くための唯一の手掛かりであるがゆえに、歯痒くもあり、腹立たしさをも感じていた匿名の書き込みだからといって、一人の人間の死を冒涜する権利がどこにあるのだろうか?面白半分なのか、それともその女性に個人的な感情があったのか、書き込んだ主の思惑は判らないが、書いていい事と悪い事を判断して、ぜひ自分の言葉に責任を持ってもらいたい現に、2年前に何気なく書いたかもしれない1行の文章が、こうして今でもネット上で周知に晒されている本来であるならば、故人を偲ぶ人たちの記憶の中で生き続けるものが、ある人物による心無い書き込みのせいで、今もなお女性の死は興味本位で晒されているのだこれは、言葉・文字の暴力としかいいようがない以前女性から届いた、年賀状や暑中見舞いの葉書を出してきたそこには笑みを浮かべている姿が映っていた女性が書いた文字を指でなぞってみると、昔の記憶が蘇ってきた自分が知っているその女性は、理知的で、非常に大人びた方で、当時若かった自分としては、ちょっと苦手意識を持っていたことを思い出した自分の夢を叶える為に留学し、その地で迎えた悲運な最期夢や希望に満ち溢れていただろうに、その無念さは計り知ることはできない2年前のある書き込みが、自分に投げかけた波紋様々な情報は、そもそも彼女の死を伝えるものですら疑わしく思えてきてしまうが、連絡先はおろか、彼女の交友関係すら知らないので、その真相を知る手立ては無いたとえ真相は闇の中にあるとしても、自分の記憶の中でその女性は息づいているそれでいいのかもしれない深く事の真相を追求したところで、それは悲しみしか生まれないのだから…
2007年10月02日
※はじめに今日の内容は残酷な描写が含まれている為、気になされる方は読まれない方が念のためと思われます仕事を終えて、家路を急ぐ途中での出来事少しでも早く帰りたいがために、アクセルを踏み込んで、銀座の地下道を走行していたいつもは渋滞している道も、時間帯が遅いせいか車の流れはスムーズ左車線を走行中、自分の前を走っていた車が突然、右へ左へと蛇行運転を繰り返した何事だろうか?と、怪訝に思っていると、前の車が走り去った道路上で何かが動いているのが見えた目を凝らして見ると、それは一匹の猫だったおそらく轢かれたのだろう苦痛にもがいているのか、道路の中央で身体を仰け反らせて激しく跳ね返っている自分は轢くまいと、慌ててハンドルを右に切って事なきを得た現場を走り去ったあとも、自分の目には、今さっき見た猫の姿が鮮烈に焼きついていて離れなかったそれどころか、その光景がキッカケで、自分の記憶の引き出しから、忌まわしい残像がフラッシュバックで過去から甦ってきたその忌まわしい光景とは、今から数えること十数年前…自宅の玄関先で、目の前で猫が車に轢かれるのを目撃したことである残酷なことにその猫は頭部の部分だけ轢かれて、最期の声を振り絞るように、空気を切り裂くような悲痛な鳴き声をあげ、まるでゴム毬のように何度も何度も体を大きく跳ね返らせていた目の前で繰り広げられた光景はあまりにもショッキングなもので、決して忘れることなどなく、自分の脳裏に深く刻み込まれた今さっき見た光景が、過去の光景と交錯する悲惨な最期を遂げようとする過去と現在の二匹の猫の姿が、重なり合う運転しながら他の事を考えようとしても、その光景が頭から決して離れることはなかった次第に、気持ちは沈みはじめ、なにかどす黒いものが自分の身体の中を支配し始めていた呼吸のペースも乱れてきたもうこうなったら、気分を切り替えることはできないので、堕ちるところまで堕ちるしかないなんともいいようがない苦い夜…自分のなかで、二匹の猫はもがき苦しんでいるそれは、不慮の出来事に巻き込まれた無念、悲痛を訴えているよう永遠に繰り返される光景これから先もずっと、決して忘れることはできないだろう記憶の引き出しに、また一つ悲しい出来事が仕舞いこまれた【フラッシュバック】過去の記憶や情景がはっきりと思い出されること(辞書調べ)
2007年07月11日
日曜の早朝はニュース番組が放送されていないので、天気予報を知ることができない土曜朝刊の一面に載っている天気予報を見るそれによると、今日の東京の天気は、曇り時々雨降水確率60%あいにくの空模様のようであるタンクトップの上に、7分袖のシャツを着て家を出た今日は外回りの仕事いつも着ている撥水性のあるパーカーは洗濯中だった事に気づき、多少なら濡れても構わないかと、車に必要な花を積み込んで出発!順調に仕事をこなしていくなか、時刻は10時を迎えようとしていた頃だった突然、激しい雨に襲われたワイパーのスピードを速めても、降りしきる雨粒をフロントガラスから払い除けることができないほど一過性のものかな?と思ったが、その雨脚は弱まるどころか、益々激しいものにそうこうしているうちに、現場に到着したのだが、雨はバケツをひっくり返したようなひどい降りで、さらには遠くの空では雷が鳴っていたまさか、こんな土砂降りになるとは思いもしなかったそのまま車内で待機していても埒があかないので、意を決して車外に飛び出し、後ろの扉を開けたその間、ほんの数秒に過ぎなかったのだが、すでに自分の身体はビショビショまるで風呂上りのような濡れた髪からは、大きな雨粒が垂れて、額から頬へと伝わったいつもは空いている駐車スペースも、今日に限って路上駐車が多く、ここから建物の入口までだいぶ離れている自分に残されたこの雨に対する防御策といえば、汗拭き用で車に積んだきもち大きめのハンドタオルのみそのタオルを頭の上に被せ、花を抱えて猛ダッシュが、雨の降りは尋常ではなく、入口に到達したときは、頭のてっぺんから下まで濡れてしまっていた鏡で見る自分は、まるで湖底から出てきた半漁人のようなんともみすぼらしく、哀れな姿がそこには映っていた濡れたシャツは肌にまとわりつき、白色なので、肌が透けてみえてなんとも艶かしいとりあえず体裁だけは取り繕い、ブルーな気分を取り直して仕事にとりかかった冷房でも効いているのだろうか?建物の中が寒すぎる雨に濡れた身体には、その寒さが一層堪えて、自分から体力とモチベーションを容赦なく奪っていく仕事を終えた頃には、すっかり心も身体も冷え切って、風邪の兆候が見られた外は依然として土砂降り折角湿る程度にまでなっていたシャツも、再び車に戻る途中に雨に打たれて、びしょ濡れに顔や頭を拭こうにも、ハンドタオルは既に絞れるほどに水分を含んでおり、本来の役を果たさない少しでも濡れた身体と服を乾かそうと、エアコンの暖房を最大限にして、ハンドルを握る次の現場は近いので、猶予はない車道はすごいことになっていたここら辺一帯の土地柄なのだろうか?冠水していたのであるタイヤから、水飛沫がほとばしるのが、窓から見てとれる水位は人間の足首あたりまであるだろうか茶色く濁った水のなかを、歩行者が歩いている幸か不幸か、自分は今日ブーツを履いてきているので、足元が濡れる心配はないこれが、もしスニーカーを履いていたらと思うと、ゾッとした結局、外を回っている間は、ずっと雨に祟られた初っ端に、濡れた身体を寒さに晒したせいか、風邪もひいてしまった踏んだり蹴ったりの日曜日…午後になると、太陽が顔を覗かせたまるで、午前中の荒れた天気が嘘のような清々しさであるそんな空の下、風邪をひき、雨と自分の汗とが入り混じった匂いのするシャツを着た自分八つ当たりだとはわかっていても、空に向かって、『バカヤロー!』と、叫んでやりたい気分だった
2007年06月10日
土曜日に行ったチューリップまつりで掘り取ってきた12本のチューリップ暖かい陽気も手伝ってか、そのうちの何本かは家に着く前にグッタリとしてしまったそれでも土に植えて水をたっぷりとやれば、元気になると思っていた帰宅後すぐに植え替えたかったのだが、用事があったので、夜になってから植え替え作業開始掘り起こしたチューリップは、とにかく捻くれて育っていたのでプランター内の納まりが悪く、植え替えるのに一苦労した無事に、花を咲かせてくれることを祈りつつ、たっぷりの水をやる1日目(日曜日)…帰宅後、庭に出てみると、どの品種のチューリップにも元気が感じられない植え替えるときにグッタリしたチューリップにいたっては覇気がまったく無く、願い虚しくグッタリしたままだったそれでも、わずかな望みにかけてみるそして2日目の今日…帰宅後真っ先に庭に出て、チューリップを植えたプランターを見る“ブラックヒーロー”と、“アイキャッチャー”は、我が家の土壌に慣れたようで定着していて、移植は無事成功しかし、花丈が低くて丈夫そうだったので選んだのに、持ち帰ってきた時点で弱々しかった“アーチスト”は、しな垂れたままでほぼ全滅超大型品種の“ブラッシングレディ”は、頭が重いせいか、まるでお辞儀でもしているかのように茎は湾曲し、かなり頭を下げていたが、なんとか少しは元気になったようだこんなことなら、チューリップまつりの会場で、仲間たちと揃って咲いていたほうが良かっただろうにと、元気のないチューリップを見るとちょっと残酷な気もしたが、縁あって遠路はるばる我が家へとやってきたのだから、今年がダメでも、来年は綺麗に咲いてくれることを願わずにはいられないチューリップをまた来年楽しむ為には、花が終わって、葉が立ち枯れた頃に球根を掘り起こし、植える時期までは冷暗所に保管しておくのが一般的しかし、チューリップまつりで貰ったパンフレットには、“今年は土に植えたままにしておくように”と書かれていた今回植え替えた時、どのチューリップも球根から出ている茎があまりにも湾曲しているので、花を真っ直ぐになるよう植えた為、球根は横向きになっているので、根も横を向いているなので、できれば花が終わったら球根を掘り起こしたいのだが、パンフレットには、掘り起こすのは来年からと書いてある掘り起こすべきか、球根が変な向きに植えられていようが、パンフレット通りに今年はそのままにしておくべきか今、悩んでいる
2007年04月16日
21時から山村美紗氏原作の2時間ドラマの放送があり、その時間までに自宅には帰れそうにもなかったので、録画予約をしておいた仕事を終えて22時30分過ぎに帰宅ビデオを確認すると、なんと録画できていなかったショック!!ええ~何でェェ!?ビデオが表示している時刻は正確なので、停電などはなかった様子だとしたら、人為的ミスしか考えられないとりあえず録画に失敗しているのは事実で、いつこのドラマが再放送されるかわからない(大抵半年~1年)ので、ドラマの後半だけ見た時間が時間なだけに、画面に映るのは犯人の犯行を告白するシーンやっぱり、この俳優さんが犯人か…ドラマを見終えると、テープを調べてみたたしかに21時から録画は始まっていたが、番組の冒頭、舞妓がお座敷で舞っている最中に苦しみだして倒れたところで終わっていた時間にして10分足らず途中で録画がストップするだなんて、どういうこと?テープを取り出して、その謎は解けたなんと、テープの残量が無かったのである2時間ドラマが好きなので、よく録画しておくのだが、その際は3倍モードで撮る標準モードでは2時間分しか録画できないが、3倍モードにすると6時間、つまり2時間ドラマだと3作品収録できるビデオケースには録画した番組名のテレビ欄の切抜きを入れており、今回用意したテープは2作品既に録画してあるもので、十分に録画できる筈だった予約をする時も、2作品しか収録されていないのを確かめていたから間違いないなのに、なぜテープは足りなかったのか?再生していくうちに、それは気づいた1作品目は3倍モードで録画していたのだが、2作品目はなぜか標準モードで録画されていたので、テープの残量に余裕がなかったというわけ確認しておけばよかった…まぁ、起きてしまったことは仕方ないドラマの最初と最後は見れたことだし、肝心の犯人もわかったから良しとするか(ドラマの内容はいいのかぁ??)
2007年04月07日
今日は雛祭り桃の節句に飾る花といえば、桃の花というわけで、店には沢山の桃の花が並んでいる桃の花は、乾燥しているところに飾っていると、すぐに蕾は紫色に変色してダメになってしまうので、店に並べている桃は1日もすれば売り物にならなくなってしまうので、なかなか管理が難しいここ数日は、桃の花を買い求めるお客様が多くてかなり慌しい桃の花のみ購入される方もいれば、菜の花や金盞花などを合わせて買っていかれるなど様々である配達に出る女性スタッフがマスクをして出勤してきた風邪をひいたという『大丈夫なの?』と声を掛けると、本人は『大丈夫です』と答えたまあ、“無理です”と言う段階なら出勤してこないと思うけど…気がかりではあったが、人手も足りなかったので、気をつけるようにと念を押してそのまま配達に出させたそれから数時間後のこと…配達に出ていた女性スタッフから連絡が入った電話に出ると、 『すみません』と、開口一番言ったその一言で、彼女が言わんとしていること、すべてを察した配達の途中、風邪の症状が悪化してきたので風邪薬を飲み、休み休み配達を続けていたところ、薬が効いてきたのか?不意に眠気が襲ってきて、気づいた時には、信号待ちで停止していた前の車に追突していたという不幸中の幸いか、車のスピードは出ていなかった為、双方に怪我は無く、大きな事故にはならなかったのが何よりもの救いであるドライバーの体調が悪いと知りつつも、配達に出させた手前、怒るに怒れないこの怒りと、やり切れない思いが複雑に入り混じった苦い感情をどこにぶつけていいのか判らず、自分の心の中でもがくのであった事故の報告を受けて、一年前の出来事を思い出したその時も今回同様、人手が足りないゆえに、体調が悪いスタッフを配達に出させて、居眠り運転で衝突事故を起こしていた当時は、事故をきっかけに、体調が悪い者には車のハンドルを握らせないと頑なに思ったものだが、時間の風化、そして慌しいなかでその意識が薄れてしまい、今回も同じ過ちを繰り返してしまった本人の体調管理の責任もあるが、最終的には、現場を仕切っている自分の判断が甘かったということが最大の原因“二度あることは三度ある”同じ過ちを三度繰り返さない為にも、たとえどんな理由があろうと、体調が万全ではない者には車のハンドルは握らせないことを改めて肝に銘じたいそして、仕事をする者たちは、くれぐれも無理をしないこと体調は自己管理の責任である休むことで迷惑をかけると思うかもしれないが、無理して仕事して、失敗するほうが周りにも会社にも迷惑がかかる出勤してきたら、それは働くという意思表示なのだから、体調が思わしくないのであれば休むべしそう思う【服用後、乗物又は機械類の運転操作をしないでください】薬には注意書きが書いてある風邪薬に限らず、薬を服用したら、くれぐれもハンドルは握らないように
2007年03月03日
不二家が、消費期限切れの牛乳などを使った洋菓子を製造・出荷していたことが判明し、世間を賑わしている自分はタイムリーにニュース番組を見ておらず、新聞で記事に目を通しただけなので、世間の人ほど詳しくは知らない今回、洋菓子が問題になったわけだが、近くに店舗が無いせいか、不二家の洋菓子を口にすることはまず無いので、この報道を知った時も、正直言って『そうなんだぁ』ぐらいの感想しかなく、どこか他人事のように感じていたが、今回の不正は、様々なところで波紋が広がりつつあるウェブのニュースで気になる記事を見た『不二家ネクターが無くなる?』桃の果汁飲料は数あれど、一番ネクターが好きな自分にとっては聞き捨てならない話題である記事によると、不二家ネクターは、現在サッポロが全面的に業務委託をされているが、今回の騒動をきっかけに、自販機オーナーから不二家製品の撤去を求める声が増えたため、不二家ブランドのネクターやレモンスカッシュから、サッポロの自社製品の缶飲料に交換をおこなっているというものほとぼりが冷めるまで、ネクターは飲めなくなってしまうのだろうか?そう思うと、いてもたってもいられなくなり、職場から一番近くにあるネクターを売っている自販機へと向かった“もしや、もう手遅れか?”と思ったが、サッポロの自販機には、ネクターとレモンスカッシュは健在していたが、いつ交換されてしまうかわからないので、ネクターを2本購入した缶を開けると、桃の甘い香りが広がった…独特の舌触りの飲み心地は、厳選された白桃を丸ごと潰したピューレを使用しているネクターでしか味わえないさすがは1964年発売から長く愛されているだけある洋菓子での不正が原因で、不二家ブランドの菓子などの製品はスーパーやコンビニから姿を消しつつあるという洋菓子以外の製品に関しては品質に問題は無いと唱えているが、会社が持つイメージが、すべての商品でも不正が行われているのでは?と思わせてしまったのだろう恐ろしいものであるが、その一方で、好きなものであれば問題を起こした会社の商品でも、自分のように買う人もいる確かに不二家製品の売り上げは落ち込むかもしれないが、小売業者もイメージダウンだからと商品を回収するのではなく、消費者に選ぶ権利を与えてほしいものであるとりあえず、近くにあるネクターを売っている自販機では、他の飲料に換えられないように、ささやかな抵抗ではあるが、毎日1本はネクターを買い続けようと思う“問題を起こしても、不二家製品を買う人がいるんですよ”と判ってもらう為に…その日帰宅すると、新聞に『不二家 全面減産』という記事が載っていた多方面で販売中止が相次いでいる為、チョコレートやクッキーなどの菓子、ネクターやレモンスカッシュといった飲料を減産するというどうやら、ネクターは全く姿を消すわけではなさそうである買う場所が少なくなることは免れないが…とりあえずは、ひとまず安心するのであった
2007年01月18日
新年明けましておめでとうございます本年も宜しくお願い申し上げます今年は亥年だけに猪突猛進でまいります先月まで仕事が多忙を極め、ずっと睡眠時間が平均3時間だったが、今日は仕事が休みなので、目覚まし時計をかけずに思うがままに眠りについたら、お天道様はだいぶ高いところにおられたまずは、年内に大掃除ができなかったので、新年早々から掃除にとりかかった殆ど家を留守にしているのに、どうしてこれほどまでに?と思ってしまうほど埃が溜まっている掃き掃除に拭き掃除と一通りの作業を終えると、浴室に身を沈めて身体の冷えと疲れを解し、軽い昼食をとった昼食はお正月だけに、おせち料理!といっても、お重に入っている立派なものではなく、自分の中でおせちの三種の神器と呼んでいる、伊達巻・栗きんとん・紅白のかまぼこのみであるそれらを軽く口に運ぶと、身支度を整えて初詣へと向かった車のフロントガラス越しに見る初日の出は、すでに西の空に傾きかけていた目指すは浅草寺皆家でのんびりしているのか、近所では人影は皆無であったが、浅草は初詣客で賑わっていた浅草近隣の駐車場やコインパーキングはどこも満車で、路上駐車も多く見られる自分は、一駅離れたコインパーキングに車を停めて浅草寺へと向かった雷門通りは歩行者天国になっており、元旦だというのに初詣客相手に、どの店も営業していて賑わっていた浅草寺に参拝する為には、参拝客の混乱を防ぐ為か交通整理が行われていて、雷門をくぐって、仲見世を通っていかねばならない一方通行となっていたその人の列たるや、全長340メートルはある浅草寺から仲見世まで人で溢れかえっていて、最後尾は雷門通りにまではみ出していたその人込みを見るや一瞬帰ろうかと思ったが、最後尾に並ぶことにした雷門と書かれた大きな提灯をくぐると、両手には様々な土産物屋が並んでいる雷おこし、煎餅、揚げ饅頭、人形焼といった食べ物から、簪、扇子、羽子板といった和装小物まで、日本らしい土産物屋がずらりと並んでいるあまりの混雑で、さほど進まない参拝への道のりも様々な土産物屋を見ていると苦にはならない参拝客も老若男女さまざまで、色々国の言語が飛び交っていたそうこうしているうちに日も沈み、辺りはすっかり暗くなってしまったようやく参拝できたのは列に並び始めて1時間30分後であったそれでもお賽銭箱の周りには人で溢れかえって近寄ることができない後方から小銭が飛ぶ光景も見られたが、あいにく自分は肩が強くなく、小銭が賽銭箱に届く自信がなかったので、近くまで寄ってからお願いをした初詣を終えると、おみくじを引いた結果は…凶【雷發庭前艸】わが家の庭先に雷が落ちるとは、身分の下の者や使用人による災いが起こるということ【炎火向天飛】炎が天に向かって飛ぶように、上下関係が不和となって争いごとがあるでしょう【爭奈掩朱扉】少なくとも、使用人や部下などを大切にして災難を防ぎましょう(引いたおみくじより)読んでいると、どれも仕事に結びついている内容だけに、空恐ろしくなってしまったが、よくよく読んでみると、今の自分に欠けているもので、それを指摘されたような気がする新年が明けて、晴れ晴れとした気分で出かけたというのに、新年早々ちょっぴりブルーな気分でご帰宅それでも、おみくじの最後に書かれていた“凶が出た人も畏れることなく、辛抱強さをもって誠実に過ごすことで、吉に転じます”ということを胸に秘め、2007年頑張ります!
2007年01月01日
向こう脛の骨は他所に比べて比較的表面に近いところにあり、武蔵坊弁慶ほどの豪傑でも蹴られれば痛くて泣く事から、向こう脛の別称として弁慶の泣きどころと呼ばれている(語源の由来サイトより)今日は午前中だけで2回も脛を強打してしまった一度目は、よそ見をしていて鉢を置いている台に脛をぶつけた二度目はまるでコントのようなのだが、高い所に置いてある資材を取りたくて、近くにあったすのこ板でできた木箱に乗ったのだが、体重をかけた途端にすのこ板が割れてしまい脚が嵌って、バランスを崩した時に脛を強打したのであるもうこれが痛いのなんのって…痛いやら可笑しいやらで、一人笑っていた(言い訳に聞こえるかもしれないが、すのこ板が割れたのは自分の体重が重かったせいではなく、老朽化が原因かと思われる)しかしこれで終わったわけではなく、最後にさらなる悲劇が我が脛を待ち受けていようとは…仕事を終えて事務所の戸締りを終えて帰ろうとした時、一番奥のデスクの電話が鳴った事務所内の勝手は判っているので、電気もつけずに部屋の奥まで進み受話器を取ろうとした時だったガンッ!!鈍い音と同時に、自分の脛に強烈な激痛が走ったそれは、声もあげられないほどの強烈な痛さだったが、事務所は真っ暗で何が起こったのかわからず、しばらくその場で蹲ってしまった痛さで身動きがとれず、声も出なかったが、長い間コール音が鳴り続ける電話の受話器に手を伸ばした震えるような小さな声で電話の応対に出ると、社長宛の電話で『不在なら結構です』とあっさり切られてしまったしばらくの間、あまりの痛さに立ち上がることができず、その場にしゃがみこみ、時間を置いてからようやく立ち上がった痛む脛を労わりながら事務所の明かりをつけると、脚をぶつけた場所には、いつもならある筈の無い大きな茶箱が置かれていたどうやら年末で机周りを整理していて、その茶箱へ書類を整理していたらしいそうとは知らずに、何もあるはずがないと思っている自分は暗闇の中を歩き、茶箱にフルスイングで脛を強打したのであるもうぶつけた瞬間は、これを含めれば今日だけで3回脛を強打したことになるので、脛はボロボロで“脚おかしくなっているかも!?”と思ったのだが、幸いにも骨は折れていないようで、かなりの時間を要したが、その場から歩くことはできた帰宅して着替えると、自分の脛を見た右の脛に1箇所、左の脛に3箇所青いアザができていたなかでも最後の茶箱に脛をぶつけた際にできたと思われるアザは、かなりの衝撃を物語るかのように、大きく、そして生々しく爪痕を残していた自己防衛の為にも、明日は脛が隠れる丈のブーツを履いていこう
2006年12月24日
皮膚が割れた…両手の親指と人差し指、右手の小指、左手の中指、すべて指先に集中しているこの光景、自分の冬の風物詩のひとつで、避けては通れない試練であるどの傷も、割れた皮膚から血が滲み出ている特に、左手の親指と右手の小指の割れた傷は大きく深いので痛い自分の身体からしてみれば、ほんの小さな傷口なのだが、どうしてこれほどまでに痛いのだろうか今、指は絆創膏だらけ指先が器用に動かせないので、ボタンかけに困っているボタンは親指と人差し指で摘まんで、かけたり外したりするしかし自分の左手の親指は、爪の先端のど真ん中から縦に深く割れているので、痛くてボタンを掴むことができない故に、人差し指と中指を使っているこれが慣れていないせいか、1つのボタンをかけるのにとても時間がかかり、我ながらイライラして、朝の貴重な時間では、かなりのタイムロスになっているならば、ボタンシャツを着なければいいのでは?と思うのだが、セーターの類は肌がチクチクして嫌なので1着も持っておらず、トレーナー類も丸首が好きではないので持っていない自分の服はすべてボタンがついているものばかりボタンとの格闘はしばらく続きそうである…
2006年12月15日
母から頼みごとをされた何事かと思いきや、申し訳なさそうな顔をして、『お金を貸して欲しい』と言ってきたのであるもう財布の中には2千円しかなく、生活費に困っているのだという昔は、毎月のお小遣いでは足りなくて、しばしば母から小遣いをせびっていた自分だったが、まさか逆の立場となり、親からお金を貸して欲しいと言われるだなんて思いもしなかったそれも、生活費の為の僅かなお金である我が家はそこまで切羽詰っているのだろうか以前、母は実家の飲食店を手伝っていたが、祖父が亡くなり店を畳んでからは無職となり、収入がゼロとなったそれ以来、『生活が苦しい』『お金が無い』が口癖になるようになるどこかに出かけたり遊びに行く訳でもなく、外食する訳でもなく、派手な生活をしてきたわけではない母の収入が無くなってからは、贅沢は望まずに、質素で慎ましやかな生活を送ってきたつもりである食事もろくに摂らないことも多くなり、我が家のエンゲル係数は下がるのみ…なのに、なぜ生活費が足りないのだろうか?一体、何にお金を使っているのだろうか?稼いだお金はどこに消えているのだろうか…謎である自分に遠慮がちにお金の事を口にする母を見て、何とも居た堪れない、やるせない気持ちになったできれば、そんな母の姿は見たくない財布からお札を出すと、母は『ありがとう』と、頭を下げたなんだか、母がいつになく小さく見えた【エンゲル係数】家計の消費支出総額中に占める食料費の割合(辞書調べ)
2006年11月18日
風邪をひきましたいや、風邪をうつされました職場では風邪が流行っていて、皆ゲホゲホと咳き込んでいて、どうやら職場に蔓延するウイルスにやられたようです昨日の夜から喉に違和感を覚え、『今年の風邪は喉からきますよ』と言っていたスタッフの言葉を思い出し、“もしや風邪?”と風邪薬を服用したのでしたが、その頃にはウイルスは全身に回っていたのか、時既に遅し、今日目覚めると、喉はガラガラで身体の節々が痛い、まさに風邪の症状でグロッキー状態幸いにも今日は仕事が休みで助かりました学生の頃は、少しでも具合が悪ければ学校を休んでいましたが、社会人ともなるとそうはいきませんさらに自分は職場では責任ある立場なので、尚更です1週間休みなしは当たり前、3週間近く休みなし、平均睡眠時間2~3時間、今までそんな生活を送ってきたので、あまりの忙しさに体調が悪くなる猶予さえなかったほどだいぶ鍛えられましたまさに“病は気から”、気で病を払い除けている感じですそれ故に、体調が悪くなるときはかなり深刻で、トコトン寝込んでしまいますしかし、休みは今日1日のみ到底1日で風邪は完治しそうにもありませんが、とりあえず薬を飲んで床につきますいくぶん熱っぽかったが、あえて体温は計りませんでした体温を計れば、高い数値が出るのは判りきっていることで、提示された体温を見て“こんなに熱あるのォ?”って、まるで悲劇のヒロインのごとく、自分をどん底に落としてしまうだけですから知らぬが花です床についても、うなされてなかなか寝つけません時計の針を見ても全く進んでおらず、再び目を閉じるも、やはりうなされ…その繰り返しで、なんだか寝ているのか、寝ていないんだか判らない悶々とした状態で、長く辛い時間を過ごすのでした…明日は人手が無いので、熱でうなされていようが、必ず出勤しなければなりません薬の効き目がないのなら、いつもの手段、気合で治すしかありません気合だぁぁぁぁ!!【連鎖反応】一つの出来事がきっかけとなり、同種のことが次々に起こること(辞書調べ)
2006年11月06日
どこもかしこも、街中のお店はハロウィン一色のディスプレイだったが、そのハロウィンも昨日10月31日で終わった我が花屋もその例外ではなく、ランタンを作る為の大きなおばけかぼちゃや小ぶりなものまで、ここは八百屋か?と思うほど、さまざまなかぼちゃを置いていたが、ハロウィンが昨日で終わってしまった今となっては、かぼちゃを飾っておくわけにはいかず、片付けるとそれはそれは沢山のかぼちゃが売れ残ったのでありましたおばけかぼちゃ、おもちゃかぼちゃは観賞用であるかぼちゃを半分に切ってみると、かぼちゃそのものなので、食べられなくはなさそうだが、保障はないハロウィンの時期を過ぎれば売れもしないし、煮ても焼いても食べることが出来ないかぼちゃ、かといって保管していても、生ものなのでカビが生えてきたり腐敗してしまう結局、廃棄するしかないのであるかぼちゃでいっぱいのゴミ袋がいくつも出てしまった毎年、売れ残ったかぼちゃを大量に投棄することを繰り返している気がする果たして日本でハロウィンは浸透しているのだろうか?ハロウィンだからといって、かぼちゃを買っていかれるお客様はそうはいないこれは、商売側に立つ人間が、何か販売促進につながるものはないか?ということで、ハロウィンという行事を上辺だけ利用しているのではないだろうか?自分は、ハロウィンといえば、外国の子供たちが家々を回ってお菓子を貰う…ぐらいのイメージしかない日本にとって、ハロウィンって何なんだろ?かぼちゃを棄てつつ、そう思ったあまりにも棄てるには勿体無かったので、何個かかぼちゃを自宅に持ち帰った空いていたバスケットにかぼちゃを入れて、出窓のスペースに置くまるで静物画から抜け出たようである秋の収穫の恵みを感じさせる小さな空間が出来た…
2006年11月01日
愛読している本を買いに近所の本屋に行った迷うことなくお目当ての本を探し出し、レジに向かおうとした時だった近くに、高く積まれていた『大人の科学マガジン』という本に目がとまり、手に取った元来、大の勉強嫌いであった自分は、科学にはまったく興味がなかったのだが、今回特集されている万華鏡に惹かれたのである万華鏡の思い出といえば、幼い頃に赤い筒に入った万華鏡をクルクル手で廻しながら覗き、めくるめく綺麗な絵を見て楽しんだ記憶がある本を見ると、万華鏡の歴史や仕組み等が書かれていると共に、投影式万華鏡という付録がついている覗いて楽しむものが一般的な万華鏡だが、投影式にすることによって、壁に万華鏡の絵を映して楽しむことができ、しかも、試験管に入れるオブジェクト次第で、様々な模様を描くことができるのである(もともとの付属のビーズをはじめ、雑誌では、貝殻や花、調味料といった色々な物を使用して万華鏡の基を作っていた)こんな素敵なものはない!定価2100円の本を早速購入することにしたのだが、すぐに厳しい現実を突きつけられることとなる家に帰ってから万華鏡の付録を見て驚いたなんと万華鏡は自分で組み立てなければならないのであるすぐにでも万華鏡を見ることができると思っていたので、拍子抜けしてしまった投影式万華鏡の説明書を読んでみたが、30分で組み立てられると書いてはあるものの、鏡の角度は30度に合わせる…とか細かく書かれていて、これがなかなか難しそう勉強も嫌いだが、負けず劣らずに大の工作嫌いの自分にとってはかなりの至難の業である車のプラモデルが好きでいくつか買ってあるのだが、如何せん物づくりは苦手なので、未だかつて最後まで作り終えたことがなく、未開封のまま眠っているプラモデルが幾つもあるほどそんな自分が投影式の万華鏡なんて作れるわけが無い作る事も楽しみの一つ、それが大人の科学と言いたいのだろうやはり大人になっても苦手なジャンルは変わらないようだとはいえ、万華鏡の絵をぜひ壁に映してみたいので、時間にゆとりがある時に慎重に取り組んでみたいと思ういつの日か、その日はくるのだろうかなんだか、車のプラモデル同様、投影式万華鏡もそのまま開封せずに眠らせてしまいそう…
2006年10月31日
少し前から手荒れが酷かったのだが、懸命のケアにより状態は良くなったのだが、以前にも比べてなぜか両手の親指と人差し指の指荒れが酷くなってしまった皮膚がどんどん剥けて、見るも無残な状態である毎年寒い時期になってくると、水とは縁が切れない仕事なので、手荒れは避けて通れないのだが、その時は手の甲の荒れ方が酷くなり、今回のような指先だけが荒れる症状は滅多にないことだったなぜ、親指と人差し指なのだろうか…考えても指荒れの原因となるものは思い当たる節はない一向に指荒れの回復の兆しが見えないなか、スタッフと仕事の打ち合わせをしている時だったバクテリアの増殖を減らし、水を新鮮に保つことによって切花の吸水率を容易にし、その結果切花が長持ちする切花防腐剤のアイテムを説明していると、横から別のスタッフが口出しをしてきたなんでも、試験的にこの切花防腐剤を先行して使用していたスタッフ3人が、3人とも手荒れを訴えてきたのである切花防腐剤自体は鼻を突くような酸っぱい臭いがして、いかにもバクテリアに効きそうなのだが、手が荒れるほど強いものなのだろうか?防腐剤が入っていた箱自体には、使用方法のみが書かれていて、商品本体には“これは食べられません”“この商品を入れた水は飲めません”との注意書きしか書かれておらず、手荒れに関しては一切触れられてはいない切花防腐剤とスタッフの手荒れには因果関係はないのだろうか?なにげなく自分の指を見たときであった防腐剤はロール状になっていて、使用する度に、シートに切れ目が入っているのでミシン目に沿って千切るのであるそう!自分はここ数日、この防腐剤をスタッフたちに説明する為に、親指と人差し指で持って防腐剤を千切ってみせたりして説明していたのである自分の親指と人差し指だけが荒れているのは、防腐剤を直に触っていたからに間違いない!そう確信したとはいえ、これは我々らの偶然の一致による憶測にしか過ぎず、手荒れと防腐剤を直接結びつける根拠は何一つない
2006年10月17日
今日で、あるドラマが最終回を迎えたそのドラマのタイトルは『美しい罠』人生はおとぎ話のように甘くはなく、愛や恋は砂糖菓子のように甘い夢に過ぎない信念に従い、資産家の莫大な財産を狙うヒロインとヒーローが、相手の欲望をくすぐり、心を弄び、悪の限りを尽くして危険なゲームを繰り広げる信念と愛を天秤に掛けた息詰まる戦いを通じて、心なくしては生きられない人の、決して美しくはない、それでいてどんな美しい花にも負けない愛の物語を目指します(番組サイトより抜粋)原案は、フランス・サスペンス界の女王、カトリーヌ・アルレーの世界的大ヒット作『わらの女』原作は読んだことはないが、幾度となく2時間サスペンスでドラマ化された作品である連続もののドラマは全くといっていいほど見ないのだが、ヒロインを演ずる櫻井淳子氏をはじめとする適材適所の配役の俳優陣とスピーディーな展開に引き込まれ、わざわざビデオ録画して欠かさず見るようになったはじめは『ドロドロしたドラマは嫌い』と言っていた母も、いつしか虜となり、昼の放送時間になると見ているらしい(母が連続ドラマを見るなんて渡る世間は鬼ばかり以来である)さすがに放送期間が3ヶ月もの長期間(ドラマの放送は65回)だと、物語の中盤で中弛みして、主人公の男女がつかず離れずの関係になると“お互い素直になりなよォ”と突っ込んでみたりと、ドップリ、マッタリと昼メロの世界に浸かっていた背徳の愛憎劇もクライマックスを迎えて、いよいよ最終回!あいにく今日は仕事であるドラマが始まる13時30分になると“始まった”と思い、時計の針が14時を差すと“どんなラストだったんだろう”と頭の中ではドラマのことばかり考えていたもう一種の中毒である仕事を追え遅めの帰宅をすると、母が人の顔を見るなり『いいドラマだったわ!』『最後泣いちゃったわ』と、一足先に最終回を見ていた母が、感想を矢継ぎ早に浴びせてきたやかましいわいっ!わしゃ、これからドラマ見るんじゃ、黙っとけ!と思いつつ、取るものとりあえずにドラマ最終回を見る30分間という時間枠で、どううまく収めるのか心配だったが、荒削りではあるものの予想を大きく裏切り、良い結末で終わって良かったラスト近く、お互い愛しているのに今まで素直になれなかった二人が、しがらみ・束縛、すべてのものからやっと開放され、愛を確かめ合い、川の中で抱き合うここで自分の涙腺が緩みだす…そして、主人公の女と男がどんなにも険しい茨の道を歩もうが暖かく見守ってきた女性の『人の心は醜いわ、でも美しい愛は残酷、でも愛は…やはり美しい』というセリフを聞いた途端、号泣このセリフに、今回のドラマで言いたかったことを凝縮しているように聞こえた美しいんだね、愛は…知らなかったよ愛は残酷なものだとばかり思っていたよどうやら、自分はまだ本当の愛を知らないようだ…なぜここまで、このドラマに強く惹かれたのかは自分ではわからないただ、ドラマのヒロインが口癖のように“人生は退屈な日常の繰り返しではない、毎日が楽しい企みのはず”というセリフを言っていたしかし、現実は、少なくとも自分は、毎日毎日が退屈とまでは言わないにしても、起きて・働いて・寝るの同じ繰り返しであるそんな日常生活をどうにかしたいう自分の奥底に眠る潜在意識が、決して自分が経験することのない非現実的でスリリングな展開のドラマに強く惹かれたのではないだろうかその狂おしくも激しい生き様に憧れていたのかもしれないこうしてドラマは終わった見終わった今、なんだか燃え尽きて、抜け殻のようになってしまった
2006年09月29日
朝っぱらからスタッフの一人に、人の容姿を見るなり、『最近、丸くなりましたか?』と云われた!?!?!?実は、夜毎ランニングをしてはいるものの、一向に体重が減らないのである暴飲暴食をしているわけではない、むしろ食欲は無くてあまり口にしていないのだが…偏った栄養バランス、不規則な生活がいけないのだろうか一人に言われるならまだしも、取引業者の方からも、『太りました?』って開口一番云われるし、(そない失礼な事言うやなんて、営業として失格やで!)久しぶりにお会いしたご婦人のお客様からは、『ずいぶんとふくよかになられて…』と微笑の笑顔で云われてしまいましたあ゛ぁ~!!お客様まで、私めの顔を見てそのような事を申されますか柔らかくオブラートに包んだようなお言葉ですが、その言葉、しっかりと我が胸に突き刺さりました三者三様それぞれが、丸くなった・太った・ふくよかと表現の言葉は違えど、言っている事は同じである一日で三人もの人に、太ったかと訊ねられるとさすがに凹む今春からすると、だいぶ体重が増加しているので、お三方が言っている事には間違いないのだが、自分の自堕落な生活で太ったなら言い返す言葉もないが、持病の治療の薬の関係で体重が増加しているので、なんだか解せない話である減量に励んでいる最中に水を差されたようではあるが、ここで腐っては男が廃る!自分に浴びせられた言葉は励ましのエールだと思って、減量の糧にするのであった是が非でも『痩せました?』と言わせたいそれにしても、体重の変動は無いのに、なぜ今日に限って太った、太ったと言われたのだろうか?鏡を覗き込んで自分の顔をマジマジと見たいつもより顔が浮腫んでいるような気がした…それが理由かどうかはわからない【ふくよか】柔らかそうにふっくらとしているさま(辞書調べ)
2006年09月18日
勤続日数・労働日数などの所定の条件を満たしていれば、正社員、パート・アルバイトに関わらず有給休暇をとることができる暗黙の了解なのか、働いているときは有給休暇を取らず、辞める時にすべて消化するのが今までの慣例であったが、これからは有給休暇を利用しようということになった今月は彼岸の時期を除けば比較的余裕があるということで、社員も有給休暇をとるように言われたのだが、そうはいかない現場を仕切る立場の自分としては、そう易々は休めない公休といわれる通常の休みでさえ確保できていない状態なのに、有給休暇なんてありえない話であるそこで一つ疑問が…自分は、平均して週1のペースで毎月休みをとっている仕事が多忙のときは、休みが3回だけという月もあった他の社員と比べると自分は明らかに休みが少ない今までは公休を削って出勤してきて、今月は余裕があるからと有給休暇…なんか矛盾していない?今まで公休返上して働いてきた自分はどうなるの?返上した公休を返せぇぇぇ!と思った訳であるこんな事思う自分ってケチなのかなぁ…我が社は年俸制なので、給与は月割りの額をいただいている自分は朝から晩まで働いているが、管理職の為に残業代は一切つかないつまり、休んだ者勝ちなのである周りの人間は自分に対して『仕事好きなんだね』と口々に言うが、誰も好き好んでプライベートの時間を割いてまで仕事をしたい訳ではないのだ現場を任されている以上、止むを得ない選択なのである今ままでの現状の勤務形態が当たり前になっていたので特には感じなかったが、今回の有給休暇の件で、ちょっと休みのあり方について不満が噴出した今月も、バイトが急に休んだり、急遽仕事が舞い込んだりして公休を2日も返上しているので、有給休暇どころか、公休すら危うい状態だ有給休暇なんて夢のような話である自分の有給残日数30日減りもしなければ増えもしない
2006年09月11日
知人であるタカラジェンヌの方から、1通の封書が届いていた白い封筒の中身の文面は、開封せずとも大よその検討は自分にはついていたそれは、退団の挨拶状である宝塚を退団することが決まると、お世話になった方やファンの方々に退団する旨を知らせる挨拶状を送る今まで何人かの方に退団の挨拶状をいただいたが、慣習となっているのか、皆白い封筒に入って手元に届いたしかし、今回は俄かに信じられなかったそれは、つい10日程前に“次の公演観に来てくださいね”という葉書を貰ったばかりで、いつもと変わらぬその文面には、退団を匂わすことなど一句たりとも書かれていなかったからだ封書を開けると、やはり中身は退団の挨拶状であった次の公演で宝塚を退団する旨が書かれていたまた一人、自分が知っている人が宝塚を去る…寂しい限りだ自分が宝塚を観始めてから数年経つが、応援している方が退団していくにつれて比例するかのように宝塚から足が遠のき、今では自分が知っている人は殆ど在団していないので、宝塚の舞台を最後に観たのは、2年ちかく前に彼女が出演していた舞台である10月いっぱい、北は東北から関東、近畿を巡演する全国公演が彼女の宝塚最後の舞台となるそうと知っていれば、あいにくタイミングが合わずに観劇出来なかった今夏の東京公演を無理してでも観に行けばよかった、と後悔した宝塚では男役10年という言葉がある10年立って、やっと一人前の男役が務められるという意味である彼女は初舞台から今年で9年目、いったいどんなラストステージを見せてくれるのだろうか通常の公演(宝塚大劇場・東京宝塚劇場)では出演者が多いので、出番が少なかった彼女だが、全国公演ともなると、出演者は少ないので、いつになく出番は多いだろうぜひとも最後の雄姿を見届けたい果たして、全国公演を観に行くことができるだろうか…
2006年09月05日
ジョギングを再開してから一週間ちょっと日に日に暑さも和らぎ、時折吹く夜風が冷たくて気持ちよく感じられるようになったはじめは身体を慣らす程度に走っていたのだが、昨日は気分が良かったので、いつもより長い時間ジョギングをしたのが間違いのようだった朝起きたら、太股、ふくらはぎと下半身を中心に激しい筋肉痛になっていたその痛みは、人並みには歩けないほどで、何より屈む姿勢が一番辛いこんなに酷い筋肉痛は久しぶりであるそれだけ、身体が鈍っていた証拠だろうかあいにく湿布等の買置きが無かったので、そのまま職場へ自分のあまりにもぎこちない歩き方に、他のスタッフは当然気を使う誰もが『どうしたんですかぁ?』と理由を知りたがったが、ジョギングのし過ぎ…とは言えず、適当に言葉を濁した【筋肉痛が起こる理由】最も大きな原因は、筋肉組織の部分的な損傷や炎症と言われている激しい運動をすると、筋繊維やその結合組織が損傷し、その損傷を修復する為に、カリウム、ヒスタミンなどの痛みを出す物質が神経を刺激したり、炎症を起こして痛みを感じる(某サイト抜粋)要は、傷ついた筋を修復している最中とのことのようだ結局一日中筋肉痛が治まる気配がなく、仕事終わりにドラッグストアへ閉店間際に駆け込んだので、ゆっくりと商品を吟味している時間がなかったが、効き目がありそうな物を手にした筋肉疲労・筋肉痛に、アイスラブゲルいかにも効き目がありそうなネーミングであるアメフトの選手がパッケージにデザインされていて、スポーツ後の筋肉・関節の疲れ痛みをすっきりリフレッシュ!って、ジョギングごときで激しい筋肉痛になってしまう自分が使うのは恥ずかしいような気がしなくもないこの商品は、見た目からして涼しげな綺麗な水色をしたゲル状になっていて、患部をよくマッサージしながらすり込むはじめは塗ることに対して抵抗があったが、肌に塗った後はベタつくこともなく、程なくしてアイシング(局所冷却)効果があらわれて気持ち良いたしかに、筋肉痛に効きそうである筋肉痛が完治するまでは、暫しジョギングはお休みということで…
2006年09月03日
1本の電話が鳴った…相手は、先週末に資産運用として先物取引を勧めにきた営業マンであった興奮した口調で、『今、○○が買い時です!!』と言った確かに先週の話では、いつ相場が上がるか予想がつかないとは言っていたが、話を聞いたばかりの昨日や今日で、あまりにもタイミングが良すぎるさらにその営業マンは、いくら投資できますか?など、急き立てるように言葉を連ねたその時、思った…これは怪しすぎる…と相場が動いているというわりには、電話から聞こえてくる背景の音が一切聞こえず活気が感じられないそれに、今回の絶妙なタイミングと言い、こちら側に考える余裕を与えずに一方的にまくし立てたりと、先物取引の事に関して無知な人間を踊らせているのではないかと本当に買い時なのであれば、こんな低所得者の自分を相手にしない筈であるとにかく自分には資金が無い事を理由に断ったそれでも尚、営業マンは食い下がってきたが、それに輪をかけるように自分は断り続けて電話を切ったそれから、その会社についてインターネットで調べてみた匿名の掲示板で集めた情報なので信憑性は定かではないが、どうやら同じ手口で営業を重ねているようで、“電話での勧誘がしつこい”という情報が一番多かった先物取引で得するも損するも自分の責任だから、騙し騙されの話にはならないが、どうやらその営業のやり方に問題があるようであるこの行為は顧客を増やす為の戦略なのであろうか?そう思うと、先週来た営業マンの一言一言が白々しく思えてきた相手を持ち上げるのも、謙虚な姿勢も、営業マンが打ち明けた身の上話も、すべては仕事を取る為のマニュアルだったのかもしれない“いい獲物見つけた”とでも思っていたのだろう彼の営業の姿勢に、若干ながらも心動かされた自分が哀しかった営業マンは詐欺行為をしているわけではないただ、営業のやり方に問題があるのである相手の立場を考えないしつこい営業、相手を不安にさせる…この時点で営業としては失格だと思うその事を、営業をしている当の本人たちはどう思っているのだろうか?自分の仕事・やっている行為に間違いはない、誇りが持てると言うのであれば何も言うことはないただ、人を欺くことだけはしてほしくない
2006年08月28日
一月半ちかく前に、新しく出店を考えているということで、物件を下見に行ったその物件は立地条件がいいのか、うちの他にも数社から出店したい旨のオファーがあったそうだが、ビルのオーナーの方が花屋を入れたいと強く推してくださっているようで、かなりの好感触であったそれからというものの、一向に話は進んでいないのか、まったく話題にあがることはなかったどうなったのだろうか?今日、花の配達途中にその物件のビルの近くを通る機会があったビルの1階にあるテナントを募集しているその1画は、以前と変わらぬまま固くシャッターが閉ざされたままだったが、シャッターに何やら貼られているようである気になったので、車を邪魔ではない場所に停め近くによってみると…“近日OPEN!”それは、老舗の惣菜屋が近々開店するお知らせであったどういう経緯で決定したのかは知る由も無いが、好感触を匂わされて、ちょっと期待していただけに残念な結果となったこうして、我が花屋の新規の出店計画は終わりを告げたのであった…【ぬか喜び】あてがはずれた、はかない喜び(辞書調べ)
2006年08月11日
今日は休みの予定だったが、社長の鶴の一声で出勤になった朝、出社した自分の顔を見て社長は、『あれ、今日休みでしょ』と一言えっ!?思わず、社長の顔を見たまま目が点になった遡ること昨日の朝の話である社長から電話があった打ち合わせしたいことがあるから、詳しくは翌日に…との事さすがに『明日は休みです』とは言えないので、今日出勤してきたのである自分『昨日仰っていた打ち合わせの件で…』社長『おお!そうだった、じゃあ始めようか』自分から切り出した話なのに忘れていたのだろうか?物忘れか!?それとも確信犯か!?今後の仕事について小一時間ほど打ち合わせをする打ち合わせが済んだら帰ろうと思っていたが、仕事が多いのかどうも慌しいので手を出すことにで、終わってみれば退社時間間近…結局、ちょっと手伝いのつもりが一日居てしまった決して、仕事一筋で仕事にしか生き甲斐が見出せない仕事人間ではないが、どうも放ってはおけないのである見るに見かねて、ついつい手と口が出てしまう場を任されている立場の人間の悲しい性分である公休日の取り消しなんてのは、今に始まったことではないのでもう慣れたただ難を一つ言えば、前もって自分のスケジュールが立てられないことである何が起こるかわからないので、確実にその日が休めるという確証が無いなので休みの日は、風の向くまま気の向くまま、朝起きてから『今日は何をしようかなぁ…』と思う自分の休日のスケジュールは、余程のことがない限り予約は一切受け付けていない当日限り有効なのである【鶴の一声】多くの人を否応なしに従わせる有力者や権威者の一言由来は、一声しか鳴かない鶴の鳴き声は、他の鳥と比べてひときわ大きくて他を圧倒することからきている(インターネット調べ)
2006年08月02日
お盆であるこの時期は花屋は忙しいので、いままで休んだことはなかったのだが、今年は祖父が亡くなったので、休みをいただき、墓参りに訪れることにした前日は、休み分の仕事を片付ける為に丸一日仕事場に詰め、一人残業で午前二時すぎに帰宅(いつも起きる時間!)それから軽く睡眠をとっての起床である若干の睡眠不足の中、ハンドルを握り隣県の郊外にある墓地へ近隣には霊園が多々あるので渋滞を予想していたが、さほど混雑には巻き込まれなかったが、近づくにつれ、空模様が怪しくなってきた案の定、あと数分で墓地に着くというところで、雨は降り出してきた思えば、春に何十年ぶりに墓地を訪れたときも雨であった…あいにくの天気となったが、お盆の時期だけあって、墓地はたくさんの墓参りの方で溢れていた寺所でお墓用の花を買い、先祖代々が眠る墓へ先月半ば訪れたときは墓の土台は工事中であったが、いまは完成して、今春の荒廃ぶりとは比べ物にならないほど立派になっていた早速、花を活け、線香を焚き、お供え物をする祖父はお酒がとても好きだったので、墓石の上から日本酒をかけるすると、住職の方から、アルコールの成分は墓石にはよくないとお声をいただいたので、慌てて水で清めなおした小雨が降るなか、住職の方が読経をはじめると、どこからともなく一匹のオレンジ色の蝶が祖父の遺影にとまったではないか思わずその光景に、自分と母は目を合わせた母は、墓石にかけた日本酒の匂いに釣られて来たと言っていたが、蝶は霊魂がこの世に現れるときの姿であるという言い伝えがある自分は、祖父が蝶の姿を借りて、我々に会いにきたのでは?と解釈したなんだか、そのほうが神秘的であるしばらく、祖父の遺影にとまっていたオレンジ色の蝶は、どこか遠い空へと飛んでいってしまった…そんな蝶のことは気づかないようで、読経のなか、祖母はずっと悲しの涙を流していた熟年離婚が話題の昨今のなか、世の中にはこういう夫婦もいるんだと思うと、ちょっと安心した紆余曲折はあったものの、長年連れ添ってきて先立たれた相手に対して涙を流せるだなんて、そう簡単なことではないと思う自分も、いつかそんな涙を流せるときはくるのだろうか…ふと祖母の涙を見てそう思った墓地を見回すと、手入れされていない墓は、雑草やら草木が生い茂っていた割と手入れされている墓でも、雑草の勢いはすごい以前、ここは竹林だったという雑草や草木が生えやすい土地柄なのであろう今でこそ、当家の墓地はきれいであるが、また放っておけば荒廃してしまうだろうせめて、春・秋の彼岸だけでも墓参りに訪れなければ…一回帰宅すると、その足で同じ区内にある知り合いの方の墓参りに訪れた住宅街の中に佇むその寺は、水戸光圀に縁がある寺ということで、こじんまりとした庭園は手入れが行き届いている近郊の墓地とは違って、ここの墓地は密集していて、狭苦しい印象が否めなかった供えられていた供花は、連日の猛暑の為か、すっかり枯れ萎れていたが、無礼は承知でそのままにさせていただくお線香を焚き、手を合わせる墓石の脇に、戒名と名前、命日が刻まれている故人との思い出は、各々それぞれの胸に仕舞われているとはおもうが、一人の人間の生きた証の印が墓碑銘だけかと思うと、なんだか無性に空しさを覚えるのであった
2006年07月16日
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