あゝ平凡なる我が人生に幸あれ

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2006年09月29日
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今日で、あるドラマが最終回を迎えた
美しい罠

人生はおとぎ話のように甘くはなく、愛や恋は砂糖菓子のように甘い夢に過ぎない
信念に従い、資産家の莫大な財産を狙うヒロインとヒーローが、相手の欲望をくすぐり、心を弄び、悪の限りを尽くして危険なゲームを繰り広げる
信念と愛を天秤に掛けた息詰まる戦いを通じて、心なくしては生きられない人の、決して美しくはない、それでいてどんな美しい花にも負けない愛の物語を目指します
(番組サイトより抜粋)

原案は、フランス・サスペンス界の女王、カトリーヌ・アルレーの世界的大ヒット作『 わらの女
原作は読んだことはないが、幾度となく2時間サスペンスでドラマ化された作品である


はじめは『 ドロドロしたドラマは嫌い 』と言っていた母も、いつしか虜となり、昼の放送時間になると見ているらしい
(母が連続ドラマを見るなんて渡る世間は鬼ばかり以来である)

さすがに放送期間が3ヶ月もの長期間(ドラマの放送は65回)だと、物語の中盤で中弛みして、主人公の男女がつかず離れずの関係になると“お互い素直になりなよォ”と突っ込んでみたりと、ドップリ、マッタリと昼メロの世界に浸かっていた

背徳の愛憎劇もクライマックスを迎えて、いよいよ最終回!
あいにく今日は仕事である
ドラマが始まる13時30分になると“始まった”と思い、時計の針が14時を差すと“どんなラストだったんだろう”と頭の中ではドラマのことばかり考えていた
もう一種の中毒である

仕事を追え遅めの帰宅をすると、母が人の顔を見るなり
いいドラマだったわ!
最後泣いちゃったわ
と、一足先に最終回を見ていた母が、感想を矢継ぎ早に浴びせてきた
やかましいわいっ!
わしゃ、これからドラマ見るんじゃ、黙っとけ!
と思いつつ、取るものとりあえずにドラマ最終回を見る
30分間という時間枠で、どううまく収めるのか心配だったが、荒削りではあるものの予想を大きく裏切り、良い結末で終わって良かった


ここで自分の涙腺が緩みだす…
そして、主人公の女と男がどんなにも険しい茨の道を歩もうが暖かく見守ってきた女性の
人の心は醜いわ、でも美しい
愛は残酷、でも愛は… やはり美しい

というセリフを聞いた途端、 号泣
このセリフに、今回のドラマで言いたかったことを凝縮しているように聞こえた

美しいんだね、愛は…
知らなかったよ
愛は残酷なものだとばかり思っていたよ
どうやら、自分はまだ本当の愛を知らないようだ…

美しい罠なぜここまで、このドラマに強く惹かれたのかは自分ではわからない
ただ、ドラマのヒロインが口癖のように
“人生は退屈な日常の繰り返しではない、毎日が楽しい企みのはず”
というセリフを言っていた
しかし、現実は、少なくとも自分は、毎日毎日が退屈とまでは言わないにしても、起きて・働いて・寝るの同じ繰り返しである
そんな日常生活をどうにかしたいう自分の奥底に眠る潜在意識が、決して自分が経験することのない非現実的でスリリングな展開のドラマに強く惹かれたのではないだろうか
その狂おしくも激しい生き様に憧れていたのかもしれない

こうしてドラマは終わった
見終わった今、なんだか燃え尽きて、抜け殻のようになってしまった







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最終更新日  2007年02月09日 09時23分42秒
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