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2013年02月26日(火)快晴09:20 東京メトロ千代田線二重橋前駅下車、6番出口から地上に出る。和田倉門跡をスタート、和田倉噴水公園を抜け、和田倉橋を渡る。気温は低いが、快晴。風は弱い。「大手門」で「入園票」を受け取り、「皇居東御苑」に入る。入園無料。すぐにあるのが「三の丸尚蔵館」。ガイドブックによれば、「蒙古襲来絵詞」等を収蔵している。入館すると、建物の大きさに比して展示室は狭い。ずらり並ぶのは、セピア色の肖像写真ばかり・・・・・。教科書で見る明治時代の元勲、伊藤博文とか山県有朋とか。秋山好古のもある。開催しているのは、『明治十二年明治天皇御下命「人物写真帖」-四五〇〇余名の肖像』という展覧会。「蒙古襲来絵詞」は「収蔵」しているけれど、「展示」はしていないらしい。な~んだ。「大手三の門跡」、「同心番所」、「百人番所」、「中之門跡」、「大番所」、「中雀門跡」と続き、ようやく「本丸跡」に登り着く。大手門から数えて4つの門を経なければ、本丸に辿り着けない構造になっている。大手門以外は石垣しか残っていないが、その石垣は堂々たるもの。「富士見櫓」、「松の大廊下跡」に寄ってから、「展望台」に登る。「白鳥濠」の向こうに高層ビル群を望める。「本丸休憩所」でひと休み。休憩所の展示物の中でも、天守閣があった頃の江戸城復元図に興味を引かれる。これらの建造物がすべて残っていれば、さぞや見応えがあるだろう。「富士見多聞」、「石室」をめぐり、「天守台」へ。ガイドブックによると、明暦の大火(1657年)で天守閣を焼失した後、加賀前田家の担当で築かれたとのこと。石垣は完成したものの、結局、天守閣は再建されなかった。「北詰橋門」、「梅林坂」、「汐見坂」に寄り、「二の丸庭園」をまわる。その一角に、全国の都道府県の木が植えられている。自分の出身地である石川県の木は、「あて(ひのきあすなろ)」なのだそうだ。県の花が「クロユリ」なのは知っていたが、県の木がアテだとは知らなかった。・・・・・・と言うより、アテという木の名前自体、聞いた覚えがない。梅林坂まで戻ると、紅白の梅に入園者が集まっている。「天神濠」の脇を通り、「平川門」で入園票を返し、「内堀通り」に出る。11:05 東京メトロ東西線竹橋駅1a出口で、今日の「東京歩きめぐり」を終える。神保町の金沢カレーの店「ゴーゴーカレー」で昼食。和田倉門跡 → 竹橋 : 4.2 km
2013.02.26
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2013年02月13日(水)快晴12:27 東京メトロ千代田線二重橋駅下車。2番出口から地上に出たところが、馬場先門跡。東京に住んで25年ほどになるが、初めて皇居の敷地に足を踏み入れる。「東京歩きめぐり」は、ここ「皇居」からスタートする。快晴ではあるが、強い北風が吹いている。まず、皇居前広場の広さに圧倒される。東京のド真ん中の超一等地に、超高層ビルが何十棟も建つであろうこの空間・・・・・。土地利用の基準が、経済的視点だけで計れるものではないことを、これを以て世間に知らしめているようにも思える。楠公レストハウス、楠正成像、桜田門をめぐる。桜田門は補修工事中。全体が足場とシートで覆われていて、その姿を見ることはできない。次に、皇居と言えばここ、正面石橋と正門鉄橋(いわゆる二重橋)を眺める。正面石橋の手前までしか、入ることが許されていない。坂下門も改修工事中。辰巳櫓と桔梗門を1枚に収められるポイントへ。シャッターを押す。皇居をめぐるにあたり、当初、新年の一般参賀を利用し、ふだん入ることのできないエリアを見てみようと考えた。参賀の方法を知るため、宮内庁のホームページを見たところ、平日の午前と午後の2回、許可制で参観できることを知る。一般参賀のように混雑しないはず。手続きは至極簡単、しかも無料。申し込んだのは、13:30 の午後の組。参観許可通知には、「10分前までに、桔梗門前に集合してください」とある。13:10 集合場所へ行くと、すでに10人ほど並んでいる。寒風の下、全員集合するまで待たされるのかと思ったら、その10人ほどと一緒に、休憩所「窓明館」へ案内される。入場の際に必要なのは、参観許可通知だけ。許可通知に「身分書を携帯してください」とあるが、その提示は求められない。窓明館で簡単な説明を受けた後、全員が揃うまで、展示物や売店を見て過ごす。売店には「菊紋グッズ」がずらり。POPに「この商品は、当店のみの販売です」とある「紅白まんじゅう」に引かれるが、賞味期限が2日後。購入は見送る。しかし、これは「東京土産」として使えそうだ。今日の午後の組の参観者は100人ほど、とのこと。ざっと見たところ、一般申し込みの日本人が3分の1、一般申し込みの外国人が3分の1、団体申し込みの日本人が3分の1といった感じ。13:40 これから回る参観コースの予習ビデオが始まる。14:00 ようやく参観が始まる。金色の桐紋がある制帽を被った、制服の案内係の宮内庁職員(たぶん)に引率され、4列に並んで歩く。窓明館を出てすぐにあるのが「元枢密院庁舎」。重々しい名前から思い浮かぶのは、時代がかったレンガ造りの建物だが、国会議事堂の試作となった大正10年完成の建物は、なんだか現代的で期待ハズレ。自然石を使った議事堂と違い、こちらはコンクリート造り。富士見櫓下へ進む。江戸城に残る3つの櫓のうち、3層あるのはここだけ(辰巳櫓と伏見櫓は2層)。次は昭和10年に建てられた宮内庁庁舎。昭和27年から43年まで仮宮殿として使われたと、案内係から解説がある。重厚な雰囲気。宮殿前の東庭。正月と天皇誕生日、物見高い国民が「万歳」をするところ。参観者の4列縦隊が、だいぶバラけてきた。まわりにいる3~4人の宮内庁職員(たぶん)は、牧羊犬よろしく、列を外れた参観羊を列に追い戻す。皇居参観のメイン、正門鉄橋(いわゆる二重橋)である。被写体としての正門鉄橋は、アングル的によくない。橋を横、または斜めから撮影できる場所への進入が許されていないからだ。一方、橋を渡った地点から見る伏見櫓は、誰が撮っても「絵になる」と思う(たぶん)。案内係の宮内庁職員(たぶん)は「砕けた」おじさんで、50代後半くらいだろうか。参観者全体への解説をハンドマイクで行うのだが、それ以外の時間は、すぐ後ろを歩く3~4人の参観者と世間話をしている。「寒い季節の案内は厚着をするなり対応できるけど、暑い季節はたまらんですわ」云々。制帽の桐紋をブロク用に1枚近影したかったが、流石にそれは頼めない。皇居には、天守閣などの主要な建造物は残っていないものの、石垣と濠と城門がよく保存されている。宮殿東庭、山下通り、蓮池濠脇を経て、窓明館前に戻る。ここで参観者は解散。和田倉門跡にある東京メトロ二重橋駅6番出口で、今日の「東京歩きめぐり」を終える。馬場先門跡 → 和田倉門跡 : 5.2 km
2013.02.13
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