2026
2025
2024
2023
2022
2021
2020
全3件 (3件中 1-3件目)
1
![]()
オフ会に参加して刺激を受け、久しぶりに「女教皇ヨハンナ」のDVDを見ました。この作品日本では上映されず、DVDもパソコンでしか再生できない、英語とドイツ語だけといういわくつきのものですが、それでも指輪物語ファラミアのファンの方には絶対お勧めのDVDです。「カラヴァッジョ」(古い方の)のDVDを手に入れて見た時、若き日のボロミアだ!と大感激しましたが、このDVDはまさに10年後のファラミアがいっぱい出てくるのです。あらすじをざっと紹介すると、9世紀、ドイツの貧しい村に生まれたヨハンナは男尊女卑が酷い家庭に育ちながらも字を覚え学者に認められて遠く離れたところにある学校に入学します。その時下宿先となった辺境伯のゲロルドに密かな恋心を抱きます。9世紀の騎士の衣装とかはまさに指輪物語の世界と一緒で、馬に乗る姿、妻と話す場面、とにかく10年後のファラミアのような場面がふんだんに出てきます。特に兜と鎧をつけて馬に乗るシーンはたまりません。ヨハンナを邪魔に思ったゲロルドの妻は夫が遠くに行っている時に彼女を無理やり結婚させてしまいますが(よくあるパターン)結婚式で人が大勢集まっている時に海賊に襲われ大勢の村人が殺されてしまいます。ゲロルドが部下を連れて戻った時には家族はみな殺されていて、隠れていたヨハンナは生き残り、村を出て髪を切り男として生きる決心をします。その後ヨハンナは修道院に入って修業をします。修道院は建物は大きいけどあまり光はささず暗い感じ、修道士も地味な服を着て規律に従って動き、規則を破った者には過酷な罰が与えられます。そこでヨハンナは医者を手伝って医学を学びました。その後ローマに出てその博識によって出世しついには教皇にまで選ばれるわけです。雪の残るアルプスを越えてローマに入るとドイツとは光の強さや生えている木が全然違うと感じました。暗く寒そうな場面が多いドイツに比べてローマは光があふれ、人々の衣装は聖職者でも色とりどりなのです。後に枢機卿は赤など決まった衣装を着るようになりますが、この頃はまだ決まりななく、また教皇選も室内ではなく広場に市民が集まった中で行われていました。ドイツとローマでは建物や人々の雰囲気も全く違うのに、どこへ行っても村の司教とか修道院長、そしてヴァチカンの高位聖職者はでっぷり太っている(笑)みんなきっといいものを食べているのでしょう。ローマに行ったヨハンナとゲロルドは偶然出会い、その時家族を失い地位も捨てていたゲロルドは求婚しますが、彼女は教皇として生きる道を選び、ゲロルドは護衛隊長になります。本当にゲロルドは最初から最後まで女性の憧れをこれでもかと詰め込んでいる(笑)作者が女性のためかどういうタイプに憧れるか知りぬいているのです。その役をファラミアだった人がたっぷり演じてくれているので、ファンにとってはたまらない作品です。今回はゲロルドだけでなく、修道院やヴァチカンの内部にも注目しました。知らないのに知っているような不思議な懐かしさや、この人見たことある!というのがたくさんありました。【楽天ブックスならいつでも送料無料】女教皇ヨハンナ(上) [ ドナ・ウ-ルフォ-ク・クロス ]価格:2,052円(税込、送料込)
2015年07月27日
コメント(0)
![]()
「ターナー、光に愛を求めて」を見てきました。この映画はハラハラドキドキするようなストーリー展開はないし、カッコ俳優さんが出て来るわけでもない、美しい恋愛物語でもないので誰にでもお勧めというわけにはいきません。また、ターナーをあの有名な自画像やヴェネチアなどの絵で知っている人に対しても、イメージを壊してしまうかもとためらいます。でも、そんなことはない、やっぱりターナーが好き、何よりも映画が好きという人にはぜひ見て欲しい映画です。決して損はしない、どころか10年に1度見られるかどうかわからない傑作です(私にとっては)映画の舞台になる場所はロンドンにあるターナーの自宅兼アトリエ、ロイヤルアカデミー、パトロンのお金持ちの家、ブース夫人の宿屋がある港町、後は近所の市場やテムズ川とごく限られた場所です。ターナーは広くヨーロッパを旅して絵を描いているのにその風景がほとんど出てこないのです。きっと彼はたくさんの場所を旅しているけど、その目的はあくまでも絵になる光景を捜すことで、彼自身がその土地の人々や景色と交流を持ったわけではない、下手に観光名所を入れたら現代の旅行案内番組になって彼の見た景色ではなくなり印象の薄いものになってしまうからあえて狭い地域だけの撮影にした、そんなことを考えました(違っているかも)実際のターナーがあの肖像画とは違っていると知っていました。知ってはいても映画での登場の仕方は衝撃的です。無愛想、醜男、いつもゼイゼイと息苦しそうにしているし・・・絵を知る前に映画を見ていたら夢中になったかどうか、微妙です。さらに女中のハンナに手を出したり、昔の同棲相手や実の娘が訪ねてきても無関心だったり、娼館に行ったりとこれは許せない!という場面もたくさんありました。それでも映画の画面の人物はターナーであり、圧倒的な迫力と存在感がありました。ターナーは母親を精神病で亡くしていて父親とだけに強い絆があった、その父親を亡くした時の表現がすごかったです。普段感情を表わさない人間がこうなるのかとびっくりしました。ロイヤルアカデミーの展覧会は華やかだけど画家にとっては戦いの場所ライバル意識がすごいです。また会員になれずにターナーに借金をして最後には自ら命を絶ったと言う画家も出てきて(パンフレットにあった)芸術の残酷さも突きつけられました。あの時代イギリスは発展したけどターナーの母のような不幸な人生や夭折した芸術家などもたくさんいて華やかな時代というだけではないと実感しました。ターナーは晩年港町で宿屋を営んでいたブース夫人と親しくなり、一緒に暮らすようになります。2人並んで写真を撮ってもらう姿が微笑ましく言葉に表現するのが下手な彼の唯一の愛情表現だったのだと思いました。でもそうやってターナーが長くもどらないことで女中のハンナは苦しむ、何かを得れば何かを失うのだと強く感じました。パンフレットを見ると、映画の撮影期間は16週間だけど監督は12年間も構想を練っていたこと、主演の俳優さんは2年間絵を習いに行ったことなどが書かれていて、監督、出演者、スタッフの誰もが真剣勝負で映画作りに関わったということがよくわかりました。勧める相手を選ぶけど、やっぱり多くの人に見て欲しい映画です。【送料無料】絵画:ウィリアム・ターナー「自画像」●サイズF15(65.2×53.0cm)●プレゼント・ギ...価格:48,800円(税込、送料込)
2015年07月14日
コメント(2)
7月に入ったので、今年の前半を振り返ってみようと思います。今年の前半、特に4月から6月まで、長男が就職して家に戻ってきたことと次男の高校でPTAの本部役員を引き受けたことで生活は大きく変わり疾風怒濤の日々でした。今まで大学近くで1人暮らしをしていた長男が就職して家に戻ってきたことでまず買い物の量と食費が大幅に増えました。仕事の都合上朝早く家を出ることも多く、また学生の時のアルバイトとは時間や責任が全然違うので疲れて不機嫌な時も多いでも研修期間が過ぎて無事配属が決まった時は、これで長男の子育ては一応終わり、いい形で大人にすることができたのだなと思いました。私は今までPTA役員は組織の末端ばかりで本部役員は初めてだったので、まあいろいろ驚きや戸惑いがありました(笑)合唱祭などの行事参加も含めれば平均して1週間に1回は学校に行っていることになるし、本部役員は結局学校行事すべてに関わらなければいけないから引き継ぎの時はファイル1冊分の資料を渡されたし、役員会で話し合わなければならないことは膨大にありで集まれる日も限られているので本当に朝から夕方まで話し合いということもあります。外国人である夫はPTAなどというものは存在しない学校生活を送ったので(今はあるかもしれない)なんでそんなに長時間学校に集まって話し合いをしているのかと文句を言います。それぞれの役員会でのトラブルや意見の食い違いは果てしなくあり、それだけで1冊の本が書けそうなので省略しますが、とにかく本部役員というのは細かいことには気にしない、人になんと言われても大丈夫というずうずうしさが求められると思いました。週に1度はスペイン語の教室に通っていて、4月から入門の後期のクラスに入り、先生は同じだけど(これは私にとってすごくラッキーなことだった。先生のファンだったので)新しくクラスに入って来た人が他でも勉強していてすごくできる、後期に入って授業はスピードアップしガンガン進みます。よい先生とクラスメイトに恵まれ、スペイン語を身につけるにはこれ以上ないよい環境なのにしっかり勉強する時間がとれず、いつも授業中あたふたしているのが悲しいです。そんなこんなで今年の前半は慌ただしく過ぎましたが、それでも仕事先やPTA本部内での人間関係はとてもよく恵まれていると思います。またいいタイミングでオフ会や美術展に誘われてよい出会いがあったり見るべきものをしっかり見ることができた、子育てやPTAでも結果を出せた、そう考えると今年前半は幸運が続きよい時だったとも思います
2015年07月03日
コメント(2)
全3件 (3件中 1-3件目)
1


