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みなさん、こんにちはいつもご訪問ありがとうございます4月に中学に入学した娘、サキ。順調なスタートで中学生活に入ったのですが、3ヵ月目になり、かなり精神的なバランスが崩れてきています。再び、睡眠時間が乱れ、学校へ行けない日が続いています学校という場所が、どうしても苦しいと感じる子もいるんですね。サキの笑顔が早く見たいななかなか更新、訪問ができませんが、なるべく焦らず、穏やかな気持ちで毎日を過ごしていきたいと思っています。しばらく更新が不定期になりますが、どうぞよろしくお願いいたします。蒸し暑い日が続きますが、皆さんもお元気で…。ベランダ菜園のトウガラシ。ついにそれらしい実ができ始めました♪土と水とお日さま。自然の恵みに感謝すくすく育っている姿、嬉しいですひなたまさみPS:もともとバリバリ動いていないとダメな私。ここしばらくの引きこもり状態のストレス発散にも”ビリーズブートキャンプ”だけは続けながら、いい汗をかいています(笑)。そのうちまた、こちらの報告もたっぷりしたいと思っています
2007年06月19日
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小4の息子ヒデキは、ワンパク盛り。口答えも一人前で、カチン!とくることもしばしばです。少し前も、あまりに生意気なヒデキに、普段はあまり叱らない私もついにキレてしまい、前代未聞の大ゲンカになりました。叱られたヒデキの「ママだって好き勝手ばっかりしてるじゃないか」に腹を立てた私は、ビンタのひとつでも…と思ったのですが、基本的に子どもに手をあげることはしたくないので、グググっと我慢。(こうなったら家から追い出そう!)と思い、椅子に座っているヒデキのシャツを両手でグッとつかみ、「顔を見たくないから、もう家から出て行きなさいっ」私があまりに激しく怒っているので、少々ビビッているヒデキ。力を入れて、椅子から立ち上がらないように踏ん張っています。「早く!出て行け~~っ」私は力いっぱい両手を引っ張り上げたのですが…ビリッ!メリメリメリ…(うそっ!?シャツが破れた?)ボクシングで鍛えている私の腕力。相手は自分より重い息子です。慌ててシャツを見ると…(うわっこれはラグビーのメーカーの、1枚8,000円もしたシャツじゃない!?)一瞬力が抜ける私ですが、そこで引き下がるわけにもいきません。全力でヒデキを立たせると、背中を押しながら、玄関まで連れて行き、「もう、当分帰ってこなくていいから」家の外へ出し、鍵を閉めてしまいました。パパも家にいましたが、黙ってテレビを見ていました。30分後、外へ出てみると、マンションの自転車置き場に座り込んで首をうなだれているヒデキ。それから2人で泣きながら反省会をして、仲直り。「そういえば、さっきシャツが破れたような音がしてたよね」「うん。オレも”ヤバイんじゃない?”って思ったしな。笑」シャツには、目に見える破れはありませんでした。さすがはラグビー用の8,000円もするシャツですね(笑)。「あれはちょっと、ママもやりすぎたよ。ごめんね」「ううん。オレが悪かったから…」その後手をつないで家に帰る途中、ヒデキが、「さっき、パパが覗いてたよ」(ふふっ♪一応、気にしてくれてたんだね。笑)そうかと思うと、先日は雨の中、ずぶ濡れで帰ってきたヒデキ。髪の毛からも、ポタポタと雨の雫が落ちています。「ちょっと!帰りは雨になるから、って朝傘を持っていったはずでしょ?どういうこと!?」「だって、Tちゃん(同じマンションに住む、2歳下の男の子)が傘持ってなかったから…」「えっ?貸してあげたの?」「うん」「一緒に入ればよかったじゃない?」「そうだよ。一緒に入ってたんだけど~、オレは身体がデカイから、オレと一緒だとTちゃんの方がどんどん濡れちゃったわけ。だから”オレはいいや”と思って貸してあげたの」「……(たしかにヒデキが一緒じゃ、押し出されちゃうだろうな)よしっ!エライっ!ヒデキ、かっこいいぞ♪早くシャワーに入りなさい」普段から、理由をつけては雨に濡れて帰るヒデキ。(ほんとは、雨に濡れたかったんじゃない?)ともチラッと思ったけど、”Tちゃんのため”というのも満更嘘ではなさそうです。そんなことを聞かされたら、叱るわけにもいきませんね♪これはヒデキに一本取られました(笑)。最近になって、憧れていた野球の硬球を買ったヒデキ。ずっと前から欲しがっていたけれど、(目の病気があるため)「危ないから、野球だけはやっちゃダメ!」バットとグローブと軟球だけを買い与えていましたが、野球チームに入っているお友達と野球をして遊ぶときは、みんなの硬球を借りてやっている、と聞き、仕方なく一つだけ買ったのでした。「やったー!プロ野球選手と同じ硬球だ!!」その夜遅くに帰宅したパパ。テーブルの上の硬球に目をとめ、「おっ?これ、買ったの?」「う・・・うん。ずっと買わなかったけど、最近はお友達のを借りて使っているみたいだから。目には気をつけるように言ってるけどね」パッと目を輝かせるパパ。パパはその昔、会社の野球チームでピッチャーをしていました。息子と野球をするのが夢だったのですが、もうとっくにそれは諦めているようでした。「おい、ヒデキ。ちょっとこっち来いよ」これが、フォークだぞ。それから…これが、カーブ」「すげぇ!パパ、そんなの出来るの?」「ヒデキ、パパはピッチャーだったんだよ」「すげぇ~~~!!!」「でもな、まだ硬球は早いぞ。ボールが重いだろ?もう少し大きくなってから使え」「うん」(は?やけに素直じゃない?笑)今日は授業参観です。明日が父の日、ということで、お父さんも参加しやすいように土曜日の参観のようです。私はこれから仕事で行けませんが、パパが参加します。パパと一緒に工作をしながら、普段なかなか持てない時間をパパと過ごしてくるでしょう。ワンパク坊主のヒデキの甘えと反発。ヒデキと私との距離は少しずつ離れ始め、その逆に無口で怖かったパパとの距離が、少しずつ縮まってきているような気がする今日この頃です。ひなたまさみ
2007年06月16日
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みなさん、こんにちはいよいよ本州も梅雨入りのようですね。またまたお休みしてしまっていましたが、娘のサキ(中1)が体調を崩しています中間テストが終わったと思うと、そろそろ期末テストが近くなってきて、精神的な疲れや緊張がいっぱいあるようです。先日も寝起きに大泣きして私を呼び、慌ててそばへ行くと、「ママ、怖い夢を見た」夢の中で自分が死にそうになってしまい、それを助けようとした私が身代わりになって死んでしまった、というのです。2日くらい続けて学校へ行くと、3日目には熱が出てしまう。私に対しても、反発したり、甘えたり、泣いたり、笑ったり…そんなことを繰り返しています。精神的なバランスが崩れると、私も娘についている時間が長くなります。娘が気持ちを楽に持って、穏やかな日々が過ごせるようになるといいな近所のスーパーでエレベーターに乗ったとき、中に一組の親子がいました。幼稚園の制服を着たお姉ちゃんと、ベビーカーに乗った弟くん、そしてお母さん。普段から私は、つい小さな子どもに目がいってしまいますが、「2~3歳違いのお姉ちゃんと弟」のときには、やっぱりサキ(中1)とヒデキ(小4)が重なります。まず、じーっと私を見ている弟くんと目が合って、私がにっこり。すると、弟くんはとたんに喜んではしゃぎ始めました。(可愛いなぁ~)すると、その様子を見ていたお姉ちゃんが、私に向かって、「ヒトミシリ!ヒトミシリだよ♪」(人見知り?ん?これは人見知りじゃないような気が…。笑ああ、きっと覚えたてのそのことばを使ってみたいんだろうな~)嬉しそうに「ヒトミシリ」を繰り返しながら、弟くんのことを一生懸命に私に説明してくれるお姉ちゃんを見ていると、なんだかあったかい気持ちになりました。「人見知り?難しいことばを知ってるのね。おりこうさんだねぇ~いいお姉ちゃんだね」ちっちゃなお姉ちゃんたちを見ていると、(頑張れ!)って思う私なのでした。そして2日前には、近くの幼稚園でヒッポファミリークラブの活動をやってきました。サキの様子が心配だったのですが、その日は車で学校まで送り届け、何とか幼稚園にも間に合いました園の依頼を受け、年に3回ほど、仲間たちと一緒にボランティアで授業をしに行っています。(今回私と一緒に行ってくれたのは、きららとごまちゃん)授業と言っても、相手は幼稚園児ですから、いろんなことばであいさつをしたり、ゲームやダンスをしながら楽しい時間を過ごして帰ってくる、というもの。今年度に入ってからは初めての幼稚園ヒッポでした。始まる前に園長先生が、「今年、年少クラスに外国の子どもが入ってきたんです」「そうですか?国はどこですか?」「それがね~、インドネシアなんですよ。教育委員会の外国籍の子ども用の会話マニュアルを見たんですが、インドネシア語はなくて…ヒッポさんならご存知かな?と思いまして…」インドネシア人のN君は、日本で育っているようですが、お母さんがほとんど日本語がわからないため、これまで日本語の環境で遊んでいた様子はない、とのこと。いつも緊張と不安を抱えて、おとなしいN君ですが、最近になってようやく、園長先生に「しゅいましぇん、しゅいましぇん(すいません)、トイレはどこでしゅか?」と尋ねるようになったそうです。(知らないことばの中で、一生懸命に頑張っているんだなぁ~)我が家には、インドネシアの人がホームステイに来てくれたことがありました。一緒に行ってくれたごまちゃんもやはりインドネシアの人を受け入れしたことがあるし、きららには子どもの幼稚園のお母さんの中にインドネシアの人がいて、お友達になっていました。私たちにとっては、身近に感じられることば。「わかりました。じゃ、今日はインドネシア語で挨拶をしてみましょう♪」教室に入ると、すぐにN君はわかりました。くるくるの巻き毛と、つぶらな瞳。肌の色が他の子どもたちよりちょっと浅黒くて、とっても可愛いN君は、先生のお話のとおり、伏し目がちな表情でした。「みなさん、こんにちは!今日はインドネシアのことばで”おはよう”の挨拶をしたいと思います。みんなも聞こえたままに、大きな声で真似してみてね。”スラマッパギー!”」私は自己紹介もそのままインドネシア語でしてみました。N君は不思議そうな顔のまま、表情を変えずにじ~っと私を見ています。やがてみんなでゲームをして遊ぶうち、だんだん表情が柔らかくなっていくN君。最後に、いくつかのインドネシア語をみんなで真似っこしてみました。”テリマカシ~(ありがとう)””サマサマ~(どういたしまして)””ジュンパラギ~(さようなら)”と、そのときです。座って聞いていた子どもたちの中から、N君一人が突然立ち上がり、嬉しそうに両手をあげ、その場でピョンピョン跳びはね始めたのでした。私たちは本当にビックリ!!もちろん園長先生も他の先生方も、そんな嬉しそうなN君を見たのは初めてだったらしく、驚かれていました。(よかったーー!!)最後は、ごまちゃんもきららも、そして私も、たくさんの小さな子どもたちにもみくちゃにされながら、「ジュンパラギー♪」私たちの心には、N君のあの笑顔がいつまでも残っていました。園長先生が、インドネシア語の挨拶をいくつか書きとめながら、「今日、N君のお母さんがお迎えに来たときに、早速言ってみたいな、と思って…」「そうですね!ぜひ、そうしてあげてください」異国の地でいろんな緊張を抱えながら子育てをしているN君のお母さん。周りの人たちに、たった一言でも自分の母語で話しかけてもらえたら、どんなに嬉しいことでしょう。次回の幼稚園ヒッポには、N君のお母さんもお誘いしてくださるそうです。私も、インドネシア語もまたいっぱい聞きたいな、と思いました。ひなたまさみ
2007年06月14日
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みなさん、おはようございます今日は挑戦中のビリーズブートキャンプの報告です♪(ちゅったんさんのブログでも紹介していただいたし、dayanさんからのリクエストもあったので、その後の報告をしなくっちゃ!)はい。まだ続けていますよ~入隊以来、3週間が過ぎました。(最低3ヵ月は毎日続けたい)と思って始めたのですが、私にとって何が難しいかというと、やる時間を作ることが一番難しい、と実感しています仕事から帰ってくると息子のお稽古ごとの送迎、帰宅してからは夕食、お風呂、子どもの宿題…気がつくと22時頃になってしまい、もたもたしていると主人の帰宅となり、約1時間のプログラムをやる時間がなかなか取れません。それなら朝やればいいのでしょうけど、40歳を過ぎたオバさんが朝の4時や5時からいきなり始めるには、あまりにもハードな内容です。とりあえず夕食後すぐにやることが多いのですが、食べた直後の運動ですから、理想的な時間とは言えませんよね~結局一週間のうち、2日くらいは休んでしまう日がありますが、「2日続けて休まない」ということだけは守っています。(それ以上休むと、キツすぎてついていけなくなるからです)3週間経過して、だいぶプログラムについていけるようにはなってきましたが、それでも応用プログラムの日には、毎回一度は「死ぬかも?」と思うほど、キツイと感じます。それでも続けてやれるのは、終わったあとの達成感、爽快感がたまらないのと、自分の身体の変化が面白いそれからしっかり食べて、しっかり動いて、身体を作っていくのが楽しいから、かな。あとは、一緒に頑張っている仲間の人たちや、興味を持って報告を読んでくださるみなさんの存在、そしてビリー隊長の魅力ですねさて、3週間経って、どのくらい変化してきたでしょう?●体重 -1.6kg●体脂肪率 -2.7%●ウエスト -10cm●体年齢 38歳(実年齢は41歳)(身長は162.5cmです)ウエストはついに、69cm→59cmになりました(ウエストには特に即効性があるようですね)筋肉が増えてきたせいか、体重の変化はそれほど大きくありませんが、太もも、腕、ヒップもそれぞれ2cmずつ減っていますから、全体的に引き締まってきているのは自分でもわかるし、人の目には十分「痩せた」ように見えるようです。このスタート時のウエストが…今はこんな感じです。更に、これを始めた頃は窮屈で穿かなくなっていたジーンズも…よくダイエットの広告でこういうの、ありますよね(笑)食事制限は特にしていません。大好きな甘いもの(チョコレート、和菓子、アイス、ケーキなど)は、毎日必ず食べているし、飲み物もコーヒー牛乳やカルピスなど、子どもと一緒に甘いものを結構飲んでいますから、ダイエット特有の「何かを我慢している」というストレスもありません。(そういう制限もきちんと出来る人は、もっと体重が落ちるのは早いと思います)私は体重も体脂肪率も標準値だし、ウエストももう十分だと思っているので、あとはコツコツと継続しながら、・太もも、・二の腕・下腹をもう少し引き締めて、いつかあのターミネーター2のリンダ・ハミルトンのようにしなやかでカッコイイ身体になれたらいいなぁ~♪と思っています。「夏までに腕やお腹の周りをスッキリさせたい」というのが当初の目標でしたが、気がつくと服装はもうすっかり夏ですよね~(笑)まだまだとてもタンクトップが着れるような腕まわりではありませんが、胴まわりはスッキリしてきて、たくさんつまめた背中の肉も(どこへ行っちゃったの?)という感じ。もう永遠に穿くこともないだろう、と娘にあげるつもりだったLevisの28インチスリムジーンズも再び穿けるようになりました!(少し前まで11号、Lサイズだったのにこれは”7号”と書いてあります)これは嬉しいですね~夏に水着を着たい人、とにかく急いで結果を出したい人には、本当にお勧めですただし、しつこいようですが、これはキツイですっ!覚悟と強い意志、それから一緒に励まし合える仲間がいてくれるといいですね♪私もまだまだ続けます。これから始める人、挑戦中の人、ぜひ一緒に頑張って、最後はみんなでヴィクトリ~~~と叫んじゃいましょうひなたまさみ
2007年06月12日
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おはようございますふぅ~~っ…なんとか怒涛の週末を乗り越えましたのりぴーは元気にフランスより帰国。10ヵ月の間、異国の地でホームステイをしながら高校へ通っていたのりぴーは、フランス語はもちろんフランス人みたいにペラペラになっていましたが、何よりその経験を通して、人間として大きく成長してきたことが感じられ、感動いっぱいの再会でした☆そして昨日は朝からヒデキ(小4)のラグビーの試合で富士山の麓までドライブ。夜は仕事のミーティングで都内へ。帰宅は真夜中の1時前でした。その間、子どもたちはいつものように瀬戸家で楽しい時間。昨夜はトラックの荷台に乗って近くの田んぼへ行き、蛍を見せてもらったそうです。いつも、普段なかなかできない貴重な経験をさせてもらえる瀬戸ファミリー。それから子どもたちの送迎をしてくださった両国の隠居さん、ありがとうございましたそんなこんなで、報告したいことは山ほどあるのですが、今日は昨日のヒデキのラグビーの試合のことを書きたいと思います。昨日の朝。5時頃からお弁当を作り始め、6時すぎにはヒデキが自分から起きてきました。(普段はまず、そんなことはありません。それはヒデキの緊張の印でもあります)「ママ、雨は?」「おはよう雨、降ってないよ。良かったね」「え~~っ!?なんでだよ~?雨じゃないのぉ?」(は?雨の方が良かったの?)「早くご飯食べて着替えないと…」「なんだよ~~。オレ、試合なんか行きたくねぇ~よ」(出たぁ~!相変わらずのビビリだなぁ。ま、いつものことか)「集合に遅れたら大変だから、さっさと準備して」「もう!なんで試合に行かなきゃいけねぇ~んだよ!?オレは試合なんか行きたくねぇ~んだよぉ~~」(な、な、泣くの?ちょっと、ちょっと、勘弁してよ~)「そんなの、前から決まっていたことじゃない?どうして行きたくないの?」「ラグビーなんか、どうやったらいいかわかんないもん」「大丈夫だよ。みんな最初のうちはそうだ、ってコーチも言ってたじゃん」「しかもオレの入るジャージはないし…」そうだ。確か前回初めての試合のとき、ヒデキに入るジャージはなかった…。「だ、だいじょうぶだよ。今日は高学年も一緒だから、きっと誰か大きいサイズの人のを貸してもらえるから」「しかもぜって~に勝てねぇ~しな。そんな試合、出たくもねぇ~よ」「どうしてやる前から勝てないなんて決めるの?やってみないとわからないじゃん」「は?負けるに決まってるじゃん。去年そこのチームにボロ負けした、ってみんな言ってたもん」プチッ!これにはさすがに私もキレました。「ヒデキ!去年負けたチームなら、みんななおさら”今年こそ勝つぞ!”って思ってるんじゃないの?そんなの、みんなに対して失礼だよっそういう考えは、ママは許せないね」「なんだよ~、自分なんかラグビーやったことないくせに!」「あるママだってラグビーの試合に出たことあるんだから!」(マズイ!嘘ついちゃった…)「はぁ~~っ?そんなの、嘘だしな。じゃ~、いつ出たか言ってみろよ!」「ママは…ママは…ヒデキが試合に出てるときには、いつも心の中で一緒に出て戦ってるんだから!」苦し紛れに言ったことばではありましたが、言ってみると確かにそうなんだ、という気がしてきます。「はっ?そんなの、知らねぇ~し!」はぁ~っ…ヒデキはスポーツが大好きです。でも、試合の前は、いつもこうなります。いつもいつも、朝になると泣いたり、騒いだり…すんなり行ったためしがありません。朝早くからお弁当を作って、スポーツドリンクを用意する私は、いつもこれでガックリくるのです。でも、いざ試合が始まると、嘘のようにスイッチが入るヒデキ。負けず嫌いで、絶対に負けたくないヒデキは、きっと”試合”に対して緊張や集中をしすぎてしまうのでしょうね。朝7時半に駅に集まり、みんなで車に分乗して、会場になっている富士山の麓まで移動。出る頃には雨が上がり薄日が射し始めていたのに、再び雨が降り始め、到着する頃には雷ゴロゴロの土砂降りです。すぐに試合が始まり、とりあえずヒデキは控えでした。(ヒデキは今回2回目の試合なので、後半出ることになっていました)「ヒデキ、みんなを応援しながら、どうやって動いたらいいのか、ちゃんと見てなよ」ところが…ピカッ!!ゴロゴロゴロゴロ!!落雷注意報が出たため、試合は開始直後一時中断。結局、1試合の前半だけで終わることになりました。(もう、今日は出番がないかな?)子どもたちはみんな頑張っていました。雨の中、泥んこになりながらのタックル。ボールをつかんで必死に走る姿。我が子でなくても、見ていて胸が熱くなります。なんと!?ヒデキのチームはどんどんトライを決め、4-0(本当は得点は違います。これはトライの数です)でリードしています。仲間がトライするたびに、躍り上がるように喜ぶヒデキ。そして残り何分かで、ついにヒデキが呼ばれて入りました。(ちょっとでも参加できて良かったね♪)どすこい体型でいつもはフォワード(最前列でスクラムを組む)のヒデキですが、昨日はなぜかセンターでした。フォワードからまわってきたパスを受け、パスをまわしながらひたすら前へ進んでいく、という役回りのようです。(だいじょうぶかな?わかるかな?)立ち位置も、コーチに教えてもらいながらのヒデキ。それでもいざ試合が始まると、相手チームの子に勢いよくタックルし、ボールを止めました2回ほど引っくり返って泥んこになったところで、調子が出てきたようでした「いいぞ、ヒデキ!ナイスタックル♪」コーチのことばに嬉しそうに頷くヒデキ。ヒデキたちのチームがリードしたまま、試合終了1分前。ついにヒデキがパスされたボールを脇に抱え、勢いよく走り出しました。慌てて追いかける相手チーム。前方はがら空きです。チャンス(ヒデキ、突っ走れ~~!そのまま逃げきれ~~!)必死で走るヒデキ相手チームとの差は、なかなか縮まりません。(いいぞ!そのまま、行け~~~~~っ!)ピーーーーーーーッ♪「やったーーー!!!」ガッツポースで飛び上がるヒデキとチームメイトたち。ヒデキが見事、初トライを決めましたピピーーーッ!そこで試合終了。結局、5-0でヒデキたちのチームの勝利でした。朝あんなにぐずっていたのが嘘のように、ピカピカの笑顔でチームメイトたちと喜びを分け合うヒデキ緊張と興奮、疲れが一気に噴き出したのか、帰りの車の中では爆睡のヒデキ。目が覚めてからも、チームが勝ったことと、初トライを決めたことの嬉しさで、顔はニコニコほころびっぱなしです。「ママ、オレたち勝ったしな!オレも初トライ決めたしな!あれはS君があのときオレにパスを回してくれたおかげなんだよ。”もう時間がないから、絶対に決めてやる!”って思って、必死で走ったんだよ」ほんの数分間の出来事でしたが、やっぱりあの場にいて、あの瞬間を見せてもらうことができて良かったな。私にとってもヒデキにとっても、大切な思い出がまたひとつ出来ました☆ひなたまさみ
2007年06月11日
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おはようございますあまりに忙しくて、日記が止まってしまっています。ごめんなさいね~今日はこれからヒッポの仲間を車に乗せて、成田空港(今はもう新東京国際空港だっけ?)まで行ってきます去年の夏に見送った市内の仲間、高校生ののりピーが10ヵ月間のホームステイ&留学を終え、フランスから帰国するので、行ける人たちみんなでお迎えですそれでは、行ってきますひなたまさみ
2007年06月09日
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おはようございますヒデキ(小4)は昨日、足の包帯を外して帰ってきました。「包帯、どうしたの?」「だって、ドッジボールするのに邪魔だったんだもん。(やっぱりやったんだ?)しかも、YとかSとかがさ~、”おい!ヒデキの弱点は右足の親指だぞ!”とか言って狙ってくるから、ムカついて外してやった」…だそうです(笑)。昨日も帰宅するなり、ランドセルを放り投げて、暗くなるまで野球をして遊んでいました。一方の娘サキ(中1)の方は、昨日学校を欠席しました。(今日はどうかな~?)借りていた映画のDVDの返却日が迫っていたので、私は自分が観たくて借りた作品をサキと一緒に鑑賞しました。「博士の愛した数式」感想は…「こういう作品、私は大好きです」の一言に尽きます。普段は私と映画の趣味があまり合わないサキも、珍しく「いい映画だったね~」と、何度も繰り返すほど気に入ったようでした。原作は昨年度の本屋大賞でしたか。気になりながら読むチャンスがないうちに映画になり、それもとても評判が良いようだったので、ずっと気になっていました。交通事故に遭ってから、毎日80分の記憶しか残らなくなってしまった博士。その家に家政婦として通い始めた一人のお母さんとその息子との触れ合い。初めてその家を訪れた家政婦さんに、博士は開口一番、「足のサイズは?」と、尋ねます。「24センチです」「24…4の階乗。実に潔い数字だ」記憶がリセットされるため、この会話はその後毎日続くことになります。家政婦の10歳の息子には√(ルート)というあだ名をつけ、「どんな数字も厭わずに自分の傘の下に入れる。実に寛大な記号だ」(すみません、こんなセリフだったと思いますが、ちょっと違うかもしれません)と言いながら、ルートをとても可愛がり、数学の楽しさや得意の野球を教える博士。自分が論文で学長賞を受賞したときの番号(腕につけているブレスレット)は284。家政婦さんの誕生日は2月20日。284と220という数字。これは「友愛数」であることに感激する博士。友愛数というのは、その数自身を除いたそれぞれの約数を足し合わせると、お互いの数になる組み合わせ。つまり、284以外の284の約数を足すと220になり、220以外の220の約数を足すと284になる。数学を、自然をこよなく愛する博士。私の知っている人にも、こんな人がいます。ヒッポファミリークラブの創始者である榊原陽氏。(通称さかっちゃん)「数式は、自然をあらわすことばである」「赤ちゃんたちが勉強することなくことばを話せるようになっていく不思議。そこにもきっと美しい秩序があるに違いない」中学の数学では因数分解あたりですぐに脱落した私。そんな私がことばに興味を持ち11年前に家族で仲間入りしたヒッポで、まさか「部分と全体」(みすず書房・ハイゼンベルク著)なんていう本を読んだり、あの苦手だった数学や物理と再会することになるなんて、思ってもみませんでした。ヒッポの活動を地域で主催するようになって以来、一介の主婦である私が、これまで何人もの大学の数学や物理の先生方とお会いする機会に恵まれました。中でも印象に残っているのは、ある大学の数学の先生から、フィボナッチ数列についてのお話を伺ったことでした。フィボナッチ数(列)というのは、1,1,2,3,5,8,13…というように、すぐ隣の数字と足し合わせた数が並んでいく数列だそうです。「ひまわりの種とか、まつぼっくりのまつかさとか、らせん状のように並んでいるものは、このフィボナッチ数列になっている」と聞いたときには、本当にビックリしました。自然界と数学とが結びつくという発想が、私の頭の中にはまったくなかったからです。更にその先生は、「生物が大量発生する年は、素数の年である」という話もしてくださいました。「たとえば、4年周期で大量発生する生物の天敵が12年周期で大量発生するとしたら…3回に一度は天敵も大量発生するわけですから、絶滅する恐れがありますね。それを避けるには、素数の年が良いというわけですね」(ええ~っ!?例えばセミや蜂が、素数を知っていて、”今年は増えるぞ~!”なんてやっているとは思えないよね?それなのに、そんなことがあるなんて…)私はそのとき自分がこれまで意識すらしてこなかった自然界の神秘の一端に触れたような気がしました。博士も愛していた素数。1とその数以外に約数を持たない孤高の数。1、2、3、5、7、9、11…(なんて素敵なんだろう!?数学って、こんな世界だったの~?)私がその話を聞いたのは、もう8年くらい前でしょうか。いまでもそのとき受けた驚きと感動は憶えています。そして、(どうして中学の数学の先生は、こんなことを私たちに教えてくれなかったんだろう?もしも因数分解や関数を教わるときにこういう話を聞いていたら、私はもうちょっとは数学が好きになっていたはずなのに…)と、思ったものでした。√少年はやがて数学の先生となり、教壇に立ちます。映画は、その先生の最初の授業の流れに沿っての回想、という形で進んでいきます。(そうだよね~。博士みたいな先生のそばで育った子どもがやがて博士と同じように数学を愛するというのは、ごく自然なことだもんね~)この映画は、若い人たち、特にかつての私のような数学嫌いの中学生、高校生たちにぜひ観て欲しい!と感じました。さて、映画のあと。私は、不思議なくらい感性が一致している2人のクリエイター、サキとセトハル君の誕生日にも何かの法則があるのでは?と思い、早速2人の生年月日を書き並べ、それを足してみたり、掛けてみたり、素因数分解してみたり…そしてようやく2人に共通する性質を発見サキの生年月日(西暦を含む)の数字をすべて足すと、39(サキは1994年9月16日生まれなので、1+9+9+4+9+1+6=39)セトハル君の数字は、33それぞれを素因数分解してみると…サキ=3×13(素数)ハル君=3×11(素数)2人とも、3と(2ケタの)素数を掛け合わせた人。(とってもシンプルな式になります)(あれ?こういうの、法則でもグループでもないのかな?とりあえず私は、この2人に共通するものさえ見つかれば満足だったので。笑)ちなみに私の場合は30素因数分解すると、2×3×5息子は34で、2×17(2ケタの素数)ですから、この組み合わせは、それほど多くの人に当てはまるわけではなさそうです。みなさんの中に、生年月日の数字を足して素因数分解した答えが、3×(2ケタの)素数になる人がいらっしゃいますか~?その人は、サキやハル君と共鳴しあえる感性を持ち合わせていらっしゃるかもしれませんね以上、私の妄想話(笑)。「博士の愛した数式」は、静かで、穏やかで、数学の美しさを伝えてくれ、心のスケールを押し広げてくれる素晴らしい映画でした。最後に、我が家のベランダ菜園。ついに開いたとうがらしの可憐な花の画像を…花びらが5枚。これもフィボナッチ数?(笑)ひなたまさみ
2007年06月07日
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おはようございます娘サキ(中1)は、またしても明け方まで眠れず…今日は午後から送って行くのかな?まぁ、一進一退です。新学期の興奮も落ち着き、そろそろ学校生活の疲れが吹き出してきているのだと思います。私も自分の予定(仕事、生活リズム)が乱れっぱなしですが、なるべく焦らず、じっくり、ゆったり見てあげよう、と自分に言い聞かせているところです。さてさて、今日はヒデキ(小4)の話題です。昨日はいつものように柔道の稽古がありました。いつも高学年の指導をしてくださっているO先生は、大学4年生の学生指導員。中学、高校の教職免許を取得するため、3週間ほど教育実習で代理の先生が指導にあたってくださっていますが、昨日は東京松前柔道塾からもU先生がいらっしゃいました。U先生はいつも気合いっぱい!のんびりムードの湘南松前の子どもたちに、「おい、声が出てないぞ~~」「もっと気合をいれろ~~」と、喝を入れてくださいます。その効果で?、昨日の乱取りでは、あっちからもこっちからも大きな声があがっていて、まるで別の道場のようでした(笑)。お調子者のヒデキも、すっかりその雰囲気に乗っかり、「やぁあああ~~」と、声を張り上げながら得意の内股や大外刈りをかけ続けていました。ところがそのとき、ヒデキたちのすぐ後ろで乱取りしていた2人が、ぐんぐん迫ってきて、今にもぶつかりそうになりました。(あぶないっ!)次の瞬間、咄嗟に身をかわしたヒデキがバランスを崩し、倒れたとたんに「いってぇぇええええ~~~~!!」と、叫び声をあげました。寝っころがったまま、目に腕をあてて泣き続けるヒデキ。(どうしたの)「ヒデキ、大丈夫か?」U先生が駆け寄ってくださいますが、ヒデキはひたすら号泣…着地のときに、右足の親指が内側に曲がったまま、思いっきり畳に叩きつけられ、突き指のような状態。親指の爪のつけ根からは血がにじんでいるようでした。すぐにアイシングをしてくださる先生方。あまりに泣き続けているので、私もそばに行ってみると、全身の毛穴から汗が噴き出したように汗びっしょりで泣いているヒデキ。足の怪我も心配だけど、あせもの方も気になる私。上の階へ移動して、今度は大学柔道部のトレーナーさんに、出血したところを消毒していただくことに。ヒデキをおんぶしようとかがんでくださった先生を前に、「いや、オレ自分で歩けるから…」咄嗟に遠慮するヒデキ。「あはは♪何遠慮してんだよ?痛くて歩けないだろ?」と先生は笑って言ってくださいましたが、ヒデキは結局片足を引きずりながら、歩いて上がりました。相手は力もちの柔道の先生なのに、ヒデキの心の中ではいつも「自分は体重が重いから、相手に悪い」と思うのが癖になっているんだなぁ~。(そういえば、ママは腰が悪いから、ってどんなに足が痛いときでも、眠いときでも、我慢して歩いてくれるよね)そんなヒデキの一言が、いつまでも私の胸に残ります。消毒薬がしみたのか、「いってえええええええ~~」ヒデキのあまりの大声に、稽古中の大学生たちがいっせいに振り返ります。「こらっ、少しは我慢しなさいっ!」(って、無理だよね…笑)腫れ具合から、骨には異常がなさそう、ということだったので、そのままかかりつけの接骨院へ。昨夜のうちに超音波治療をしていただきました。帰りがけに、痛みが落ち着いたのか、どこか嬉しそうなヒデキ。「ママ、オレ、K君とおんなじケガしたんだしな」そうです。ちょうど先週の同じ日に、ヒデキの憧れの先輩、6年生のK君もまったく同じケガをしたばかり。しかも、K君は親指の爪が割れて、かなり出血してしまっていました。「ふふっ、それが嬉しいの?」「ひひひ…K君がね、”あっ、オレと一緒だ!”って…。それに、いろんな人が”ヒデキ、だいじょうぶ?”って来てくれたしな。オレって、結構みんなに心配されてるんだし!」怪我をしたというのに、満更でもなさそうなヒデキです(笑)「ねぇ、明日学校へ包帯巻いて行くんでしょ?包帯、買って帰らなくていいの?」確かに湿布はした方が良さそうです。私たちは薬局へ寄って帰ることに。「これなんかいいんじゃない?」”湿布の固定に”と書いてある、テーピングのような貼るだけの包帯を見つけた私。「え~~っ?だって、K君は普通の白い包帯してたじゃん」「はいはい。K君と一緒がいいのね~」昨夜はシャワーのあともしっかりアイシング。おかげで今朝はひどく腫れている様子もなく、ホッと一安心です。「指の上側を押すと痛いようなので、恐らく腱を傷めてしまったのでしょう」と、昨日接骨院で説明を聞いていたので、上側に湿布をあてて、包帯を巻きました。「ほら♪これでいいでしょ?」「う~~~ん。でも…K君のは、もっと上手に巻いてたよ」(またK君かい?笑)「あはは♪こんなもんだったよ」どうやら、ヒデキの頭の中には”K君と一緒”ということしかないようです。左足は運動靴、右足はビーチサンダルで学校へ行くヒデキ。一度、そういうのをやってみたかったようです。「ねぇ、昼休みにドッジボールやっていい?」「いいわけないでしょ!?…と言いたいところだけど、(ま、ちょっと目立ちたいだけみたいだし?笑)自分が痛くなければいいんじゃない?」(本当に痛けりゃ、できないって!)柔道を始めてから、いつかは怪我をするだろうと思っていましたが、最初の怪我は大事に至らず、やれやれというところです。気合いっぱいの稽古中でもあったし、とりあえず「名誉の負傷」ということにしておきましょう♪明日になればきっと、体育がやりたくて、ドッジボールもやりたくて、「もうこれ、外して行っていいでしょ?」と言い出しそうな気がします。これで憧れのK君に、少しは近づけたかな?(笑)もう、怪我はしないでね♪ひなたまさみ
2007年06月06日
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おはようございます仕事が復活し、また怒涛の生活に戻りました。なかなかみなさんのところへお邪魔できませんが、どうぞお許しください(読み逃げしちゃう場合もあります)ご心配をおかけしましたが、娘のサキ(中1)は、昨日学校へ行きました。(遅刻で、私が送り届けましたが…)日曜日、セトハル君の家から帰ってくると、にこにこ顔のサキ。「あのね~、ハル君が夏のコミケに連れてってくれるって」コミケ…コミックマーケットというイベントです。会場はあの東京国際アニメフェアと同じ東京ビッグサイト。アニメ、漫画に関するグッズを販売したり、イベントもあるのかな?娘はずっと前から、そのコミケに行ってみたいと言っていました。「へぇ~、よかったじゃん♪」「うん。しかもね~、マサト君(ハル君の弟。20歳)やちーちゃん(ハル君の妹。18歳)も一緒に、みんなでコスプレするんだよぉ~~」「おっ?(いつか来るとは思っていたが)ついにコスプレデビューだね?もう衣装も決まってるの?ハルヒ?」ハルヒとはサキの大好きな漫画「涼宮ハルヒの憂鬱」の主人公です。「う~~ん。ハルヒの制服は長袖で暑いからやめた。サキは男の人のキャラにしたんだ」「ほ~~っ、サキらしいね♪で、誰?」(これはまだオフレコで…笑)「朝の3時くらいから並ぶ人もいて、すごいらしいよ~~」「そんなにすごいんだサキ、並ぶの嫌いじゃなかったっけ?」「自分の好きなものがすぐ目の前にあるときは別だよ~。並んで待つ、っていうのが楽しいんじゃん♪」「あははそんなもんかもね。じゃ、楽しみが増えた、ってわけだ」アニメオタク…なんていうことばもすっかり定着している昨今ですが、まさか我が家からコスプレイヤーが生まれるとは…「なんか、楽しそうだねこの際、ママも一緒にコスプレして、行っちゃお~っかな?」「イヤッ!いえ、それはあの…」「あはは♪冗談だよ~」でも、実はちょっと興味あるんですよね~そのうちコスプレ画像をアップしちゃうかもしれません(笑)。コミケには瀬戸家3兄弟+サキの4人で出かけるようです。(私はヒデキを連れて映画かな?)保護者はまたまたハル君ですね。よろしくお願いします!「ママ、それからね、電撃大王にまたサキの絵が載ったみたい」「ええ~っ!?ほんとに~~~?すごいじゃん」電撃大王というのは、サキがよく買っている月刊コミック。”なかよし”や”りぼん””ちゃお”から早々と卒業したサキが、小5くらいから買い始めたものです。(深夜アニメになっている漫画がたくさん載っているし、値段も680円とちょっと高めなので、小学生の読者は少ないと思いますが…)中でもサキが大好きな漫画は「よつばと!」よつばちゃんという小さな女の子の、ほのぼのストーリーです。あずまきよひこ先生の作品ですが、この先生の作品としては他にも「あずまんが大王」も大好きです。「よつばと!」の最後にファンページがあって、毎月読者から送られた似顔絵が8~10枚くらい掲載され、中で一人だけがあずまきよひこ先生のサイン色紙をもらえます。サキは去年初めてそこに投稿した似顔絵で、そのサイン色紙をゲットしたばかり!(半年待ちました!)「サキ、色紙もらったのにまた送ったの?」「うん。2枚目がもらえるとしたら、また同じ絵なのかな?それとも違う絵かな?と思って…」「ああ、なるほどね。でも、送る人はたくさんいるだろうから、そうそう同じ人はもらえないんじゃないかな?で?どうだったの?色紙ゲットした?」「わかんない」「わ、わかんない!?だって色紙の人はイラストのすぐ上に”色紙”ってマークがあるからわかるじゃん」「う~~ん…どうだったかな。あ~~、この絵、サキが描いた覚えがある。載ったんだ~。って思っただけで、あんまりよく見なかったから」(ガクッ!しかも、そんなに淡々と…?すっとぼけてるのかなぁ?やっぱりこの子は私と違うわぁ~~笑)ええ、ええ、私はすぐに走りましたよ本屋さんへ…(すご~~い!!!2枚目の色紙だぁ~~~!!!)サキは、しっかり2枚目の色紙をゲットしていました♪漫画好きな人たちが描いて送るイラスト。はっきり言って、みんなサキよりずっと上手な人ばかりです。サキはどんなキャラクターを描いても、コピーになりません。素人の私が見てもサキが描いたとわかる、「サキ風○○」のような絵になります。(逆にそれもすごいのでしょうが…)編集部の人からのコメントは、「入学おめでとう!これから青春とか友情とか素敵な出来事でいっぱいですな、羨ましい」となっていました。きっとサキは、中学へ入学したばかりの4月頃、嬉しくて嬉しくて、「中学へ入学しました」とか書いていたのでしょうね。(私の知らないうちにやっていたことなので、想像ですが…)編集部の人は、小学校時代、不登校が続いていて、ようやく中学へ通い始めたばかりの少女だとは知らなかったはずです。でも、サキの中学入学へのお祝いの色紙プレゼントだったのですね。本当にありがとうございます早速、電撃大王を買って帰った私。「サキ、おめでとう!色紙プレゼントになってたよ☆今月の電撃大王はママからのプレゼントだよ!」「”よつばと!”読んだ?」「読んでない。サキの絵と、色紙かどうかだけを確かめた」「ははは…ママらしいね。読まなきゃダメじゃん。面白いから読んでみてよ」「わかった。読むよ。でも本当にすごいね~!憧れの先生から、2枚も色紙もらえるなんて…いい?また半年待つんだよ」「うん。わかってるよ。あのね、あずまきよひこさんのスタッフ募集をしている記事を見たことがあるんだけど、”背景のみ。人物はすべて本人(あずま先生)が描いています”って書いてあったんだよ。だから、色紙のよつばもきっと、あずまきよひこさんが描いてくれたんだと思う。それって、嬉しいでしょ?」「へぇ~っ、それはまたすごいね。人気漫画家の先生なのに、ちゃんと自分で描いてるなんて…だから色紙も時間がかかるんだね。でも、それは本当に嬉しいね。よかったじゃん」「うん♪」…アニメ、コミック好きの娘サキ。これからもこうして嬉しいことや悲しいことを繰り返しながら、一歩一歩進んでいくことでしょう。楽しいこと、い~っぱい見つけるんだよ。ひなたまさみ
2007年06月05日
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おはようございます日曜日。私にとっては、普段よりもバタバタと忙しい一日です昨日は朝ヒデキ(小4)をラグビーに送って行き、走りこみの基礎練習に付き合い、一緒に一汗流してからいったん帰宅。パパとサキに朝食を用意し、洗濯物を干してからプリンの散歩。暑い中頑張っているヒデキに、もう一本スポーツドリンクの水筒を用意して、急いでラグビーの練習会場へ戻ると…ヒデキは見学していました。「どうしたの?」「だって、あせもが痛いんだもん…」(ん?おかしいなぁ~)太っていて汗かきのヒデキ。確かにあせもとの格闘は続いていました。毎朝、毎晩、薬をつけていても、お尻の(割れ目の)中の皮がズルむけになってしまったところがなかなか治らず、歩くのさえ辛いときは柔道も見学させてもらっていました。(でも、今日はそんな状態じゃないでしょ?)明らかに半分はサボりでした。(サボり癖がついちゃったな。こらっ、ちゃんとやれーーー!)私がヒデキを睨みつけていると、やがてコーチに「オレ、出来ます」と告げ、練習に戻るヒデキ。私が見ている間にヒデキが練習していたのは、最後の20分だけでした。しかも、終わったとたん、「あ~~~、疲れたぁああ!」と大きな声を出すヒデキ。思わず、コーチや仲間から、「ヒデキ、今日は全然やってなかったじゃん」と突っ込まれます。するとヒデキは、「だってオレ、金曜日からずっと連続なんだもん。木曜日は柔道でしょ?金曜日はテニスでしょ?土曜日はまた柔道でしょ?それで今日はラグビーなんだもん。疲れるよ~」ムカムカムカムカ…イライライライラ…帰りの車に入った途端、ドッカーーーーン私のものすごい雷が落ちました。「ヒデキ、甘ったれるのもいい加減にしなさいっ今日は練習ができないほどのあせもじゃなかったよね。コーチや仲間にはわからなくても、ママは練習前に薬をつけながらちゃんと確かめてるんだからわかるんだよ。自分でもそれはわかっていたよね?疲れているのはヒデキじゃなくて、みんなの方だったんだよ。みんなは来週の試合のために、必死で練習していたよね。しかもテニスをやって、柔道をやって…?そんなの、ラグビーの仲間には全然関係ない!しかも、自分がやりたくてやってることじゃないの?コーチだって普段は会社に行ってるお父さんたちなんだよ。みんな疲れているのに、ラグビーが好きで、子どもたちのために大事なお休みの時間を使って教えてくれているんだよ。ヒデキが言ったことは、みんなに対して失礼だったよ。暑い中の練習で、誰だって「もうダメだ」って思う時があるの。そこで終わりじゃなくて、本当の勝負はそこからなんだよそう思ったところからどれだけ頑張れるか、っていう自分との闘いなんだよ!(あはは♪これは今まさにビリーズブートキャンプをしながら私自身が感じていることでした。笑)ヒデキが言ってたことはね、自分がどれだけ情けないか、やる気がないか、をみんなに伝えただけ。ラグビーはチームプレーなんだから、ヒデキみたいにやる気のない子がいるとチームみんなが迷惑するんだよ。そんなことしか言えないなら、やめてしまいなさい!今日のヒデキは全然かっこよくなかったよ!ママはヒデキのあんな姿を見るために、急いで水筒を用意して飛んできたわけじゃないからね」(これでも、まだ控えめに言ったつもりです)最近、反抗期真っ盛りのヒデキ。何か言うと口ごたえをしたり、我がまま放題で、家の中で私と喧嘩になることもよくあります。そんなヒデキですが、そのときばかりは何も言い返さず、ムッとした顔で聞いていました。きっとウザイ!と思っていたのでしょう(笑)。今すぐはわからないかもしれない。でも、繰り返し言い続けることも大切かもしれない。ヒデキには厳しいことを言いましたが、私はああいう態度が嫌いだということだけは、しっかりと伝えておこうと思ったのです。ヒデキは柔道、ラグビーの他にテニスもやっています。どれもヒデキがやりたくてやっているものばかり。しかも、7月にはヒデキが一年間待ち続けていた子ども会対抗の大きなドッジボール大会があるため、それに向けての練習がこれから土日に加わってきます。さんざん説教をされたあと、午後からヒデキはお姉ちゃんと一緒にセトハル君の家に遊びに行きました。サキが将来ゲームクリエイターになりたい、というお友達を誘い、ヒデキと同級生の弟くんも一緒だったので、とても楽しみにしているようでした。(お友達のパパに送迎をしてもらいました。アシベ(パパ)、セトハル君、マサト君、ありがとうございました!)(きっと、いい気分転換になるだろうな)子どもたちが出かけている間に、私は買い物へ…ヒデキのTシャツと短パンを買うためです。一年中、基本的に半袖Tシャツ、短パン、ビーチサンダルのヒデキ。幼稚園が裸足保育だったせいか、冬でも家の中では、まず靴下を脱ぎます。冬、寒いときにはそれにジャンバーをはおるため、一年中着ている半袖シャツはどんどん消耗していきます。しかもサイズは今や大人用のLサイズ。これからの時期は、あせも対策として、少しでも通気性の良い素材、デザイン(脇や股がメッシュになっている)のシャツを選ぶとなると、どうしてもスポーツメーカーのものになります。(まぁ、それでテニスやラグビーもするわけですが…)それが、高いのですシャツもパンツも、一枚4,000円~5,000円それぞれを何枚かずつ買うと、あっという間に私の一ヵ月のアルバイト代になってしまいます。(昨日はラッキーなことにすべてセール価格でしたが…)(厳しいこと言っちゃったけど、やっぱりあせもは辛いから可哀想だもんね)自分は500円や1,000円のTシャツを何年もヨレヨレになるまで着ていても、子どものためには少々高くても、少しでも良いものを…きっと、そういうお母さんは私だけじゃないですね。(今ではヒデキのお下がりの160cmのTシャツ、体操服、短パンはしっかり私のビリー・ウエアになってるしね♪)「ほら、見てごらん。こことここ、風がちゃんと通るようになってるでしょ?これは運動するときにいいよね」「すげ~~っ!ナイキだ~!アディダスだ~!かっけ(かっこいい)~~ママ、ありがとう」「あ、お金はパパが稼いできてくれてるから、パパにありがとうだよ」嬉しそうなヒデキ。「今日はママにいっぱい叱られてイヤだったでしょ?」「うん」「ウザいと思ったでしょ?(笑)」「うん、思った。1回言えばわかるのに、しつこいと思った。でもね、あとは”オレ、もっと頑張ろう”って思った」「あはは♪しつこかった?ごめん、ごめん。でも、ママはこれからも思ったことはちゃんと言うからねあと…テニスを頑張った次の日の柔道の朝稽古やヒッポのあとラグビーに早起きして行ったのは、ちゃんと頑張っていたよね。あれはすごく偉かったと思ったよ。かっこよくないことだけじゃなかったね。ごめんね」同じ我が子でも、サキ(中1)とまったく違う性格のヒデキ。当然親の接し方も、まったく違ってきます。来週はラグビーの遠征試合です。かっこいいヒデキを見せてよねひなたまさみ
2007年06月04日
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みなさん、こんにちは2日間、日記が更新できず、申し訳ありませんでした金曜日の朝、制服に着替えた娘サキ(中1)。あとはお弁当を入れて、髪を結んで、家を出るだけ。私は私で仕事に出る準備でバタバタ…いつもの朝の忙しい風景。そんなとき、突然サキが私に話しかけてきました。「ねぇママ、サキはさ、中学生としてはものすごく充実した毎日を送っていると思うんだよね」(いきなり、どうしたの?)「そうだよね~」私は急いでナプキンとハンカチにアイロンをかけています。「自分の作ったお話をゲームにしてもらえたり、アニメフェアにも出ることが出来たし…。みんなが経験できないようなこともいっぱいさせてもらえてるでしょ?」「うんうん♪」(サキがこういうことを語り始めると、何かがあるんだよね…う~~~、イヤな予感がするなぁ)「ママは”理由はないけど、学校へ行きたくない日”ってなかった?」(でたぁ~~~!!!話はこれだったのか!?)アイロンをかけていた手を、ふと止める私。(とりあえず、ここはサラッとながしてみよう)「どうだったかなぁ?そんな日もあったかもね」「別にね、いじめられてるとか、勉強がイヤだとか、そういうのは何もなくてね、それでも学校へは行きたくない日、ってあるよね?」「どうしたの?今日がそんな日なの?」(おいおい、勘弁してよ~ママは今日も一日、予定がギッシリですよ~)「う~~~ん。今までは、ちょっとそんな気分の日でも、制服を着れば”よしっ、行くぞ!”って思ってたんだよね。でも今日はその反対。制服を着たら、”今日は学校へ行きたくないなぁ~”って思い始めて…」「わかった、そんな気分なんだね。じゃ、今日はお休みしたら?でも、もう体調が悪くないなら、悪いけどママは仕事に出ちゃうよ。一人でのんびり過ごしててね」「ママ、ありがとう。サキ、今日はとっても悲しい気分だったから。どうしてかわからないけど、とってもとっても悲しくて…」ん?おかしい。私まで悲しくなってきました。サキにサキの時間があるように、私にも私の時間があります。1時間単位で組まれているスケジュール。始まったばかりの忙しい一日。その忙しさに押し流されるように生きている私の時間が、その瞬間ピタリと止まったような気がしました。本能的に、娘の時間の流れに寄り添っていく私。(今日はサキといなくちゃいけない。サキと一緒に過ごそう)学校を休んだサキと、仕事を休んだ私。「せっかくだから、2人で映画でも観に行こうか?」「ううん。そんな気分じゃないから。サキは家でのんびりしていたい」「映画がイヤなら、ショッピングとか?あ、見るだけだけどね(笑)。それとも温泉に行く?何か気分転換になるようなところへ出かけない?」(せっかく作った時間なら、なるべく有意義に過ごさなくちゃ)そう思う一方で、「のんびり過ごす時間」をつい「無駄な時間」のように思ってしまう自分のことを、心にゆとりがないんじゃない?と感じる私。「じゃ、そうしようか?”のんびり”も、たまには必要だよね」本当は、自分がやらなければいけない仕事を思うと、そんな気分にはとてもなれません。でも、その日私は、娘からのサインを見逃すわけにはいきませんでした。結局は一日、家で娘と過ごしました。ベランダの花を眺めたり、絵本を読んだり、娘の好きなアニメの動画をパソコンで見たり、朝作っておいた2つのお弁当を食べ、午後からはサキの希望で、レンタルビデオのお店に行きました。サキは自分の好きなアニメのDVDを借り、漫画も一冊買いました。私は「お姉ちゃんだけズルイよ~!」と言い出しそうなヒデキ(小4)のために、映画を一本借りました。『子ぎつねヘレン』去年ヒデキが観たがっていた映画でした。夜になってヒデキとその映画を観るときに、サキも誘ってみましたが、「サキは観ないから!」の一点張り。ところが、いざ映画が始まると、「サキは観ないから」と言いながら部屋に入ってきて、「サキは観ないから」と言いながら、布団にもぐりこみ、結局3人での映画鑑賞が始まりました。半分くらいで睡魔に負けてしまった私。サキのすすり泣きの声で目が覚めたときには、エンドロールが流れていました。(しまった!寝ちゃってた)ヒデキを見ると、ヒデキも涙を流しています。「悲しくなっちゃったの?」黙って頷きながら頬の涙を拭うヒデキ。膝を抱え、珍しく声をあげて泣き続けるサキ。そしてママは…どうして二人が泣いているのか、わからないよ~~~~(疲れているときに映画を観てはいけませんね。笑)明け方、もう一度寝てしまったところから最後まで観た私。やっぱり最後は号泣でした。『子ぎつねヘレン』ヘレンは「ヘレン・ケラー」のへレンなんですね。耳が聞こえない、鼻がきかない、声も出せない、まるでヘレンケラーのような野生の子ぎつねと出会った少年、太一。ヘレンを助けたい一心で、自分がサリバン先生のようになる、と必死の太一とヘレン、そして獣医さんとの触れ合いのストーリーでした。途中、声を出せないはずのヘレンが、太一のことを母親を呼ぶときの啼き方で呼ぶシーンでは、思わず涙。太一に見守られながらヘレンが最期の時を迎えるシーンでは、号泣。「ヘレンは生きている間、辛いことだらけだった」と振り返る太一に、「”辛い”という字に”一”を足すと”幸せ”という字になる。太一のおかげで、ヘレンは幸せだった」という獣医さんのことばに、またまた涙。命の尊さや、生きるということについて、たくさんのメッセージを与えてくれた作品でした。親子で鑑賞できて、本当に良かったと思いましたサキ、明日からまた一週間だね。学校へ行けるかな?ひなたまさみ
2007年06月03日
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