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大野町の家おはようございます、紙太材木店の田原です。花粉の季節は終わってますが未だに何かに反応していてティッシュが手放せません、先日、外国人のインタビューで日本人で鼻をかむ人がいないのが不思議と言ってました。実際あまり見かけませんがこの季節、私はいつでもどこでも鼻をかんでいるような気がします。上の写真は室内から見たガラリ戸以前シャッター雨戸について書きましたが木製ガラリ戸はシャッターの代替品として十分通用すると思いますが如何でしょう。このガラリ戸のいいところをいくつか挙げると・閉めていても外からの光が入ること・外の様子が分かること・サッシを開ければガラリ戸を閉めていても通風できること・防犯機能もあること・台風対策にもなること・日射遮蔽ができること・閉めていると結露対策にもなることなどなどいいこと尽くめなのでもっと広がればいいなと思ってるんですがシャッター雨戸もいろいろ進歩していて電動タイプや通風タイプもあり、木製ガラリ戸の普及の道のりは長そうです。とは言いながら機能が同じでも質感やデザイン性は圧倒的に木製ガラリ戸に軍配が上がります。ガルバリウムの外壁やモルタル吹付の外壁でも合いますしサイディングでも無地系なら違和感はありません。なによりエコですし、設計者や建具職人の腕の見せ所、と言ったら大げさでしょうか。工業製品ではなく人の手で作られたものには気持ちを惹きつけるものがあるから不思議です。建具屋さんが一生懸命作ってくれたガラリ戸にはシャッターにはない何かがあると感じるのは私だけではないはずです。
2018年04月30日
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ソルデルリマリ ヌーヴォーおはようございます、紙太材木店の田原です。オリーブオイルが届きました(^^♪以前ご紹介したアジエンダ・アグリコーラ・グラーティはその後味が変わってしまい、今一つになっていました。ということでこのオイルがお勧め偽物も出るくらいの人気です。残念ながらヌーヴォーはどこを探してもありませんがそうでなければネットで購入できます。値段も普通ですのでオリーブオイルにこだわりのある方は一度購入してみてください。私が入っている百年の家プロジェクト南向きの家は建てるな、なんて言ってるので誤解されてるところもありますので少し解説します。この言葉は実務者、特に設計に携わる方へのアンチテーゼみたいなもので常識や固定観念で設計することを戒めたものです。南向きの家は日本人の誰もが家を建てる時、土地を購入するときに思うある種の願望です。面白いのは欧米ではあまりこういったことは聞きません実際あちらでは家の向きをいままであまり気にしているようではありませんでしたが最近は日射の利用という観点から南向きの家を建てることがエネルギー消費に敏感な層から支持を得ていますしパネルを屋根に載せるケースでは常に意識されています。日本でも、パネルを載せるという前提もありますがお日様に素直な設計というのは南向きで南面にはできるだけ大きなサッシをつけて日射を室内に取り込み、冬の暖房負荷を低減させるというのが高性能な住宅を設計する実務者の間では常識になっています。多くのケースではそうなのですが(だから常識、あるいは固定観念になってるのですが)本当にそうなのか?は自分自身で計算して確認する必要があります。パネルを載せる前提だと南向きがいいのでパネルは前提から外して建物の向きの違いで暖房負荷を計算してみると実際、窓の配置や数によっては真南に向いている時と45度傾けた時では暖房負荷が同じとか小さくなるケースがあります。実務者の方は計算ソフトがあるのでご自分でいろんなケースを当てはめると数値で確認できます。条件を同じにして0度と45度傾けたときの比較で軒の出や窓のサイズ、東西北の窓の数など変えてみるといろんなことが分かります。住まいが建つ土地の形状や、建物の配置や向き隣の家の配置状況など全てが異なりその中で設計していかなければなりません。中には南は隣家が迫っていてというケースもあります。そんな中で設計するとき固定観念や常識に囚われているわけにはいきません。設計者は周辺環境をよく読んで勘や経験、あるいは常識に頼ることなく計算で確認する必要があります。南向きの家を建てるな!にはそんな意味合いがあります。
2018年04月27日
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片引き戸にも使えそうな昔の引手おはようございます、紙太材木店の田原です。今朝も雨ですが先日と同じく9時ごろには止むとか午後からは花池の家の配筋検査ですから早めに止んで欲しいものです。さて、先週自分の家の床が傷んでいたので修理をしたのですが(フローリングがふわふわしていた)50年ほど前に畳からフローリングにしたのを再度畳に戻したというわけです。畳からフローリングにするには簡単で厚さ5cm程度の畳を撤去し、敷居の高さに合わせるため4cm程度の高さの下地材を取り付けその上に1.2cmのフローリングを張るというもの。今回はその逆ですから撤去するだけなのですがその下の床を支えている大引きや根太も傷んでいると事は簡単ではありません、そこから直す必要が出てきます。事前に床下に潜って確認すればいいのですが自分の家というとそれが面倒なので全部交換修理と考え材料と大工さんの日程を組んだのですが床下はどこも傷んでなくて結果的にはフローリングを剥がしただけで完了となりましたから大工さんも半日で仕事が終わってしまいました。何が言いたいかというと昔の家は床が簡単に修理できるんだなということです。今の家の多くは剛床と呼ばれるもので大引きと言われる構造材に直接厚さが24、あるいは28ミリの合板を張りその上にフローリングを張るというもので、大引き間には断熱材が取り付けられます。ついこの間まで大引きの上にもう一度根太というものを取り付けていたので床が傷めば床板をあるいはその下の根太をもっと傷んでいればようやく大引きを交換修理という手順でしたが現在主流の剛床だと床が傷んだ時どのように修理するか?フローリングは面で接着剤と釘で固定されているのでそれをめくるのはとても大変、多くのケースでは既存のフローリングの上から新しいフローリングを張ります。でもフローリングだけならいいのですがその下の合板も傷んでいたらと考えると頭を抱えてしまいます。ただ、安心していただきたいのはフローリングの下の合板が傷むとしたら相当先で同じような床構造の2x4がオープン化されて40年近く経ちますが2x4の床(15mm下地)が傷んで修理というのは聞いたことがありません。でも、合板の床ですから100年大丈夫かと言われるとたとえ28ミリの厚さがあっても・・・となります。こんなことを言うのはこれから家を建てる方は最低でも50年出来れば100年住み続けていただきたいからですけど少し欲張りすぎかもしれません。本日は床の張替工事で整理したタンスから出てきた襖の引手について書くつもりでしたが別の機会ということで。
2018年04月25日
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おはようございます、紙太材木店の田原です。今朝は13度の美濃地方昨日の日中の暑さが嘘のような快適な朝です。本日は少し専門的な話なので興味のない方はスルーしてください。週末はMOKスクールで大阪三澤康彦さんが昨年亡くなられましたが今年は100名を超える受講生で教室が満員机が足りなくて席だけの受講生も何人か出ていましたから次回は早めに行かないと席が取れそうにありません。MOKスクール、2014年から5年ほど受講してますが毎回気づきや発見があります。上の写真は構造の山辺先生の講義風景で地震時の力の伝わり方を話されてます。受講者は学生ではなく建築士や大工、材木屋や資材メーカーの担当者など様々ですが誰もが経験豊富なプロです。特に建築士の多くは自分で事務所を構える方が大半です。それでもこのMOKスクールに参加するのは理由があります。実は今でも木造住宅の講義やカリキュラムを持つ大学はそれほど多くありません、20年前だと更に少なく、多くの設計者は大学ではなく社会に出てから木造住宅と関わることになりました。つまり体系的な木造教育というものを大学では教えてこなったのです。そのため設計者の多くは大工さんに教えてもらったり、独学で木造を勉強する以外ありませんでした。こちらに現状の大学における「平成28年度 木造 木造建築に係るカリキュラム調査及びアンケート結果」という調査レポートがありますがP26の、大学における木造教育の推進に向けてを読むと未だに大学における木造住宅の教育は十分でないことが分かります。1959年の伊勢湾台風を受けて日本建築学会は木造住宅禁止を提起しましたが1995年の阪神淡路大震災の時も木造住宅に対して否定的な意見が数多く出ました。それを受け三澤夫妻が木造住宅に対する教育を充実させるためMOKスクールを立ち上げました。このスクールが20年以上続いている理由の一つです。今回の授業でも様々な収穫がありましたのでこれからの紙太材木店の家づくりに生かしていきたいと思います。第一講義 三澤文子氏 木造って難しい? 山と木を知り取り組む設計Msの木造設計術を基本から第二講義 山辺豊彦氏 山辺の木構造大工塾の実験例から「壊れ方」を学ぶ第三講義 益子義弘氏 心が落ち着く建築とは生活の営みを受け止める住まい
2018年04月23日
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リンナイHPより(RDT-52S)おはようございます、紙太材木店の田原です。快晴の美濃地方、花粉は少なくなりましたが黄砂の影響かまだ鼻水は止まりません・・・快晴なので洗濯物は屋外で干される方も多いと思いますが2月から5月頃までは花粉や黄砂の影響で室内干しの方も多いと思います。特にお子さんが手を離れてご自分の働いていると朝の洗濯時間は取り難く夜間の洗濯が主流になります。外に干しても、中に干しても朝までに乾いてくれればいいのですがそれが難しくなるのが今ぐらいの時期から。ドラム式の洗濯機で乾燥までという方もいますがなかなか完全乾燥というわけにはいかず生乾きで時間もかかります。加えて電気代もそこそこ掛かりますから(1回120円程度)ドラム式の乾燥機能の利用頻度はおそらく梅雨時がメインじゃないでしょうか。高性能な家では秋口からこの時期までは夜間の室内干しで朝までには乾きますがこれからの時期は室内干しで朝までに完全乾燥というわけにはいきません。昼間も室内に干しておくか、天気がよければ屋外で干すことになります。ドラム式洗濯機での乾燥機能は知られていますがあまり知られていないのがガス式の乾燥機上の写真はリンナイのガス式乾燥機乾燥機は実は業務用では電気式よりもガス式が主流です。一般家庭用に出ているのが上のものです。ガス式の特徴はちゃんと乾燥して、生乾きがない一回50円ぐらいと電気式より安く乾燥できる乾燥時間が1時間程度とドラム式の2時間以上と比べて半分で済む雨かかりにならなければ屋外でも設置できる室内干しではピッドや干し姫などいろんなものが出てますが困るのは取付場所広々としているLDKというわけにもいきません2階ホールまで毎日上がるのは大変ですし脱衣室ではそれほど広いわけではありませんから量が限られます。ということでお勧めなのはこのガス式乾燥機オール電化の方は乾燥機のためだけにガスを引くのも少し抵抗があるかもしれませんがキッチンでガスを使っている方は既にガスが引いてありますから家事労働の短縮と考えると購入されても損はありません。生乾きの洗濯物を前に思案する時間も確実に減ります。
2018年04月20日
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高岡銅器HP PERA+PESOおはようございます、紙太材木店の田原です。今朝の美濃地方、9時頃には止むという建築屋泣かせの雨です。さて、新築住宅での照明器具選びは毎回頭を悩ませます。日本の一般的な傾向は部屋中、隅々まで明るくしたいというもの。日差し信仰といったものが影響しているのかもしれませんがなにしろ明るくしたいというものです。そうなると当然照明器具の数も多くなりますから予算も膨らんでいくことになります。ハウスメーカーのモデルハウスなどに行くとこれでもかというぐらい使ってありますからそれが普通と勘違いされるかもしれません。しかし一旦生活が始まると使われる照明器具は決まってきます。最近はLDKが一つになってそれなりの広さがありますからダウンライトとシーリングライト、それにペンダント加えて壁に付けるブラケットというケースもあります。でも生活が始まるとおそらく使うのは2種類程度生活が始まればもったいない精神、無駄使いという意識が芽生えてきますからそんなに使わないんですね。でも、打合せ中や工事中はいろんなイメージが膨らんでいますからやっぱりたくさんつけてしまいます。ということでそれを防ぐ手立ての一つがいいものを使う(笑)(いいもの:値段が少々高く、デザインがシンプルで飽きが来ない)伊礼智さんや中村好文さんといった人気の建築家のダイニングの写真を見ると伊礼さんはルイスポールセンのトルボー中村さんは高岡銅器のPERAダイニングの照明はこれが定番なんですね。面白いことにこの二つの器具の形はよく似てます。とてもいい感じの照明なんですがそのまま使うには少し抵抗(?)があるのでいろいろ探してみるのですがまだ旅の途中です。照明、特にダイニングやキッチンの照明は部屋の雰囲気やそこにいる人の気持や感性に影響がありますからいいものを選びたいものです。いいものを選ぶと、LDKの照明器具は一つ二つ減ることになりますが気持ちは豊になります。
2018年04月18日
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出窓のように見える窓台(可児の家)おはようございます、紙太材木店の田原です。週末は同級生とゴルフ、それに打合せが2件岐阜の田舎に住んでいると近くにゴルフ場がたくさんあります。10分以内に行けるところが3つ30分以内だと両手で余ります。プレー代は昼食を入れてもアメリカのゴルフ場のプレー代プラス2.3千円ですからバブル時代の異常な値段に比べるとずいぶん安くなりました。このように様々な物の価格がグローバル化され国際的にみて標準的と思われる価格に集約されていますがそれは価格だけでなく性能や品質にも同じことが言えます。もちろん、住宅も例外ではなくそこに至るにはまだ少し時間がかかりそうで、今現在は価格が先行していて性能が置き去り状態という家も多くみられます。職人の世界、あるいは技能の世界では品質、性能を先行させ、それを作り出すスピードはその後ろについてくるものです。簡単に言うと早さ(スピード)よりも丁寧に、正確に作ることが先ず第一ということです。丁寧に、正確に作ることを何度も繰り返すことで早さ(スピード)が付いてきます。早さは生産性に直結します。早く作るということは生産性が上がり、価格も安くできるということになりますから1軒の住宅を造るのにも早さが求められます。早く作ればそれだけ坪単価も安くできるのですから。職人は最初に早さを教え込まれるか正確さ丁寧さを教え込まれるかでその後の道筋が違ってきます。最初に早さを教え込まれるとその足かせになることは受け入れることができません。丁寧に、正確にというのは早さの足かせになりますから頭で分かっていても気持ちの上で焦りが出ます。逆に最初に丁寧さ、正確さを教え込まれるとそれを蔑ろにしてまで早さを尊重することはありません、早さは同じことをしていれば本人の自覚とは別に時間とともに付いてきます。丁寧に正確に早く、ということができるようになります。社会に出て最初にどんな上司に出会うかあるいはどんな親方に出会うかも大切ですが一番大切なのは自分自身の目標でしょうか。最初の住宅のグローバル化についてと言うと大きく分けると価格と性能があります。日本の住宅のこの二つは遠からずグローバル化されますが今はまだその途上です。途上というのは玉石混合、何でもありの状態というわけで皆が皆、俺が俺がと言っている状況です。そんな中でこれから家を建てる人はハウスメーカーや工務店、設計事務所を取捨選択しながらどこで、どんな家を建てるかを決める必要があります。簡単に言えば世界標準的な性能と価格の家(もちろん何をもって世界標準かという問題はありますが)を考える時日本国内の基準や数値ばかりを見ていてもそれは分かりません。日本の今現在の省エネ基準や2020年に義務化される基準というのはグローバルな視点から見ると残念ながら全く評価されません。性能を置き去りにして世界標準的な価格の家では20年後、30年後のリフォームは必須ということになります。30代で家を建て60代の定年前後に大規模なリフォームにお金を使うというのが最近の傾向ですがこれは性能に着目してこなかった日本の建築業界の責任もありある意味仕方のないことでしたがこれから家を建てる方には前の世代と同じその轍を踏んでる余裕は無いはずです。子供の教育費は高騰してますし年金はそれほど当てにできるわけではありません。定年後の住まいのランニングコストがどれくらいかかるかはサイフに直結します。60代からの我慢の省エネでは寂しいものがあります。60代からではなく、パネルを載せたZEHの家でそんな生活をしている人がいることも知っておく必要があります。どんな家を選択するかで今後の住まい方が決まってきます。消費税10%まではまだ時間がありますから十分考える必要があります。
2018年04月16日
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大野町の家おはようございます、紙太材木店の田原です。快晴で気持ちのいい朝です。昨日は久しぶりに恵那で金子建築工業の金子社長にお会いしました。最近オーストラリアに行ってきたばかりなのに来週からセブ島へ1か月ご夫婦でいかれるとか…それも目的は英語のマスターのためです。いくつになっても次々と新しいチャレンジをされているのを拝見すると、こちらも勇気づけられます。住まいづくりでも変えていかなければいけないところと変えてはいけないところがありますが、人は変えることには臆病になります。しかもそのやり方自体が成功していればなおさらです。経営者としては数年先を読む必要がありますし、自分を取り巻く環境自体が徐々に変化していれば、やはりそれに合わせて変わるしかありません。それは新たな自分の道を切り開くことになりますがストレスでもあります。年齢を重ねるにつれて変わることができなくなった、あるいは新しい変化を受け入れることができなくなった人は残念ながら退場することになります。紙太材木店も今年もう一段飛躍するため新たな挑戦をします。しないであの時ああすれば…なんて後悔はしたくありませんから小心ながら蛮勇?をふるって突き進みます。梅雨入り前には詳細をお話しできそうですから乞う、ご期待!
2018年04月13日
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引戸の閂(かんぬき)錠おはようございます、紙太材木店の田原です。まだ雨は降ってませんが今にも降りそうな美濃地方、花粉が少ししか飛ばないことを願うばかりであります。紙太材木店では構造材だけでなく建具や建具の枠、サッシ枠、床のフローリングといった室内に取りつくものはできるだけ無垢の木を使い建材メーカーが作る工業製品は最小限の使用に止めています。一昔前でしたらこだわる方は同じ無垢の木といっても国産材でなければという方もいましたが今の30代、40代の方でそこまで言われる方は多くはありません。ただ、現実には杉材であれば構造材だけでなく室内の造作で使用するものも相当程度国産材でいけます。注意したいのは国産材、あるいは無垢材という言葉だけに惹かれてそれを使用することです。無垢の木は自然な木をそのまま乾燥させて使用しますが板状になった木の場合反りが出る可能性があります。反り(そり)というのはその言葉通り取り付けた後に反って、微妙に変形することです。もちろん、自然の無垢の木を使うからそれぐらい当然と考えるおおらかさがある方は問題ありません。もちろん、そのようなケースをできるだけ小さくするため板状の形の木を使用する場合は柾目(まさめ)のものを使いますが同じ無垢材でも板目(いため)の材料に比べ値段が上がります。板目の材料に比べ柾目の材料は反り難いからです。柾目の板というのは模様の縦の筋(年輪)がそのまま線を引いたように平行に出てますし板目の板の模様は平行な線ではなくもっと複雑です。となると無垢材の選択肢は国産の板目の材料を使うか輸入材の柾目の材料を使うか(国産の柾目でもいいですが値段が・・・)最近、輸入材の柾目の材料が数年前に比べると(*_*;するぐらい高騰していて特に柾目の綺麗なピーラーと呼ばれる目の詰まった松は随分高くなっています。どんな材料を使うかは設計者や住まい手の自由ですが木材の場合値段が安いのはそれなりの理由があるからでお値打ちというのはあまり期待しないほうがいいでしょう。無垢材というのも千差万別いろんなものがありますからこれから家を建てる方で無垢の木に興味のある方は木の性質や特性などネットで調べるておくと家を建てる楽しみが増えます。
2018年04月11日
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大野町の家のガラリ戸おはようございます紙太材木店の田原です。昨日は春のお祭りでした。川辺町だけでなく近隣の市町村でも同様で八百津のだんじり祭りや犬山のお祭りは有名でがすが、川辺町も獅子や沛王(竹をもってお面をつけている)が町内を練り歩きます。子供のころはこの沛王が子供たちを追いかけまわし、持っている竹で叩かれたものです。さて、今朝は3.5度の川辺町昨日は寒くて一日薪ストーブを焚いてましたが今日もストーブにお世話になってます。日差しがあると室内はかなり暖かくなってきますから寒い日は日差しは重宝しますがこれからの暖かくなる季節特に夏場はこの日差しをいかにカットするか設計者には求められます。日差しの遮蔽はカーテンでというのは簡単ですがそれなりに断熱性の向上している家ではカーテンだけでは日射の熱が室内に籠ってしまいます。そういう時は通風でと簡単に言う設計者もいますがよほど恵まれた立地条件でなければ外の熱風を室内に入れることになります。また、家の南側に駐車場を作ってコンクリートで覆ってしまった場合などは熱せられたコンクリートから赤外線が室内に入ってきて壁や天井を温めます。この赤外線は冬場の焚火と同じ理屈で室内を温めますからいくらエアコンを回しても涼しくなりません。(焚火と人体の間の空気は0度でも赤外線のおかげで暖かく感じます)この赤外線による熱や直射日光を防ぐにはサッシの外側に何らかの遮蔽物を置く以外にありません。ドイツやヨーロッパの多くの国々では南面に外付けブラインド等を設置して日射を防いでいますし日本でも古来から吉津やすだれで日射を防いできました。最近ではターフや外付けのシェードなども普及してきましたから目にされる機会も多いと思います。今までの日本の家は通風が優先されてきましたがそれは一面では気密や断熱などの性能がかなり低いレベルであったためでもあります。しかし、家の性能がよくなればなるほど日射対策が必要になります。しかしこの日射、冬はたくさん取り込みたいですし夏は入ってきてもらっては困りますから設計者には工夫が求められます。一番簡単なのは吉津やすだれ、それなりに風情があって私は好きです。しかしそれほど丈夫なものではありませんから何年かに一度は買替なければなりませんし夏を過ぎれば取り外してどこかに保管しておかなければなりません。たまに一年中ぶら下がっているのもありますが季節外れで見た目がよくありません。それにサイディングの家には合わないかもしれませんね。最近普及してるのが外付けのシェードやターフ見た目も納まりもそれなりにいいので今後更に広がっていくと思いますが一つだけ気になるのが、耐久性がどれほどあるかということ。強烈な紫外線にさらされることになりますから必ず劣化するはずですが20年は持ってもらいたいものです。その他には外付けのブラインドヴァレーマのものが有名ですが値段が高いのが玉に瑕南面の窓全部にしようとするとそれなりの金額になってしまいますからシェードとの組み合わせがお勧めでしょう。もう一つは日射遮蔽用のガラリ戸(木製)これはデザイン的にはどんな家でもOKというわけではなくサイディングの家には合いません。ガルバや板張り、モルタルや塗り壁の家にお勧めのものです。シェードや外付けのブラインド等の工業製品とは違い建具屋さんに作ってもらうことになりますから質感が魅力です。木製というと若い方だけでなく年配の方でも早く傷むのではと危惧されますが私の実家は築100年になりますが木製雨戸はいまだに現役です。庇があれば相当長く傷むことはありません。
2018年04月09日
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小牧にあるMRJの組立工場入口昨年から見学を受け付けています。写真撮影はここまで、セキュリティチェックもあり工場の大きささえも教えてくれません。(月産の生産能力がわかってしまうからとのこと)HPにはMRJミュージアムとして紹介されてますがその言葉だけだと組立工場まで見学できるという印象がありませんからもったいない工場内部にはエンジンの付いていない6号機と7号機が置いてありますし飛行機の組立工場のスケールの大きさには圧倒されます。併設されているあいち航空ミュージアムでは三菱が作ってきた飛行機の実物やモデルそれに実物のゼロ戦も置いてありますから大人も子供も楽しめます(MRJは未就学児不可)飛行機の組み立て工場で見学できるのはアメリカのシアトル(ボーイング)、フランスのトゥールーズ、(エアバス)それにこの小牧のMRJだけだそうです。もっともMRJはアメリカでの試験飛行中なので本格的に工場が稼働するのは2.3年先とかでも、上で書いたように6.7号機だけでなく分割された状態の飛行機も3機ほど工場内にありますから見ごたえがありますし、今なら空いてますからゆっくり落ち着いて見ることができます。さて、しばらく晴天続きで暖かい日が続きましたが週末は少し寒くなりそうな予報が出ています。花粉は相変わらずひどくてティッシュが手放せません・・新建ハウジングプラスワンの付録冊子に環境共創イニシアチブがZEH(ゼロエネルギーハウス)で建てた住まい手のアンケート結果を掲載しています。注目したいのは5.6地域(美濃地方該当)で「我慢の省エネをしなくても光熱費が抑えられている」について6割しかyesとなっていないこと(5地域58.9%、6地域63.7%)ZEHにしても残りの4割はそう感じていないんですね。4地域(中津川など東濃地方が該当)に限るとその回答は54.1%とさらに低くなります。母数は全国の4.5.6地域でZEHで建てた人が対象4地域が母数109戸5地域が同572戸6地域999戸ZEHだからと安心して自分が快適と思える室内環境にしたら意外に光熱費がかかってしまった。それで、あわてて少々「我慢の省エネ」をして光熱費を抑えているそんな人がZEHで家を建てた人の4割もいるということでしょうか。省エネの基準をどこに置いているかでこの回答は違ってきます。人それぞれでZEHにして年間の光熱費が10万円なら省エネだと考えるか5万円なら省エネと考えるかで違ってくるわけです。ただ、4割近くの人が自分で考える省エネに達していないというのは設計段階での事前説明が不足していることが一因かもしれません。ZEHは主に外皮の性能(断熱材やサッシ)や設備機器の性能で年間のエネルギー消費量を説明しますがその時、室内の設定温度によるエネルギー消費の違いや気密性能が室温に与える影響(エネルギー消費が違ってくる)については説明しません。ZEHは主にUa値から導き出す計算ですからそうなってしまいますしZEHを建てる側もZEHを売り込んでいるわけでそこに住む人の暮らし易さは既にZEHであることで完結していると思っているのでマイナス側の説明はしませんし、おそらく知らないというのが実態でしょう。そんなこんなでZEHで建てた人はあれ、違うんじゃないと感じてしまうことになります。ZEHで家を建てる場合、十分に事前説明を聞く必要があります。ご自分が快適と思う環境や室温がどの程度か冷え性の方なら一般の方より暖かくする必要があります。冬に室温を24度にしたらエネルギー消費がどうなるか家中22度にしたらどうなるか答えられないようなら単にZEHの家が売りたいだけであなたの住まいの快適性や暮らし易さにはあまり興味がないのかもしれません。
2018年04月06日
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漆塗りの洗面カウンター(大野町の家)引き出しの引手はウォールナットおはようございます紙太材木店の田原です。 1週間ほど前から花粉にひどく悩まされています。今年2月、3月の症状はかなり軽いものだったので安心していたら杉が終わって桧になった途端、鼻水が止まりません。今年も例年のごとくとなりそうですが寝る時にマスクは勘弁してもらいたいものです。 さて、家相、風水ここ数日、FBの非公開グループで盛り上がったテーマです。参加しているのは建築の実務者ばかりですが皆さん、いろんな経験をされてますし頭を悩ませてる方も多いのが実情。大御所でも性格が表れていてまじめな方ほど家相に振り回される感じです。もちろん、最初から家相にこだわられる方にはそれなりの対応をして設計を進めるわけですが振り回されるのは後だしじゃんけんのケースや自分で決められない性格の住まい手に当たった場合。また家相や風水にこだわり過ぎるケースも悩みの種のようです。実は私の今設計している物件階段は北に向かって上がり始め、東に向かって上がりきるという依頼。簡単なようですが吹抜けの位置や家の空気の流れ、全体の間取、家の方角など暮らし易さやエネルギーコストも検討しているとうまく納まらず脳みそに汗をかいている状態です。 家相、風水には設計者、工務店それぞれ様々な対応がありますが皆さん共通して心に思っているのはそんなにこだわるといい家はできない。住まい手が家相、風水にこだわるのは皆さん、自身や家族の健康や幸せを願ってのことなのに結果的に空気の流れの悪い家や日当たりの悪い家になるケースが多いのは不思議です。 設計者は現地を必ず確認しますが、それは周辺環境の確認の為です。隣の家の位置や敷地の日当たり、匂いや、交通量、騒音、眺望etcでも家相見の人は現地を確認することはありません。それでそこに住む人の健康や暮らし易さが担保されるのか、現地確認もしないで何が言えるのかって設計者は思っています。 二、三、大御所の見解を紹介すると飯塚豊さんは環境工学の話をしてそれでも理解してもらえないようならお断りとか 森山高至さんは100点目指すからNG0点以上ならOKと考える但し100点の家を3軒お造りになったとか 西方先生性格が現れていて苦労されているようです どちらにしても家相や風水を信望する方のいい家の定義が設計者の考えるいい家とは異なりますから平行線の可能性が高くなります。行列のできる設計事務所や工務店ならお断りもできますがそうでなければ難しいでしょうね。 面白いのは北海道や九州からはあまりこのテーマでは反応がありません、あちらのほうではあまり気にしないのかもしれませんね。
2018年04月04日
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大野町の家おはようございます、紙太材木店の田原です。今日から四月、ついこの間お正月だったのにもう一年の四分の一が過ぎてしまいました。脱炭素革命という言葉をご存知でしょうか?地球温暖化防止のため各国の二酸化炭素の排出量を規定した古くは京都議定書(COP3)3年前のCOP21のパリ協定実は日本ではあまり報道されませんでしたが昨年COP23が開催されています。パリ協定では日本は二酸化炭素の排出量を2030年には2013年に比べて25%減らすと約束してます。もちろん他の多くの国々も同様な約束をしてます。これ以上温暖化が進めば桜が早く散るどころではない影響が出てくる、温暖化の原因の一つは二酸化炭素化石燃料を使えば二酸化炭素が出るから人が使うエネルギーはできるだけ自然由来のエネルギーに変えていこうというのが脱炭素革命です。エネルギー源は原油、石炭、天然ガス、シェールオイルなど化石燃料に依存するものが大半で国同士の政治的な思惑や安全保障も絡んでますが自国の中でエネルギーが自給できるとなれば他のエネルギー供給国の影響を小さくすることが出来ます。実はアメリカはトランプ政権になってからパリ協定から脱退したりしていて日本ではCO2削減なんてどこか遠い国の話のようになってますが昨年のCOP23を調べてみると国だけでなく世界の主要な企業や投資マネーが脱炭素に向かって本格的にうごき始めているのがわかります。あるイギリスの投資会社はCO2を大量に排出する日本企業から投資を引き上げる決定をしています。これらのことから脱炭素やCO2なんてこれから自分が建てる家とは関係ないわけではありません。かつて日本の家は25年で取り壊されると言われました。これは日本人の所得が低いときに建てられた家で性能も低いものでした。その結果、親の世代に建てられた家にそのまま所得が向上した次の世代が住むということはありませんでした。エネルギーの世界では大きなパラダイムシフトが起ころうとしていますが日本の住宅もその影響を大きく受けることになります。普段の生活でCO2を極力出さない家だけでなく、建てる時、建てるまでにCO2をを出さない家あるいは何十年も先に取り壊すときにCO2を出さない家これらはもう想像の範囲外と思われるかもしれませんが実際にはもう何年も前に筑波市に実験住宅が建てられています。LCCM住宅(ライフサイクルカーボンマイナス)と言われるものです。更に既にそのような家を建てた場合、補助金まで支給されます。家を建てる時、どうしてもデザインやインテリアに目がいきますしそれらもとても大切な検討要素ですが20年先、30年先のご自分の家の資産価値の評価の項目に何が入るのかを考える必要があります。太陽光パネルは10年、20年先でも載せられますし,今より安くなってるはずです。限られた予算をどこに配分するのか断熱や気密、換気の性能をどこまで高めておくか家の大きさは予算に直結しますからその大きさ、間取は本当に必要か人任せではなく、ご自分で研究、判断する以外ありません。誰かが手とり足とり教えてくれる、と思ったら大間違いです。
2018年04月02日
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