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「世界各地の孤立化した未開種族の集団が、その永い歴史の中で蓄積された土着の生活の知恵により、その土地その土地の産物を食べている間は、非常にたくましい体格と健康を保持してきたが、ひとたび白人の文明に接触し、これに近代食がとって代わると、たちまち虫歯が激増し、骨が弱まり、身体各所の退化をもたらした」 A・プライス著「食生活と身体の退化」片山恒夫訳 豊歯会刊から引用私も幼児の頃は、「未開民族の集団」に属していて、母親が、その日に食べる分だけを市場(いちば)から買って来て、母が料理してくれて、その日のうちに食べていました。毎日が、この繰り返しです。買ったその日に食べていましたから、勿論、「賞味期限」「消費期限」の表示もなく、表示の必要がありません。「食べ物」は「腐る」のは当然ですから、腐らないうちに、その日に食べていたのです。ついでに言うと「冷蔵庫」も必要はなく、事実ありませんでした。やがて、私の周辺も、西洋という「白人の文明に接触」し、「腐らない食品」が出回り始めました。「食品添加物」が開発され、「食べ物」が「偽装」され「お化粧」された「食べてはいけない化学製品」が出現しました。これを略したのが「食品」です。そのために「冷蔵庫」も必要になってきました。「製造日」や「賞味期限」「消費期限」も表示されるようになりました。野生動物、例えば、ライオンの場合、お腹が満腹の時は、獲物(例えばカモシカ)を襲い殺傷はしません。満腹ですから、食べません。食べないで放っていると「腐る」ことを彼らは知っているのです。「腐る」と食べられないことも知っているのです。「無駄な殺傷は決して行わない」のが野生動物の掟であり、これが「自然の摂理」です。これに背き「攻撃を加えた」のが「西洋文明」「白人文明」であり、結果、彼らは「自然を征服した」つもりでおります。さて「腐る」とは、タンパク質などの窒素を含んだ有機物が分解されることです。「腐る」と、腐敗アミン(インドール、ケトン)などが生成分解するため独特の臭気(主に硫化水素やアンモニアなどによる悪臭)を放ちます。また、腐敗によって増殖した微生物が病原性のものであった場合には有毒物質を生じ、食中毒の原因ともなります。お茶の水クリニックの森下敬一博士の記述を次に紹介します。「食性として草食動物である人間の生理に、肉・卵・牛乳などの動物性たんぱく質は、異物、毒物でしかありません。すなわち、人間の体を構成している体たんぱく質は、植物の炭水化物から作られます。これが人間の正常な生理です。植物性炭水化物の食べ物には、炭水化物・粗たん白・類脂肪・ミネラルなど動物の生命(細胞)を作るための素材が含まれています。一方、動物性たん白は、体たん白質になってしまった既製品です。素材でない既製品は、人間の生理に合わない食品です」「つまり、動物性たん白質は、腸内で酵素の作用を受けて、一旦、炭水化物などに分解し直してから体たん白質になります。分解するという、ひとつ工程が多い訳です。このことは腸に大変大きな負担をかけます。更に、腸内に酵素が十分ない場合、炭水化物に転化できないので、そのまま腸内に留まり腐敗していきます。腐という字は「五臓六腑」の「府の中の肉」です。腐敗が進みますと、動物性たん白質を構成しているアミノ酸が有毒物質であるアミン・アンモニア・インドール・スカトールなどに分解されます。これらの毒素が腸壁から血管に入り、汚れた血液となります。やがて全身の血液が汚れます。そして炎症となり、ガンを始めとする生活習慣病の発症となります」 引用終了再度、言います。食べ物は、「腐るのが当然」なのです。ですから「腐る」前に食べれば良いのです。腐らないのは「不自然」なのです。この「不自然なもの」が「食品」です。この食品を更に加工して「長持ち」させているのが「冷凍食品」です。本来の「食べ物」からしますと、二重の偽装が施された「食べてはいけない化学製品」です。このような「冷凍食品」を子供に与える「母親」は、それだけで既に「母親」ではありません。あらゆる動物の「母親」は、何をどのように食べたら良いのか知らない「小供」に、それを教えるために「適正な食べ物」と「その食べかた」を伝授しています。母親から、この「知恵」を伝えられて、始めて子供は生命として成長し、やがて「巣立ち」「親離れ」して「自立」していきます。「適正でない食品」を与えられた子供が、「適正でない行為」に走るようになるのは当然です。20歳を過ぎても、生命として自立していないのものを「放し飼い状態」にしているのですから、「乱暴」に走り、「狼藉」を働き、「犯罪」を犯すのは必然です。彼らが「自立したいよ」と絶叫している声が聞こえてこないのでしょう。「生命の叫び」を封印してしまったのも「白人の文明」です。もはや、この文明は「文迷」であることは明白です。大久保利通は「西洋」を「文明」であると主張しましたが、西郷隆盛は「西洋」を「野蛮」と喝破しました。以来、日本は大久保・伊藤博文に代表される「文明」路線を盲進させられ、今日の惨状を招いています。しかし、私たちは、密かに「西郷さん」に惹かれています。これに期待しましょう。付記:中国製の「冷凍ギョーザ」食中毒事件を取り上げるつもりで書き始めましたが、前置きが長くなってしまいました。この続編は明日にします。
2008.01.31
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「いうなれば、3点差で負けていたのを、9回の裏ツーアウト後に放たれた一本の逆転サヨナラ満塁弾が試合を引っくり返したにも等しい結末であった」 孝明天皇と「一会桑」 著者:家近良樹 同書の本文、最後の文章を引用約260年続いた「徳川幕府」は、最後の最後まで、その権威・権力は絶大でありました。この強力幕藩体制にあって、いずれの藩も「倒幕」の気配・疑念を幕府に与えただけで、藩は潰される情況でした。1858年6月、幕府は天皇の勅許を得られないまま「日米修好通商条約」を調印しました。この非難の矛先は、徳川将軍ではなく、当時、大老であった井伊直弼に向けられています。1860年3月、「桜田門外の変」で大老は暗殺されます。1866年1月、坂本竜馬の斡旋により「武力倒幕を目指す薩長同盟」が成立したと「歴史」は言います。現在のところ、この同盟に関する資料は、一つだけです。それは、長州側の代表であった桂小五郎(後の木戸孝充)が、同盟の内容を確認する手紙を坂本竜馬に送りました。この手紙が、今日、残っている唯一つの資料です。「同盟」問題の箇所。 「兵士をも上国のうえ、橋会桑等も只今のごとき次第にて、もったいなくも朝廷を擁し奉 り、正義を抗み、周旋尽力の道をあひ遮り候ときは、つひに決戦におよび候他これ無しとの 事」これはどういうことかと言えば、在京薩藩指導者が兵隊を鹿児島から関西に連れてきたうえで、橋会桑(一会桑)の三者らが、いまのように朝廷を抱え込んで、薩摩藩が長州藩を許してやってほしいという働きかけを朝廷にするのを遮る時は戦う、決戦の外ないのだと,こう桂に宣告したということである。 同書から引用ここにある「一会桑」とは、一橋慶喜(後の徳川慶喜)・会津藩・桑名藩を指しています。当時、この三者が徳川幕府の閣僚として、朝廷側に近い政策を推進していました。この「同盟」は、薩摩藩が「長州藩の復権」を支持して手伝いますよ、そのことを朝廷に働きかけますよ、これを「一会桑」が邪魔するようであれば、この三者らと決戦する覚悟でいますよ、と長州側・桂に伝えただけです。薩摩藩と長州藩とが連合して、「一会桑」と戦うのであれば「藩同士の戦い」であり、充分に勝つ見込みがありました。「ところが、幕府本体に対する戦いは、ものすごく危険であった。(中略)幕府の有する広大な所領と多くの直臣(旗本・御家人)、それに徳川家と強く結びついていた譜代大名の集団、これらの存在を思い浮かべれば、このことはすぐにわかることである」 同書から引用1867年10月、徳川慶喜は政権を「天皇」に返上する「大政奉還」を申し出て、認められました。1867年12月7日、幕府制を廃止して、総裁・議定・参予の「三職」からなる中央政府発足の宣言、つまり「王政復古の大号令」となります。これは、徳川慶喜を排除した、薩摩・長州藩主導によるクーデタでした。1867年12月28日、「三職」側と慶喜との合意が成立し、慶喜が京都(朝廷)入りして、新政府の「議定」職に就任することが確定し、ここに「クーデタ」失敗が確定します。ここで、やっと、7日から28日の推移の中で、薩摩・長州藩は、「徳川本体を打倒」しなければならないと決意を固めました。薩摩藩の大久保は、イギリスなどが「旧幕府」を支援しないことを確認して、挑発行為に及びます。1867年12月25日、江戸で多発する浪人の暴行に制裁を加えようとする旧幕府が、江戸の薩摩藩邸を焼き討ちする事件が発生します。これにより、旧幕府軍や会津藩・桑名藩などの藩兵が奮い立ち「薩摩打倒」を掲げました。1868年1月2日、「薩摩打倒」を目指し、旧幕府軍が京都への進軍を開始します。「この時、旧幕側(徳川慶喜)にとって、取り返しのつかない致命的なミスとなったのは、彼らがいつでも戦闘状態に入りうる臨戦態勢で行軍しなかったことであった」 同書から引用つまり、待ち構えていた薩摩藩との「鳥羽・伏見の戦い」で、旧幕府軍は大敗をして、ここで「逆転」し、名実ともに「徳川幕府は崩壊」しました。ここで巻頭の引用文に戻ります。☆人間の自由、平等、国民主権、思想の自由、法の前の平等などを掲げた「人権宣言」が「国民議会」で採択されました。時は1789年8月26日。場所はフランス。世に言う「フランス革命」。絶大なる権力を持っていた「絶対王制の専制政治を敷いてきたルイ王朝」は、これにより、事実上、崩壊しました。1867年10月、徳川幕府将軍徳川慶喜は「大政奉還」を宣言し、大政を天皇に奉還して「明治維新」への第一歩となりました。1917年、3月12日、ロシアでは「労働者や兵士によるソビェト」が組織され、「運動」の中で、ニコライ2世は、退位させられ、帝位を後続するものもないまま、ロマノフ王朝が崩壊しました。これら「革命」「維新」と呼ばれているものには「共通項」があります。「自由、平等」を掲げ、いわゆる「封建制」を打破して、強力な政治基盤を持っている「王朝」を崩壊させ、実質、政治的能力のない「組織」に政権を交代させることです。政治的能力がない「弱体政権」ですから、「資本の論理」に支えられた「傀儡政権」になるしかありません。つまり、「革命」「維新」そのものが「資本の論理」を掲げる「商人」によって画策されています。竜馬や大久保は「商人」の手先である「グラバー」などの走り使いに過ぎません。 ☆本来、「自由」「平等」などあり得ません。「商人」は言います。「我々の攻撃から、彼らの国家と人民を守る唯一の砦である貴族政治を、この『自由・平等』という言葉がぶち壊した」「我々が人民の心から神への信仰を奪ったとき、王冠の権威は地に堕ち溝に捨てられ、そこで、我々は誰はばかることなく、拾得物として、それを手に入れたのである」 ☆「日本はイギリス、アメリカ、ドイツの植民地。東経127度と144度、北緯31度と47度との間に位置す。旧イギリス帝国株式会社の支店…」 「モンブランの日本見聞記」新人物往来社刊のボヌタン著「明治ジャポン 1886 日本 文化の危機」から引用。ボヌタンはフランスの紀行文学者であり、1886年(明治19年)の日本を、「旧イギリス帝国株式会社の支店」と喝破しています。このとき、既に日本は「旧イギリス帝国株式会社」という「商人」に従属している「日本支店」。そして「フランス支店」、「ロシア支店」、更には「アメリカ支店」と続きます。「旧イギリス帝国株式会社」の本部は、今、現在、ロンドンのシティにあります。「明治維新」は、「維新」ではなく、日本国の「敗戦」であり、植民地となったのです。その後、1945年9月2日、降伏文書を連合国と調印して、武力による「敗戦」を迎えました。いまだ、日本は「支店」であり続け、占領され続けています。この状態を切り開く「政治家」の台頭が待たれます。
2008.01.29
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一口にいって、男性は知から情へ動くのです。ところが、女性は情から知へ動く。動くというのは、意思がその向きに働く、ということです。(中略)知から情へ動くというのは、まず大円鏡智が働いて、そして、ものの意義がわかる。それから妙観察智を働かせて体取する。こういう順にやるのです。女性のほうは、いちおう意味が分かったのち、さきに妙観察智を働かせて体取する。それから大円鏡智を働かせて、意義がわかる。こういう順だと思います。男性の情というのはよくわからないけれども、女性の知というのは、情緒がわかるという知なのです。男性のはよくわからないというのは、形にあらわれないのです。女性は、花でいうならば、そのいろどりであって、色香も深き紅梅のというのが女性で、これが情緒です。男性はその梅のかおり、志気といわれているほうだというのです。女性の順にいったら情緒というものになって残りますが、男性の順でいったら、どこに抜けてしまうのだかわからない。意義がわかってから体取する、というのですから、かおりとなって発散してしまうのだと思えます。 岡 潔著「日本のこころ」から引用昨日、9年ぶりで映画館で行き、映画「純愛」を見てきました。9年前、私は師匠の「茶目っ気」で、「シニアで入ろう」と言われ、二人分の2千円を渡され、劇場のチケット売り場で「シニア2枚」と告げました。受付嬢は、私の心配をヨソに、スンナリと2枚の切符を渡してくれました。見た映画は、今村昌平監督が8年ぶりにメガホンをとった「うなぎ」でした。師匠は、鑑賞後、「いい男であれば、また結婚できるということか」と感想を漏らしていました。因みに主人公のいい男役は「役所広司」で、再婚相手役は「清水美砂」が演じていました。さて、映画「純愛」は小林桂子さんという一人の女性の思いが、市民プロジェクトとなって、それが渦となり、更に大きな渦となり、波紋のごとく広がったと思われます。8年の歳月をかけて、世に問う形になりましたが、配給や宣伝は大手配給会社に依頼することなく、多くの社会奉仕志向のかかがたに支えられ、応援を受けて、確実に、その輪を広げているようです。「純愛」のパンフレットに、これは戦争映画ではなく、「愛」の物語 とあります。舞台は、1945年、旧満州から始まります。日本の敗戦を迎え、日本から開拓団として送り込まれた日本人が、苦難に立ち向かいながら、故郷日本を目指し、彷徨い、やがて負傷し、1軒の中国人の家に辿り着きます。そして、そこには‥。後は、見てのお楽しみ。映画の感想は難しいものです。ですから、私が感じた「情緒」を正確に伝える術も語彙もありません。以下は蛇足です。この映画「純愛」の主人公の名前は「愛さん」です。この「愛さん」の「情緒」が、辿り着いた家に住む中国人家族の母親に伝わり、やがて、その小供にも伝染し、ついに村全体、隣村まで広がっていきます。この「情緒」は「情け」とも言いますが、日本人の独特な「こころ」であり、潜在的には人類共通の「こころ」であるのですが、「物質主義」に洗脳され、溺れている「文明人」が忘れ去ったものではあります。しかし「深層に沈められた」だけですから、今からでも「取り戻す」ことは不可能ではありません。この映画が企画され、製作され、公開上映されていること自体が、それを証明しているようです。2月15日まで、札幌のマリオン劇場で上映されています。その後、再度、全国各地で多くのかたがたの支援のお陰さまで、上映される予定とのこと。是非、劇場に足をお運び下さい。そして「日本人の情緒・情け」の素晴らしさを再認識していただき、これに覚醒し、これを世界に伝えることこそ、国際貢献であると知っていただきたいと祈念いたします。蛇足の蛇足昨日、1月26日(土)の17時から、この映画「純愛」を見たのですが、上映終了後、小林桂子さんと俳優さん1名による「ライブトーク」がありました。生身の桂子さんから「情緒」を感じさせていただき、感謝の気持ちに満たされました。この「ライブトーク」も終わり、お開きとなりましたが、出口でお二人が来場者と挨拶を交わしておりました。私も一旦は、その列に加わったのですが、熱い情緒で結ばれた女性のパワーに圧倒され、待ち切れず、列を離れました。そのとき、桂子さんに伝えたかったことを今、伝えます。「桂子さん、世界に通じる情緒の映画をありがとうございました」感謝
2008.01.27
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卑弥呼:6、4倍 徳川家康:2、4倍 戦前:2、3倍。現代の日本人は、一回の食事で620回しか噛んでいません。戦前の日本人でさえ、2、3倍の1465回も噛んでいました。 斎藤滋 神奈川歯科大学教授著「噛めば噛むほど13の奇蹟」から流用唾液は、唯一、人間に与えられた「生薬」であり、自然治癒力の源です。噛む回数が減少しますと、唾液の分泌量も減り、自然治癒力も低下し、ガンを始めとする生活習慣病に罹病する確立も高くなります。現代人は、柔らかいもの、すなわち、噛むのは煩わしいので、噛む必要のないものを大量に食べています。いいえ「食べて」いるのではなく、「呑み込んで」いるだけです。何故、戦後、私たちは「噛む」ことを忘れ、ガンを始めとする生活習慣病に苦しんでいるのでしょう。そもそも、噛むことは、赤ちゃんの哺乳期から始まっています。つまり、母乳は赤ちゃんの顎の上下運動が原動力となって分泌されます。赤ちゃん(乳児)には歯はありませんが、飲むときの顎や咀嚼筋の動きは「噛む」ときと全く同じです。この上下運動によって、母乳が分泌され、咀嚼筋の発達が促進されます。そして、その後、離乳期を迎えたときの準備(学習)をしています。やがて、歯が生え離乳期がきますと、咀嚼筋は学習済みですから、スムーズに固形食に移行し、自然な形で噛むことができるようになります。ところが、加工乳(ミルク)の「哺乳瓶」になりますと、大人がストローを使用して飲むような吸引運動になってしまいます。吸引運動は、顎の上下運動を必要としません。上下運動がないということは、咀嚼筋が動かない、多少、動いても「噛む」ために必要なほど、発達しなくなります。未発達のままであれば、咀嚼筋の機能は退化していきます。「噛む」ことは、学習しないと身につきません。ですから、誕生したその日から、母乳で予行練習を繰り返して、十分に学習する必要があります。あらゆる動物には、生誕して24時間以後、自分の体内に入ってきたものを「異物」「毒物」と判断して、攻撃し排除しようとします。これが免疫システムです。これこそ、自然治癒力の原動力です。ですから、食べ物も、「そのまんま」ですと、免疫システムに異物と判断され、排出されてしまいます。食べ物が吸収されないで排除されてしまいますと、生命を維持できません。そこで「唾液様の登場」となります。唾液様の本籍は「自分の血液」です。食べ物が口の中で、咀嚼され、細かくされて、分泌された唾液とグチャグチャになって渾然一体となることによって、胃様や腸様は、「これは異物」ではなく「自分だ」と判断され、これで始めて、分解・組み立て・変換・合成・吸収などの「消化作業」が行われます。ですから、どんなに、人間の「食性」に適合した穀菜食でも、良く噛んで食べませんと、栄養になりません。当然、栄養失調で自然治癒力が低下して罹病することになります。何でも、水でも噛んで飲むことです。さて、「免疫学」は「医学」の初歩、「いろは」です。しかし、「医学」を修めた「医師」は、「臓器移植」「他人の血液を輸血」という「異物」「毒物」押し込みを平気で実施しています。これらの手術の前後には、「免疫抑制剤」を使用しています。これはもはや「医療」ではなく、免疫システムすなわち自然治癒力に対する攻撃であり、逆襲という「商行為」に過ぎません。同書に記述されている「噛めば噛むほど13の奇蹟」は次の通りです。ガンを防ぐボケない糖尿が防げる虫歯にならない口臭をシャットアウト骨粗鬆症予防姿勢がよくなるアトピーを防ぐ視力がよくなる積極的な性格になる内臓が若返る性欲が増す太らない私は「健康かむかむ塾」を主宰していますが、この「かむかむ」は、健康が「COME COME」と、良く「噛む 噛む」を掛けています。少なくとも、一口、30回は噛みましょう。貴方にも「奇蹟」が起きますよ。生命に必要なものは、すべて、既に与えられています。実際のところ、これは「奇蹟」ではなく、生命として当然のことであり「自然の摂理」に過ぎません。自分の自然治癒力を信じましょう。参考図書 斎藤滋 神奈川歯科大学教授著「噛めば噛むほど13の奇蹟」1997年 新講社国民必読の書ですが、残念ながら、現在、絶版となっております。
2008.01.25
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私たちの身体には、恒常性維持機能(自然治癒力)があり、いつまでも健康な心身を維持するよう「自然」に働いてくれています。感謝。その源泉となっているものの一つが、噛むこと(咀嚼)から分泌される唾液です。日本咀嚼学会は、咀嚼の効用として次の15項目を挙げています。 がんの予防 脳の働きを活性化 ぼけ防止 糖尿病を予防し治療効果を高める 肥満・高脂血症を予防 虫歯・歯周炎・歯周病を予防 骨盤の発育不全を防止 脊柱を正しく保つ 消化を良くする 栄養の吸収を助ける 情緒を安定させる 顎の関節症を予防 頭痛・腰痛の予防 視力を良くする 顔の表情を良くするここで「がんの予防」について、同志社大学の西岡 一教授の研究発表の概略を記述します。もともと、多くの食べ物に「変異原性(発ガン性)」があるにも拘らず、昔の人は「がん」に罹病しなかったのに、現代は異状に多いことに疑問を持ちました。そして、食べ物は、最初に口の中で唾液と反応します。ここで、どのように変化するのか。つまり、発ガン物質が、バクテリアに変異原性を起こす強さが、唾液を加えることによって、どのように変化するかを調べました。唾液の毒消し効果は、絶大でした。おこげの成分「トリプ・P1」や最も強い発がん性物質と言われている「アフラトキシンB」も「ベルツピレン」も、その変異原性が、唾液の働きで消えてしまいました。その唾液の成分のうちで「ぺルオキシダーゼ」「アスコルビン酸」などが毒消しの役割を果たしていることが解明されました。この唾液パワーは、約30秒唾液に浸すだけで充分でした。同教授の結論は「がん予防の原点は、一口入れたら、30回噛むこと」です。では、がんに罹病した場合は、どうなのか。そのかたの症状により違いますが、原則として、玄米を中心とする穀菜食を食べるときに、最低、一口、1千回、噛むことです。死にたくなかったら、噛むことです。唾液様に感謝食は命なり
2008.01.24
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ワーテロルローの戦い(1815年)で、ナポレオンは連合国に敗北しました。この情報をいち早く、入手したネイサン・マイヤー・ロスチャイルドは、「ナポレオン軍が勝利した」というメッセージを伝書鳩に付けて、ロンドン証券取引所に放ちました。同取引所は、ナポレオンが勝ったという情報から、誰もがすべて自分の株を捨て値で売り出しました。株価は数分で90%も下落。ロスチャイルドは、彼だけが事実を知っていて、売りに出た株を全部、買いまくりました。その日、取引が終わったときには、彼は同取引所に上場されている株、全体の62%を所有していた。翌朝、ロンドンは、事実を知りました。ナポレオンは敗北していた。とき既に遅し、昨日、破産したイギリスの名門は、すべて、ロスチャイルドの言いなりになるしかなったのです。それが今日まで継続しています。株というものは、このように「情報」で、「上げ下げ」するものです。そういうように「偽装」されているのです。「情報」を作り、それを流布して、株価を変動させる。自分で「情報」を作るのですから、株価は自由自在です。これによって、特定の者に「富の集中」が実行されました。「偽装」の完成です。あとは、「特定の者」の蛇口の捻り加減で「上げ下げ」していきます。蛇口を開けて、お金が入り込むと、株は高くなり、蛇口を閉めて、お金が入らなくなると、株は安くなるだけです。最近、NHKの職員が、報道記事から、株の「インサイダー取引」をして、3名で106万円の利益を得たと言う「情報」がマスコミで騒がれています。いつものごとく、「こそ泥」が捕まり、「大泥棒」は「こそ泥」を非難するだけで、常に安泰です。さて、FRBは、人類誕生以来、世界最大・最高の「大泥棒」であり、犯罪組織です。1913年12月、クリスマスで浮き足立っているとき、ひとつの法律案がアメリカ合衆国(USA)議会を通過し、ウッドロー・ウィルソン大統領が署名して法律となりました。この法律は、実質「中央銀行設立法」でしたが、議会に提出されたときは、二人の議員の名前を付けた「グラス・オーウェン法」という名称でした。この法律に基づき、FRB(連邦準備制度理事会)というUSAの中央銀行が設立されました。新設されたFRBは、政府機関ではなく、100%民間の株式会社です。USA政府は、一株も所持していません。つまり、政府・議会・大統領からの管理・統制は、何一つできないし、会計監査もありません。こんな民間会社がUSAドルの通貨発行権を握ってしまったのです。日本の円の通貨発行権は、日本の中央銀行である株式会社日本銀行にあり、その株60%を日本の財務省が持っています。ですから、今のところ、日本政府の管理下にあります。ここで、FRBの実態を見てみます。1、USA財務省は、FRBからの指示でUSAドル紙幣を印刷・発行します。2、このドル紙幣の所有権は、FRBにあります。3、USA政府は、FRBからドル紙幣を購入します。4、FRBは、このドル紙幣で、財務省発行のUSA国債を購入します。5、ドル紙幣の購入代金、当国債の利息は、USA国民が払う連邦所得税で賄われます。これは「犯罪」です。FRBは、準備金など無く、元手ゼロで、巨万の富を「合法的」に取得しているのです。USA国民の税金で発行された「ドル紙幣」を、タダで取得します。それを政府に売っています。「取得」ではなく「収奪」していると言ったほうが適切です。仮にも現在、USAドルは世界の基軸通貨です。合衆国連邦憲法の第一章第八条五項には、「合衆国議会は貨幣発行権、貨幣価値決定権ならびに外国貨幣の価値決定権を有する」との規定があります。まさに連邦憲法違反です。実際、裁判で「FRBは、連邦憲法違反である」と勝訴したUSA国民が数多くいて、この人たちは連邦所得税の支払いが免除されています。その後、1971年「ニクソン・ショック」で、USAドルは、「金」に換えることができなくなりました。つまり、FRBは「金」から開放され、何の束縛もなくなり、USAドル紙幣を「自社の利益目的」で自由に印刷させることができます。USAの「双子の赤字」の構造的理由がここにあります。国家の通貨発行権を握る者こそ、国家権力の実効支配者です。このFRBの株主こそ「国際金融資本」です。輩の代理人が、この法律案を秘密裏に企画・作成し、提出の際、ふたりの議員の名を被せただけです。まさに、輩はUSA国家を収奪、支配し、世界を統治しています。事実、USA大統領は、輩のポチに過ぎません。輩、「死の商人」のセールスマンのメッセンジャーボーイです。大統領は、USA及びUSA国民に対してではなく、輩に忠誠を誓っています。輩に逆らうと「リンカーン」「ケネディ」になるだけです。「死の商人」に忠実なUSAこそ「テロ国家」「超ならず者国家」「超圧制国家」であり、自国の大統領選挙さえマトモに運営できない「非・民主主義国家」ではあります。「死の商人」国際金融資本」に支配され、国家権力を収奪されている国、その名はUSAです。 歴代のUSA大統領は、輩の傀儡であり、1913年当時の大統領・ウィルソンも同様で、輩から資金提供を受けていた操り人形に過ぎません。彼は、死を前にして、次のように言い残しています。「私は、一番不幸な人間だ、知らず知らずの間に自国を破壊してしまった」しかし、一番不幸なのは、USA国民です。66年前、USAは日本に真珠湾攻撃を誘発させ、この攻撃作戦をハワイ(真珠湾司令部)に知らせることなく、多くのUSA国民(多くは兵士)が犠牲になりました。USA(を実行支配している輩)は、これを「大義名分」として国民を鼓舞させ、戦争(と言う商行為)に突入していきました。6年前、USA(を実効支配している輩)は、「9.11同時テロ」を実行し、アルカイダを犯人と決め付けて「テロ撲滅キャンペーン」という「軍事産業製品拡販セール」を開始しました。その犠牲となったのは、約2700名のUSA国民(国籍はUSAでない人もいました)。大統領を始めとするUSA政府は、輩の傀儡政権ですから、国民に対してではなく、輩に忠誠を誓っています。ですから、「輩の商売のため」であれば「平気でUSA国民を殺します」。さて、輩はアルカイダなどという架空の組織をでっち上げ、輩の手下であるオサマ・ビンラディンをその首謀者として追求し「拡販セール」を展開していきます。すなわち、アフガニスタン、イラクへのUSAの不法な攻撃、国家テロの実行です。それぞれの攻撃は、USAの厖大な軍事費が増え続けるだけで、USAの国益を損ねているのは自明ですが、その軍事費用がソックリ、輩の売り上げとなるのですから、その厖大な利益に、輩は笑いが止まりません。日本もUSA国債を購入する(発行額の約40%)形で、USAの軍事費となり、輩の利益に大いに貢献(?)しています。更には、「テロ対策特別措置法」なる法案をでっち上げ、自衛隊を海外派遣(事実上は派兵)させ、インド洋で、公衆便所のように、売春婦のごとく、「誰でも使用できる」無料給油所を設置しています。こんなものは「国際貢献」ではなく、輩の利益にしかならないものであり、直ちに止めるべきです。ここで「新・テロ対策特別措置法」の提案をします。「北朝鮮の国家テロ」により、日本国内から拉致され、北朝鮮で監禁されている日本人を救出させる目的で、北朝鮮に自衛隊を派遣するための臨時立法です。これを成案として、日本が実行しますと、世界各国から「日本国は独立国」として認められます。その理由は、北朝鮮は平壌にあるイギリス大使館を窓口にして輩の支配下にあるからです。つまり、USAも北朝鮮も「同じ穴の狢」に過ぎません。ですから、上記を断行することで、USAや北朝鮮などを実効支配している輩から「独立」することができます。これは「日露戦争」で日本が勝利したこと以上の「国際貢献」になります。「輩」からの独立こそ、各国国民の悲願だからです。日本に、これを実現させる政治家の台頭を期待しています。USAも日本に倣い、USA議会が「FRBは、USA連邦違反である」との議決を採択し、これに大統領が署名するだけで「独立」することができます。
2008.01.22
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「弱肉強食」の源は、チャールズ・ダーウィンの「進化論」にあります。つまり、より環境に適合したものが「生き残り」、他のものは「選択されて排除されて」いくというものです。これに異を唱えたのが、今西錦司先生で「棲み分け」理論で対抗されました。この理論を私が咀嚼しますと、あらゆる生物は「ある環境」に適合しています。それぞれの生物は「その環境」の中で、棲み分けていれば、それで良いのです。これが「共棲」であり「共生」に他なりません。さて、ここに「身土不二という概念には、競争というものがない」(石沢文規氏筆)という文章から引用します。私たちの多くは、日本の土(環境)から生まれ、日本の空気(環境)を吸い、日本の土壌の変身した農作物(環境の食物化)を食べ、そして日本の土(死)へと戻っていく。このように人間は、その住む環境から離れられない。ところで、日本列島という環境は、似たような環境はあるかもしれないが、まったく同じ環境というものはなく、世界広しといえども、ただひとつ(唯一)である。(中略)「唯一」とは独自性といいかえてもよい。いかなる環境も独自である。この環境のもつ独自性ゆえに、環境と環境の間で、競合ということはありえない。(中略)農産物貿易は、ある環境でとれた農産物を別な環境へ人為的に移動させて、その地の人々に消費してもらうことで、成り立っている。農産物貿易は、食物を介して「環境と環境を競わせている」ともいえる。これは、自然の摂理への重大なる侵犯、つまり「身土不二への侵犯」にほかならない。(中略)「食べる人の環境」と「食べられる食物の生産される環境」とは「一致」していなければならない。(中略)この「一致」に反すれば、疾病の増加そして「肉体の弱体化」である。最悪、人類を滅ぼしかねない。 引用終了勿論、石沢氏は、農産物貿易を否定して、国産農産物を選択し、これ摂取せよ、との主張です。「日本人は日本の環境で」「フランス人はフランスの環境で」「インド人はインドの環境で」それぞれが、棲み分けていれば良いのです。「唯一」ですから、文化と同じで優劣も良し悪しも、そこには存在しません。お互いの「唯一」を認め合い、尊重することです。これが真の「インターナショナル」です。違う環境同士が競合したり、競争する必要はまったくありません。これが「共生」「共棲」です。「環境の産物」ではない、工業製品は、「競合」「競争」そして「貿易」しても良いのですが、「環境の産物である農産物」にも、手を広げますと「売り手」をも失うことになります。貿易をも支配する、いわゆる「死の商人」は、「禁断の実」に触れてしまったようです。幸い、日本人は、日本の伝統食であります「穀菜食」に復帰するだけで、「人類の破滅」から逃れることがことができます。「穀菜食」は「国際食」です。これを世界中に広めるのが、真の「国際貢献」です。まずは日本人が、覚醒し、穀菜食を実践しましょう。食は命なり 付記:今回は前回「環境・農作物・身体は一体」の続編となりました。前回とご一緒に、ご笑覧いただければ幸甚と存じ上げます。
2008.01.21
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「身土不二」とは、私たちの身体と環境(土・水など)は、一つであり、その環境から作られた農作物を食べていれば、身体が健全(健康)を保つことが出来る、ということです。端的な例を述べます。私は、もっと若かったとき、東京で雑誌の編集を担当していました。そして、月に2.3回、地方に取材のため、出張しておりました。そうしますと、私は、出張先では必ず便秘になりました。今になって分かることですが、生活しているところから離れて、異なるところに行きますと、水が変わり、環境が変わりますので、私たちの生理が狂い、変調を来たします。便秘は、その症状です。もう一つ。「商社マン、殺すに刃物は要らない。月に3回、海外出張させれば良い」。要は、日本から海外へ、海外から日本へ、これを1ヶ月に3回繰り返しますと、そのかたの自律神経がバランスを崩し、ストレスが高まり、生理が大狂いして、自然治癒力が大きく低下し、致命傷となる病気に罹病して、亡くなる、ということです。つまり、私たちの身体は、環境、農産物と一つであります。「健康・環境・食べ物」は一体です。ですから、本来の「食べ物」以外の物を摂取しますと、健康が乱れるのです。国内でさえも、「私の便秘」体験で分かりますように、有害なのですから、これが外国になりますと、もっと大きな猛毒となります。日本は、食糧の61%を外国から輸入しています。世界最大の食糧輸入国です。つまり、他の国から、「他の環境」を日本国に取り込んでいるのです。例えば、食糧を栽培するには水が必須ですが、輸入した食糧を国内で作ったと仮定した場合、消費される水を仮想水と言います。これに基づき沖大幹・東大教授の試算によりますと、日本は世界で最も多い年間640億トンの水を輸入していることになります。更には、食糧を輸入される際、船や飛行機で燃料として「石油」を大量消費しています。この量も世界最大でしょう。少なくとも、日本は、この関連で「世界一環境を悪化させ」ています。それだけではなく、日本人は、この輸入した食糧を食い散らし、がんを始めとする生活習慣病や精神病という「国策病」に罹病させられ、苦しみ、お金を収奪され、挙句の果て、殺されています。「資本による悪の連鎖」の蟻地獄です。飽食の中での栄養失調から自然治癒力が大幅に低下し、罹病して、ぼろ雑巾のごとく絞られて殺されいるのです。どこかの国が飢餓で苦しんでいるなどと、喧伝している場合ではなく、もっと、もっと悲惨な事態が足元・日本で発生していることに気が付かなければなりません。「身土不二」の哲学、生命学を復活させなければなりません。国内で食糧を100%自給することは、当然、実施しなければならない政策です。独立国として、最低限やらなければならない安全保障です。国の礎である「農」が崩壊の危機を脱し、元気になります。その結果、国民が健康になり、生命として「自立した国民」になりますと、国民も健全な心身を取り戻し、日本国も独立を復活します。お付き合いで、外国から食糧を輸入しなければならないのであれば、輸入しても良い。この安い「海外有毒農産物」に負けないように、国内産の農産物を高く買い取り、「海外毒物」より安い価格で市場に出せば良いのです。勿論、この「逆ザヤ」は国民の税金で負担すれば良いのです。この政策によって、国民医療費が大幅に低下し、税金の負担分も減少しますので、新たな「財源」など必要ありません。この循環が更なる「負担の減少」になり、「健全なる連鎖」になること間違いありません。
2008.01.20
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「日持ちしませんから申し訳ありません。消費期限は本日までです」と女性の店員さんが申し訳なさそうに仰る。それに対し、私は「本来の食べ物は、買った日に食べるのが原則ですから、日持ちしないのは当然ですよ」と返しました。この会話は、新年1月2日、札幌の老舗・千秋庵という菓子店で、私が「玄米大福」を購入したときのものです。昨年の暮れ、これを購入したくて訪ねたのですが、その日は、販売していない日であり、毎日、常には販売していないことを始めて知りました。更には、千秋庵は札幌市内を中心に多くの店舗を持っていますが、「玄米大福」は本店と、もう一つの店舗だけの限定販売であることも知りました。こうなりますと、ますます、買いたくなり、新年早々、この本店を訪ねた次第です。「玄米大福」の原材料は、五分搗きした有機玄米・有機黒大豆・有機小豆・甜菜糖・馬鈴薯澱粉・天塩・米飴などで、すべて国内産のものです。甘みは米飴と甜菜糖だけで、白い砂糖は使用していません。普通の大福は真っ白ですが、こちらは、原材料の素材そのままの黄色みを帯びています。和菓子の真骨頂である小豆は、灰汁抜き・渋切りをしていませんので、小豆の栄養分が豊富にあるため、軽い苦味や渋みを感じますが、それゆえに素材そのものが持っている自然の味を満喫することが出来ます。やっと、購入できた「玄米大福」を自宅に持ち帰り、早速、神棚と仏前にお供えして、有り難く、いただきました。やや苦味がありますが、噛めば噛むほど、味わい深くなり、柔らかい甘みに包まれました。普通の大福ですと、私の場合、食後「胸焼け」がしてきますが、こちらは、そのようなこともありません。白い砂糖や卵、乳製品を使用しない、このような「お菓子」は、江戸時代までは、極、普通に製造・販売されていたはずです。明治になり、乳製品を中心として白砂糖・卵を材料とした「洋菓子」が製造・販売されるようになってから、従来の「和菓子」も「改悪」されていったものと思われます。無農薬・無化学肥料で栽培された、国内産の、素材そのものを出来るだけ加工しない状態で原材料として、更には、食品添加物も最低限のものに限って作りますと、「日持ち」はしません。「日持ち」しないから「食べ物」です。「日持ち」するから「食べてはいけない化学製品」略して「食品」です。「その日に食べる分だけの食べ物を料理して食べる」が原則です。ですから「日持ち」しなくても良いのです。しかし、現在は、製造または加工されてから何日か経過している「食品」を、複数日分、纏め買いをして自宅の冷蔵庫に保管しています。ですから「賞味期限」や「消費期限」が必要になります。それも、もともと「食べてはいけない化学製品」略して「食品」ですから、枝葉末節の問題です。さて、「玄米大福」は千秋庵の社長さんが、某氏とのお付き合いのなかから誕生したと聞いております。この某氏は、札幌でFM放送の一時間番組のパーソナリティを勤めているかたで、私もその番組に常時出演しています。放送で、「玄米大福」を紹介しても良いのですが、まずは、私のブログで紹介させていただきました。以前、私のブログで「札幌には、誇るべきものはない」主旨の記事を書きましたが、やっと、「玄米大福」という「誇り」うるものを発見して、大いに喜んでいる次第です。感謝付記 「玄米大福」は「食べ物」ですから、通信販売はしておりません。詳細は下記に問い合わせ下さい。電話:0120-378082 千秋庵
2008.01.17
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人間以外のあらゆる動物は、原則として健康を意識しませんし、病気に罹病することも、介護のお世話になることもありません。万が一、病気になっても、自分で、自然治癒力を高めて、根治します。これが生命です。「健康だから生命」であり「不健康な生命」などは最早「生命」ではありません。そういう意味で、多くの西洋文明人は、自立した「生命」ではなく、ご主人様に仕える「奴隷」でしかありません。そこで、ご主人様は、奴隷が「自分が奴隷であることに気が付かないよう」配慮することになります。良く使われる手法が「陽動作戦」です。根本的な問題から目を逸らせ、枝葉末節のことに熱中させる作戦です。その代表が「スポーツ観戦」です。本日(1月16日)の北海道新聞朝刊は貴重な紙面1ページを使い、「市民の財産」浸透が鍵 の大見出しで特集記事を掲載しています。要は、サッカーJ1に復帰した「コンサドーレ札幌」、札幌に移転して5年目を迎えるプロ野球の「北海道日本ハム」、日本バスケットボールリーグに参戦した「レラカムイ北海道」のプロスポーツ3チームが札幌で市民と共存共栄できるには、この3チームが「市民の財産」と認識するようにならなければならないという主旨です。そのためには、地方自治体や地元の商工会議所などが主導して「官民一体」となって支援しているし、これからもより一層、応援していき、「今後、市民が一ファンという立場から踏み出して、まちづくりの視点で三チームとかかわっていけば、ほかにはない‘スポーツ都市・札幌‘が実現するはずだ」でまとめています。さて問題は、先に掲げた根本的なもの以外にもあります。まずは、「プロ三チーム」はスポーツを商売として、つまり「生業」として「営利目的」でやっている集団です。それぞれ、運営会社は民間の株式会社であり、所属する選手は個人事業主の商売人に過ぎません。「個人事業主」の中には「年俸2億から3億円」を取る連中もおります。何故、一般市民がこのようなものを支援しなければならないのか?刹那的な快楽のためか。何故、運営会社に血税から出資しなければならないのか?無駄な血税使いの目くらましか。こんなことよりも、多くの市民が、病気になり、介護の世話になるのを当然と錯覚している現状を打破するのが最優先の政策ではないか?国がやらないのであれば、地方自治体が率先して実行すべきではないか?これを実行して始めて「自治」体であり、「自衛」体です。まずは「スポーツ都市」を目指すよりも「健康都市」を目指しましょう。そして「健康」になり、自立した生命となって始めて「市民」というスタートラインに立つことが出来ます。これこそ「奴隷からの開放」です。「市民」となってから、スポーツに興じるのもいいでしょうし、スポーツ観戦するのも良いでしょう。
2008.01.16
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「台湾という地域は、日清戦争後、日本と清国とのあいだで交わされた下関条約によって主権が清から切り離されており、それが元へもどっていないのです。台湾は中国とは別の主権を持っている自立した国家なのです。台湾は人民共和国政府成立後もその統治を受けたことが一度もありません」 黄 文雄記述「日本がつくったアジアの歴史 7つの視点」から引用この台湾が、「一つ中国」に組み込まれ、国連(連合国)から抜けて、代わりに中国が加盟しています。しかし、ここに書かれているように「台湾」は中国とは別の主権を持った国家ではあります。この台湾に、人民共和国政府(現在の中国共産党政権)に敗北した国民党が逃げ込んできただけです。その後、50年余りの国民党政権が続きましたが、2000年、民主進歩党(民進党)の陳水扁総統が就任し、中国から独立しようという気運が高まりました。そして、この3月には、総統選挙と「台湾名義の国連加盟」を問う住民選挙が行われる予定でおります。その前哨戦とも言える立法院(国会)選挙が行われ、その結果が1月13日の新聞で伝えられました。それによりますと、与党・民進党が歴史的大敗北して、野党・国民党が圧勝しました。「中国政府」から支援を受けている国民党が、立法院選挙で予想以上の議席を獲得したことの意味は限りなく大きいものです。まさに「逆戻り」してしまいました。この勢いで、来る3月に行われる総統選挙も国民党候補である馬英九氏が俄然、有利になっていくものと思われます。さて、台湾は、日本の隣国であり、かつては「下関条約」により、日本領でもありました。決して「他人事」ではなく、私は、本来の独立国「台湾」に復帰することを願っています。故に、総統選挙では、民進党の候補である謝長延氏が当選することを祈念いたします。住民投票でも「国連加盟を」の賛成票が過半数に達するよう切望しています。そのためには、ひとつ提案があります。「台湾独立」の精神的指導者である李登輝前総統との融和であります。中国は、台湾は中国領であるという「一つの中国」を主張し続けるでしょうが、それは歴史的事実に反しています。まさに中華帝国の復活を図る「覇権主義」の一環ではあります。そのような中国に対して日本は、「すでに中華帝国の戦略的属国に堕ちています」。「中国政府は日本の政治、外交、情報、言論、文化、教育、経済、司法などあらゆる面に口を出し、すでにその実績を積み上げ、許認可権を持つに至ったといえます」「日本が国際政治の場面で、一つの主権国家としての国格を喪失し、中華帝国の復活過程で戦略的属国から本物の属国へ、更に堕落しようとしている現象なのです」 「 」内は、同書での黄氏の記述から引用日本は中国から食糧を大量に輸入するなど、日本の最大の貿易国に「昇格」して、この「現象」を裏付けています。この現状を打破して、日本と台湾とが共闘して、「独立国」の面目を保ち、中国に対峙していかなければなりません。台湾が「独立」を目指しますと、当然、中国が反発してきます。その結果、2010年「上海万国博」の終了後、中国のバブルが弾け、中国国内の「混乱」から目を逸らす目的で「台湾海峡、波高し」と予想されます。このとき、日本の採る行動が極めて重要であります。日本国の真の「政治家」の決断が要求されます。その意味でも、今年、実施されるであろう「衆議院議員選挙」での、国民の一票は限りなく大きいものです。
2008.01.15
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出産に伴う大量出血の際、輸血が間に合わないまま妊婦が死亡したことで起こされた民事裁判で、「フィブリノゲン等を投与するなど、適切な止血措置を執らなかった」ことを理由に産婦人科医の過失を問う判決が出ました。これをきっかけに、臨床の現場では、止血剤として広くフィブリノゲン製剤が使われていきました。 見直しが行われたのは1987年3月に青森県三沢市の産婦人科医院で集団感染が明らかになってからです。このフィブリノゲン製剤の原料には、肝炎ウィルスが混入されていたのです。これでは、同製剤を投与されたかたが、肝炎に罹病するのは、まさに当たり前です。このような化学薬品を厚生労働省のみならず、官僚に支配された裁判所まで奨励する現実には、ただただ、唖然とするだけです。今回、「議員立法」により、「薬害肝炎救済法」が成立し、カルテなどで投与が確認できる約千名の被害者に給付金が支給されます。さて、「議員立法」といっても、国会議員だけで法律案をつくることはできません。彼ら議員は、本来、立法がお仕事なのですが、議員には、そのような資質も能力もありません。ひとつの法律をつくるとなりますと、他の関連法律との整合性とか法律用語などの問題があり、更には担当の厚生労働省だけではなく、財布を握っている財務省との調整などがあり、これらは官僚でなければできません。つまり「議員立法」とは「議員が企画して官僚に書いてもらった立法」に過ぎません。これを如実に象徴しているのが同法の下記の前文です。「政府は、感染被害者の方々に甚大な被害が生じ、その被害の拡大を防止得なかったことについての責任を認め、感染被害者およびその遺族の方々に心からおわびすべきである」誰が責任を取るのか?責任をとらなければならないのは、行政担当である厚生労省の官僚です。しかし、その官僚が「おわびすべきである」と「政府」に責任を転嫁しています。ここで言う「政府」とは、福田首相に違いありません。同首相の談話は、「被害の拡大を防止できなかったことについて、率直に国の責任を認め、感染者とその遺族のみなさまに心からおわび申し上げます」です。官僚は責任を取らないまま、「行政」をそのまま継続します。「何か問題が起これば、首相がお詫びすれば、それで良い。我々、官僚は永遠に安泰である」という官僚の高笑いが、霞ヶ関に響き渡っているのが、貴方の耳には聞こえてきてはいませんか?官僚が責任を取らなければ、この国は「変わりません」。同談話では「医薬品による健康被害の再発防止に向けた医療品行政の見直しに取り組む」と約束していますが、この台詞は「薬害エイズ」のときにも聞かされました。彼らに再発は防止できません。彼らは「被害が生じ、被害の拡大を防止得なかったことについての責任を認め」ただけであり、「被害」そのものがあってはいけないという認識は、全くありません。「被害」があるのは当然であり、「その拡大を防止できなった責任」が国にあるとの主張です。つまり「化学薬品」「医薬品」を投与された人には「被害」があることを前提としています。その「被害」とは、彼らが言う「副作用」であり、私が言う「主作用」ではあります。つまり、病気や症状を一時的に止めるために「医薬品」を投与して、「被害」がでるのは、当たり前であり、止むを得ない。「被害」がでたら、それを封じ込めるために、別の「医薬品」を売り込めば良い。この悪循環の中で、患者さんは「常連客」になって、ぼろ雑巾を絞るがごとく、収奪されていき、最後には殺されていきます。ウィルス性肝炎患者は、全国で約350万人もおります。今回、「支給」されたのは「投与証明」がされた「C型肝炎」患者約千名だけです。多くのかたが、「罹病させられて」苦しんでおられるのです。約千名のかたも「救済」された訳ではなく、「給付金を支給」されるだけです。「医薬品」そのものを問い直さなければなりません。「健康被害」を心配しなければならない「医薬品」は無用です。私たちの心身が「医薬品」で出来ているのであれば、「医薬品を投与」しても、効果があるでしょう。しかし、私たちの身体は「食べ物」から出来ています。食べ物が腸内で血液となりその血液が細胞となりその細胞が身体を作っています。適正な食生活をして、心を豊かに明るくしますと、綺麗なサラサラ血液が作られ、その血液から、健全な細胞が作られ、その細胞から、健全な身体が作られます。これですと、病気に罹病することはありません。万が一、病気になったら、これらのことを徹底すれば自然治癒力が高まり、根治されていきます。
2008.01.14
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日本とアメリカ合衆国(USA)とが同盟国であるのであれば、日本は、今、USAで行われている大統領選出の予備選挙に選挙監視団を送るべきです。2000年に、現職であるブッシュが大統領に選ばれました。当時の新聞記事を下記に紹介いたします。アメリカの大統領は2億人の国民ではなく、9人の判事によって選出された。何とも奇妙な民主主義である。(シンガポール)世界最強の国でありながら、自国の選挙運営も満足にできない国が、なぜ、他の国々に平和や民主主義をレクチャーできるだろうか。カメラの前で正義や人権について演説するのは簡単だ。だがネパール人の私たちに言わせれば、アメリカは他国に説教する前に自分で実行してもらいたい。アメリカは世界が見守るなかで恥をさらけ出した。大いに楽しませてもらったが。 (ネパール) 紹介終了「選挙運営が満足にできない」理由は、数多くありますが、一つには、USAには読み書きできない「無筆」の国民が多いため、有権者の多くが「候補者の名前」を書くことも読み取ることもできません。ですから、2000年までの選挙では「パンチカード」方式が採用されていました。これ以降は「電子投票」方式が多くの州で採用されるようなりました。「電子投票」ですと、機械のソフトウェアの「手加減」で、簡単に「不正操作」ができるようになり、ますます、投票・開票に「混乱」が発生しやすくなります。言わば、「真の権力者」による「操作」が可能になってきます。今回、予備選挙はこの路線で行われています。毎度のことながら、日本のマスコミは、本家のUSA以上に、騒ぎ立て、書き立てますが、このような「醜態」には、一切触れません。これも「同盟国」としての誼なのでしょうか?いいえ、違います。言うべきことは言うべきです。「言えない」ということは「同盟」ではなく「主従」関係にあるからに他なりません。つまり、日本は「自国の大統領選挙さえ、まともに運営できない国であるUSA」を「ご主人様」に持っているとなります。もっとも、USAは、国の根幹である自国の通貨・ドルの「通貨発行権」を100%の民間会社のFRB(連邦準備制度理事会)に収奪されている国です。独立国ではなく、株式会社FRBの株主に支配・管理されている「傀儡国家」ではあります。大統領選挙で、大統領に選出されるには、彼ら株主から「選挙資金と人材」をタップリと受けと取った者でなければなりません。共和党であれ、民主党であれ、当選した大統領もまた、彼ら株主の「傀儡」であり、新しいホワイトハウスのスタッフや主要閣僚たちも、彼らから「与えられた人物」であり、目出度く「傀儡政権」の誕生となります。日本の真の「ご主人様」も彼ら株主となります。USAの日本における「拠点」である「在日USA大使館」も、USAの「代表部」ではなく、彼ら株主の「代表部」に過ぎません。USAの大統領選挙は、今、たけなわですが、単なる「見世物」「八百長劇」「茶番劇」です。USA国民が、この「馬鹿騒ぎ」に巻き込まれるのは気の毒としか思えません。しかし、日本人までが、マスコミに踊らされることは絶対に避けるべきではあります。もっと言えば、「取材」と称して、多くの日本人記者やレポーターが現地に乗り込むのも、更には「通信社」から関連「記事」を購入するのも止めるべきです。これらの行為は、結果として「彼ら株主」の懐を温めることになってしまいます。日本国の独立を目指し、独立国としての気概を今から醸成しておきましょう。
2008.01.10
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「製造業は実業だが、サービス業は虚業である」旨の発言をしたのが、約8年前のトヨタ自動車の社長です。これは目糞・鼻糞・尻糞の話であり、実際は農業だけが実業で、他のすべては、皆、虚業ではあります。自動車は無くても生きていけますが、適正な食べ物が無ければ、生きていけません。日本は、戦後、この唯一の「実業」である農業を崩壊させてきました。1960年(昭和35年)、日本の食糧海外依存度は21%でしたが、1998年(平成10年)には60%になり、2007年は61%にもなりました。昭和25年には農家数は、6176419戸でしたが、平成12年には、3120215戸ですから半減しています。そのうち、専業農家は3086377戸から、426355戸と7分の1に減少してしまいました。 (「農業センサス」から引用)つまり、従来、農業に従事していた人たちが、先祖からの土地を離れ、都市部の「虚業」に安価な労働力として流出してしまい、農村の過疎化、農業の瓦解が進められました。それと同時に、それまで、日本人の健康を守り、国の国防を担っていた「食糧」を外国に依存する態勢に移行してしまいました。この態勢で日本は、名実ともに「植民地」になったということです。このような短期間に、これだけの「農業の崩壊」を招いた国は、古今東西、どこにもありません。決して「偶然」ではなく、奴隷のごとく「人体実験を受けさせられた」必然ではあります。その結果「自衛隊」という組織を与えられはしましたが、構成員である隊員の食糧も61%を外国に依存しております。つまり、自衛隊は「日本を衛」のではなく、食糧を輸出してくれる外国の傭兵に過ぎません。ですから「テロ対策」という「大義名分」を与えられて、自衛隊艦船のインド洋での給油を「目的を問わず、誰にでも」と、まさに「公衆便所」「売春婦」のごとく、させられていて、世界中から侮蔑されています。今は、中断していますが、この給油を継続するために衆議院を解散させる(?)までの「茶番劇」を演じさせられています。一国が食糧を60%も外国に依存し、独立を失いますと、一番、悲惨な状況に落とし篭められるのは、その国民、日本国民です。国民の血税が、「日本国民の安全」に対してではなく、アメリカ合衆国(USA)や中国などの外国のために使用されています。「虚業」を保護・育成し、優遇してきた一方で、「実業」である「農業」を破壊してきた当然の報いではあります。確かに「政策」を実行してきた「中央官僚」の無責任ぶりは、まさに「売国奴」に値しますが、それを制御・管理できなかった「国会議員」の責任も限りなく大きい。同じ穴の狢ではあります。その国会議員を選挙で選んだ有権者の「愚民ぶり」は、この辺りで終止符を打たないと、日本国の先人と子孫に、誠に申し訳ないことになってしまいます。「自衛隊」が、その名のごとく「日本国を衛」ためにも、「実業」である農業を保護・育成していかなければなりません。勿論、このことは、日本国の安全保障を確保する最大の政策であり、日本国民の健康を守るための最大の政策です。この政策を巡って、「国民の信」を問うために、衆議院を解散させることは当然ではあります。しかし、国民が「愚民」のままであれば、「不毛な選択」になってしまいます。それでも「河清百年」のごとく、時間を掛けて一歩一歩、前進することが重要であります。さて、「農業」は原則として、お天気次第の「最大の水商売」であり、本来は「業」として成立しません。だからこそ、国の政策として、最優先に血税を投下して、優遇していかなければなりません。栽培された農作物を政府が高く買い上げ、消費者に分配するときには安くして、その差額を「血税」で負担することも必要となるでしょう。他の独立国では、当然のごとく、実行されている「政策」ではあります。ここで言う「農業」には「酪農」は含まれません。「酪農」と「化学肥料や農薬」使用の「農業」は暫時、廃止していきましょう。自衛隊も率先して農業に従事しましょう。国民も週に一度は、郊外の畑で、自分たちが食べる野菜を栽培しましょう。人間本来、日本人の伝統食である「穀菜食」に戻りましょう。これで、日本の食糧海外依存度はゼロになり、余剰分を備蓄することができるようになります。日本国が独立を取り戻すことができます。日本国の伝統文化の素晴らしさと、日本国民としての誇りをも回復していきましょう。
2008.01.06
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あらゆる生命は「生」と「死」と、これしかありません。文明人といわれる人間だけに、この間に「病気」と「介護」とが侵入してきています。これを「不自然」と思わないで「当然のこと」のように考えてる大部分の日本人は、最早「自立した生命」とは言えないでしょう。我が家の犬小屋にいるレオ君は、自分では「食糧を捕獲」できなくされた「家畜」ではあります。彼は「生命として自立」しておりません。少なくとも野生動物には「病気」はなく「介護」も必要ありません。「不自然な人間」は、「病気に罹病すること」そして「介護の世話になる」ことを前提に「入院保険」「健康保険」「介護保険」などに加入するなどの「愚行」を犯します。「不自然な人間」は、病気を治し、介護の世話を受けるのに「お金が掛かるシステム」に何の疑念を感じておりません。さて、まずは「病気」。これは「世界一」素晴らしい言葉です。「病気」とは、「気の病」と喝破しています。現代科学や現代医学は「気」の存在を認めていません。彼らは「(電子顕微鏡を使用してでも)目に見える物」しか、みえていません。「見えない物」は「無い物」なのです。「無い物」である「気」の「病」を彼らに治すことなど出来るはずがありません。ですから、用心深く「医師」の言動を確認してみますと、医師は決して「治る」「治ります」「根治します」とは言いません。これらを言ってしまうと「自分が詐欺師」になることを彼らは知っています。その代わり「手術は成功しました」「これ以上、悪くはなりません」「この薬は効きます」「大分、良くなりましたね」「回復が早いですね」「もうすぐ退院できますよ」などと言います。不思議なもので「医師」からこのような言葉を掛けられると、患者は「治ったもの」と錯覚します。そして「気分が晴れ」(これをプラシーボ効果と言います)、今までの生活習慣を反省するようになり、本来の生活習慣を取り戻し、自然治癒力が高まり、根治されていくことがあります。しかし、このようなかたは、極、少数で、大部分のかたは、悪い生活習慣を取り続け、一定の期間を経て、再発・転移・併病さらには他の病気となって、再度、医師を訪ね、「常連客」「固定客」として「登録」されていきます。あらゆる商売の鉄則が「お客様の定連・固定化」ですから、ごく当然の過程ではあります。具体的に「風邪」を例にします。風邪に罹病しますと、熱が出る、咳が出る、痰が出る、などの症状が発生します。この症状は自然治癒力が作動した「治癒過程」です。医師は、この症状に応じて「解熱剤」「咳止め薬」「消痰剤」などを与えるだけです。いわゆる「対症療法」すなわち、自然治癒力に逆らう「逆療法」です。すると、一時的に、熱が下がり、咳が止まり、痰が出なく、なります。そうしますと、患者は「風邪」が治ったものと錯覚します。この気分が自然治癒力を高め、一旦は「気の病」が消えます。実際は「深く潜行」していき、一定期間を経て、再浮上してきます。「風邪を治す薬が発明されたら、ノーベル賞ものだ」と言われていますが、実際は、そのような薬を発明されては困るのが「ノーベル賞を授賞する連中」であり、医師たちではあります。まあ、そのような「化学薬品」が、発明・製造されることは「200%」ありませんが。再度、言います。病気は「気の病」です。病気は、本来の「気」を取り戻すことでしか根治されません。そのためには自然治癒力を高めるしかありません。この「自然治癒力」は「目に見えない気そのものです」現代の医師は「自然治癒力を低下させること」には得意ですが、「自然治癒力を高めること」はできません。まずは、他人である医師が「他人である患者の自然治癒力を高めること」など不可能です。更に、医師は、目に見えない「自然治癒力の存在そのものを全否定」しています。自然治癒力の存在を認めた瞬間から、彼らの「商売」が成立しなくなります。ここで言う「彼ら」とは、厚生労働省・学会・大学医学部・製薬業界・医療機関・医療産業などの連中です。病気を根治するのは「自分の自然治癒力」だけです。ですから、他人様が入り込む隙は原則としてありません。しかし、本来の生命ではなくなった人たちに「警告を与え」「必要なこと」をお知らせする人がいなくてはなりません。それが「医者」です。「医者」は、それぞれ違う患者さんに合った改善策である「処方箋」を書くだけです。勿論、「自然治癒力を高める手続き」が描かれてあります。この「処方箋」に沿って、患者さん自分自身が本来の生活習慣を取り戻し、根気強く精進していかなければなりません。この作業は、大変で、大きな困難を伴うものですが、それこそ、自分に足りないものがあったための試練と受け止め、喜んで「お引き受け」しなければ「気は根治」されません。この過程のサポートもしてあげなければならないのが「医者」です。「健康保険」も利かない、お金にならない、しかし、今こそ必要な「天職」ではあります。一方、介護の世話にならない「処方箋」を書くのも「天職としての医者」のお役目です。勿論「介護される側」から脱出し「自立できるようになる」処方箋も「医者」のお仕事ではあります。病気を治す、介護の世話を受けなくなる、このために「お金」は原則として必要ありません。誤解を恐れずに言いますと、お金は掛かりますが、全体の「支出」は、特に「食費」は確実に減ります。必要なものは、ほとんど、自分の体内に存在しています。これこそが「生命」です。あらゆる生命は医者です自然治癒力に感謝生命に感謝自然である自分に感謝
2008.01.03
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「多くの若い方は外の世界、海外の情報を学ぶことに力を注いでいますが、まず自らの住む地域にしっかり目を向けることが大事。自分自身が何者なのか、日本とはどんな国なのか、きちんと自分の言葉で説明できなければ、本当の意味でのグローバルな交流は望めません」「例えば日本旅館で仲居さんがふすまを開け閉めしてくれる。そういった細やかな立ち居振る舞いに外国の方は感銘を受けられるようです。精巧な日本の工業製品については良く知られていますが、日本独自の静かに心を潤してくれるような精神世界についても受け入れられる素地ができてきていると感じます」 日経流通新聞2007年12月17日「第2部」から河瀬直美氏の文章を引用。河瀬氏は、生まれ故郷である奈良市の習俗にこだわり続けて、映画作りをしている監督です。2007年のカンヌ映画祭では「もがりの森」でグランプリ(審査委員特別大賞)を受賞しました。さて、一般的に「グローバリズム」と呼ばれているものは、地域性・民族性・国境の垣根を取り払い、多様な価値観を同一化し、根無し草にして、弱肉強食の中で淘汰させ、「彷徨える子羊」化を押し付けるものではあります。まさに「人間牧場」の登場です。この流れに逆らい、一人一人が自立していくには、地域に根差すしかありません。日本にいますと、分からないことですが、外国に行き、その地の人と交流をしますと、必ず、その相手から、日本のことを聞かれます。例えば、禅、茶道、漆器、能、武士道などなど。これに、自分の言葉で応答できる日本人は何名いるでしょうか?私も「札幌・雪祭り」で観光案内の社会奉仕をしておりますが、日本に来る外国人は「日本人以上に日本を知っている」かたが多いようで、「専門的な質問」を受け、私がその「無知」に恥をかいた体験があります。私自身、生まれ故郷である札幌について、自分の言葉で語る自信がありません。そのひとつの理由は、札幌に「誇るべき」ものが無いことです。「札幌のシンボルといわれている時計台」にしても「日本建築物」ではありません。サッポロ・ラーメンやサッポロ・ビール、ジンギスカンにしても「本来の飲食物」ではありません。「雪祭り」自体、自衛隊が作る「大雪像」中心で、商業主義にドップリと浸かっています。「よさこい・ソーラン祭り」に至っては「祭り」を詐称する「国籍不明の馬鹿踊り」に過ぎません。しかし、この情況は札幌だけではなく、北海道、そして日本全体に蔓延しているのではないでしょうか。「誇れるもの」を発掘し、更には、新たに「誇れるもの」を創造しなければ、「グローバリズム」という幻想に酔い痴れる「奴隷」からは開放されません。「奴隷」のご主人様は、伝統・習俗・地域・家族・結婚を破壊し、個人としてバラバラにしてしまい、個々が「恐怖」に慄くよう「支配」を進めています。このままですと、「悪魔の羊飼い」に誘導される「人間牧場」が完成してしまいます。この事態は何としても避けなければなりません。まずは「与えられている食品」から離れ、本来の「食べ物」に回帰すべきではあります。できれば、週末は、郊外へ赴き、土に還り、自分たちが食べる野菜ぐらいは自分で作りましょう。更には、それぞれの地域の「伝統文化」を掘り起こし、学習しましょう。日本人としての誇りを取り戻しましょう。常に、真に必要なものは「身近」にあります。病気を治すのも「自分の自然治癒力」です。唾液は唯一の「生薬」であり、自然治癒力の源泉ではあります。貴方も私も自然です。新年の挨拶感 謝明けましておめでとうございます。ご笑覧いただいている皆みな様、ご健勝にて新年を迎えられたことをお慶び申し上げます。昨年中は、ご意見、ご指導、ご教示、ご叱責など、多くの反響がありましたこと、厚く御礼申し上げます。新年も益々、大きな反響があることを祈念している次第です。 2668年 元旦
2008.01.01
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