全16件 (16件中 1-16件目)
1
朕(が始め)、朕(が終わらせた)戦争。朕とは昭和天皇・裕仁。戦争とは大東亜戦争(アメリカは「太平洋戦争」と言う)大日本帝国憲法第一条 大日本帝国ハ万世一系ノ天皇之ヲ統治ス第三条 天皇ハ神聖ニシテ侵スヘカラス第四条 天皇ハ国ノ元首ニシテ統治権ヲ総攬シ此ノ憲法ノ条規ニ依リ之ヲ行フ第十一条 天皇ハ陸海軍ヲ統帥ス第十三条 天皇ハ戦ヲ宣シ和ヲ講シ及諸般ノ条約ヲ締結ス軍隊統帥以外の一般国務は、各国務大臣が天皇を「輔弼」し、「ソノ責ニ任ス」と第五十五条にあります。しかし、軍隊の統帥は、天皇の専管事項であり、政府(内閣・首相)も、帝国議会も、関与することが許されていません。朕はこの憲法を熟知していて、表面上は「合法的に統治」していたと言えるでしょう。ですから「この唯一最高の日本国統治権者の命令または承認なしに、大日本帝国は対外戦争はできない」(井上清著「天皇の戦争責任」から引用)のです。つまり、1947年12月31日、「A級戦犯」を裁く「東京裁判」の法廷で、 「木戸幸一の弁護士の質問に、東条英機は答えた。 我々は陛下のご意志に逆らうことはありえない」と。 「 」内、鬼塚英昭著「天皇のロザリオ・上巻」から引用 このとき、東条は「陛下(昭和天皇・裕仁)が戦争をしたいと考えていた場合、私(首相)を含む日本人は、憲法の規定からいっても、これに逆らうことはできません」との真実を示唆したのです。天皇側近が描いていた「天皇無罪」が壊れていく情況に陥りました。 ☆スターリン(ソ連首相)とハリマン(駐ソ・アメリカ大使)とが、1945年(昭和20年)10月24日から28日まで、コーカサス地方ソチで、二人だけで会談しました。この会議で、第2次世界大戦後の、世界のグランド・デザインが決定されました。その一環として、天皇裕仁には「戦争責任を問わない」ことが決定されました。1945年12月5日、極東国際軍事裁判(東京裁判)の主席検事・キーナンが東京行きの飛行機に搭乗する寸前、トルーマン大統領からの手紙で、このことを知らされました。1946年6月17日東京裁判中、キーナンはワシントンでの記者会見で、「天皇裕仁を戦犯として裁判にかけないことが、高度の政治的レベルにおいて決定した」と語りました。 ☆天皇側近が描いていた「天皇無罪」が壊れていく情況に陥りました。以下「天皇のロザリオ・上」から引用します。「天皇の最高の密使、決して高位の職につかなかったが、最高の実力者であり続けた松平康昌が、東条の口封じに動くことになった。松平は、木戸幸一元内大臣に面会し、東条説得を依頼する一方、田中隆吉元陸軍少将にキーナン対策を命じた。キーナンの生活は一変した。キーナンは田中に「強くなった」という隠語を発すると、田中は極上の女(キーナン自身がそのように語っている)を提供した。田中は宮廷筋から上流階級のすぐれた女たちが与えられ、キーナンに提供し続けたのである。天皇は最大の危機に直面した。キーナンはますます「強くなった」を連発した。その一方、東条は木戸や天皇教徒たちに説得され続け、ついに歴史の真実を封印する決心をするに至った。かくして、東条は「天皇を欺して」戦争の指揮を執ったのだということになった。あの戦争は、「朕の戦争」ではなく、「東条の戦争」ということになった。 引用終わりスターリン・ハリマン会談で、戦後世界の体制が決まってしまったことは、別に驚くべき情報ではありません。表面上の元首・アメリカ大統領など、傀儡政権のポチにしか過ぎません。天皇・裕仁は、積極的に「戦争を企画し、決定し、遂行しました」が、「高度の政治的」判断すなわち「取引」により、東京裁判の被告席に立つことはありませんでした。勿論、他の被告たちも、「A級戦犯」ではなく「被告」ですらなく、「全員無罪」です。 ☆「天皇家と日本郵船の深い関係は、明治時代から続いていた」「日本郵船の大株主は天皇家と三菱財閥であった。アメリカへ大量の移民を運んだのは、この日本郵船の船であった」「日露戦争後、アメリカ移民が増えていった。明治41年ごろには、約10万人の移民がアメリカにいた」「甘言広告とはちがい、辛酸の極みの生活が移民を待っていた。男たちは鉄路の重労働やタマネギ畑で働かされ、女たちのほとんどが娼婦の館にほうり込まれた。このときの莫大な金は、福沢(諭吉)が言う“至尊の位と至強の力“すなわち、皇室と三菱の懐に入った」「この戦争(日清戦争)で清国から奪った賠償金は3億6525万円。このうちの2千万円が皇室の財産となった。天皇家はこの戦争で味をしめた」「昭和天皇独白録」の第一巻の最初は「大東亜戦争の遠因」となっています。すなわち「この原因を尋ねれば、遠く第一次大戦後の平和条約に伏在している。日本の主張した人種平等案は列国の容認する処とならず、黄白の差別感は依然残存し、加州移民拒否の如きは日本国民を憤慨させるに充分なものである」「1924年(大正13年)5月、アメリカは‘排日移民法‘を決定する。アメリカの移民法案ができたため、日本人は欺されて行かなくなってよかったのだ。どうして戦争の遠因となったのか。答えはいたって簡単なのだ。天皇が日本郵船の大株主であったからだ。一人の棄民(あえてこう書く)、一人の奴隷(あえてこう書く)、一人の部落民(あえてこう書く)をアメリカに送るたびに、天皇は大金を儲ぎに儲いだ。たった数十年前の日本の姿だった。かくて戦争が起こった」「1995年3月19日付けの毎日新聞は、半世紀ぶりに公表された(占領側が、東条の私邸の応接間にあった書類を押収したもの)文書の一部を掲載した。その中に“天皇の東条宛ての勅語“があった。 あなたは(大本営陸軍の)参謀総長として、困難な戦局の下、私の戦争指導に加わり、十分にその職務を果たした。 今(参謀総長を)解任するにあたり、ここにあなたの功績と勤労を思い、私の深い喜びとするところである。 時局はいよいよ重大である。あなたはますます軍務に励み、私の信頼にこたえてくれるよう期待する。東条がこの天皇の勅語を受け取ったのは、東条が内閣を総辞職した2日後の1944年7月20日の朝10時20分に天皇に拝謁したときである。英文からの再訳ゆえに“私の戦争指導“となっているが、原文は間違いなく“朕の戦争指導“のことである」 「 」内、「天皇のロザリオ」から引用 ☆井上清著「天皇の戦争責任」では、天皇に「戦争責任がある」と記述しています。しかし、私は、国家の指導者に「法律上の戦争責任」などはなく、捕虜の虐待や非戦闘員を主たる目的とした攻撃を命令・指揮した「戦争犯罪」しかないという国際法の立場です。つまり、朕(天皇・裕仁)が、(商売上の利害が、国際金融資本と一致して)戦争を企画・立案し、戦争を指導したとしても、それだけでは、戦争責任を問うことはできません。しかし「天皇のロザリオ」では、朕が戦争前から、私腹を肥やし、その一部が無くなったため「朕が憤慨した」こと、終戦直前、朕は、その財産の多くをスイスの秘密口座に移したこと、朕の側近(代理人)が「敵国」に日本国の情報を流していたこと、更には「超A級戦犯」を免れるため、国際赤十字に(皇后の名で)厖大な額の寄付をしたこと、などが述べられています。 この書籍は「日本人必読の書」ではあります。更に、食糧問題で、朕は、マッカーサーとの第1回目の対談の中で、混乱の続く日本の食糧事情に鑑み、日本へ、アメリカでの余剰作物(小麦など)の供給を願い出ています。つまり、朕が大株主の日本郵船の船が、アメリカ(というよりも国際食糧メジャー産業)から小麦を始めとする作物を輸送することになります。商魂逞しい朕と同メジャーとの利害が一致しただけです。朕が戦後も私腹を肥やし続けているうちに、日本人は「食糧の海外依存度」を高め、 現在の依存度は61%にもなっており、日本の農業は「崩壊」しつつあり、日本国は未だ「占領」されており、日本人の心身の健康も、「身土不二」の原則から逸脱させられて「破壊」されつつあります。がんを始めとする生活習慣病は「国策病」とも言えます。国策によって罹病し「殺されている」のです。この遠因は「朕の商売」にあります。朕の責任は、限りなく大きい。この地球上に「政治家」は存在しません。政治家は絶滅種になってしまいました。いるのは「商売人」だけです。「経済」などなく、あるのは「商行為」だけです。付記 今日(4月29日)は、裕仁の誕生日で祝日「昭和の日」とのこと。「天皇」という日本最大のタブーに挑戦した「天皇のロザリオ」をご紹介いたしました。 参考図書:「天皇のロザリオ・上」鬼塚英昭著 成甲書房 下巻も既に発売されております。
2008.04.29
コメント(200)
昨年、二人のかたが亡くなりました。一人は100歳、もう一人のかたは70歳でした。この二人のかたの「寿命の平均」は、100+70=170、170÷2=85で、85歳です。しかし、「統計上」は、今年、生まれたかた、0歳児の「平均余命」が85年であり、今年、10歳のかたの「平均余命」は75年であり、今年、50歳のかたの「平均余命」は35年といい、「0歳児の平均余命」を「平均寿命」と定義し「85歳」としています。つまり、今年生まれたかたが、「昨年亡くなったかた」と同じ確率で死んで行くと仮定しています。「昨年亡くなったかた」は「今年生まれた訳はなく、少なくとも、60年から90年前に生まれています。「60年から90年前」には、原子力発電所もなく、自動車も少なく、公害問題も少なく、農薬や化学肥料を使用した作物もほとんどありません。つまり、水や土も海水・空気も汚染されること少なく、これらを含めた「環境」は快適に近い状況でした。更には、食糧を輸入することも少なく「身土不二」の原則に沿った「食生活」でした。固い物をよく噛んで食べていました。日本の伝統食である「穀菜食」が中心でした。ストレスも少なく、家電製品や自動車が少ないのですから「適正な運動量」を確保していました。生活の身の回りには「緑」も豊富でした。「家族制度」のもとで、おばあちゃんの知恵の伝承が行われていました。しかし、この間、特に「戦後」は一変してしまい、これらの「長寿」の条件は、すべて無くなりました。つまり「今年生まれたかた」の「平均余命」が「85歳」になるには、「奇蹟」でも起こらない限り不可能ではあります。実際のところ、私の身の回りでは、50歳台で亡くなっているかたが多いように感じられます。今後、益々、日本人は「短命化」していくというのが実感です。人間の「天寿は125歳」と言われています。私は「平均寿命」という「幻想」に惑わされることなく、「長生きの王道」を歩み続けたいと思っています。食は命なり
2008.04.28
コメント(0)
明治32年は約15%、少しずつ減少していって、約100年後の平成11年は0.3%。これは日本の乳児の死亡率です。さて、「平均寿命」を算出してみます。例えば、昨年に二人のかたが亡くなりました。A 一人は100歳、もう一人のかたは2歳でした。 今年の平均寿命は、100+2=102、102÷2=51で、51歳です。B 一人は100歳、もう一人のかたは50歳でした。 今年の平均寿命は、100+50=150、150÷2=75で、75歳です。これでお分かりでしょうか。同じように100歳までおられるかたがいらっしゃっても、乳児のうちに死んでしまうかたが多いと「平均寿命」は下がるのです。明治32年は、約7人に一人の乳児が死んでいます。しかし、約100年後、乳児は死ななくなり、亡くなるのは1千人に3人です。つまり、100年経って、乳児の死亡率が著しく下がったため、統計上の「平均寿命」が著しく上がっただけです。医学や医療の進歩?とは関係ありません。少なくとも、明治の時代では、乳児のときに亡くなるかたが非常に多い半面、生き残ったかたがたは、長生きしていましたが、「平均寿命」という統計上は、今に比較して「短命」であっただけです。勿論、乳児の死亡率以外にも、平均寿命が上がった原因は、他にもあります。その一つが「延命治療」です。明治の時代では、寿命が来て「老衰」で亡くなったかたが多かったのです。しかし、その後、少しずつ病気が増え、病人も増加して行き、医師は商売ですから「患者を簡単には殺さなく」なり、常連客にしてしまう「延命治療」が盛んになっていきました。「寛解」という「医師用語」があります。例えば、医師が言います「もう大丈夫ですよ、完全に寛解状態ですよ、良かったですね」と。聞くほうの患者は「完治」と「早とちり」して、「ありがとうございます、先生のお陰です。で、退院は、何時頃になるでしぃうか」と聞きます。ここで医師は、軽率には応えないで「もう少し、様子を見てから判断しましょう」と宣言。これで患者は安心します。「もっと、良くなるまで入院させてくれるのだ、ここに入院して良かった」と。実際のところ、「寛解」とは、病気の症状が一時的に安定して、これ以上、悪くならなくなった状態です。これが「医師」の限界です。医師は病気を「完治」「根治」できません。もっと分かり易く言います(しつこくて申し訳ありません)。箱の中に「異臭」が立っています。箱に蓋をすれば、異臭は消えます。これが「寛解」です。箱の中の「異臭」は、臭源を絶っていないので、いずれ、再び、臭くなります。これが「再発」「他の病気に罹病」です。一つの「異臭」を一回で「臭源」を絶ってしまえば、それで「根治」され、これこそ本来の「医学」であり、それに基ずいた「医療」ではあります。しかし、現代医療は、「臭源を絶つことができない」ので、「蓋をする」という「対処療法」で一時的に臭いを消して「延命」させて、再び、患者が病院の門を潜るようにしています。言わば、一粒で、2度も3度も美味しい「お客様」「常連客」にしているだけです。つまり、現代医療は、自然治癒力に逆らう「逆療法」で「対処療法」であり「延命治療」に過ぎません。例えば、近くにある大きな病院を訪ねて見てください。自分のことが自分で出来ない「寝たきり」のかたが、いかに多いか分かっていただけるでしょう。「寝たきり」に該当する「外国語」は、どこの国にも無いのです。それだけ、日本は異常なのです。「寝たきり」のかたには、大変、申し訳ない表現になってしまうことを、予め、お許し下さい。明治の時代では、当然、亡くなっていたかたが、最近は、医師の「延命治療」という「商売」のために「寝たきり」で「死なないでいる」だけです。誰でしたか?「人の命は、地球よりも重たい」と言った内閣総理大臣がいましたね。彼のこの発言は「国民の側に立って」ではなく、「医療・医師」の立場から発せられています。最近は「介護保険」に続いて「後期高齢者保険」なるものが発足しました。本当に「長寿国」であるのであれば、これらの制度は不要ではあります。一言で、この制度の本音は「貧乏人は、75歳以上で病気になったら、早く死ね!」でしょう。マスコミは「正義ズラ」して、「弱者、切捨てだ!」「年金から自動引き落としは卑怯だ!」と絶叫しています。マスコミの本音は「金のある人から、タップリ医療費を貰えば良い、貧乏人の世話は手間が掛かるだけで儲けにならない」という「医療」と「同じ穴の狢」に過ぎません。さて、考えかたを変えてみましょう。「長寿国・日本」が単なる「幻想」であるのであれば、更に失礼な言い方を恐れずに言いますと、今、私の記事を読んでいるかたが「75歳」まで生きている「確率」は大変、低いと断定せざるを得ません。「昭和35年以降に生まれたかたの平均寿命は41歳になる」という説もあります。 (「41歳寿命説」西丸震哉著 情報センター出版局1990年刊)私の推測では、これからは、二人に一人は、65歳までに「がん治療」で殺されます。具体的には「早期に発見され、寿命を待つことなく、早期に殺されて」いきます。これを防止するには、自分で「姥捨て山」に入ることです。ここで言う「姥捨て山」は、単に郊外の土地に移住して、野良仕事をして、土に親しみ、明るく楽しい生活をするだけです。まずは、これで「長生き」できます。最善の方法は、「気が付いたとき」に、人間本来の生活習慣を取り戻すことです。自然の一部である人間が、本来の「自然」に戻るだけです。勿論、この中でも、食生活での習慣が重要です。日本人の伝統食である「穀菜食」を復活させ断行することです。今や「穀菜食」は「国際食」になりつつあります。本家本元の日本は、恥ずかしながら完全に立ち遅れています。真の長寿・日本を回復させましょう。食は命なり
2008.04.26
コメント(0)
生命は、自分に必要なものをすべて備えているから「生命」です。この生命は、自然の分身です。つまり、あらゆる必要なものを自然から一時的に借りているだけです。「生かされている生命」ではあります。ですから、肉体的な死が訪れましたら、これをお返ししなければなりません。これを花に喩えますと、花が咲き、そして、花は散っていきますが、本来の「根」である自然に還ったと考えれば良いのです。人間も、このような「生命」の一種に過ぎません。いつしか、人間は傲慢になり、自然を征服しょうと企み、今日、それが成就されたという「幻想」に酔い痴れています。「西洋文明」は、言います。自然を保護する、自然を管理する、自然を征服した、と。しかし、人間という生命を考察しますと、これらが「幻想」であること知らされます。つまり、人間は、生命の根幹である大腸・小腸・心臓・肝臓などの「五臓六腑」や「血液循環」の機能に何一つ、関わっておりません。これらは、すべて「自然」に従順に機能しているだけで、人智が入り込む余地は全くありません。しかし、現状は「西洋文明」という名の「人智」が「侵略」を始め、征服してしまいました。これが先進国(破滅途上国)の人間の惨状ではあります。内なる自然である「これらの機能」が「自然に従順でないよ!」という警告が「病気」です。ですから、有りがたい「信号」と感謝し、「自然に従順」な生活に戻るだけで充分なのです。あらゆる生命には、恒常性維持機能、つまり自然治癒力が備わっています。この自然治癒力のお陰で、本来、生命は、「健康」を意識しません。本来、生命は、「病気」になりません。しかし、著しく自然治癒力が低下してしまったときに、自然が、人間に「お便り」を出して、「気付き」を与えてくださいます。これが「病気」です。現代の日本人は、これに「気付かない」ほど、「生命」ではなくなっています。人間は「生かされている生命」に過ぎません。あらゆる「病気」は、自然に逆らった自分が作ったものです。これに「気が付きます」と、病気は、自分でしか解決できないと、理解できます。本来、あらゆる生命は、自分の生命を守る「医者」ではあります。「医師」は「人智」による「資格」に過ぎません。いつしか、破滅途上国の人間は「医者」でなくなり、商売人に過ぎない「医師」に自分の命を預けてしまいました。「破滅途上」人と言われる由縁ではあります。しかし、幸いなことに「解決策」は「医師」ではなく、「医者」が「処方箋」という形で明示していただけます。「破滅途上」人は、この「処方箋」に従順に従い、自分が精進して、自然治癒力を高めていけば良いのです。自然に、病気は根治されていきます。生命は、「万が一」の情況にも対応できます。つまり、生命は、病気の治しかたを知っています。これが「生命」です。自分の生命を信じましょう。自分の自然治癒力を信じましょう。
2008.04.24
コメント(0)
現代人は、柔らかいもの、すなわち、噛むのは煩わしいので、噛む必要のないものを大量に食べています。 いいえ「食べて」いるのではなく、「呑み込んで」いるだけです。 「呑み込んで」いますので、脳の満腹中枢に刺激が伝わらないまま、いつでも「空腹状態」で、その上、「目が賎しい」ものですから、絶えず「呑み込み」作業をしています。次から次へと「侵入」してくる「異物」に、「腸様」は「未経験の連続」で、「サービス残業」の連続でも「処理すること」が出来ないまま、悲鳴を挙げています。「もう、勘弁して欲しい」と。この警告こそ「生活習慣病」です。「飽食という幻想」による「栄養失調」から「自然治癒力」が低下し「病気」に罹病しています。何故、戦後、私たちは「噛む」ことを忘れ、ガンを始めとする生活習慣病に苦しんでいるのでしょう。 そもそも、噛むことは、赤ちゃんの哺乳期から始まっています。 つまり、母乳は赤ちゃんの顎の上下運動が原動力となって分泌されます。 赤ちゃん(乳児)には歯はありませんが、飲むときの顎や咀嚼筋の動きは「噛む」ときと全く同じです。 この上下運動によって、母乳が分泌され、赤ちゃんの咀嚼筋の発達が促進されます。 そして、その後、離乳期を迎えたときの準備(学習)をしています。 やがて、歯が生え離乳期がきますと、咀嚼筋は学習済みですから、スムーズに固形食に移行し、自然な形で噛むことができるようになります。 ところが、加工乳(ミルク)の「哺乳瓶」になりますと、大人がストローを使用して飲むような吸引運動になってしまいます。 吸引運動は、顎の上下運動を必要としません。 上下運動がないということは、咀嚼筋が動かない、多少、動いても「噛む」ために必要なほど、発達しなくなります。 未発達のままであれば、咀嚼筋の機能は退化していきます。 「噛む」ことは、学習しないと身につきません。 ですから、誕生したその日から、母乳で予行練習を繰り返して、十分に学習する必要があります。 更には、産後、約一週間ぐらいの間に分泌される母乳は「初乳」と呼ばれています。この「初乳」には、人間に必要な「免疫システム」に免疫物質が含まれています。つまり、人間として、健康な人生を送るには、赤ちゃんの時に、しっかりと、母乳を「食べ」ていなければなりません。人間は「哺乳類」です。出産しますと「母乳」は分泌されます。出なければ、お母さんが再度、悲鳴を挙げるぐらい、マッサージをします。烈しい「乳痛?」の後、分泌されるようになります。赤ちゃんも「哺乳類」ですから、本能的に「乳首」に食らい付き、顎を上下させ、母乳を分泌させます。ヨダレという「唾液」もタップリと分泌されます。お母さんと赤ちゃんの、この「共同作業」こそ、健康な心身の源となります。外部から、与えられるもの(例えば加工乳)は、すべて異物であり、毒物です。人間という生命に必要なものは、すべて人間に完璧に与えれており、自分が持っています。母乳と唾液とは、その代表であり、生命の根幹ではあります。
2008.04.22
コメント(0)
1945年9月5日、アメリカ合衆国(USA)戦艦ミズーリ号で、連合国と日本国とは「降伏文書」の調印式(署名式)が行われ、戦争が休戦し、日本の敗戦が決まりました。8月15日は、日本が「ポツダム宣言」を受託し、その旨を「連合国側」に伝えたことを、国民に知らせた日に過ぎません。ですから、まだ戦争は終わっていません。8月15日は「終戦記念日」ではありません。国際法上の「終戦」、日本にとって「敗戦」は、1951年9月の「サンフランシスコ講和会談」での「対日平和条約」の締結まで待たなければなりません。日本は、まず、日本の軍隊は「無条件降伏」しました。日本国は「ポツダム宣言」の条件で「降伏」しました。つまり、日本国は、決して無条件降伏した訳ではありません。降伏文書の調印式には、「日本国」を代表して日本全権代表の重光葵外務大臣と、軍隊を代表して梅津美治郎参謀総長とが署名しています。因みに、同じ敗戦国である「ドイツ」は、ドイツ軍は「無条件降伏」しましたが、ドイツ国は国家の存在が認められず、つまり「降伏」が許されず「征服」されました。いづれにしても、日本は「1945年9月5日」に軍事的に敗北しました。さて、私の数少ない「同志」の一人である「A氏」は、1952年(昭和27年)7月31日の「栄養改善法」制定により、日本国は「生理的」に敗北した、と主張されます。A氏の「ご高説」に、私は全面的に同意しています。次に、私が「ご高説」を咀嚼してみます。「軍事的な敗北」は、一時的なものであり、時の運もあり、戦争を行ったからには「勝ち、負け」があって当然です。しかし「生理的敗北」は、恒久的であり、もう二度と立ち直ることは不可能に近いのです。さて、そもそも、何故「生理的敗北」なのか?1952年まで、戦争そして敗戦の混乱はありましたが、平和時の日本人の栄養状態は理想的でありました。ですから「改善」する必要は、どこにもありません。「改善」したことにより、肉・白パン・牛乳・卵など動物たん白質を中心とした「食」が普及され、同時に「油炒め料理」が促進されました。これらの「成果」を下記に紹介します。昭和35年の日本の食糧海外依存度は21%でしたが、約50年経過した平成10年の海外依存度は60%と約3倍になっています。肉・鶏卵・牛乳・乳製品・油脂の消費量は195キロカロリーでしたが、平成10年には、780キロカロリーと約4倍になりました。穀物の海外依存度は、18%から73%と約4倍になりました。病院・診療所で亡くなったかたは、21.9%から80%と約4倍に増えています。「がん」でなくなったかたは、93、773名から283,921名と約3倍に増加。この「輝かしい成果」に戦慄を覚えてください。たった50年で、日本のあらゆる伝統文化が否定され、家族制度が侵され、日本の「農」が崩壊させられ、根無し草にされ、伝統食を踏み躙られ、健康が脅かされ、病気に苦しみ、介護を必要とする「情けない日本人」になってしまいました。残念ながら「生理的敗北」に「終戦」はありません。いまだ継続中ではあります。1945年9月、日本は「降伏」しましたが、約50年かけて「征服」されてしまいました。さきの戦争で犠牲となられた兵隊さん、国際法違反の本物の「戦犯」による「広島」「長崎」「東京」への攻撃を受け、犠牲となった民間人、これらの尊き御霊に誠に申し訳なく、断腸の思いです。これからの日本人は、この「尊き御霊」を御旗として掲げ、本来の日本人を復活させる道を歩まなければなりません。一緒に、第一歩を踏み出しましょう。食は命なり感謝
2008.04.20
コメント(0)
2007年9月17日、小泉首相は、北朝鮮を訪問し、事実上の国家元首である国防委員会委員長・金正日と「首脳会談」を行いました。席上、金正日は「日本人13人の拉致を認め」「口頭で謝罪」しました。これを受けた小泉は「ふざけるな!舐めるんじゃない」と言って、会談のテーブルを引っ繰り返して、直ちに帰国すべきでした。しかし、小泉は「日本の国家主権が犯された」にも関わらず、暢気に「日本と北朝鮮との平壌宣言」を交わし、発表して「凱旋」帰国しました。日本国内で、日本人が外国人によって「拉致」されたということは、決して「人権問題」ではなく、「日本国の主権が侵された」と言う「国家主権」の問題です。更に言えば「北朝鮮の日本国への宣戦布告」と解釈しても良いほどの重大問題です。少なくとも北朝鮮による日本への「国家テロ」攻撃ではあります。独立国・日本の首相(事実上の元首)であれば、直ちに軍隊(自衛隊)を北朝鮮に派兵して、北朝鮮で監禁されいる日本人の救出作戦を断行するでしょう。残念ながら、日本は憲法で「軍隊」を持つことが許されていない、つまり独立国ではなく、自分の国家を自分で防衛できない「情けない国」ではあります。しかしながら、「自国民を衛」自衛隊を持っています。ここで、日本国憲法第9条の「解釈問題」が出てきます。自衛隊の最高指揮官である首相の命令一つで、自衛隊を北朝鮮に「派遣」して救出作戦を実行できる、との解釈もあります。私は、これに全面的に賛成する訳にはいきません。今回の「北朝鮮による拉致」に関しては、同意できるのですが、これが前例となって、首相による「主観的判断」で「派遣」されることを避けたいのです。そこで私は「北朝鮮による日本人拉致に関する特別措置法」を成案として、自衛隊を派遣し、日本人救出作戦を実行すべきであると考えています。しかし、小泉は、この「北朝鮮特措法」ではなく「イラク特措法(イラク人道復興支援特別措置法」の成案のほうを選択しました。同法の狙いは「国際貢献」などではなく「自衛隊がアメリカ合衆国の傭兵」となることに過ぎません。更には同法案の国会審議で「非戦闘地域の定義」に関する質問に、小泉は「どこが戦闘地域か、私に聞かれたって分かる訳がない」「自衛隊が活動している地域は非戦闘地域」などと答えています。これは「答弁」ではありません。「詭弁」です。法案提案の最高責任者として「失格」です。更に言うのであれば、独立国の立法府で、このような「強弁」を行った「首相」は直ちに「罷免」されます。「国会議員」も「罷免」です。そもそも、USAの「イラクへの攻撃」は「国際法違反」ではあります。つまり「違法な武力行使」であり「USA国家によるテロ行為」に他なりません。この件に関し、USAは「前科」があります。国際司法裁判所は、1986年6月、USAの「コントラ支援(反政府組織)を含むニカラグアへの攻撃は、国連憲章を含む国際法に違反」とする判決を下しました。謂わば「テロ行為」であると非難しました。しかし、法的拘束力のある「国際連合(連合国)安保理」では、USAの拒否権で否決されてしまいました。これに勢いづいたUSAは、ニカラグア攻撃とコントラ支援をますますエスカレートさせました。そして、USAのイランへの武器売却代金が、このコントラ・グループに流れていたことが明らかになりました(イラン・コントラ事件)。このとき、USAの手先となって支援資金の洗浄をしていたのはサレム・ビンラディン(オサマ・ビンラディンの兄)ではありました。さて、本日(4月18日)の北海道新聞の報道によりますと、航空自衛隊のイラクでの輸送活動を「違憲」とした名古屋高裁判決が出て、これで判決は確定するという。つまり、日本国は、日本国内で日本人を拉致した「テロ国家」北朝鮮と「国交樹立」を含む「平壌宣言」を結び、少なくともニカラグア・アフガニスタン・イラクへの「国家テロ」攻撃を行ったUSAの傭兵として、憲法に違反してまで、自衛隊を派遣していることになります。結論ですが、日本国は「テロ国家」であるUSAと北朝鮮を支援している「テロ支援国家」です。いつからか、それは「戦後」でしょう、日本国は独立を失い、情けない「テロ支援国家」に成り下がってしまいました。日本国は「自国民の防衛」のみならず、外国で拉致監禁されている同胞さえ救出することができないで、USAの「国家テロ攻撃」に参加し、アフガニスタン・イラクの国民を殺傷しているのです。日本人よ、洗脳から放たれ、覚醒せよ!日本国よ、伝統文化と誇りを回復し、独立せよ!
2008.04.18
コメント(0)
あらゆる生物は、大宇宙から付与された自然治癒力(恒常性維持機能)を持ち、健康を維持して、天寿を全うしています。そのひとつが免疫システムです。すなわち、生誕48時間以降、自分の体内に入ってきた「自分でない異物」を排除しょうとします。いわゆる「拒絶反応」です。これは、自己の健康を守るため、最も重要な反応です。これに対し、今の医学・医療は、免疫抑制剤を使用して「免疫力を弱める処置」を施し、すなわち「エイズ(後天性免疫不全症候群)」状態にして、他人の臓器などを移植手術したり、他人の血液を輸血します。手術は成功しますが、自然治癒力に逆らい、免疫力が弱くなった「エイズ状態」ですから、他の病気に罹病し、命を失います。このようなことは「医者」がやることではありません。彼らは「医者」ではなく、殺しのライセンスを持った「医師」です。いわば「007」ですね。あらゆる生物は「医者」です。自分の命は、自分が守ります。「医者」になるための知恵は、両親から授かります。何を食べるべきか、巣はどのような素材で何処に作るべきかなどなどの知恵です。これらの知恵を獲得して初めて、子供は自立し、「巣離れ」「親離れ」していきます。これは「自然の摂理」です。人間、特に、先進国(破滅途上国)の人間だけが、「知恵」の伝承がないまま、「自立」しないまま、子孫を作り、「自立していない人間」を再生産しています。結果、自分・家族・人類だけではなく、他の生物もで絶滅させ、更には地球を破滅の危機に陥れています。食は命なり。私たちが食べる「食べ物」も生誕48時間以降は「異物」と認識されます。すなわち、免疫システムが作動して、この異物を「排除」しようとします。しかし、食べ物が排除されますと、生命自体を維持することが出来ません。ここで登場するのが唾液です。唾液は自分の血液から作られています。すなわち、食べるときに良く噛んで唾液を分泌させ、結果、食べ物と唾液をグチャ、グチャに混ぜ合わせて、胃や腸に送り込みます。そうしますと、私たちの生理は、これを「異物」ではなく、「自分」と判断して、初めて受け入れます。その後、生理に従い、腸内で分解・転換・合成・消化・吸収され、エネルギーとなり、生命を維持することが出来ます。これでお分かりのように、唾液とグチャグチャになった食べ物だけしか、エネルギーになりません。私は、人間の食性に適合している穀物・野菜・豆類・海藻類などを「食べ物」と呼び、それ以外の物は、人間の食性に適合しない「食べてはいけない化学製品」略して「食品」と呼んでいます。ここで、食生活で最上の状態は、「食べ物を良く噛んで食べること」です。次善の策は、「食品を良く噛んで食べること」です。次は、「食べ物を良く噛まないで、呑み込むこと」です。最悪なのは、「食品を良く噛まないで、呑み込むこと」です。多くの日本人は、この「最悪」を継続的に大量に実行しています。ですから、いくら食べても(呑み込んでも)、「異物」扱いで排出(下痢状態の大便)されます。言わば、飽食下の「栄養失調」状態です。当然、自然治癒力は低下します。そして、排出し切れないものは、腸内に滞留し、腐敗していき、血液を汚し、自然治癒力が低下していますから、ガンを初めとする生活習慣病に罹病しやすくなります。この繰り返しが、入退院の繰り返しという悪循環です。結果、自然治癒力がドンドン低下し、健康を失い、経済力も失い、最後には医師に「ポイ捨て」されます。この悪循環を断ち切ることは簡単なことです。お金は一切、必要ありません。自分の眠っている自然治癒力を起こして挙げるだけです。つまり、良く噛んで、一口最低30回噛んで、唾液を分泌させるだけです。唾液こそ、自然治癒力の源泉です。唾液こそ、ただ一つの「生薬」です。 ☆ 私は納豆を一日1個、ご飯には載せないで、おかずとして必ず食べるようにしています。この納豆も最近は、小粒のものばかりが店頭に並んでいます。小粒ですと、噛んで細かく砕く必要がなく、ご飯に載せて、ご飯と一緒に呑み込むことができる、つまり「食べ易い」ということです。大粒ですと、噛まなければならないので、面倒くさいから「食べずらい」となります。残念ながら、口の中で味わう、味覚を噛みしめる、歯ごたえのある味、噛めば噛むほど味わいがあるなど、本来の「噛み心地」が嫌われています。私の祖母・祖父の時代は、固い物を絶えず、食べていました。唾液がドンドン、分泌されていました。赤ちゃんも、唾液(ヨダレ)を絶えず、流していました。しかし、特に戦後は、噛む必要のない、柔らかく、舌触りが良くて、喉越しが良く、美味しい物だけが、ドンドン呑み込まれています。小供たちだけではなく、大人も皆、噛んでいません。唾液が分泌されていません。噛んでいませんから、脳の満腹中枢に信号が行かないので、常に「空腹」状態になっています。その上、飽食に慣れ親しんで、目も賎しくなり、絶えず、食品を呑み込んでいます。こうして「腸内で分解・転換・合成・消化・吸収」されない「異物」が、腸内で腐敗していき、血液を汚して、あらゆる病気の原因となっています。この悪連鎖を断ち切りましょう。それも、一切、お金はかかりません。今すぐ、実行できます。実行しましょう。ガンを始めとする生活習慣病は、人間本来の生活習慣に戻り、自然治癒力を高めますと予防をすることも、克服することも出来ます。生命は、生命に必要なものをすべて備えているから「生命」です。まずは、噛むこと、具体的には、一口30回から始めましょう。一口、口に入れたら、箸を置いて、ゆっくり、噛みしめましょう。結果、唾液が分泌され、眠っている自然治癒力を喚起させて、健康な心身を取り戻すことができます。食は命なり。
2008.04.16
コメント(0)
ガンが「難病」であるならば、風邪も「難病」です。今の医学・医療では「ガン」を根治できないから「難病」だと言うのであれば、今の医学・医療では根治できない風邪も「難病」です。ご存知のように、風邪の特効薬が発明されましたら、それは「ノーベル賞」ものだ、と言われています。実際のところ、そのような化学薬品は、あろうはずがありません。兆が一(万が一)、間違って、そのようなものが開発された場合、ノーベル賞を授与する側の人間は、それを潰しに掛かります。何故か?、彼らの「既得権益」を侵すからではあります。風邪は、医師が商売で販売する「化学薬品」や、異物・毒物に過ぎない「注射」で、風邪の症状(発熱・咳・痰)を一時的に軽減しているだけであり、根治しているのは患者自身の自然治癒力です。がんは全身の血液が汚れる病気です。その血液は、腸内で、食べ物から作られます。食は命なり「食」すなわち「食べ物」と「食生活」とが乱れますと、血液も乱れ、汚れます。「食」すなわち「食べ物」と「食生活」とが適正であれば、血液も健全なものとなり、がんを始めとする生活習慣病にも罹病することはありません。人間以外の野生動物は、適正な「食」を両親から教授されて始めて、親離れ・巣立ちをし、生命として「自立」していますので、原則として罹病することはありません。ひとり、先進国(破滅途上国)の人間だけが、この伝承が行われないまま、本来の「食」を蹂躙し、「美食」「飽食」を重ね、結果として病気となり、自分の「生命」をも粗末に扱っています。適正な「食」の一つが「良く噛む」ことです。「唾液が、がんを予防する」ことを同志社大学の西岡一教授が証明してくれました。以下、同教授の記述を要約してみます。同教授は、魚や肉を焼いたときにできるオコゲの中に、変異原性(発がん性)があることを発見しました。つまり、たんぱく質を構成しているアミノ酸が加熱されると、変異原性が現われることが判明しました。更に、日本人が古くから飲んできた緑茶にも変異原性があり、その原因物資は、植物中にもともと成分として含有しているフラボン化合物であることも、突き止めました。こうなりますと、あらゆる食べ物・飲み物に発がん性があることになります。では、何故、昔の人には、ガンになる人が少なく、現代では異常なほど多いのだろうか、という疑問が生じます。そこで同教授は「これらの発ガン物資が体の中に入ったら、どのように反応変化するのだろうか」という問題に取り組みました。そして、まずは、口の中で唾液と混じるのが最初の反応です。こここで、どのように変化すのか?発ガン物質が、バクテリアに変異原性を起こす強さが、唾液を加えることによって、どのように変化するかを調べました。唾液の「毒消し」効果は、想像以上に絶大でした。オコゲの成分である「トリプ・P1」、最も強い発がん物質と言われている「アフラトキシンB」も「ベレツピレン」も唾液の作用で、その変異原性が消えてしまいました。唾液に含まれている「ペルオキシダーゼ」と「カタラーゼ」「アスコルビン酸(ビタミンC)」などが「毒消し」を担っていることも解明されました。この「唾液パワー」は、唾液に約30秒浸すだけで充分でした。昔の人、と言っても、戦前までの日本人は、緑茶や野菜などの植物に発がん性物質が入っていることなど知りませんが、先祖(両親)から伝えられた「噛む」ことによって、知らず知らずのうちに「毒消し」をしていたことになります。唾液は血液から作られています。この唾液こそ、自然治癒力の源であり、人間に与えられた唯一の「生薬」ではあります。以下は斎藤滋(神奈川歯科大学教授)著「噛めば噛むほど13の奇蹟」からの引用です。卑弥呼は、一食3,990回噛み、一回の食事所要時間は51分徳川家康は、一食1,465回噛み、 所要時間は22分戦前の日本人は、一食1,420回噛み 所要時間は22分現代の日本人は、一食620回噛み、 所要時間は11分家康から戦前まで、約300年以上、経過しましたが、噛む回数に大きな変化はありません。ところが戦後50年という短い期間で、家康に比べて半分以下しか噛まない食文化ができてしまったということなのです。 引用終了噛むことの大切さを忘れたために、噛むことの重要性が、両親から子供に伝授されなくなったために、生命として自立していないために、がん患者が増加していることに間違いありません。そこで西岡教授の結論は、「がん予防の原点は、一口入れたら、30回噛むこと」です。私のお勧めは、「これからは、ガンでしか、正確には、がん治療でしか、死ぬことができない時代になります。がんに罹病しないために、一口、最低30回噛むことです」、そして「がんを根治する、そのために自然治癒力を高めるには、一口、最低100回噛む、症状によっては1、000回噛む」です。そのために、食べ物を一口、口に入れましたら、まずは、箸を置きましょう。そして、明るく、ゆっくりと、素材そのものの噛み心地を味わいましょう。ガンも風邪も「難病」ではありません。お天とう様から「食を中心とする生活習慣が間違っているよ!」という警告です。そして自然治癒力が自動的に作動して「恒常性(健康)を維持しよう」と一生懸命、努力しているのが「症状」です。つまり「症状」である「発熱・咳・痰・下痢・がん細胞」は自然治癒力そのものです。ですから、無理やり「症状」を軽減したり、攻撃したり、殺したりしてはいけません。「症状」を推進し、毒素を出し切るようにしなければなりません。この作業に唾液が有効的に働いてくれています。唾液を始めとする自然治癒力でしか、あらゆる病気は根治されません。 ☆斉藤教授が指摘されている「噛めば噛むほど13の奇蹟」は次の通りです。ガンを防ぐボケない糖尿が防げる虫歯にならない口臭をシャットアウト骨粗鬆症予防姿勢がよくなるアトピーを防ぐ視力がよくなる積極的な性格になる内臓が若返る性欲が増す太らない少なくとも、一口、最低、30回は噛みましょう。貴方にも「奇蹟」が起きますよ。実際のところ、これは「奇蹟」ではなく、自然治癒力が働いた結果としての「必然」に過ぎません。私たちの心身は、病気の治しかたを知っています。自分の自然治癒力を信じましょう。
2008.04.14
コメント(0)
日本経済新聞(平成11年1月18日)に掲載された記事の全文を引用します。タイトルは「行き過ぎた清潔志向‥力なき無菌化社会に」で、筆者は回虫博士こと藤田紘一郎・東京医科歯科大学教授。 現代人はどこまで“家畜”か‥‥。家畜とは自然から切り離され、人間の文化で管理され、形や習性を変えられた動物を言う。よく考えてみると、人間も原点は動物である。家や食べ物をはじめ、法律などの社会制度を作り、文化的環境を作ってきた。人類はこの1万年の間に、自ら作った文化で自分を管理し、文明に適応して、形や習性を変えた点で、家畜と類似していると見える。ただし、自分でその方向を選んだのだから、人類学用語で「自己家畜化」という。昨年12月、冒頭に掲げたこの問い掛けをテーマにした公開講演会が京都市内で開かれた。正式には「現代人はどこまで家畜か‥‥ヒトの現状と未来を考える」である。関西文化学術研究都市にある国際高等研究所が、1996年から進めてきた共同研究プロジェクト「人類の自己家畜化現象と現代文明」の研究成果を市民に初めて発表したものだ。このプロジェクトは「自ら文明社会に飼いならされた現代人の問題点を探り、未来を考える」目的で、尾本恵一・国際日本文化研究センター教授が中心になって18人のメンバーで進めてきた。私もその一人だ。私はこの公開講演会で発言の機会を与えられ「現代の文明が過剰な清潔志向を生み、それが現代人の身体的および精神的な衰弱を導いている」ことを述べた。その一例として、過剰な清潔志向が、雑菌や寄生虫がいるからこそ成立していた人体の免疫システムを崩していることを強調した。現在、日本人の30%以上がアトピー性皮膚炎、気管支喘息や花粉症といったアレルギー性疾患に悩まされているという。しかし、これらの病気は30年前の日本にはほとんど見られなかったものだ。回虫を駆逐した約30年前から日本人にこれらの病気が急増してきたのは、回虫が人体でアレルギー反応を抑えていた証拠だ。これは私の研究でも明らかになっている。回虫を体の中から追い出した日本人は、今度は自分たちの体を守っている「共生菌」を排除し始めた。そして最近は、自分たちが出した汗や臭いまでも消しにかかってきた。自分たちの「息づかい」まで気にするようになってきたのだ。もはや、日本人は正常な「生き物」ではなくなってきているようだ。街には抗菌グッツが氾濫している。家電製品から家庭雑貨、文具、合成繊維に至るまですべての製品が抗菌加工されている。さらに台所からトイレに至るまで抗菌建材で家の中は張り巡らされている。子どもや老人がウンチやオシッコをもらせば「汚い」と言ってクレゾールなどで徹底的に消毒する。風邪をひけば、ウィルスには効果がないのに抗生物質を乱用する。シャンプーや消臭剤がますます効能を増して、販売を伸ばしている。かくして、マーケティング事業を背景に日本人全員が「無菌化社会」を目指すことになる。無菌化社会は間違いなく「人間の生きる力を弱める」ものである。生き物として感性や情熱を失った日本人に「明日」はあるのだろうか。 引用終了密かに「家畜化」を推進しているマスコミの代表である日本経済新聞(日経)が、このような記事を掲載する意図は、どこにあるのでしょう。記事の中に、 ただし、自分でその方向を選んだのだから、人類学用語で「自己家畜化」という。という行があります。つまり「自らが家畜になることを選んだ」との主張です。私の「家畜」の定義は、次のようになります。生命としての知恵を両親から授けられ「自立」していて、その知恵を基に生きているのが「野生動物」。一方、「家畜」とは、知恵の有無に関係なく「自立」が許されない状態にさせられ、命を繋ぐ「食糧」も「餌」として「他の動物」から与えられている「動物」。つまり、「家畜」は「自ら選択した」のではなく、「状態にさせられ」「与えられている」のです。その証拠は「マーケティング事業」にあります。「日経」こそ「マーケティング事業」の広告塔であり、司令塔ではあります。日本人は、戦後、日本人の伝統的な「知恵」を捨てさせられました。国家としても、人間としても「自立」が許されない状態にさせられました。その司令塔こそ「占領軍」でしたが、この背後には、これを実効支配している国際金融資本(「他の動物」)があります。輩による「占領」つまり「家畜化」は、今でも、輩の手先となっている「日経」などのマスコミによって増幅されています。この「西洋」文明化の究極は、「家畜化」されれば「文明人」であり、「家畜化」されていない、本来の人間は「野蛮人」となってしまいます。私は、喜んで「西洋」の「物差し」で言うところの「野蛮人」を選択します。
2008.04.12
コメント(0)
「与えられている自由」「与えられている選択肢」しかないのが、ペット・家畜・動物園の動物たち。更に言えば、この宇宙に「自由」「平等」など、そもそも有り得ません。「歴史」は、フランス革命で戦い、血の犠牲を出して、やっと「自由・平等・博愛」を手に入れたと言う。しかし、「与えた側」は、そうは思っていません。「革命の結果、何が望みか?」「何?自由・平等・博愛が欲しいと!」「そんなもの、本来、無いものが欲しいのか?そんなものなら与えてやるよ、それ、拾え」 ☆天皇裕仁は、戦後、占領軍最高司令官マッカーサーと10数回、会談しています。最初の会談で裕仁は、「私の身はどうなってもいいが、国民の飢餓を救って欲しい」旨、伝えたとあります。一連の会談で、「日本が進む道」が決まり、今日まで、それに拘束・呪縛されいますが、その最たるものが「この一言」でしょう。すぐに、アメリカの「余剰小麦」が日本に輸出され、パン食が導入されました。それも、アメリカ人さえ食べない「白パン」と「脱脂粉乳」です。脱脂粉乳のほうは、今日、無くなりましたが、「白パン」のほうは益々隆盛を極めています。かつて「ご飯を食べると馬鹿になる」から「(白)パン食をしなさい」と喧伝した大学教授がいましたが、同じパンでも「白パンを食べていれば、馬鹿になる」のは、日本人による「人体実験」の結果、証明されたようです。本来、欧米人が食べるパンは、小麦やライ麦の全粒粉を原料とした「黒パン」です。これこそ、生命力に満ち溢れ、米の代用食として、つまり「主食」となることができます。 ☆日本では、「白パン」に「天然酵母のパン」とか「北海動産小麦だけ使用のパン」、更には「全粒粉パン」と呼称して「全粒粉30%、小麦粉70%の白パン」など、選択肢は多く、消費者は、その中から自由に選択できるようになっています。しかし「黒パン」は、その選択肢には入っていません。生命力のあるパン、主食と成りうるパンである「黒パン」は、「与えられている選択肢」にはないのです。米(その種子)もそうです。生命力のある米、主食である米である「玄米」は、「与えられている選択肢」にはないのです。玄米は、せいぜい「健康オタク」が食べる「不味い米」位にしか知られていません。米も、真っ白に「精白」された「粕(カス」に過ぎない「白米」だけが選択肢にあります。「カス」ですから、本来、種子が持っていた生命力がなく、ビタミンやミネラルが大幅に削り取られています。玄米こそ、主食であることは「知らされていない」のです。「与えられている選択肢」からしか選ぶことができません。この「選択肢」には、本来、食べなければならない「食べ物」は、ありません。「食べてはいけない化学製品」、略して「食品」しか選ぶことができません。ここで言う「食品」とは、化学肥料・農薬を使用して栽培された農産物食品添加物に塗れた一般市販品輸入された農産物季節感(旬)のない温室栽培の農産物精白された化学製品(白米・白砂糖・小麦粉など)肉・乳・卵などの動物性たんぱく。これが「飽食・日本」の現状です。これでは、がんを始めとする生活習慣病という「病気」に罹病して苦しむのは当然です。生命力のない「食品」を噛むこともなく「飽食」しているのですから、日本人は、栄養失調になり、生命力つまり自然治癒力が低下し、本来、罹病しなくてもいい「がんを始めとする生活習慣病」にかかります。食は命なり食べ物が血液をつくり血液が細胞をつくり細胞が心身を作ります。生命力のない食品を過食しているのが「病気の原因」です。この原因を知らない「西洋医学」は「医学」「医療」ではありません。本来の「西洋医学」には、同種療法自然療法心理療法逆療法(アロパシー) など種々「選択肢」がありました。しかし、現在は、その中の「逆療法」だけが、「対症療法」と名を偽称して「選択肢」として「与えられて」います。「対症療法」つまり、自然治癒力に「逆らい」、一時的に症状を和らげる「商行為」に過ぎません。一時的に和らげておけば、いづれ、転移し、他の病気に罹病し、患者さんは、再度、病院の門をくぐって来てくれます。つまり「一見の客」ではなく「常連客」にしてしまう「拡販キャンペーン」ビジネスです。そして、医師は、顧客から散々搾り取った挙句、「算数」つまり「白血球の減少度合いだけ」は、できるので「余命6ヶ月」などと、いとも簡単に「宣言」してしまいます。「宣言」されたほうは「これだけ、できる限りの手を尽くしてくれた」のだから「運命」と諦め、「医療」報酬とは別に「謝礼」を払うのですから、こんな「素晴らしい商売」は他にありません。納得できる「がん治療」を求めて漂流している「ガン難民」が、日本全国に約68万人も存在するのに、抗がん剤が「増がん剤」と知りつつ、日本国政府(厚生労働省)は、年間、約25万人が「がん治療」で殺されている事実を認めながら、「国民の生命」よりも「医療・薬品業界の商売」を優先させ続けています。「真の医療」は選択肢にはありません。「与えられている選択肢」「与えられている自由」に満足しているのが、先進国(破滅途上国)の国民であり、最早、これは本来の人間ではなく、「家畜」と言わざるを得ません。食は命なり私たち生命は、他の生命の生命力をいただいて、健康を維持しています。生命力をいただきましょう。そして、その生命力に感謝しましょう。あらゆる生命は、「医師」の資格はなくとも、「医者」です。自分の生命を守るのが「医者」です。
2008.04.10
コメント(1)
食糧の61%を外国に依存している日本は、植民地であり、国民は奴隷に等しいと言わざるを得ません。 昭和35年(1960)日本の食糧外国依存度は21%でした。 昭和35年(1960)日本の穀物外国依存度は18%でした。 平成16年(2004)日本の食糧外国依存度40%、平成10年(1998年)から40% 。平成16年(2004)日本の穀物外国依存度72% 。たった38年間で、食糧外国依存度が約2倍になっています。 一つの国の礎である「農」が瓦解されてしまいました。最早、日本は独立国ではありません。 この間、日本は戦争・内乱・大災害もありませんでした。 平和時に、これほど短期間で、悲劇的に農業が崩壊させられた国は、古今東西ありません。壮大な「人体実験」が行われたということではあります。 食糧がなければ国民は生きていけません。 いくら、自動車があり、パソコンがあり、戦車・戦闘機があっても、これを動かす人間に「食糧がなく」、空腹であれば、何の効果を発揮することができません。 ですから、国民の健康維持はもとより、国防、国の安全保障の最大の政策は「食糧の自給」です。 これなくして「国の独立」はありません。 かつてフランスのド・ゴール大統領は「食糧の自給できない国は独立国ではない」と述べています。 フランスの外国依存度は、1961年は1%でしたが、1962年からは「ゼロ」になり、 2002年には自給率130%に成長しています。 フランスだけではなく、世界各国が、自国の国民と国を防衛するため、自国の農業を手厚く保護しております。 これは、独立国として、他のどのような政策にも先んじて、優先的に実行しなければならない「最も基本的な政策」ではあります。 ドイツには「わが食卓に外国の食品を載せるな」という格言もあります。私たちの心身は、日本列島という風土(環境)の産物です。ですから、その心身に適合する「食べ物」は、同じ風土から作られた「産物」「食べ物」でなければなりません。これが「身土不二」の原則であり、「自然の摂理」ではあります。違う風土、つまり「外国」で作られた「産物」は、日本人には「異物」であり「毒物」ですから、腸の中で、エネルギーとして生かされることは決してありません。しかし、日本は、その「基本的な政策」を実行してきておりません。 正確に言いますと、植民地ですから「実行させてもらえなかった」。 「日本に独立されては困る」輩に、支配されていた、ということであります。一つの国を支配するための条件は、その国の「農」を破壊させることです。「農」が崩壊してしまいますと、その食糧は外国に依存しなければならなくなります。これで「食べ物」は、外国に依存し、その「食べ物」の取得のため、「外国」に盲従するしかなくなります。日本国の惨状です。結果、日本国は「独立」を失い、「日本国民は奴隷」に成り下がっています。「奴隷」状態になりますと、「食品を餌のごとく、与えられ」ているのに、「飽食」という「幻想」に酔い痴れて、この事実に気が付くことはありません。真の洗脳とは「洗脳されていることに気が付かない状態」を指します。つまり、「洗脳」を受けますと、正常な判断を下すことができなくなります。更には、白米や白パン・白砂糖を継続的に大量に摂取していますと、慢性的な「低血糖」状態となり、脳の機能が低下して、常にイライラしていて、攻撃的になります。結局、国の「農」が崩壊させられますと、国民の「脳」も狂ってしまいます。日本の伝統的な農業を破壊させ、日本国民の心身をも崩壊させた「輩の政策」の要点は、穀物外国依存度の急上昇にあります。 つまり、僅か38年間で、穀物外国依存度は約4倍という異常なものではあります。 何故、これほど、急増したのか? 一つは小麦の外国から輸入です。 小麦の外国依存度は約95%にも上ります。 この小麦を精白・精製して「真っ白」にし、生命力のない「小麦粉」として、白パン・麺類・パスタ・菓子などの原料にして「日本人に食わせ、病気の原因とさせ」ています。 もう一つは、家畜用飼料としての「穀物」の輸入です。 具体的には、とうもろこしなどですが、これの外国依存度は約99%です。 家畜用飼料として、家畜に与え、その肉・卵・牛乳および乳製品を「日本人に与え、病気の原因とさせ」ています。 さて、1977年、アメリカ合衆国(USA )上院特別栄養委員会は「USAの食事改善目標」(委員長の名を付けて、俗にマクガバンレポートという)を発表しました。 これは世界中から科学者・栄養学者を集め、2年間かけて作成されたレポートです。 レポートの原文には、 肉は摂ってはいけない 卵は摂ってはいけない 牛乳は摂ってはいけない とありました。 人間の「食性」は「草食」ですから、当然の結論ではあります。 しかし、これをUSA 政府として公式に発表することは、既成の団体から、猛烈なる「圧力」が加わり、不可能でした。 公表されたものは「大幅に水増し」されたものでした。 引き続き、1997年には、USAガン研究財団と世界ガン研究基金は、ガン予防に役立つ食生活や生活習慣上の心がけを勧告した世界初の「国際ガン予防15か条」を発表しました。 その第一条には、 「食事は主に植物性の食物にし、特に玄米や玄麦を未精白で食べる」よう勧め、穀物、豆、野菜、果実中心の食生活に転換するよう指摘しております。 更には食事で全ガンの三割から四割まで予防することができるとも指摘しています。 この「ガン予防15か条」は、ガンを始めとする脳卒中・心臓病・糖尿病などの生活習慣病の予防にも効果があると明言しています。 これらの事実を覆い隠して、輩の政策は、輩の手先に堕落した「日本の官僚」によって、強力に推進されていった結果が、今日の日本の惨状です。 これを打破するには、官僚が実効支配する日本政府に責任を転嫁することなく、国民一人一人が「自衛」するしかありません。 まずは、肉・卵・牛乳および乳製品、そして白米・白砂糖などの「病因食」を止めることです。 止められないのであれば「少しずつ、量を減らすこと」です。 同時に「一口最低、30回よく噛むこと」です。 これで日本国民の健康を「防衛」することが出来ます。 そして、日本の食糧外国依存度は「ゼロ」となり、「奴隷解放」が行われ、国として独立できます。 貴方が変わらないと、日本国は変わりません。 食は命なり
2008.04.08
コメント(8)
「食べ物」「食生活」によって性格・性質が変わります。端的な例が、牛・馬・羊・兎などの草食動物は温順な性格であり、肉食動物のトラ・ライオンなどは、獰猛な性格です。人間の食性は「草食」ですから、本来は温和な性格ですが、穀物の代用食として肉食をせざるを得ない「砂漠の民」がその強い攻撃性でヨーロッパに進出し、収奪を重ね、現在は世界を席捲してしまいました。肉食(肉や卵)・砂糖などの酸性食を多く摂取している人たちは、血液酸毒症になり易く、カルシウム欠乏から脳神経が正常に機能しなくなります。人間本来の食性・生理に反する肉食ですから、心身に悪影響を与えるのは当然です。「健全な身体に、健全な精神が宿る」と言いますように、私たちの身体と精神はひとつです。これを証明した先駆者が日本におります。正食指導団体「蒼玄」会長の菅藤祥江氏です。同会長は、若い頃、ある精神病院の管理栄養士でした。そのとき、院長に了解をしていただき、「玄米正食」による「食事療法」を実行しました。「玄米正食」とは、玄米を主食として、副食は野菜・豆類・海藻類だけを摂る食事です。勿論、原則として「無肥料・無農薬で国産」の食べ物を、良く噛んで食べていただきます。そこで入院患者を二つのグループに分け、ひとつのグループには、玄米正食(穀菜食)を食べてもらい、もうひとつのグループには、それまで通りの病院食としました。その結果、玄米正食のグループの患者さんは、分裂症のかた、うつ病のかたなど、全員が根治されました。そこで、この画期的な研究成果を医学論文にして、学会で発表しようとしたとき、「待った」が掛かりました。既成の精神医学界からの妨害でした。この事実が公表されてしまうと、「食べ物」「食生活」で精神病が根治されることになり、既成の精神医は必要なくなり、商売できなくなってしまうからでした。それから約10年後、アメリカ合衆国(USA)でも食事療法による全く同じ臨床研究が行われて、公表されました。その内容は、菅藤氏のものと同じでした。この状況で、私は、まず、精神病院の院長さんの「大英断」を評価したいと思います。この決断がなけれは「研究」「実験」「実践」の結果は、生まれていません。感謝次に菅藤祥江氏は、「食事療法」をする前から、既に「根治」するという「結果」が出てくる自信があったのでしょう。果たせるかな、予想通り、全員が玄米正食(穀菜食)で「根治」されました。見事な連携プレーではありました。USAよりも10年も早く、「研究」と「その結果」が出ていた「日本人の叡智」にも感謝申し上げたいと思います。この院長さんのように、「常識」や「商売」に拘らないかたが、これからも輩出してくることを切に祈念いたします。また、犯罪も「食事療法」で減少できるという研究も発表されています。これは「栄養と犯罪行動」(A・Gシャウス著 大沢博訳)という書籍に掲載されている下記のような、非行少年の再犯率(1978年~1985年)の研究です。「食事療法を受けない非行少年」の再犯率は68%で、「食事療法を受けた非行少年」の再犯率は12.5%でした。驚くなかれ、「5倍の開き」です。しかし、驚くことはありません。必然の結果です。「食は命なり」です。私たちの心身は、「食べ物」で作られており、言わば「食べ物」の「お化け」です。食べ物が、腸内で血液となり、血液が細胞となり、細胞が身体を作ります。しかし、残念ながら、「肉・乳・卵」に代表される「肉食」や「精白食品」「化学食品」などが、地域や各国が持っていた独自の「伝統食」を駆逐してしまい、この地球は「戦争・内紛・テロで暴利を貪る」輩が支配しています。この輩は、「酸毒思考」に塗れ、人間本来の「正常な精神」ではありません。結果、「内なる自然」である心身は、多くの病気に苦しみ、「外なる自然」である地球環境は、環境破壊の極致です。輩は、反自然的な生活習慣、「西洋文明」という「幻想」を掲げ、「内なる自然」と「外なる自然」とからなる「大自然」を支配・管理したつもりでいますが、それも、「大自然」からの「浄化作用」が働き、もうすぐ破綻するしかないでしょう。その前に、日本人は、1日も早く、日本の伝統食である「穀菜食」に復帰しましょう。そして、人間本来の温和な性格で、共生と共存の、正常な精神活動に満ちた、健全な心身を取り戻しましょう。結果、自分に与えられている生命、心身に貢献することができます。生かされていることへの感謝の念ではあります。これで始めて、「情け」に満ち溢れた「国際貢献」をすることができます。食は命なり
2008.04.06
コメント(200)
昭和33年 第一次悪性新生物(ガン)実態調査実施昭和35年 第二次悪性新生物(ガン)実態調査実施(がん死亡者93、773名)昭和37年 国立がんセンター開設昭和38年 「がん研究助成金」による研究助成開始昭和55年 (がん死亡者161,764名)昭和56年 がんが国民死亡順位の一位となり、現在まで首位を「厳守」昭和58年 「対がん10ヵ年総合戦略」決定平成2年 循環器疾患基礎調査実施(がん死亡者217,413名)平成6年 がん克服新10ヵ年戦略開始平成8年 「生活習慣病」の概念を導入(がん死亡者271,187名)平成17年 (がん死亡者325,885名)平成27年 (がん死亡者436,217名 「がん・統計白書」で予測)昭和35年から平成17年まで、45年間で「がん死亡者」は3,5倍に増加しています。恐ろしいことに、国は、更に増大すると予想しています。45年間、国は、10兆円単位のがん対策費を税金から投下しましたが、結局は「何もやってこなかった」。がんに罹病する患者が増え続け、それに伴い、がん死亡者が増え続けてきただけです。下記は、船瀬俊介著「抗ガン剤で殺される」花伝社刊からの引用で、筆者と厚生労働省・食品医薬品局審査管理課のK専門官とのインタビュー記事でのK専門官の「供述」です。厚労省:抗ガン剤で「ガンが治る」ことは、たぶんほとんど無い。現状としては、少しでも(ガンが)小さくなるのであれば、症状が軽くなるのであれば…それを「有効」と見ざるを得ないだろう。そういうことで多分これまでの抗ガン剤は審査なり承認が行われてきたのだと思うのです。 筆者が「99%毒殺ですよ。1%は奇跡的に(運良く)治っているかもしれないけど」との問いかけに対し、K専門官は 厚労省:ですから、抗ガン剤の扱い方では、厚労省としても、これからキチンとしていかなければいけない、という風にやっているところです。たとえば学会でも抗ガン剤の専門医制度とかを立ち上げているところかと思うんですけど。 筆者:それよりも、はっきり言って禁止すべきじゃないですか?それはクスリじゃない。薬事法14条に書いてあるんじゃないですか?「有効性にくらべて危険性が甚だしい」ばあい「これを許可しない」。なぜ、認可したんですか? 厚労省:……(沈黙) 同書からの引用 終了 325,885名の「99%」ですから「約29万3千人が虐殺」されている事実を厚労省が黙認しています。結局、国民の3人のうち一人が、国の政策である「がん治療」で殺されているのです。1985年、アメリカ国立ガン研究所(NCI)・デビィタ所長は、「抗がん剤で、がんは治せない」と、アメリカ議会で証言しました。更に1988年 NCIリポートで、「抗がん剤は、ガンを何倍にも増やす増がん剤」であると断定しています。これ受けて、1988年の日本がん学会でも、大問題となりましたが「白い虚塔」の中に封印されてしまいました。少なくとも、この時点で、がん研究者および医師は、抗がん剤は「増がん剤」であり、決して、がんを治すことは出来ないことを知っていたのです。しかし、厚生労働省を頂点とする「官・大学・製薬・医療・保険・葬儀屋」共同体は、数十兆円にも登る「抗がん剤市場」を死守して、その犠牲として「国民の生命を奪う」ことを選択しています。結局、抗がん剤は、自然治癒力・免疫力に逆らい、自然治癒力・免疫力を低下させ、生命の死を促進させる「増がん剤」です。これによって、一般的には「副作用」と言われている「主作用」をもたらすだけの「毒薬」でしかありません。これが日本の医療を認可し、指導・管理している監督官庁・厚生労働省の実態であり、無責任を通り越した、この残虐性は同共同体の本性ではあります。輩の「販売予測」436,216名を達成するため、これからは、二人に一人が「がん治療」で殺される時代に入ります。何のことはない、がんを早期に発見する「医療器械だけが、急速に進歩している」のに、「医学・医療」が進歩しているような「幻想」を与えて、患者という「お客様」を増大させているだけです。つまり「早期に発見され、早期に殺されている」のが実情です。北海道新聞(昨年12月18日)のトップ記事の見出しは、「診療報酬 医師技術料0,38%上げ」です。厖大な国民医療費の0,38%で、約300億円になり、これが輩の「増収」になります。記事によりますと「厚労省は財源確保のめどを付けた」とあるので、厚労省の官僚が自分のポケットから出してくれるくれるのかな?と期待しました。しかし、実際は「政府管掌健康保険への国庫負担を約1千億円削減し、健康保険組合と共済組合が削減分を肩代わりして拠出する」とあります。何のことはない、患者側つまり「お客さま」側の負担が増えるだけです。まったく「懲りない輩」です。医師は病気を創り出しますが、治せません。医師は「寛解(かんかい」という言葉を「一時的に治った状態」の意で使います。つまり、医師による対症療法で「症状が一次的に軽減された状態」でしかありません。このような言葉が存在すること自体、「治せない」「根治できない」証拠ではあります。根治してしまったら、輩は「商売」になりません。国民が「懲る」しかありません。「幻想」から覚醒し、病気を治すのは「自然治癒力」だけであると自覚しなければなりません。この「自然治癒力を高めるための処方箋を書く」のが(医師ではなく)「医者」であり、一般国民(患者)は、これに従って、精進すれば良いのです。自分の自然治癒力を信じましょう。
2008.04.04
コメント(200)
私たちの腸内には、約500種の細菌がおり、その数は約100兆個といわれています。私たちは、この細菌様たちと共生しています。まさに、腸内は小宇宙です。私たちの心身は「宇宙」そのものです。この腸内細菌の形態は、健全な状態ではビフィズス菌を中心とした乳酸菌が優勢になっています。この場合、腸内での分解・消化・原子転換・合成・吸収などの活動が本来の生理システムに従い、バランス良くスムーズに営まれます。その結果、綺麗なサラサラした正常な血液が腸内で作られ、私たちの健康が維持されています。ところが、肉・卵・牛乳および乳製品などの動物性蛋白質やビタミン・ミネラルがほとんど取り除かれた精白食品(白米・白砂糖・白パンやうどんなどの小麦粉製品・白砂糖・食塩)、農薬や食品添加物まみれの食品、外国から輸入された食品、 などが腸内に入ってきますと、本来の生理に合わないものですので、分解・消化以下の動きがスムーズに行われなくなります。すなわち、これらが腸内に停滞し腐敗していきます。「腐」という字は「五臓六腑」の「府の中の肉」です。その結果、蛋白質(アミノ酸)から有害物資(アミン・アンモニアなど)やガスが発生し、バクテリアやウイルスが作られます。これと同時に、今まで劣勢だった大腸菌やウェルシュ菌などの悪玉菌が優位となり、腸内細菌構成比のバランスが乱れます。やがて、腸粘膜を刺激して、微小な傷を与え、そこから有害物質やウィルスなどが血管に入り込み、血液を汚し、その汚れた血液が全身を巡ることになります。たまたま、上気道組織の細胞の抵抗力が弱かったため、そこに異状刺激を与えます。それに対して、恒常性維持機能(自然治癒力)が作動し、血液が集中して炎症が生じます。鼻やのどなどの上気道に炎症ができるのが「風邪」です。炎症ができ、風邪になりますと、 咳が出る 熱が出る 鼻水が出る 痰が出る という症状になります。全部「~が出る」です。自然治癒力が作動して「毒素」を出しているのです。ですから、炎症というのは風邪を治そうとして発症し、あらゆる手段を尽くして「悪いものを体内から出そう」と一生懸命に頑張ってくれている、ありがたい治癒装置・健康維持装置といえます。ですから、このまま、炎症という自然治癒力に任せ、そして自然治癒力を高めていきますと、毒素を出し切り、炎症は消え、風邪は根治されます。私たちの心身は、病気の治し方を知っています。これこそ、自然治癒力です。これこそ「生命」です。(原因) 本来の食べ物ではない食品を入れ過ぎた。(結果) 風邪・がん(病気)になった。(対策) 自然治癒力(自分で治す力)に任せ協力して、毒素を出してあげる。 これが、あらゆる病気の基本です。 がんは、全身の血液が汚れている全身病です。生命の根幹である血液が汚れますと、死ぬしかありません。本来、「死刑執行」です。しかし、自然治癒力が働いて、がん細胞という炎症を作ってくれています。つまり、「死刑」の「執行猶予」が与えられたのです。がん細胞は、強力な炎症です。たまたま、胃組織の細胞の抵抗力が弱ければ、胃に炎症ができ「胃がん」と言われ それが大腸であれば「大腸がん」 子宮になると「子宮がん」と言われるだけです。つまり、「部分的(局所)に攻撃しても」次から次へと「転移」するのは「当たり前」です。手術で局所を取り去っても、焼いても「根本」の手当てがされていません。臭いものに蓋をしただけで、臭源を絶っていませんので、再度、臭くなります。この全身病に立ち向かい、健康を維持(恒常性維持機能)しようと孤軍奮闘しているのがガン細胞という炎症です。汚れた血液が原因ですから、汚れてしまった血液を綺麗にサラサラにしてくれる浄血装置として働いてくれているのがガン細胞です。つまり、がん細胞という炎症に感謝し、自分は「即死」しないで済んだ、ついている、幸運だと思わなければなりません。そもそも、私たちの心身を構成している細胞で、必要のない細胞、健康を害するような細胞は、何一つありません。すべて、心身の健康に必要ですから存在しています。ガン細胞も必要あって存在しています。がんは全身の血液が汚れる病気です。以前は敗血症と言って、一週間以内に亡くなる恐ろしいものでした。ところが、人間の恒常性維持機能(自然治癒力)が学習してくれて、ガン細胞を作るようになりました。汚れた血液を綺麗にサラサラにしてあげれば、ガンは根治されます。ガン細胞は汚れた血液をキレイにしてくれる浄血装置です。つまり、汚れた血液を一生懸命にキレイにして、健康な心身に戻ろうと精進してくれている有難い、感謝すべき細胞です。お陰さまで血液が汚れても、早期に死ぬことは無くなりました。「ガン細胞様、ありがとうございます。感謝申し上げます。私も貴方様の負担が軽くなるよう、がんばり、自然治癒力を高めるよう精進しますので、よろしくお願いいたします」と応援してあげなければなりません。つまり、本来の食べ物を良く噛んで少量食べて、腸内細菌群を正常な状態に回復させて、綺麗なサラサラ血液を作って、全身に巡らせますと、自然治癒力が高まり、もう浄血装置としてがん細胞の必要性が無くなりますので、少しずつ、ガン細胞は消えていきます。やがて、がんは根治されます。では、どうしたら、キレイなサラサラ血液を作ることが出来るのでしょうか。☆病 気☆ 気(心)が病んでいます。生きがい・目標・楽しみを持ち、常に感謝の気持ちで、あらゆるものを受け容れ、前向きの人生観を抱き、大いに笑いましょう。☆適正な食生活☆ 人間の食性に適合した穀菜食を少量 (1日2食)、良く噛んで食べます。☆ストレス☆ ストレスを上手に解消して明るく楽しい生活とします。☆適正な運動☆ 1日最低1時間は散歩をしましょう。がんを始めとする生活習慣病は「病 気」であり、「宇宙(天)」からの激励です。自分の「不自然さ」に気付きましょう。自分の自然治癒力を信じましょう。食は命なり。当ブログは、本日で、開設して984日になります。本日「12万アクセス」を達成いたしました。アクセクしてご笑覧いただいた多くのかたに改めて感謝申し上げます。ありがとうございます。この記念すべき日に、私のメーンテーマであります「がんは感謝すべき細胞です」を改めて掲載させていただきました。これを機に、当ブログ記事「森下敬一博士のガン理論」http://plaza.rakuten.co.jp/kennkoukamukamu/diary/200708200001/も併せて、ご笑覧いただければ幸いです。感謝
2008.04.02
コメント(0)
朝、自宅の神棚にお参りしたときに、「七福神」の掛け軸の前で、大声で腹を抱えて8回、笑いこけています。これが私の1日のスタートです。本日は4月1日、学校や多くの会社などで、新年度のスタートとなります。初心を忘れないよう、それぞれが精進していって欲しいものです。新年度は、種々の日用品が値上がりすることになり、これが家計を逼迫させるようです。これを良い機会に、「飽食」を「少食」に切り替えてみませんか。さて、私たちの生理は、どうのような朝のスタートをするのでしょう。まずは前夜、食べた食べ物が、私たちが睡眠中に消化・分解・組み立て・変換・吸収されて、体内の必要なところに「必要な物」を送り届けてあります。更に、血液が夜間巡行をしてくれて、体内各所を隈なく点検修理していただき、そして老廃物の収拾をしてくれています。そこで、朝は「必要ではなかった物や老廃物」を排泄しなければなりません。これが「朝のスタート」です。つまり、腎臓系の器官が、老廃物で汚れた血液を浄化して「廃棄物処理」を実行してくれます。血液の浄化を充分に行うためには午前中一杯かかります。私たちがお手伝いできるのは、朝、二杯ぐらいの水を飲んで「便意」を促すだけです。これが正常な、自然な「日課」となっています。ところが、これらの作業中(午前中)に「摂食」、食べ物・食品を食べますと、この「消化吸収」作業にも力を入れなければならなくなり、「廃棄物処理」が充分に行われなくなります。このようなことが続きますと、血液は汚れ、腸に宿便が溜まり、便秘になったり、更にはガンなどの生活習慣病の原因となります。つまり、多くの日本人の「胃様・腸様」は、超時間外労働で休みなく、次から次へと入ってくる食べ物・食品の処理に追われ、疲労困憊しています。私たちの生理は、人類何十万年の「飢餓」に対応した「素晴らしいシステム」です。つまり、緊急時、飢餓、食べ物が入ってこなくなる場合に備えて、体内に「中性脂肪」として蓄積されています。しかし、こんなに大量の、そして、ダラダラと入ってくるようになったのは、ここ40年位のことですから、腸様は順応できないでストレスを感じています。「腸様」のストレスが蓄積し、お疲れになり、疲労も重なりますと、腸内細菌のバランスも悪くなります。これが、病気の原因となっています。そこで、午前中は食事をしないで「腸様」「胃様」に休憩していただき、リフレッシュしていただきましょう。日本で数少ない「医者」である甲田光雄医師は、次のように述べます。「一般の人が少食を始めるには、普通の食事で良いですから、朝食抜きの1日2食で、腹6~7分を心がける。朝を抜いても、あとの2食を大量に食べるのでは駄目です。朝食を抜いて辛いと言う人は、最初のうちは青汁を飲んだり、りんご半個、みかん一個程度と果物を少し入れ、だんだん馴らして、最後は水や柿茶だけで朝はすませます」一般的には、朝食を抜くと、血糖値が低下し、脳の唯一のエネルギー源であるブドウ糖が不足し、思考力や活動が低下するといわれています。ところが、実際には、血糖値の差はほとんどありません。更に、朝抜き(断食時)には、脳はブドウ糖だけではなく、ケント体をエネルギー源としています。「この朝抜きに、1ヶ月2回ぐらい1日断食すると良い。これに慣れてきたら一週間に1日、断食をする。一週間に1日断食を3年続ければ、胃も腸も肝臓も何もかも、生まれ変わったような健康体になります」甲田医院で指導されている少食健康法は、1日2食が原則で、1日の総摂取エネルギーは、大体1200カロリーで二食の主食は玄米です。私は朝食抜きで1日2食です。昼食は、玄米雑穀ご飯一膳、味噌汁、納豆、これだけ。夕食は、職場で玄米雑穀ご飯のおにぎり一個だけ。良く噛んで、一口、最低30回、噛んで食べますと、これだけで満腹となります。適正な、生命力のある「食べ物」を良く噛んで食べますと、「少食」でも必要なエネルギーを確保して、風邪もひかない健康な心身となります。私は、このような食生活を約12年間、実践しています。私は、1ヶ月に6回、「生業」が休みの日があります。この日は、昼に「二八そば」を食べるだけの1日1食です。そして休日の翌朝、汚いが綺麗な事実は‥。普段よりも多くの大便がドット出てきます。食べ物が入ってきませんと、体内で最低限必要とするエネルギーを確保するために、体内に蓄積されている「老廃物」や「多過ぎる中性脂肪」などを分解します。そして、必要なエネルギーを採り出して確保する一方、本当のカス、必要のないもの「毒物・異物」は「排泄」する準備に取り掛かります。ですから、朝、午前中は「入れ」ないで「出し」ましょう。「食べ物」を入れないと、必要のない「毒物・異物」が出ていきます。体内が綺麗に掃除されます。これが「病気の根治」となります。これで「胃様・腸様」も、私も「いい調子」になります。自然治癒力に感謝
2008.04.01
コメント(0)
全16件 (16件中 1-16件目)
1