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「政権交代を可能にする二大政党制の実現」を目指して、自民党の中枢にあるにも関わらず、自民党を割って出た、小沢一郎氏。 その後、小沢氏は、民主党こそ、二大政党制を担う政党であると確信して、在籍していた自由党を解党して民主党に入りました。 そして現在は、民主党の代表です。 私は、小沢氏は、「日本人で一番政治家に近い国会議員」であると評価しています。 しかし、小沢氏や多くのかたが表明する「二大政党制」を全く評価しません。 ここで言われている二大政党制は、USA(アメリカ合衆国)での「民主党」と「共和党」との二大政党による政権交代を模範としています。 しかし、この両党は、本来、一つの政党が二つに割れただけです。 あらゆる二大政党制も、この原則は変わりありません。 一般的には、両党には「政策の違いがある」と言われていますが、実際は基本的な政策は変わることはなく、「政権担当時期の違い」によって変化するだけです。 (1)大統領制ですから、この首脳が変われば「政策」も変わる。 (2)大統領が交代すると、中央官庁・ホワイトハウスのスタッフも総入れ替えするので「政策」も変わる。 これらのことも「幻想」に過ぎません。 ご承知のごとく、大統領選挙は、両党それぞれで「統一候補」になるための予備選挙から始まり、本選挙と長期間に亘り、その費用は数千億円と言われています。 この費用は、候補者本人が負担できる限度を超えています。 当然、スポンサーが登場します。 この費用と選挙戦の参謀を提供できるスポンサーは、USA広しとは言え、限られています。 USAは、百%民間企業の中央銀行であるFRB(連邦準備制度理事会)に実効支配を受けている国です。 このFRBの株主は、国際金融資本と呼ばれる「商人」です。 この商人が、原則として両党候補者のスポンサーとなります。 今回の、民主党のオバマ、共和党のマケインも例外ではありません。 今回、両陣営には「ブレジンスキー」がいて采配を握っています。ズビグネフ・ブレジンスキーは、カーター大統領のときに、大統領補佐官(国家安全保障担当)であった人物です。彼は、1973年にデイビッド・ロックフェラーとともに「日米欧三極委員会」を創設しました。「商人」の手先ではあります。彼には二人の息子、一人の娘がいます。そのうち、息子の一人と、娘は「オバマ」陣営に、もう一人の息子は「マケイン」陣営にいます。ですから、共和党マケイン・民主党オバマ、どちらの候補が、大統領になっても「商人らの傀儡」であることは変わりありません。 入れ替わるスタッフも、彼ら商人が株主の企業や彼らが主宰する外交問題評議会(CFR)・日米欧三極委員会・ビルダーバーグ会議などのメンバーから出向しますので、何の変化もありません。 これらのスタッフは、エリートであり、このエリートとは「選良」だけではなく、自分たち以外の人間を「排斥」します。 これはイギリスに由来しています。 これがエリートの真意です。 このスタッフは、大統領にではなく、USA・USA国民にでもなく、「彼ら商人」に忠誠を誓っています。 ですから、大統領はUSAの国益に反した政策を、嬉々として実行します。 実際、イラクへの「国家テロ攻撃」と、これに続く「占領」は、USAの国益に反して行われています。 「彼ら商人」の商売を利するためには、国益を考えるなど邪魔になるだけです。 彼らが、USAからの収奪がそろそろ限界かな?と判断すれば、USA軍はイラクからの撤退するだけです。 それに伴い、彼らは、イラク国内を、更なる「内乱」状態にして、更に彼らの軍需産業に利益を呼び込むだけです。 USAの民主党・共和党は、本来、一つであるべき「彼ら商人の政党」が、2つに割れただけです。 日本の民主党も、小沢氏を初め、本籍・自民党の連中が中枢におり、中堅と言われる前原氏も自民党の政策に違いのない「松下政経塾出身」であり、中堅・新人には「自民党公認漏れ」になった「落ちこぼれ官僚」がゴロゴロいます。 小沢氏は、日本では「彼ら商人」に一番近い国会議員です。 まさに民主党は、クローン「自民党」です。 日本の二大政党と言われる自民党と民主党とは、本来、「自民党」という政党が二つに割れただけです。 先の会談で、福田・自民党総裁と小沢・民主党代表が、「大連立」構想を打ち上げましたが、これが彼らの本音に近いのです。 かつて、自民党と社会党とは、喧々諤々として、社会党は「すべて反対!」と気勢を上げていましたが、結局、両党は連立し、社会党の村山が首相に就任しました。 テーブルの上では、殴り合いの喧嘩をしていても、テーブルの下では、お互いの足を絡ませているのが実情です。 戦後の「米ソの冷戦」も、全く同じ構造であり、「分割して統治する」の原則に基づく、単なる「茶番劇」に過ぎません。 日本の二大政党は、正確に言いますと、自民党・公明党そして民主党 による「三大政党」です。 これらの三大政党とも、本来は「彼ら商人の政党」である「自民党」が3つに割れているだけです。 日本の場合、中央官僚が「政権」を担っていますから、第一党が変わり、その「政党」が内閣を構成し首班を獲得しても、「政権は交代」はなされません。 勿論、「中央官僚」「自民党」も「彼ら商人」のポチに過ぎません。 彼らに反旗を掲げると「田中角栄」になるだけです。 日本人の真の民意を反映する政党の出現が期待されます。 来年の初頭には行われるであろう「総選挙」が、その「第一歩」になることを祈念して折ります。 そのためには、日本国民、有権者が覚醒しなければなりません。 付記 日本での、USA大統領選挙に対する報道の過熱ぶりは異常です。 USA・メジャーリーグの「日本人」選手に対する過剰な報道も同様です。 日本のマスコミが騒げば騒ぐほど、USA(彼ら商人)にお金が入っていきます。 日本は収奪されるだけです。 再度、覚醒せよ、日本人。 蛇足ブレジンスキーの著書「大いなる失敗」から引用します。二十世紀における政治勢力としての共産主義の出現は、ファシズムとナチズムの台頭と切り離しては考えられない。実際、共産主義とファシズム、ナチズムは歴史的に関連があり、政治的にも類似している。いずれも、工業化時代の深刻な問題──何百万という根なし草のような労働者の出現、初期の資本主義がもたらす不公平、そこから生じた階級対立など──への答えとして生まれたものである。第一次大戦の結果、帝政ロシアとドイツ帝国の価値観と政治秩序が崩壊した。……こうした状況の下で、社会的な憎しみを社会正義という理念でくるみ、社会を救済する手段として、国家の組織された暴力を正当化するにいたるのである。(引用終了)ここに書かれてある資本主義・共産主義・ファシズム・ナチズムのスポンサーも、すべて「商人」たちです。
2008.10.30
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野生動物は、原則として「病気」になりません。悲しいことに、病気になるのは、主に先進国(破滅途上国)の人間と、彼らが関与し管理している家畜・愛玩動物・動物園の動物などです。病気とは「氣の病」です。ですから、野生動物は「自然の摂理」に従い、その体内に適正な「氣」しか摂り入れませんので、氣が病むことはなく、病気にはなりません。一方、適正ではない、不自然な「氣」を摂り入れていますと「氣が病み」、病気に罹病します。宇宙は勿論、環境、自然、私たちの心身は「氣」で作られています。私たちが海を見て喜び、森林の中で颯爽感に満たされ、感動するのは、その本来の「氣」に触れることができるからです。この体験を家庭内で実践できるのが「食事」です。勿論、食べ物は「環境」が作り出した「恵み」であり、生命力に溢れた「氣」に満たされた「環境の化け物」ではあります。ここに「氣の威力」藤平光一著 (講談社+α文庫)から引用します。つまり、人間も、何もないが、何かあった状態から生まれてきたのである。この「何もないが、何かあった状態」とは、もちろん「無」ではない。無からは何も生じないからだ。こう考えてくると、人間の心も肉体も、一木一草も、太陽も星も地球も、天地にあるすべてのものが、こ「何もないが、何かあった状態」、つまり無限に小なるものから生じてきたわけである。これらを総称して、私は「氣」というのである。この氣のことを、神と呼ぼうと、ご本尊と呼ぼうとかまわない。日本で「手」というのを、アメリカで「ハンド」というようなものだ。氣は、無始無終であり、増えも減りもしない。仏教では、これを「不生不滅、不垢不浄、不増不減」と説明している。また、諸行無常ともいっている。つねに流動しているという意味である。もうおわかりだろうが、天地の氣から生まれたすべてのものは、生成発展したり、死壊消滅をつづけているが、氣そのものは変わらず永久不変だということである。(中略)つまり、私たちの生命は、天地の氣を心身で囲っているのである。私の氣というものはもともと存在しないのである。氣はつねに天地と交流している。肉体も、天地の氣から生じたものであり、氣そのものから見れば「私は天地の氣だ」ということになる。私たちは、呼吸のみならず、全身で天地の氣と交流しているのである。食事とは、本来、適正な、自然な、生命力に満ちた「氣」を摂り入れることではあります。 引用終了私は「健康かむかむ塾」を主宰していますが、3年前、この塾を訪ねて下さったかたから、この書籍の存在を知りました。そのかたは、この書籍から、適正な「氣」の採り入れかたを熟読し、自分なりに咀嚼を行い、実践して「難病」を克服したとのことでした。私も購読させていただき、今は「座右の書」となっております。私の許に「相談」に来られて、残念ながら「本来の食事への切り替え」が難しいかたには、この書籍の購読を奨めております。次に目次を紹介させていただきます。プロローグ 氣は誰にでも出せる第一章 氣とは何か第二章 これが氣の実際だ第三章 私はいかにして氣を体得したか第四章 氣は生活にこうして応用できる第五章 座談会 「氣」が私を変えた 出席者:広岡達朗・長島茂雄・王貞治・著者 ☆生命力に溢れた「氣」に満たされた「食べ物」こそ、穀物・野菜・豆類を中心とした「穀菜食」ではあります。特に主食あります穀物は、無農薬・無化学肥料で生育した玄米でなければなりません。このような玄米のように生命力溢れた主食を、一口最低30回良く噛んで食べ、1日二食の少食をしていますと、多少、毒が入っている野菜・豆類を食べても、影響はありません。嗜好品に過ぎない「お酒」「タバコ」そして「コーヒー」も満喫してください。玄米の生命素が異物・毒物を排出してくれます。但し、どんなものでも「吸い過ぎ」「食べ過ぎ」「飲みすぎ」は良くありません。さて、食事とともに、適正な「氣」を摂り入れる方法が「呼吸」です。これについては、同書の「第四章 氣は生活にこうして応用できる」の中にある「藤平式氣の呼吸法のすべて」を参照ください。適正な食事を行い、適正な呼吸も行いますと、心身が生命力豊かな「氣」に満たされ、「健康」を意識することのない、本来の生命に戻ること間違いありません。
2008.10.28
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「商社マン殺すに、刃物は要らない。1ヶ月に4回以上、海外出張をさせれば良い」 つまり、「約1週間の海外勤務と帰国」を4回違った国に繰り返しますと、私たちの生理は、この変化に対応ができなくなります。 4カ国それぞれ、風土・気候・水・波動など、すべて日本と違いますから、自然治癒力(恒常性維持機能)が稼動して、自分の生命を守るために、この「環境」を排除しようとします。 1ヶ月という短期間に、これを4回も繰り返しますと、まず、自律神経が機能しなくなり、ストレスが充満し、自然治癒力が著しく低下し、最悪の結果となります。 これは、他人事ではありません。 多くの日本人が、これに近いことを、日常茶飯事のように、やらされています。 「外国の食品を、我が食卓に載せてはいけない」とはドイツの格言です。 これには、二つの理由があります。 (1)外国に食品を依存してしまうと、自国の独立を維持できない。 (2)自国の土(環境・風土)から収穫された作物だけが、自国民の健康を維持する。 さて、日本の現状をみますと、食糧の海外依存度は約60%です。 どこに行っても、外国の安い食品が陳列されており、多くの日本人は、その安さに魅了されて買い求めます。 いいえ、「買う」のではなく、「買わされている」のです。 今日は中国の野菜、昨日はオーストラリアの牛肉、明日はノールウエイの魚などと、外国風土からの食品が「日本人の生理」に挑戦状を突きつけます。 「日本人の生理」は、江戸時代までの数十万年に亘って、外国の食品を処理したことがありません。 生理は、自国の土から作られた食べ物にしか対応できません。 外国の風土で作られた食品は、「異物・毒物」に過ぎません。 自国の風土が生んだ食べ物だけが、同じ風土で生まれ育った自分の健康を維持します。 私たちの「心身」は、風土の産物ですから、同じ風土からの「食べ物」を必要としています。 これこそ、「自然の摂理」であり、身土不二の原則で、恒常性維持機能に順応した大原則です。 一つ、具体例としてバナナを見てみます。 バナナは、日本の土壌では収穫されません。 日本人の心身の健康に必要が無いから、バナナは日本の土壌では生育しません。 熱帯地域ではバナナが、その土壌から収穫されます。 熱帯に住む人には必要なものだから、その土壌で生育します。 熱帯に住む人にとって、その暑さを克服する必要があります。 つまり、身体を冷やしてあげなければなりません。 バナナは、冷やすために存在します。 温帯に住む日本人は、心身を冷やす必要はありません。 それどころか「冷え」は、病気の原因でもあります。 土壌には、そこに住む人に必要な作物しか生育しません。 しかし、残念ながら、多くの日本人は、 前述の「商社マン」と同じことを、つまり、日本と違った風土から作られた食品を次から次へと、我が生理に叩き付けています。 生理は、具体的には、腸は、大量に、そして継続的に入ってくる異物(外国の食品)に順応できなくて、悲鳴を挙げています。 処理できないものですから、腸内に滞留し腐敗していきます。 これが病気の原因となります。 外国の食品は、ある程度、検査されて市場に出回ります。 それでも、最近は「異物・毒物残留」が次から次へと発見され、市場から回収されていっています。 一方、国産の食品は「ノーチエック」状態です。 これを検査する人員も組織もありません。 行政は「寝ている子を起こす」ことはしません。 つまり、生産の段階で、大量の農薬と化学肥料を使い、加工・流通段階で大量・多種の食品添加物を使用した「食品」だけが、私たちに与えられております。 農薬は、草や虫を即死させます。 農薬は、少しずつ、しかし、確実に人間を破滅に追い込みます。 外国の食品も同じです。 私たちの心身は、生まれ育った風土が生んだものです。 それとは違った風土の食品は、心身に適合しません。 しかし、自然治癒力がありますので、即死はいませんが、 ローブロウのごとく少しずつ、そして、確実に死に追い込みます。 昭和35年、日本の食糧海外依存度は21%でした。 そして、その40年後、平成11年には、60%になっています。 約3倍です。 そのうち穀物だけの海外依存度は18%から73%にも増加しています。 約4倍です。 40年という短期間で、大きな災害や戦争も無く、一国の食糧状態が、このように変化することは、古今東西ありません。 「胡散臭い」言いかたになりますが「大きな陰謀」です。 あり得ないことが、起きているのです。 これは、「広島」「長崎」に続いて、目に見えない壮大な「人体実験を受けている」としか言いようがありません。 人体実験の中間結果を見ますと、 昭和35年の「がん死亡者」は、93,773名 平成11年のそれは、290,556名 約3倍です。 この数字が明確に示すように、海外食糧依存度に比例して、 「がん死亡者」が増加しています。 実験をやらせた「医薬官共同体」は、高みの見物をしながら、暴利を貪り、密かに「シメシメうまく行った」と微笑んでいます。 がんを始めとする生活習慣病は「陰謀」に乗せられた「国策病」と言えます。 一方、被実験者は、苦しみのどん底で足掻いていますが、この情況になっても「人間の生理」を学習することなく、飽食に酔い痴れ、食い散らかし、外国の安価な食品を良く噛むことなく、ただ呑み込み続けています。 これでは罹病するのは当然のことです。 ですから「食糧危機!」を叫んでも、「あ、そう」で自分のこととは実感できないまま終わつてしまいます。 自分の命に対する責任、意志が全くありません。 これでは、最早、「人間」ではなく、「生命」でもありません。 奴隷以下の、単なる「家畜」でしょう。 現在、日本の食糧自給率は40%、 アメリカ合衆国から輸入し依存している分が21%、 中国から輸入して依存している分が17%、 その他の国に依存している分が22%です。 海外依存度を高めているのは、下記のごとく、人間の食性に適合しない病因食です。 肉(飼料は外国産)、40年間で消費量が6.1倍に増加しています。 鶏卵(飼料は外国産)は、40年間で2.6倍に増加。 (飼料が外国産の)牛乳・乳製品は、40年間で4.5倍に増加。 油脂が40年間で、3.6倍。 そして(原料の小麦が外国の)白パン。 白パンを除く、これらの動物性蛋白は、人間の健全なる心身には必要が無いだけではなく、 がんを初めとする生活習慣病の病因食です。 お米を主食とした日本人の「伝統食」こそ、健康食です。 この「伝統食」とは、お米の生命全体をいただく玄米(これが、お米)を主食とした「穀菜食」です。 「穀菜食」とは、玄米・野菜・豆類・海藻類を中心に、植物の生命全体をいただく、人間の食性に適合した「国際食」でもあります。 「穀菜食」に復帰しますと、日本の食糧海外依存度は「ゼロ」になります。 そして日本は真の独立を果たし、国家主権を取り戻し、 がんを始めとする生活習慣病を克服し、 心身の健康を回復します。 健康を意識しなくても良い、本来の「生命」に戻ることができます。 病気を自分で克服することは「奴隷」「家畜」からの「開放」でもあります。 誰も解放してくれません。 自分でしか「開放」できません。 そのためには、自然治癒力を高める「食生活」の復活と、 これに伴う元氣、明るさが必要となります。 食事は、自然の氣を摂り入れるための唯一の手段であり、一番、重要なお仕事です。 食は、あらゆるものの基本構造です。 食は命なり。
2008.10.26
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この地球は「騙し」の世界であり「死の商人」が跋扈する魑魅魍魎の世界です。日本国憲法の前文にある「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して」いますと、尻の毛まで抜かれてしまいます。これに気付いたのは1冊の書籍に出会ってからです。今から20年程前、私は国連(国際連合)に次のような疑問を持ちました。(1)国際連合という名の機関に、何故、永世中立国のスイスが加盟していないのだろう。(2)国際連合という名の組織なのに、何故、「敵国条項」なるものがあり、日本がその敵国なのだろう。この疑問を当時、私の周りにいる人たちはもとより、外務省にも電話して、説明を求めましたが、納得いく回答は得られませんでした。それから、3年ほど経って、書店で、その題名に惹かれて開いた書籍が、「新戦争論」小室直樹著 光文社刊 でした。この中で、国連の英語の正式名称が「United Nations」であり、第2次世界大戦中の連合国であるとの記述がありました。この英語を、日本では「国際連合」と偽訳していたのです。日本には、明治以来の「翻訳概念語」が跋扈して「幻想」を振り撒いています。しかし、「国際連合(国連)」は「偽訳詐欺語」ではあります。「連合国」であれば、日本を初めとする旧枢軸国は「敵国」になります。中立の立場ではないのですから、永世中立国のスイスは加盟できません(最近、スイスは加盟しました)。同書には、次のような記述があります。「国連の基本理念は、第2次世界大戦の結果をそっくりそのまま、できるだけ長期に維持しようということである。第2次世界大戦後の現状維持を恒久化しようとするものである。国連は、第2次世界大戦後の現状維持の執行機関なのである」 引用終了さて、日本語に翻訳された「敵国条項」は、難しい言い回しに終始しています。簡単に言いますと次のようになります。「第2次世界大戦後の現状維持」とは、世界の国境は既に確定しているということです。ですから、敵国である「日本」が、今更「北方領土」などを「日本の領土」であると主張することは「現状維持」を破壊する行為であると主張するのが「連合国」の立場です。ですから、ロシアは「敵国条項」を楯にして、「安保理の決議なし」で日本を武力攻撃することができます。同じことは中国にも可能です。これらの攻撃が実行されたとき、アメリカ合衆国(USA)は、「連合国(国連)憲章」に従い容認するしかありません。もともと「日米安保条約」では、USAは、日本が第三国から武力攻撃を受けた場合、日本を防衛する義務は一切ありません。同条約も長々と縷々難しいことを書き連ねていますが、たった一つ「USAは日本国の領土に、USAの軍事基地を置くことができる」としか記述されていません。現在の私は「国連、本名・連合国は日本を敵とする軍事同盟」と理解しています。私の疑問が氷解するとともに、ヒヨットすると自分は「騙しの世界」に居るのではないだろうかという、新たな疑惑に取り付かれました。それからは、あらゆる「常識」に疑問を持ち始め、今日に至っています。上記の書籍の副題は、「平和主義者が戦争を起こす」となっていますが、私のその後の学習の結果では、「商人が商売のため戦争を起こす」となります。商人は、絶えず、世界中に紛争の種を蒔き、当事者双方に人材・資金と武器を提供し、次から次へと爆発させ、双方から暴利を貪っています。最近は、国や地域だけでなく、「テロ組織」をデッチ上げてまで「商売」しています。更には、この世界には「政治」も「経済」も「芸術」もなく、あるのは「商売」だけ、それも「死の商人」による商売だけ。1913年に、彼ら商人に略奪され、民営化されたUSAの場合、大統領は彼ら商人のセールスマンのメッセンジャーボーイに過ぎません。彼らに逆らうと「ケネディ」「田中角栄」になるだけです。さて、本日、10月21日北海道新聞社説は「平和貢献に力尽くそう」と題して、次のように述べています。国連安全保障理事会の非常任理事国に、日本が10回目の当選を果たした。(中略)非常任理事国に選出された回数は、192の加盟国の中で最多となった。国連への拠出金は米国に次ぐ2位で、約16%を占める。(中略)国連中心主義は日米同盟と並ぶ日本外交の両輪である。 引用終了これに先行して、同新聞10月18日には次の記事が掲載されています。高須幸雄国連大使は17日、日本が目指す安保理拡大や常任理事国入りへ「大きな弾み」になると指摘した。 引用終了未だにこのような幻想に酔い痴れています。呆れ返って「蔑笑」するだけです。日本は「日本を敵とする軍事同盟」には、本来、加盟できません。「国連中心主義」と「日米同盟」は幻想に過ぎません。直ちには破棄すべきではありますさて、現在の私の疑問点は「沖縄は、本当に日本に返還されたのか」です。沖縄返還に寄与したということで、当時の佐藤栄作首相がノーベル賞平和賞を受賞していますので、私の中で、この疑惑は大きく膨らんでいます。彼が手にした「受賞賞金」は、「授賞者側」からのキックバック、ご褒美に過ぎないのではないか。いずれ、英文の「返還協定書」を熟読したいと思っています。「食は命なり」食が変われば、人間が変わります。食は、あらゆるものの基本構造・基盤です。食が本来のものに変わりますと、このような世界も良い方向に変わります。
2008.10.21
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太陽系のあらゆる生物のエネルギー源は、太陽エネルギーです。しかし、動物は、この太陽エネルギーは直接、摂り込むことはできません。そこで登場するのが「生産者」としての植物です。つまり、葉緑素を持つ植物は、太陽エネルギーと炭水化物、そして水とで「光合成」を行い、有機物(複合炭水化物)と酸素とを生産いたします。人間も動物ですから、太陽エネルギーを摂りこむには、「植物」を摂取しなければなりません。故に、人間を始めとする動物は「消費者」に過ぎません。これらの生物が出す排出物や死体を「土壌中の微生物」が「分解者」として分解作業をして、炭水化物や水、無機栄養塩を作り出します。これらの「生産者」「消費者」「分解者」から、「大自然界における生産と消費、そして分解の循環」が成立いたします。これが基本となります。つまり、葉緑素を持つ「植物」は、その「体内」に、太陽エネルギーを「転換」させた「複合炭水化物」を蓄積させています。人間は、この「植物」「複合炭水化物」である「穀物や野菜」を食べることでしか、太陽エネルギーを摂りこむことはできません。一般的には「炭水化物」と呼ばれていますが、正確に言いますと「複合炭水化物」です。この「複合炭水化物」には、炭水化物粗たん白類脂肪各種ビタミン各種ミネラルなどが含有されています。「粗たん白」は、腸内で「腸内細菌」や「酵素」の作用を経て「たん白質」に転換され、「類脂肪」は、同じような作用を経て「脂肪」に転換されます。これで、人間に必要な栄養素が腸内で全部、揃います。草食動物である「牛」が牧草だけから、あの大きな体躯を創り上げている「秘密?」がここにあります。牛は大型動物ですが、走る速度は遅く、足の爪も平爪ですから、動く動物を捕獲できません。たとえ捕獲しても、あの平らな歯では捕食ができません。獲物(?)は、スルリと身をかわして逃げ去ります。ですから、動かない草(植物)を食べます。草だけで、あの大きな体(体たんぱく)を作ります。さて、人間はどうでしょう。走る速度、手の爪、咀嚼する歯、すべて牛と同じです。捕獲し捕食できるのは、昆虫くらいです。人間も動かない植物・草を食べるしかありません。牛と同じで、人間の「食性」は草食です。つまり、牛も人間も「草食動物」です。さて、人間の歯の6割は臼歯で穀物用です。穀物を主食にするようにできています。 ☆私たちの腸内では、この複合炭水化物という生命全体を燃焼・分解したときにエネルギーが発生します。そのエネルギーこそ、生命維持の源です。この生命エネルギーが腸内細菌や酵素の作用を得て、食べ物が腸内で血液(赤血球)になり、その血液(赤血球)が白血球や細胞となり、細胞が身体を創り上げます。 さて、葉緑体には複数の葉緑素を含んでいますが、代表的なものはクロロフィルaです。一方、呼吸ガス交換の担い手である赤血球の呼吸色素は、「ヘモグロビン」です。これは鉄(Fe)を含む「ヘム」という色素と、「グロビン」という血液たん白質が結合したものです。この「クロロフィルa」と「ヘモグロビンのヘム」との化学構造図が大変良く似ています。つまり、前者の中央にはマグネシウム(Mg)があり、後者の中央には鉄(Fe)が位置している違いがあるだけです(下記に参考図書)。 これは推測ですが、食べ物(クロロフィルa)が腸内で「MgがFe」に転換されて、血液赤血球(ヘモグロビンのヘム)になったと言えるでしょう。 ☆「食性」とは、その種が創造主によって誕生したときに「与えられた性」であり、素ッ裸の人間が素手で捕獲し、食べられる物(食べ物)です。牛や人間の食性は「草食」ですから、この「草食」を前提にして、私たちの「生理」は適正に稼動しています。さて、人間が道具・罠や火を使用して、他の動物を捕獲できるようになり、食べるようになったのは「食性」ではなく、「食文化」です。つまり「肉食」は、本来の食性ではなく、本来の生理に適合しない「厄介者」です。例え話をしましょう。「鉄筋コンクリート造り」の建物を建築しようとしています。「鉄筋コンクリート」でできているという理由から、「鉄筋コンクリート」を持ってきて、建物を建築しようとした場合。まず、この「鉄筋コンクリート」を分解して、鉄筋・水・砂利・セメントなどに分解しなければなりません(厄介な作業です)。これに要するエネルギーや費用は莫大なものとなります。それでも、完全に分解することは不可能でありましょう。このようなもので、建築された「建物」は、最早「建物」とは言えないモノです。ですから、最初から、水・砂利・セメントを用意して、コンクリートを作り、これに鉄筋を組み合わせて「鉄筋コンクリート造り」の「建物」を作ったほうが合理的・効率的・経済的であり、完全な丈夫な「建物」が完成します。もともと、熱帯付近に居た人間が、穀物の栽培に不適合なヨーロッパや砂漠に移動し、彼らが止むを得ず、穀物の代用食として肉を食べるようになっただけです。人間の生理では、肉は厄介者であり、特別な消化酵素が必要であり、この酵素が少ない場合は、処理が後回しにされ、腸内で滞留し、そして腐ります。「腐」という字は、「府の中の肉」です。この腐った肉を早く排泄するために、山羊や牛など動物の乳を飲むようになりました。「離乳」を終えた人間にとって「乳」は毒ですから、人間の生理は早く排出しようとします。これが下痢です。日本人でも牛乳を飲むと下痢する人がいます。これは全く正常な生理です。悪いもの・毒が入ってきたので自然治癒力が作動して「急いで排出」してくれているのです。つまり、ヨーロッパ・砂漠に移動した彼らは肉を食べるようになり、結果、下剤として「乳」を飲む必要がありました。 人間もその食性は「草食」ですから、穀物や植物だけを食べて、生命を維持して、健康な心身を保つことができます。ですから、日本人の伝統的な主食である「お米(玄米)」は「完全栄養食」の代表ではあります。「お米(玄米)」だけではなく、「野菜」も「完全栄養食」です。 ☆「人間の生理」の中枢は「腸」です。ここで、唾液とグチャグチャに混ぜ合わされた「複合炭水化物」が腸内で、消化・吸収だけではなく、腸内細菌や酵素の作用を受けて、燃焼・分解・組み立て・転換・合成・再構築などを行い、生命に必要なものを創り上げている「転換炉」でもあるのです。まさしく腸内は「宇宙」そのものです。 「腸内細菌の話」光岡知足著 岩波新書には「パプア族の話」がありますので、下記に引用いたします。この民族は普通、食事の96.4パーセントはサツマイモであって、魚や獣肉はほとんど食べません。したがっていつもタンパク質欠乏状態で生きているわけですが、健康状態はよく、筋骨たくましい体格をしてよく働きます。彼らは平均して毎日約2グラムの窒素(タンパク質にして10~15グラムに相当)を摂取しているにすぎないのですが、一方、糞便と尿から排泄される総窒素量は、この約2倍近くにもなるということです。つまり排泄される窒素の約半分はどこから由来するのかが問題になるわけです。現在、これに対する説明として、食物と一緒にのみこまれている空気中の窒素が、腸内細菌によってタンパク質に合成され、これを利用していると推定されます。 (中略)人間はタンパク質を食物としてとらなければ生きていけないというこれまでの考えかたは、腸内細菌のはたらきを考慮にいれて、もう一度見直されなければならないところにきています。(中略)禅寺で修行するお坊さんの食事内容は、普通の人の摂るタンパク質の量よりかなり少ないようですが、ことによるとこの場合も、腸内細菌によって、空気中の窒素や食事中のタンパク質以外の窒素化合物、たとえばアンモニアや硝酸塩からタンパク質が合成され、それが消化吸収されているのかも知れません。仙人がカスミを食べて生きている話も、実はそのカスミをタンパク源としているのではないでしょうか。(中略)人間が断食したときも、3日目にチョコレート状の便が出て、ひとつのヤマ場を越し、禅でいう「悟り」の境地に入るといわれています。腸内細菌も、このあたりで大きく変換し、カスミを利用する細菌が現れる時期かも知れません。 引用終了これが「生命」たる由縁ではあります。人間の体躯など、基本的には「口から肛門までの一本の腸管」です。心臓や脳などは、この付属物に過ぎません。現代栄養学や医学は「腸内」での、この一連の作業を知りません。つまり、口に入る前に、その素材が持っている「栄養素」を分析し、それがそのまま、消化・吸収されていることを前提としています。このような「生命への冒涜」を許すことはできません。日本人の「飽食」も、定期的に訪れた「飢餓」に耐えてきた数十万年の歴史の中では、高々、約40年に過ぎません。腸様は、この未体験の「飽食」の処理に追われ、毎日、まさに夜も寝ないで、残業残業の連続に、休む暇も無く、苦しみ、悲鳴を上げています。その「声」こそ、病氣です。これに「氣付く」ことでしか「病氣を根治」できません。氣付いたご本人が、自分で、若しくは「医者」からの「処方箋」に従い、自然治癒力(恒常維持機能)を高めて「根治」していくしかありません。 参考図書:シグマベスト「理解しやすい生物1」江原有信編 文英堂1979年刊
2008.10.19
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昭和35年 がん死亡者93、773名昭和56年 がんが国民死亡順位の一位となり、現在まで首位を「厳守」平成2年 循環器疾患基礎調査実施・がん死亡者217,413名)平成8年 「生活習慣病」の概念を導入・がん死亡者271,187名平成18年 がん死亡者329,314名平成27年 がん死亡者436,217名 (「がん・統計白書」で予測)このように、昭和35年から平成18年まで、約45年間で「がん死亡者」は3,5倍に増加しています。恐ろしいことに、日本政府は、更に増大すると予想しています。約45年間、政府は、10兆円単位のがん対策費を税金から投下しましたが、結局は「何もやってこなかった」、税金をドブに捨ててきただけです。国立がんセンターは、2015年には、下記のごとく、がん患者は約89万人になると予定しています。男性 約55万4千人(1998年比 90.7%増)女性 約33万6千人(1998年比 57.3%増)がんに罹病する患者が増え続け、それに伴い、がん死亡者が増え続けいくとの「お告げ」です。これほど、納税者・国民を愚弄することはありません。下記は、船瀬俊介著「抗ガン剤で殺される」花伝社刊からの引用で、筆者と厚生労働省・食品医薬品局審査管理課のK専門官とのインタビュー記事でのK専門官の「供述」です。 厚労省:抗ガン剤で「ガンが治る」ことは、たぶんほとんど無い。現状としては、少しでも(ガンが)小さくなるのであれば、症状が軽くなるのであれば…それを「有効」と見ざるを得ないだろう。そういうことで多分これまでの抗ガン剤は審査なり承認が行われてきたのだと思うのです。筆者が「99%毒殺ですよ。1%は奇跡的に(運良く)治っているかもしれないけど」との問いかけに対し、K専門官は 厚労省:ですから、抗ガン剤の扱い方では、厚労省としても、これからキチンとしていかなければいけない、という風にやっているところです。たとえば学会でも抗ガン剤の専門医制度とかを立ち上げているところかと思うんですけど。 筆者:それよりも、はっきり言って禁止すべきじゃないですか?それはクスリじゃない。薬事法14条に書いてあるんじゃないですか?「有効性にくらべて危険性が甚だしい」ばあい「これを許可しない」。なぜ、認可したんですか? 厚労省:……(沈黙) 同書からの引用 終了 329,314名の「99%」ですから「約32万6千人が虐殺」されている事実を厚労省が否定しないで、黙認しています。結局、国民の3人のうち一人が、国の政策である「がん治療」で殺されているのです。次に「自然な療法のほうがガンを治す」(今村光一著1991年刊)から要約引用します。OTA(アメリカ議会技術評価局)は1978年「医療技術の効果と安全性」とのレポートの中で、「乳ガンの検査は検査自体が新しいガンを発生させている」と問題提起しています。1990年12月、OTAが受け取ったNCI(アメリカ国立ガン研究所)からの公式文書には、「当NCIが勧めている療法を含め、ガン治療に”証明された療法”などは存在しない」とあります。 引用終了これは、がん治療として行われている「手術」「放射線」「抗がん剤」のいわゆる三大治療は有効性がない、つまり「効果」がないと「自白」したということです。1985年、NCI(アメリカ国立ガン研究所)デビィタ所長は、「抗がん剤で、がんは治せない」と、アメリカ議会で証言しました。更に1988年NCIリポートで、「抗がん剤は、ガンを何倍にも増やす増がん剤」であると断定しています。これ受けて、1988年の日本がん学会でも、大問題となりましたが「白い虚塔」の中に封印されてしまいました。少なくとも、この時点で、日本のがん研究者および医師は、抗がん剤は「増がん剤」であり、決して、がんを治すことは出来ないことを知っていたのです。しかし、厚生労働省を頂点とする「官・大学・製薬・医療・保険・葬儀屋」共同体は、数十兆円にも登る「抗がん剤市場」を死守して、その犠牲として「国民の生命を奪う」ことを選択しています。結局、抗がん剤は、自然治癒力・免疫力に逆らい、自然治癒力・免疫力を低下させ、生命の死を促進させる「増がん剤」です。これが日本の医療を認可し、指導・管理している監督官庁・厚生労働省の実態です。無責任を通り越した、この残虐な「商魂」は、同共同体の本性ではあります。彼らの「販売予測」436,216名を達成するため、これからは、二人に一人が「がん治療」で殺される時代に入ります。何のことはない、がんを早期に発見する「医療器械だけが、急速に進歩している」だけで、「医学・医療」が進歩しているような「幻想」を与えて、患者という「お客様」を増大させているだけです。つまり「早期に発見され、早期に殺されている」のが実情です。最近も「早期発見・早期殺人」のキャンペーンがまたぞろ始まり、北海道新聞5月1日(夕刊)に全面広告・「乳がん検診で早期発見・早期治療を」の大見出しです。乳がんになり「余命1ヶ月」と宣告された女性が主人公の映画「余命1ヶ月の花嫁」を紹介しながら「マンモグラフィー(放射線)検診」を勧めています。この30年間で約4倍に増えた日本の乳がん患者、日本人女性の20人に一人が罹病し、年間約1万1千人が死亡するまでに成長しています。販売ノルマ達成!の悲願に向けて、同共同体は着々と手を打ってきます。さて、ここに「プラント教授の乳がんとの闘い」という日本語訳解説文がインター上にあります。これは、2000年に出版された書籍・原題「自分の命は自分で決める」の翻訳要約版です。この要約版の結論だけを言います。「私は、乳がんになり、病院で治療を受けたが4回も再発した。その都度、手術・抗がん剤治療・放射線治療を受けましたが、根治しません。根治したのは、私が牛乳と乳製品の飲食をすべてを止めた結果です」それまでは「低脂肪チーズとヨーグルトもよく食べた。牛乳・乳製品は私の主要なタンパク質源だった」「最近(1989年)になって、ヨーグルトが卵巣ガンの原因ではないかという論文が出ていることを発見した。」乳製品を完全に絶ってから約6週間経って腫瘤は完全に消え、専門医も「何もありませんね」と言ったという。このプラント教授の結論にいたる「覚醒」のきっかけになったのは、次の事実でした。(当時の)「中国人は乳がんにならない」 「中国人は乳製品を食べない」「中華人民共和国におけるガン死亡率図譜」を眺めて最初にびっくりしたのは、中国全域を通じて乳がんで驚くほど少ないということであった。中国全体の乳がん死亡率は1万人に一人であった。この死亡率は、多くの西欧諸国における10人に一人という数字に比べて、極めて低いものであった」 引用終了この書籍は、2008年10月に佐藤章夫訳で「乳がんと牛乳」と題して径書房から出版されています。さて、がんの原因の約45%は「食」「食生活」であることは日本人であれば知っているはずです。それでも、がんに罹病し、がん治療で殺されていく人がドンドン増えていきます。「自分の命を自分で決められない」のは、最早、生命ではありません。「自分の命は自分で決める」とは「天寿を全うする」まで生きることです。全うする前に亡くなることは「不自然」であり、生命に対する冒涜であります。ましてや「医療で殺される」のでは「自分の生命への無知」そのものです。医師は、病気を創り出すことはできますが、治せません。医師は「寛解(かんかい」という言葉を「一時的に治った状態」の意で使います。つまり、医師による「対症療法」という名の、自然治癒力に逆らう「逆療法」で、「症状が一次的に軽減された状態」でしかありません。このような言葉が存在すること自体、「治せない」「根治できない」証拠ではあります。つまり、医師は決して「治る」とか「根治する」とは言いません。それを言ってしまうと「詐欺師」になるからです。結局、治せないのです。彼らにとって「がんは死に至る難病」であり、同様に「風邪も難病」なのです。医師は病気の原因を知らない、つまり大学では教えられていないのです。医師は「医学部」ではなく「病院経営学部」で学んでいるだけです。もともと治せないし、根治してしまったら、医師は「商売」になりません。そういう意味で医師は「死の商人」ではあります。ですから国民が「懲る」しかありません。「幻想」から覚醒し、病気を治すのは、自分の生命が持っている「自然治癒力」だけであると自覚しなければなりません。この「自然治癒力を高めるための処方箋を書く」のが、国家資格としての「医師」ではなく、「医者」であり、一般国民(患者)は、これに従って、精進すれば良いのです。自分が作った病気は、自分でしか根治できない。自分の自然治癒力を信じましょう。付記:「処方箋」につきましては、巻頭の「がんは感謝すべき細胞です」をご参照ください。
2008.10.18
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今、読み止しの書籍から引用します。私の娘は今、私の後をついで、シナリオライターになるために努力している。やっとあるテレビドラマ制作会社からお声がかかり、執筆を依頼された。私の知っている限りでも、同じストーリーを6回書き直しさせられた。その「ダメ出し」の理由は、高級過ぎ、ストーリーが難しすぎるということだった。もっと誰にでもわかる話にしてください、という注文が5回続き、6回目には、こう言ったそうだ。「あなたの知っている一番バカな人間を頭に浮かべ、そのバカがバカにする人が視聴者だと思って書き直してください」。娘はついにこの仕事を断った。更に同書から引用します。人間は、一人ひとり自分の持つ性質・状態・作用に対する「主」なのであり、認識し、行為し、評価する「我」なのである。ただし日本人以外。個人の主体性こそ人間の尊厳の根なのであり、高年齢者自動車運転特別講習会と日本の病院システム、官僚と政治家、日教組とPTA、テレビとケータイ、盆と正月、父の日と母の日、等の没個人の自由は尊厳破壊の象徴である。先日、私はある日本人に質問した。一体いつごろから日本人の尊厳が失われたのでしょうか?彼は答えた。「俺たちひょうきん族」でビートたけしが出現してからでしょう。納得。更に最後の「章」から引用を続けます。人間としての日本人を探そう。至極簡単なことだ。誰でも知っていることだ、人類が滅びつつあるとき、われわれしか人類を救う民族がいないことを。それなのにー、真っ先に滅亡するのが、日本民族であることを…。ただ君が考えていないだけなのだ。そう、本当は誰でもわかることだ。考えさえすれば…。 林秀彦著「日本人はこうして奴隷になった」成甲書房2008年3月刊 から引用終了さて、昨晩(10月15日)、NHK「その時歴史が動いた」で知里幸恵さんと、彼女が編訳した「アイヌ神謡集」(現在は岩波文庫刊)が取り上げられていました。同書の序文を下記に引用します。序その昔この広い北海道は、私たちの先祖の自由の大地でありました。天真爛漫な稚児の様に、美しい大自然に抱擁されてのんびりと楽しく生活していた彼らは、真に自然の寵児、なんという幸福な人たちであったでしょう。冬の陸には林野をおおう深雪を蹴って、天地を凍らす寒気をものともせず山又山をふみ越えて熊を狩り、夏の海には涼風泳ぐみどりの波、白い鴎の歌を友に木の葉の様な小舟を浮かべてひねもす魚を漁り、花咲く春は軟らかな陽の光を浴びて、永久に囀る小鳥とともに歌い暮して蕗取り蓬摘み、紅葉の秋は野分に穂揃うすすきをわけて、宵まで鮭とる篝も消え、谷間に友呼ぶ鹿の音を外に、円かな月に夢を結ぶ、嗚呼なんという楽しい生活でしょう。平和の境、それも今は昔、夢は破れて幾十年、この地は急速な変転をなし、山谷は村に、村は町にと次第々々に開けてゆく。太古ながらの自然の姿も何時の間にか影薄れて、野辺に山辺に嬉々として暮らしていた多くの民の行方も叉いずこ。僅かに残る私たちの同族は、進みゆく世のさまにただ驚きの眼をみはるばかり。しかもその眼からは一挙一動宗教的感念に支配されていた昔の人の美しい魂の輝きは失われて、不安に充ち不平に燃え、鈍りくらんで行手も見わかず、よその御慈悲にすがらねばならぬ、あさましい姿、おお亡びゆくもの‥‥それは今の私たちの名、なんという悲しい名前を私たちは持っているのでしょう。その昔、幸福な私たちの先祖は、自分のこの郷土が末にこうした惨めなありさまに変わろうなどとは、露ほども想像し得なかったでありましょう。時は絶えず流れる、世は限りなく進展してゆく、激しい競争場裏に敗残の醜をさらしている今の私たちの中からも、いつかは、二人三人でも強いものが出て来たら、進みゆく世と歩を並べる日も、やがて来ましょう。それはほんとうに私たちの切なる望み、明暮祈っている事で御座います。けれど‥‥愛する私たちの先祖が起伏する日頃互いに意を通ずる為に用いた多くの言語、言い古し、残し伝えた多くの美しい言葉、それらのものもみんな果敢なく、亡びゆく弱きものと共に消失せてしまうのでしょうか。おおそれはあまりにもいたましい名残惜しい事で御座います。アイヌに生まれアイヌ語の中で生いたった私は、雨の宵、雪の夜、暇ある毎に打集まって私たちの先祖が語り興じたいろいろな物語の中極く小さな話の一つ二つを拙ない筆に書連ねました。私たちを知って下さる多くの方に読んでいただく事が出来ますならば、私は、私たちの同族祖先と共にほんとうに無限の喜び、無上の幸福に存じます。 大正十一年三月一日 知 里 幸 恵これを書き記してから、6ヵ月後、知里幸恵さんは、心臓病で急死、19歳と3ヶ月の短い人生ではありました。大正12年に同書は出版されました。この「序文」ほど、美しい日本語で書かれた「文章」を私は、未だ知りません。残念ながら、この文章は「アイヌ語」で育った「アイヌ」が書いたものです。岩波文庫では「外国書」に分類されているようです。この「逆説」をどう説明すれば良いのでしょうか。この序文を「打ち込む」際、私は何度もその手を休め、目頭が熱くなりました。「民族が滅ぼされる」ことの重大性を再認識した次第です。残念ながら、日本政府は今年になって、やっと「アイヌを先住民族として認めました」。冒頭の「この広い北海道」を「日本列島」に置き換えて、もう一度、読み返してくだされば幸いです。「おお亡びゆくもの‥‥それは今の私たちの名、なんという悲しい名前を」日本人は持っているのでしょう。それでも「二人三人でも強いものが出て来」て、「亡びゆく」ことがないよう祈念します。ここで、再度、林秀彦著「日本人はこうして奴隷になった」から引用します。まず一度、白紙に戻す。建国のやり直しをする。日本語の再建は急眉の問題だ。現在の日本語は、ほとんどすべてが輸入概念語、一知半解語である。平安以前は中国語、その後は「平仮名」発明を筆頭としての日本語化だったが、これも次から次に輸入される新語、新概念で、完全な咀嚼はされていない。言語は概念だから、この過程は致命傷になる。事実致命的だ。明治以降は、西洋概念に席巻された。哲学用語がいまだに一知半解のまま野放しになっていることが、日本滅亡の引き金になっている。再建の方法は三通り考えられる。最初の策は徹底的な縄文回帰である。もっと国力のすべてを使って、古代日本のありのままの姿を研究するのだ。せっかく三内丸山などの貴重な研究材料も発見されているし、すべての天皇陵を含めた古墳の徹底的な公開調査、研究をすべきだ。オノマトペを足がかりに、大和言葉を現代に復活させる合理的な方法を考え出すべきである。そして、完全な純粋大和民族というものが、仮に架空の存在だったにせよ、できる限り日本人の原型に近い古代哲学を体系化し、現在に復活利用できるものはどんどん取り入れ、初等教育、家庭教育にも普及させなければならない。 引用終了「二の策」と「三の策」は、皆様それぞれが購読して咀嚼してください。ここでは、私の「一の策」を紹介します。それは、食糧の完全自給です。これ無くして「教育」「民族」「尊厳」「奴隷解放」「独立」はありません。週末だけでも土に親しむ「国民皆農」から始めましょう。食は命なり
2008.10.16
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「戦争」は国際的紛争解決のための最終手段として認められた「外交」です。ただし、最終手段ですから、国際法上、条件があります。ひとつは、自国、または軍事同盟を結んだ同盟国が武力攻撃を受けた場合。もう一つは、国連の安保理で「武力行使」が決議された場合。すなわち、アメリカ合衆国(USA)がアフガニスタンに「武力行使」「武力攻撃」をした条件、すなわち「戦争」を仕掛ける条件を満たしてはいません。ですから、USAの「アフガニスタンへの攻撃」は、「戦争」ではなく「国際法違反」ではあります。つまり「違法な武力行使」であり「USA国家によるテロ行為」に他なりません。アメリカ合衆国(USA)は「テロ国家」です。この件に関し、USAは「前科」があります。国際司法裁判所は、1986年6月、USAの「コントラ支援(反政府組織)を含むニカラグアへの攻撃は、国連憲章を含む国際法に違反」とする判決を下しました。謂わば「テロ行為」であると非難しました。しかし、法的拘束力のある「国際連合(連合国)安保理」では、USAの拒否権で否決されてしまいました。これに勢いづいたUSAは、ニカラグア攻撃とコントラ支援をますますエスカレートさせました。そして、USAのイランへの武器売却代金が、このコントラ・グループに流れていたことが明らかになりました(イラン・コントラ事件)。このとき、USAの手先となって支援資金の洗浄をしていたのはサレム・ビンラディン(オサマ・ビンラディンの兄)ではありました。つまり、拒否権を持つ「常任理事国5カ国」が支配する「国際連合(連合国)安保理」は、5カ国に「ならず者」行為、そして「国家テロ」行為を許す「場」でしかありません。その中でも、USAは「超ならず者国家」と言えるでしょう。もう一つ、USAのイラクへの攻撃は「国際連合(連合国)安保理」の決議があいまいで、決して「戦争」とは言えません。限りなく「国家テロ」に近いものです。さて、日本では、航空自衛隊のイラクでの輸送活動を「違憲」とした名古屋高裁判決が出て、これで判決は確定するという。まともな判決です。一方、2007年9月17日、小泉首相は、北朝鮮を訪問し、事実上の国家元首である国防委員会委員長・金正日と「首脳会談」を行いました。席上、金正日は「日本人13人の拉致を認め」「口頭で謝罪」しました。これを受けた小泉は「ふざけるな!舐めるんじゃない」と言って、会談のテーブルを引っ繰り返して、直ちに帰国すべきでした。しかし、小泉は「日本の国家主権が犯された」にも関わらず、暢気に「日本と北朝鮮との平壌宣言」を交わし、発表して「凱旋」帰国しました。日本国内で、日本人が外国権力によって「拉致」されたということは、決して「人権問題」ではなく、「日本国の主権が侵された」と言う「国家主権」の問題です。更に言えば「北朝鮮の日本国への宣戦布告」と解釈しても良いほどの重大問題です。すなわち、北朝鮮の政府組織が無断で、日本国内で「武力を行使して」日本人を拉致して、北朝鮮に連れ去り「監禁」しているのです。少なくとも北朝鮮による日本への「国家テロ」攻撃ではあります。北朝鮮は「テロ国家」です。つまり、日本国は、日本国内で日本人を拉致した「テロ国家」北朝鮮と「国交樹立」を含む「平壌宣言」を結び、少なくともニカラグア・アフガニスタンそしてイラクへの「国家テロ」攻撃を行ったUSAの傭兵として、憲法に違反してまで、自衛隊を派遣していることになります。10月12日の北海道新聞によりますと、USAが北朝鮮を「テロ支援国家指定」から解除したと伝えています。USAは国内法に基づき、現在、北朝鮮、キューバ、イラン、スーダン、シリアの5カ国を「テロ支援国家」と指定しています。お分かりのように、これこそ「茶番劇」です。「テロ国家」であるUSAが、外国を「テロ支援国家」と指定するのであれば、その一番に「日本」を挙げなければなりません。日本ほど、USAを「支援」している国は、他にありません。最近のUSA発の「金融危機」でも、日本は、「共倒れするぞ!」と脅されて、せっせと「出資」させられています。これは「軒先を貸して、母屋を乗っ取られる」を絵に描いたような構図であります。つまり、日本が「支援」しているのは、「USAへ」ではなく、USAを実効支配している「国際金融資本の商人たちへ」であります。「敵」を間違えてはいけません。輩は、約2千年に亘る「百戦錬磨」の「生き馬の目を抜く」策略を行使して、「弱肉強食」の世界で勝ち抜いてきた「横綱」です。日本など、駆け出しの「序ノ口」に過ぎません。国技(?)である「大相撲」さえ、外国に占領されています。日本が「金融の世界」で戦うなど、愚の骨頂でしかありません。結論ですが、日本国は「テロ国家」であるUSAと北朝鮮を支援している「テロ支援国家」です。いつからか、それは「戦後」でしょう、日本国は独立を失い、情けない「テロ支援国家」に成り下がってしまいました。日本国は「自国民の防衛」のみならず、北朝鮮で拉致監禁されている「同胞」さえ救出することができないで、USAの「国家テロ攻撃」に出資、参加し、アフガニスタン・イラクの国民を殺傷しているのです。本来、「北朝鮮特別措置法」を成立させ、自衛隊を北朝鮮に派遣して「同胞救出作戦」を実行しなければなりません。これが無理であれば「次善の策」として「ランボー」に同作戦を外注しなければなりません(冗談話で失礼しました)。冗談も言いたくなります。選挙を控えていても、言われるのは「口先だけの」景気対策・年金問題・雇用問題というように「お金の問題」ばかりで、「日本人の命」は放りぱなしです。有権者も「明日は我が身」とも知らないで「無関心」です。更には、北朝鮮に「再調査」を求める前に、日本国内で「調査」を実行すべきです。特定失踪者問題調査会では、北朝鮮に拉致・監禁されている可能性がある日本人は、約460名いらっしゃる、と公表しています。残念ながら、日本政府は「この調査」を全く実行していません。泥棒に「盗んだ物の一覧表を出せ」と言っているだけで、自分が「何を、どれだけ盗まれたのか」調べてもいません。「泥棒さん」の言いなり、という情けない情況です。日本人よ、洗脳から放たれ、覚醒せよ!日本国よ、伝統文化と誇りを回復し、独立せよ!
2008.10.14
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私たちの腸内には、約500種の細菌がおり、その数は約100兆個といわれています。 私たちは、この細菌様たちと共生しています。 まさに、腸内は小宇宙です。 私たちの心身は「宇宙」そのものです。 この腸内細菌の形態は、健全な状態ではビフィズス菌を中心とした乳酸菌が優勢になっています。 この場合、腸内での分解・消化・原子転換・合成・吸収などの活動が本来の生理システムに従い、バランス良くスムーズに営まれます。 その結果、綺麗なサラサラした正常な血液が腸内で作られ、私たちの健康が維持されています。 ところが、 肉・卵・牛乳および乳製品などの動物性蛋白質や ビタミン・ミネラルがほとんど取り除かれた精白食品(白米・白砂糖・白パンやうどんなどの小麦粉製品・白砂糖・食塩)、 化学調味料、農薬や食品添加物まみれの食品、 外国から輸入された食品などは、 人類悠久の歴史の中で、腸内細菌様がほとんど経験のないものです。 つまり、本来の生理に合わないものですので、分解・消化以下の動きがスムーズに行われなくなります。 すなわち、これらが腸内に停滞し腐敗していきます。 「腐」という字は「五臓六腑」の「府の中の肉」です。 その結果、蛋白質(アミノ酸)から有害物資(アミン・アンモニアなど)やガスが発生し、バクテリアやウイルスが作られます。 これと同時に、今まで劣勢だった大腸菌やウェルシュ菌などの悪玉菌が優位となり、 腸内細菌構成比のバランスが乱れます。 やがて、腸粘膜を刺激して、微小な傷を与え、そこから有害物質やウィルスなどが血管に入り込み、血液を汚し、その汚れた血液が全身を巡ることになります。 たまたま、上気道組織の細胞の抵抗力が弱かったため、そこに異状刺激を与えます。 それに対して、恒常性維持機能(自然治癒力)が作動し、血液が集中して炎症が生じます。 鼻やのどなどの上気道に炎症ができるのが「風邪」です。 炎症ができ、風邪になりますと、 咳が出る 熱が出る 鼻水が出る 痰が出る という症状になります。 全部「~が出る」です。つまり、自然治癒力が作動して「毒素」を出しているのです。 ですから、炎症というのは風邪を治そうとして発症し、あらゆる手段を尽くして「悪いものを体内から出そう」と一生懸命に頑張ってくれている、ありがたい治癒装置・健康維持装置といえます。 ですから、このまま、炎症という自然治癒力に任せ、そして自然治癒力を高めていきますと、毒素を出し切り、炎症は消え、風邪は根治されます。 私たちの心身は、病気の治し方を知っています。 これこそ、自然治癒力です。 これこそ「生命」です。 (原因) 本来の食べ物ではない食品を入れ過ぎた。 (結果) 風邪・がん(病気)になった。 (対策) 自然治癒力(自分で治す力)に任せ協力して、毒素を出してあげる。 これが、あらゆる病気の基本です。 がんは、全身の血液が汚れている全身病です。 生命の根幹である血液が汚れますと、死ぬしかありません。 本来、「死刑執行」です。 しかし、自然治癒力が働いて、がん細胞という炎症すなわち治癒装置・健康維持装置を作ってくれています。 つまり、「死刑」の「執行猶予」が与えられたのです。有り難いことではあります。 がん細胞は、外部から入ってきた「鉄砲玉」ではありません。 自分の自然治癒力が創り上げてくれた「希望の星」です。 がん細胞は、強力な炎症です。 たまたま、胃組織の細胞の抵抗力が弱ければ、胃に炎症ができ「胃がん」と言われ それが大腸であれば「大腸がん」 子宮になると「子宮がん」と言われるだけです。 つまり、「部分的(局所)に攻撃しても」次から次へと「転移」するのは「当たり前」です。 手術で局所を取り去っても、焼いても「根本」の手当てがされていません。 臭いものに蓋をしただけで、臭源(血液の汚れ)を絶っていませんので、再度、臭くなります。 この全身病に立ち向かい、健康を維持(恒常性維持機能)しようと孤軍奮闘しているのがガン細胞という炎症です。 汚れた血液が原因ですから、汚れてしまった血液を綺麗にサラサラにしてくれる浄血装置として働いてくれているのがガン細胞です。 つまり、私たちは、がん細胞という炎症に感謝申し上げ、 自分は「即死」しないで済んだ、 ついている、 幸運だと思わなければなりません。 そもそも、私たちの心身を構成している細胞で、必要のない細胞、健康を害するような細胞は、何一つありません。 すべて、心身の健康に必要ですから存在しています。 ガン細胞も必要あって存在しています。 がんは全身の血液が汚れる病気です。 以前は敗血症と言って、一週間以内に亡くなる恐ろしいものでした。 ところが、人間の恒常性維持機能(自然治癒力)が学習してくれて、 ガン細胞を作るようになりました。 ですから、ガン細胞は汚れた血液をキレイにしてくれる浄血装置です。 つまり、汚れた血液を一生懸命にキレイにして、 健康な心身に戻ろうと精進してくれている有難い、感謝すべき細胞です。 お陰さまで全身の血液が汚れても、早期に死ぬことは無くなりました。 「ガン細胞様、ありがとうございます。感謝申し上げます。 私も貴方様の負担が軽くなるよう、がんばり、自然治癒力を高めるよう精進しますので、 よろしくお願いいたします」と応援してあげなければなりません。 汚れた血液を綺麗にサラサラにしてあげますと、ガンは根治されます。 つまり、本来の食べ物を良く噛んで少量食べて、 腸内細菌群を正常な状態に回復させて、 綺麗なサラサラ血液を作って、全身に巡らせますと、 自然治癒力が高まり、 もう浄血装置としてがん細胞の必要性が無くなりますので、 少しずつ、ガン細胞は消えていきます。 やがて、がんは根治されます。 では、どうしたら、キレイなサラサラ血液を作ることが出来るのでしょうか。 ☆病 氣☆ 氣(心)が病んでいます。生きがい・目標・希望・楽しみを持ち、常に感謝の気持ちで、あらゆるものを素直に受け容れ、前向きの気持ち、人生観を抱き、大いに笑いましょう。まずは、自分を生み育てていただいたご両親に感謝申し上げましょう。更には、ご両親に繋がるご先祖様にも感謝申し上げましょう。配偶者、お子さんがいらっしゃるかたは、このかたがたにも感謝申し上げます。毎朝、自分の顔を鏡で見て、大きな声で、8回、笑いましょう。がんを根治して、趣味や仕事を楽しんでいる自分を想像しましょう。自分は、「幸福だ」、「ついている」、「まだまだ、やりたいことが沢山ある」と常に自分に話しかけましょう。 ☆適正な食生活☆ 摂食、食べるということは、自然を構成している氣を摂り入れることです。人間の食性に適合し、氣に満ち溢れた穀菜食を少量 (1日2食)、良く噛んで食べます。1 食事は一番重要な仕事。時間をかけ、感謝しながら楽しく「いただきます」2 主食の玄米を中心とする3 副食(おかず)としては、筍の野菜・豆類・海藻類4 味噌・醤油・納豆・漬物・梅干・ごま5 国産の食べ物。無農薬。食品添加物なし6 生命力ある全体食7 よく噛む。一口最低100回噛む。8 腹七分の少食。朝・夕の2食。9 塩は自然塩であれば減塩の必要はない10 生の水道水は避ける(浄水器を使用。備長炭)がんのかたは次のものを食べてはいけません1 肉・卵・牛乳、更にはバター・チーズ・ヨーグルトなど、あらゆる乳製品2 白米・白砂糖・食塩・白パン・菓子パンなどの精白食品3 スパゲッティ・ピザ・うどん・ラーメンなどの小麦粉食品4 化学調味料・ソース・マヨネーズ・ドレッシング5 輸入食品・インスタント食品・冷凍食品・ファーストフード6 砂糖が入っている食品・飲物7 コーヒー穀菜食の食事玄米雑穀ご飯:玄米に黒豆・小豆、アワ・ヒエ・ハト麦などの雑穀を加える(3合炊きの場合、玄米2合・その他1合の割合)。玄米・黒豆・小豆は水で軽く洗う。塩をスプーン一杯入れて、圧力釜で炊く(水加減、火の強弱・時間は同封の説明書を参考にする。最初は水は多めにします)。 食べるときには、ごま塩をタップリかけます。豆 類 :黒豆・小豆・大豆・そら豆・うずら豆・いんげん根 菜 類 :にんじん・ごぼう・れんこん・だいこん葉 菜 類 :小松菜・春菊・にら・白菜・きゃべつ その他 :ねぎ・玉ねぎ・しいたけ海 藻 類 :わかめ・こんぶ・ひじき・もずく・のり梅ぼし・納豆(良くかき混ぜる。ネバネバ成分が良い。ねぎを細かく刻み加える。ご飯に かけないで、おかずとして食べます) 1日2食の場合 玄米雑穀ご飯に味噌汁(野菜と豆腐が具)だけで充分。味噌汁は、こんぶでダシを摂り、そのこんぶも具として食べます。梅ぼし、納豆は必須。 どうしても、もう1品のおかずが欲しい場合は、上記の食材を料理します。玄米雑穀ご飯は3合(8~10食分)炊きし、残りは一食分ずつ、おにぎりにして冷凍。自然解凍して蒸し器で温めます。蒸し皿は百5円店でも購入できます。 電子レンジは、分子を破壊しますので使用しません。 ☆ストレス☆ ☆病 氣☆ のところで述べたことを、実践しますと、ストレスをも上手に解消することができます。 この他、大声で「カラオケ」をする、趣味を嗜むなどで気分転換をしましょう。 ☆適正な運動☆ 1日最低1時間は散歩をしましょう。 ☆呼吸☆全身の力を抜いて、息を口から、充分に30秒位かけて吐き出します。その後、鼻から20秒位かけて吸い込みます。がんを始めとする生活習慣病は「氣の病」であり、「宇宙(天)」からの「氣付き」を促す激励メッセージです。 自分は、宇宙であり、自然です。自分の「不自然さ」に氣付きましょう。 自分の自然治癒力を信じましょう。 食は命なり。 付記:当ブログがこの度、16万アクセスを達成させていただきました。皆様に感謝申し上げます。これを記念いたしまして、当ブログのタイトルであります「がんは感謝すべき細胞です」の記事を加筆して「再掲」させていただきます。
2008.10.12
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「心と食べ物と人相と」(谷口雅春著 昭和51年6月 日本教文社 刊)から引用します。まずは「はしがき」から部分引用現在意識は肉食をとることが習慣性になっているので、それを罪悪だとは思わないけれども、潜在意識の奥の奥には、”良心”という仏性があり、神性があり、審判官がある。その”良心”が立ちあがって、人類を審判し、人類みづからを自己処罰するために、いろいろの病気をつくったり、大量の自己処罰のために、戦争という一掃的な死刑執行場をくり広げるのである。 次に本文から引用します。 ☆ 肉食に蝕まれつつある日本人 ☆ 近頃、日本人の気性が戦闘的になりつつあることは否定できません。それは学生騒動を見ても、賃上げ闘争にしても、自分の利益のため、または主張を通すためには、周囲の人々や、国民全体に、どんな迷惑をかけてもかまわない、自分の利益を達成し、主張を通しさえすればそれでよいのだという、その戦闘的行為とその内面的精神とは、日本人の食生活が変わり、肉食度が増加した結果、 動物食には、動物が殺される時の恐怖や怨恨や憤怒の感情が動物の腺組織を刺激して発生した毒性のホルモンが、動物の死骸の肉体の中に含まれているので、その屍肉を食する人間には、殺害されつつある動物の、殺害者に対する闘争の感情を掻き立てる毒素が、食肉者に経口的に移入せられるのです。 これらの毒素は肝臓によって処理して無毒化されるしくみになっているのだけれど、あまりその毒素の量が多くなると肝臓は処理にくたびれて、処理不能となり、その結果その人間は、肉食動物のごとく短気になり、少しの事でも興奮して、相手を殺傷しても平気であるような気質が養成せられるのであります。 ☆ 植物も生きているから、殺して食べるのは残酷だとの説に対して ☆ ところでこうして植物食のみを勧めると、米だって生きているではないか、野菜だって生きているではないかとの反駁もあれば、その反対に、植物が人間の苦しむように切られて痛いと感じ、殺されるとことを悩むと考えるのは、人間が勝手に自分の感情を植物に移入して想像するにすぎないという駁論もあります。花が咲くのを詩人が「花笑う」と形容したり、「美しい粧いをつける」と擬人的に形容するのは単に詩的な表現であります。それは人間の感情を植物に移入したに過ぎません。 我々は動物が痛がって苦しんでいるのを見るのと同じようには、植物が切られているのを考えることはできないのであります。植物も生きているから植物を殺して食べるのもやっぱり殺生ではないかと考える人があるけれども、植物というものには個々別々に霊魂が無いのであります。植物には「種族の魂」というものがあるけれども、一個一個の米粒なる「米粒一個」に魂があるかというと、そうではない。米種族には「米種族」の魂というのがあって全体が繁栄すればよいのであって、一個一個に魂(個別的魂)というものはないのであります。 それで、植物は自分の種族を維持するために、その中の一部分が犠牲(というと変ですが)になるように最初からその生命が計画している。米は、一段歩の土地で四石とれるとすると、その四石全体が自然に地に落ちて発芽したら密生しすぎて肥料分や日光の奪い合いをして、どの稲株も実らなくなる。そこでその稲は自分の種子を適当な間隔で蒔かなければならないが、植物というものは、自分で自分の種子を適当な時に適当な間隔で蒔くことができないものだから、それを動物なり人間なりにたのまなければならない。 稲に限らず、すべての植物は自分で自分の生えている位置を適当に移動することはできないのであります。しかし適当に移動しない限りは、彼らは自己の種族を繁殖さすことができません。そこで彼らは動物なり人間なりの餌になるものや鑑賞し得るものを提供して、「種族を繁殖し保持するために果実の一部分、または種子の一部分を運搬費にあげるから持って行って食べてくれ、その代わりに必ずその一部分は蒔いてくれ」と頼んでいるのであります。 それはその種族の魂が頼んでいるのであって、一個一個の果物や穀粒が言っているのじゃないのであります。果物や穀粒の一個一個は殺されても、その植物の種族が繁殖すれば、別に殺されたのじゃないということになっているのであります。例えば、蜜柑なら蜜柑が、まだ未熟であって採取して播いてもダメな時は、食べてはいかんと、その果実をわざと緑の葉と同じような色にさせており、もし過ってちぎって食べても酸っぱかったり、不味かったりして、とても食べられないようにしてあって、未熟のうちには二度と食べまいと決心するように工夫しています。 ところが、いよいよ適当な時がきて、果実を食べてもらって、種子をどこかへ蒔いてもらいたいという時期がくると、その「種子蒔き賃」に美味しいものをやるからと、果実の中に美味しい味いを貯え、「ここに、こんなご馳走がありますよ」と言わんばかりに目立つような美しい色彩をつけて、動物なり人間なりを誘うようになっているのであります。この事実を見ても、植物の果実や種子としての穀物は食べてもらうということが彼自身の意志であります。だから彼自身の意志に従って食べてやり、その種族の繁殖するよう種を播いてやるのであるから、それは「殺す」のではないということになるのであります。 引用終了私は、玄米菜食に切り替えて、約12年になります。一切の動物性たん白、肉・卵・牛乳および乳製品を食しておりません。最初の3ヶ月で、体重が56キログラムから50キログラムとなり、これを今まで維持しております。6ヶ月ぐらいで、近視が治り、今は「眼鏡なし」で運転免許証をいただいております。体力が付いて、「若いなー」と「自画自賛?」しております。この間、病気らしい病気に罹病したことはありません。私の「使用前」「使用後」を良く知っているかたは、私に「随分、性格が変わったね」と言いますので、「何処が?」と尋ねますと、「人間が穏やかになったよ」との答えでした。自分としては、その「自覚」は無かったのですが、そう言われてみますと、妙に納得してしてしまいました。「食は命なり」と知らされても、未だ漠然としていたものが、確固たるものになった瞬間でした。感謝同書の「はしがき」から引用します。「食物は”心”を変え、人相を変える。そして人間は”心”によって行動し、人相を観れば運命が予言できるとすれば、食物の選択如何は人類の運命を変えることが判る筈である」
2008.10.10
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私は「物理」を学んだことがないので、「物理」における既成概念を一切持っておりません。言わば純粋な素人です。しかし、物質は物質から出来た、細胞は細胞から作られた。これには違和感を持っています。さて、素粒子に関する理論で、日本人3名が、ノーベル物理賞授賞が決定したと、北海道新聞10月8日朝刊が伝えています。真っ先に思いましたのは「何故、この時期なのだ?」ということでした。それぞれの「理論」は数十年前に発表され、既に「実験」でも「確認」されているのに、「今更、何なのさ」との思いです。直ちに日本政府が反応しました。同日 14時48分 のNHKニュースを下記に引用します。河村官房長官は記者会見で、ノーベル物理学賞の受賞者に3人の日本人研究者が選ばれたことに関連して、素粒子物理学の研究に必要な次世代の実験装置を国内に誘致するため、政府として、具体的な検討に入りたいという考えを示しました。この中で河村官房長官は、ノーベル物理学賞の受賞者に3人の日本人研究者が選ばれたことについて、「日本は、物理学を代表とする基礎科学の分野で世界のトップランナーだ。ゼロから1を生み出す基礎科学こそ、国が戦略的に投資することも含めて、バックアップしなければならない」と述べました。そして、河村官房長官は「スイスにあるヨーロッパ合同原子核研究機関・CERNで、円形の加速器を使って、宇宙の誕生、いわゆるビッグバンが起きたときに近いエネルギーを発生させ、物質の起源を探る実験が行われているが、この結果を待って、さらに大がかりな実験を行う計画がある。この実験に日本政府が本格的に取り組むときが来た。今回の受賞を追い風に、新たな加速器の誘致を本格的な検討課題にしたい」と述べ、素粒子物理学の研究に必要な、全長およそ40キロメートルの直線型の加速器を国内に誘致するため、具体的な検討に入りたいという考えを示しました。 引用終了「CERN」 は、世界最大規模の素粒子物理学の研究所であり、「ヨーロッパ素粒子物理学研究所」との通称もあります。「新たな加速器」とは、次世代リニアコライダー実験と呼ばれ、史上最大、最高のエネルギーを持つ次世代の電子陽電子衝突型加速器のことです。世界の主要国が、この「誘致合戦」を一応、繰り広げていますが、多額の費用が必要であり、「対費用効果」も未知数のため、本気で「名乗り」を挙げているとは思われません。そこで「ノーベル賞授賞」側は、日本に「ノーベル物理学賞」という「飴玉」を与えたということです。そのうち、南部氏の「自発的対称性の破れ」理論は「本来、質量がなかった素粒子が、やがて、質量を持つようになったメカニズムを説明できる」と言う。ここで、私の疑問は「素粒子に本来、質量がないのであれば、実際、質量はない」が正しいのではないか。一方、小林・益川両氏のは「クオークが現在、発見されている3種類では、CP対称性の破れを説明できない。そこで6種類あると、この説明できる」との理論です。その後、3種類のクオークが発見され、この「理論」が実証されたと言う。これに対して、私は、「電子・陽子・中性子は一種類しかないのに、何故、クオークが6種類もあるのか」との疑問です。更には、これからも、実験の条件を変えていけば、次から次へと「違った種類のクオークが発見され行くのではないか」です。冒頭に記述した通り、現在の「科学」「地球科学」が当てにならなく「遅れている」ことは、「ピザのピラミッド」を見れば分かります。この建設当時、地球の今より進んだ「科学」を持っている「異星人」が存在していたという事実です。更には「地球科学」は「物質」がすべてで、見えないものは「存在しない」となります。少なくても、日本では「病物」ではなく「病気」です。「氣が病む」のです。西洋でも、既に紀元前400年に、医聖ピポクラテスは「人間に本来、備わっている自然治癒力で病気は治る」と説いています。中国では、約5千年前、既に「陰」と「陽」という2種類の「氣」がありました。西洋科学に代表される現代の「地球科学」は「氣」に気付いておりません。気付いていても「保身」「商売」のため、無視しているのでしょう。ノーベル賞は、「ノーベル賞授章者」側の「保身」「商売」に貢献した者に、その「ご褒美」として与えられるものです。勿論、受賞後は、一段と「ノーベル賞授章者」側に忠誠を誓うことが求められます。これがいやで「受賞を辞退」した賢明なかたが存在します。僭越ではありますが、将来、無いとは思いますが、知らせが入りましたら、私も「辞退」申し上げます。日本が「忠誠を誓う」場合は「お金を払う」しかありません。今日もまた、日本人がノーベル化学賞を受賞するというニュースが入ってきました。「現金自動支払機」と情けない名の日本国。蛇足「ノーベル賞授章者」側と「アメリカ合衆国大リーグ」とは根っこは一緒です。例えば、日本人一人に年間、2億円支払いますと、輩は、日本から年間20億円を収奪します。そういう意味で、大リーグで活躍する日本人選手、ノーベル賞受章者は、自覚はないまま、「売国奴」に成り果てています。
2008.10.09
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太宰治の第一創作集「晩年」に「猿ケ島」という作品があります。あらすじを要約します。ある場所に2匹の日本猿。後から来た、後輩の猿が「どうなるのだ、みんなおれたちを狙っている」と言う。すると先輩の猿が「見世物だよ。おれたちの見せ物だよ。だまっていろ。面白いこともあるよ」と言い返します。その後、後輩猿は先輩に聞きます、「何を言っているのだ。教えて呉れ。あの小供たちは何を言っているのだ」と。先輩は答えました、「いつ来て見ても変わらない、とほざいたのだよ」と。変わらない。私には一切がわかった。私の疑惑が、まんまと的中していたのだ。変わらない。これは批評の言葉である。見せ物は私たちなのだ。こうして後輩猿は、「逃げる」と言い放ちます。これに対して、先輩は、「よせ、よせ。降りて来いよ。ここはいいところだよ。日が当るし、木があるし、水の音が聞えるし、それにだいいち、めしの心配がいらないのだよ」ああ。この誘惑は真実に似ている。けれども、けれども血は、山で育った私の馬鹿な血は、やはり執拗に叫ぶのだ。- 否!1896年、6月のなかば、ロンドン博物館附属動物園の事務所に、日本猿の遁走が報ぜられた。行方が知れぬのである。しかも、一匹でなかった。ニ匹である。 要約終了ここに北海道新聞10月4日夕刊に「人間のおり」が復活 という記事があります。これを引用します。帯広市のおびひろ動物園で、人間がおりの中に入って自らが展示物となる「人間のおり」が復活し、人気を集めている。(中略)入り口には「ニンゲン 生息地・地球上のあらゆる陸地」などと書かれた説明文があり、(中略)同動物園の担当者は「小どもたちに人気です。動物の気持ちを体験してみては」と話している。 引用以上同新聞では、かつて次のような記事がありました。オーストラリアのアデレート動物園では、霊長類の保護を訴える企画として「ヒト」を展示。「ヒト」はオラウータンの籠の中で生活していて、夜になれば「家」に帰る。 以上それにしても、「猿ケ島」執筆時、26歳、太宰の観察眼は鋭い。自分たちこそ「見せ物」と分かってからは「めしの心配がいらないのだよ」という「誘惑」を振り切り脱出しています。一方、私たちは「誘惑」とも自覚しないで、嬉々として「檻の中の生活」を甘受しています。1日に3度の食事は「自分たちが選択している」という「幻想」、好きなことをし、好きなテレビ番組・映画を見ているという「幻想」、お金さえあれば何でも好きなものが買えるという「幻想」、選挙権があり、自分たちが選んでいるという「幻想」、「食糧危機」が叫ばれているが「何とかなるだろう」という「幻想」、「環境破壊」も誰かが解決してくれるのだろう、という「幻想」、これらの「幻想」、数え上げるとキリがありませんが、これらに幻惑され、檻の中で、まさしく「人間動物園」で拘束されいることには気が付きません。その上、「動物の気持ちを体験してみては」などと「ほざ」くのです。野生動物が捕獲され、売買され、その上、動物園で拘束されいる「気持ち」など分かる筈がありません。その「気持ち」が分かった途端「遁走」するしかありません。分かろうとする努力もしない、万が一、分かっても「遁走」する気力もない、「めしの心配がいらないのだよ」という誘惑には勝てません。それは「めし」ではなく、与えられている「餌」だよ! と言っても、とにかく、美味いものを飲み込んで、当面、お腹が一杯になるだけで良い のですから。動物園で監禁されいる「動物たち」や家畜・愛玩動物は、自分で「食べ物」を捕獲する能力がなくなります。最早、これは生命ではなく「生きている死体」です。人間では、これを「奴隷」と言います。「人間のおり」を廃絶させましょう。
2008.10.07
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戦後、日本の学校給食に「パン食」を導入させた「商人ども」の戦略は、「お見事」というしかありません。小学校で、パンを口にした子供たちは、大人になっても確実にパン食を行います。パンに、味噌汁は似合いません。お似合いなのは、牛乳・ヨーグルト・バター・マーガリン・ジャムなどなど。結果、パン自体にも牛乳が含まれていますので、「牛乳とその乳製品」の一大市場が形成されてしまいました。最近、日本でも、乳がんの女性が増えています。この乳がん患者さんの「食事暦」を調査した医療機関があります。この調査で「患者の8割以上が、朝食として、パンを食べていた」事実が判明しています。さて、ここに「プラント教授の乳がんとの闘い」という日本語訳解説文がインター上にあります。これは、2000年に出版された書籍の翻訳要約版です。この要約版の結論だけを言います。「私は、乳がんになり、病院で治療を受けたが4回も再発した。その都度、手術・抗がん剤治療・放射線治療を受けましたが、根治しません。根治したのは、私が牛乳と乳製品の飲食をすべてを止めた結果です」このプラント教授の結論にいたる「覚醒」のきっかけになったのは、次の事実でした。(当時の)「中国人は乳がんにならない」。「中華人民共和国におけるガン死亡率図譜」を眺めて最初にびっくりしたのは、中国全域を通じて乳がんで驚くほど少ないということであった。中国全体の乳がん死亡率は1万人に一人であった。この死亡率は、多くの西欧諸国における10人に一人という数字に比べて、極めて低いものであった」 ☆ 「乳離れ」は終わりましたか? ☆お乳(母乳)が必要なのは、人間の赤ちゃんが離乳期を迎えるまでです。 それまでの間、赤ちゃんは自分に必要な栄養を母乳から吸収します。 乳の成分であります乳糖を、グルコースとガラクトースとに分解させるラクターゼという消化酵素があります。 このラクターゼの分解作用によって始めて、母乳は赤ちゃんに必要な栄養を与えています。 さて、歯も揃い、固形食を食べられるようになりますと「離乳」となります。 赤ちゃんが、いつまでも母乳を飲んでいますと、「吸乳刺激」によって分泌されるホルモンが排卵を抑えてしまい、次の子の妊娠ができなくなります。 人類繁栄・子孫繁殖のための「自然の摂理」です。 「離乳期」に入りますと、ラクターゼも分泌されなくなります。 これは人間の生理が強制的に「離乳」へと導くためです。 離乳期に入りますと、ラクターゼが分泌されないのですから、母乳をいくら飲んでも栄養として吸収されません。 つまり母乳は必要の無いものであり、異物・有害なものと判断され、急いで排出されます。 これが下痢です。 まして、「牛の生乳」を化学的に加工し、高温瞬間殺菌された「牛乳」は「化学物質」「有害物質」として排出されます。 ですから、牛乳を飲むと、おなかの中がゴロゴロしたり、下痢をする人がいますが、これは至極当然なことであり、人間の正常な生理です。 ここに例外があります。 穀物が栽培できない風土の中で、やむを得ず、代用食として肉食をしなければならなかった人たちです。 この人たちは古くから肉を食べ、それに付随して牛や羊の乳を飲むようになり、離乳期を過ぎても、、ラクターゲがある程度分泌されるようになりました。 肉は腸内で腐敗してしまいますので、これを早く排出してしまうため、腸が短くなり、下剤として乳を必要としています。 日本人が、離乳期後も乳を飲むようになりましたのは「明治」以降です。 日本人の生理は、このような短い間では変わりません。 「離乳期」が来ましたら、ラクターゼは分泌されません。 さて、貴方様は「乳離れは、もう、終わりましたか?」 「自立」していますか? 離乳期を迎えましたら、母乳も「有害」です。 まして「牛乳」は小牛も飲まない、化学物質である毒物です。 さて、現在、一般的に市販されています牛乳は、高温瞬間殺菌法で製造されております。 牛乳が商品として流通するためには「ある一定期間、腐らない」ことが必要です。 そのために殺菌しなければなりません。 更に「より早く大量に」ということで超高温瞬間殺菌になりました。 つまり、殺菌、それも超高温ですから、無菌状態となり、人間に必要とされている乳酸菌もありません。 その上、生乳中にあったビタミンやたんぱく質も変形したり、壊されています。 最早、牛の乳ではありません。単なる化学物質です。 ☆ カルシュウムは、どこへ行ってしまったの? ☆ 離乳期以後、乳糖はグルコースとガラクトースとに分解されないのですから、牛乳に含まれているカルシュウムは人間の体内には吸収されません。 更に、牛乳にはカリウムが多く含まれています。 一方、カルシュウムが骨に定着するためには、ナトリウムが必要です。 ところが、カリウムとナトリウムは相対立し、犬猿の仲です。 ですから、牛乳にカルシュウムが含まれていても、牛乳中のカリウムが、体内にあるナトリウムを追い出してしまい、それと一緒に、カルシュウムも抜けていきます。 つまり、他の食べ物から摂取されたカルシュウムも排出してしまいます。 結局、牛乳を飲めば飲むほど、カルシュウムが不足となり、骨はやせ細り、骨粗鬆症になりやすくなります。 牛乳をしっかり飲んでいる子供たちに骨折が多く、世界で最も牛乳の消費量が多い、北欧の人たちの骨折率は、日本人の4~5倍であるという事実が証明しています。 骨粗鬆症になる人に、牛乳愛飲者が多いことは数多く報告されています。 私たちに必要なカルシュウムは、昆布やワカメなどの海藻類から摂取するようにしましょう。 ☆ 美味しいですよね!ヨーグルト? ☆ ご承知のように、ヨーグルトやチーズは、乳糖がグルコースとガラクトースとに分解されている乳製品です。 ここで問題となるのが、分解されたガラクトースです。 ガラクトースは、ガラクトキナーゼなどの酵素によってグルコースに変換されて始めて私たちのエネルギー源となります。 残念ながら、この酵素も離乳期になりますと分泌されなくなります。 行き場を失ったガラクトースが、目の水晶体に定着し、白内障の原因となります。更に、前述の要約版から引用します。「最近(1989年)になって、ヨーグルトが卵巣がんの原因ではないかという論文が出ていることを発見した。ハーバード大学のクレイマー博士が卵巣がんの女性がそうでない女性に比べて多く摂っている食品が一つあった。それは乳製品であった。乳製品のなかでもとくに、健康的と言われているヨーグルトの摂取量が多かった。クレマー博士は、その原因は牛乳に含まれている乳酸の分解産物のガラクトース であると推定している。ガラクトース分解酵素の少ない女性では血液中にガラクトースが増えて卵巣に障害を起こすという。このような女性が日常的に乳製品を食べていると卵巣がんになるリスクが3倍になるという。実際、ヨーグルトやカッテージ・チーズではその製造に使われる乳酸菌によってガラクトースが多くなっている」 引用終了もともと、日本にはヨーグルトを作るのに必要な「菌」は存在しません。 全部、輸入物です。 つまり、日本人に必要ないから無いのです。 必要のないものは「有害」なものです。 私たちは風土と一体です。風土が生んだ食べ物を食べましょう。 因みに、ブルガニアには、ヨーグルトを作る「菌」があります。 ブルガニアに生まれ住む人たちに必要なものですから、その風土が必要な「菌」を育成します。 ブルガニアの人たちは、ヨーグルトを必要としているから、食べているだけです。 同じ、醗酵した食べ物でも、日本人に必要な「納豆」を作る「菌」は日本に存在します。 日本人に必要だから、日本の「風土」が育てていただいております。 「納豆」は素晴らしい食べ物です。 日本人は、毎食時、必ず、一粒一粒、良く噛んで食べましょう。 生命を生み、育んでいただいている「風土」に感謝申し上げましょう。 感謝しながら、「いただきます」。 感謝しながら、「ご馳走さまでした」。
2008.10.05
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天皇家が味をしめたのは日清戦争であった。この戦争で清国から奪った賠償金は3億6千525万円。このうちの2千万円が皇室の財産となった。天皇家はこの戦争で味をしめた。(中略) それでは、1945年10月にGHQが発表した皇室財産の内容をみよう。 土地・建物・木材・現金・有価証券(美術品・宝石は含まない)は37億2千万円。 当時の財閥の住友吉左衛門は1億1千738万円、三井高広は9千628万円。皇室財産は、GHQの公表分であるが日本の財閥の約30倍。しかし、この数字は正確ではない。天皇も、三井、三菱も、敗戦前にほとんどの金をスイスの秘密銀行に入れたからである。 「天皇のロザリオ」鬼塚英昭著から引用同書には、終戦直前の8月に、天皇・裕仁が皇后の名で赤十字国際委員会に(現在の評価額に換算して)約33億円の寄付をしたとあります。ここで赤十字と何らかの取引をして、寄付額の数十倍、数百倍の金をスイスの秘密口座に入れた、とあります。更に同書では「昭和天皇独白録」から1946年3月18日の天皇の発言を紹介し、次のように解説します。大東亜戦争の遠因 この原因を尋ねれば、遠く第一時大戦後の平和条約の内容に伏在している。日本の主張した人種平等案は列国の容認する処とならず、加洲移民拒否の如きは日本国民を憤慨させるに充分なものである。 (中略)ここで「加洲移民拒否の如きは…」に注目したい。1924年(大正13年)5月、アメリカは「排日移民法」を決定する。(中略)アメリカの移民法案ができたため、日本人は欺されて行かなくなってよかったのだ。どうして戦争の遠因となったのか。答えはいたって簡単なのだ。天皇が日本郵船の大株主であったからだ。一人の棄民(あえてこう書く)、一人の奴隷(あえてこう書く)、一人の部落民(あえてこう書く)をアメリカに送るたびに、天皇は大金を稼ぎに稼いだ。「生めよ増やせよ」と天皇の政府は民草を煽った。多くの棄民と奴隷と部落民が太平洋を渡り、男は鉄道工事やタマネギ栽培にかりだされた。女たちの大部分は女部屋に入れられた。このことはすでに書いた。たった数10年前の日本の姿だった。かくて戦争が起こった。 引用終了更に裕仁は蓄財を進めます。再度、同書から引用。皇室は日本銀行の47%の株を持っていた。紙幣を発行するたびに、公定歩合を調整するたびに、莫大な利益が皇室に流れた。 引用終了裕仁は、日本国民から金を搾取していたことは間違いありません。日本の敗北が明らかになったとき、裕仁は「保身」を考え、国際赤十字を仲介にして「秘密取引」を行った。「日本が敗戦し、日本の戦争責任を問う場合、私に対して、寛大な処置を採って欲しい」と。終戦を迎え、裕仁は昭和20年9月27日、マッカーサー占領軍最高司令官(元帥)と第1回目の会談に臨みました。以下は「奥村元外務次官談話記録」からの引用です。「今回の戦争の責任は全く自分にあるのであるから、自分に対してどのような処置をとられても異存はない。次に、戦争の結果現在国民は飢餓に瀕している。このままでは罪のない国民に多数の餓死者が出るおそれがあるから、米国に是非食糧援助をお願いしたい。ここに皇室財産の有価証券類をまとめて持参したので、その費用の一部に充てて頂ければ仕合せである」と陛下が仰せられて、大きな風呂敷包を机の上に差し出された。 それまで姿勢を変えなかった元帥が、やおら立上って陛下の前に進み、抱きつかんばかりにして御手を握り、「私は初めて神の如き帝王を見た」と述べて、陛下のお帰りの時は、元帥自ら出口までお見送りの礼をとったのである。 引用終了 裕仁もマッカーサーも「演技」が上手い。裕仁は「自分に対して」は「何の処置もなされない」と知っていての発言です。 本来、「戦争」を実行した指導者自体に個人的な責任(処置)はありません。 負けた場合、道義的な責任はあります。 その責任を裁く罪は、国際法にはありません。 その意味では「裕仁に戦争責任はありません」。 いわゆる「A級戦犯」も全員無罪です。そして、双方の「利害」が一致して「食糧援助」は実行されました。当時、日本の食糧海外依存度は約30%に過ぎなかったのです。日本は昭和29年に、アメリカの余剰農産物を購入する協定に調印をしました。つまり、アメリカ側提案によるパン食(粉食)促進、定着化を目指し、余剰農産物であった小麦・とうもろこし・大豆がアメリカから、「日本郵船」の船で、日本に「輸出」運ばれることになりました。裕仁は「商売」も上手い。そもそも、日本の主要な穀物は、米であり、米が主食の座を担ってきました。 小麦はうどんや饅頭の材料として栽培されてきただけです。 つまり、小麦は「梅雨時期の長雨に弱い」ため、日本の風土に不適です。 更には、外皮が強く、中身(胚乳)がもろいため、粒として利用できないため、粉にしなければなりません。 この製粉も簡単ではありません。 そんなこんなで、日本では、小麦は「主食」になる条件を満たすことが出来なく、米が多くの条件を十分に満たしていたため、主食として日本人の健康な心身を支えてきました。しかし、パン食が学校給食に導入され、大豆から作れた大豆油を使用させるために、今まで日本には無かった「油いため」が急速に普及していきます。パン食の「パン」も、小麦を精白して真っ白にした「小麦粉」を材料とした「白パン」です。何の栄養も無い「カス」「粕」であり、部分食であり、病因食です。しかし、パンが主食扱いされ、これに「お似合い」の牛乳、卵、肉などの動物性たん白が食卓を占拠し始め、伝統的な日本の食生活が瓦解していきました。そして、同時に日本の農業も崩壊してしまいました。現在の日本の食糧海外依存度は60%。25%はアメリカに依存。この10月1日、小麦の価格が10%値上げし、ここ1年6ヶ月で約53%の値上げになるといいいます。 日本では、小麦の海外依存度は89%で、国産は僅か11%に過ぎません。 輸入される小麦は、日本政府が直接、買い入れ、日本の製粉会社に売り渡しています。 今回、値上げされた「価格」は、この売り渡し価格ではあります。 「買い入れ価格」と「売り渡し価格」との逆ザヤは、政府が負担します。 つまり、血税で負担しています。 これに伴い、製粉会社は、10月1日から、パンやめんなどの食品メーカーや外食業者への小麦粉の卸値を約7%値上げすると10月2日北海道新聞は伝えます。10月3日の同紙は「値上げ分を価格に転嫁する方向で検討に入った」とあります。さて、小麦の日本の主な輸入先は、アメリカ合衆国(USA)52%、カナダ28%、オーストラリア20%と「寡占」状態です。 「寡占している3国」にしますと、日本政府は「成金」で「自動現金支払機」ですから、「売り渡す価格」は、自由自在で暴利を貪っています。 「独占・寡占」して値上げするというのは、商売の鉄則です。 未だに、占領されています、軍事的に、精神的に、そして生理的に。今日、日本人は「カス」を与えられているにも関わらず「飽食」と酔い痴れ、栄養失調となり、自然治癒力が著しく低下しています。結果、多くの国民、子供までもが、がんなど生活習慣病や精神病に苦しみ、心身が荒廃しています。自分たちが払った血税で罹病している「国策病」の由縁であります。「日本の病理」の闇は深い。食は命なり
2008.10.03
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小泉純一郎が「人には、上り坂、下り坂、そして、まさか がある」と言ったと友人から聞きました。しかし、少なくとも「株」の世界では「まさか」はありません。あるのは、「確かな情報戦」です。「ワーテルローの戦い」で、イギリス・オランダの連合軍とプロイセン軍は、ナポレオン1世が率いるフランス軍を打ち破りました この知らせの一報を誰よりも早く知ったネイサン・マイヤー・ロスチャイルドは、ロンドン証券取引所に向けて「ナポレオン軍勝利した」とのメッセージを付けて、伝書鳩を放ちました。 翌朝、証券取引所は、「ナポレオン軍が勝利して、イギリス軍が負けた」という知らせで、誰もが捨て値で株を売りに出しました。 「イギリス・オランダ連合軍が勝った」と知っているロスチャイルドは、ひとり、売りに出た全部の株を買いまくりました。 その日の取引が終了したとき、彼は取引所に上場されている全株の62%を所有していました。 株価は市場原理で動いているのではなく、このような「情報」によって、管理・支配されています。ロスちゃんが、お金の蛇口を開けますと、株は買られ、株価が高騰し、ロスちゃんが、お金の蛇口を閉めますと、株は売られ、株価は安くなります。これを「市場原理」と言うのであれば、市場原理ではあります。さて、北海道新聞9月30日夕刊と10月1日朝刊には「まさか」の大見出しが踊っています。「米下院 金融法案否決」「NY株終値777ドル安」「過去最大の下げ幅」東証一部 時価総額100兆円減朝刊の「社説」から引用します。「最大7千億円(約75兆円)の公的資金による金融機関の不良債権買い取りを柱にした緊急経済安定化法案が、米下院で否決された。法案は公的資金の段階的投入や監視機関の設立、経営者の報酬制限などの修正を加え、米政府と議会幹部が合意していた。それが一転否決されたのは、経営に失敗した金融機関の損失を国民が負担することに、米国内で強い反発が起こっているためだ。11月の大統領選・議会選を控え、有権者の声を意識せざるを得なかったのだろう」 引用終了「有権者の声を意識せざるを得な」い、議員が一人でも存在していたら、今日のアメリカ合衆国(USA)は、一人前の「独立国」として存在しているでしょう。ロスちゃんにとって、株価は、上がったり、下がったりしてこそ、「稼ぐ」ことができます。「何時、下がるか」「何時、上がるか」を事前に知っていますと、莫大な利益を強奪することができます。今回も、ロスちゃんは、事前に「根回し」を行い「否決」されることを仕掛け、結果、「大幅な株安」に陥ることは承知していました。これで何が起こるかと言いますと「彼は取引所に上場されている全株の62%を所有していました」というように、「独占化」が加速していくだけです。いずれ、同法案は更に修正の上、議会を通過することでしょう。結果、株価は高騰します。「一粒で、2度美味しい」とは、このことでです。
2008.10.01
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