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TKOで敗れたものの、ボクシングという「競技」が1世紀に亘り、両の拳のみで 闘うという「ルール」の中で培われた技術を、存分に見せてもらった一戦だった。 WBO王者のフェルナンド・モンティエル(メキシコ)は、長谷川同様、カウンターで 相手を沈めるタイプのテクニシャン。 序盤から、息の詰まる絶妙の間合いでのカウンターの取り合い。 見ていて心配になったのは、長谷川はクロス(後ろの手)でロングレンジの カウンターを取るスタイルなのに比べて、モンティエルは、前の手でコンパクトに カウンターを取るスタイル。威力は無いが、前手のコンパクトなカウンターから、 連打につなげやすいスタイルである。 翻って、長谷川のスタイルは、カウンター一発で決められない場合、次の攻撃 までに「間」が空いてしまい、相手に態勢を立て直す時間を与えてしまう。 2R当たりだったか、長谷川のカウンターもヒットしたが、モンティエルは僅かに ずらし、倒れない。 TKOで敗れる直前に長谷川が貰ったカウンター。 長谷川のパンチも当たっているのだが、僅かにクリーンヒットしていない。 本来、倒れてしまえばいいくらいのフックを浴びても倒れない長谷川を、落ち 着いてフック・アッパーをまとめたモンティエル。 リングに上がる前、ジムの会長が「ジムのない芝生からやって来た俺たちだ、 なくすものはない。挑戦者のつもりで行こう。おかあちゃん(長谷川の実母: 闘病中)のためにも、尻もちなんかつくなよ」と長谷川を送り出していた。 そう、あのフックを貰った時に、長谷川は倒れてしまって、8カウントまで休めば 良かったのかもしれない。 「ダウンはしない」というプライドではなかったと思う。 長谷川自身が翌日のインタビューで応えていた通り、「試合が楽しかった」の ではないだろうか? あれだけの高度な技術の応酬に、打撃系格闘技が持つ、瞬間の勝負に長谷川 は酔いしれ、自身のダウンで、技の応酬を切らせたくなかったのかも知れない。 敗戦後「長谷川の調子は良かった。我々の責任」と、潔いジムの会長。 悪びれることなく、セコンドを含む全員で、リングに向かって一礼する姿に、 目頭が熱くなった。 顎を骨折していた長谷川だが、もちろん、再戦を視野に入れているようだ。 正直、次回も同じ結果になるかも知れない。が、無責任な観戦者として、再度、 あの高度な技術の応酬を楽しませてもらいたいものである。 あそこまで行けば、勝敗なんて二の次である。 本来、他団体で、相手にしなくても良かった「危険な相手」を選んだチーム・長谷川 の「度胸」がなかったら、この試合は実現しなかった。 怪しげな相手ばかりを選んだり、「顔面を打ってこない」片八百長のタイトルマッチを 仕組む、某TV局などは、どんな気持ちでこの試合を見たのだろうか?
2010/04/30
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月曜日の稽古。 気温も上がって来たので、メンバーが揃うまでの間、早く来たメンバーと蹴りを 中心にした組手を久しぶりに行った。 冬場、要素分解した基本の稽古をたっぷりこなしたおかげで、攻撃に鋭さを 増しており、なかなか強烈な蹴りを、ひたすら受けた。 長身でリーチのあるE君の場合、まだまだ身体は硬いので、高い蹴りは不得手 だが、中段より低い蹴りに関しては、真面目に受けないと、かなりのダメージを 受けるような威力である。 いろんな受け方で、受けの実例を紹介するように受けたが、終盤は、軸足蹴り でカウンターを取ったり、金的を軽く蹴ってカウンター、さらには、蹴り出し直後の 蹴り足を、底足(足の裏)で抑えたりと、E君曰く、 「全然相手になりませんね~」とのことだったが、実際は、ホンの僅かの差である ことを説明した。 萎縮しては技が伸びないので、最近は、「俺を小学生だと思ってやってごらん」と 組手の前に必ず笑わせてやるようにしているのだが。 事実、身長は私の方が小さいので、「ひねりつぶしてやる」ぐらいの気迫が欲しい ものである。 組手を終えると「なんて強い子どもなんですか!」と笑って終わるのが常なのだが、 差は確実に縮まっている。 蹴り技に置いては、私とほぼ変わらないレベルのベテラン勢が、仕事の都合や 介護などで長期欠席中なので、その間に、若手のレベルを上げておきたいものだ。
2010/04/29
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北風混じりの、”豪雨” 車での通勤中、ワイパーをフル稼働しても、ほとんど前が見えなかった。 道路でも、普段はかなりの雨が降っても、絶対に水没しない中央部まで、水没。 勤務先まで辿りつけるか不安にかられながら、何とか駐車場に。 ドアを開けたとたん、インパネまで、びしょ濡れになった。 外せない予定がなければ、休んだかも知れない。 末っ子は、休ませてやった。 結局、ここ数週間、職場で蔓延していた風邪を引き込むことになった。 このところの天候、なかなかスッキリしない。
2010/04/28
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父親は私の年齢の頃には、上は200UPしていた。 「ボウリングじゃね~ぞ」と、自ら笑い物にしていたのだが、高血圧の家系で あると思う。最近は安定しているようだが。 この1年程、さほどではないが、やや高止まりしてしまっており、以前は減量で かなり下がったので、また体重を落とそうかと思っていて、久しぶりに図ると、 正常範囲内である。1週間ほど図ったが、常時安定している。 大して思い当たるフシはなかったのだが、よく考えてみると、歩く量がかなり 増えた(日に10kmは歩いている)ことに思い至った。 残念ながら、稽古は、無酸素運動となる部分が多いので、正直、専門的に なればなるほど、「健康のため」のものではなくなってくると思う。 そんな意味でウォーキングは非常に大事で、昨年は、足を痛めていたことも あり、あまり歩けなかった。 今年は、怪我もないのでこの春は存分に歩きたいものである。
2010/04/27
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事業仕分けは必要だと思うが、これは常設の委員会として、数年単位で継続し、 政治家も参加する民間人、団体もスキルを磨くべきだと思う。 今回の第二弾に続き、民主党の支持率がどん底になると予想される初夏に、 もう一度やるとのこと。 日本国民はバカではないので、そんなパフォーマンスには乗らないと思うが、 民主党のあざとさには、吐き気がする。 さて、先週、無事に国際宇宙ステーションから帰還した山崎さん。 努力が報われ、宇宙に行けたことは祝福したいが、さすがに今回のミッションに 関しては、その必要性、負担する費用を考えると、「仕分け対象」ではないかと思う。 もう、「日本人が宇宙に行った」ということで喜ぶ時代でもないだろう。 日本人の多くは、「行った行かない」よりも、「どんな意義のあるものなのか?」に 関心は移行していると思う。 山崎さんを宇宙で遊ばせる費用を、「はやぶさ」がやったような、「離れ業」とも 思える遠隔操作による、外惑星やその衛星の探査などに振り向けて欲しいもの である。 山崎さんが宇宙ステーションで琴を演奏しても、天文書は書き換わらない。
2010/04/26
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散々、国会でも討議されてきた当り前のリスクが、現実になった。 某地方自治体に、韓国人男性が、「海外の修道院に居る子どもと養子縁組している」 と、554人分の子ども手当約8600万円(年間)を請求申請したとのこと。 「ほら出た」という感じで受けとめたが、性善説なんて通用しないお国柄もあるわけで、 子ども手当法案のようなザル法は、そりゃ、狙われるだろう。 事前にリスクを知りながら、意地になって国会を通過させた挙句の大ボケ。 結局、民主党のような「お子ちゃま政権」には、政権担当能力がないことがわかった。 「国民の生命・財産を守る」というのが政治の役目である。 国民の血税を、バンバン海外に流してしまうような法案をつくる政党が、まともな 政党とは呼べないだろう。 基地問題よりも、この問題で、内閣総辞職に値すると思う。 どうせ「政治空白を作ってはならない」という理屈でしがみつくのだろうが、こんな 政治なら、空白を作ってでも改善すべきであろう。
2010/04/25
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土曜日恒例の、息子との外食。 息子は、いきつけのラーメン店(個店)にいこうと提案していたが、月曜日に 遠足を控えている息子の散髪もついでに、ということになり、駅前の商店街に。 息子をヘアカットの店に置いて、老舗の文房具屋をまわり、私にとっての新 ブランドになる「APICA」を2冊購入。 ついでに、普段来ない商店街を徘徊していたら、ちょっと素敵なスタンド・バーを 見つけてしまった!これは・・・是非来なくては! と、遊んでいるうちにすっかり息子のことは忘れてしまい、慌てて戻る。 丁度、散髪真っ最中の息子は、来る途中、 「俺、気が向いたらどっか行っちゃうタイプだからなあ・・・」と脅かしていたので、 「もしや?」と思って、不安だったらしい。 鏡越しに私の姿を観ると、ちょっとホッとしたような表情だった。 散髪を終え、「チャレンジしてみるか?」と、入ったのが「尾壱屋」。 ラーメン大好きで、外回りなどで出かける度に、色んな店に行ったが、 40代になってからは、素朴な「支那そば」に落ち着いていたのだが、たまには ”家系”ラーメンもいいだろう。息子の舌には合うかも知れないし。 面の硬さ、汁の濃さなど、すべて「普通」でしょうゆ味のラーメンを試させて貰った。 狭いカウンターで肘を縮めてラーメンを啜っていると、横から、息子が、 「海軍みたいですね」と、楽しそうに声をかけてくる。 「そうだな」と応えながら、あっという間に平らげてしまうと、息子はまだ、半分も 食べていない。 「早いっすねえ~っ」と、チンピラみたいに冷やかす息子に、 「俺は昔から早メシなんだ、ゆっくり食え」と、努めて優しく声を掛け、店内を見回す。 専門店らしく、絞り込んだメニューのせいもあり、回転も速く、客単価から売り上げを 推測させてもらっていると、 「ぷはぁ~、ごちそうさまでした!」と、息子の満足げな声が。 こいつは、幼稚園の頃から、牛丼(もちろん吉野家)などは私と同じくらいの スピードで平らげたり、食事量では、同年代の頃の私より遥かに多い。 店を出て、家まで約10分の道のりを歩いていると、無性に腹が減って来た。 それだけ消化が良いのだろう。 こってりの中にも、しつこさの無い、美味いラーメンだった。
2010/04/24
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このブログで、御常連さんに教えていただき、購入。 「カート50発付き」がポイントだったりして(笑) ポイントと言えば、この銃を開けてみたとき、ポイント製のガスBLKを思い出した。 六人部さん設計のポイント製PPKは、かなり初期にご紹介したが、今度はモデルガン である。 拭き取りが甘い状態で撮影してしまったのはお許しいただきたいが、2種類の マガジン、サイレンサーがついてこの価格はお得だ。 以前は、まるで忘れ去られていたかのように、品薄だった、小型・中型オート。 まさに復活の狼煙を、最初に上げてくれたマルシンさんの、活気あるバリエ展開は これからも楽しみである。Marushin_PPK_Limited_Metal_Finish_01 posted by (C)kirk1701Marushin_PPK_Limited_Metal_Finish_02 posted by (C)kirk1701Marushin_PPK_Limited_Metal_Finish_03 posted by (C)kirk1701
2010/04/23
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直木賞受賞作なんて読むのは、四半世紀前のつかこうへいの作品以来だ。 つかへい作品の場合は、もともと好きだったので受賞前に読んだので、 直木賞受賞作という安易な理由で、読んだのは初めてかもしれない。 読みやすい文体は、往年の片岡義男の小説みたいだ(オジサンらしい引合いだが) 内容は・・・・ジャンルは異なるが、福井晴敏氏の作品と同様の「残念さ」を感じた。 こちらが歳をとってしまい、感性が鈍っているとは思えない。 むしろ、若いころより、守備範囲は広くなっており、大概、受け入れやすくなって いるはずなのだが・・・。 守備範囲が広くなっているということが、単に、網の目が粗くなって、魚(良作)を 逃がしてしまっているだけなのかも知れない。
2010/04/22
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このタイトルで、左側の方からのコメントは想像できるが、冷静に考えていただきたくて、 敢えて書く。 中国は、数千発のミサイルを台湾及び日本に向けている。これは事実である。 「経済関係が密接なので、中国が日本を攻めることはない」と明言している頭の悪い 政治家がいるが、それはすなわち「安全保障のために、経済関係を維持しなければ」 という、自由主義経済に枷を嵌めることに他ならない。 日米安全保障についても同様である。 利害関係が最優先の国家間で、日本だけが「私たちは争いませ~ん」なんて言い ながら、実は米国の核を含む軍事力の傘の下でのうのうとしていても、全く信憑性が なく、信頼もされないだろう。 私は、仮に防衛力が落ちたとしても、自分の国は自分で守る国でなければこの 惨めな現状は変わらないと思う。 では、日本を再軍備するのか?志願兵で足りなければ、徴兵制を復活するのか? 私はどちらも反対である。 以前も書いたが、これだけ南北に長い島国を全て防衛するのは技術的に不可能で ある。米国の提唱するミサイル迎撃も、冷静に考えれば、花粉症のマスクよりも 効果保障のないものであろう。 そこで提案したいのが、スイス型の国民皆兵である。 もちろん、日本の場合、過去の経緯もあり、いまさら、一般国民が武装するわけにも 行かないわけで、生物化学兵器への対処など危機回避、サバイバル技術をを中心に した訓練を行い、有事の際にパニックにならないことを主眼とすればどうだろうか? また、教育課程に組み込むだけで、宣伝効果・抑止効果はあると思う。 子どもたちの体力増強にもいいのではないだろうか? 他国を侵略する術ではなく、郷土を守り、家族を守る技術。そして災害に対応する 技術を身につけることは悪くないと思うのだが。
2010/04/21
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先日、「読んでみる?」と末っ子(小3)に渡した文庫本。 数日で、読み終わったとのこと。 どう見ても、小学校高学年以上向けの本で、内容も、漢字もかなり難しく、 読了報告を受けたときには、素直に褒めてやった。 読めない漢字は、テーブルの上に常備してある電子辞書で引きながら、 意味を拾って読んだようで、親バカかも知れないが、大したものだと思った。 「俺が小3の時より、読書に関しては上だ。」と、素直に褒めてやると嬉しそうだった。 もちろん、「親が喜ぶから読もう」なんて考えをもつような教育は一切していないので、 つまらなければ、「僕は結構です」とあっさり却下される。 今回は、本人の興味とも一致したのだろう。 私が読書に目覚めたのも、今の末っ子の頃で、親父がタイムリーに与えてくれた、 「海底二万里」「地底探検」(ベルヌ)と「月は地獄だ」だったのだが、以来、本当に 暇さえあれば本を読む人間になった。 恐らく私より「読書力」のある末っ子には、これからは色んな本に巡りあい、 「良き友」として欲しいものだ。
2010/04/20
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またかよ~。と、あまり書きたくないのだが、一応。 結局、万博主催者側は、岡本某なる日本のアーティストに、使用許可を求め、 アーティスト側も快諾し、シャンシャンシャンかと思いきや、倒錯したとされる 作曲家自身は、「あくまで自分で考えた」と主張。 アーティスト側は困惑しているとのこと。 あの民度の低い国では理解できないのかも知れないが、1500年頃から、 著作権というものが世界には存在する。 自分が考えたかどうかではなく、先に世に出たものが「勝ち」なのである。 実際、中国人の研修生を指導して驚いたことは以前も書いたが、例えば、 自分で一生懸命考えた”理論”なり”哲学”が、遥か古の本に書かれていたとき、 私(日本人)の場合は、「ああっ!そっか~」と、素直に古の賢人に敬服し、 その考えは、「自分で辿りついたもの」であるにしろ、「自分の理論」として 他人に言うことは無い。 ところが、彼らの思考回路は異なるようで、人から教わったものでも平気で、 「自分の考え」としてとうとうと述べる。 この辺りは、安手のコンサルタントと同じで、呆れてしまうのだが、正直、もう少し 謙虚になって貰えないと、ビジネスでは付き合えない。
2010/04/19
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勤務先には、机が幾つかあり、使っているPCも世代が異なる。 自宅のPCもまた異なるPCで、最近、書類を作る時にそれぞれのキーピッチの差に よるタイプミスが多くてイライラしていた。歳のせいかもしれないが(苦笑) もちろん、キーピッチに直ぐに合わせることのできる方も多いのだろうが、私の場合、 PCに触るようになったのは、大学時代の後半で、さほど上手い方でもない。 それでも、大体、話す速度で打てるので、下手でもないと思うが。 ということで、外付けのキーボードを購入し、席を移動するときに持ち歩こうと 企んだ次第。 量販店で、あれこれいじりながら決めたのがこれ。 PS3にも、Wiiにも対応するということと、ブロンズ色の渋い外観で決めた。 薄くて軽いので、勤務先内での持ち歩きも便利である。keybord posted by (C)kirk1701
2010/04/18
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土曜日の稽古は、基本的に子どもが対象なので、私が最初の道場で、「中心技術」 として教わった「禁じ手」とされる危険な技術は、教えていない。 それでも、先に記した「グローブの弊害」を予防する意味で、本来、空手は素手の 護身術であることを理解してもらうため、少しづつ、禁じ手を紹介しようと思った。 子どもに、「好きなように突いてごらん」というと、基本通りの素直な突きが飛んでくる。 2発、3発と交わしながら、手首を決めると同時に喉仏付近を「刀峰」と言われる 抜き手の一種で、押え、地面に押さえつける。 「ぎょえ~」と、心底驚いた声で暴れる子どもを起こし、また、同じように。 そうこうして、5種類程の、禁じ手を交えた「裏技」を紹介する。 「時代が異なれば、力のない子どもへ授ける護身術としては、このような技術を中心 に教えていたんだろうなあ」と思いながら、通常の稽古を始めた。
2010/04/17
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先々週、長原氏にお世話になったばかりのセーラーのペンクリ。 丸の内で川口氏のものがあるということで、つい行ってしまった。 四月も半ばなのに、氷雨がしとしと降る中、会場へ。 今回は、書き出しに掠れの残る、モンブランのボエムと、ルックス最高ながら、 「もう一息」の書き味のPelikan M140(1950年代製)をお願いした。 もちろん、どちらもバッチリ調整していただき、今回も感謝! 昨年来、既に川口先生だけで、7本は研いで貰っているが、終了後、 「これで3ヶ月ぐらい使ってみてください」と言われる意味が、最近、体感的に 判って来たので、今回も、この2本はしばらく重点的に使うことにする。 会場に展示してあった、セーラーの新製品「マイカルタ」 試し書きしようと思ったら、インクが入っていないようで、ちょっと残念に思って いると、川口先生が、懐から「細字ですけどね」と、出してくれた。 書かせていただくと、なんとも凄まじい書き心地である。 まさに、「筆圧をかけずにスラスラ書ける」という、実用重視の武骨な外観の 逸品であった。PELIKAN_140_01 posted by (C)kirk1701Montblanc-BOHEME-02 posted by (C)kirk1701
2010/04/16
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母と娘を題材にした、二つのドラマを観ている。 ネタバレになるので内容は書かないが、『Mother』 と 『八日目の蝉』 では 母親が、「母子になろう」と思う動機が全く異なるのだが、母親の娘への愛情を 強く描いている点で、同じような感傷を感じるドラマである。 それにしても、『Mother』の方は、完全な社会派ドラマのようであり、賛否は あろうが、現実に胸の痛む事件が続くこの世上では、”必要な”ドラマであると 思う。 視聴率に振られて、「崩れ」も出てくるかもしれないが、何とか緊張感を維持して 終わって欲しいと願う次第。
2010/04/15
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オークションで見つけた。新品未使用品。 海外で販売されているモデルで、国内販売版と異なり、18金ペン先装備 されている。 キャップレスは、仕事で急いで書きたい時などに便利と思い、狙っていた のだが、ペン先が硬いのは嫌だとも思っていた。 今回、18Kということで期待してインクをセットした。 期待以上の滑らかで柔らかい書き心地、邪魔かと思われたクリップも 指を固定することに役に立ち、なかなか良い。 トップ・ヘヴィなことも、書き味の良さに役立っている。 早速、仕事で使っているのだが、確かに便利だ。 しかし、一度ペン先を繰り出したまま、勘違いしてペン先側をノックしてしまい 打ち合わせ中に、悲鳴を上げてしまったことがある(笑) 最後に、デザインは、私にとっては最悪である・・・・。PILOT-CAPLESS-01 posted by (C)kirk1701PILOT-CAPLESS-02 posted by (C)kirk1701PILOT-CAPLESS-03 posted by (C)kirk1701
2010/04/14
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行きつけの理容店で先週、新しいマッサージ機を試させてもらった。 腰痛持ちの上、首など、若いころからダメージが蓄積している部位を中心に 座り仕事が多くなると、凝りがひどくなる。 運動する時間がちゃんと取れればいいのだが、無理なことも多く、マッサージ 機には、常に興味がある。 今回、早速購入に踏み切った理由は、ズバリ、この「重さ」である。 我が家では「防弾チョッキ」と呼ばれているこの救命具のような機械、 なんと4kg近くある。 これを背負ってジャンピング・スクワットでもすれば、効果がありそうだ(笑) この重さが、適度なフィット感を生み、首~肩~背中~腰~脚~足と、基本的に 体中のマッサージが出来る。 結構、パンチ力(笑)があるので、骨に当たるとかなり痛いので要注意だ。 リラックスしている顔をリクエストしたら、ただのアホ面になった末っ子には、 まだ不要のようだが。massage2010-0418 posted by (C)kirk1701
2010/04/13
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昨年、軽い登校拒否になった次女。 このブログでもアドバイスをいただきながら、こちらも過保護にならない程度に、 色々工夫して接してきたのだが、お陰様で、一皮むけてくれたようである。 新年度が心配だったのだが、上手く興味の方向が「近い将来」に向いており、 それなりに楽しくやっているようである。 読書量も多いので、次女自身の意見・希望にも、良い意味で「肉」がついてきて、 話していても安心感がある。 シニカルな点は、同じ年頃の私にそっくりなので、あまり心配はしていない。 「ところで、尊敬する歴史上の人物とか、いないの?」と晩酌の時に訊くと、 「大塩平八郎」と即答してきた。渋い奴だ(笑)
2010/04/12
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土曜日。稽古を終えた後、ポカポカ陽気の中、末っ子と近所の商店街へ。 食事の前に、馴染みの文具店に、マルゴノートの江別製ノートを捜しに寄った。 残念ながら、望みのサイズがなかったのだが、末っ子に、サイズ的にお気に 入りの”アオシマ”のGUNシリーズ、「キングコブラ 4in」を購入。 店を出てから、「キングコブラ」は私も持っていないことを話すと、なんとも 嬉しそうにしていた。 食事は、末っ子はいつもの店を提案したが、 「たまにはチャレンジしようぜ」と、以前から気になっていた、商店街の ”怪しげな”カフェ&レストランに入って見た。 ガラガラの店内で、着席したが、椅子が硬くて筋肉痛の尻にたまらず、 結局、4人掛けのソファ側に、末っ子と並んで座ることになった。 妙な光景であるが、早速、私はポークソテー、末っ子はカツカレーを注文。 しばらくして運ばれてきたカツカレーを、旺盛な食欲でかき込む末っ子の 顔色が見る見る変わって来た。 「どうしたんだ?」と訊くと、 「辛すぎます・・・」と、既に涙目になっている(笑) 一口戴いてみると、確かに辛い。が、大人にはかなり美味い。 従来、我が家は「子ども用」の味付けはしないので、うちの子は皆、そこそこ 辛いものも平気なのだが、このカレーは厳しかったようだ。 結局、私のポークソテーと取り替えてやったのだが、カレーのショックで、 食欲もなくなってしまったようで、結局、私が1.8人分くらい平らげる破目に。 帰り道、「外食の時は、好みの味付けで出てくるとは限らないんだぜ。慎重にな。」 と、末っ子に諭す。 つまらないことだが、こうしたことで、「リスク」に対する心構えを作る積み重ねが 慎重な人間を育てることに繋がると思う。 「思い通りの物が出てこなかったら、残せばいい」という無責任な発想は、我が家 にはない。
2010/04/11
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女性や子どもの組手の時には、グローブを使用しているのは以前も書いた。 功罪についても、何度か書いてきたが、私自身、グローブをつけての組手と、 素手に近い状態(薄手のサポーター装着)での、技術面の違いに、やや戸惑う こともあるくらい、性質が異なることを実感している。 一番わかりやすいのは、順突き(ジャブのような前手での突き)に対する受け の場合である。 グローブ着用の場合は、受け側は、ガードをちょっと固めるだけで、相手の 順突きを「ブロック」できるが、素手の場合、そんな受けでは簡単にガードを 潜られてしまう。 先日、普段はあまり見ない米国の金網マッチ(総合)を観ていたが、私も好きな ハードパンチャーの五味選手が、相手選手の順突きを面白いように喰らってしまい、 結局、敗退してしまった。 掌で巧妙に受けていた五味選手ですら、確率論的に受け切れない順突きは、 間合いで外すか、錬度の高い受け技でしっかり受けるべきことがわかる。 逆に攻撃側からすると、グローブ着用では、相手のガードごと「押し込む」こと が可能になり、蹴りに対してのカウンター(体勢を崩す)ことは簡単にできるが、 素手では、掌底などで的確な部位を圧さなければ、簡単に体勢を崩すことは できない。 手に装着する防具一つで、全く異質の格闘技になってしまう点で、グローブを 着用しての稽古は、本当に慎重に行わなければならないと、痛感している。
2010/04/10
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ジェームズ・ガーナー主演の西部劇。TVシリーズだと思う。 HDDに録り溜めていたものを、やっと観ることが出来た。 1990年代の製作だと思うが、風格ある老ガンマンを演じる、J・ガーナーが 頑固な、それでいて情のあるいい雰囲気を漂わせており、観ていて心が 温まる西部劇である。 内容自体は結構ハードでありながら、1970年代以降、変にリアリティを求める 西部劇・アクション映画の影響か、心に染みるタイプの西部劇が少なくなり、 寂しかったものだ。 劇場版は衰退する一方、TVシリーズではそれなりの秀作も多いが。 J・ガーナーと言えば、懐かしいTVシリーズ「ロックフォードの事件メモ」は、未だ CSでもお目にかからないし、名作「グラン・プリ」もまず放映されない。 「グラン・プリ」は三船敏郎,イブ・モンタンとの共演も素晴らしく、是非また観たい 作品である。
2010/04/09
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スーベレーン・シリーズで最も大きいサイズのモデル。 「ニブの柔らかさは、現行品万年筆の中でも特筆すべきものがある。」 との評判もあり、また、M800に比べて、このサイズのものが、どのような書き心地 なのかを確かめたくて入手した。 F字幅のものを選んだ。 M800はM幅だったので、被らないように、との選択である。 ペリカン現行品、そしてアウロラの現行品の吸入機構は、本当に滑らかである。 このモデルも、もちろん本当にスルスルと回転する尻軸を回して、スムースに インクを吸入できる。 新品箱出しで、先ず、ペリカンのブルーブラックを吸入し、A4サイズで20枚ほど 試し書きすると、一気にニブが柔らかくなったように感じた。 F字ながら、ペン先と紙との接触も滑らかで、さすがと思わせるものだ。 現在は、ペリカンのターコイズを入れて、リビングのテーブルの上に置いている。 今回は、黒を選んだのだが、シンプルで飾らない外観も気に入っている。Pelikan_M1000-01 posted by (C)kirk1701Pelikan_M1000-02 posted by (C)kirk1701
2010/04/08
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1月の日記で、末っ子の「今週のニュース」というカリキュラムを紹介した。 残念ながら、三学期はなくなってしまったとのことで、自宅で続けることにした。 B5・無罫 の ”ツバメノート” を用意し、これに、末っ子が好きなことを「ニュース」 として書く。 翌日までに、私が、コメントを記すというもので、なかなか楽しい。 お互い、負担にならないように、「書きたいときに書く」ということに最初から 決めている。 内容は、日々の出来事から、末っ子の見た夢、ゲーム攻略に至るまで、本当に 何でもありなので、コメントを書くときも、結構、考えてしまう。 日頃、子どもとはよく話す方なのだが、それでもこうやって文章にすると、意外な 発見などもあり、有意義である。 学校でやっていた「今週のニュース」も、顎が外れるくらい笑ってしまったが、 家庭版も、やはり楽しい。 お調子者の末っ子の独特の着眼点、感性を楽しんでいる。 その上、将来への記録にもなる。 お互い、愛用の万年筆で綴るひとときは、何とも楽しいものである。 約10年前、仕事にかまけて家にほとんど居なくて、会う度に次女に泣かれて しまった苦い思い出があるだけに、仕事に夢中になり過ぎる傾向のある私を、 家庭に引き戻してくれるこのノートは、私にとって、非常に大切である。
2010/04/07
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上から、高2・中2・小3と、無事健康で進級してくれたのはありがたい限り。 こちらは、今期も相変わらずの管理職一律賃金カットで、進歩がないが(苦笑) 冷戦相手の長女の方はよくわからないが(笑)、次女の先生は、長女もお世話に なり、よく知っている先生である。 次女自身のことよりも、若い(男性)先生の成長も楽しみで、家庭訪問は是非私が 対応したいと思っている。 末っ子の先生は、新任で女性の先生とのことで、生徒たちと一緒に楽しいクラスを 作っていっていただきたい。 末っ子は、誰に似たのか、大人しい方で、自分でも「人付き合いの下手な方」 と自覚しているのだが、私は、彼に 「友人関係も大切だけど、”自分の人生”というものも意識して、将来なりたい ものを真剣に考えてみたり、いい本に巡り合ったり、自分を磨くことにも感心を 持って欲しい」 と、「今週のニュース」(家庭内版 交換日記のようなもの)で書いた。 私はハッキリ言って、ガキ大将タイプで、社交的な方だった。 実は、自分の本当の性格は、内向的・内省的と今日に至るまで確信しているのだが、 周囲からの評価とのギャップは、今でも感じている。 息子には、マイペースで、他人の評価・期待に振り回されずに生きて行って欲しいと 思っているのだが。
2010/04/06
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月曜日のクラスでは、この3ヶ月ほど、完全に禁じていたミットを使用した稽古。 本日より、解禁した。 理由は、この3ヶ月間の「要素分解」でキッチリ積み上げた基本のお陰で、 メンバーにある程度の「理に適った形」が身について来たからである。 全員の動きを確認したいので、私がミットを持ち、交代で基本的な突きを延々と 受けてみた。 予想以上に、それぞれのメンバーの突きは重く、鋭くなっており、言葉は悪いが 「武器化」されていた。 この3ヶ月間は、無駄ではなかったことを身体で確認でき、内心は大喜びであった。 今日は、サービスで、「いい音を出すように」ミットを持って、メンバーの気分を 盛り上げてあげた。 次回からは、サービスなし。ちょっと「しょっぱい」ミットの音に、皆、「あれ?」と 思いながら、より工夫を凝らすだろう。 ミットを中心に据えてしまうのには問題があるが、音で1発づつ、威力を確認できる ことや、適度に抵抗筋も使うこと、などのメリットがある。 問題は持ち手で、連打を受ける場合など、まず、持ち手の方が数段、実力が上 でなければ、話にならない。 さらに、音を調整することで、メンバーの「慢心」を戒めたり、「やる気」を引き出し たりも出来る。 良い汗をかいた。
2010/04/05
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オークションで入手した、B or BB幅の一本。 写真で判るとおり、もはやペン先はドライバのようである。 が、旧型なので、ニブはよくしなり、快適である。 書くときにも、自然にペン先がちゃんんと紙に当たるように意識して書くように なってしまう(笑) 入手した時には、前オーナーが捻って書いていたためだろう、ペン先に段差が生じ、 それでも妙に書き味は滑らかだったのだが、さすがに気になり、ペンクリで直して もらった。 実際、仕事で使うシチュエーションは思い浮かばないので、趣味で使っているの だが、最初はバイオレットを入れて、次にロイヤルブルーでと、インクの本来の 色を楽しみながら、太い線やら細い線を描いている。MONTBLANC_149_OLD_BB_01 posted by (C)kirk1701MONTBLANC_149_OLD_BB_02 posted by (C)kirk1701MONTBLANC_149_OLD_BB_03_ALL posted by (C)kirk1701
2010/04/04
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自民党を離党した与謝野氏と、平沼氏が合流するとのこと。 待ちに待った、芯のある保守政党の誕生を期待したい。 平沼氏に関して、「イデオロギーばかりで具体的政策がない」と低能マスコミが 評しているのをラジオで聴いたが、こういう見当違いなコメントが電波に乗って 流れてくることが、今の日本の問題点なのである。 もし、”政党”というものを認めるとするならば、ベテランの党首クラスが、過去・ 現在・未来の日本を貫く”国柄”を体現するための哲学をもち、中年世代の議員が 具体的な戦略~施策で肉付けし、国民に問うような形が理想であると私は思う。 極端に言えば、党首クラスに具体的政策なんて、問う必要はないと思うのだ。 今回の、民主党のように、マルチ商法のパンフレット見たいに一見緻密に見える マニフェストで国民を欺きながら、蓋を開けてみれば、とんだ「お子ちゃま政権」 を露呈するような、間抜けな「方法論の羅列」では、国の方向性は示せない。 今回、与謝野氏が参加することで政策に「厚み」が出ることを期待したいが、 「目先の小銭」で投票行動を決めず、「理念」で投票するつもりの国民の票を 受け止めてくれれば良い。 マスコミも、目先の具体的政策で票を投じる国民と、50年、100年先の日本を 思い描いて投票する国民など、投票行動は単純ではなく、従って、具体的政策 や、マニフェストは、「全てではない」ということを理解して、報道に携わって欲しい。
2010/04/03
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ペン・クリニックに外回りを合わせる、スチャラカ社員である(苦笑) 罰が当たったのか、まあ凄い風。 往きは社内便と呼ばれる、関東の事業所間を巡回するマイクロバスで 出掛けたのだが、高速で強風に煽られ、怖かった。 今回で3回目のペンクリだが、今回は、昨年末に新品購入して以来、一度 交換して貰ったものの、どうにもインクの出が悪い、パーカーのソネットと、 モンブランのボエムを調整してもらうつもりでいた。 会場に着くと、「1本だけ」とのことだったので、ソネットの方をお願いした。 今日のドクターは、長原氏(息子さんの方)で、軽妙な会話を挟みながら、 サクサクと作業を進めていただき、期待通りに綺麗な細字が書けるペンに 生まれ変わった。感謝! ペンクリに行くときには、ドクターを慮って、パーマネントインクは入れない ように心がけており、今回のソネットにも、純正のWashable Blueを入れて いったのだが、その澄んだ青が美しい細字を描いてくれる様にはわくわく してしまう。 ソネットはキャップが嵌め合い式であり、手軽に使えるので仕事用の赤系 インクを入れて、使おうと思っている。
2010/04/02
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先にUPした、No.252よりちょっと大きいモデル。 こちらは物凄く上品なタッチで書ける細字で、日記用にしばらく使っていた。 私のような武骨者の日常が、このPenで綴ると、何とも上品なものに錯覚できる から面白い。 長く使いたいので、今は休ませているのだが、これはさすがに定期的に楽しみたい 一本である。MONTBLANC_254_01 posted by (C)kirk1701MONTBLANC_254_02 posted by (C)kirk1701
2010/04/01
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