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「あれ……十八話は?」
「欠番」
「欠番!?」
「やりたくねえよあんな話! レビューすると思うだけで鬱だわ!」
「やれやれ……ま、いいか別に」
「どうしてもレビューしてほしい方は『ナスカのナスってボケナスのナスでナスか?』と七回書き込んでくださいね♪ じゃ、第二のライダー初登場へ行きましょう」
「ビリヤードはハードボイルドなゲームで翔太郎好きなんだってね……下手糞だけど」
「そんな翔太郎に対して見事なブレイクショットを見せつけたこの男、照井竜という刑事だが、依頼? 最近多発している連続凍結事件を調べてほしいそうだが、探偵に刑事が依頼するなんて、翔太郎がドーパント関連の専門家であることを知っているようだな」
「まあ有名だからな一部で。しかし、なんかハードボイルドっぽさが翔太郎は気に食わないようで」
「でもこの人、警視ですって。なんでも超常犯罪捜査課というガイアメモリ関連専門の捜査課を作るためやってきたエリート。刃野さんたちも取り込まれちゃいました。で、その初仕事がこの凍結事件……部屋全体凍りついてますね。被害者は芸能プロダクション社長だそうで。ん、なんか花が落ちてますよ。青い、花?」
「なんかこれ見たら照井の奴ぶち切れたぞ。なんか因縁あるらしいな。とりあえず被害者が入院している病院へ行こう」
「病院に行ったら……な、ドーパントだ! 早く変身せねば……って、照井、なんだそのとてつもなく重そうな剣は」
「重すぎてフラフラしながら振り回してるじゃねえか。それでドーパントと戦ってやがる。ん? おい、なんで翔太郎がWだって知ってるんだ」
「いいから変身しようよ。やっぱり氷系の敵だね。こっちも凍らされちゃうから、ヒート以外じゃどうしようもないよ。燃えてぶん殴っちゃえ!」
「おっと、逃げられました。女性が逃げてましたが、あの人が犯人でしょうか。照井刑事はあのドーパント知ってる素振りでしたが……あら、この人フィリップもご存じでしたよ」
「……フィリップの奴、今度はセントバーナードにはまりやがった。また若菜のラジオだよ。飼いたいけどそれできないから自分が着ぐるみ着ちまった。照井が言うまでもなくアホです。で、やっぱビートルフォンはこいつの回し物だった。そしてアクセルのガイアメモリ――Wのものと同型だな。いずれ仮面ライダーになる男、だとさ」
「どこで手に入れたかは知らんが、二人を無能と罵るその高慢な態度はムカつくな。……まあいい、犯人の捜索が先だ。キーワードは芸能プロ社長の池田真也、花、氷……イマイチ絞れんな」
「キーワードを追加しよう。矢車菊と人工着色」
「……あ、絞れました。風都にあるコーンフラワーブルーという花屋です。ただの花屋じゃなくて、独自の技術で様々な花を作っています。そこのオーナーである片平真紀子さん、さっき現場で見た女性です。あんま評判のよくない人みたいですけど」
「早速行ってみたけど、いないよ。息子の清さんが言うには、お得意先の遊園地ふうとえんじゃないかって。そこかな……ってあれ、照井さんいなくなっちゃったよ」
「放っておけあんな奴。あ、いたぞ片平さん。大人が一人でメリーゴーランド乗ってやがる。なんか息子によくせがまれて乗ったとさ。探偵だって言ったら一瞬で機嫌悪くなりやがった。なんか裏があるなやっぱこいつは。あ、逃げた! と思ったら、やっぱいやがったドーパント!」
「やはりこの女なのか! では、いきなりヒートで仕留めるぞ! 炎ならいくら凍らせても……」
「……ダメだ、凍結しやがった! なんつう冷気だよ……ん、照井、貴様、そのドライバーは……」
「さっき、シュラウドとかいう顔を隠した女から貰ってました。これがアクセルドライバー……仮面ライダーアクセルの誕生です」
「す、すごい熱量だね……氷をものともしないよ。あの重そうだったエンジンブレードも軽々と振り回してるし、無敵だよ。たまんなくて、地面に氷貼って滑るように逃げ出しちゃった。って」
「な!? アクセルがバイクに変形したぞ!? いや確かにそんなデザインだが、仮面ライダーが自分でバイクになるなんて……」
「これじゃ仮面ライダーじゃなくて仮面バイクだぜ。フルスピートで追い詰めてマキシマムドライブ、アクセルグランツァーでトドメだ」
「絶望がお前の、ゴールだ……」
「あの、決め台詞言ったところ悪いけどまだやられてないよ。氷で分身作って逃げちゃった。あ、変身解除してる。やっぱ片平さんだったんだね。逮捕で終わりかなあ」
「……って何やってるんですか! 生身の人間殺す気ですか貴方!」
「やはり照井の奴、個人的な恨みがあるみたいだな。ところで、アクセルドライバーとメモリを渡したのはどこの誰なのだろう」
「Wのメモリと一緒だったから、同じ開発経緯のものだろうな。となるとミュージカルのものということか?」
「どうかな……色々仮説は立ってるが、それは次回でいいだろう」
現実VS虚構(ニッポンVSゴジラ) 2016.08.31
レビュー企画 相棒Legend12 2015.09.20
レビュー企画 相棒Legend11 2015.07.28
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