フリーページ
コメント新着
「おお、行ってきた!?」
「…………」
「あれ? なんでそんなテンション低いの?」
「アギト見た時、チェック柄のシャツ来て行ってな」
「はあ?」
「それ以来、ライダー映画はその服でと決めてたんだが、だんだん体でかくなって着れなくなり、やむなく同じチェック柄の服を着ることにしたんだが、数年前なんか忘れて以来ジンクス捨てちった」
「いや、ものすごくどうでもいい話ですねそれ。聞きたいのは『劇場版仮面ライダーW FOREVER AtoZ/運命のガイアメモリ』の話なんですけど」
「手にした人間に勝手に挿入され、ドーパントとして暴れ出し、しかもメモリブレイクもできない新開発のガイアメモリ、T2メモリ。風都にドーパントがあふれ出す」
「それを手にした、不死身の傭兵ネバー。目的は何か、そして『仮面ライダーエターナル』とは。風都壊滅のカウントダウンが始まった」
「おお、なんか予告っぽい。でも短い」
「これ以上はネタバレだから限界だ……しかし、なかなか面白かったぞ。ストーリーもアクションは」
「それくらい馬鹿でも言えます」
「だからあんま深く書くわけにはいかんのだって! しかし、今回はやっぱ「あいつ」の物語だった。まあビギンズナイトからいって主役はたぶんあいつなんだろうなーとは思ってたが、予想通り。でもかっけえ」
「かっけえかっけえばかりだなお前の感想は」
「実際そうだから何とも思わんな。しかし、前から思ってたがWは平成ライダーが失ってしまった『仮面ライダー』というものを持っている。正義のヒーローという誇りと信念を。ドラマ性の高い内容で人気を得た平成ライダーは、その功績は無論評価すべきものだが、同時にヒーロー的要素は喪失していった。Wはそれを復活させたんだ」
「はっは、べた褒めだな」
「いや――そうでもない。なんとなく残念というか、拍子抜け的な感覚はある。期待はずれというか。まあ、これは俺が期待しすぎた、いや高望みしすぎたってとこだな。とにかく、十分元は取れる作品だとは思うぞ。あと、ゴセイジャーなんだが……」
「うん?」
「シンケンに続いて、なんかまた時間が短かったような気がする」
四十三話、四十四話と観てから四十四.五話たるこの映画観ると、伏線が様々に張り巡らされて驚く。修羅人は他にもいたんだ。
物語の出来は最高。そして、『W』という世界観ならではの演出も。「おおーっ!」となること請け合いである。ラストなんか「うおおおおおぉっ!」っといくぞ!
久々の、もう一度行きたいライダー映画。一見する価値はあるからお勧めする。
あと注意。EDになって帰るやつ映画館でよくいるけど、絶対帰るなよ。確実に後悔するから(ぇ
現実VS虚構(ニッポンVSゴジラ) 2016.08.31
レビュー企画 相棒Legend12 2015.09.20
レビュー企画 相棒Legend11 2015.07.28
PR