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「前回現れたもう一人のアンク、アンクとメダルを吸収し合うが、流石に分が悪くアンク追いつめられる。咄嗟に映司が助けてなんとか逃げ出すが、こいつなんか子供みたいだな。カザリも別に攻撃しないし。ヤミーを作る本能はあるものの知識とか記憶はないみたいだなあ」
「姿は右腕以外完全なんだけどね。カザリが人間に化けるように言ったら子供の姿になっちゃった。どうも仲間に引き込むみたいだよ」
「メダルを大量に奪われてヤバい状態になったアンク。伊達さんがメダルをやる代わりに事情を話せと言ったら、ポツポツと語り出した」
「メダルとオーズの秘密を探るべく社に戻った後藤さんも、会長から八百年前の秘密を教えられる。メダルが八百年前世界を支配しようとした王が科学者に作らせたものなのは既に述べられたが、八百年前のオーズとは、その王なのだそうだ」
「八百年前のオーズはメダルを作りだした張本人だったんですね。そしてあらゆる動物の力を持って世界征服を企んだけどグリードが生命を持ち造反、あわててオーズとなって戦ったというわけですか。でも、全部が全部裏切ったわけじゃなかった。八百年前にもオーズに協力したグリードがいたんです。それが鳥のグリード――アンク」
「アンクは八百年前からオーズに味方していたのか……しかし、その王は欲望の塊と呼べる奴で、味方したアンクすら裏切りメダルを強奪、ついには他のグリードごコアメダルの力を吸収しようとした。だが突如メダルの力が暴走、膨大なエネルギーが集束し……やがて石棺となった」
「え!? じゃああの石棺って八百年前のオーズそのものだったの!?」
「クウガは装着者の心が闇に染まるとベルトが砂になるというセーフティがあったそうだが、それ思い出す話だな。とにかく偶然なのか意図的なのか知らんが、とにかくオーズとグリードはこうして封印された。――アンクもな」
「アンクが右腕だけだったのは、封印の瞬間咄嗟に右腕だけ切り離しメダルを取り戻そうとしたからだったのか……あれ? それじゃ元の肉体は消えてコアに戻るはずでは?」
「ところが偶然にも右腕を無くした肉体部分がそのまま残っちゃったんですよ、確固たる存在として。最も知識や記憶は右腕アンクが持っていったからないんですが、そのアンクを復活させたのが鴻上会長……まったくハタ迷惑な人ですねえ」
「とにかくもう一人のアンク……ここではロストとするか。公式じゃアンク(ロスト)って呼称だし。ロストの目的は間違いなくアンクだろう。本能的にアンクが無いと完全じゃないとわかってる。また、アンクもロストが必要ではあるが、このまま合体でもしたら弱い方が消える。そして前回のことを考えれば右腕しかないアンクの不利は明白だ。二人を合わせるわけにゃいかんな……まあ今は、生き残ってる真木のヤミーを仕留めるとしようぜ」
「あんな話聞いた後だから、やっぱりコンポはまずいと伊達さんと協力してブレストキャノンで撃破……あれ、こんなあっさりでいいの?」
「いいんだよ今回は。問題はこの後だ――しかしちょっと待て、その前に気になることがあるんだがな。八百年前のオーズの暴走についてだが」
「暴走? 八百年前オーズになった王のことか?」
「そういや、私たちは王がメダルを作りそれで支配しようとしたっては聞いてますけど、王自体のことは知りませんね。どんな人だったかとか」
「欲望の塊としかな。しかし、それって元々そういう奴じゃなくてメダルの暴走による結果だったかもってことか? となると、映司にもそうなる可能性があることになるな」
「え、ホント!?」
「あくまで可能性の話だ。メダルが実際暴走するやばいものだったことは証明されてるし。アンクって他のグリードに比べて甘い奴だが、ひょっとすると八百年前のオーズとも単に利用する関係じゃなくて一種の信頼関係あったんじゃないのか? となると、最初のすねた態度は裏切られたことによる怒りがあったのかも……」
「おいおい、だとすると映司は――やはりオーズになった代償はただではすまんということか」
「ところ変わってここは真木の元邸宅。結構でかい御屋敷で金持ちの生まれだったんですね。ただ、両親が真木の幼いころに亡くなって年の離れたお姉さんが親代わりだったそうです。でも、結婚式の前日に火事で死んじゃいましたけど」
「人は死んで初めて完成するって言葉、真木のお姉さんが教えたものだったのか――ってあん? 優しいねーちゃんが当時子供だった弟にこんなこと言うか?」
「でも、死んだと言っても失ったわけじゃない。真木の心の中に優しいお姉さんは……あれ? なんか真木の様子おかしい。急に錯乱し出した」
「え――今まで出てきた優しいお姉さんってのは真木の妄想? 実は姉は冷たい人間で、結婚を機に真木を厄介払いしようとした?」
「それで、少年だった真木はそれが許せず……まさか、姉を焼き殺した!?」
「終わって初めて人間は完成する――真木は姉が醜く豹変する前に、美しいままで終わらせたんですね。そしてそれが、彼が『終末』を求める源泉……」
「ん――しかし、真木の姉って元々こういう性格だったのか、それとも何らかのきっかけで変わっちゃったのかな。「姉は優しい人間じゃなかった」って発言してるけど、優しく美しいまま終わらせたかったとしたら元はあの回想通り優しい姉だったかもしれんし。だとしたら人間一人をあんなにした過去ってなんだろ」
「ともかく、さらに世界を終わらせることに決意を固めた真木は鴻上ファウンデーションから袂を分かつことに。研究所のデータを破棄しカンドロイドを強奪、カザリ達の元へ。てっきり味方化すると思ってたのに……これからどうなるんだろ」
現実VS虚構(ニッポンVSゴジラ) 2016.08.31
レビュー企画 相棒Legend12 2015.09.20
レビュー企画 相棒Legend11 2015.07.28
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