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ゴールデンウイークやお正月に、帰省したとき、こんなふうに歓迎されたなら・・・ きっと、感激して忘れられない思い出になるでしょうね! にほんブログ村
2012.02.25
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希が暗唱したアインシュタイン博士の言葉は、人々の心に強く刻まれ、警鐘となると同時に灯火ともなり、拡がっていった。避難した多くの人たちは、夜を迎えた仮設住宅の狭い部屋で、支給された布団や寝袋の中に入ると、希の暗唱した言葉をかみしめ、もう二度と人間性を忘れ、ただ目の前の幸福のみを追い求めることなどしてはならないと心に誓い、明るい未来を想い描くことによって、各々が抱く不安を心の隅に押し込めて眠りに就いた。けれども、翌朝目を覚し戸外に出ると、そこには瓦礫の山と化した「見覚えのない、わが町」が広がっていて、人々が心の隅に追いやった不安が顔を覗かせる。その繰り返しが、次第に希の諳んじたあの言葉から希望の色や力を見出せなくなってゆく。 けれども、復興対策本部は科学者知識人、政府関係者が一丸となって様々な復興対策を推進していた。中でもエネルギー問題は深刻である。日本は天然資源の乏しい国であるため、原子力の代替エネルギーの検討に全力を挙げて取り組んでいた。そこへ吉報?が飛び込んできた。その報せは、海洋資源探索本部から届いた短文のメールである。「海洋資源探索隊、南方支部より第一報有り、『未知なる鉱物発見、至急本部へ持ち帰る』 以上」未知なる物質ではあるが、今この時にはひとつの光明と、誰もがそう信じた。 つづく にほんブログ村
2012.02.21
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4) 世界復興 ( 少女の言葉が世界を動かした) 20XX年、アジアの太平洋側、数カ国でほぼ同時に発生した大地震とそれにともなう津波が太平洋を渡り大陸まで押し寄せたため、世界は未曾有の被害を被った。自然災害のみならず、多くの原子炉が使用不可能なまでにダメージを受けた。ただ、21世紀初頭に起きた日本の大震災を教訓として各国の原子炉には、予想可能な限りの安全策が講じられていたため、メルトダウンにともなう甚大な放射能の放出は辛うじて回避することを得た。しかしながら、失ったものは計り知れない。その最たるものは人命。記憶するのも耐え難いほど多くの尊い命が奪われ、生き残ったすべての人々が深い嘆きの中に心を閉ざされ膨大なガレキの山を少しづつ撤去しながら必要最低限なライフラインを回復してゆく日々が続いた。政府は、復興に必要だとして停止中の原子炉を修復しようと計画していた。そんな中にあって一人の少女の言葉がマスコミによってとり上げられた。両親が自らの命を捨てて守り抜いた高台にただ1軒残ったその中から救助されたその少女の名前は市川 希(いちかわ のぞみ)10歳。彼女は救助され、倒壊を免れた小学校の校舎に避難していたのだが、そこへ復興担当大臣が訪れた。大臣は励まそうと少女に声をかけた。「大変だったね、でも心配いらないからね。以前の震災のときより今はずっと科学は進歩しているから、原子炉だってすぐに直して電気が届くようにするから」大臣の慰めの言葉に少女は頭を横に振ってから こう答えた。 「原子力の明かりはいりません。だってパパが教えてくれたもん、アインシュタイン博士の言葉。何度も聞いたから憶えてる『この素晴らしい応用科学は労働を軽減し、生活をより豊かにしながら、なぜ我々に幸福をもたらしてくれないのか。答えは簡単である。我々がそれを有意義に利用するにいたっていないからである』 そう言ってた」 この少女の父親の名は 市川 佑一 (いちかわ ゆういち) ぼくが手に入れた高価な小説の原作者だった。 つづく にほんブログ村
2012.02.13
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3) 妻からの贈り物 [編集済み] ぼくが、この21世紀後半に出版された恋愛小説を、250万円という大金をはたいてでも手に入れようとしたのには、当然それなりの訳があった。最愛の妻『唯』のあまりに突然の死・・・その衝撃と絶望的な喪失感の後に芽をふく犯人への憎しみ!それは、犯人の胸倉を両手で掴み、壁に押し付け、「何故飲酒運転なんかするんだ!妻を帰せ!!」それ以上に膨れ上がる可能性を否定できないほどの怒りだ。・・・けれどその憎んでもあまりある犯人は、あと20年間堅牢な壁の向こう側に隔離されている。愛する人を奪われた悲しみと怒りをぶつける矛先を、手の届かない未来へ追いやられてしまったぼくは、たいして強くもない酒を浴びるように飲みひたすら惰眠をむさぼった。毎夜のように見る夢の中で、ぼくは妻、唯の後を追う・・・そして夢の最後に彼女は必ずこう云う。「浩次、あなたは私の分まで長生きして。でも、いつかは会いに来てね。それまできっと待ってるから」それから、いつものようにピローを涙で濡らしてぼくは目をさます。働く気力を取り戻せない今、3億5千万円、一生働かなくても暮らしてゆける金額だ・・・唯から届けられた・・・ぼくはそう思うことにした。ただ、だらだら生きるためには使えない大切な唯からの贈り物、有意義に、しかしながらのんびり長持ちさせる気にはなれない。なるべく早めに使って唯の元へ行こう・・・だから高価な本物の紙で出来た本を買う気になれた。そのために買った本、そのはずだったのだけれど・・・ つづく
2012.02.05
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仕事の帰り道、車を停めて思わず一枚、撮ったのは去年の12月です。楽天プロフィールでもフォローしていただいている「しいなさん」の『窓を覆う氷の結晶』と「ばあこ5577さん」の『花びらの絨毯』を拝見して思い出したので載せてみました。古い携帯で撮ったので画素数の関係上荒い画像になりましたが、本物は何倍も綺麗で、おもわず車を停めてしまった! にほんブログ村
2012.02.01
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