全31件 (31件中 1-31件目)
1
![]()
お笑い芸人品川庄司のボケやってる品川さんの小説です。自伝的小説ってヤツでしょうか。ビーバップハイスクールそのまんまの喧嘩に明け暮れる中学生時代を描いておりますがね、見事に喧嘩ばかりでヒロシは口喧嘩担当です。そんなヒロシが如何してまたお笑い芸人を目指すようになったのか…次作に乞うご期待!でしょうか。ドロップ
2008.04.30
コメント(0)
![]()
東京創元社のミステリフロンティアシリーズの一冊なんですが、これってミステリ?なの???あえて言うなら日常の謎なんでしょうがミステリっぽくなくてただのお菓子小説みたいになっています。あぁそれもおいしそうなんで良いんですけどね。なんか主人公の動きが窮屈に感じられてしまうのです。ショコラティエの勲章
2008.04.29
コメント(0)
![]()
普段は駄洒落系ホラーや駄洒落系ミステリを書いている(と後書きにあった)作者のダンテ『神曲』をも取り入れたハードなSFです。タイムパラドックス物と”一体ここはどこ?移民船???”を組み合わせた設定です。その設定自体は目新しいものではないし『神曲』との組み合わせもどこかで見かけるようでいて、見かけないような迫力で持ってドラマを進めていきます。そんなんありかい、という無常感に取りつかれがちなテーマですな。忘却の船に流れは光
2008.04.28
コメント(0)
![]()
月に結婚式場を造ろうって民間企業の皆さんが頑張ってしまうSFです。シムシティの裏話みたいなノリですかね。至極まともに建設計画を積み上げております。現実でも誰かやってくれへんかなァ、とマジで期待してしまうかのような話の作り方です。まぁ最後にSETIコードの話がぐわっとクローズアップされてSFっぽくなって締まるんですがね。これもまたハードSFなんですなきっと。第六大陸(1)第六大陸(2)
2008.04.27
コメント(0)
![]()
自分の立ち位置のよくわからないでいる、そしてどこか宙に浮いた感のある女子高生の成長の物語・・・とも読めます。なんかとってもファンタスティックな内容で現実なのかそれとも主人公の見ている幻覚なのか境界線があいまいになったりします。そこが”ミソ”なのかもしれません。なお、表題の”くじら”は物語にはほとんど関係ないです、というかでてきません。流氷に閉じ込められたくじらを救おうとするが結局助けられなかった、というナニカを象徴するモノとして出てきますがね。それよりも”ドラえもん”の道具達のほうが象徴的な働きをしてますよ。凍りのくじら
2008.04.27
コメント(0)
![]()
壮大なスケールの時間SFです、なにせ人類発生まで遡っていますから。でテーマは”愛”ですか…陳腐ですな、でもその陳腐さが心地よく流れています。卑弥呼とつながっちゃうなんてロマンティックですよね。時間SFにありがちなパラドックス問題にも違和感なくスルーしているのも好印象を与えてくれます。まぁ対侵略者戦争ということでものすごく血生臭い場面も多いんですがね。時砂の王
2008.04.25
コメント(0)
![]()
尾道を舞台にしたちょっと不思議な能力を持つ女性が経験した一夏の出来事…なんですが積めこみ過ぎでしょうか、登場人物が多すぎてなんか軽いです。それにこの手の物語にありがちなハッピーエンドですべてが終わるわけでもなく、妙に居心地の悪さも残ります。なんとも散漫な印象が残ってしまいました。女神のための円舞曲
2008.04.24
コメント(0)
![]()
夏樹静子さんも長いねぇ、しかも古びたりもせずにミステリーを書いています。この作品の”みえない”のはメル友を指しております。後半の女性弁護士が事件の全貌を知ろうと伊豆へ行ったりする辺りはまるで二時間サスペンスドラマのようですね。あ、そう言うところは古びているというか伝統の味わいというか…妙にこざっぱりとした味わいすら感じさせます。見えない貌
2008.04.23
コメント(0)
![]()
タイトルほどには不運とは思えませんが、平凡な男が暗殺者に仕立て上げられるところは結構読み応えがあります。まぁ題名に付いては元々の連載時の”ミッション”の方がしっくりきますが”オチ”としては”日本一不運”もありかな、という気はします。嘘や芝居の連続で一体何が真実か信じられなくなってしまう、という不気味さがこの”不運”の一言で片付いてしまうペーソス感がいいですね。とてもいい感じでチープです、軽い読物にしあがっております。新堂冬樹さんの書くものにはディープ過ぎるものが多いですからねぇ、こういうのもたまにはよろしいかと。日本一不運な男
2008.04.22
コメント(0)
![]()
ドラマ化などですっかり有名な『バッテリー』の続編というか対戦相手に主眼を移した作品です。なんとも野球に人生をかけつつも中学で怪物に出会って捻じ曲がったり、立ち直ったりしていく様を描いています。日本の学校を中心としたスポーツのあり方から生み出される空白をうまく利用した作品とも言えます。なんにせよおぢさんにはまぶしすぎる作品ですね、熱いというよりサブイボが立つという感じです。ラスト・イニング
2008.04.21
コメント(0)
![]()
一種のロードムービー…じゃない道中モノかな。粗筋を書いてしまうと以外と内容がない、そんな中年男たちの友情を確かめ合う儀式、というかただの朝までドライブが深みを帯びた物語としてひたひたと続きます。そんな感覚がうらやましいと思う私も立派な中年なんでしょうが、”大人”には成りきれていないとも思うのです。モーニング
2008.04.20
コメント(0)
![]()
ゴメンナサイ、途中でつまらなくなって読むのを止めちゃいました。これじゃぁ日記にならんなァ。美丘
2008.04.19
コメント(1)
![]()
高校球児達を主人公にした野球小説の短編集です。作者は野球、高校野球とかそれ以下の子どもたちの野球に打ち込む姿に惚れ込んでいるんだなァ、と感じさせられる一品達です。爽やかに熱く、時に切なく青春をかける若者たち…ワタクシにはまぶしすぎます。晩夏のプレイボール
2008.04.18
コメント(0)
![]()
ススキノの”俺”便利屋が探偵役として札幌でしっちゃかめっちゃか迷惑をかける、のか事件を解決…はしてないよな、そんなシリーズです。主人公の名前不詳の”俺”も既に50歳となりましてますます無茶苦茶してますねぇ。作者の自己投身像なのかはわかりませんが世の中の風潮に対する怒り、諦念、愛、そんなごっちゃな感情が込められているんでしょうか。まぁ最近の若者に対する憤怒の割合が高いと感じてしまうワタクシも立派な中年なんでしょう。読み終わってもスカッとしてカタルシスを感じることがない後味の悪い小説なんですが、どうしても読みつづけてしまうシリーズですね。探偵、暁に走る
2008.04.17
コメント(0)
![]()
密室に絞った四つの事件を女弁護士と元窃盗犯の防犯アドバイザーのコンビが解決していきます。事件のほうは無理やり密室に仕立て上げておりましてドラマ性や犯人の心の動きなんかはあまり関係なくトリック暴きのみに力が注がれております。前作『硝子のハンマー』に比べるとそこらへんがちょっと物足りないかも。狐火の家
2008.04.16
コメント(0)
![]()
現実と仮想空間(セカンドライフみたいなの)、そして過去と未来が入り混じったような話の展開がやきもきさせる恋愛小説です。仮想空間で作成した自分自信の分身が人工生命的に自動で生活しユーザーがログインするたびに共鳴していく、シンクロナイズされる…AIに関してのハードSFをモノにしている瀬名秀明ならではの味わいが恋愛小説と交じり合って、いまいちピンときませんでした。ですが最後にラジオドラマ用の原作、とあり納得です。登場人物たちの年齢が上がってもブレス上での年齢と食い違いが生じても声優さんがきちっと表現すれば戸惑いはないわっけですな、うん。エヴリブレス
2008.04.15
コメント(0)
![]()
吉川英治文学新人賞を受賞しました。それにしてはなんともエンターテイメント性の薄い作品のようにも思われます。20世紀初頭のロシア、というかウクライナかな、で革命が起こっている時代に成り上がり地主の次男坊が堕落と破壊の限りをつくします。その様子をひたすら描写しているだけなのにページをめくる手が止りません。これといった謎があるわけでも複雑な人間関係を描いているわけでもないのに何故なんでしょうか?まぁだからこその受賞なんでしょうが。受賞してもあまり売れないと見た。ミノタウロス
2008.04.14
コメント(0)
![]()
書き下ろしの長編本格推理です。この作者が得意とする一つの建物から動かない、でも密室ではない別荘を舞台にしております。凝りにこった人物配置に動機に名探偵役を配して、最後は読者のご想像にお任せしますという終わり方です。いやぁ無理な描写がないもんで結構楽しめます。無理やり閉じ込められたりとか嵐が起こるわけでもない。重箱の隅をつつけば何か見つかるのでしょうが、登場人物の心の動きの描写も見事でケチのつけようもございませんん。しかも模倣できないんですわ、こんな自殺まがいに殺してもらうなんてねぇ。なお、一応『扉は閉ざされたまま』の続編になるようです。君の望む死に方
2008.04.13
コメント(0)
![]()
将棋漫画です、しかも”裏”の世界で賭け将棋を指す真剣師たちの熱い戦いを描いております。そしてこの6巻では”受け師”さんことヒロインそよの目的が明かされます。どうしてこの”鬼奨会”に挑むことになったのかは書いてないのですが、なんか主人公は典型的巻き込まれ型になってますね。そこらへんもまたこの作品の魅力なのかもしれません、その主人公のへたれっぷりがね。ハチワンダイバー(6)
2008.04.12
コメント(2)
![]()
元鉄道マンが描いた人間の再生物語かな。引きこもりの少年が立ち直る、古い電車の切り替えでお役ご免と首切りにあった無骨な技術屋の赤城さん。そんな二人を中心に周りを取り巻く人々をハートウォーミングにつづっていきます。また赤城さんはブルースマンでもありエピソードに花を添えております。でも最終的に赤城さんが鉄道技術者として活躍できる場所はなくなってしまうのです。あぁ赤城さんはいずこに!でもその魂は次なる世代に受け継がれていきそうなのでした。なんかホンマつらつらと書くとどうってことのない話なんですが作者の実体験がこもっているのか、妙にリアリティを持って胸に迫ってきます。電車屋赤城
2008.04.11
コメント(0)
![]()
上巻の間中ずっと騙されつづけましたよ、ワタクシは。というテクニックを使って読者を煙に巻きつつ犯人当てを楽しむ”本格”なんですがね。結局サイコな犯人を仕立て上げてしまうのですねぇ。なぁんて、そんな推理ゲームを楽しむ小説ではなく、題のごとくダークサイドに陥った少年の心を読み取ろうとする物語。なんかなぁ?連続殺人事件なんぞ扱っておりますが、読み終わったときにすっきりとする小説なんですよ。子どもたちは夜と遊ぶ(上)子どもたちは夜と遊ぶ(下)
2008.04.10
コメント(0)
![]()
”Rakugo Club The Key to Solving Mysteries ”という英語の副題通りの小説、なんです。巻き込まれ型ナンセンスミステリとでも言いましょうか。主人公はひたすら情けなく流されるばかりで周りの先輩は謎めいた何がしかの能力を持っており、それでいて主人公には説明してくれない。よくあるパターンですよね、その舞台が大学の落語研究会でありまして部室の存続が今回のテーマであります。ミステリーYA!シリーズの一冊でもあります。このシリーズはどうも新しい読者、つまり中学生くらいをミステリの分野に取り込もうという意図があるかのように感じられます。そう、ひたすらにオーソドックスな物語を軽妙に面白く読みやすく提供しております。オチケン!
2008.04.09
コメント(0)
![]()
前科持ちの女性二人を主人公に東京の下町、谷中を舞台にした人情劇(?)短編集です。別のシリーズでも活躍(足を引っ張る?)中のハコ番警察官の高木聖大くんも嫌がらせのように出てきます。更生できるのか、そして幸せになれるのか…切ない物語です。いつか陽のあたる場所で
2008.04.08
コメント(0)
![]()
芥川賞受賞作「ゲルマニウムの夜」から始まったこのシリーズも8作目、何時の間にか主人公の朧も40歳になろうかというすっかり中年で脇役になってしまい、かの息子太郎が”王国”を築かん…としているのだろうか。しかもねぇ、ますます性は奔放に描かれています。官能小説代わりにも活用できそうなのは今までとも一緒です。えぇっ!そんなんワタクシだけですか???神の名前
2008.04.07
コメント(0)
![]()
一応小説なんです、中身は薀蓄と地震その時どうする対応がぎっしり詰っております。おまけコラムで防災に備えましょう!なお、本品は季節商品となっております、防災の日(9月です)に合わせて読みましょう(大ウソ)平成関東大震災
2008.04.07
コメント(0)
![]()
このミス大賞受賞が2005年ですから3年経たないうちにすっかり流行作家になった感のある海堂尊さんの新作です。ジーン・ワルツ、遺伝子をもてあそぶ…のではなく産婦人科医の現状を鋭く炙り出している、のでしょう。今回は珍しく桜宮市が舞台ではなく東京を舞台にしております、そしてミステリも少なめです。ですが語り口といい物語の臨場感といい医療小説とは思えない面白さですね。ますます新作が待ち遠しい作家なんです。ジーン・ワルツ
2008.04.06
コメント(0)
![]()
大藪春彦症受賞のニュースをどこかで見たので読んでみたらびっくり、思いっきりホラーですね。そりゃぁまぁ題からしてそうですが暗い情念を感じさせてくれます、たっぷりと。短編集なんですけどこれは…長編だとドンだけすごいんでしょうかね。
2008.04.05
コメント(0)
![]()
トルコ東部にあるワン湖で”ジャナワール”というUMAを探す紀行分です。といっても高野秀行さんはUMAの存在を頭から信じているわけではなく、そのUMAを取り巻く周辺の人間模様などを細かく観察しておりそちらも現地の雰囲気がしっかりと伝わる素晴らしい文章です。おまけに(おまけなのか?)本人自らUMAらしきものを目撃してしまい、現地の人たちからも信じられる信じられないと新聞にまで載ってしまう騒ぎになります。まさに”事実は小説より奇なり”を地でいくような珍道中はほほえましいものです。げひとももう一度トライして欲しいものです。怪獣記
2008.04.04
コメント(0)
![]()
こてこての純愛小説です、しかも故人の日記を読み解いていくことで自分自身の秘密がわかり・・・ありがちなお話です。そのありがちな決行お涙頂戴的なお話が好きな人にはたまらないのでしょうが、特に新しい味付けは内容に思います(そんなものがこの時代にあるとも思えませんが)そんな王道を行く純愛小説なんです。For you
2008.04.03
コメント(0)
![]()
みるくゆー(弥勒世)とは沖縄のユタが言った”神々に祝福された豊穣な世界”だそうで、うちなんちゅーはそんな世界が来ると信じていたそうな。主人公の尚友は世界に罅(ひび)を入れようと薄汚いダブルスパイの仕事に手を染め自分をしつこく疑う刑事を絞殺し米軍基地へ特攻をかけようとするが、ひとり取り残されてしまう。その絶望こそが”みるくゆー”の世界なのでしょうか?馳星周さんは一体どれほど世界を憎んでいるのだろうか、それとも愛しているのだろうか。アナーキストと一言で語ってしまえないこの小説の底に蠢いている。弥勒世(下)
2008.04.02
コメント(0)
![]()
題名は沖縄の方言から来ています。そして舞台は日本返還前夜の沖縄です。馳星周さんの得意の暗い底無し沼にはまり込んでいくような主人公の熱情がほとばしっております。まだ下巻があるのはわかっているのにこのどうしようもない歯がゆさにワタクシも打ちのめされそうです。でも主人公が”ふりむん”と呼ばれて激高するのがいまいちわかりません。ネットで調べてもせいぜい”バカたれ”くらいしか出てこなくて…そんななぞとも言えぬことも下巻への楽しみなんですね、きっと。弥勒世(上)
2008.04.01
コメント(0)
全31件 (31件中 1-31件目)
1
![]()
![]()
