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小森さんの海上保安庁もので一番長く続いているこの作品ですがなんとなく”ヤバイ”雰囲気が漂ってきました。主人公の兵悟くんは順調に成長してきたと思ったら「このまま続けていたら死にます」と副隊長の高嶺さんに言われちゃいます。さて真田隊長はどうきりかえすのか、兵悟くんの運命やいかに!というトコロで終わっております。ひょっとすると主人公が死んで終わるなんて…そんな哀しい絵は見たくないです。トッキュー!!(19)
2008.06.30
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喜国雅彦さんのまさにマンガの表紙に驚きつつ中身を読むと…マンガでした。我孫子武丸さんてもっとカタイのしか書いてないかと思っていたらそうでもないんだなぁ、と感心しつつ喜んで読みました。警視庁がイメージアップの為に広報課に”戦隊ヒーロー物”の特殊班を作り、その活躍を描く!んではなくて編成のドタバタ振りとかちょっとをずれている警官を誇張して描いたりとユーモア風刺小説風です。男子のワタクシは非情に力が抜けて楽しめる作品だったんですが、女子にしたらどうなんでしょう?隊員の属性がロリ系格闘オタク(実践派)と美女系腐女子(BL好き)ってのは楽しめるんでしょうか?敵役の設定といい…まさにありそうでねぇ。ここまで極端ではなくとも。警視庁特捜班ドットジェイピー
2008.06.29
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Cradle the Sky スカイ・クロラシリーズ完結巻…ではないのです。実は最初に出版された「スカイ・クロラ」に話はつながっており、言うなればこの4巻が導入部・・・でもないなぁ。第1巻のスカイ・クロラ自体完結してないモンなァ。この「クレィドゥ・ザ・スカイ」では話の主体がクサナギなのかクリタなのかカンナミなのかさっぱりわかりません。そう、”キルドレ”なら誰でも一緒なのです。生体部品のような存在になっています。記憶障害を起こして固有名詞が出てこない…それでも飛ぶ=戦うことだけは立派に出きる。なんとも押井守のアニメが楽しみになってまいりました。http://sky.crawlers.jp/index.html物語としては完結していないこの”置き去り感”が小説では快感なんですが”散香”の戦闘シーンよりも”キルドレ”をどう描くのか?気になります。クレィドゥ・ザ・スカイ
2008.06.28
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ユートピア小説ですな、SFですよ~ドコとも知れぬ砂漠の惑星、かと思えば実はそこは地球の未来でありましてテラフォーミングの装置を開発し他の天体への移住を決意した人類が挫折をして・・・ある意味縮小再生産的な理想郷を作り上げてしまったというか究極の”引きこもり”のような小説であります。叙情性豊かなというよりかは非アクティブなSFと感じてしまったワタクシは実のところこんな世界に憧れているのかもしれない。星の綿毛
2008.06.27
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作者が書こうとしていることはなんとなくわかります。宗教パロディというか一歩引いたところからおちょくるというか、斜めに見ることで批判というか、なんというかをしている、たぶん。ですがその昔筒井康隆さんらがやってきたことの焼き直しにしか見えませんねぇ。あんまりおもしろくなかったです。エルサレムの擬人化が中途半端でつまらなかった。似非エルサレム記
2008.06.26
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Flutter into Lifeシリーズ第4巻では主人公だった草薙さんが昇進(?)して小隊長に棚上げされてストレスをためています。そしてぬわんと大人にならないはずの”キルドレ”でなくなっていることが判明しました。キルドレとはどうも生まれてくるときに(生まれる前に)何らかの処置を施されてなるもので、普通の人間がキルドレになる訳には行かない。逆もまたそうかとも持ったが、実はキルドレから普通の人間になる方法が見つかった。クサナギの部下クリタの目を通してその”命”とはなんぞやを問いかけているこのシリーズも次が最後です。一体どんな決着をつけるのか…楽しみですねぇ。フラッタ・リンツ・ライフ
2008.06.25
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下巻は大変なことになりました。異生物からの侵略に対抗することで世界は一致し、各国が分担して対抗用のロケットを製造することになったのですが、”そのあと”の権益やらを見越した足の引っ張り合いやら思惑が入り乱れ…ハードSFにありがちな国際謀略小説になってしまいました。最後の最後はありがちな”この後どうなるかは・・・”な終わりですが、ファーストコンタクト物として大変面白いです。なんで主人公たちがパンドラに取りこまれなかったのかはちょっとわからんかったがね。そんなわかるような存在が異星人として地球にやってくるはずがない、という作者のスタンスから考えるとまぁ納得かな。結局このままの世界情勢では異星人との共存は”ムリ”というのが作者の結論なんでしょう、ワタクシもその考えに同意です。パンドラ(下)
2008.06.24
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ハードSFです。上巻は非情にわかりやすい異生物地球侵略!という状況が科学者たちの観察によって明らかになり、ハリウッド風冒険活劇、戦争アクションが始まります。しかもその異生物も地球侵略を企てるというよりは母星が滅びて移住先を求めてたまたまやってきたようで、SF的にきちんとした設定がつけられております。単なる異性人侵略者とは趣が異なります。さてこの地球生命と”パンドラ”生命の存亡をかけた争いはどう決着がつくのか?下巻が楽しみです。パンドラ(上)
2008.06.23
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ドーナツの穴は食べ終わったらドコへいってしまうんだろう。きわめてアホらしいようでいてそれでいて哲学的な気分にさせてくれる命題です。そんな一種落語的な世界へぐにょーんとひきこまれるようなSFです。不思議な気分が残ります。このモヤモヤは一体どうすればいいのだろう?どーなつ
2008.06.22
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上下巻11章立てなんですが、その最後手前の10章で”なんじゃー、そりゃぁー”とびっくり仰天でした。そうそう、すっかり辻村深月に騙されていたのですよ、きれいに。そうだよなぁ丸々11章が残っているのにしかもエピローグは別にあると目次でわかっているのに事件が解決しちゃうのは…おかしいのだよ、アケチクン、ワハハ。物語はとある田舎の高校を舞台にした心地よい青春ストーリーです。そして心地よく騙されてしまったワタクシは幸せモノなんです。名前探しの放課後(上)名前探しの放課後(下)
2008.06.21
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なんといいますでしょうか、使い方が違うというか”官能小説”としては素晴らしいものだと思いました。でも石田衣良さん、あのヒドイ終わり方ではこの作品の主題が”恋に恋する女子高生”みたいに…いや、ちゃうなぁ。”白馬の王子様を待つ女の子”みたいに自分にぴったりの女が現れるのを待つ(狩りに出る)”おっちゃん”のおはなしになってませんか?まぁ人生はローリングトトーンズ・ギャザーズ・ノー・モスで山あり谷ありでないと小説にならないのも確かなんですが、なんつーか恥ずかしいというか、志しがないというか…実は”もののあはれ”を描いていたのか!夜の桃
2008.06.20
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シリーズ第3弾ですが、世界観も”キルドレ”って何者なのかちっともわかりません。ですがそのドッグファイトの描写にはすっかりはまり込んでいきます。この”テーチャ”との戦闘シーンはアニメで見たいな。さて主人公クサナギさんはいずこへ向かうのか、それとも本当に大人にならずにひたすら飛びつづけ、戦いつづけるのだろうか。ダウン・ツ・ヘヴン
2008.06.20
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世間で凶悪犯罪が起こるたびに報道される”精神鑑定”や”責任能力”そんなことに違和感というかもどかしさを感じている人向けの小説です。結論から言うと被害者に鞭打つようで心苦しいのですが、被害者自らが冷静に声を上げて行かねば何も変わらぬ、ということでしょうか。まぁそんな重苦しいテーマを横においておいても推理小説としても1級品のでき映えです。一体誰が狂っているのか?ナンともわからないのですよ…虚夢
2008.06.19
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美術ミステリー物です。主人公が大学の講師で探偵役が舌で物の真贋を判定できるという変わった能力の持ち主です。この手の作品では「ギャラリー・フェイク」に勝るものなし、というのがワタクシのこれまでの感想なんですが、今回もそれは覆りませんでした。天才たちの値段
2008.06.18
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まじめなのか、おちゃらけているのか”まともではない”短編小説を集めた文庫オリジナルです。そういえば20うん年前にも筒井康隆さんとか半村良さんの短編でもこんな感じの”変な”小説がありました。当時はSFのカテゴリーで発表されていたようにも記憶しております。まぁタイトルにも”実験”とある通りの内容ですな。実験小説ぬ
2008.06.17
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読み始め中盤くらいまでは「アナザ・ヘブン」みたいなオカルト系の話かと思わせていて…実は、とありそうなトリックを使っております。ま、ありそう、ってことで実際には不可能…だといいなぁ。とちょっと怖くなってしまうような、そんな推理小説です。主人公の元FBIプロファイラーの”エミコ”とやもめの刑事である”城島”が結ばれるエピローグを期待、というか予想しながら読み進めていたワタクシにはうれしい”誤算”なラストです。いい意味で裏切られたというやつかな。悪魔と天使はどっちがどっちなんだろうか?悪魔は天使の胸の中に
2008.06.17
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馳星周さんのとんでもなくお下品なピカレスクロマン=犯罪小説(で意味あってますよね)が満を持して登場です。バブルの時代を舞台に激写カメラマンを主役にして暴走しまくりです。正義も思想もへったくれもなくひたすら他人の秘密を暴くことで快感を得る栃尾、それは作者の分身なのか、それともこの矛盾と汚濁に満ち溢れた世界への愛憎なのか。そんなこと考えずにひたすら暴れてます。やつらを高く吊せ
2008.06.16
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オタク系サラリーウーマンが活躍する企業小説…じゃないな人情小説っぽいですな。自分自身にしっかりとした自覚のある地に足ついた独身女性の奮闘記、とでもいいましょうか。さらりと読んじゃいましたよ、おぢさんは。ワタクシはまだまだ大人になれていないなァ・・と痛感させられ(?)それとも妄想させられてしまいました。やってられない月曜日
2008.06.15
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ナ・バ・テア、英語で”None But Air”と書いております、”空気以外何もなし”ってことでしょうか?押井守監督が映画化する「スカイ・クロラ」シリーズの実質一作目であります。なるほど押井守監督が好みそうなテーマですね。主人公クサナギ(女性)達がどこで誰と何の為のどんな戦争を戦っているのか全く不明です。子どものままで大人にならない”キルドレ”とは一体ナンなのか…不明。そのくせ子どもを産むってどういうこと???軍隊なのにちっとも階級が出てこないぞ。冷静に考えるともう頭の中は”?”で一杯になりますが戦闘機小説として読むと抜群の臨場感で持って迫ってきます。だんだんと謎は明かされるのでしょうか?大体”辞めてきた””退職した”といってたチータさんがいきなり敵機に乗ってるのって・・・ありなの???伏線はあったんですけどねぇ。ナ・バ・テア
2008.06.14
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好評、東京下町人情ドラマも第三弾です。だんだんと登場人物も増えてその説明も長くなり、マンネリ感も出てきそうな3巻目なり…そう、まさにその穴にすっぽりはまっております。なんせ”いい話”なもんで変化がつけづらいですよね。それでも楽しく読めますよ、十分に。でもちょっと藤島社長の存在は”違反”のような気もするんですがね。スタンド・バイ・ミー
2008.06.13
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大藪春彦賞受賞作です、まさにワタクシのイメージする大藪春彦賞にぴったり来る小説です。みんな最後いなくなった…みたいな。筋立てはニート・引きこもり寸前の大学生がなんとなく巻き込まれてヤクザの見習みたいなはめをすることになり、そこから転々としていくわけですが、この主人公のいいかげんさが今2008年現在にぴったりマッチしているようでコワイ。あぁ一体ドコへ向かうのか日本人よ。すじぼり
2008.06.13
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二時間サスペンスドラマ向きの素材、”会津~奥只見追跡行”という副題に新米女性刑事とベテラン刑事の組み合わせによる捜査、推理…まるで西○京○郎のようなもんです。普段は女性を主人公にこったミステリというか”違うリーグ(このミステリがすごいで票が入るような作品)”で書いている永嶋恵美さんの珍しい長編トラベルミステリです。まぁこういうのも悪かないけどね、この作者には期待してつーか、もっとひねったドロドロしたものが読みたかったなぁ。白銀の鉄路
2008.06.11
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森博嗣さんの”茶化し”の全くない戦闘機小説です。なんと押井守監督の手でアニメ化もされちゃいます。http://sky.crawlers.jp/index.htmlで、小説の内容なんですが何のために続いているのか良くわからない、しかも民間企業同士が戦いを続けている世の中で遺伝子操作の結果生まれてきた”キルドレ”たちを主人公に生きる意味を問う作品…なのか?単なるミリタリー世界を描きたかったのか、にしては哲学的な世界になっています。結局”キルドレ”とはナンなのか?単なる戦うための”永遠の子ども”なのか。続編以降にそれがわかるといいなァ。でも森博嗣さんの公式サイトによるとこの「スカイ・クロラ」は最初に書かれているがシリーズ全5巻の完結編だそうな。スカイ・クロラ
2008.06.10
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アニメは終わって(中断?)しまいましたが連載は続いております、ということで2回戦が終わります。ちゃっかり予定通りコールド勝ちです。10巻では主にキャプテンである花井くんの成長振りが描かれております。四番田島くんとの確執(ではなく花井が勝手に思いこんでるだけっぽい)なんかも面白くかつ美化されております。どこまで登場人物達に頑張らせるのか、それともどう挫折させるのか?(まさかこのまま甲子園まで勝てる訳ないもんね)興味は尽きません。おおきく振りかぶって(10)
2008.06.09
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ドコにでもありそうで実はどこにもない”吉田一家”の日々の生活を後妻に入った巨乳の若母の視点で描かれております。一言で言うと吉田家の男のちすじは”すけべ”です。男四世代vs母のちょっとHな絡みがなんとも癒しに…なるのかな?吉田家のちすじ(2)
2008.06.08
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旅エッセイです。副題が「教わらなかった歴史と出会う旅」とあります通り旧大日本帝国時代に日本統治下におかれていた国々を廻っております。バックパッカーとしては結構珍しい旅なのでしょうねぇ。日常ふと疑問を抱きそれを解こうとする、でもそれらには決して結論は出ない。そんな結論を出すためのたびではないのだから…というわけで旅行記としては活用できません(価格情報とかが少ないので)楽しいばかりでもありません。それが本来の旅なのですから…と、渋くまとめてみる。僕の見た「大日本帝国」
2008.06.07
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気になるミステリィ作家(本人はミステリーと伸ばすのは間違いといっているらしい)であるんですがなんとなく機会を逃していた森博嗣さんですが子の度故あって(その理由の本は後回しなのだ)手にとって見ました。微妙ですな…なんかこう悪ふざけになる一歩手前というか、悪ふざけそのもの小説かもしれません。一応”謎”はあるのでミステリーには該当すると思われます。その日の気分次第では悪ふざけ具合に乗っていけない、読みきれない可能性も大きいですねぇ。このシリーズとは別のお嬢様探偵を主人公にした短編も読みましたが、このもどかしい恋愛小説じみた…というよりパロディ一色に染まったような設定を作者の多趣味な薀蓄の発露とみれば楽しく読めます。ただこれ以上下品になると単なるつぎはぎパクリのようにも見えてしまいますよねぇ。まぁZOKUという組織のくだらなさは単純に楽しいですよ。ZOKU
2008.06.06
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どうしようもなく救いのない気の滅入ってくる、そんなホラー小説です。しがない普通のサラリーマンである中年男性=妻子あり、が自分の立場・居場所をどんどん失っていき、ついには夢ともなんともつかぬ世界へ閉じ込められ…あぁ、この先の世の中を暗示しているかのようで気分がブルーになること間違いなしの作品です。壊れるもの
2008.06.05
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少年マンガちっくな本格推理小説…とでもいいましょうか。実際には実現できそうにもないトリック、事件が次々起こる予備校、卓越した能力を持つ少女…そんなまさにありえない設定がマンガちっくでもミステリとしての”ツボ”を押さえています、とワタクシは感じた。計5篇の連作短編集ですが、どの事件の関係者もドコかゆがんでいるのは昨今の流行なのでしょうかね。普通の人が出てこないのは”ラノベ”風かもしれませんね。ちなみに題の”ノイズ”はノイズキャンセレーションがトリックの一つになっており、また主役の女子高生がいつもノイズキャンセレーション付きのヘッドホンをしているから…であってノイズのような少女が出てくるわけでは…いや、ないことはないのかな。少女ノイズ
2008.06.04
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明治時代、世の中が急変する中起こる数々の事件に興味本位(?)で首を突っ込んでいく”雇われ外人”として日本に滞在するベルツ先生が立ち向かう…いや立ち向かってないな…住みこみ書生の葛城冬馬が事件を解決…しない。なんとなく謎解きをするというか、知的ゲームを楽しむ、と言う訳でもなく、政府の陰謀に巻き込まれそうになったりする。どちらかというと”やじうま型”で”巻き込まれ型”のミステリ連作集ですね。しかも表題には”明治異国助人奔る!”とありますが、実際にベルツ先生の手足となって走るのは書生である冬馬と毎回職業と名前の変わる市川何某です。続編も出そうな終わり方でした。で、事件の謎は解けるのですが、元々自分達に直接関係する事件ではないのですっきり感といいますか、カタタシスに乏しい作品になっております。そう、話に躍動感が乏しいのだ。なぜ絵版師に頼まなかったのか
2008.06.03
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37歳の独身OLが取引先の会社の新入社員23歳と恋に落ちて…と書いてしまうとなんか陳腐なラブストーリーなんですが五十嵐貴久さんの手にかかるとなんかワクワクするような気分になるから不思議です。甘酸っぱいような幻想気分に浸ってしまいます。主人公の女性晶子さんが程よく醒めた目線でいるのがその理由なんでしょうかねぇ?年下の男の子
2008.06.02
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福澤徹三さんのホラーではない小説です。ミステリでもアクション小説でもない、任侠小説にもならないチンピラがトラブルに巻き込まれてなんとか切りぬけるという犯罪小説にもならない、なんか半端なお話です。しかも一応ハッピーエンドです、ぬるい。でも結構これが面白く読めてしまいますどきどきするほどの展開でもないし主人公が逃げそうで逃げない中途半端加減が良いのか…かといって更生するわけでもないしなァ。表題になっている祭りの縁日で掬ってきた金魚のような、そんな浮ついた落ち着きどころのない小説ですな。真夜中の金魚
2008.06.01
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