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広州へは何度か来ているが、いままで訪れた事がなかった、沙面へ行ってみることにした。まずは、お昼を食べようと行ったところが、広州一と評価の高いホテル「白天鶴賓館(White swan hotel)」、その中にある日本料理店「ひらた」。昨日から中華料理ばかりだったので、無性に日本料理が食べたくなっていた。ざるそばとてんぷらのSETが70元と、やはり値段は中国ではかなり高めだ。覚悟はして行ったのだが、値段よりも、量の少なさに驚いてしまった。広州での泊まりは、いつも花園酒店と決めているので、ここへは一度も来たことがなかった。ここは珠江のほとりに建っており、その眺めは抜群だ。それに、沙面にもとても近いので、外国人には人気があるのだろう。吹き抜けのロビーには滝が流れ、クリスマスの飾りつけも出来ていた。食事を終えた後は、沙面を少しだけ散策した。ここは、明代には外国のとの貿易の港となり、アヘン戦争の時には、重要な防御地点だった。その後欧米諸国の租界地として栄え、今でも多くの洋館が残る、あまり中国らしくない景観の場所だ。通りには、お土産屋さんが開いていて、その中で目に留まったのがこれ。なんと、手だけを使って、水墨画を描いてしまうのだ。竹の太い部分は、指先を使って描いている。山は、小指の方の腹の部分で描いているようだ。とにかく、器用だとしか言いようがない。今回は、残念ながらあまり時間がなく、沙面をゆっくり歩いて見て回ることが出来なかった。雄大な珠江を眺めながら、先ほどのホテルへもどり、タクシーを拾って広州東駅へ向かった。さて、予約してあった列車は、香港まで直通の2階建て列車。この列車は、広州でイミグレーションを済ませて乗りこめるので、香港への入国もかなり楽だ。2階に乗ると、かなり高い位置に座る事になり、見晴らしが良い。広州から香港までは、約1時間50分くらいの旅だ。私たちの乗る列車は、定刻どおり広州を後にして、香港へ向かった。
Nov 29, 2006
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結婚式の翌日、香港へ帰る列車の時刻まで、広州を散策しようと言う事で、まず行ったのがココ。広州郊外の増城市から車で30分くらいのところにある「何仙姑家」というところです。このあたりは、ライチで有名な場所で、いたるところにライチの木がありますが、それについての逸話があるらしい。ライチはご存知の方も多いでしょうが、赤みがかった小ぶりの果物で、広東省に特に多いです。初夏、ライチの時期になると、羅湖の駅の売店で山のように売っていますが、もちろん香港でも買う事が出来ます。増城市内には、このライチの有名な木があって、これから取れるライチは特別高級なものらしい。どのような人かは聞き漏らしたが、昔、何さんという女性がいて、その人が死んだ場所に生えていたのが、このライチの木だとか、、何さんは、死んで仙人になったと言われていて、それで「何仙姑」と言う名前がついている。この木からとれるライチは、緑と赤の色がとても鮮やかですごい高級品だとか。オークションでは、一個5百万円と言う値段がついた事もあるらしい。その、何さんの生まれた家の場所が、この「何仙姑家」だそうだ。中には、何さんを祭った像などがあります。この家のすぐ裏手の山の上に、中国式の高い塔が見えますが、これにはまた別のお話しがあるようです。何でも、これを建立したのは、山岡さんという日本人の方らしい。山岡さんの奥さんは、中国人でこちらの生まれ。山岡さんより先に亡くなられたが、ある日夢に現れて、「私は天国で、何仙姑にとてもよくしていただいているので、何か恩返しになることをして欲しい」と言ったそう。それで、山岡さんは、ここにこれを建立したんだとか、、、このような場所で、山岡さんという日本人の偉業を、偶然にせよ見ることが出来て、正直感動しました。これは、その場で聞きかじった話しなので、多少違っているかもしれないのですが、おおよそこんな話しだったと思います。それでは、これから写真をアップしていきます。結構急な山道でしたが、上からの眺めもよくて、とても気持ちよかったです。山の上の塔には、「日中友好」と書かれた張り紙がありました。ここの人は、こんなに素晴らしいものを建立した日本人の山岡さんという人に、きっと感謝しているでしょうし、その影響で日本人にもいい印象を持っているんではないでしょうか。さて、この後は、車で一路広州市内へ向かいます。
Nov 28, 2006
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先日、初めて、中国(大陸)での結婚披露宴に出席する機会があった。香港から、電車とバスを乗り継いで、3時間半かけて、ようやく広州郊外の会場のホテルに到着した。中国では、結婚式の日、一般的に新郎が新婦を家に迎えに行くのが通例のようだ。写真のようにリボンなどできれいに飾った車で、新郎は新婦を迎えに行く。新婦は、たいていの場合自分の家にいて、そこへ迎えの新郎が到着し、一緒に車に乗せて、新郎の家へ入るのだと言う。今回は、友人なども加わったので、4台もの飾りつけした車が、出迎えに行ったと言う。きっと壮観だったと思う。これは、「今日、新郎のところへ嫁ぎます」という、改まった儀式なのだろう。さて、中国では、披露宴の方は夜やる場合が多いようだ。この日も、案内は夜6時からとなっていたが、実際に始まったのは7時だった。ホテルの会場入り口は、きれいに飾り付けられていて、受付があって、そこで名前を記帳した。新郎新婦は、入り口にいて、来客ひとりひとりに挨拶している。先日用意したご祝儀袋は何時渡すのかと一緒に行った香港人に聞いてみると、入り口で本人に渡せばよいと言う。受付は、名前を書くだけで、お祝いは預かったりしないようだ。この辺は、日本の場合とだいぶ違う。お祝いの気持ちだから本人に渡すと言う事か、お金の管理は全て自分でやる言う事か、理由はよくわからない。そして披露宴会場に入る。中華テーブルが並んでいるのは、普通のホテルのレストランと同じだが、テーブルの中央には花がきれいに飾ってある。席表などはなく、新郎に案内された席に座った。(新郎が案内係までやってしまうのはすごい)会場の写真を撮ろうとしたら、親戚なんだろうか、子供たちがカメラに向かってみんなでピースする。う~ん、中国の子供達はすごい元気だ!それから、ほどなくして会場はいっぱいになり、いよいよ新郎新婦の入場だ。音楽と共に、後方の扉から入って、皆に祝福されながら、会場の一番前のテーブルまで来る。そこは新郎新婦と両家族のテーブルらしい。日本では、身内は末席と決まっているが、こちらでは一番前のしかも一段高くなった場所に、座っていた。新郎新婦は、そのテーブルまで行き、会場にお辞儀をした後、席に着いた。この日は、とくに来賓のあいさつと言うようなものはなかった。これは一般的にそうなのか、今回が珍しいのかよくわからない。それから、メインイベントのシャンパンセレモニーが始まった。カメラマンは、前に出て写真を撮るが、さすがに日本ほどカメラマンは多くない。そして、乾杯して祝宴となった。新郎新婦は、各テーブルに挨拶しながら回っていき、その度に新郎はお酒をグッと飲み干している。これだけ飲んだら、後が結構大変だ。料理は写真のような広東料理の定番メニューだが、鳥料理が多いかなと感じた。鳩の丸焼きは少し珍しいが、結構いける味だ。鳥料理は全て、頭がついているので、すこしギョッとする。一時間ほど経ったところで、新郎新婦とその両親が前方に立って、全員で乾杯した。何か言った様だが、中国語でしかもうるさくてよく聞き取れない。その後、新郎新婦はこちらのテーブルに来て、あいさつして行った。しばらく、テーブルにいるメンバーと食べながら話しをしていると、会場がだいぶ静かになってきた。後を振り返ると、いつの間にみんな出て行ったのか、殆ど人がいない。日本では、徐々に人が帰っていく感じだが、いっせいにいなくなっていたのには驚いた。どうも新郎新婦は、会場出口でお見送りしているようだ。私達は、もう少し余韻残したいと頑張っていたが、周りでは服務員が片付けをどんどん始めて、騒々しいので退散する事に。来る前に、香港人の同僚に、香港では披露宴は結構遅くまで続くと聞いていたので、1時間でサッと終わるのには、いささか驚いた。まあ、だらだらやるよりはメリハリがあっていいのかなと思う。今回は、新郎の実家の広州での披露宴だったので、地元の人が多いのと、こちらのやり方はこうなのかもしれない。中国は広いので、ところ変わればやり方も違うと思うが、ひとついい経験が出来た。今夜は、このホテルに予約してあるので、明日は少し市内観光でもして、帰ろうと言う事になった。
Nov 27, 2006
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日本から出張で来ている知人と一緒に夕食ということになり、久し振りに香港島のSOHOエリアへ。普段から、香港島まで行って食事というのはあまりないのですが、中華はもう、、という場合は、やっぱりいろんな国の料理が楽しめるってことで、SOHOになります。今日行ったところは、タイ料理のRestaurant&Bar「Chedi」というお店。Chedi(チェディ)というのは、タイの寺院によくある、あの光り輝く黄金のベルのような形の「仏塔」のことです。ここは小さいお店で、料理もミニサイズなので、しっかり食べるというよりも、飲んだり食べたりという感じでしょうか。週末ということで、SOHOエリアはにぎわっていて、やはり周りは欧米人ばかりでした。3人で行ったのですが、みんなタイは経験者ということで、タイの話しにも花が咲きました。オーダーは適当に、ソムタム、トムヤムクン、スナッパー、パッタイなど、あと名前は忘れましたが、蝦の料理をもう一点。ビールは、やっぱりシンハー。それほど辛くなくて、とても食べやすかったです。いろいろな国の料理が食べられるというのも、また香港のいいところかなと、改めて実感しました。帰りは、お決まりのスターフェリーで九龍サイドへ。タクシーで「中環スターフェリーまで」と言ったら、古いスターフェリー乗り場へ行ってしまい、そこでドライバーとひと悶着。「今やってないところへ来てどうするのっ」て言ったんですが、スターフェリーはここで、新しい方は違う名前だと言い張ります。「じゃあなんて言うんだ」と聞いたら、しどろもどろ、「7号埠頭」というのが正式な名前らしい?ですが、そう言わないとこれなくなっちゃったんでしょうか?やっぱり新しい場所へ移っても、スターフェリーだと思うんですが、、、絶対ボッタくろうとしている感じがしたので、そのまま7号埠頭まで行った後に値引きさせたところ、「naoさんもうすっかり香港人だね」と知人に言われ、みんなで大笑いでした。
Nov 24, 2006
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今日も、また深センへ日帰り出張、結構疲れます。いつも行ったり来たりしていると、同じ中国なのになんでイミグレあんの?なんて思っちゃったりします。さて、愚痴はこのくらいにして、この香港と深セン2都市を行き来していて、いつも感じるのはそのギャップの大きさです。こちらに赴任当時、「深センは危険だ、、、」と言う話しばかりを聞かされましたから、すっかりそんなイメージが出来てしまいました。日本人や台湾人は狙われやすいどと言わましたが、香港人の若い人(笑)も、私の見る限りでは、大陸(広東省)に行くのは、あまり好まないような感じがします。実家が中国(広東省)にある人が多いのに、、、香港との鉄道(KCR)の国境となる羅湖駅(深セン側は深セン駅)周辺は、特に治安が悪いと評判でしたので、ここを通るときは、なるべくきれいな服装は避け、周りに注意しながら早足で歩いたものでした。当時(4年前)は、イミグレを出ると、香港とはだいぶ世界が違った感じでした。どことなく埃っぽくて汚い感じ(失礼)で、怪しげな人が何をするでもなく大勢うろうろしていて、なんとなくいや~な感じでした。物乞いの人も至る所で見かけ、両足を失った人がタクシー乗り場で待っている人ひとりづつに頭を下げていたり、タクシーが交差点に停車すると、赤ちゃんを抱いたお母さんが、ずうっと窓の外に立って何度も頭を下げるのです。当時、そういう場面に遭遇した時は、かなりショックがありましたね。現在の羅湖周辺は、地下鉄が開通し、駅前広場も整備され、すっかり見違えるように都会的になって、当時とは大きく変わってしまいました。市内のあちこちにに高層マンションが林立し、まるで香港のようになって来ました。不思議なもので、そうなるとあまり怪しげな人も見かけない気がします。これは自分が慣れてしまったというのもあるかもしれませんが。その深センからの帰路、今日もKCRでで香港へ移動し、ホンハム駅でおりて、尖東(チムサーチョイ・イースト)を夜景を見ながら歩いて帰ることにしました。日航ホテル前の通りでは、オープントップバスが、大勢のお客さんを乗せて出発するところでした。香港の夜景はきれいですが、今の時期はクリスマスのイルミネーションも加わり、さらに魅力的です。香港は、今の時期が一番オススメかも、、、これまだ未経験なんですが、誰か来たときにでも、一度誘って乗ってみようかなと思ってます。ちなみに距離は短いですが、とりあえず乗りたいなら、セントラルのスターフェリー乗り場から出ている、ピークトラム行きのバス(15C)は、オープントップもあるようですね。さて、もうすこし歩いて行くと、リーガルカオルーンホテルのきれいなイルミネーションが見えてきました。ホテルの前の公園は、周りのビル全体が、クリスマス気分一色です。そのまま歩道橋を渡って海辺に出てみると、こんな感じです。星光大道は大勢の人で、にぎわっています。今の瞬間を写真に納めようと、みんなカメラを持って一生懸命でした。そういえば、深セン(羅湖)ではクリスマスの飾りつけなどは、まだ見かけませんでした。若者の集まる老街あたりは違うのかもしれませんが、確かにクリスマスへの思い入れというのは、香港とはかなり違う感じがします。香港は気が早いという話しもありますが、イギリスの植民地だったということと、観光客の多い香港ですから、こうした点に力をいれているんでしょうね。香港と深セン、過去の歴史が違うとは言え、今はどちらもおなじ中国。でも、行く度にこの大きなカルチャーの違いをいつも感じてしまいます。
Nov 23, 2006
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朝、新聞を見ると、香港は昨日黄雨注意報(これ雨の強さのレベルです)だったとか、、、おまけに、雷が802回も、、、気象台は数えているんでしょうかねえ。さて、ことしの7月に、タイはバンコクへ行って来ましたので、その時の思い出をアップして行こうと思います。タイは、昨年夏の家族旅行についで2回目ですが、家族旅行は、またおっかけご報告するとしまして、今回はお題目のように友情を深める旅行です。(笑)実は、旧知の友人がタイに赴任している事を、別の日本の友人から聞き、連絡を取ったところ、それじゃあ会おうかということになりました。まあ、タイは日本よりも近いし、行った事もあるので、何とかなるだろうという事で、週末ツアーを決めてしまいました。香港は、東南アジアのハブとして、どこに行くのもとても便利で、しかも費用も安いので旅行好きには結構たまりません。バンコク・シンガポールなら、2000HKD(約3万円)台で2泊3日のパッケージツアーがあります。その中でも、タイは香港人にとって人気の場所にひとつで、フライトも多いので、直前になっても席が取れないということはめったにないようです。週末の金曜日、仕事を終えてAirport Express(機場快線)駅でチェックインを済ませ、速攻で空港へ向かいます。Airport Express(機場快線)の香港駅や九龍駅でできるこのサービスはとても便利で、出張や旅行のときにはいつもこれを使います。時間制限はありますが、荷物を早く預けられる事や、空港まで行って込んでいるチェックインカウンターに並ぶより全然早いし、何よりチェックインタイムが早いので、いい席(私の場合は前方通路側)が取れるというメリットがあります。そうして香港空港へ到着、キャセイでバンコクへ向かいました。バンコクのドンムアン空港へは2時間半のフライト、現地に到着後、友人が迎えに来てくれるというので、それまで出発ロビー横のレストランで、軽い食事をして待つことに。メニューを見たものの、良くわかりません。とりあえず軽いものをということで、スペアリブのセットを頼んだら、こんな感じの物が出てきました。確かにスペアリブのようですが、すごい太い骨(多分足かな?)がついたままで、小さいのをイメージしていたのですが、どでかいサイズで驚きました。からあげみたいですが味がなく、小皿のタレをつけるようです。機内食も食べたのと、独特の雰囲気に圧倒され、あまり食べれませんでした。一時間遅れで友人が到着、パタヤから戻ってくる途中ですごい渋滞につかまった様でした。途中で何度も電話をくれましたが、バンコクの渋滞は有名なので、やっぱりという感じでした。しばらく話してから、空港を後にして市内の宿泊先へ。今回2泊のうち、一泊は彼のマンションへ厄介になることにしましたが、さすがに二日は気がとがめ、今夜はホテルを予約してありました。事前に、香港の旅行社でホテルを手配しましたが、ちょっとしたトラブルが、、、泊まるのは友人の住んでいるスクンビット周辺が便利かなと思い、その旨伝えたのですが、旅行社では、ホテルが取れないので、サービスアパートを紹介してくれました。ここは一泊1000HKD(約1万5千円)と、とんでもなく高かったのですが、他にはないということ。そこまで場所にこだわっていたわけではなかったので、離れた場所でもいいと言ったのですが、前金(旅行社へ支払)で、電話でカード番号も教えてしまっていたので、もうキャンセルもできないということで、結局他に変更出来ませんでした。物価の安いバンコクで、香港よりも高いホテル代と言うトホホな事になってしました。(泣)あとで友人に話したらビックリ仰天してました。さて、そのホテルに到着、もう夜も遅いので静かなものです。部屋は、さすがにきれいで、サービスアパート形式なので、キッチンや冷蔵庫、ダイニングテーブルなどもあります。バスルームはガラス張りで、とてもおしゃれな感じです。ちなみに、パンフレットを見ると、一ヶ月借りても8000HKD(12万円)くらいからだったような、、、ということは一泊だけで1000HKDは(1万5千円)は、えらいボッタクリでは?その日は、つもる話しに友人と話し込んでしまい、夜中に彼は近くにある自宅へ。明日(土曜日)は、仕事が入ってしまいどうしても休めないという事で、来る前にオプショナルツアーを申し込んできました。「戦場にかける橋」という映画で有名な、カンチャナブリーへの日帰りツアーです。この続きは、また次回にアップしたいと思います。
Nov 23, 2006
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今日の香港は、久しぶりに朝から雨模様。この前降ったのは何時か忘れるぐらい、ずっと雨は降っていなかった。さて、今週末に、知人(中国人)の結婚式が中国で行なわれ、出席することになっている。香港での結婚式というのは、出たことがないけれども、香港人に聞いて、だいたい様子は知っているのだが、中国(大陸)はよく知らない。だから、けっこう楽しみではある。実際はあまり変わらないという話も聞いた事があるが、、、こちら香港でも中国でも、日本と同じで、招待される場合はご祝儀を持っていくことになる。でも、いったいどんな袋に入れて行けばいいのかよくわからない。そこで、会社の同僚(香港人)に頼んで買ってきてもらうことにした。文房具屋に売っているらしいので、その点は日本と同じだが、それは日本のものとはだいぶ様子が違っていた。まず、色は真っ赤だ。中国では赤色は縁起が良い色とされているので、おめでたい事はなんでも赤色だ。ちなみに日本のような白い封筒は、お祝い事には絶対ダメらしい。白はいわゆる葬式の色という事で敬遠されるらしい。大きさは、日本のご祝儀袋と同じくらいの大きさだ。ご存知の方も多いと思うが、中国では旧正月に、「紅包」と言って、小さな赤い袋にお金えを入れて、周りの人に渡す習慣がある。日本で言うお年玉のようなものだが、これは子供だけではなくて大人ももらえる。あの袋もこんな感じだが、あれを大きくしたみたいなものだ。ちなみに、毎年その時は結構な出費となる恐怖の時期だ。(笑)さて、買ってきてくれたのは2種類、スタンダードな昔からのタイプとかわいいKITTYちゃんタイプだ。どっちでも大丈夫と言われたが、やっぱり大の男が知人(しかも男)の結婚式に出席し、KITTYちゃんの袋を出すのもちょっとどうかな?と思い、無難なスタンダードの方にすることにした。でも、本当にKITTYちゃんタイプを持っていく人はいるんだろうか?まあきっと、女性が同姓の友達に渡すには、いいのかもしれない。何といっても、香港で HELLO KITTY は人気者だから、、、袋を見ると、中央の一番下には、「笑納」と書いてある。その上の部分に、渡す相手の名前を書く大きなスペースがある。そこに○○○○先生と書く(この場合の先生は、男性の~さんの意味)。左上には、「○○之喜」と書いてあり、○○のスペースには、日本で言う「のし書き」のようなものを書くようだ。封筒には参考に、お祝いに書く言葉(賀東用詞)のメモがついているので、それを参考に書けばいいようになっている。今回は結婚祝(賀結婚)なので、「新婚之喜」となるとのこと。男と女の場合で、使う言葉が異なるようだ。ちなみに、開業祝(賀開業)の場合は、「新張之喜」と言うらしい。金額を書く欄は見当たらないので、どうも書かないようだ。あとでわからなくならないかと余計な心配をしてしまうのは、私が日本人だからかもしれない。と言っている間に、必要な事を書き終わり、お金を入れて準備は出来た。これで、あとは当日を待つのみだ。ところで、これを見て気づいたが、左右に龍と鳳凰がいる。ついこの間行った、黄大仙の境内にあったものと同じだった。やはり、おめでたいときの定番なのだろう。
Nov 21, 2006
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昨日の、黄大仙の帰りに、また寄り道してしまいました。行った所は、KCR East Rail(九広東鉄)とMTRの乗換駅Kowloon Tongの駅に併設された巨大ショッピングモール(Festival Walk)です。ここは、中国からの帰りに良く通るのですが、乗換えなどで通り過ぎるだけで、一度も降りたことがなかったのです。ここのショッピングモールは巨大だと聞いていたので、行ってみました。会社の香港人に聞くと、ここは中がわかりにくく、何度行っても疲れると聞いていたので、何でだろうと不思議に思いながら向かいました。まず、MTRから地下通路を通ると、このショッピングモールに誰でも到着します。中はこんな感じで、T字型をした巨大な建物全体が6層吹き抜け構造になっていて壮大な感じです。吹き抜けには、エスカレーターがはしごのように何本もかかっていて、見た目にはとてもいい感じです。でも、使ってみるとこれがとても大変なんです。何でかと言うと、下の写真のように各フロアのエスカレーターは、同じような場所に同じ向きで設置されています。だから、次の階に着いたら、また吹き抜けの回廊部分をぐるっと回って、その次の階へのエスカレーターまで行かなければなりません。これを何回も繰り返すのは、はっきり言って超大変で、何回も回っているうちに、目も回ってしまいました。(笑)更にややこしいのは、この建物は6層と言いましたが、地上部分は上から4層のみです。フロアの呼び方は、下から順に「MTR」→「LG2」→「LG1」→「G」→「UG1」→「L1」→「L2」となっています。「G」レベルが地上1階なので、MTRレベルの上に地下2階・地上4階の建物が乗っかっていると言うことになります。おまけにMTRの下には、更に「P1」~「P3」までパーキングがあります。各フロアの呼び名が難しいのも災いし、なんだか混乱して頭が痛くなってきました。ところで、帰り際にMTRへ戻ろうとしましたが、どうやって来たのかわからなくなってしまいました。案内表示を捜しましたが、ここには案内板らしきものが殆どありません。これには、さすがに困りました。何故案内板がないのか考えてみて、原因がわかりました。それは、全体が吹き抜けのため、案内板をつける天井がないということだと思います。何となく、会社の香港人が言っていた事がわかってきました。確かに全体を吹き抜けにしたり、エスカレーターを「ホグワーツ魔法学校の階段」みたいに、吹き抜けにかけるのは、見た目はとってもかっこいいのですが、実際の使い勝手は非常に悪いのです。ちょっと、デザインや見た目に拘りすぎた結果なんでしょうね。結局、わかりにくかったり、疲れたりすれば、敬遠されてしまうと思うのですが。お店はきれいで感じがいいだけに、ほんとにもったいないと思います。さて、前段が長くなりましたが、その中のフード・コートはL2レベルにあります。(何階かわかりますか?)時間も遅くなってしまい、他のレストランも込んでいたので、ここで夕食にすることにしました。このフード・コートには、何と「吉野屋」や「大家楽」などの大手ファーストフード店がいくつも入っています。吉野家は、単独でお店を出している場合が殆どで、こう言うスタイルは始めて見ました。香港の吉野家には、牛肉飯(牛丼)のほかにも、野菜飯や煎鶏飯など香港ならではのメニューがあります。この日は、この3種類が全部乗ったものを頼みました。最近、写真のような牛鍋焼(すき焼き)メニューが始まったようで、結構おいしそうなので、一度食べてみたいと思っています。38HKDはお手ごろかなと、、、なお、今これを頼むと、「YOSHIBOO」携帯ストラップというのがもらえるようですが、これって香港限定なんでしょうかね?
Nov 20, 2006
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香港は、どんよりとした曇り空。最近毎日こんな感じで、なんかはっきりしません。でも、お休みということで、それにもめげずに出かけることに。今日は、清水湾(Clear Water Bay)と言う所へ出かけたのですが、その内容は改めて書こうと思います。で、その帰り道に、久々にMTRのKungTong線に乗ったので、 黄大仙に立ち寄ってお参りする事にしました。黄大仙へは、実は今回が初めてです。もっと信心深くないと、運も回ってこないですよね。(笑)MTRの黄大仙駅で降りると、すぐ目の前が入り口でした。まず、立派な門があります。門から中に入ると、出店が幾つか並んでいます。縁起物やお土産みたいなものを売っているんでしょうか。しばらく進むと、また大きな門です。ここから境内に入るようです。ちょうど何かの行事が行なわれるらしく、派手な飾り付けがされています。中に入ると、いきなり大きな龍と鳳凰が、お出迎えしてくれました。ライトアップされるととても鮮やかで、ちょうど仲秋節の時の、あの飾りみたいです。これは、どうも今だけのもののようです。入場は無料ですが、入り口に箱が置いてあり、気持ちだけお金を入れていきます。左が進路のようで、そちらへ入っていき、少し歩くと本堂が見えてきました。夕方だというのに、まだ結構大勢の人が訪れています。観光客らしき人たち、本当に何かをお願いに来ている人たち、いろいろなんでしょうね。階段をのぼり、本堂の敷地内に入りました。本堂の中は、とても明るく黄金色に光って、日本のそれとはちょっと違う印象です。線香の煙がもうもうとたち昇っている中で、一人のおばあさんが、ひざまづいて何か真剣にお祈りしています。ここでお願いすると、願い事が叶うと聞いた事があります。私も、いくつかのお願い事をしました。ここでは、願い事が叶うかみてもらえるようですが、この日はもう時間が遅かったので、残念ながら閉まっていました。香港には、こうした場所は数少ないので、貴重な体験でした。次回は、もう少し時間があるときに来てみたいですね。
Nov 19, 2006
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香港で気に入っている風景ポイントを、写真とコメントでご紹介して行きたいと思います。今回は第一弾ということになりますが、今後続編も出来たらと思っています。最初はご存知、チムサーチョイの尖端「星光大道」から望む香港島の景色です。ここは、何といってもやはり「香港!」って感じのする風景ですね。撮影したのは6月で、この時期の香港の天気はあまりよくないんですが、この日はたまたまとてもよく晴れていい天気でした。こちらではクルーザーを結構よく見かけますが、個人で所有している人は、ある程度のお金持ちでしょうね。会社で所有していて、パーティーやイベントなどに使うなんていう話も聞いた事があります。もちろん私は未体験です(泣)次も同じくチムサーチョイのスターフェリーピアから見た香港島の夕暮れです。香港は夜景も素晴らしいのですが、夕暮れのひとときも、またなんとも言えず良いと思います。岸壁に停泊している大型客船は、1泊の香港近海クルーズから、数泊して中国のリゾートと言われる海南島へ往復するもの、遠くはシンガポールなどへの豪華クルーズもあるようです。一泊クルーズの費用は、香港の高級ホテル代くらいですので、一度乗ってみたいなあとずっと思っています。カジノのある船もありますが、これは18歳未満は乗船できないそうです。最後は、スタンレー(赤柱)のStanley Plazaからの風景です。スタンレーは、香港島の南側(裏側)にあり、セントラル(中環)から6や6Xなどのダブルデッキバスで、気軽に行く事が出来ます。ビーチが人気のレパルスベイなどを通り、30分くらいのちょっとしたドライブが楽しめます。途中の山道はかなり狭くて、道路わきの木すれすれに通り抜けたり、すれ違いの時などは、対向車のバスにぶつかりそうなスリル?が味わえます。もちろん、2階の最前席に座るのがオススメですが、乗り物酔いのしやすい人は避けたほうが無難かもしれません。スタンレー・マーケット(赤柱大街)という通りには、雑貨や服飾品、寝具、おみやげなどのお店がたくさんあって、見て歩くだけで楽しいところです。Stanley Plazaには、センスのいい雑貨屋さんが2店あり、以前家族と行くと必ず買っていました。外人さんの多いのもここの特徴のひとつで、通りのオープンエアーのレストランでよく見かけますが、ここ香港?って感じの雰囲気がする場所でもあります。香港在住者でなくても、旅行での空き時間に行ってみるのもいいかもしれませんね。
Nov 18, 2006
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香港の冬を飾るクリスマス・イルミネーションが、あちらこちらで始まりつつあります。上の写真は、昨年のペニンシュラ・ホテルのクリスマスの様子ですが、噴水の上に、今にも星が降って来るような、とても幻想的なものでした。そのすぐ先、スターフェリー乗り場の横のHarbor city(海港城)の入り口には、毎年この時になると素敵なデコレーションが施され、見る人を楽しませてくれます。昨年の場合は、下の写真のような豪華なイメージでした。今日、仕事帰りに通りかかると、もう今年も完成しており、その前で大勢の人が写真を撮ったりしています。今年は、Goldを基調にした感じで、とても煌びやかです。明かりがつくと、眩しいくらいです。今年はトナカイが主役でしょうか。その姿がとても目立ちます。スターフェリーに向かって、トナカイが走っていくようなイメージです。多少でもここの雰囲気が伝わりましたでしょうか。この時期、香港の高層ビル全体が、クリスマス・イルミネーションで飾り付けられ、とても幻想的なナイトシーンを演出します。この冬、香港に来られる機会のある方は、是非ご覧になって下さいね。
Nov 17, 2006
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最近の東方日報の記事から2件ほど、、、香港ディズニーランドにも「e道」が完成!!香港にディズニーランドがあるのは、皆さんご存知かと思います。香港政府の肝入りで昨年出来たのですが、評判はそれほど芳しくないようで、私のまわりの香港人も、まだ行ったことがないという人が結構います。まあ、いつでも行けると言うのも、ひとつの理由かもしれません。他に比べて、規模が小さいという話ですが、まだ出来たばかりですから、今後に期待というところでしょうか。その香港ディズニーランドに、最近「Disny-e道」なるものがお目みえしたという事です。「e道」と聞いても、ご存じない方が殆どだと思いますが、これは香港の空港などのイミグレーションに最近設置された、指紋検知式の承認システムの名前です。確か以前、Skytrainさんのブログで紹介されていました。私などは、毎週のように中国大陸へ行くため、かなりお世話になっておりますが、これが出来てからは、確かにイミグレの通過が非常にスムーズになりました。ただし、これは香港居民(IDカード所持者)のみ対象となっています。このシステムと同じように、ディズニーの年間パスポートを持っている人が、行列待ち無くスムーズに入場できるというのが、今回の売りのようです。いかにも、せっかちな(失礼)香港らしいシステムです。でも、年間パスポートの利用者ってどのくらいいるんだろう、、などとちょっと頭の隅で考えてしまいました。全長6.3メートルのMiniが中国へ!!ご存知、「Mini」ことミニクーパーですが、この度、超ロングボディの「Mini」が、北京に到着したとのことです。なんでも全長は、6.3メートルもあり、世界に2台しかないとのことです。北京をスタートに、今後2ヶ月間で中国9都市を回るようですが、他はどこに行くのかは、残念ながら書かれていませんでした。もし、香港へ来たら、実物をちょっと見てみたい気がしますね。
Nov 16, 2006
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香港に住んでいると、香港人と仕事やプライベートでの付き合いや、見ず知らずの香港人との接触があります。そうした経験などから、独断と偏見ですが、自分の感じている香港人ってこんな感じというのを挙げて行きたいと思います。まず第一は、せっかちというか、気が早いという事。これは、結構、皆さん感じていると思います。今日は、私自身、そんなことを印象付ける二つの出来事がありました。まず、ひとつ目の出来事は、ミニバスの座席取りです。お昼を食べようと、ちょっとミニバスに乗ったのですが、何故か空いている席は全部窓側です。つまり、先に座っている人は、みんな通路側に座っているのです。で、そのうちのひとつ、おばあちゃんが座っている場所の横に座ろうとしたのですが、彼女は窓側に詰めてはくれません。ここは私の席と言わんばかりで、仕方なく無理やり何とか窓側へ入りました。ミニバスの運ちゃんは運転が荒いので、お客が座ろうが座るまいが、さあっと発車します。危うく、おばあちゃんのひざに座り込んでしまうところでした。このことを職場の香港人に話すと、「ミニバスは運ちゃんの運転が荒く、まごまごしていると下りられないので、すぐに下りられるよう、この位置をキープする」らしいです。たしかに、そういうこともいえなくも無いけど、、、、でも、結局このおばあちゃんより私が先に下りたので、またその時は大変だったのは言うまでもありません。というわけで、バスに乗るだけでも結構大変です。そして、もうひとつの出来事は、エレベーターの開閉です。退社時間になって、下に降りようとエレベーターのところで待っていました。私のほかに、もうひとり待っている人がいました。そしてエレベーターが到着し、私の前の人が乗り込むかどうかというところで、もうドアが閉まり始めました。私は置いて行かれたら大変と慌てて乗り込みましたが、結局ドアに挟まれました。中では、一人の女性がボタンの前に立っていて、ドアが開くや否やすぐに「閉」ボタンを押していたのです。しかも携帯電話で何か話しをしながら。まだ、人が乗ろうとしてるでしょうが、、、と言ってやりたかったのですが、広東語で言えないもどかしさ。このように香港人がせっかちなのは、どうしてかと考えると、もともとの香港の歴史に関係すると聞いたことがあります。香港人の大半は、もともと広東省などからの移民の人たちなのですが、結構その頃は暮らしていくのも大変だったようです。また、太平洋戦争では、日本の統治を逃れ、香港を一時的に去っていた人も多かったそうです。最近まで、イギリスの統治は続いていましたが、決して将来にわたって、香港が安泰とは思ってはいないようです。実際、香港は既に中国に返還され、一国二制度の中、今のところ急激な変化はありませんが、今後長い間には、どう変化していくのわからないという不安を持ってるようです。つねに、先の事はわからないと言う不安の中、目先の事ばかりに気を配らざるを得ないと言うのも、ある意味で気の毒な感じがします。こうした理由からか、香港人は競争心が強く、短期的にものごと考える傾向が強いように思います。投資の面でも、短期間でのリターンばかりに拘る傾向があるようです。ということで、こうした香港人と付き合っていく中で、いつの間にか私自身も、かなりのせっかち人間になってしまっていると、最近感じます。郷に入れば郷に従えと言いますが、これは良い面も悪い面も両方ありますね。皆さんは、どう思われますか?
Nov 15, 2006
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新しくなった中環スターフェリーピアを使ってみました。先日、大澳へ行った帰り、ちょっと回り道して行ってみました。MTRの香港駅から、えっこらえっこら歩いてようやく到着。これは結構しんどい(汗)建物は、前よりかなり大きくなって、とてもきれいです。やはり時計台もあります。三階建てで、いろいろなshopも入るようですが、こちらはまだこれからという感じです。乗り場は二つあり、海に向かって左側はTST(チムサーチョイ)行きです。向かって右側はホンハム行きと尖東行きです。今度の建物は、上層階からの見晴らしがよく、こんな景色も見れます。正面に見えるのは、つい最近までにぎわっていた、以前の中環フェリーピアです。手前の広いスペースは、まだ工事中でした。距離が遠くなった分、普段使う人にはちょっとつらくなりましたが、観光面では新しい香港の顔になりそうな感じです。この夜は、フェリーに乗っていると、風がすこし冷たくて、もう秋が来た事を感じさせるクルーズでした。
Nov 14, 2006
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ここ最近、香港に終日いたという日がほとんどない。今日も深センへ日帰りで行ってきたが、先週も日本から帰って来てから、一日いてすぐに東ガンへ。数えてみると、この3週間で休日も入れて、たった5日だけだった。深セン・東ガンは、香港から近いとは行っても、さすがに片道2時間以上の日帰りを繰り返すのは決して楽ではない。東京での通勤はそのくらい当たり前と怒られそうだが、中国での移動はかなり情況が異なる。道もひどいし、安心感もない。以前はそれも平気だったが、最近つらいのは年のせいかなー。ところで、今日は帰りがけにKCRのホンハム駅で面白いものを見た。まだ設置中のようだったが、コンコースの真ん中で、上からプロジェクターのようなもので映像(3m×3mくらい)を床に投影していた。何気にこの写っている部分の床を踏むと、何とその踏んだ部分の映像があわ立つように変化した。どういう仕組みになっているのか不思議だ。自分は、一回踏んだだけでそのまま通り過ごしたが、後の人は面白がって何回もやっていたようだった。残念ながらカメラを持っていなかったので、写真で説明できず、イマイチ何のことか良くわからないと思いますが、継続設置されるのなら、もし行く機会がある方は試してみてください。という事で、今日は週初めからちょっとお疲れモードにて、これにて失礼。
Nov 13, 2006
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ランタオ島の西のはずれ、大澳(タイオウ)という港町へ行きました。MTRのトンチョン線の終点トンチョン駅へ行き、今香港で話題のロープウェー「昴坪360」に乗る人の大行列を横目に見ながら、11番のバスに乗り込みました。40分ほど山道を揺られると、小さな漁港の街 大澳(タイオウ)に到着です。ここは、古くからの漁業の町とのことで、写真のような水上家屋が今でも残っています。バスターミナルから歩くとすぐにあるのが永安街、その先が太平街、永安街を左に折れると青いつり橋があり街市を抜けると吉慶街です。この街の印象は、とにかく乾物屋さんが多いという事です。バスターミナルそばの「大澳(タイオウ)歴史文化室」とその先にある「大澳(タイオウ)文化工作室」は古き時代の家具や道具など懐かしいものが展示されています。(無料)通りでは海鮮類(蝦・シャコ・蟹・魚)が売られていて、少し裏へ入ると魚が干してあったりします。乾物はとにかく種類が多く、観光なのか買い物なのかわかりませんが、大勢の香港人客が買い求めていました。乾物店の中には、サメの乾物までありました。これって売り物なんでしょうか?こんなところにも洒落た雑貨屋さんがあり、ちょっと驚きでした。海の街らしく、貝殻で作った飾り物もたくさんありました。ハリセンボンはちょっと珍しいですね。歩き疲れたので、一休みして「豆腐と黒胡麻のデザート」を食べ、おみやげはココの名物らしい「幼滑香蝦醤」という調味料のビン詰めを購入。お昼頃に着いたときは、人もまばらだったのに、帰る頃に歩けないほどすごい人でした。帰りのバス、うとうとしているうちにトンチョンに到着していました。また、香港の違った一面を見ることが出来て満足でした。
Nov 12, 2006
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今日は、香港島にある現在の天星小輪(スターフェリー)の中環ピアの最終日でした。明日からは、新しく完成した離島フェリー乗り場横の埠頭(7号、8号)に移り、営業する事になります。(当ブログで10月27日に紹介しています)今日が見納めとなるため、出かけて見てきました。もう夕方でしたが、かなり多くの人が、フェリーに乗ろうと来ていました。みんな最後にひと目見ておこうと思うんでしょうね。新しいピアは、これまでもよりもだいぶ遠くなります。(約8分)これから、乗るときは間違えないよう気をつけてくださいね。
Nov 11, 2006
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日本へ行ってきました!ここのところブログ更新が滞ってしまいました。と言うのも、この12日間は殆ど出かけっぱなしで、3日間北京へ旅行、その後東ガンへ2日間出かけ、戻ってからすぐに日本へ1週間出張、ようやく香港へ戻ってきました。北京旅行の報告は、また別の機会にしたいと思います。日本へは1週間滞在しましたが、3連休もあったので、比較的ゆっくりする事が出来ました。半年振りの帰国でしたが、もう秋も終わりという感じで、香港と比べかなり寒かったのですが、澄み切った青空は、この時期香港ではあまり見ることが出来ない貴重なものでした。特に遠出はしませんでしたが、久々に家族と一緒に過ごせました。帰りは、セントレア(中部国際空港)から、台北経由で香港へ。出発が50分遅れると言うので、昼を軽く食べただけだった為、空港の中のとんかつ屋さん「和幸」で腹ごしらえし、少しお土産を購入。今回、初めて台北経由便に乗ったのですが、離陸後すぐに機内食が出たので、おそ昼だったため、あまりお腹に入らず残してしまいました。台北につくと、ほとんどの乗客はここで降りてしまい、香港まで行く乗客は数人しかいません。通常は飛行機から一旦降りて、搭乗待合室に行けるようですが、この日は時間が遅れていたため、そのまま機内で待つ事に...すると、ほどなく機内掃除のお兄さんたちがドカドカ入ってきて、掃除を始めました。ちょっと居場所がない感じで、乗客はみんな立ったりしていました。台北から、また新たなお客さんが乗るので当たり前なのですが、ちょっと変な感じです。その後、新たなお客さんも乗り込み、台北を飛び立ちました。香港までは一時間ちょっとしかないのですが、ここで、またまた機内食が出てきました。さっき、2時間ほど前に一度食べたばかりなのですが、せっかくなのでまた頂いてしまいました。結局、この6時間の間に都合3食も食べてしまい、もうお腹が苦しくて苦しくて...いくらなんでも、あまり欲張って食べ過ぎないようにしないといけないと少し反省。香港空港に着いたら気温は26度、日本との気温差は20度ほどありました。この時期は気温差が大きいので、移動で体調を崩さないよう注意が必要ですね。今回、温泉にも行く事が出来たので、少しリフレッシュ!やっぱり日本はいいなと思った出張でした。
Nov 9, 2006
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