全6件 (6件中 1-6件目)
1

南信州の撮影旅の続きです。飯田線の列車を撮影した後は、桜と校舎が素晴らしいと言う飯田市の「杵原学校(きねはらがっこう)」に向かいました。到着すると、そこには広い校庭の向こうに昔懐かしい木造の校舎がありました。杵原学校1 posted by (C)Naoそしてその校舎半分を覆ってしまうほどの見事なしだれ桜。それが古い校舎の建物と相まって、何とも言えない心和む風景でした。杵原学校3 posted by (C)Naoこの古い校舎は、吉永小百合さん主演の映画「母べえ」の撮影に使われた場所。「母べえ」は、香港へのフライトの機内で観たのですが、感動と涙を誘う素敵な映画でした。校舎の中に入ってみると、古い建物のはずなのに、しっかり手入れされていてとても綺麗。木造校舎の長く続く廊下、木の味わいがあっていいですね。杵原学校4 posted by (C)Nao「母べえ」の撮影が行われた教室には、映画の写真なども飾られていました。杵原学校6 posted by (C)Nao別の教室には、昔使われていた備品や農機具などの展示もありました。古いラジオや柱時計、今ではめったに見られないものばかりですね。杵原学校10 posted by (C)Naoこの「杵原学校」は、昭和24年に建設された「旧山本中学校」の建物。多くの卒業生を送り出しましたが、昭和60年に他の中学校に統合されて廃校となり、それ以降長らく使用されていなかったようです。杵原学校8 posted by (C)Naoその後、この学校を愛する地元の方たちの熱意と努力によって、平成17年に建物や周囲が整備され、再び使用可能になったんだそうです。この日も地元の方たちが大勢出て、訪問客にお菓子やお茶を振る舞っていましたが、素晴らしい活動ですね。 杵原学校2 posted by (C)Nao「杵原学校」は、現在国の有形文化財となっているそうですが、今後も残していってほしいですね。杵原学校5 posted by (C)Nao春のうららかな日差しの中、懐かしい木造校舎と見事な桜に、心から癒されたのでした。関連記事 :2008年7月29日の日記 「在香港..」 にほんブログ村
Apr 28, 2012
コメント(8)

信州もようやく桜が満開になり、この前の週末は南信州へ桜と鉄道を撮りに出かけてきました。最初に行ったところは松川。ここは川沿いに続く桜並木が見事で、鉄橋を渡る飯田線との共演が素晴らしい、絶好の撮影ポイントです。松川と桜並木 posted by (C)Nao今回は場所を移動して何枚か撮りました。まずは河原に降りて、上流の鉄橋を渡る列車を狙います。ここからはバックに雪をいただく中央アルプスが見えるはずなんですが、この日はあいにく雲がかかっていて見えませんでした。河原ではつり人もいて、のんびりしたいい雰囲気でした。春の飯田線2(伊那大島~上片桐) posted by (C)Naoその後、今度は鉄橋近くまで移動。鉄橋を渡る姿は、まさに「桜列車」の趣です。淡いピンクの桜の花は、やっぱり青空の下が映えますね。桜の中を行く(飯田線・伊那大島~上片桐) posted by (C)Nao最後に、先ほどの撮影場所を俯瞰できる、少し離れた小高い丘の上へ登りました。ローカル線らしい急なカーブがまた面白いですよね。春の飯田線(伊那大島~上片桐) posted by (C)Naoそこへ白とブルーが爽やかな長野色の115系がやってきました。これはJR東日本の車両ですが、今季限りで引退との噂もあり、桜とのコラボもこれが見納めとなるかもしれません。こうして見ると、桜と鉄道ってよく似合いますよね。さて鉄道写真を撮り終えた後は、次なる目的地へと向かいました。にほんブログ村
Apr 23, 2012
コメント(7)

3年がかりで開業当時の姿へ復元化の工事が進む、東京駅の丸の内駅舎。先日久し振りに通ったら、工事のための覆いが取り外されて、ほぼ完成していました。ちなみにこちらの写真は、2008年に撮影した以前の駅舎。東京駅丸の内駅舎(改築前) posted by (C)Naoこの東京駅の丸の内駅舎は、もとは3階建てだったのですが、戦時中に空襲で建物が破壊されてしまい、2階建てに変更されて、これまで利用されていました。そして、同じ位置から見た今の姿がこちら。。東京駅丸の内駅舎4 posted by (C)Naoかつてのように3階建てになり、円形のドームや銅版の屋根なども、実に忠実に復元されていますよね。東京駅丸の内駅舎2 posted by (C)Nao駅舎の前には東京駅の歴史を説明したパネルが展示されていました。こちらは1914年の開業当時の東京駅の様子。もう100年以上になるんですね。開業当時の東京駅丸の内駅舎2 posted by (C)Nao復元された駅舎は同じようですが、駅前広場の様子は今とだいぶ違っていますね。そこには客待ちのタクシーの列はなく、人力車や自転車が見えます。開業当時の東京駅丸の内駅舎 posted by (C)Naoそしてこの素敵な駅舎の建物にあるのが、 「東京ステーションホテル」です。日本初として人気を博したコーヒーショップや、伝説のバーテンダーを生むこととなったメインバー。東京ステーションホテル posted by (C)Naoその東京ステーションホテルも、東京駅と同じく改装工事を行っていて、この10月にオープンするそうです。多くの文人にも愛され、江戸川乱歩の「怪人二十面相」や内田百聞の「阿房列車」では客室が舞台になったのだとか。川端康成や松本清張も滞在し執筆したと言うこのホテルに、一度宿泊してみたいものですね。最近すっかりマイブームになっている「ハートカクテル」シリーズですが、この東京駅と東京ステーションホテルを舞台にしたストーリーがありました。 「すまして・笑って・そして・泣いた。」 このタイトルは、そう言う意味だったんですね。東京駅は南に向かう列車の起点。このストーリーの中に出てくる0キロポストは、そんな鉄道の起点を示すもので、今でも東京駅のあちこちにあります。そんな0キロポストを見ながら、多くの人たちの旅立ちや別れを想ってみてはいかがでしょう。東京駅丸の内駅舎1 posted by (C)Naoにほんブログ村
Apr 20, 2012
コメント(8)

「ブルージュ」ってご存知ですか?ベルギーにある古い街並の残る素敵な街のことです。先日に引き続きSEIKOさんの歌の話題になりますが、春になるとこの歌を聴いて、外国へ一人旅に出たくなるんですよね。「ブルージュの鐘」きっとご存知の方もいるでしょう。水の都ブルージュはベルギーの北西部、ブリュッセルから列車で1時間くらいの場所にあります。「Brugge」は「橋」の意味で、街を縦横に流れる運河には、50以上の美しい橋がかかっているそうです。北海から内陸に10kmほどの場所にあるこの街は、かつては海と水路で結ばれていたそうで、12~13世紀には西ヨーロッパ第一の貿易港としてにぎわったようです。ブルージュ posted by (C)Naoしかし15世紀になると北海を結ぶ水路が泥で浅くなってしまい、水路を閉ざされたブルージュは、その機能を失うとともに繁栄の歴史を閉じてしまいます。でもそのおかげで、この街は中世の景観をそのまま残し、現在に至っているんだそうです。運河を行き交う小舟、中世の面影を残す街並、空に伸びる教会の塔から聞こえる鐘の音、かわいらしい小さなホテル、SEIKOさんの歌からはそうした素敵な情景が思い浮かびますね。ところで、歌の中にも出てくる「ワッフル」は、ベルギーを代表するデザート。実は私もこのワッフルが大好きなんですよね(笑)。ワッフルには、ふわっとしているブリュッセル・ワッフルと、少し硬めで砂糖の粒が入ったリエージュ・ワッフルの二種類があるようです。ベルギー・ワッフル posted by (C)Nao日本でいうワッフル(Waffle)は英語で、オランダ語ではワーフェル(Wafel)、フランス語ではゴーフル(Gaufre)と言うそうです。ブルージュを旅して、本場ベルギーのワッフルが食べてみたいものですね。ブルージュの歴史の話をしましたが、アジアにも同じようにかつて貿易港と栄えたものの、その後に港の機能が失われてしまった街があったのを思い出しました。それはかつて行った中国はアモイ(厦門)のそばにある「泉州」や、台湾中部の古い街「鹿港」です。これらの街に共通しているのは、いずれも昔の街並みが多く残っていることですね。まるで時代の流れから取り残されたようなそうした街には、人を引き付けるものがあります。水の都ブルージュ、いつか行ってみたいです。にほんブログ村
Apr 17, 2012
コメント(5)

仕事で出かけた東京でのこと。こちらでは、あちこちで桜が満開。外堀を行く中央線快速からは、桜並木がとても綺麗でしたね。外堀の桜並木2 posted by (C)Nao仕事を終えての帰り道、ちょっと浅草駅で降りて夕暮れの隅田公園へ。隅田川沿いの満開の夜桜の下では、大勢の人が花見を楽しんでいました。隅田公園の夜桜 posted by (C)Nao隅田川の向こうには、高くそびえるスカイツリー。そこへお目当ての東武特急がやってきました。桜とスカイツリーと東武特急 posted by (C)Nao行き交う屋形船も賑やかです。「桜を見ながらちょっと一杯」なんてのもいいですね(笑)。屋形船とスカイツリー posted by (C)Naoそんな景色に後ろ髪を引かれながら浅草を後に家路につきました。浅草 posted by (C)Naoこちらは以前にもご紹介したスカイツリーの完成後のイラスト。こんな景色がいよいよ現実になったんですね。東京スカイツリー1 posted by (C)Naoライトアップが始まると、スカイツリーの夜景ももっと素敵になるんでしょうね。5月22日のオープン後に、また訪れてみたいです!関連日記:2011年3月19日「スカイツリー最高634mに到達!」にほんブログ村
Apr 12, 2012
コメント(4)

4月になりましたね。地元の会社に就職した次女も、いよいよ社会人としてスタートします!入社式の日、まだ見慣れない濃紺のビジネス・スーツに身を包み、会社へと出かけていく姿が、頼もしくまた嬉しく感じられました。そのスーツは、会社からいただいた支度金で買わせていただいたもの。晴れの支度をこうして揃えさせていただけるとは、このご時世に涙が出るほどありがたいことでした。フレッシャーズ・スーツ posted by (C)Nao本社は東京にあるため、そちらで入社式をしていただいたようで、今週はみっちり会社人としての基礎教育を受けるようです。この時期、あちこちでそうしたフレッシャーズを見かけるのですが、こうした呼び方も、私の頃は「フレッシュマン」なんて言っていたような気がします。入学・進学・卒業、そして就職と、子供の成長過程の節目では、つい自分の時と重ね合わせてしまうんですよね。また先日、自動車運転免許も取得し、車も購入しました。折しも今年は、エコカー補助金や減税が受けられるということで、その点はかなり助かりました。まだ運転に慣れていないので、ちょっと心配ではありますが、だんだんに慣れていくことでしょう。ラパン4 posted by (C)Naoところで、社会人になって一番の大きな変化と言うと何でしょう?それは自分で働いてお給料をもらい、自分で自由に使えるということかなと思います。親に頼らないという自覚も出てくる反面、仕事では一人の社会人としての責任も出てきますね。最近では、仕事についてもすぐに辞めてしまう人が、かなりの数に上ると聞きます。せっかく苦労して就いた仕事なのですから、頑張って続けてほしいですね。そして、夢と希望と誇りを持って、これからの人生を有意義に過ごしてほしいものです。関連記事:2011年9月29日「採用内定通知!!」にほんブログ村
Apr 4, 2012
コメント(10)
全6件 (6件中 1-6件目)
1