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2010年08月27日

花王のエコナ、発がん性物質に変化するとの実験結果

テーマ：ダイエット！健康！美容！(44541)

カテゴリ：「食」

　当初は特定保険食品認定制度自体の廃止論まで叫ばれるほどの問題とされた。

　健康「エコナ」は販売自粛という名で販売中止、商品回収。

　今回、動物実験では「「グリシドール脂肪酸エステル」がラットの体内で発がん性物質に変化する」との結果。

　厚生労働省の食品安全委員会で、たとえ人体に影響はないとの結論が出たとしても、利用する気にはなれない。

　結果が出た後、問題なしと主張し続けた花王が、どんな見解を示してくれるかは、楽しみ。　

　食品についてあらゆる危険性を事前に調査することは事実上不可能。

　間違い、手落ちであるならばそれをしっかり認めて欲しい。

　「人体に影響がない」点を強調するなら、今後も「化学メーカーの新機能食品には要注意」ということになる。

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エコナ成分、発がん性物質に変化
　動物実験で
　(2010年8月26日共同通信)
　健康への影響の恐れが指摘され販売中止となった花王の食用油「エコナ」について、厚生労働省は26日、エコナの含有成分「グリシドール脂肪酸エステル」がラットの体内で発がん性物質に変化するとした実験結果を食品安全委員会に報告した。
　食安委は今後、人体に影響があるかどうかを審議、最終的な結論を出す。
　花王広報部は「途中経過であり食品安全委員会の審査に協力していきたい」と話している。