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2011年04月26日

4月の読書　part6　邪馬台国の謎と逆転日本列島

テーマ：今日どんな本をよみましたか?(91763)

カテゴリ：読書

　『邪馬台国の謎と逆転日本列島』
　―最新の構造地質学が「魏志倭人伝」を実証！！
　女王国の方位と距離は全て正しかった！！
　飛鳥昭雄、三神たける（著）
　学習研究社 2002/07/15

　ムー大陸、除福伝説とともに日本人の心を魅惑する邪馬台国。

　「魏志倭人伝」の記述に沿った位置に関する諸説を紹介。

　構造地質学とその手法に基づくデータ、魏志倭人伝の記述に基づき邪馬台国の位置の確定を試みる。

　3.11前なら荒唐無稽、あるいはちょっと無茶に見えたかもしれない構造地質学に基づくプレートの移動、地理の変化を詳述。

　東日本大震災があったことで、大地が高速移動するという説にリアリティを感じながら、興味深く読むことができた。

　第4章から第7章まで、邪馬台国の所在地を早く知りたい向きにはたいくつに思える記述なのかもしれないが、大震災のメカニズムのいったんを知る資料として、飽きることなく読みすすんだ。

　肝心の邪馬台国の位置の説明は十分納得のいく仮説。

　圧倒的部分を作者の意図と方向性が違う読み方をした気がするが、「とんでも」面白い一冊。

【送料無料】邪馬台国の謎と逆転日本列島

　目次

　プロローグ
　謎の古文献『宮下文書』が語る富士五湖と伊豆半島形成の謎

　第１章
　「魏志倭人伝」に記された幻のクニ「邪馬台国」をめぐる所在地論争

　第２章
　邪馬台国は「魏志倭人伝」の記述通り沖縄地方の海上に存在した！！

　第３章
　失われた「ムー大陸」が鍵を握る南海から消えた邪馬台国の行方

　第４章

　第５章
　神話伝説が語る急激な大陸移動は地球膨張によって引き起こされた！！

　第６章
　太陽系第12番惑星ヤハウェとアメリカ軍が描く激変地球論の全貌

　第７章

　第８章
　「魏志倭人伝」が語る邪馬台国は逆転日本列島上に存在した！！

　エピローグ　邪馬台国の女王「卑弥呼」は大和の巨大古墳「箸墓」に眠る！！

　prrt1
『世界の傑作機 No.140 新明和 US-1』
　文林堂 (2010/7/30)
　part2
　『葬られた第二のマクガバン報告』（下巻）
　政界・医学界・食品医薬品業界が犯した「情報黙殺」の大罪
　Ｔ・コリン・キャンベル(著)、トーマス・Ｍ・キャンベル(著)
　松田麻美子 (翻訳)
　 part3
　『星守る犬』
　村上たかし（著）
　part4
　『戦車　謎解き大百科』
　斎木伸生(著)、上田信(イラスト)
　光人社、2005年5月
　part5
　『獣王星』完全版
　樹なつみ
　白泉社