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2012年03月02日

仏式卒業式に参列した

(4)

テーマ： ☆　ひ・と・り・言　☆　(14625)

カテゴリ：生活、家族、仕事

　娘の卒業証書授与式（卒業式）に参列。

　学校長が自ら宗門高校と言っていたが、仏教（浄土真宗高田派）系の高校。

　壇上に「南無阿弥陀仏」の掛け軸が掲げられてた。

　祭壇も設えられている。

掛け軸　懐中名号（携帯用極小サイズ）南無阿弥陀仏

式次第

　１．入場
　２．開会の辞
　３．国歌斉唱
　４．合唱礼拝
　５．校歌斉唱
　６．献灯・献華・献香
　７．華龍献華
　８．焼香
　９．四弘誓願
　10．三帰依
　11．念仏
　12．卒業証書授与
　13．知事賞表彰
　14．皆勤賞授与
　15．保護者会記念品贈呈
　16．同窓会記念品贈呈
　17．学校長諭告
　18．来賓祝辞
　19．在校生送辞
　20．卒業生答辞
　21．合掌礼拝
　22．閉会の辞
　23．退場

　最後の生徒退場でホッとした空気、感動の動きが表れた。

　10時に始まり12時ちょうどに終了。

　お見事。

　しおりには国家、校歌の他に「四弘誓願」、「三帰依」も掲載されていた。

四弘誓願
　衆生無辺誓願度
　煩悩無数誓願断
　法門無尽誓願学
　仏道無上誓願成

三帰依

　自ら法に帰依し奉る
　自ら僧に帰依し奉る

四弘誓願
　四弘誓願（しぐせいがん）とは、菩薩が仏道を求めるとき、最初に立てる四つの誓願のこと。
　菩薩が普遍的に追求すべきものであるとされているため、全ての菩薩の共通の誓願である。
　上求菩提・下化衆生（上の如来に菩提を求め・下の衆生を化益する）の願は、この四弘誓願をもって要制するという。
　この原型は「心地観経」功徳荘厳品に説かれているが、このようにはっきりと形になったのは、天台宗の祖・智ギの「摩訶止観」10下である。

衆生無辺誓願度 （しゅじょうむへんせいがんど）
　　- 地上にいるあらゆる生き物をすべて救済するという誓願

煩悩無量誓願断 （ぼんのうむりょうせいがんだん）
　　- 煩悩は無量だが、すべて断つという誓願

法門無尽誓願智 （ほうもんむじんせいがんち）
　　- 法門は無尽だが、すべて知るという誓願

仏道無上誓願成 （ぶつどうむじょうせいがんじょう）
　　- 仏の道は無上だが、かならず成仏するという誓願

仏法僧
　仏法僧の三宝に帰依することを、三帰依（さんきえ、パーリ語：tisarana、サンスクリット語：tri-'sara.na）といい、これは仏道に入る儀式にも用いられ、しばしば音楽法要にも使われる。

　南無帰依仏
　南無帰依法
　南無帰依僧

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