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2021年12月02日
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 11月13日、ヤマハが排気量5リットル、V型8気筒の水素エンジンを公開した。ミッドシップ搭載想定で、8-1集合排気管を備えたレース用エンジン。新規格のスーパーフォーミュラのベースとなるエンジンなのだろうか。

ヤマハ、
8-1集合排気管によるハーモニックレーシングサウンド
2021/11/13 Impress Watch
 ヤマハ発動機は11月13日、ミッドシップ搭載を想定したV型8気筒水素エンジンをスーパー耐久レース最終戦岡山のイベント広場で世界初公開した。会場に展示されたパネルによると、このV8エンジンはトヨタ自動車からの委託で2018年に製作されたもので、レクサス「RC-F」「LC500」に搭載されているV型8気筒 5.0リッターガソリンエンジン「2UR-GSE」から、水素エンジン用に改良が加えられ 、最高出力335kW/6800rpm、最大トルク540Nm/3600rpm を実現するという。
 排気方式をアウトバンク排気からインパンク排気に変更したほか、インジェクター、燃料パイプ、シリンダーヘッド、シリンダーヘッドカバー、チェーンカバー、サージタンク(インテークマニホールド)、エキゾーストマニホールドなどの部品も変更されている。
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 開発の狙いとしては、ミッドシップ搭載を想定した水素エンジンと官能的排気音の実現を目指したもので、水素燃焼特性を活かした低速トルク向上と高レスポンス、8-1集合排気管によるハーモニックレーシングサウンドをその特徴としている。
 同日、同会場では川崎重工業、スバル、トヨタ自動車、マツダ、ヤマハ発動機の5社が、カーボンニュートラル実現に向け、内燃機関を活用した燃料の選択肢を広げる挑戦について共同発表しており、水素を活用した取り組みの1つとして展示された。
  ―  引用終り  ―
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 岡山国際サーキットのイベント広場では、水素のつくる・はこぶ・つかうを訴求する展示と、カーボンニュートラルに対する取り組みの展示が行われた。
 ヤマハのV8水素エンジンとともに、BEVのトヨタ『bZ4X』とスバル『ソルテラ』、次世代バイオディーゼル燃料で走るマツダ『CX-5』、カワサキの電動バイク、、水素燃料仕様のトラックなどの展示が行われた。





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最終更新日  2021年12月02日 16時00分06秒
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