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2023年07月18日
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テーマ: ウクライナ(161)
カテゴリ: ロシア、ソ連
 ロシアのプーチン大統領肝いりの国際会議「サンクトペテルブルク国際経済フォーラム」が17日、4日間の日程を終え、閉幕した。ロシアがウクライナ侵略を続ける中、プーチン氏は16日の全体会合で「バラ色の経済状況の演出」(米紙ニューヨーク・タイムズ)に腐心した。
 プーチン氏は全体会合で、失業率や物価上昇率が「記録的な低さだ」と重ねて強調した。低失業率は招集を嫌う男性の大量出国が要因とされているが好都合なデータを列挙した。来年3月の大統領選を意識したようだ。
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旧ソ連カザフスタンなど離脱、周辺からも支持失う
「反ロシア・反プーチン連合も」
中村逸郎氏が指摘
2023年6月17日 zakzak by夕刊フジ
 ロシアのウクライナ侵略をきっかけに、旧ソ連諸国の「プーチン離れ」が加速している。ウクライナやモルドバが欧州連合(EU)加盟を目指すほか、他の旧構成国の間でもロシア指導部への支持率が軒並み急落するなど、求心力に陰りが目立つ。時代錯誤の「ソ連復活」をもくろむプーチン大統領だが、待ち受けるのは「反ロシア・反プーチン連合」か。
 14日から開かれた「ロシア版ダボス会議」と称されるサンクトペテルブルク国際経済フォーラム(SPIEF)で注目を集めたのが、旧ソ連カザフスタンのトカエフ大統領が欠席したことだった。トカエフ氏はこれまでもロシアのウクライナ侵略に苦言を呈したり、ウクライナの親露派地域を「国家承認」しないなど、ロシアと一線を画す態度を示していた。
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 一方、旧ソ連のモルドバで今月1日に開かれたEU加盟国と近隣諸国の新たな連合体「欧州政治共同体(EPC)」の首脳会合にはウクライナのゼレンスキー大統領も出席し、連帯を確認した。モルドバはロシアと決別し、欧州に接近する姿勢を鮮明にしており、EUは昨年6月、ウクライナとともにモルドバも加盟候補国に認定した。旧ソ連ではエストニア、ラトビア、リトアニアのバルト三国はすでにEUと北大西洋条約機構(NATO)にそれぞれ加盟している。
 米世論調査会社ギャラップは5月26日、「帝国の黄昏? 自らの裏庭で支持を失う」と題する調査を公表した。ロシアのウクライナ侵略を受け、旧ソ連諸国の大半でロシア指導部に対する支持が急落したとする内容だ。前出のモルドバに加え、アルメニア、カザフスタン、アゼルバイジャンの4カ国では不支持の割合が支持の割合を上回った。
 アルメニアは支持が2021年の45%から22年には32%に低下、不支持は38%から58%に上昇した。
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 旧ソ連諸国のロシア離れが進むにもかかわらず、プーチン氏は「ソ連回帰」にまっしぐらだ。経済を立て直す「創造的企業活動の5カ年計画」や、多産の女性に勲章を授ける「母親英雄制度」、青少年に国への奉仕を教える「ピオネール運動」など、ソ連時代を模倣した制度を次々と復活させている。
 筑波大の中村逸郎名誉教授は「プーチン氏は帝国としてのソ連復活に傾いている。EUと中国の間でロシアが埋没していることを嫌い、『ロシアの栄光』の復活を望んでいるようだ。ソ連回帰を望まない旧構成国の間で『反露・反プーチン連合』が作られる可能性もある」と指摘した。
  ー  引用終わり  ー
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 ところで、プーチン大統領は正気なのだろうか。都合の悪いことは他人、外国のせいにするラブロフ外相とともに気になるところだ。
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…ゼレンスキー氏の映像流し「ネオナチだ」
2023年6月17日 読売新聞
 ロシアのプーチン大統領肝いりの国際会議「サンクトペテルブルク国際経済フォーラム」が17日、4日間の日程を終え、閉幕した。ロシアがウクライナ侵略を続ける中、プーチン氏は16日の全体会合で「バラ色の経済状況の演出」(米紙ニューヨーク・タイムズ)に腐心した。
 プーチン氏は全体会合で、失業率や物価上昇率が「記録的な低さだ」と重ねて強調した。低失業率は招集を嫌う男性の大量出国が要因とされているが好都合なデータを列挙した。来年3月の大統領選を意識したようだ。
  ー  引用終わり  ー
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 7月5日、ロシアのメドベージェフ前大統領が、自身のSNSで動画を公開し、核兵器を使えばあらゆる戦争を終わらせることができるとの持論を述べ、反転攻勢を繰り広げるウクライナに揺さぶりをかけた。
 7月5日、米・ニューズウィーク誌によると、ロシア反体制勢力の要人ミハイル・ホドルコフスキー氏はワグネル・グループの反乱に関連して「我々はその時プーチンを追跡していた」とし「彼はモスクワを抜け出して邸宅があるヴァルダイに向かった可能性が高い」と述べた。
 同氏はプーチン大統領の専用機が当時モスクワを離れてロシア北西側へ向かい、ヴァルダイ周辺のある地点から追跡できなくなったと説明した。ヴァルダイはモスクワから北西に約400km離れた地域だ。同氏は情報を知人から得たと明らかにした。
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 7月10日、ロシア大統領府は、民間軍事会社ワグネル(Wagner)の武装反乱後の先月29日に、ウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領がワグネル創設者のエフゲニー・プリゴジン(Yevgeny Prigozhin)氏と首都モスクワの大統領府内で会談していたと明らかにした。

 内輪もめなぞなかったかのように、ワグネルの部隊が再登場。そして民間軍事会社などなかったかのように、民間軍事会社はロシア国防相傘下におさめられるらしい。

ワグネル「脱プリゴジン」
プーチン氏が新トップ提案か
…車列60台ベラルーシ入り
 2023年7月15日 読売新聞
 ベラルーシの独立系軍事監視団体「ガユン」は、ロシアの民間軍事会社「ワグネル」部隊とみられる約60台の車列が15日、ベラルーシ東部モギリョフ州オシポビチ近郊の軍事キャンプに到着したとの分析を明らかにした。プーチン露大統領は反乱を起こした創設者のエフゲニー・プリゴジン氏の影響力排除を進めており、ワグネルはプリゴジン氏抜きで活動を続ける見通しとなっている。
  …  (略)  …
 反乱に参加した戦闘員は8月まで休暇を取っているとの証言もあり、ベラルーシに入った戦闘員の多くはアフリカで活動していた部隊との見方が出ている。
 一方、米CNNはプーチン大統領が、ワグネルの新たなトップにワグネル幹部のアンドレイ・トロシェフ氏を据えることを提案したと報じた。
  …  (略)  …
 プーチン氏は「ロシアに民間軍事会社は存在しない」とも語っており、ワグネルは露国防省か治安機関の傘下に入るとみられる。ロシアがウクライナ侵略を継続する上で、戦闘経験が豊富なワグネル部隊を今後も利用していく可能性が高い。
  ―  引用終わり  ―








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最終更新日  2023年07月18日 06時00分11秒
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