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2024年01月13日
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テーマ: ボーイング(7)
カテゴリ: 航空事故
 2024年1月5日、米国オレゴン州ポートランドを出発したアラスカ航空のB737MAX9の機体左側後方、非常口が設置されている位置の側壁の一部が吹き飛び、引き返して緊急着陸した。
 米・FAAは1月6日、B737MAX9の緊急一斉点検と運航の一時停止を命じた。
 納入済みの1400機の737MAXシリーズのうちMAX9は約220機。その大半に、客席数が少ないため使用されない非常口がある。点検には1機あたり4~8時間かかるという。
 ボーイングB737MAXシリーズは、2018年と19年にMAX(も墜落事故があり、世界中で約2年間運航が停されていた。2020年11月、運航再開。
 2021年4月、MAXシリーズの一部の電気系統に問題が発覚したため納入停止。
     ​
“機体の一部吹き飛ぶ”
米航空当局
 2024年1月7日 日テレNEWS NNN
 アメリカの航空当局は、機体の一部が吹き飛んだボーイング社の旅客機について、一時的な運航停止命令を発表しました。
 この事故を受け、FAA(=アメリカ連邦航空局)は6日、ボーイング「737MAX9」の緊急一斉点検と運航の一時停止を命じました。171機が対象になるということです。
 ロイター通信などによると、機体は去年10月下旬にアラスカ航空に納入されたばかりでした。
  ―  引用終わり  ―
     ​
 1月7日、米国家運輸安全委員会(NTSB)は、同州の学校教師が自宅の裏庭で事故機の「ドアプラグ」を発見したと発表した。ドアプラグは、座席数が少ない機体で不要な非常口をふさぐためのカバーパネル。
 1月8日、米アラスカ航空(Alaska Airlines)とユナイテッド航空(United Airlines)は、米ボーイング(Boeing)「737MAX9」数機で金具の緩みを確認したことを報告した。
 ユナイテッド航空は、「ボルトの締め付け不足など、ドアプラグの取り付けに関する問題と思われる事例」が見つかったと発表。数時間後、アラスカ航空も「複数機で部品が緩んでいるのが確認された」と明らかにした。






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最終更新日  2024年01月13日 16時00分11秒
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