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2024年07月10日
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テーマ: 昭和レトロ(20)
カテゴリ: 航空&ミリタリー
 Yak-52は、ソ連のヤコヴレフ設計局で開発され、ルーマニアのIAv社によって生産されたレシプロ練習機。タンデム複座の機体で、曲技飛行が可能。空冷星形エンジン出力は360馬力。レシプロエンジンの初等練習機としては強力である。
 低速安定性と運動性を活かしてドローン迎撃に活躍しているという。
 初飛行は1976年で、第二次世界大戦終了からだいぶ時間がたっている。
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「大戦中のようなプロペラ機」が最適だった!? 
旧式練習機が迎撃に飛んだ証拠が公開される
乗りものニュース  2024年6月17日 11時42分
低速での安定性が大事!
敵ドローン側から捉えた映像が公開される
 ウクライナの防衛系メディアである「ミリタヌイ」は2024年6月8日、ロシア軍のドローンが捉えた、迎撃に現れたウクライナ軍のYak-52の映像を公開しました。
 なお、Yak-52は旧ソ連のヤコヴレフ設計局(現イルクート)により設計され、1979年から生産が開始された練習機です。タンデム複座の機体であり、2024年現在、プロペラを持つ航空機で主流であるターボプロップエンジンではなく、第二次世界大戦での軍用機に搭載されていたようなレシプロエンジンであることが大きな特徴です。
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 これまでも同機をドローン迎撃用に使った映像はありましたが、空から撮られた映像が公開されたのは今回が初となります。パイロットの顔が分かるほど接近して撮られたこの映像で、Yak-52の機体にはウクライナ空軍では一般的なデジタルパターン迷彩が施されており、同機を頻繁に使っている可能性が高いことがうかがえます。
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Yak-52は、失速速度が100~140km/hと低い ことから、ドローンに接近した後、 後部座席の副操縦士がライフル(自動小銃)で射撃 するという極めて原始的な方法で撃墜しています。しかし、ジェット戦闘機が迎撃したり、対空ミサイルを撃つよりはかなり費用対効果の高い戦法であるということで注目されています。
  ―  引用終わり  ―
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 低空、低速で運動性がよく、滞空時間が長い機種、レシプロエンジンの練習機、アクロバット機はドローンの迎撃に適していると考えられる。
 基地、要所防空用に複葉機が復活したなら面白い。
 ジェット練習機でさえドローン迎撃には速度が高すぎる。
 第5世代ステルスジェット戦闘機のアフターバーナーを使用しない超音速飛行・スーパークルーズは、ドローン迎撃においては無意味。
 対無人機の防空対策は新局面を迎えている。
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最終更新日  2024年07月10日 06時00分18秒
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