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2024年07月16日
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テーマ: ロシア(103)
カテゴリ: 航空事故
 スホーイ・スーパージェット100は1991年にソ連崩壊後、ロシアが初めて製造した民間旅客機。
 2024年7月12日、テスト飛行中、墜落事故で乗員3人が死亡。
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ロシア旅客機が墜落、3人死亡
テスト中、エンジンに鳥か
共同通信  2024年7月13日 10時31分
 ロシア製旅客機「スホイ・スーパージェット(SSJ)100」が12日、モスクワ郊外に墜落し、乗員3人全員が死亡した。修理を終えてテスト飛行中だった。エンジンに鳥が入ったことが事故原因の可能性があるという。タス通信が伝えた。
 事故は12日午後3時ごろ、整備工場からブヌコボ空港へ向かう途中に発生。2014年に製造された機体だった。
 SSJ100はロシアがソ連崩壊後に初めて開発した旅客機。
 12年に同機の宣伝キャンペーンのデモ飛行機がインドネシア・ジャワ島で墜落し乗客乗員45人が死亡。19年にアエロフロート・ロシア航空機がモスクワ郊外の空港に緊急着陸後に炎上し、41人が死亡した。
  ―  引用終わり  ―
 スホーイ・スーパージェット100 はロシアの航空機メーカーによって共同開発される60〜95席クラスのリージョナルジェット。
 機体の設計と製造はロシアのスホーイ設計局。エンジンはロシアのサトゥールンとフランスのスネクマの共同開発、空調や制御系はドイツのリープヘルが担当した。エンジンはSaM146ターボファン(推力:76.84 kN)双発。
 型式証明取得作業はイリューシン(公共株式会社S・V・イリユーシン記念航空複合体)。販売や顧客管理を米国ボーイングが担当した。
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 SSJ100の過去の墜落事故例は3例。
 2012年5月9日、インドネシア(ジャワ島)で、デモフライト中、西ジャワ州ボゴール付近のサラーク山に墜落し、乗員乗客45人全員が死亡。
 事故原因は、操縦士全員が飛行する地域の地形を理解しておらず、対地接近警報装置を無視して警報システムの誤作動だと考えたこととされた。
 2019年5月5日、シェレメーチエヴォ国際空港からムルマンスクへ向かっていたアエロフロート1492便がシェレメーチェヴォ空港への緊急着陸時に炎上。41人死亡。乗員1人と乗客2人が重傷、乗員2人と4人が軽傷、残りの27人が無傷。
 事故原因は落雷とみられている。
 2024年7月12日、モスクワ郊外で試験飛行を行っていたガスプロム所有の機体が緊急信号を発信した後、着陸に失敗し墜落。乗員3人死亡。





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最終更新日  2024年07月16日 06時00分14秒
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