おしゃれ手紙

2008.09.11
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カテゴリ: 映画
幸せの1ページ

人生なんて、たった1行で変えられる。

サンフランシスコに住むベストセラー女流冒険小説家アレクサンドラには、ある秘密があった。
それは、自分が書く勇気あるヒーロー「アレックス・ローバー」とは、正反対で、アパートに閉じこもって小説を書くにもスランプに陥っている、
対人恐怖症で潔癖症だということだ。
だが、父が遭難して、南の島に一人ぼっちになってしまった少女ニムからのSOSのメールを受け取り人生は一変。
彼女をを救うために南の島へと旅立つ。

アカデミー賞女優のジョディ・フォスターが孤独で臆病者のヒロインをコミカルに演じる冒険コメディ。

無人島、大好き♪
子どもの頃、「十五少年時代漂流記」を何回読んだことか。
大人になっては、「南の島のフローネ」(スイスのロビンソン)をテレビアニメで見て、これにもはまった。
「幸せの1ページ」を見に行ったのは、舞台が無人島というのが理由。

でも、この無人島、うじ虫みたいなものを食べる以外は、快適な生活だ。
島には、なぜか電気があり、夜でもあかあかと、灯りが灯り、おまけに、パソコンがある。
なんてツッコみはやめて楽しめた。

なんたって、災害や、災難にあったら、食料や水よりも、助けて!という知らせが必要なのだ。

捜索の飛行機が、それに気がついてくれる。
夜は火を焚いて合図をする。

地震対策のひとつとして、枕元にケイタイを置いて寝るというのもいい。
もし、建物の下敷きになっても、自分の居場所を知らせることが出来るというわけだ。

孤島の火山のふもとで暮らす海洋生物学者ジャックが海で遭難した時、11歳の娘ニムは、メールで、助けて!とサンフランシスコに住む、アレクサンドラに連絡する。

しかし、動物たちと一緒の暮らしって、なかなかメルヘンチックだった。
イルカに泳ぎを教えてもらったり、トカゲと仲良しだったり・・・。
なかでも大活躍は、アホウドリ?のガリレオ。
遭難した父親のために、魚を獲る、壊れた舟を直すために、島から工具を持って飛ぶ・・・。
人間でもこうはいかんやろ。
ほんとうに、あんたはエライ!といいたいほどの大活躍。
無人島といえば、お約束の海賊が出てくる。
この作品の中で海賊は、観光開発会社。
無人島を「開発」という名のもとに荒らしに来る。
それを、たったひとりで動物達とやっつけるという痛快なシーンも。

観光客たちは、美しい砂浜ではしゃぐ。
しかし、その砂浜の下には、多くの貝や動物たちがいる。
卵がある。

動物たちにとって「開発」は、命にかかわる、まさに海賊行為なのだ。

■おまけ。
●サンフランシスコは、美しい古い建物が残っている。

その玄関には、ウィリアム・モリスの壁紙が!!

●この映画の原題は、「NIM’S ISLAND」「ニムの島」。
こっちの方がピッタリとくるのに・・・。
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◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。
★9月11日 *種蒔き/ベジタリアン誕生 * UP
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Last updated  2008.09.12 19:41:18
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