おしゃれ手紙

2012.10.23
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カテゴリ: 環境問題


西欧の公園をみて、なぜうらやましがるのか。
日本の公園が公園としてのあるべき方向から少し外れているのではないか。
それを足がかりにして、まずはじめに公園の本質を考える。
次に公園のマスタープランのあり方を鶴見緑地を素材にとりあげるほか、公園の量と質との関係や公園の有料化の問題にもふれる。

みどり学 ■by高橋理喜男


■はじめに■
*日本の公園は都市公園法にもとづきつくられ管理されている。
*ただし、都市公園のみ。
*昭和31年にできた法律。
 1人あたり6平米を確保する。
 ただし市街地では3平米。
 大阪全体では6平米で、欧米では10平米以上。

■公園の種類■

★住区基幹公園

*近隣公園 半径500m程度の近隣に居住する人々が利用する2haを標準とする公園。
*地区公園 半径1km程度の徒歩圏内に居住する人々が利用する4haを標準とする公園。
全国各地にある中央公園と称する公園はこの類のものが多い。

★都市基幹公園 総合公園 市町村全域の人々が、総合的に利用することを目的とした公園。
*運動公園 市町村全域の人々が、運動に利用することを目的とした公園。
 運動公園も半分は緑で残さなければならない。
*総合公園
*風致公園

★大規模公園
複数の市町村に住む広範囲の住民が利用することを目的とした公園。

◎いろいろな建物を建てて、真の公園ではなく「ガラクタ公園」になってしまうのを防ぐため


特別なもの、例えば動物園などは5%以下に。
全体の建ぺい率は7%以下におさえる。
大阪城公園は7%以下。
■芝生
大阪の芝生は、府下の公園を合わせても0.4平方メートル。
アムステルダムの場合10平方メートルと日本の25倍もある。



パーク、ガーデン、プレイグランド(プレジャーガーデン)がある。
この中で大きな木があるイメージがパーク。
日本の場合は、あってもガーデン、プレイグランドばかりで本当の公園=パークは少ない。
関西では、「奈良公園」がパークである。


以上みどり学講座No.4「公園のプランを考える」
1990年10月23日(火)6:30~8:30
帰宅市民教養センター

講師:高橋理喜男
 最近は、学校芝生運動がさかんになってきた。

運動場が芝生に変わるとケガの減少やこどもたちの情操教育になる。
また、温度が下がるので夏は過ごし易いといいことだらけだ。

1990年に受けた講座だが、あれから20年以上たったのだと思うと感慨深い。


みどり学講座 ■1990年10月に受けた、講座。

■みどり学講座:はじめに■
近年、グローバルな視点から、地球環境における緑としての森林資源に対する一般の関心が
急速に広まるとともに、その破壊に伴う危機感も高まっております。
それに比べて、私どもの身近にある緑に対してはどうでしょうか。
「緑ゆたかな街づくり」、「自然と人間の共存」といったスローガンやキャッチフレーズは、相変わらず巷にあふれているのですが、
いざとなるといつもあとまわしにさててきました。
それが積み重なって都市砂漠の拡大を招いてしまったといえます。
いま、それに歯止めをかけ、生活環境の中にゆたかな緑を回復していくためには、市民ひとりひとりが根本から緑の問題を考え直す必要があるように思います。

みどり学講座:概要

■第1回 緑の価値を考える。
■永井荷風「日和下駄」■
■鏑木清方■
■森林の価値■

■第2回 農の風景を考える。
■はざぎ・失われた農の風景■
■野筋(のすじ)■

■第3回 公園の生い立ちを考える。■

■第4回 公園のプランを考える。

■第5回 グリーンベルトを考える。

■第6回 大仙公園を見る。(現地調査 )

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昔 ◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。
★2012年10月23日 *器歳時記:味噌ガメ*
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Last updated  2012.10.26 20:43:53
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