おしゃれ手紙

2019.02.18
XML
カテゴリ: 読書

相変わらず色恋沙汰に熱心な源氏の君は、うっかりいろんなタイプの女性と関係を持ってしまいます。
赤い鼻のせいで引っ込み思案な末摘花、60歳にして恋が大好きという源の典侍……出会ってしまったからには、面倒を見る律儀さと甲斐性を持ち合わせているのです。

正妻となった葵の上はプライドが高くて頑固な女性。
結婚当初から2人の心はすれ違ったままでしたが、しびれを切らした源氏の君がちょっと強引に迫り、妊娠します。

するとその報せを聞いた六条御息所が、またもや自分でも制御できないほどの嫉妬にもだえ苦しむのです。

さらに、源氏の君が禁断の関係を持ってしまった藤壺もご懐妊。
父親は桐壺帝ではなく源氏の君なのですが、これは隠しとおすしかありません。
藤壺は難産の果てになんとか皇子を産み、中宮に昇格しました。

■メモ■

●■ 末摘花
巻名は光源氏の歌「なつかしき色ともなしに何にこのすえつむ花を袖にふれけむ」による。

「末摘花」とは、源氏がこの女性につけたあだ名で、彼女の「鼻が紅い」こととベニバナの「花が紅い」ことをかけたものである。

●通婚
光源氏は葵上と結婚するも通い婚だった。

大和和紀 ■は1948年、昭和23年生まれ、団塊の世代。
花の24年組 ■と呼ばれる人気漫画家たちがいる。
●花の24年組●

青池保子(昭和23年生)、萩尾望都(昭和24年生)、竹宮惠子(昭和25年生)、大島弓子(昭和22年生)、木原敏江(昭和23年生)、山岸凉子(昭和22年生)、樹村みのり(昭和24年生)、ささやななえこ(昭和25年生)、山田ミネコ(昭和24年生)

大和和紀が入っていないのはなぜだろう?
 源氏の君が禁断の関係を持ってしまった藤壺も懐妊。
父親は桐壺帝ではなく源氏の君なのですが、これは隠しとおすしかありません。
源氏、桐壷が帝に会うシーンがあるが、隠し通し苦しさが出ている。

 玉の緒よ 絶えなば絶えね ながらへば
    忍ぶることの よわりもぞする

        式子内親王(89番) 『新古今集』恋一・1034
■□■ 現代語訳 ■□■  
  我が命よ、絶えてしまうのなら絶えてしまえ。


あさきゆめみし1
・・・・・・・・・・・・・・・・
バナー ボタン

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村
・・・・・・・・・・・・・・・・





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2019.02.18 18:00:31
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

Favorite Blog

曼殊院 燃える New! 歩楽styleさん

体感治安の悪化 New! 七詩さん

イチョウの大木、サ… New! 隠居人はせじぃさん

ピースボートからの… New! maki5417さん

najimuiさんのクリス… New! miho726さん

Keyword Search

▼キーワード検索

Calendar


© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: