おしゃれ手紙

2020.12.19
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テーマ: 国内旅行(1460)
カテゴリ: 国内旅行



仙崎港から鯨の形の遊覧船に乗った。

仙崎周辺、特に仙崎の向かいの青海島(おおみじま)は、かつては、鯨漁が盛んだった。

金子みすゞにも鯨をうたったものがある。



船の中でアナウンスを聞きながら、窓から奇岩を見る。

1時間で港に帰り、

仙崎の目と鼻の先の「青海島(おおみじま)」に橋を渡って行った。

この島は、捕鯨の島だった。

ガイドさんの案内で、「長門くじら資料館」を見、島を歩いた。



古式捕鯨では、「鯨一頭捕れば七浦うるおう」といったが、金子みすゞの時代はもう終わっていたようだ。

みすゞの詩の一節に、
いまは鯨はもう寄らぬ、浦は貧乏になりました 。」とある。

くじら資料館のうしろ、小高い山手に 鯨墓があった。
そこには、捕るつもりのなかった、鯨の胎児や子ども鯨の墓だという説明だった。

     ◎鯨法会◎
鯨法会は春のくれ、
   海に飛魚採れるころ。

   浜のお寺で鳴る鐘が、
   ゆれて水面をわたるとき、

   村の漁師が羽織着て、
   浜のお寺へいそぐとき、

   沖で鯨の子がひとり、
   その鳴る鐘をききながら、

   死んだ父さま、母さまを、
   こいし、こいしと泣いてます。

   海のおもてを、鐘の音は、
   海のどこまで、ひびくやら。


島の「通(かよい)」地区に金子みすゞの父親が生まれたというところがあった。
彼は、ここで生まれ、仙崎で本屋をやっていた。
仙崎・金子みすゞのふるさと

父は、みすゞが3歳の時に亡くなったが、仙崎からこちらの親族の家に遊びに来ていたという。

▲「かたばみ」と「鯨法会」いう詩は、下のお寺がモデルといわれている。



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Last updated  2020.12.19 00:12:13
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