おしゃれ手紙

2021.05.01
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テーマ: 歳時記(397)
カテゴリ: 里山・歳時記

立春から数えて八十八日目に当たる日で、新暦では大抵五月二日になる。
「夏も近づく八十八夜」とか「八十八夜の別れ霜」とか言われ、春から夏へ移る境目としてこの日は、古来重要視されてきた

特に、気候を第一条件におく農耕を主業としているところでは、それにちなんだ行事を行うところが多い。
今日では、稲の品質改良が進み冷害の恐れが少なくなったが、以前は霜による冷害が心配され 、八十八夜の別れ霜といって、この日初めて苗代に稲の種子を下ろすことを習いとする地域は広かった。
豊作を願う農村では、この日に、いろいろな占いをし、禁忌が守られている。
佐渡では、稲を育てるのはアナタ(太陽を指す)のお役だから、この日むやみに戸外を歩き回るのはよくないといって、室内で謹慎するよう強制していた。
正月の年神様のときに粥だめしをしたカユカキボウを、苗代の水口に立て、その割口に種籾で作った焼米をのせておくところは、全国各地に見られる。
それが早く鳥に食われると苗の生育が良いとか、その年は豊作などといって、稲作の豊凶を占うのである。
また、鎮守、氏神社の松を挿しておく風なども広く行われている。
この日、お粥を炊いて田の神に供える習わしの地方も少なくない。
長野県ではこの夜はタネマキガユといって、お粥を田の神に差し上げる。

たまご 南安曇郡では、近隣のものが組みをつくり、めいめい卵やうどんなどを持ち寄り、野田に土釜を築いて飯を炊き、このカマメシを田神様に供えるとともに、自分もいただいて1日を楽しく遊んだという。
 また新婚の夫婦がこの日、焼米を土産にして里方へ招かれていくという村もある。
北海道歳時記:八十八夜

八十八夜に摘んだお茶は上等なものとされ、この日にお茶を飲むと長生きするともいわれている。
 ■ 鹿児島県南九州市知覧(ちらん) ■お土産にお茶を買った。鹿児島県はお茶で有名だそうだ。知らなかった!
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Last updated  2021.05.01 01:13:53
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