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いつもハチャメチャな料理を披露してくれるテレビ朝日の「愛のエプロン」であるが、今日はちょっと違っていた。現在「特エプ」で同率トップに並ぶ未唯と杉本彩、そして、特エプと上エプの間にランキングされている根本はるみの上位3人による頂上決戦である。「愛のエプロン」の中で、出場の度に安心して見ていられる料理っぷりだった未唯は、ピンクレディー時代は私の憧れのお姉さんだった。そして、最近のイエローキャブの中では私の一押し、103センチの爆乳・根本はるみであるが、彼女の魅力はその圧倒的な胸だけではない。高校時代にアルバイトで貯めたお金で、親の援助などを受けずにオーストラリアに留学していて、イエローキャブのタレントの中では唯一英語がペラペラ。そして中学高校時代の家事の手伝いで料理などもこなす才女である。「愛のエプロン」には、山田まりややMEGUMIなど、イエローキャブのタレントが何回も登場しているが、どれもこれも料理の基本ができていない状態だったが、そんな中で根本はるみだけは普段から料理をやっている手際の良さが光っていた。今日の「愛エプ」はそんな料理上手ばかりの頂上決戦ということで、試食するゲストもうるさがたの中尾彬、料理のテーマも、極上の真鯛を使った「鯛めし」と「鯛のかぶと煮」と、かなりハイレベルな戦いが予想される。三人三様の「鯛めし」「かぶと煮」ができたが、いつもの「愛エプ」とは違い、箸を付けるのに躊躇してしまうようなものは一つもない。見た目だけでも間違いない料理であることが判断できるものばかりである。試食する中尾彬も、「これは美味い」とか「文句のつけようがない」などのコメントを連発。城島、服部先生、武内アナからも讃美のコメントしか出てこない。中尾彬の判定は「かぶと煮」では未唯が上、「鯛めし」では杉本彩のものが好みだったということで、未唯と杉本が「特エプ」の更に上、根本はるみは「特エプ」ということになった。40代・現役主婦の未唯と30代後半・主婦経験有りの杉本彩に対して、23歳根本はるみは経験でやや劣ったというところだろうか。しかし、23歳の女の子があれだけの料理ができれば充分である。3人の料理は、その手際などを見ても文句ないものだったが、今日の「愛エプ」で気になったのは、偉そううに「かぶと煮」の煮方などのウンチクを語っていた中尾彬の箸の使い方だった。料理に箸を付ける度に中尾の手元がアップになるのだが、その箸使いがどうにも気にいらない。土鍋で炊いた「鯛めし」の鯛を菜箸でほぐしながら盛り付ける3人の女性の箸使いは綺麗だったし、城島も武内アナもちゃんと箸が使えている。(服部先生は勿論のこと) それなのに、一番偉そうにグルメを気取り、しかも一番の年配者である中尾彬の箸の使い方が一番みっともないのである。料理がみんな申し分なかっただけに、そんな部分が目に付く「愛エプ」だった。
2004年01月31日
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東急「東横線」は2月1日から地下鉄「みなとみらい線」と相互乗り入れすることになる。東急横浜駅が地下ホームになり、そこから先が地下鉄となるのだ。これにともない、東横線の横浜-桜木町間が今日30日の桜木町行き最終電車をもって廃止となる。「渋谷と横浜元町が近くなる」ということで、ここ数年、低迷し続けてきた元町や中華街は、景気回復に期待をかけているのだろう。しかし、東急・桜木町が廃止になるというのは、東急線沿線に住む私のように不便を感じる人も少なくないと思う。少なくとも桜木町の横浜ランドマークに入っている神奈川県のお役所系の仕事をしている私は、打ち合わせに行く際のルートを変えなくてはならないことだけは確かだ。東急の横浜-桜木町間の開業は1932年(昭和7年)ということだから、先日の日記に書いた営団地下鉄の設立よりさらに古い。72年の歴史が閉じるということで、今日は最後の電車に乗ろうという人たちで桜木町駅はものすごい人出だったようである。首都圏の交通機関は、注意していないといつの間にか変わってしまうという気がする。昨年は大江戸線に駅が増えていたり、半蔵門線が東武線と乗り入れしたりと、多くの場合、便利になっているのであるが、中には、今まであった駅が廃止になったり、今まで乗り換えなしに行けたところに乗り換えが必要になったりする場合がある。こういったニュースに敏感でないと、時代の流れに乗り遅れてしまいそうだ。
2004年01月30日
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今朝のテレビ東京のニュースで、アメリカBSE対策の実態についての特集を放送していた。アメリカ農務省の検査官として牛肉加工場で検査に当たっていた獣医による告白をもとにしたレポートである。この獣医が従事していたのは1992年までの10年間、既に10年以上経っているので、現在の実態も彼の証言通りであるかどうかという点で若干割り引いて捉える必要があると思うが、農務長官などの発言を聞いていると、大幅な改善がなされているとも思えない。その内容は、以下のようなものである。彼が勤務していた牛肉加工場では、1日に約2000頭の牛を解体していた。1時間に約220頭、15秒に1頭のペースで処理していたことになる。そして、その中にBSE感染の疑いがある牛がいるかどうかのチェックは目視によるチェックしか行われていない。チェックの方法は、自立歩行できるかどうか、顔、特に耳に変形がないかである。何100頭もの牛が檻の中に詰め込めれている状態での目視チェックなので、かなりのチェック漏れがあることは否めない。しかも、この目視チェックだけで充分だとも思えない。また、1日2000頭の牛の中には、25頭程度の自立歩行できない「へたり牛」が毎日見つかっていていたが、これらの牛の脳の摘出検査は、農務省からの一度も指示されなかった。BSEであるかどうかを特定せずに出荷していたものがほとんどである。先月、BSE感染牛が発見されてはじめて「へたり牛」の出荷禁止を緊急決定したのだ。更に問題なのは、大規模な食肉出荷用の加工場以外に、自家用の小規模な加工場が多数あり、こちらには検査官などのチェック体制がないこと。基本的には個人が自家用肉を加工するための処理場なので、年に1度、立ち入り検査があるだけなのだが、ここで多くの「へたり牛」が解体され、闇ルートで流通しているということである。「へたり牛」は食肉出荷用の加工場では受け付けられない可能性があるので、多くはこうした自家用加工場で処理されているということである。そして、アメリカが「安全の科学的根拠」と主張している「過去の検査で1頭しか感染牛が発見されていない」についても、実はかなり不安なデータが提示された。アメリカでは年間に4000万頭の牛が処理されているが、その中でBSEなどの病気感染をチェックしているのは4万頭と、全体の0.1%にすぎないというデータである。昨年はその0.1%の中に1頭BSE感染牛が見つかったことになるのである。アメリカが主張する「科学的根拠」というのはいったい何なのか、改めて問いただしたい。
2004年01月29日
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東京を走る地下鉄には2種類ある。一つは「都営地下鉄」、もう一つは「営団地下鉄」である。この営団地下鉄、正式な名称は「特殊法人 帝都高速度交通営団」であるということを知っている人はあまり多くないのではないだろうか。「都営地下鉄」に対して「営団地下鉄」という名で長く親しまれてきた「帝都高速度交通営団」は、1941年(昭和16年)に設立されている。ちょうど太平洋戦争が始まった年である。「帝都」という名前がその時代背景をうかがわせる。実際に地下鉄路線が開業したのは1950年代半ばの丸の内線が最初である。その後、日比谷線、銀座線、東西線、千代田線、有楽町線、半蔵門線、南北線と順次開業してきたわけである。この「営団地下鉄」が今年の4月1日から民営化され、「東京地下鉄株式会社」という社名になる。あまり大きなニュースにはなっていないような気がするが、このことは「営団地下鉄」が発行している「メトロニュース」(駅で無料頒布)の1月号にも載っている。昨日、その新会社「東京地下鉄」のロゴマークや新制服と共に「愛称」が発表された。愛称は「東京メトロ」だそうである。しかし、どうだろう。愛称はみんなが自然と呼びやすい名前で呼ぶようになった結果、いつの間にか定着していくものではないだろうか。国鉄が民営化されたとき、「JR東日本」では、それまで愛称「国電」に代わる愛称を公募し、小林亜星が提案した「E電」という愛称を採用したが、結局は定着しなかった。17年経った現在、ほとんどの人が単に「JR」と呼んでいるのではないだろうか。そう、愛称とは予め決めるものではなく、自然発生的に定着するものだと思うのだ。ある日突然、強制的に決まるニックネームなどというのは「太陽に吼えろ」の刑事の名前ぐらいだろう。だいたい、東京の地下鉄に関して、私は普段の会話では「都営」や「営団」の区別なく、単に「地下鉄」としか呼んでいない。具体的な駅名や路線名を特定する場合も、やはり「都営」とか「営団」を省いて、「日比谷線」とか「東西線」など、路線名で呼んでいる。わざわざ愛称を決める必要を感じないし、そもそも「東京メトロ」と呼ばせたいなら、新会社の名前を「東京地下鉄株式会社」ではなく「東京メトロ株式会社」にすれば良かったのではないだろうか。
2004年01月28日
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今朝のニュースは古賀議員の学歴問題一色の様相を呈していた。朝8時から地元福岡の選挙区の街頭で、ペパーダイン大学は卒業していなかったことを認めた。記者会見を後回しにして、みぞれ混じりの雨の中、支持者の多い地元での街頭発表は、どう見ても判官贔屓を狙った演出にしか映ってしまう。おそらく、それが狙いなのだろう。卒業には単位が19足りなかったということだが、取得単位の計算ができない奴に限って、卒業単位が足りていないというのは昔から変わらない真理らしい。しかし、それも2~3単位の不足ならまだ計算違いということもありそうだが、19単位となると、本人が単位不足を認識していなかったということは、まず有り得ない。従って、古賀議員の学歴詐称は確信犯としか考えられず、今日の街頭報告は茶番でしかない。議員辞職はせず、「民主党離脱」「議員報酬の放棄」「国会閉会中の残り単位の取得」という3つの約束を公言したが、どうも現状認識が甘す過ぎるとしか思えないし、もしそれで福岡の有権者が納得するようであれば、福岡2区という選挙区は末期症状だ。今日、もう一つ気になったニュースは、イラクの大量破壊兵器捜索を指揮してきたCIAのデビッド・ケイ氏が、大量破壊兵器捜索団長の辞任を表明したことだ。イラク攻撃当初から大量破壊兵器捜索に携わってきたデビッド・ケイ氏は、10ヶ月に及ぶ捜索でも大量破壊兵器が発見できなかったことから、イラクには大量破壊兵器は存在しないとの結論を下したのだ。イラク攻撃の大儀は完全に消滅したわけである。それでもブッシュ政権下のアメリカ国民は「イラク人をフセインの圧政から解放した」などという論理のすり替えで簡単に納得してしまうのだろうが、問題は、当初からアメリカの暴挙を支持してきた小泉総理の主張の正当性である。実際に大量破壊兵器の捜索に当たっていた当事者が、「存在しなかった」との結論を出し、アメリカでは既にそういう認識になっているにもかかわらず、小泉総理の国会答弁は相変わらず「今後見つかるかもしれない。存在すると信じている」という、現実逃避としか思えないようなものである。国の最高責任者が、自分の思い込みだけで国政を動かしているという、なんとも危険な状態である。アメリカにしても、当初から「大量破壊兵器は保有していない」と主張し、実際、大量破壊兵器が存在しなかったイラクに対して先制攻撃を仕掛けておいて、核兵器の保有をちらつかせて国際社会を脅迫している北朝鮮に対しては「外交交渉で解決」という、大いに矛盾した対応を続けている。国民の人権が侵され、人道的に悲惨な状態ということでは、イラクよりも北朝鮮の方が問題が大きいと思われるが、ブッシュ政権も多くのアメリカ国民も、そんなことにはお構いなしだ。こんな単純な矛盾に気付かないアメリカという国が空恐ろしい。「力無き正義は無力なり。正義無き力は暴力なり」という言葉があるが、アメリカはいまや単なる暴力国家としか思えない。
2004年01月27日
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今日のビストロ・スマップ、ゲストの松井稼頭央がリクエストしたのは牛タン料理。草彅くんが作ったの牛タンのシチューを五穀米にかけた料理。ここでいう五穀米とは米、麦、粟、黍、豆の5種類の穀物だった。五穀と言う場合の5つの穀物には諸説ある。米、麦の2つは間違いなく入るのであるが、後の3つの穀物に関しては、・粟、黍、豆(大豆、小豆)・粟、稗、豆(大豆、小豆)・粟、大豆、小豆・大豆、小豆、蕎麦など、色々な説があって、どれが正しいという確たる根拠は見つからないようである。ただ、私の認識では米、麦、大豆、小豆、雑穀(稗、粟、黍)である。米、麦、稗、粟、黍は炊いて食べるのが通常であるが、大豆、小豆は炒って食べることもあり、特に小豆はその硬さから、顎や歯を丈夫にする効果があったとして、古代の人の健康に大きく貢献していたということから、現在でも炒った大豆や小豆を祭事に食べる習慣が残っているという話しを聞いたことがある。節分の豆まきは、そのような風習から生まれたものだという話もある。
2004年01月26日
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「いしいひさいち」の「がんばれ!!タブチくん」という4コマ漫画が一世風靡したことがあった。かつてミスタータイガースと呼ばれたスラッガー、田淵幸一を題材にしたパロディー漫画で、アニメ映画にもなったほどだ。ところで、月9ドラマ「プライド」の主題歌が「クイーン」の曲。「クイーン」といえばビートルズと並んでイギリスを代表するロックバンドだが、私の中で「クイーン」といえば、高校時代に流行った「キラー・クイーン」である。最近、この「キラー・クイーン」がミニバンのCMで流れている。高校時代、親が起きてくるのを心配しながらラジオのボリュームを調節して聴いていた深夜放送で、毎日のように流れていた「キラー・クイーン」が思い出される。この「キラー・クイーン」、歌詞の一部が「ガンバーレ、タブチ」と聞こえる部分がある。「タモリ倶楽部」の「空耳にアワー」でも取り上げられたことがあり、結構有名な話だが、最近その車のCMを見るたびにそのフレーズが耳に残ってしまい、ニヤニヤしている自分がいる。ちょっとヤバイ。
2004年01月25日
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今日の昼食は冷蔵庫の整理をかねて、残り物カレーを作ってみた。事務所の冷蔵庫には、豚ばら肉のスライス2枚、玉ねぎ半分、にんにくの芽、スイートコーン缶の使い残し、しし唐6~7個が残っている。今日の夜には自宅に帰るので、これらの食材を消費しておかなければと思ったのだ。玉ねぎをみじん切りにし、チューブのおろししょうが、おろしにんにくと一緒に炒める。そこに豚ばらスライスを4つ切りにしたものを入れて更に炒め、続いて短くきざんだにんにくの芽を投入、カレー粉とガラムマサラと塩で味付けしてから、水とケチャップで水分と酸味を調整。本当はホールトマトを使いたかったが、今日は残り物料理なのでケチャップで我慢。だいたい味が決まったところで、スイートコーンとしし唐を加えて5分ほど煮込む。製作時間25分の残り物カレーのできあがりである。ご飯は、タイ米1合にターメリック少々とガーリックバターを加えて炊いたターメリックライスを用意した。冷蔵庫の材料だけで適当に作った料理だが、そこそこの出来だった。残り物で1人前だけの料理を手際よく作れてしまう自分がちょっと悲しい。
2004年01月24日
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ここのところ、ニュースに上る話題が限られているような気がする。アメリカのBSE問題、民主党・古賀議員の学歴詐称問題、国会での小泉首相の答弁、イラクに派遣された自衛隊の状況、そして鳥インフルエンザの問題である。連日、この5つの話題がニュースに上らない日はない。そして、鳥インフルエンザ以外のニュースは全て憤りを覚えるものばかりである。自然とこの日記でもこれらの話題が多くなってしまう。特に、アメリカの身勝手さに起因する問題の多さに憤慨させられる。今日は、タイでの鳥インフルエンザ発見により、日本がタイ産鶏肉を一時輸入停止とすることが報じられた。アメリカでのBSEのときといい、一連の日本政府の対応は迅速だったと思う。ただ問題なのは、輸入を再開するタイミングである。BSEにしても鳥インフルエンザにしても、輸入相手国に対して、日本国内での安全対策と同等かそれ以上の対応を要求するのは当然のことだと考えるが、それをクリアした国からは早急に輸入を再開する必要がある。アメリカ、タイはそれぞれ日本にとって、牛肉、鶏肉の最大の輸入相手である。日本の国土面積、食料自給率を考えれば、輸入食料に頼らざるを得ないのはしかたないことである。しかし、それには「安全な食品」という前提が必須である。アメリカのBSEによる輸入禁止問題では、アメリカの農務次官が来日し、早期の輸入再開を求めてきているが、日本が要求している全頭検査は拒絶している。アメリカ代表団は「全頭検査より衛生管理や予防体制の拡充に金をかける方が効果的だ」と主張し、日本が求める全頭検査は「科学的根拠がない」としているが、全くトンチンカンな話である。今までの研究によると、BSEは異常プリオンを含む肉骨粉を食べさせることにより感染するされている。鳥インフルエンザのようなウィルスと違って、衛生管理とは関係ないのである。そして、アメリカは、カナダでBSE感染牛が発見された後もカナダから肉骨粉を輸入していた事実があり、その肉骨粉がどのように流通したかを掴めていないということだ。更に、アメリカで発見されたBSE感染牛は自力で歩行することができない「へたれ牛」だったと発表していたが、どうやらこれは農務省がでっち上げた情報で、実際には「へたれ牛」だった可能性が高いとの情報もある。また、脊髄などの特定危険部位は除外して加工していると主張しているが、このことでも別の情報が入ってきている。アメリカの主張する安全性の根拠は、ほとんどがデタラメということになる。こんなアンフェアで不誠実な国からの輸入は、ご勘弁願いたい。日本でもアメリカでも、それまで安全とされてきた国で次々とBSE感染牛が発見されている以上、安全性を確実に担保できる方法は、全頭検査しかないと考えるのが普通だ。ところで、自動車産業は今までGM、フォード、ダイムラー・クライスラーをBig3と呼んでいたが、昨年、トヨタがダイムラー・クライスラーを抜き、昨日のフォードの決算発表の結果、今年、トヨタはフォードをも抜いて、GMに次ぐ世界第2位の販売台数となった。トヨタの躍進は、その品質と、輸出先の国の要求に合わせた細やかな配慮が評価されたものである。アメリカの牛肉問題では、アメリカ側は「特定の地域のためだけに全頭検査はしない」と拒否しているが、そもそも物を売る場合、買い手が求めている物を提供するのが当然のことではないのか?相手国に圧力で物を売りつけようという姿勢は貿易のルールから外れていると言わざるを得ない。
2004年01月23日
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アメリカ農務省のベネマン長官は、日本が輸入再開の条件としている全頭検査について「科学的根拠がなく、応じられない」と発言しているようだ。「輸出再開の条件には科学的根拠が必要だが、感染牛の少ない国では、人への危険は極めて低い」という内容の発言である。どうもアメリカの論理はおかしい。全頭検査こそ、安全性を確実に担保できる方法ではないか。「感染の発見例が少ないから危険性が少ない」というのは確立論であって、安全を担保する科学的根拠ではない。「食の安全性」や「国民の健康」という問題は、ロシアンルーレットではないのだ。「完全に安全ではないが危険性は低い」というのと「絶対安全」というのには大きな開きがある。日本が求めているのは「絶対安全」であり、それは「国民の健康」を護る政府の姿勢として間違っていない。アメリカ国民は、直接的な暴力という危険に対しては過剰に反応するくせに、「食の安全性」という間接的な危険に対してきわめて無頓着なようである。今回のBSE問題に関しても、アメリカ国内ではほとんど問題視されていないようだ。昨年5月にEUがアメリカからの遺伝子組み換え農産物を「安全性の懸念」から輸入禁止にした際にも、アメリカは「科学的根拠がない」と非難した。しかし、では「安全であるという科学的根拠は」というと、アメリカから出てくるのは「今まで問題が出ていない」というとても科学的とは思えない回答なのである。そして、そんな科学的な裏づけのない「安全神話」だけで、アメリカ国民は遺伝子組み換え大豆などを何の疑いもなく食べ続けているのだ。しかし、食物の輸出入は、輸入する側が自国民の健康に配慮して選択するのが当然の理屈ではないか。身勝手で無頓着なアメリカの論理の押し付けはうんざりである。
2004年01月22日
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ここ数日、ニュース・ワイドショー番組を賑わしている民主党・古賀潤一郎議員の学歴詐称疑惑。昨年11月の衆院選で山崎拓を破って初当選した民主党の古賀潤一郎議員が、選挙の際に公表した学歴を詐称していた疑いがあるということが先週土曜、報道された。その後、マスコミなどの取材で、卒業したされる「ペパーダイン大学」は、在籍していた事実は確認しているが「卒業」の記録はないとしている。古賀氏本人は「卒業したと認識している」といまだに主張しているが、おそらく、卒業していないことは本人が一番わかっているのではないだろうか。「学歴詐称疑惑」といえば思い出すのがサッチー(野村沙知代)であるが、野村沙知代は当時、自由党から立候補していた。昨年、民主党に合流し、自由党という政党は消滅したが、今回、学歴詐称疑惑の渦中の人・古賀潤一郎議員も、合流前は自由党側の候補者だ。そうしてみると、学歴詐称は小沢・自由党の風土のようなものなのだろうか。私はアメリカの「ペパーダイン大学」という名を、今回の騒動まで知らなかった。果たしてどれだけの日本人(有権者)がその大学の存在を知っていただろうか。はたして、選挙の際のプロフィールにその大学を卒業した表記したことで、得票にどれだけメリットがあったのだろう。同じ福岡2区を戦った山崎拓はスキャンダルが逆風になったわけだ。大学中退でもあくまでもクリーンな方が、よほど良かったのではないだろうか。今日、古賀氏は「事実を確認してくる」ということで、ロスに向かったようだが、悪あがきにしか見えず、民主党自体の心象を悪くするように思えてならない。
2004年01月21日
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昨日、JASが運航している旅客機のジェットエンジンの部品に破損や亀裂が発見されたとの報道があった。JASは同型の旅客機全機の緊急点検するために、昨日は120便が欠航となり、客7000人以上に影響が出た。今日も引き続き点検が行われ、今日も95便が欠航、4900人に影響が出たということだ。問題の機種は米マクドネル・ダグラス社製のMD-81型機とMD-87型機で、JASではこの2機種を25機保有している。今日の時点で24機が点検を完了したが、そのうち17の機体、20機のエンジンに異常が見つかったということである。航空関係者の間では「エンジンの構造的な問題ではないか」との見方が強いらしい。欠航により影響を受けた人たちには、非常に迷惑な話であるが、この措置はいたし方ないと思われる。点検をおろそかに「見切り発車」て、もしも航空事故ということにでもなれば、迷惑どころの問題では済まされないのだから。しかし、この問題、私はアメリカのBSE問題にも通じるものがあると思う。アメリカはBSE対策もそこそこに、早期の輸入再開という「見切り発車」を迫ってきているのである。確かに日本の食肉関係業界や消費者にとって、安いアメリカ産牛肉が入ってこないことは痛手ではあるが、だからと言って、安全性が確認できていない牛肉を食べるのは、確立などレベルの差こそあれ、破損があるかもしれない飛行機で旅行するのと変わらない。違いといえば、航空事故の場合、人の命が奪われた際の因果関係や責任の所在がはっきりしているのに対し、BSE感染牛を食べて、何らかの病気(例えばアルツハイマー)になっても、その因果関係を立証することが難しいということ。また、その責任の所在もはっきりしないのである。機体の不良により航空事故が起きれば、責任は間違いなく航空会社にあり、その航空会社が被害者の補償を担わなければならないのは明らかだが、政府の外交により輸入した農産物で被害が出ても、責任の所在が曖昧である。外務省、経済産業省、農林水産省、厚生労働省がそれぞれの力関係で関与することになるだろうし、仮に政府が被害者に補償するとしても、結局は国民の税金が使われるわけで、その意味では国民全員が責任を担わされるのだ。だからこそ、一部業界の利益ではなく、民意を反映した意思決定が必要なはずなのだ。また、「航空事故」と「危険な食品」による被害では、その原因と結果までの時間にも大きな違いがある。「危険な食品」による被害は、事実が認定されるまでに長い期間を要する。現政権の間に問題が明るみに出ない可能性の方が高いであろう。そういうことも責任の所在を曖昧にするのである。日本政府はかつて「みどり十字」の「フィブリノゲン」という大きな間違いを犯している。アメリカBSE問題などに関して、無責任な決定だけは避けて欲しいと切に願うのである。ちなみに、今回、問題になっているJASの旅客機もアメリカから輸入したものである。
2004年01月20日
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飯田橋の駅近くに、またしても新しいインド料理の店ができていた。以前は和食の定食屋だった店がつぶれた、そこがインド料理屋に変わっていた。定食屋だった頃には、「銀ダラの塩焼き」とか「鶏皮の煮込み」など、私の好きな定食メニューがあり、時々利用していた店だったのだが、早朝の仕事をするようになってから足が遠のいていた。久々にその店のことを思い出して行ってみると、「インド・ネパール料理 サパナ」という店に変わっていたのだ。カレーは嫌いじゃないので入ってみると、フロアに1人、厨房に2人の3人のネパール人と思われるスタッフが切り盛りする店だった。ランチメニューはチキン、マトン、ベジタブル、ミックスシーフードの4種類のカレーメニューで、全てにタンドリーチキン、ターメリックライス、ナンと食後のチャイがセットになっている。そしてナンとライスは「お代わり自由」ということだ。最初に出てくるナンだけでも結構なボリュームなので、お代わりする必要もないのだが、この界隈は大学も多いので、腹を空かせた学生にはありがたいサービスなのかもしれない。今日は「チキンカレー」を注文してみたが、味も上々である。カレーは辛さも注文に合わせて調節してくれるようだ。とりあえず初めてなので、「普通の辛さ」を頼んでみたが、もう少し辛くても良かった。ところで、飯田橋から九段下にかけてのエリア(私の事務所もこのエリアなのだが)には、インド、ネパール、パキスタンなどの人たちが経営するインド料理店がやけに多い気がするのだが、それは、九段にインド大使館があるからなのだろうか。関連日記「飯田橋 カレー事情」
2004年01月19日
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毎週、日曜日が過ぎ行くのが早くて感じられてしかたない。原因はわかっている。毎週日曜日の夜は、月曜日からの仕事のために、夕食後に事務所に向かう。そのまま金曜日まで事務所泊まりため、1週間分の着替えなどを用意する必要があるのだ。要するに、毎週日曜日の夕方は、小旅行の前のような旅支度をしているわけで、考えようによっては、日曜の夕方から仕事の準備をしなければならないということだ。また、夜更かしができるのが金曜、土曜だけであるため、日曜日は目覚めるのがお昼近くであることが多い。今日も目覚めたのはテレビ朝日の「サンデー・プロジェクト」が始まった頃だった。サンデー・プロジェクトを見ながらブランチを摂り、その後、パソコンに向かったり、テレビを見たりしていると、あっという間に夕方である。風呂に入り、夕食を食べると、もう着替えを詰めた鞄を持って出掛けなければならないのである。そうして今日も日曜日は終わってしまうのである。
2004年01月18日
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昨日観に行った友人の公演は、新橋駅からほど近い「内幸町ホール」。開演時刻は18:30だった。地下鉄銀座線が便利だというのり平さんとは、地下鉄・新橋駅の改札近くに、18時ごろということで待ち合わせた。しかし、この待ち合わせ場所と時刻は不用意だった。銀座の(と言っても新橋駅の方が近い)行き付けのバーの開店時刻も18:30。そのお店の支配人やスタッフと顔を合わせてしまったのだ。「後ほど。お待ちしております」などと言われてしまい、「今日は飲みに来たんじゃないのに・・」と気まずい思いをした。と、そんな後ろめたさ?から、今日はその店に飲みに行った。6時半開店のお店に7時過ぎごろ顔を出すと、今日はやけに静かな雰囲気。それもそのはず、他にお客が一人も居らず、私が最初の客だったのだ。40席以上のキャパがある店内に、客は自分一人。馴染みの店だから良いようなものだが、初めての店、しかも銀座で、こんな状況だったら恐れをなして引き返すだろう。また、いくら馴染みの店でも、こんな状況が続くようでは、店の経営が心配になってしまう。幸い、私が入店して数分後に別の客が入ってきて、その後ちらほらと席が埋まっていった。これで安心して飲める。
2004年01月17日
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友人のピエロ(クラウン)から公演の案内が来たので、のり平さんを誘って観に行った。この友人、道化師(芸人)になって、かれこれ12~13年になるだろうか。昔は「サボテン公爵」という3人グループで、年に数回、パフォーマンスを見せる公演を開いていたが、最近は「即興コメディ」という、ちょっと路線の違う活動を展開していて、純粋にクラウンとしての公演は久しぶりな気がする。ジャグリングやマジックなど、クラウンとしての色々な技を身に着けている男なのだが、中でもパントマイムの技は一流品である。演劇関係の学校でパントマイムの講師を務めているということだ。そんな彼の技を久しぶりに見られるということで、楽しみしていた。ステージの内容は、サーカスのピエロを目指していた裏方の回想という設定のストーリー仕立てで、シーンごとにクラウンたちが色々なパフォーマンスを見せるというもの。普段はバラバラに活動している芸人たちが10人ほど出演していて、ストーリーの中にそれぞれ芸人たちの得意技がちりばめられていた。友人のパントマイムも相変わらず切れがあったが、このステージで圧巻だった(私が一番感心した)のはハンドベルのパフォーマンスを見せてくれた2人組のパフォーマーだった。ビゼーの「カルメン」を2人で演奏しきってみせたのだ。あのテンポの早い曲を、たった2人で見事にベルを持ち替えて聴かせてくれた。そして、その間にも、コミカルな掛け合いがちりばめられていて、笑わせてくれるのだ。私は友人が出演していることもあり、かなり楽しめたステージだったが、のり平さんはどうだっただろうか。こういったステージには好き嫌いがあるので・・・
2004年01月16日
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ペットと会話ができる夢のようなマシン「バウリンガル」を開発したおもちゃの「タカラ」が、今度は本当に「夢を見る」ためのマシンを開発した。その名も「夢見工房」。このマシンを枕元にセットして寝ると、自分の見たい夢(に近い夢)を見ることができるという代物である。「夢と眠りを楽しくする」をコンセプトに、臨床心理学・人格心理学の研究者との共同開発したもので、視覚情報入力機能、芳香剤発生機能、BGM機能、ボイスレコーダー機能、目覚め機能の5つの機能で睡眠中の記憶を刺激して、希望した夢を誘導するというものである。私は高校時代、いわゆる「深夜放送族」だった。「オールナイト・ニッポン」や「セイ・ヤング」などの深夜放送を毎晩のように聴いていた。ラジオを点けたまま寝てしまうこともしばしば。そうすると、朝のニュースの内容が時々夢に出てくることがあった。あるときは、朝のラジオ番組で「連合赤軍の残党の逃亡生活」を本人が独白していた番組が、目覚める直前に流れていて、私は警察に追われる嫌な夢を見たこともあった。そんな経験から、自分が見たい夢を見ようと思ったことがあった。当時、私はテレビで放送されていたアメリカのTVドラマ「バイオニック ジェミー」のジェミー・ソマーズ(リンジー・ワグナー)が好きだった。英語が大の苦手な私が、英語の先生に英訳してもらってファンレターを出したほどだった。当時は家庭用ビデオが発売されたばかりの頃で、まだ非常に高価だったビデオデッキは我が家にはなかった。せめて音だけでもと、テープレコーダーに番組の音声を録音していた。そのドラマの音声を、寝覚めの直前に再生すれば、「ジェミー」の夢が見れるのではないかと思い、テープレコーダーをタイマーに連動させて、試してみたことがあった。実験は成功。漠然とした夢ではあったが、夢の中にジェミーが登場したのである。実際にはジェミーの声は田島玲子さんが吹き替えていたので、私のイメージの中では田島玲子さんの声がジェミーの声なのだが、その声を睡眠中に聴いたことにより、バイオニック ジェミーが夢の中に現れたのである。もうかれこれ25年前のことである。この発想を膨らませていれば、私の方がもっと先に「夢見工房」のような商品を開発できていたのかも知れない。惜しいことをした・・・
2004年01月15日
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日本で初めて狂牛病感染牛が発見されたのは2001年、もう2年半前のことになる。その年は911同時多発テロが発生した年だ。当時、御徒町の行きつけで「かあこう」さんと飲んでいたとき、「かあこう」さんがこんなことを言っていた。「同時多発テロ」と「人里に出てきた熊が人を襲う事件」、「狂牛病」は、次元こそ違うが共通するような気がする。「中東イスラム教国の民族」も「乱開発で居場所を失った熊」も「草食なのに肉骨粉を食べさせられている牛」も、文明と言う名の人間の身勝手さに、理不尽な扱いを受けている者達で、「イスラム原理主義の過激派」は知恵を持った人間だから「テロ」という方法で反撃するし、熊は知恵はないが腕力があるから人を襲う、人間に飼育されて反撃のすべを持たない牛が、唯一、身勝手な人間達に報復すうる手段は「狂牛病」を発症するということではないか。なんとも考えさせられる意見だった。人間はこれまで、文明の発展の名の下に、色々と自然の摂理を無視する諸行を繰り返してきた。草食動物の牛に、成長を早めたいということで肉骨粉を与えることなど、その代表例だ。こういう人間の身勝手の報いは、いつかやって来るもので、それがここ数年、一気に噴出しているということなのだろう。狂牛病、鯉ヘルペス、鳥インフルエンザ、そして新型肺炎SARSと、昔は無かった病気が世界中で急増している。一昨年、日本中を混乱に陥れた狂牛病が、今度はアメリカで検出され、鯉ヘルペスで養殖鯉が大量死、韓国から飛び火したと思われる鳥インフルエンザで鶏が大量処分されている。また、昨年6月の厚生労働省の発表ではキンメダイやメカジキなどの魚は、最近の調査で分かった水銀量から、妊婦は週2回までしか食べない方が良いという。その上、採卵日を偽った半年前の卵が市場に出回るようでは、これからいったい何を食べたら良いのだろう。
2004年01月14日
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昨日の成人の日、全国各地で執り行われた成人式の式典は、例年のごとく一部の不心得者の傍若無人な所業により、なさけない状況ばかりがクローズアップされていた。分別ある大人の仲間入りのイベントで、なんとも幼稚な振る舞いには呆れるしかない。こういう輩はほんの一握りで、大多数の新成人は厳粛に成人式に臨んでいたものだと思うのだが、その一握りの不心得者が、その他大勢の大切な成人式を台無しにし、さらに新成人全体のイメージを著しくおとしめているのだから、迷惑きわまりない。しかし、主催者側も主催者側だと思うのだ。もう3~4年も前からこのような状況は続いていて、地方自治体主催の成人式の是非については、その都度問題にされていたはずだ。それでも自治体主催の式典を執り行いたいのなら、それなりの工夫をするべきである。迷惑新成人たちの行為は、威力業務妨害、器物損壊、傷害、道交法違反など、なんらかの法的取り締まりが可能なはずだ。式の進行を妨害する者は即刻排除できる体制を用意しておくべきだ。そして、他人に迷惑をかける行為は、法で裁かれるのだということをきっちり教えることも、無軌道な若者達には必要なことであり、それが大人の責任なのではないだろうか。演台に立った代議士達が、大して身があるとも思えない話を延々と続ける成人の式典は、結局、代議士達の自己満足にすぎず、新しく選挙権を獲得した有権者に、名前を覚えてもらおうというもののように思えてくる。厳粛な心構えで成人式に臨んでいる多くの若者達がかわいそうである。
2004年01月13日
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昨日11日は鏡開きである。我が家では今年は鏡餅を飾っていなかったのだが、妹のところのお裾分けをいただいた。昨日は発表会で家族全員忙しく、鏡開きしたお餅を食べる余裕がなかったので、今日昼過ぎ、1日遅れで、おしるこに入れていただいた。ところで、「おしるこ」と「ぜんざい」の違いは何なんだろうという疑問を持ったことはないだろうか。私は「こしあん」が「おしるこ」、「粒あん」が「ぜんざい」と思っていたのだが、母親は「こしあん」でも「粒あん」でも「おしるこ」だと言いはる。こうなると、調べなくては気が済まないのが私の性格。ネットで調べたところ、諸説あるようなのだが、どうやら関東と関西で「おしるこ」「ぜんざい」の定義が違うようである。関東では「あんこ」の種類は「こしあん」でも「粒あん」でもよく、お湯に溶かして汁状になったものを「おしるこ」、薄めずに「あんこ」がそのまま餅にかけてあるのを「ぜんざい」と呼ぶらしい。「ぜんざい」はそのまま食べても良いが、お好みの量のお湯で薄めて食べても良いということで、「自在汁粉」と呼んでいたのが「自在」が変化して「ぜんざい」となったという説である。一方、関西では、どちらも汁状になったもので、「こしあん」の方が「おしるこ」、「粒あん」が「ぜんざい」という区別らしい。私が記憶していたのは関西流ということになる。これらの説と違った説をご存知の方は、是非、お教えください。
2004年01月12日
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今年もこの日がやってきた。1月の第2日曜日。両親がピアノやバイオリン、クラリネットなどを教えている生徒たちの、年に1度の発表会である。今年で21回を数える。第1回目の年に生まれた子供が成人式を迎える年月である。会場も例年通り「クロスクラブ」。ピアノの生徒はほとんどが小学生、バイオリンも半分は小学生で、1年間の成果を親御さんやおじいちゃん、おばあちゃんにご披露するといったレベルのもの。第三者が聴くにはちょっと辛い演奏である。ビオラ、クラリネットの生徒とバイオリンの生徒の一部は社会人が趣味で習いに来ているもので、小学生よりまともではあるが、それでもやはり素人の発表会の域は脱していない。しかし、一人だけずば抜けて上手いバイオリンの生徒がいる。現在、高校1年生の女の子で、ここ数年はその子が発表会全体のトリを演奏している。今日も、その娘がトリを務めたのだが、それまでの他の生徒たちの演奏とは全然レベルが違う。お金を払って聴きに行くコンサートの演奏にも引けを取らない内容なのだ。後で母に訊ねたところ、幼稚園のころから母の所に習いに来ていて、今年で丸12年になるということだ。他に、社会人になってから趣味で習い始めて、10年ぐらいになる生徒もいるようだが、幼稚園からというのとでは、上達の度合いが全然違うようだ。小学校の低学年から通い始めた生徒でも、ほとんどは中学受験や高校受験の年に、「一時稽古事を休みます」ということになり、結局そのまま止めてしまう場合が多い。彼女の場合は、高校1年の現在まで、そういうこともなく続けてきたわけで、おそらく大学もそちらの方面を志しているのではないかと思われる。トリの演奏を聴き終えて、母も鼻高々と言った面持ち。本人の努力やご家族の協力など、様々な要素でここまでのレベルに達したのだと思うが、こんな生徒を教えてきた母を、私も誇らしく感じてしまう。
2004年01月11日
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昨今は空前の焼酎ブームと言えよう。昔ならオヤジか貧乏学生の飲み物というイメージがあった焼酎だが、最近では、若い女性の間でも、かなり焼酎通が増えているようだ。しかも、以前は独特の臭味から敬遠されがちだった「芋焼酎」が脚光を浴びている。焼酎自体が洗練されてきたことと、女性のオヤジ化が相まっての現象なのだろうか。ところで、私が子供(小学生)の頃、父親から醸造酒と蒸留酒の違いについて教えてもらったことがある。今となっては言うまでもないことだが、「醸造酒」とは、原料の穀物や果実を醗酵させて濾過したもので、「蒸留酒」は更にそれを蒸留することにより、アルコールを抽出して造ったものである。そのときの父親の説明では、例として、「ぶどう」を原料に作った醸造酒が「ワイン」、蒸留酒だと「ブランデー」、麦が原料の醸造酒は「ビール」で、蒸留酒なら「ウィスキー」、米を原料とする醸造酒は「日本酒」で、蒸留酒は「焼酎」ということだった。私はその後ずーっとそのように覚えていた。ところが大学生になり、友達と酒を酌み交わすようになって気付いた。経済的にあまり余裕がない学生同士での飲み会は、値段やアルコール度数を考えると、どうしても焼酎を飲むことが多かった。そしてその頃飲んでいた焼酎はほとんど「麦焼酎」だったのである。父から教えてもらった「米が原料の蒸留酒が焼酎」というのはいったい何だったんだろう。時はまさに宝酒造の「純」やサントリーの「樹氷」、「下町のナポレオン」と呼ばれた「いいちこ」がブレークし始めた頃である。当時、東京の酒屋で簡単に手に入る「焼酎」といえばほとんどが「麦」だった。そして、サツマ芋やゴマを原料にした焼酎もあるのだということを徐々に知っていった。父親が言っていて「米の焼酎」はむしろ少ないように思えたのである。今日、テレビを見ていたらこんなクイズが出題されていた。「新撰組」の近藤勇が江戸で処刑され、板橋の刑場で曝し首にされた後、その生首は京都まで運ばれ、京都でも曝された。その京都への輸送の際に、生首が腐敗しないようにあるものに漬けて運ばれた。その「あるもの」とは何か?という問題である。答えは「焼酎」。しかも、それは「粕取焼酎」というものだったということだ。「粕取焼酎」とは、日本酒を搾った後の酒粕を、更に醗酵させ、そこからアルコールを蒸留抽出して造った焼酎ということだ。従って、原料は日本酒と同じ米。江戸時代、九州地方では既に麦焼酎や芋焼酎、胡麻焼酎などが造られていたものの、現在のように流通機関が発達していなかったため、ほとんど地元でしか消費されていなかった。他の地方では、日本酒を造った際に出る「粕」を集めて、それを再利用する「粕取焼酎」が主流だったようである。現代風に言えば「産業廃棄物のリサイクル」の産物である。この「粕取焼酎」、飲料用のほかに医療用(消毒用)にも用いられていたらしい。これで長年の疑問が解けた。私の父の実家は、造り酒屋だった。おそらく父の実家でも、昔は日本酒を搾った後の酒粕を焼酎メーカーに払い下げていたのだろう。だから、父のイメージの中では「焼酎の原料は米」だったのではないだろうか。
2004年01月10日
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アメリカでのBSE感染牛発生による米国産牛肉輸入停止を受けて、吉野家が牛丼以外のメニューを打ち出してきた。12月時点で2ヶ月分の牛肉在庫があるとしていた吉野家だが、輸入停止の期間がそれ以上の期間に亘る様相が濃厚となり、在庫牛肉をなるべく長持ちさせる措置だ。特盛牛丼、牛皿、牛丼弁当をメニューから外し、牛肉の消費を減らし、その分の売り上げ減少を他のメニューで補おうということだ。カレー丼はすでに一部店舗で展開していたが、これに続いて、来週からイクラ鮭丼と焼き鳥丼を新たに追加するということだ。牛丼チェーンでは業界最大手の吉野家だが、その反面、今まで牛丼以外のメニューを用意していなかったのも吉野家だけであり、牛丼が売れなくなると、一番苦しい立場に追い込まれるのも吉野家であることは明白である。新メニュー投入でこの窮地を乗り切れるかどうかというところだろう。しかし、私のイメージとしては、牛丼と言えば吉野家、吉野家と言えば牛丼である。吉野家に牛丼以外のものを食べに行こうとは思わない。また、牛丼が現在280円なのに対して、新投入のメニューは400円以上のものばかりである。果たして新メニューはこの窮地をしのげるのだろうか。
2004年01月09日
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正月三が日の暖かさが嘘のように、今週に入ってからは寒い日が続いているが、今日はまた一段と寒さが厳しかった。何よりも一日中吹いていた強い北風が、体感温度を一層寒く感じさせていた。夜明け前の一番気温が下がる時間帯に仕事に出勤しなければならない身ととしては、非常に厳しい日だった。しかし、その強風のせいか、お正月休みの余韻か、東京の空はいつになく澄んでいるように感じられた。夜には月齢も16日のまん丸な月が冴え冴えと光っていた。ところで、北風が吹くときの擬音は、一般的には「ぴゅーぴゅー」とか「ひゅーひゅー」だと思うのだが、童謡「焚き火」では「ぴいぷう」なのである。子供のころの私は「ぴゅーぴゅー」と歌っていたような覚えがある。いつそれが間違いだと知ったのだかは定かではない。しかし、子供のころに覚えていた歌の歌詞が、実は間違っていたということは結構あるようだ。
2004年01月08日
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昨年暮れ、アメリカで見つかったBSE感染牛は、カナダから子牛の段階で輸入したものだったとの発表があった。BSE感染経路を特定し、今後の対策を立てるということは大切なことである。ところが、アメリカの言い分はどうやら違うようだ。「BSE感染牛はカナダから輸入したものだから、アメリカ国内の牛は安全だ」というのがアメリカの主張。「だから早く輸入を再開しろ」という論理らしい。そんな理屈が認められるわけがない。どこで生まれた牛であろうと、最終的にアメリカ国内で食肉用に飼育された牛なら、アメリカ産の牛肉として輸出されるのだから。むしろ、どこからでもBSEに感染した子牛がアメリカに入ってくる可能性を露呈したわけで、そのチェック体制の甘さを考えれば、アメリカの牛肉が一番危険とも考えられるのではないだろうか。輸入の際に、BSE感染のチェックを行っていない。そして、食肉用に屠殺する際にも、現在の日本のような全頭検査は行っていない。こんな状態で「アメリカ産の牛肉は安全だ」と言い切るアメリカのご都合主義。牛肉輸入問題に関して、日本は決して妥協してはならないと思うのである。
2004年01月07日
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なっちに続いて「モーニング娘」から辻、加護が抜けるということだ。新年早々、3日のコンサートで、本人たちの口から「卒業します」と発表されたということだが、「卒業」とはいったい何ぞや?普通、団体から抜ける場合、「脱退」という言葉を使う。成すべきことを終えて、二度とその団体に戻らない場合には「引退」という言葉を使うこともある。「卒業」とは「モー娘」というグループを学校に例えての表現だと思うのだが、結局「ハロプロ」内でのシャッフルなのだから、「卒業」と言うよりは「転校」というのがせいぜいだろう。中澤や保田のように古い方から抜けて、しかもその後は個人で活動するというのなら「卒業」と言うのもまだ納得できるが、辻、加護の場合は、新ユニットを結成するということだ。なっちの次は飯田佳織との予想もあったようだが、世間の予想を裏切るのがつんくプロデュースのようで、飯田はお局様のような状態になるのではないだろうか。辻、加護が「卒業」なら、飯田は「残業」と言ったところだろうか。
2004年01月06日
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昨日、アメリカの火星探査車が火星に着陸した映像が流れた。昨年8月、火星は6万年ぶりに地球に大接近した。このタイミングが火星探査の絶好の機会だったわけで、各国はこぞって火星に向けた探査船を打ち上げていた。日本でも火星探査衛星「のぞみ」が1998年7月に打ち上げられたが、途中で故障。予定を変更し、復旧を期待しながら火星に向かっていたが、昨年ついに断念した。今回、火星への着陸に成功した「スピリッツ」は昨年6月に打ち上げられたもので、半年に亘る飛行の末、日本時間4日午後1時に火星着陸に成功した。テレビの映像では、着陸用カプセルが火星大気圏突入後、パラシュートを開き、その後は衝撃吸収用の風船に包まれた状態で火星地表にバウンドし、転がるように着陸する映像が流れた。しかし、この映像はCGによるシミュレーション映像である。着陸用カプセルがパラシュートを開く瞬間や、火星表面にバウンドする光景を、実際に別の角度から撮影できるわけはないのだから、当然、シミュレーション映像なのだが、その映像がやけにリアルなのだ。このリアルなシミュレーション映像、私は過剰演出だと思う。あたかも本当の着陸の瞬間が放送されているような錯覚に陥るのだが、それが作り物の映像だと分かると、着陸の事実自体が捏造された情報のように思われてしまうのではないだろうか。着陸用カプセルが大気圏に突入する映像では、カメラがぶれるような映像効果が施されている。また、衝撃吸収用バッグに包まれたカプセルが地表を転がる映像ではカメラアングルが徐々に移動していく。そうした映像効果により、まるで「スター・ウォーズ」の1シーンを見ているようなリアルな映像に仕上がっているのだが、果たして、着陸の方法を説明するシミュレーション映像にこのような演出は必要なのだろうか。逆に、このような映像演出が、着陸の事実の信憑性を薄れさせるのではないかと思えてくる。シミュレーションCGなら、カメラアングルは固定の方が説明的効果は大きいと思うのである。アポロ11号の月面着陸映像は、30年以上たった現在まで、たびたび疑惑を指摘されている。そんな内容の「カプリコーン・ワン」という映画さえ作られたほどだ。また、湾岸戦争の際にアメリカがプロパガンダとして使用した「石油まみれの海鳥」の映像は、後に捏造であることが判明している。昨年のイラク攻撃前に、イラクが大量破壊兵器を保有している証拠として、アメリカのパウエル国務長官が国連に提出した音声テープも、今となっては捏造の可能性が高い。アメリカは、その技術力を背景に、過去に色々な捏造情報を世界に発信しているのだ。今回の「スピリッツ」の着陸映像の意図は何なのだろう。CG技術を自慢したかっただけなのだろうか。
2004年01月05日
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昨日は、事務所に出て雑用を片付け、その流れで「古畑任三郎」を事務所で見て、事務所泊まり。今日は事務所の近くにある「東京大神宮」に参拝。その後、これも事務所から近い「靖国神社」を訪れた。こちらにはお参りするつもりはない。どんな様子かを見に行っただけだ。参道には出店屋台が建ち並び、「みたま祭」のとこきと同じような状態。戦争を経験されたご年配の参拝者と同じぐらい晴れ着姿の若い女性などの姿も見受けられる。この若者達は「靖国神社」がどんなところなのか知っているのだろうか?九段下から半蔵門線で渋谷に出て、東横線で多摩川へ。今度は多摩川駅近くの浅間神社へ参拝。この多摩川の浅間神社は、多摩川越しに遥か富士山を望む丘陵地に、北条政子が源頼朝の武勇を祈願して建立したものだと伝えられる。「浅間神社」というからには御神体は霊山富士・木花咲耶姫である。昨年の正月、なおニンさん達と河口湖の貸し別荘で過ごし、富士浅間神社に初詣したときに私が引いたおみくじは「大吉」だった。昨年一年間、そのおみくじを財布の中に忍ばせて、ご利益を享受した。そのおみくじを納めるなら「浅間神社」と思い、多摩川の浅間神社への参拝を考えていたのだ。境内では「お焚き上げ」が焚かれていたので、そこに納めて参拝を済ませた。今年一年を占う意味でおみくじを引くと、今年は「中吉」。まずまず良い内容だが、油断は禁物。身を引き締めて、真摯に過ごせとのお告げのようだ。
2004年01月04日
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今日は私の大好きな「古畑任三郎」のスペシャルが放送された。1999年6月パート3の最終回以来だから、実に4年半ぶりである。今回の舞台は某国(南米でスペイン語が公用語の国)の日本大使館である。「古畑任三郎」といえば、犯人役で登場する大物ゲストも楽しみの一つである。今回は全権大使・黛竹千代役で松本幸四郎。息子の市川染五郎がパート3の第1話に犯人役で出演、娘・松たか子もパート2の山城新伍が犯人役の回に、被害者のフィアンセ役で出演している。ついに父親登場といった感じだ。また、過去の作品の話題がドラマ中に盛り込まれているのも、三谷幸喜の遊び心の一つである。今回も、大使館での食事のシーンで、大使の夫人に「過去に手がけた事件」を訊かれ、緒方拳が犯人役だった「おみくじ殺人」の話をする場面があった。そういう意味では、「古畑任三郎」では過去に出演したキャストが別の役で出演するという重複はあってはいけないと思うのだが、今回、大使館の主治医役で出演していた津川雅彦は、パート3の中で古畑任三郎の小学校の同級生という設定で登場している。「古畑ファン」としてはちょっとガッカリである。そして、今回の「古畑」で過去の作品と決定的に違うのは、今泉や西園寺といった古畑の部下が登場しないこと。「古畑任三郎」といえば西村雅彦扮する「今泉慎太郎」との絶妙な掛け合いがその魅力でもある。その代わり、「おみくじ殺人」のときから登場し始めたなぞの男、八嶋智人扮する「花田」が不思議な間をかもし出していた。「古畑任三郎」、今年あたりまた新シリーズを放送して欲しいものである。ちなみに、ネットで「古畑任三郎」を検索してみたところ、フジテレビのサイトのほかに「古畑Fan」というサイトが見つかった。そのサイトに「古畑クイズ」というコーナーがあって、かなりマニアックな問題が用意されている。「古畑フリーク」を自負する私も、2割ほど答えられない問題があった。
2004年01月03日
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正月のテレビ番組は、バラエティー系の特別番組だらけ。お笑い芸人たちは、一年の半分はこの時期に稼いでいるのではないかと思えるほど、どのチャンネルを回しても顔を見る。そして、正月番組のもう一つの特徴は、クイズ番組など、普段は一般人が出場する番組にお正月特番として大物有名人が登場するパターン。今日は「クイズ・ミリオネア」のお正月特番だ。メジャーリーグから日本ハムに戻ってきた新庄が登場し、見事1000万円を獲得していた。しかし、その過程が凄い。3つのライフラインはほとんど無駄遣い。テレフォンは日本ハムの岩本らに電話するが、問題を伝えるだけで30秒経過、答えを得られず勘だけで答えて正解。オーディエンスでは、自分のファース・トインプレッションとは違う結果が出て、ファースト・インプレッションともオーディエンスの結果とも違う答えを選んで正解。唯一、有効利用できたのはフィフティー・フィフティーだったが、4分の1の確立を2分の1の確立にしたということで、その2分の1の確立を引き当てたのも勘。更に凄いのが、途中で2回使った鉛筆。学生時代の試験と同じように、鉛筆を転がして答えを決めるという方法で、見事正解しているのだ。しかも、その鉛筆で答えを決めた2回目は、なんと最終問題、1000万円の問題だ。運と勘で1000万円まで制覇してしまうのだから恐ろしい。新庄剛志といえば、阪神時代から、計算できないとんでもないことをやらかしてくれた。そういえば、メジャーリーグでも野茂、佐々木、イチローなど、蒼々たるメンバーを差し置いて、日本人初のワールドシリーズ出場を果たしたのは新庄だった。今年から札幌に本拠地を移す日本ハムだが、新庄加入で日本ハム、そしてパリーグが面白くなりそうだ。
2004年01月02日
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2004年が始まった。昨夜は初詣の後、「朝まで生テレビ」を見てしまったので、今朝起きたのは11時過ぎ。雑煮とおせちを食べて、年賀状に目を通すという、いたって普通の元旦を過ごす。テレビではNHKの新年最初のお昼のニュース。ところが、その今年最初のニュースに強い憤りを覚えた。そう「小泉首相の靖国参拝」である。小泉純一郎が首相の座について今日で足掛け4年になる。過去3年、毎年騙し討ちのような日程で靖国神社に参拝し、物議をかもしている。総理就任最初の年は、直前まで終戦記念日の参拝を公言していたが、突然、数日繰り上げて参拝した。次の年は5月、昨年は1月14日に突然の参拝を行っている。そして、今年はついに元旦。毎年、マスコミなどが靖国参拝の是非を取り上げる前に、突発的に参拝しているが、もうこれ以上繰り上げることができないところまできてしまったわけだ。総理大臣の靖国参拝問題については、この日記で何度か触れているのだが、総理の参拝という事実に加え、そのことの問題点をマスメディアが正しく国民に伝えていないことにも憤りを感じるのである。テレビや新聞の報道を見ると、中国や韓国など、極東諸国から非難があるから問題なのだという論調ばかりが目に付くが、そのことよりもっとはるかに重大な「日本国のあり方」としての問題に言及している報道をほとんど目にしない。ここ2年こそ、靖国神社は年末に「初詣CM」をテレビなどでも流し、一般の宗教法人の神社のような顔を装っているが、戦前、この神社は宗教の名を借りた軍事施設だったことは明白である。靖国問題に多少でも関心がある人なら誰でも知っていることだが、戦前、通常の神社仏閣(宗教法人)は教育省(現在の文部科学省に相当)の管轄だったが、靖国神社は陸海軍が所管していた。「お国のため」「名誉の戦死」というキーワードで国民を戦地に向かわせた日本軍の精神的よりどころが靖国神社である。そして、60年以上経った現在も、靖国神社裏手の歴史博物館「遊就館」は、旧日本軍を誇示し賛美するような展示物ばかりが並んでいる。そんな旧帝国陸海軍の遺物に、日本の最高主導者が参拝することが、いかに不自然なことであるかを認識していただきたい。そして、靖国神社に祀られている「御霊」を「戦争の犠牲者」という漠然とした表現でごまかしているが、ここに祀られているのは「旧日本軍に従軍して戦死した者」だけであり、民間で戦争の犠牲になった多くの人々は全く対象外である。小泉総理が言うように「二度と戦争を起こさないように」ということであれば、軍人、民間人の区別なく戦争犠牲者に哀悼を捧げるべきで、それなら靖国ではないはずだ。また、終戦直後、GHQは、靖国神社を他の宗教と完全に異質のもので、日本の天皇制や政治と密接に関わった宗教と判断し、宗教色をなくした戦争メモリアルに変える方針を打ち出したが、今後は完全に政治と切り離すことを条件に、神社として残すよう嘆願し、現在の靖国神社に到ったという経緯がある。したがって、総理大臣はおろか、政府閣僚が靖国神社に参拝することは、あってはならないことなのである。小泉首相は靖国参拝に当たって「私人」としての参拝であり、何の問題もないとしているが、毎回、記帳の際には「内閣総理大臣 小泉純一郎」と書いている。明らかに政教分離の原則から逸脱した違憲行為である。更に、今日の参拝後のインタビューでは「初詣は伝統的な日本の文化。すがすがしい」などと発言しているが、戦前の靖国神社は一般の初詣の対象ではなかったはずだ。戦後しばらくして、ようやく一般の宗教法人格となった靖国神社に参拝する行為は、「日本の伝統的な初詣」ではない。「日本の伝統的な初詣」として神社にお参りしたいのなら、伊勢神宮や出雲大社に行くか、地元の氏神様にお参りするべきだ。とにかく、首相になってからの小泉の言動は矛盾だらけである。「二度と戦争を起こさないように」との名目で、政教分離を無視して靖国神社に参拝しながら、アメリカのイラク攻撃には真っ先に「賛成」の意を表している。「国益のため」に憲法9条を無視して自衛隊イラク派遣を決めておきながら、アジア諸国の反感を買い国益を損なうことが明らかな靖国参拝を強行する。誰かこの支離滅裂な首相を止めてくれ!!
2004年01月01日
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