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ごく近い将来に「当たり前」の言葉になりそうな気がします(^o^)
『サクセスフル・エイジングのもう一つの観点
-ジェロトランセンデンス理論の考察-』中嶌康之・小田利勝より
> ジェロトランセンデンス理論の主唱者は
> スウェーデン・ウプサラ大学教授の社会学者
> ラース・トーンスタム(Lars Tornstam)である。
> かれは、離脱理論を新たにメタ理論的に捉えなおし、
> トランセンデンス(transcendence)という観点から
> 高齢期における生活満足の問題にアプローチしている。
>
> 「ジェロトランセンデンス」は、
> ギリシャ語で老人を意味するgeronと
> 英語のtranscendence(超越、卓越、優越)
> を結びつけた合成語である。
> したがって、gerotranscendence を日本語に置き換えると、
> 「老いの超越」とでもいえようか。
> その骨子は、高齢期における生活満足の問題を
> 高齢期以前の物質主義的で合理的な観点から
> 宇宙的かつ超越的な観点へのメタ・パースペクティブな変化
> として捉えようとするところにある(Tornstam,1997)。
>
> しかし、この理論に関しては、
> いまのところ日本ではほとんど知られておらず、
> 国際的にもマイナーな理論であり、
> 評価も定まっていない発展途上の理論である。
>
> しかし、また、この理論は、
> これまでの社会老年学における諸理論
> とくに活動理論と離脱理論では説明できない、
> あるいはそれら理論では否定的に評価されがちな
> 高齢期の生き方や生活スタイルに対して
> 別のとらえ方があることを教えており、
> 今日およびこれからの社会老年学研究に
> 裨益することが大であると考える。
上の原文は ★こちら★ です、ぜひご一読を。
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