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先日、ベルックス社の新しい天窓が当社の倉庫に到着したという記事を書きましたが、昨日不具合のあった古いトップライトと無事交換しました。新築から既に30年以上経っていますから、屋根下地の黒いアスファルト・ルーフィング材も相当くたびれてきています。天窓を差し替えるに当たり、周囲のカラーベストの屋根材もある程度撤去しましたから、その部分については新しいアスファルト・ルーフィング材を下に十分差し込んで、雨漏れしないように配慮しながら施工する必要が生じます。勿論、天窓の周囲も防水テープやコーキング、鈑金材を入れて仕上げることも忘れてはいけません。急勾配な上にこの猛暑での作業でしたから、職人さんたちも結構大変だったと思いますが、きれいに仕上がった処を見て頂いたら、お客さんもきっと喜んでくれると思います。今日は、カラーベストを張り直して、最後に再度防水チェックをしたら施工終了です。名古屋・東海地区でVeluxのトップライトの新設・交換、他社天窓からの取替えでしたら、ホームメイドにお任せ下さいね。家の新築・メンテナンスをご希望の方は、お問い合わせ下さい。
2015年07月31日
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メーカーが不明のアルミクラッド・フレンチドア。両開きのアウト・スイングのフレンチドアは、輸入住宅好きの方であれば一度は使ってみたいと考えるのではないでしょうか。このおうちは、17年前に建てられたということですが、新築した住宅メーカーは既になく、メンテナンスの相談先に困っていたそうです。そんな中、うちの会社を見つけご連絡を頂きました。ドアの室内側の木部がこのように腐ってきたのは、ドアの下とドア枠とが接する部分に雨や結露が溜まってしまったのが原因です。こういう場合、原因がドアの構造にあることが考えられますが、構造的にそうならないドアやドア枠に交換するとなると、外壁などを触る必要があり、結構大掛かりな工事になります。(メーカーが分からず、同じ大きさのドアを探すのが困難な為、不具合のあるドアだけを新しいものに交換することは不可能です)今回、お客様にもその旨説明し、選択肢とそれぞれのケースのメリット・デメリットをご案内しました。そしてお客様が選択したのは、完璧とは言えないまでも腐った木部を切り取って、そこに新しい木を入れて修理するという方法でした。パラペイントのティンバーケアで防水塗装を行うつもりですが、常にドアを乾かしておく習慣を付けない限り、また同じトラブルが発生することは心しておく必要があります。まあ、完璧な施工をしたいのは、私たちビルダーのエゴかも知れませんから、お客様の選択の中でよりベターな方法で修理することは大切なことじゃないでしょうか。輸入住宅のメンテナンスでお困りの方は、お問い合わせ下さい。
2015年07月30日
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梅雨も明けて、名古屋でも連日猛暑日が続いています。そんな中、毎年やっている窓ガラスの遮熱対策を行いました。うちの事務所は倉庫の一角にありますから、冬は寒く夏は暑い。当然、アルミサッシの窓ガラスはペアガラスではありませんので、何も対策をしなければエアコンもフル稼働。でも、これでもう安心。農業用の黒いシートは、太陽の熱を吸収しますし、粗い編み込みになっていますから空気も中に溜まりません。それに意外と室内は暗くならないので、いいことづくめ。まあ、あとは見た目の問題だけでしょうが、これは人によって意見が異なるかも知れませんから、ご判断下さいませ。そうそう、エアコンの室外機の上にもこのシートを張っています。簡単な対策なんですが、熱効率は相当改善しますから是非古いアルミサッシのおうちの方は真似してやってみて下さい。それにしても、事務所に比べてうちで建てた輸入住宅は、何もしなくても高性能ですよね。輸入住宅の新築・リノベーションをご希望の方は、ご相談下さい。
2015年07月29日
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ドライブインと言っても、国道沿いの休憩施設ではありません。ドアレバー(ドアノブ)に取り付けられた筒状の丸いラッチのことをドライブイン・ラッチと呼ぶのです。今回も相当古いドアレバーのラッチが破損したようです。昔の輸入住宅は、このラッチが付いたドアが多かったですよね。ドアノブ・メーカーは分からないということですが、ラッチの形状からしてKwikset(クイックセット)社製だと思われます。このドアレバーには内鍵のサムターンが付いていますから、トイレのように内側から鍵を掛ける場所に付いていたんでしょう。それにしても、ゴールドのドアレバー本体はなかなかいい味出してますねぇ。使いこなされると少しアンティークがかって見えるのが、輸入のドアノブのいいところです。15年くらいすると、国産でも輸入ものでもラッチが壊れてくるものですが、これさえ換えれば結構長く使えるものです。勿論、私たちはこのラッチも交換用に在庫しています。ただ、たまにドアレバーのバネが切れてブラブラになることもありますから、その時は本体ごと交換ですよ。どんな住宅でもちゃんと手入れをすれば、長く使えるのですから根気よくおうちに付き合ってあげて下さいね。輸入住宅のメンテナンスでお困りの方は、お問い合わせ下さい。
2015年07月28日
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どこの輸入サッシ・メーカーか分からないが、網戸のコーナー材が破損してしまったので、何とか調達出来ないかという相談を頂きました。網戸のコーナー材は、多くの場合プラスチックで出来ていますから、風雨や強い日差しに曝されて経年劣化を起します。あまり網戸を触らないという人はそれ程気にしていないと思いますが、掃除とかで窓からよく外すという人は、この小さな部品が割れて網戸が壊れてしまうというトラブルに見舞われることが多いのです。プラスチックが弱くなっているところに、外す時の強い力が掛かってパキッと割れてしまう訳です。ただ、このコーナー材は、同じような大きさで似たようなデザインの部品がいくつも存在します。それもそれぞれが微妙に違いますから、似たようなものでもうまく網戸のフレームに入らないなんてこともあるかも知れません。網戸のフレームや不具合のあるコーナー材の形状や寸法をしっかり確認した上で、私たちにご相談下さいね。そうしないで適当に注文してしまうと、あとでコーナー材を自分たちで加工しなければ取付け出来なくなりますよ。まあ、全く同じ部品がなくて、加工を承知で注文しなければいけない時もありますけどね。輸入住宅のメンテナンスでお困りの方は、お問い合わせ下さい。
2015年07月27日
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お問い合わせを頂いたのは、上げ下げするタイプのシングルハング・サッシのバランサー。吊りヒモの糸は切れていないようですが、それを巻き付けておくプラスチック製の滑車の部分が経年劣化で壊れてしまったらしい。まあ、ここまでは古い輸入サッシでよくある話なんですが、サッシの枠部分を見ると枠の素材は何とアルミではないですか。アメリカのミルガード社製のサッシなんですが、アルミのタイプはほんと珍しいですね。以前、オーニング・タイプの窓でロック・レバーが折れたというご相談を頂いた時以来、アルミの輸入サッシについては何らお問い合わせはありませんでした。Milgardと言えば、樹脂製を思い浮かべるのが一般的ですが、アルミ製の窓は樹脂製が作られる随分前の製品ですから、お客様が現在まで大切に使われていた様子が窺い知れます。でも、消耗品であるバランサーは、正常に機能しているものでも順次壊れてきますから、予め予備のものを調達するなどの対処をしておくと、いざという時に安心です。この機会に、是非他のサッシの分も購入をご検討下さいね。ミルガードに限らず、インシュレートやサーティンティードなど、輸入住宅のメンテナンスでお困りの方は、お問い合わせ下さい。
2015年07月26日
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先日、ベルックスの古い天窓が内部結露を起し、木部も割れて交換しなければいけないという記事を書きましたが、昨日交換用の新しいトップライトが倉庫に到着しました。30年も前のGGLというタイプの天窓(中央の軸を中心に回転する窓)だったのですが、このタイプは順次廃番になっていく為、オーニングのように下側が開く新しいタイプのトップライトに装換することとなりました。人の背丈ほどもあるダンボールの箱に入っていますから、結構な大きさだということがお分かり頂けると思いますが、急勾配の屋根に取付ける為慎重に屋根まで上げなければいけません。また、この天窓には日除けのブラインドも装備します。ここは、屋根裏部屋なので日差しが強くブラインドは必修です。新築時にはブラインドを取付けしないケースもあるんですが、住んでみてやっぱり欲しいなんてことが多くありますから、天窓を付ける際に一緒に取り付ける方が合理的です。さあ、来週これを取付けるのですが、後は天気の心配だけですね。因みに来週は、ずっと晴れる予想です。でも、70度以上になる屋根の上での作業は、過酷なんですよ。勿論、トップライトの修理・交換では屋根材との取り合いや防水処理をしっかり考えなければなりませんから、業者選びは慎重に!Veluxは、多少サイズの異なる他社製の天窓とも交換可能ですから、ガラスの曇りや雨漏れでお悩みの方は、ご相談下さい。
2015年07月25日
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2015年7月23日付のダイヤモンド・オンラインで、「再生へ向かう前衛マンション」という記事が掲載されていた。そのマンションは、東京・銀座に建つ1972年竣工の「中銀カプセルタワービル」。設計は、黒川紀章である。2本のシャフトにカプセル型のワンルームの住戸が取り付けられた一風変わった形状をしている。既に老朽化がひどく、2007年には建て替えの決議がされているのだが、権利関係が複雑で費用もかさむ為未だに解体工事も始まっていないという。ただ、ここ何年かの間に少し事情が変わってきたらしい。それは、この変わった建物を修繕しながら残していこうという住人たちが表れてきたというのだ。給湯は全館で停止しているし、給水も一部の住居に限定され、エアコンも個別に対応するしかない状況の中でも、この建物に愛着を感じている人が引っ越してきたりもするらしい。さて、こういうシンボリックなマンションでは、こんな面白い現象がみられる訳だが、一般の古いマンションはどうだろうか?既に老朽化が進み、建て替えや修理の必要性に駆られている状況の中、殆ど前に進んでいないというのが実情だろう。ここでも1つのキーワードが、「愛着や熱意」だと思う。一戸建てにしてもマンションにしても、愛着の湧かない建物は、廃墟化するか解体されるしか道はない。その為には、素材だけでなくデザインやセンスというやつが、非常に大切だと私は思います。そういう建物しか、これからの日本には残っていかない。そう思うのは、私だけでしょうか。美しい輸入住宅のデザインをご希望の方は、ご相談下さい。
2015年07月24日
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クイックセット社製の内装用ドア・レバーが付いた白いドア。このレバーに装着されているラッチ(バックセットとも言う)は、ラッチの先が丸いタイプのドライブイン・ラッチです。輸入・国産を問わず通常のドアノブのラッチには、フェース・プレートと呼ばれる長方形の金属板が付いていて、それをドアに固定するという方式を取るのですが、ドライブイン・ラッチは丸い頭をラッチ用の穴に差し込むだけという手軽さから、古い輸入住宅の多くに採用されました。でも、このドライブイン・ラッチという商品は、国内では殆ど見かけなくなりました。どうしてそうなったかは不明ですが、メーカーサイドでもドライブイン・ラッチを前面に出して宣伝することはないと言っても過言ではありません。ですから、ラッチが壊れて修理に困っている輸入住宅ユーザーは潜在的にたくさんいらっしゃるように思います。輸入ドアノブのラッチでお困りの方は、お問い合わせ下さい。
2015年07月23日
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先日、あるお客様からガレージ・ドアの電動モーターの部品が破損したので交換したいという相談を頂いた。写真が不具合のあるギアの部品なんだが、樹脂製のギアの山が摩耗してしまっている。このガレージ・モーターの会社はリフトマスター(LiftMaster)というメーカーだが、北米でも日本でもメジャーな製品です。でも、ここの部品はプラスチック製ということもあって、結構交換が必要になることが多いようです。まあ、金属製にしたところで、ギアというものは何れ摩耗するのが必然ですが・・・。実際に何年も前に、古いお客様からギア等の交換をお願いされたことがありました。オープナーは、新しいタイプに切り替わるのが比較的早い製品のように思いますから、部品だけの交換が難しく、モーター全体を交換する必要があるかも知れません。でも、オープナーの施工時期やメーカー名、品番等の詳しい情報を予め収集しておくと、代替の部品をアメリカで探せる可能性は大きくなります。ガレージ・シャッターを含めて、機械ものは必ず点検・修理が必要となります。その時に備えて、住宅メーカーとの連携や情報共有をしておくことは、大切な家づくりだと思います。輸入住宅をご計画の方やガレージ等のメンテナンスをご希望の方は、お問い合わせ下さい。
2015年07月22日
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最近、トヨタのハイブリッド・カーのCMに「トヨタウン」と称する街並みが出てきますよね。よーく見ると、古きよき60年代のアメリカを彷彿とさせる明るく美しい街並みが車のバックに映ります。敷地の周りには柵もなく、美しく手入れされた芝生がずっとつながっているかのような景色です。既に戦後という時代は終わり、21世紀になったというのに未だに日本人はあの強かった頃のアメリカに憧れを抱いているんですね。かく言う私も、アメリカン・ドリームの時代である50年代から60年代のアメリカは、潜在意識の奥底に染み付いているような気がします。一番活発でお洒落な文化は、今なお色褪せていないと感じます。だからこそ、50年も前のアメリカの景色を背景にして、トヨタが車の販売CMを作っているんです。エルヴィス・プレスリーやマリリン・モンロー、JFKやアメリカン・グラフィティ。どれを取っても私たちの心のどこかに、懐かしさや憧れを感じさせてくれるものばかりです。そういう気持ちを日本人が持ち続ける限り、私たちが手掛ける北米タイプの輸入住宅も、廃れることなく残っていくのではないでしょうか。因みに、今流行りのシンプル・モダンの建築もヨーロッパからアメリカに渡ったものが、日本にも来ているんですね。アメリカやヨーロッパの日本への文化的影響というものは、計り知れませんね。こうしたデザインの輸入住宅をご希望の方は、ご相談下さい。
2015年07月21日
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昨日、とある経営の勉強会の一泊研修で、滋賀県長浜市にある黒壁スクエアという商業エリアを訪れました。日曜ということもあり結構な人出でしたが、私はこんな場所があるなんて全然知りませんでした。東京や大阪でなく、こんなに都会から遠い処に、それもこんなにたくさんの人がやってくる場所があるというには、やっぱり訳があるんですね。その一つが、海洋堂フィギュア・ミュジアム。何か変な人が、北斗の拳の「ケンシロウ」の前で戦いを挑もうとポーズを取っていますが、こういう人もやってくる言わば聖地なんですね。アニメ・オタクであり、フィギュア・オタクである私の子供に聞いたら、やっぱり知っていましたねぇ。施設の中には、これから発売されるフィギュアなどが処狭しと並べられていて、それも相当凝った造りになっています。そこには、造り手の想いやこだわりといったものの他にこういうものを造りたい、こういうものを世の中に見せたいという大好きという気持ちが感じられるんですね。モノづくりというものは、やっぱりお客さんに金額以上の驚きや感動を与えられないといけないのかも知れません。私たちのような小さな中小零細ビルダーに至っては、そこしか生きる道はないと思います。知る人ぞ知る海洋堂フィギュア・ミュジアム。こんな存在が私たち 輸入住宅ビルダーの進むべき方向を教えてくれているのかも知れません。まあ、私がどこまで輸入住宅でマニアックになっているかは、皆さんの判断にお任せしますが・・・。こうした私の考えや建築に共感され、施工を希望される方は、ご相談下さい。
2015年07月20日
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輸入サッシは、国産のアルミサッシと違い、屋外側は耐候性のあるアルミや樹脂等を用いて雨が当たってもいいようにしていますが、室内側は温かみを感じる木製のクラッド・サッシのものが多くあります。写真のサッシは、マーヴィン(Marvin)社のファイバー・クラッド・サッシであるインテグリティ(Integrity)シリーズのケースメント窓。ケースメントは、クランク・ハンドルを回すことで、横方向にゆっくりと開いていくサッシのことで、写真にもそのギア・アームやブラケットの金属部品が写っていますね。今回ご相談頂いた問題は、ご覧のように室内側の木部フレームに割れが入ってきているということと、ギア・アームのギアが減って、うまく窓が開いていってくれなくなったということでした。木部の割れについては、風雨の強い時に建具(サッシュ)と窓枠との間に水が入り込んで、表面膨張によってその水分がそこからなかなか出ていかなくなった状態になったことが原因かも知れません。その解決には、雨の後に窓を開けて木部を乾かしてあげることなんですが、その簡単なことがなかなかお客さんには出来ないんですね。それは、こうした自然素材が使われている建材への対処や使い方を施工したビルダーが何もお客様にレクチャーしていないことと、お客様自身も建てた家は何もしないで一生長持ちするという誤った過信があるからだと思います。窓を開閉する為のギア・アームにしても、歯車に強い力が掛かっていれば、そのうち減ってくるのは当たり前のことなんです。輸入サッシに付いているこうした金物にしても、木部にしても常に状態を観察して異常がないかチェックすることが大切ですよ。輸入住宅は、手の掛かる可愛い子供のようなものですから。私たちの考えや建築に共感され、施工を希望される方は、ご相談下さい。
2015年07月19日
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北米のガレージ・オープナーには、ジニー(Genie)やリフトマスター(Lift Master)、イーグル(Eagle)といった有名どころのメーカーがあります。車内からリモコンのスイッチを押して、ビルトインのガレージ・ドアが自動で巻き上がっていく様は、秘密基地そのものですね。その時、ドアを持ち上げている力持ちは、電動モーターのオープナーだと思っていらっしゃる方が多いと思いますが、実際はそうではありません。ドアの重量は、8フィートx8フィートの標準的なタイプで70kg程度はありますから、0.5馬力の非力なモーターではドアを巻き上げることは出来ません。トーション・スプリングのバネの力を利用して、ドアの重量を支えるというのが本当の処で、モーターはバネとドアとが均衡した状況の中、単にドアを動かしているだけなんですね。(モーターは、補助動力と考えた方がいいかも知れません)そういう状況ですから、トーション・スプリングが弱ってきたり、切れてしまったりすると、ドアの巻き上げの際にモーターには大きな力が掛かるようになります。また、ドアの左右のバランスが崩れたりしても、同様にモーターの負担は大きくなります。(モーターは、自分の力の範囲内で一生懸命重いドアを開閉させようと努力します)そういう点で、モーターを長く安全に使いたいのであれば、ガレージ・シャッターのバランスや消耗度を確認する維持・管理をしっかりやる必要があることを理解しなければなりません。また、そういうことをやっていても、モーターは機械ですから、ドアを動かす為のチェーンやベルトにつながるギアやスプロケットといったモーターの部品が破損することがあります。一度取り付けしたら、永遠に稼働し続けるものではありませんから、10年ごとの定期点検や部品の交換を心掛けるようにして下さい。インナーガレージのメンテナンスや輸入住宅の修理でお困りの方は、お問い合わせ下さい。
2015年07月17日
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栃木の会社から、輸入住宅のメンテナンスでメーカー不明の輸入樹脂サッシの部品が破損しているので交換したいというご相談を頂きました。シングルハング窓と言って、上げ下げ窓の下の建具(サッシュ)だけが可動するサッシなんですが、この建具を窓枠に固定する為に引っ掛ける「チルト・ラッチ」という部品が悪くなったようです。この部品は、建具を室内側に倒して外側のガラスを掃除する際にも使いますが、お客様がこれを動かして何かするということはそんなにないかも知れません。何も知らないお客さんだと、全く触ったことがないという人もいると思います。そんな部品ですから、破損することも少ないはずですが、逆に動かさない分、たまに動かした衝撃でプラスチックが割れるなんてこともあるかも知れません。また、プラスチックの部品内部にはラッチを出し入れする為のバネも入っているでしょうから、経年劣化で錆びて使いものにならなくなっているなんてこともありますね。現在、この部品のおおよそのサイズが確認出来ましたので、たくさんある種類の中で2種類にまで選択肢を絞り込みました。あとは、細かな寸法の違いをお客様に確認してもらって、該当する1種類のチルト・ラッチを特定するのみです。輸入サッシのメンテナンスでお困りの方は、お問い合わせ下さい。
2015年07月17日
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輸入サッシの上げ下げ窓に付くバランサーと言えば、棒状の金属部品の中にバネと吊り糸が組み込まれたチャネル・バランサーが多いですよね。でも、アンダーセン社のナローラインのダブルハング窓のように四角い弁当箱に吊り糸が付いたバランサーもあれば、写真のようなゼンマイ型のコイル・スプリングのバランサーも存在します。これだけ多様に存在すると、サッシが古くなって部品もなくなってしまうんじゃないかという不安に駆られる人もいるでしょうが、今でも同じ部品を使って窓を製造している窓メーカーが、アメリカやカナダにはたくさんありますから、部品がなくなることは当面ないと言えるでしょう。ただ、こうした輸入のサッシに精通した住宅メーカーが、日本にたくさんあるかと言えば、そうではありません。ですから、バランサーの部品が欲しいとお願いしても、うちでは対応出来ないとか、施工が分からないとか言う業者が殆どです。特に、このコイル・スプリングは、取り外し方法が結構厄介で、交換作業が出来るビルダーは少ないと思います。新築時にどういうビルダーか分かっていればいいのですが、部品の調達やメンテナンスの方法に詳しいかどうかなんて、全く気にしていないでしょうから、10年後くらいにどうしようなんてことになる訳です。皆さんの輸入住宅が大丈夫なうちに、対処が可能なビルダーを早く見つけておいて、いつでも相談出来る担当医を確保することが大切ですよ。輸入住宅のメンテナンスでお困りの方は、お問い合わせ下さい。
2015年07月16日
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結露と言えば、寒い冬に起こると思われる方も多いと思いますが、湿気が多くて暑い夏場にも結露は起こります。これは、逆転結露と呼ばれるもので、冬に室内側で起こるのに対し、夏は屋外側で結露が起こります。エアコンで冷やされた室内の温度が、外側に伝わっていく時に温かくて湿気のある空気にぶつかると湿気が水分に変化します。そうしたことは、時には壁の中で起こり、壁体内結露と呼ばれる現象が構造体を腐らせる一因にもなる訳です。同様のことが、サッシのペアガラスの中でも起こることを知っていますか?通常ペアガラスは、スペーサーと言われる気密材で周囲が覆われ、2枚のガラスの間の空気は外の空気と隔絶されています。でも、長年の経年変化の中で、スペーサーとガラスの間に隙間が生じることがあります。そうなると、ペアガラスの中に湿気のある空気が流入し、それがペアガラスの中で滞留して悪さを起こすことがあるんです。壁体内結露と同様に、室内のエアコンの冷気がペアガラスに伝わると、室内側のガラスで結露を起こします。逆に、冬場は寒い屋外の冷気がペアガラスに伝わり、屋外側のガラスで結露を起こします。このどちらもペアガラスの内部で結露が発生するので、スペーサーは常に錆や劣化の問題に曝されることとなります。スペーサーはガラスを固定する役目を持っていますから、それが悪くなれば、最悪ガラスの脱落の恐れが出てきます。そうなれば、防犯上も防水(防雨)上も大変なことになりますので、交換・修理など早めに対処されることをお勧めします。今回の写真は、20年以上前のベルックス(Velux)の天窓ですが、ペアガラスが結露して、内部で雨だれの跡がいくつも付いています。(木製カウンターにも雨のシミが付いていますね)また、開閉が固くなった状況で無理に操作しようとした為に、木製のフレームが破損してしまったそうです。こういうケースでは、トップライト自体を新しいものに交換することになりますが、屋根や室内の仕上げも触る必要がありますので、経験豊かな頼れるビルダーにお願いして下さいね。輸入サッシや天窓の修理・交換でお困りの方は、お問い合わせ下さい。
2015年07月15日
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10年以上前に取り付けられた輸入の玄関ドア。お客様自身で塗り直しをされたのか、塗装に厚みが感じられていい感じにアンティークになっている。やっぱり、ドアや枠が白く塗装されたデザインは、フレンチなような、アメリカンなような、海の向こうの雰囲気を感じさせます。でも、最近、台風が来ているせいか、それとも梅雨が長引いているせいか、玄関などのドアの開け閉めが固くなってどうしよう?という相談が増えてきた。輸入のドアは、木製でもファイバーグラス製でも内部下地に木が使ってあるので、湿気や温度で曲がったり、歪んだり、膨張したり、収縮したりする。だから、ドアとドア枠との間に明いていた隙間が、いつのまにかなくなってきて、ドアが枠に擦ってくる。ドアが歪んでしまうと、ドアハンドルやデッドロックのラッチがストライクの穴にうまく入らなくなったりもするので、鍵が掛からなくなることもしばしばだ。そんな時、無理に鍵を掛けたりすると、逆にロックセットを壊してしまい、更なる悲劇へと発展する。生きもの相手の輸入住宅ですから、まずはじっくり原因を調べ、その後湿度や温度が落ち着いた処で再度状況を確認してみましょう。意外と元に戻って、直っているなんてこともあるはずです。ただ、ドアの位置が微妙にずれてきていることは確かですから、私たちのようなプロに調整や修理を依頼することをお勧めします。もしかしたら、ドア・ヒンジやウェザーストリップなどの防雨・気密材などもへたってきているかも知れませんよ。輸入住宅のメンテナンスでお困りの方は、お問い合わせ下さい。
2015年07月14日
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最近、輸入住宅の修理やリフォーム、破損した輸入資材の部品調達の仕事の問い合わせが、ほぼ毎日来ています。細かなものも多く、私たちの会社を維持する経費も出ないというのが実情ですが、全国でそれだけ困っていらっしゃる人がたくさんいらっしゃるのでしょうから、利益を度外視してもやっていくのが使命だと感じています。でも、そういう仕事をしていると、私たちの理想や理念に共鳴頂いてか、輸入住宅を新築したいというご相談を頂くことが続きます。先週も立て続けに2軒のプランニングをお願いされることとなり、プランナーの私はえらい忙しいことになっています。幸い昨日の日曜は、スタッフも休みでお客様とのアポも入っていなかったので、プランニングに時間を取ることが出来ました。でも、この暑さの中、クーラーも付けずにやっていると頭の回転も悪くなるし、汗は出るし、その為に他のどうでもいいことが気になってしまうしと、半分くらい時間を無駄にしていたような気がします。プランニングは、まだまだ始めたばかりですが、きっと面白いデザインになると思います。出来れば、週末にお客様と打合せをするくらいのスケジュールでやれればいいなぁ・・・。さあ今日も、ない知恵絞って、プランを練ってみましょうか。輸入住宅の新築をご計画の方や家のメンテナンスでお困りの方は、お問い合わせ下さい。
2015年07月13日
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先日、「iDrive」という珍しいタイプの電動モーターが設置されたガレージ・ドアのメンテナンスを依頼されたというお話を記事にしましたが、そのガレージ・ドアの外観がこちら。クラシックなドアの取っ手が中央に取り付けられていますから、一見両開き戸か両袖に引き込む引き戸に見えますよね。でも、これはモーターでドアが上に持ち上がるオーバースライド・タイプのドアなんです。アメリカの田舎の納屋をモチーフにしてデザインされた感じは、国産のガレージ・シャッターにはない存在感がありますね。また、白く塗装した為に上品でクラシックな状況を生み出している点もお洒落な気がします。ウェイン・ダルトンのみならず、北米のガレージ・ドア・メーカーにはこうしたデザインのドアが数多くありますから、これから輸入住宅を新築される方やガレージを増築したい方は、是非採用してみては如何でしょうか。勿論、「iDrive」ではない標準的な電動モーターやトーション・スプリングも取付け出来ますので、輸入や施工はお任せ下さい。こうしたガレージや輸入住宅をご希望の方は、ご相談下さい。
2015年07月12日
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こちらは、北米のHurd(ハード)社のボウ・ウインドウ。5枚の窓が、弓形に大きく張り出した様子は、まさに輸入住宅を代表するサッシ・デザインですね。最近、ご相談が多くなってきているのは、窓のペアガラスが破損したので、どうしたらいいかという問い合わせです。樹脂サッシについては、多くの場合ガラスを押えているトリムを外すことで、比較的簡単にガラスだけを交換することが可能ですが、結構取外しが固かったりするので、慣れが必要かも知れません。(へたにやると、サッシや壁を傷付けたりしますから注意して下さい)そして、写真のようなアルミ・クラッドのサッシは、建具(サッシュ)ごとオーダーで作ってもらって交換する必要があります。そう、木枠やアルミ枠を外そうと思っていても、うまくきれいに外すことが難しいですから、ガラスだけを交換する訳にはいかないのです。それでも、ちゃんと採寸してオーダーでメーカーに作ってもらうと、サイズもピッタリですから反って面倒が少ないとも言えます。勿論、20年近く前の輸入サッシでも採寸さえ間違っていなければ、製作可能ですから、その点も安心です。(ただ、窓メーカーが倒産・廃業した場合は、仕方ないですよ)ただ、少し問題なのは、北米に発注しますから、納期が3~4ヵ月掛かってしまうこと。まあ、外側のガラスが1枚割れても、もう1枚が大丈夫なら取り敢えず雨風や泥棒さんは大丈夫です。そこがペアガラスのいいところですね。輸入住宅の修理メンテナンスでお困りの方は、お問い合わせ下さい。
2015年07月11日
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お洒落なガレージ・ドアで有名な北米製のウェイン・ダルトン。また次の機会にご紹介しますが、このガレージ・ドアも屋外から見ると、納屋っぽい両開きのように見えるデザインになっています。(実際には、このようにドアが上に巻き上げられるオーバースライダーなんですけどね)さて、写真を見ていつものガレージ・シャッターとは少し違うような気がしませんか?通常、電動モーターは車庫スペースの奥の方にあって、チェーンやベルトを介してドアを持ち上げるという形のはずですが、ドアの上の壁に電動モーターらしき機械が設置してあります。これは、「iDrive」という名前の新しいタイプのモーターらしいのですが、見た目もすっきりしていてなかなかいい感じです。でも、今回この「iDrive」が壊れてしまい、ガレージ・ドアのメンテナンスをして欲しいというご依頼を頂きました。以前にもトルクマスターというトーション・スプリングがカバーの中に内蔵されたガレージ・ドアのシリーズがあると紹介したことがありますが、ウェイン・ダルトンという会社は新しいことに挑戦するチャレンジャーですよね。(個人的には、挑戦するのは大好きです)ただ、このガレージ・ドアの代理店が撤退してしまっているので、こうした特殊なシステムの部品が国内には在庫がないというのが玉に傷です。だって、ガレージがスムースに開閉出来なかったら、車の出し入れにも事欠きますから、防犯上も生活上も支障をきたします。それが、オーダーするまでにいろいろ調べなければいけない商品であったり、海外からの輸入の為に納期が数か月掛かってしまうなんてことだったりすると大変なことになりますよね。お客様もそういうことを心配されてか、標準的な電動モーターのシステムに装換することをお客様から要望されました。機械ものは、10年も経つといろいろな処が故障します。そういった意味では、今後のことも考えて比較的手に入りやすい標準品を採用されることは賢明なことかも知れませんね。私たちなら、そういったガレージドアの仕様変更も可能です。勿論、北米から新しい代替品を取り寄せることも大丈夫です。輸入住宅をご計画の方やガレージの修理メンテナンスでお困りの方は、お問い合わせ下さい。
2015年07月10日
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輸入住宅のメンテナンス用部品を購入したいんだけど、あなたの会社ならいくらで買える?という問い合わせを頂くことがある。そういう場合、お客様から提示頂く品番・型番、名称がやけに詳しくて、一般の人ではそこまで知っている人はいないだろうと驚かされることもしばしばです。実は、そういうお客様は既にどこかの業者さんに問い合わせをして商品等の情報を入手しているのだと思われます。人によっては、事前に他社で見積をしてもらっていると正直に言って頂ける場合もあるのですが、大方そういうことは黙って問い合わせをしてきます。ただ、私共はこういった問い合わせの際に、極力先に相談された他社さんで購入してあげて下さいとお願いするようにしています。少額の部品の為に無意味な価格競争をしたくないという思いもありますが、それ以上に他の業者さんが一生懸命探して集めた情報を基に私が何の苦労もなくメーカーに確認して部品を調達するなんてことは、卑怯な気がしてならないのです。だって、他社さんだって探し出すまでに掛けた労力や時間がある訳ですから、それを価格に反映させるのは全うな商売ですし、それを無にして自分だけが儲かるなんて私のポリシーに反します。反対に私がそうされたら、嫌ですもんね。お客様からしてみれば、確かに安いに越したことはないでしょうが、それは大量生産された同じものを同じ条件で買うようなスーパーみたいな商売に限る話です。皆さんの為だけに商品を探して、一品ものを調達するような場合は、それなりの対価を考慮してあげるのが日本人の商道徳だと思います。こんな偏屈ですから、儲けられないのかも知れませんが・・・。私たちの考えや建築に共感され、施工を希望される方はご相談下さい。
2015年07月09日
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サッシ・メーカーは不明ですが、輸入サッシの網戸を固定する為のプラスチック部品。蝶々のように羽根を広げたようなデザインなので、こんな名前が付けられているのですが、「Screen Retainer Clip」が正しい名称です。今回とあるお客様から相談を頂きこの部品を探したのですが、実のところこの部品を見るのは初めてでした。いや~、ほんと輸入資材のバリエーションの多さは、すごいですねぇ。だって、バタフライ・クリップだって、いくつも種類がありますから。10年以上前に施工された輸入サッシのこんな小さな部品ですが、今でも部品メーカーで取扱いをされているというのも輸入資材ならではという気がします。こうして部品の調達をお手伝いしている訳ですが、実際にこの部品がどこにどうやって付けられているのか見てみたいです。因みに、部品メーカーの英語サイトには、引き違い窓の下枠に装着して網戸をしっかりと固定するのに使うとあります。輸入住宅や輸入資材についての知識や経験は、日本でも指折りだと自負していますが、そんな私でも知らないものがあるのですから、素人のお客様が自分でパーツを見つけることは、至難の業でしょう。そういった意味で、私たちのような輸入住宅バカがいないと、美しい輸入住宅は絶滅してしまうと言っても過言ではありません。国産でも輸入でも人間の作るものは、将来必ず悪くなるものです。輸入住宅のメンテナンスや修理でお困りの方は、お問い合わせ下さい。
2015年07月08日
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先日、とある建築会社さんからピーチツリー社製の勝手口用ベント・ドアが破損したので部品が手に入らないかという問い合わせを頂いた。ピーチツリー社と言えば、スチール・ドアやファイバーグラス製の外部用ドアで有名だった北米のメーカーだが、今はなくなってしまったようです。特に、輸入住宅ビルダーが多く施工したのが、勝手口用のベント・ドア(換気窓付きのドア)。ドアにシングルハングの窓が取り付けられていて、左右のスライドロックを動かすとサッシの開閉が可能となる。キッチンや洗面などで温度や湿度が高くなった時、こうした窓を開けられると便利なんですよね。ただ、このスライド・ロックはプラスチックで出来ているものですから、長年使っていると経年劣化で破損することも多いようです。取り敢えず、アメリカの部品メーカーに問い合わせをしているのですが、この部品だけの調達は難しそうで、ドアに付いているサッシごと交換することになりそうです。費用は部品よりも高くなるかも知れませんが、ちゃんと交換出来るものが調達出来るということは、素晴らしいことではないでしょうか。国産のものでしたら、10年経った資材は既に在庫もないのが普通だと思います。輸入住宅のメンテナンスでお困りの方は、お問い合わせ下さい。
2015年07月07日
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先日、古い木製サッシやベルックスのトップライトの交換について記事に書かせて頂いた北欧系輸入住宅が、こちら。築30年以上経っていますが、美しい佇まいでしょ。多分、この時期の国産住宅とは比べようもないと思います。コンクリート製のカラーベストなので、屋根は3度塗り替えたそうです。恐らく外壁も一緒に塗り直しをされたのでしょう。屋外側も木製の窓は、前にもお話しした通り、ご自身の暇を見つけてはDIYで塗り直しをしています。雨樋については、既存のものがあまり調子が良くなかったので、1度交換をされたとのこと。屋根裏を利用した2階建てなので、2階の部屋を広く取る為、屋根の傾斜は相当きつくなっていますが、そのせいでまるでお椀を伏せたような可愛らしいフォルムの外観になっていますね。こういう平屋風のデザインは、家自体の重量を抑えることが出来ますから、地震に対しても比較的強いはずですし、建築コストも減らせるかも知れません。ただ、屋根の直下に部屋がありますから、屋根の断熱をよくしても夏の暑さはある程度我慢も必要です。その代り、冬は熱が上に上がってもきますから、それ程暖房を強くしなくても快適に過ごせますね。(但し、湿気も上がってきますから、緩やかな換気が出来る仕組みがないといけません。換気し過ぎると寒いですからね)さて、どうでしょう。家を長持ちさせるには、デザインとお客様の愛着(こだわり)の両方が必要だということが、このおうちからもお分かりになりますでしょうか。その時流行のデザインは、10年もすれば古びてしまいます。伝統的(トラディショナル)なデザインは、いつまでも古さを感じず、若い世代の人にも新鮮に映るはずです。皆さんも直し甲斐のあるデザインの家を建ててみませんか。デザイン豊かな輸入住宅をご希望の方は、ご相談下さい。<関連記事>: 手入れをすれば、長持ちするんだなぁ
2015年07月06日
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今年もそろそろ、全てのお客様のおうちを定期訪問させて頂く時期がやってきました。年末の冬のご挨拶からあまり時間が経っていないようにも思えますが、それは私の歳のせいかも知れません(笑)私が伺うこの機会に、家のメンテナンスや補修、リフォーム、点検・修理のご相談があれば、是非お話し下さいね。さて、今回のご挨拶のお供は、「多機能なトング・セット」。2種類のトングとスプーン、フォークがセットになっていて、これらをグリップに差し込むことで、料理の盛り付けは勿論、パスタの計量、ワサビなどのおろし金といった機能も付いていますし、単体でスプーンやフォークとしてお使い頂けます。まあ、私がこうして説明するより実際のものを見て頂いた方が、きっと面白さをご理解頂けると思います。訪問させて頂くお客様は、どうぞ楽しみになさっていて下さい。新築をご計画の方や家のメンテナンスでお困りの方は、お問い合わせ下さい。
2015年07月05日
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この北欧製木製サッシは、1983年にノルディスカヒュースという輸入住宅メーカーで建てられた家に付けられました。このビルダーは、既に倒産してしまっていますが、この家は30年以上経った今でも美しい姿を留めています。軒やヒサシに守られているとは言え、屋外も木製で出来ていますから、普通だったら風雨に曝され木部が腐っていてもおかしくないですが、お客様ご自身で定期的に白い塗装を塗り直しているそうです。何度も塗り重ねられていますから、塗料がたくさん載ってゴテゴテしたような感じもありますが、これが本物のいい感じを出しているんですよねぇ。今回、私たちはベルックスのトップライトが破損して開閉に支障をきたしているとのことで、Veluxと協力して屋根裏部屋の天窓を交換する為にお邪魔しました。それにしても、外側に付いているヒンジ(蝶番)といい、窓を明けたままにしておく為の金属棒のドア・ストッパーといい、古い輸入サッシはクラシックで格好いいですよねぇ。この輸入住宅を建てたメーカーは元より、リフォームしてもらった業者さんも次々と倒産・廃業してしまい、これからのメンテナンスをどうしようかと困っていたそうですから、私たちと出会えたことで少し安心して頂いたみたいです。家はご自身で補修頂くことが一番ですが、どうしても自分では何ともならないことも多いと思います。そういう時の為に、輸入住宅をよく理解しているビルダーとちゃんとお付き合いをされることが長持ちの秘訣かも知れませんよ。新築や輸入住宅のメンテナンスをご希望の方は、お問い合わせ下さい。
2015年07月04日
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古い日本家屋をリノベーションしている現場で、壁の石膏ボードを張り替えて、その上からパラペイントを塗って仕上げました。どうです、ツヤのない塗装仕上げはきれいでしょ。壁のコーナーもブルノーズを使って丸くしましたから、角が尖っていなくて優しい感じが出ています。本当は、古いクロスの上から塗装をしようと思ったのですが、クロスの状態があまりよくないので、塗装をしてもデコボコが隠せません。そこで、石膏ボードを張り直して、壁や天井をフラットな状態にしたという訳です。臨機応変に仕事を変えて、一番納まりのいい施工をしていくのもプロの輸入住宅ビルダーの真骨頂です。塗ったすぐから全く臭わないパラペイントを使って、健康とデザインに配慮した家づくりを、皆さんもしてみませんか。こうしたデザインの新築・リフォームをご希望の方は、ご相談下さい。
2015年07月03日
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最初の写真は、ご自身でニスを塗った状態のもの。お客様自身で一生懸命防水塗装のメンテナンスを行って頂いておりましたから、木部の腐れはありませんでした。ただ、汚れを除去してから塗装を行うなどの作業手順が分かりませんからどうしてもゴミや汚れなどと一緒に塗料を塗ってしまい、表面がコテコテの状態になってしまいます。これはこれで防水は出来ていたでしょうから、仕方ないと思います。ただ、やはりお客様も気になっていましたので、私共に玄関ドアをきれいにして欲しいというご依頼を頂きました。そこで、古い塗装を除去して再塗装を行った状態が、下の写真です。経年劣化や日焼けなどで、どうしても色ムラや傷などが残ってしまいますが、随分きれいになったと思いませんか?南面や西面の外壁にある木製ドアは、どうしても風雨や日差しに曝されてしまいますから、劣化などのリスクは増大します。でも、こうやってちゃんとメンテナンスすれば、ある程度元に戻すことも可能です。戻らなくなるくらい劣化が進む前に、どうぞ皆さんの輸入住宅の玄関ドアも塗装をし直してみて下さいね。私たちのような技術さえあれば、家を長く愛して頂けますよ。輸入住宅の新築やメンテナンスをご計画の方は、お問い合わせ下さい。
2015年07月02日
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夕暮れが近づき、涼しい潮風が頬を伝う。そんな情景が思い浮びませんか。そして、この写真を見て、写真の手前側に建っているであろうおうちを想像してみて下さい。勿論、イメージですから10人いたら、10人が違っていても問題ではありません。ただ、そこで想像出来るということが、家づくりでは大切なんです。あなたの住みたい地域の風土や土地柄、そしてあなたが家づくりをしようとしている具体的な場所やその周囲の状況から、皆さんのおうちがどんな感じかイメージしてみましょう。6帖だ8帖だと平面的な間取りを考えるのも大切ですが、家を長持ちさせる秘訣はデザインの美しさや愛着であるはずです。ですから、こんな風景写真を見た時、あなたならここでどんな家を建てたいかイメージ・トレーニングしてみて下さい。そうすると、あなたの家づくりする場所を見つけた時に、あなたの理想のおうちが自ずと見えてくるはずです。夢や理想を想像出来れば、必ずそれが実現すると思いますよ。私たちと一緒に家づくりをしてみたいとお考えの方は、ご相談下さい。
2015年07月01日
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