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ビルトイン・ガレージが隣接した輸入住宅では、古くはスチール製、木製、ファイバーグラス製といった様々なガレージ・ドアが付けられています。車を盗む窃盗団が横行する昨今ですから、露天の状態で駐車しておくのはちょっと不安です。だから、こうした強固なシャッターが付いた車庫は、何れ必修となる時代が来るかも知れません。モーターで開閉するオーバーハング・スライダーは、外部から無理やりドアを開けることは不可能ですから、その需要は多くなるでしょうね。ただ、モーターや強力なスプリングを使って開閉する機械ですから、定期的にバランスを調整したり、メンテナンスを実施したりすることを怠ってはいけません。また、ガレージ・ドアは常に強い太陽や風雨に曝されていますから、10年毎くらいで劣化を防ぐ為の塗装をする必要もあります。機械の定期点検はお客様では難しいかも知れませんが、塗料さえあれば塗装くらいは皆さんでも可能です。アメリカ人のように、家のメンテナンスを自分自身で行えるようになることこそが、今後の日本の家づくりには必要なことです。住宅は死ぬまでノー・メンテナンスで住めるものではありません。本物の耐久消費財は、メンテナンスで長く使えるようになるものであることを忘れないで下さいね。レンガ積み外壁の輸入住宅やビルトイン・ガレージをご希望の方は、ご相談下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。
2015年12月31日
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美しい輸入住宅の木製玄関ドア。写真のようにオーバル・デザインのステンドグラスが入っているものは、憧れですよね。でも、よ~く見て下さい。何かガラスが白っぽくないですか?そう、ガラスの中に水分が入って、内部結露を起こしているのです。輸入の玄関ドアのステンドグラスは、防犯とステンドグラスの保護を目的に両側から強化ガラスでサンドされています。つまり、三重ガラスの構造となっています。また、このトリプルガラスは、周囲がスペーサーという気密材で覆われているので、ガラスの中の空気層に湿気が入ることはありません。でも、何らかの原因によって、スペーサーに小さな隙間が生じて外部の湿気や雨水が侵入することがあるようです。こうしてステンドグラスの内部結露が発生するのですが、これをずっと放置しておく訳にはいきません。ガラスの中の水分によって、金属で出来たスペーサーを錆びさせて最後には接着力がなくなってガラスの固定がうまく出来なくなるのです。そうなれば、ガラスがドアから脱落するなんてことにもなりかねません。また、雨が多く当たる状況でガラスの結露が発生したとすれば、木製ドアの腐れなどの劣化を引き起こす恐れすらあります。家に何か異常があると感じた時は、それをそのままにせず私たちのような建築施工のプロに相談して下さい。それが、美しい輸入住宅を長持ちさせる秘訣でもあります。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。
2015年12月30日
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蝶番と呼ばれるドアのヒンジ。日本の玄関や勝手口の場合、写真のようにヒンジが屋外側に露出してしまいます。(皆さんの家のドアも確認してみて下さい)これは、極々当たり前のことですが、泥棒や空き巣からすればつけこむ隙ともなります。露出したヒンジを破壊したり、中の心棒を抜いたりすればいくら鍵を掛けていてもドアが外されて侵入される恐れが生じます。ただ、ヒンジはドア1枚に対して、2~3枚取付けられていますから、破壊するのは結構面倒だったりします。だから、荒っぽい手口の泥棒は、ヒンジを壊すよりもロックのラッチを壊す方が簡単ですから、そちらを選択するのが一般的です。ヒンジが露出する問題は、外開きドアの宿命でもありますが、今後こうした犯罪が多くなるかも知れないということを考えると、玄関ドアをアメリカのように内開きに変えることを検討していかなければいけませんね。ただ、内開きにすると、ドアが開く為のスペースが玄関土間の多くを占めるようになりますから、玄関内を広く取るように間取りを考える必要があります。今までのように安心・安全が当たり前だった時代は、これからの日本には遠い過去のものになってしまうのは淋しい限りですが、だからと言って対策をしなければ家族を守れませんよ。輸入住宅の新築やリフォームをお考えの方は、ご相談下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。
2015年12月29日
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よくあるアルミの玄関ドアの写真です。こちらは、私のお客様の家に20年近く前に取付けさせて頂きました。ドアの隙間からラッチが見えるのを隠す為に、隙間隠しのアルミ板で出来たドアガードが付いています。(隙間が分かりやすいように、少しドアを開けて頂きました)でも、薄板を成型しただけのドアガードですから、バールのようなものでこじってしまえば、すぐに変形してしまいます。こういう場合、ドアガードの内側に堅い金属のガードプレートを装着することが大切です。自分の処は大丈夫だろうという過信が、空き巣のツケコミどころですから、逆に自分の処が危ないと認識すべきです。さあ、年末まであと3日。大掃除と一緒にご自宅のセキュリティチェックもやりましょう。こうした私たちの考えや建築に共感され、施工を希望される方は、ご相談下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。
2015年12月28日
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キャノピーという言葉が聞き慣れないという方もいると思いますが、キャノピーとは窓(サッシ)やドアに直接雨が当たらないようにする庇(ひさし)を指します。庇は、太陽の強い日差しを遮って、室内へ伝わる熱を緩和するだけでなく、雨風を窓やドアに直接当たらなくするという防雨・防水の効果が期待出来ます。庇と言うと、何か和風な感じを受けるかも知れませんが、私たちホームメイドではこんな素敵なキャノピーを施工しています。このキャノピーは、とある工場の事務所施設に9月に取付けさせて頂いたものなんですが、殺風景な工場の壁にこれを取付けただけで、こんなにもデザインがよくなるんですねぇ。フレンチ・デザインを意識して、ロート・アイアンを緩やかに曲げて庇のフレームやそれを支えるブラケットを作り、その上に遮熱性能のあるツヤ消しのポリカーボネートの板を載せました。勿論、私たちの得意とする輸入住宅やシンプル・モダンの住宅に施工しても外観のアクセントとしてピッタリです。庇というとどこか格好が悪いようなイメージだと思いますが、少しお金を掛ければ家の価値を格段に上げる要素となるはずです。おうちのデザインは、性能であることをお忘れなく。こうしたデザインの輸入住宅をご希望の方は、ご相談下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。
2015年12月27日
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年末のこの時期ですから、引き続き防犯特集の記事を書かせて頂こうと思います。今回は、クイックセット(Kwikset)社の外部ドア用デッドロック(デッドボルトとも言います)。玄関ドアや勝手口、テラス用のフレンチ・ドアなどに取り付けて、鍵を掛けるのに使います。現在建てられている輸入住宅の殆どに採用されて、よく見かける製品となりました。鍵は、鍵山を切った通常のキーシリンダーとなっていますが、鍵山を感知する為にシリンダーに仕込まれたピストンは、国産の4個に対して輸入のものは6個入っていますから、鍵を解除するのに時間が掛かると言われています。また、ピッキンングなどで鍵穴にマイナス・ドライバーを突っ込んだりすると、ピストンがそれを感知して、鍵が回らないように自己破壊をするシステムになっています。ですから、北米のデッドロックは防犯性が高いと言えるのですが、昨日記事に書いたように、ラッチバーを壊されたり、切断されたりすれば終わりですから、外開きのドアにはガードプレートの装着が必修です。ただ、それでももっと防犯性を強化したいという方には、写真のような強化シリンダーがお勧めです。鍵穴も通常のものより小さくて、差し込むキーはディンプル・タイプになっていますから、鍵山が刻まれたキーよりも鍵を開けるのが困難と言われています。また、防犯の為にダブルロックにしているお宅であれば、2つのデッドロックを1つのキーで開け閉め出来るように同一キーで設定することも可能です。(3つ以上を同一キーには出来ません)年末年始で長期間外出されることの多い昨今、輸入住宅の防犯対策に不安を感じられている方は、ご相談下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。
2015年12月26日
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年末はどこの職人さんたちも忙しく、なかなか作業の日程が取れないのが現実です。でも、事が防犯となると、そんなにお客様も待ってはいられないというのが本音だと思います。家に空き巣が入られて、玄関ドアもバールのようなもので傷付けられた状態でしたから、何とか早く作業をしてあげたいというのが人情ですが、材料だけが揃ってもそれを施工するまでに時間が掛かってしまいます。そこで、ドアを交換する前に少しでも安心して頂けるようにと、仮に防犯用のガードプレートを取付けました。ドアに残った傷が少し見えますが、デッドロックのラッチ・バーは全く見えなくなりました。この金色のガードプレートは、市販のものよりも爪が大きくて、金属の厚みも3.4mmありますから、そう簡単には突破されません。また新しいドアを取付ける際にはこれを再度取り付けますが、それまでの間空き巣や泥棒に対処しておくことも重要です。これが付いているのといないのとでは、家への侵入の確率が格段に変わってきます。まだ付けていないという輸入住宅でしたら、どうぞご相談下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。<詳細資料>: 北米製 外部ドア用ガードプレート(PDF)
2015年12月25日
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窓メーカーを問わず、輸入のアルミクラッド・サッシについては木部の腐食に注意が必要です。この写真は、ウィルマー(Willmar)社製アルミクラッド窓のケースメント・サッシですが、木製の窓の下枠が黒く腐ってきていました。一時的に防水用のビニール・テープを上から張ってしのいでいますが、抜本的な対策をしなければ、窓自体を交換しなければならなくなります。こうした状況になった原因を、多くのお客様はサッシ自体の構造の問題と捉えていますが、生活の工夫で回避出来た可能性もあると私たちは考えています。実際、多くの場合、殆ど窓を開閉せずに長年放置していたという状況です。台風のように強い雨風がサッシに打ち付ける場合には、建具(障子)と窓枠との間の隙間に雨が入り込んで、表面張力等で水分が付いたままの状況となります。そこが木製の部分だったりすると、腐朽菌によって木部の劣化が発生するのです。木製サッシの建具や枠が腐ってくる前に、窓を出来るだけ開けて木部を乾燥させるようにして下さい。特に雨が降った次の日は、そうすると効果はてきめんだと思います。冬場の寒い時や外に花粉が舞うような時期に、そんなことをするなんて出来ないという方もいらっしゃるかも知れませんが、乾くまでの少しの間だけでもやってみて下さい。水分が多いようなら、雑巾で拭いてからやると乾燥時間を短く出来ますよ。また、外壁の塗り替えをする際には、窓のアルミやガラスまわりに防水コーキングを施工し、木部には防水塗装をして下さい。いいものは、何もしなくても長持ちするなんてことはありません。いいものは、手入れをすることでその美しさや性能を長く維持出来るのです。輸入住宅の修理やメンテナンスをお考えの方は、ご相談下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。
2015年12月24日
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2000年以前に建てられた住宅の多くは、シングル・ガラス仕様のアルミサッシでしたので、樹脂や木製のフレームで出来たペアガラス仕様の最新サッシに比べて、熱が伝わりやすく隙間も多かったと思います。私の自宅も古い日本家屋ですから、クーラーを掛けていても夏は蒸し暑く、暖房を付けていても冬はスース―します。建て替えるにはまだもったいないし、かと言って光熱費や健康が気になるという人もいらっしゃいますよね。そんなご家族にお勧めしたいのが、リフォーム用の高断熱樹脂サッシ。北米の樹脂サッシの技術を使い日本で製作する窓ですから、断熱性や気密性は抜群な上に窓の大きさに合わせてオーダーでサイズも指定出来るので、外壁をいじることもありません。また、アルミサッシのフレームを外さず、フレームの上に樹脂のサッシ枠を被せて施工するので、工事も比較的簡単です。白熱電球をLEDにしていこうというトレンドの昨今、最も熱が逃げやすい窓を断熱ペアガラスの高性能な樹脂サッシにする方が、大幅な省エネになること請け合いです。こうしたリフォーム・リノベーションをご希望の方は、ご相談下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。
2015年12月23日
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水銀などを除いて、普通金属と言えば固体です。でも、最近ドイツで開発された「液体金属」と言われる製品がここ日本でも施工出来るようになりました。写真は、塩ビ製の雨樋の表面に、銅の液体金属を塗ったものですが、如何でしょうか。きれいな銅色が出ているでしょ。実は、これは特殊な樹脂に金属の微細な粉末を入れてあって、その混合比率は企業秘密なんですが、殆ど金属といった液体なんです。金属は樹脂より比重が重いですから、下の方に凝着して、上の方には樹脂が多く残ります。その表面をサンディングして、凝着した金属部分を露出させるとこのような金属仕上げが実現出来るという訳です。銅以外にもステンレスや金、亜鉛など、どんな金属でも液体に出来ます。また、その金属を酸化させて錆びたアンティーク・デザインにすることも可能です。また、液体ですから、どんな形状のものにも塗れますし、樹脂で固めてある為、一体成型して防水材として活用することも可能です。(錆びやすい金属の場合は、最後に防水の表面コーティングをします)ですから、アルミの窓の表面に塗って、新築なのにアンティークなサッシに仕上げたいとか、プラスチックを重厚感のある金属のように見せたいとかいった要望にも応えられます。プラスチックや金属、木やガラスなど何でも塗れる液体金属。アイデア次第で、楽しいデザインを実現出来ること請け合いです。皆さんの輸入住宅にも採用してみませんか?デザインや施工はご相談下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。
2015年12月22日
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デッドロックのラッチ・バーが露出しているのが、分かりますか?せっかく防犯性の高い輸入のデッドロック(デッドボルト)を使用していても、ドアの隙間からラッチ・バーが露出していては頭隠して尻隠さずになってしまいます。このラッチ・バーを金ノコで切断したり、バールでこじ開けて破壊したりすれば、簡単に空き巣は侵入してしまいます。そこで、ここを固い金属のガードプレートで覆えば、セキュリティ効果が断然上がってきます。アメリカの家は、ドアが内開きの為、このラッチ・バーが露出することはありませんが、日本の玄関ドアは外開き。ですから、ラッチ・バーを隠す戸当りが室内側になってしまいます。屋外側にはラッチ・バーを隠すものが存在しないので、写真のように誰の目からも見えるようになってしまうんです。こうしたことは輸入住宅だけとお考えの方もいらっしゃると思いますが、国産のアルミドアに付いている隙間ガードは、薄いアルミの板で出来ていますから、簡単にバールでこじ開けられてしまいます。ガードプレートは、非常に簡単で安価な材料ですが、これがあるかないかで侵入リスクが大幅に減りますから、損はないですよ。輸入住宅の防犯やメンテナンスをお考えの方は、ご相談下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。<関連記事>: 輸入玄関ドアの安全対策 (2012年2月4日)
2015年12月21日
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2012年に岐阜県岐阜市で建てさせて頂いたレンガ積み輸入住宅 N邸に伺ってきました。年末のご挨拶の為だったのですが、丁度お留守のようでお会いすることは出来ませんでしたが、お供の品をポストに入れさせて頂きました。もう3年経つのですが、外壁のレンガには雨だれ一つありません。何か、まるでお城のようでしょ。赤土で出来たレンガの表面に白い砂をまぶして焼き上げたレンガですから、少しピンクっぽいホワイト・グレーに見えませんか?このおうちでレンガを12,000個以上積んでいますが、カナダのレンガ職人は本当によくやってくれました。スライス・ブリックのような張りものではありませんから、きっと100年経ってもこの風合いは失われないと思います。ただ、レンガは永遠でも、窓まわりの防水処理などは定期的にメンテナンスが必要です。そういう周辺部材の手入れは、手間を惜しまずちゃんと計画をして下さいね。こうしたデザインの輸入住宅をご希望の方は、ご相談下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。
2015年12月20日
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Kwikset(クイックセット)社のような輸入のドアノブ、ドアレバーを自宅のドアに取付けしたいのだけれど、付くでしょうか?というお問い合わせを頂くことがあります。私たちが建てる輸入住宅の場合、木製ドアやファイバーグラス製のドアを取付けるのですが、穴の加工が比較的容易で、穴の下地となる部分にもしっかりした木が入れてあります。ですから、写真のように穴を明ければ、おおよそどの輸入ドアノブでも取付け出来るはずです。ただ、国産のドアの場合、標準の取付け位置に穴を明けると芯となる下地が入っていないこともありますから、注意が必要です。古い輸入住宅にKwikset以外のメーカーのドアノブが付いていても、これらの寸法が同じであれば、どのメーカーのドアノブでも付け替え出来ますから、安心ですね。アメリカやカナダでは、こうした寸法が標準化されていますから、いつでもどこでも交換出来るものが手に入るという点で、合理的だと思います。こうしたデザインの輸入住宅をご希望の方は、ご相談下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。
2015年12月19日
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師走ですから、最近は防犯の話題を多く取り上げるようにしていますが、今回は建物の防犯ではなく、家の周囲の防犯についてご紹介したいと思います。それが、この敷地用防犯センサー。敷地の四隅に赤外線の光線を発射するセンサー機器を設置して、家の敷地全体を赤外線で囲んでしまいます。赤外線は人間の目には見えませんので、塀やフェンス、樹木などでセンサー機器を見えなくしておけば、空き巣や泥棒には気付かれません。勿論、空き巣がそれに気付いて、センサー機器の1つを壊したり、電源を切断したりしても、赤外線が遮断した状態と機械が判断して、警報を光や音で発します。また、侵入者があったという情報をiPhoneなどのスマホに連絡して直接侵入者に声で警告したり、カメラで様子を確認したり、録画や写真撮影が出来るシステムと連携させることも可能です。そういったことが出来れば、お隣に電話して外で声を上げてもらったり、警察に110番したりといろいろな施策が取れるようになるんです。これって、一昔前では考えられなかったことですよね。また、こうした機器やシステムは、一旦購入してしまえばリース料や警備費などの月払いも必要ありません。自分の家は自分で守る。そういう気持ちの方には、外出中や海外の旅行先からも自宅を監視出来る点で安心ですよね。ご自宅のセキュリティや改修をお考えの方は、お問い合わせ下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。
2015年12月18日
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鉄の頑丈な門扉ですが、塗装は傷付き、ロックの受け金具も変形してしまいました。最近の空き巣は、本当に手荒な手口で侵入してくることがこの様子からも分かりますね。また、大手の警備会社の防犯機器を設置して、そのステッカーがしっかりと見えるところに貼ってあったにも拘らず、おじけることなく侵入したことも驚きです。ただ、このことからもお分かり頂ける通り、侵入をキャッチして警備会社に自動通報されても20分は現場に来ることはありません。それを空き巣も知っていますし、その間であれば十分物色出来るということですから、初期動作から突破されるまで如何に時間を掛けさせるかが鍵と言えるかも知れません。時間が掛かれば、途中で侵入を諦めるかも知れませんし、物色する時間を少なくして被害を小さく出来るかも知れません。(そういった意味では、20分しか時間を与えない警備会社も空き巣にとってはプレッシャーになると思います)ドアや窓、門扉などに傷は残ると思いますが、物理的なハードルを多く仕掛けておくことは大切です。リスクはなくなりませんが、減らすことは可能ですよ。でも、一番危険なのは、やっぱり安全への過信です。家のセキュリティやメンテナンスでお困りの方は、ご相談下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。
2015年12月17日
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12月30日(水)~1月4日(月)の期間、手づくり輸入住宅のホームメイドでは冬季休暇を頂きます。休暇前に建築のご相談や各種お問い合わせを希望される方は、お早めに!お電話の方は、TEL:0561-75-4087 へ。
2015年12月16日
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現在、おうちを建てさせて頂いたお客様の処に、年末のご挨拶回りを順次させて頂いております。毎回、趣向を凝らして、皆さんにお使い頂けそうなものをお持ちしておりますが、皆さんお使い頂いておりますでしょうか。さて、今回のご挨拶のお供は、フレンチマリン保冷温トートバッグ。マリン・ボーダー柄の可愛らしいデザインで、色は3色。少し大きめのサイズになっていますから、お買い物やピクニック、お友だちのところでの持ち寄りパーティの時など便利です。また、保冷・保温機能が付いていますから、冷たいものや温かいものを入れておくことも可能です。まだお伺いしていないお客様の元にも、もう少しで参りますから楽しみになさっていて下さい。その際、家のメンテナンスや外装の塗り替えなど、ご相談がありましたら、どうぞおっしゃって下さいね。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。
2015年12月16日
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輸入住宅の玄関ポーチの屋根を支える円柱(コラム)。美しくデザインされた形状は、まさに輸入住宅に相応しいと言えますね。こうした柱材は、通常木製のように思われがちですが、ファイポン社の製品のように硬質ウレタンで成型されたものが殆どです。屋根を受ける柱ですから、ウレタン素材だけでは重い荷重を受けられませんから、中に鉄のパイプが入っていてそれが強度を保っています。こうしたコラムは塗装をして仕上げてあるのですが、10年くらいで塗料がめくれてくるかも知れません。少しくらいなら大丈夫とお考えの方がいらっしゃるかも知れませんが、油断大敵。ウレタンに雨が染みたり、紫外線が当たったりするとウレタンが劣化してボソボソになっていきます。このように塗装が割れてきたら、剥がれた塗装や汚れをサンド・ペーパーなどで取り除いて、プライマー(下塗り塗料)を塗ってから仕上げの外部用水性塗料を施工するようにして下さい。塗料は、防水や素材の保護の役目を果たしていますから、たかが塗装とあなどってはいけませんよ。輸入住宅の新築やメンテナンスをお考えの方は、ご相談下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。
2015年12月15日
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輸入サッシのケースメントやオーニング・サッシに使われるオペレーターのクランク・ハンドルとそのカバーです。クランク・ハンドルの先に螺旋のねじ切りがしてある部分は、実はハンドルの部品ではありません。サッシを開閉する為のオペレーターと呼ばれるギア部品の一部が折れて、ハンドル側の方に付いてきているという状態です。以前、アンダーセン社やハード社のアルミクラッド窓でも同様のトラブルがあって、代替部品を見積もったことがございます。ネジ切りがしてある部品は恐らく鋳物ですから、長く使っているとそのうち金属疲労を起こしてしまうのでしょう。このようにポッキリと折れてしまうことがよくあります。ただ、こうした部品は汎用品であることが多いので、部品メーカーからの調達は比較的容易です。勿論、窓の大きさや開き勝手によって部品のデザインが異なりますから、ちゃんとチェックして手配しないと変なものが送られてくることもありますよ。輸入住宅の窓の部品調達や修理をどうしたらいいか分からないという方もいらっしゃるでしょうが、私たちのようなプロの専門ビルダーに相談すれば、殆ど解決するはずです。輸入住宅の新築やメンテナンスをお考えの方は、ご相談下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。
2015年12月14日
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塗装に傷やハゲのあるオーク無垢材のフローリング。とあるお客様から、中古で購入した輸入住宅のフローリングのメンテナンスについてご相談を頂きました。写真を見ると、床材の幅を敢えて変えて施工したようですから、57mm幅で統一されたブルース(Bruce)社の床材ではないようです。もしかしたら、ロビンス(Robbins)社のフローリングかも知れませんね。でも、UVウレタン塗装のようなテカテカしたツヤはないようですからワックス塗装で仕上げた無垢のオーク材のフローリングであることは間違いないように思います。輸入住宅ブームの際は、こうしたワックス仕上げの無垢の床材が主流でしたが、今では殆ど見かけなくなってしまいました。それに伴い、メンテナンス用の専用ワックスの販売もなくなってせいぜい私たちが細々と販売している「Dura Seal(デュラ・シール)」くらいしかありません。無垢の床材は、表面に傷が付いても単板貼りのように剥がれることはありませんから、専用のオイル系ワックスを塗るだけで以前の美しさが徐々に戻ってきてくれます。また、ダーク色の床材だと傷が目立つ状態になりますが、着色されたワックス塗料ですからその傷に塗り重ねることで、きれいになってくれる点も本物の無垢材の素晴らしいところです。皆さんのおうちの床にオイル仕上げの無垢材が使われているようなら、是非専用ワックスを塗ってみて下さいね。価格は高いですが、その効果は全然違いますよ。輸入住宅の新築やメンテナンスをお考えの方は、ご相談下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。<関連記事>: ブルース・フローリング用ワックス、入荷!
2015年12月13日
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先日、年末に空き巣や泥棒が多いという記事を書かせて頂きましたが、泥棒も年末年始の為に貯えが必要なのか、それとも住人側の外出が多くてご自宅が留守になることが多い為、狙いやすいということか、とにかく用心に越したことはありません。写真の玄関ドアは、木製のように見えますが、表面がファイバーグラスで出来ているドアなんです。空き巣は、ドアの隙間にバールのようなものを突っ込んで、無理やりドアをこじ開けたようですが、ご覧の通りせっかくの美しいドアは酷く割れが入ってしまいました。こういう場合、泥棒に隙を見せないようにする為には、ドアに隙間から覗くデッドボルトのロック・バーを外から見えないようにすることが非常に大切になります。それを可能にするのが、ガードプレートと呼ばれるラッチ隠し。単なる丈夫な金属の板材ですが、侵入前に抑止力として働きます。また、いざ侵入を図ろうと試みる際にも、ドアを相当破壊しない限りロック・バーを解除出来ませんから、5分以内で侵入出来なければ侵入を諦めるという状況に追いやることが出来るかも知れません。輸入住宅の修理やセキュリティでお困りの方は、お問い合わせ下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。<関連記事>: 輸入玄関ドアの安全対策 (2012年2月4日)
2015年12月12日
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冬だと言うのに、昨日の夜から台風のような風と雨がここ名古屋にも襲ってきました。また、今日は12月半ばというのに22度という温かさと湿気が多い状態となるそうで、ちょっと異常とも思える気候です。そんな昨今ですが、先日輸入のアルミクラッド・サッシに不具合があるということで、詳細を確認する為に築18年の日進市のお客様のおうちへ伺ってきました。状況は、写真を見ての通り。窓の建具(サッシュ)側の木部が腐って黒くなっています。ここには、本来窓を開閉させる為のオペレーターという金物部品がビスで留められていなければならないのですが、木が腐ってビスが抜けてしまっています。この輸入サッシは、キャラドン(Caradon)社アルミクラッド・サッシなんですが、こうした木部の腐食は自然素材を利用していれば、当然起こり得る宿命的なトラブルかも知れません。窓メーカーによっては、こうしたトラブルに対処する為、少しずつ改良を加え腐食のリスクを減らしている製品もあるようですが、住み手側が何もしなくても不具合は起こらないという状況にはなりません。今日のように強い雨や風が吹いた後は、サッシの隙間から雨が奥の方まで入り込んでいるはずです。また、温かくて湿った空気が、木を腐らせる腐朽菌を活発化させますから、サッシを閉め切った状態で放置することは厳禁です。雨が止んで天気がよくなったら、必ず窓を少し開けて木部が乾燥するようにして下さい。ほんの数時間だけでもその効果はあるはずですし、そうしたちょっとした気遣いが長く美しい輸入住宅を守っていける秘訣だと思います。さあ、今日は晴れたら窓を開けてみて下さいね。写真のようになってしまったら、軽微な場合は木部を部分交換するか、重症ならば建具ごと交換するかしか方法はありませんよ。輸入住宅のメンテナンスでお困りの方は、お問い合わせ下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。
2015年12月11日
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私たちが付き合いのある輸入資材商社さんから、とある大手の住宅メーカーさんの工事を請けてもらえないかというお話がありました。既に新築のおおよそは完成しているのですが、そこのデッキ・ポーチにポーチ柱や手摺を後付けで取り付けて欲しいというご依頼でした。手摺は後からでも取り付け出来るのですが、ポーチ柱は建物の構造を造る際に予めセットしておかなくてはならないものですから、後からの作業となるとしっかり固定することは大変になります。通常は、住宅メーカーさんの下請け会社さんが施工するんでしょうが、やったことがないこんな輸入資材をイレギュラーな形で取付けるなんて出来ないと断られたようです。そんなことで、私たち ホームメイドにお鉢が回ってきたようですが、輸入商社さんからもお願いされるくらい信頼されているということは、ビルダー冥利に尽きるというものです。年末か年明け早々に工事を予定していますが、またどうなったかは記事に書いてご報告させて頂きます。こうしたデザインの輸入住宅をご希望の方は、ご相談下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。
2015年12月10日
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昨日、外出先からスマホなどで家の中の様子を見られるIPカメラのご紹介をしましたが、空き巣や泥棒が部屋に侵入しないように抑止力を高めることが一番の対策です。玄関や勝手口のドアのロック・バー(ロック・ラッチ)が丸見えにならないようにガードプレートでカバーをしたり、鍵穴に対するピッキングを防止する為に防犯強化型のロック・シリンダーに付け替えしたりと、様々な防犯対策を私たちは提案しています。セキュリティの為に警備会社に防犯対策をお願いするという方法もありますが、侵入が発覚しても20分以上経たないと警備員は来てくれません。だって、警備員も襲われて怪我を負うリスクがありますからね。だから、防犯部材といったハード面を二重三重に施工して、1つが突破されても次のもので侵入を阻止するという形を作るようにすれば、侵入に時間が掛かり過ぎて途中で諦めたり、場合によっては最初から空き巣の対象とされなかったりするかも知れません。ただ、二重三重にハードルを設けるということは、住み手である皆さんにとってもロックしたり、解除したりする作業が面倒になるということでもあります。そういうことにあまりに時間が掛かると、「まあ、これくらいはいいか」などと言って、一部の防犯対策を実施しなくなるというケースが結構あるんです。そういう隙を泥棒は狙っている訳ですが、もし私が防犯対策を提案するのであれば、出来るだけ簡単で効果のあるものを選びます。例えば、写真のようなドアを固定するカンヌキ・ロック。レバーを上げ下げするだけですから、誰でも簡単に操作出来ます。高さ2mもあるドアの上の方にこうしたロックを付けると、屋外からはこのロックは見えませんし、手がなかなか届かない場所ですから解除に戸惑うはずですよね。こんな簡単なことで防犯対策になるのかと思われるかも知れませんが1つひとつが簡単でもそれが重なることで時間を稼げるならば、根くらべに勝つことも出来ると思います。闇雲に対策を実施するのではなく、私たちのような専門家にアドバイスをもらいながら、ご自身の状況に合った対策を打つことをして下さい。ただ、必ず1つだけ覚えていて下さい。「どんなに防犯対策をしても、絶対大丈夫ということはあり得ません。対策は、そのリスクを少しでも減らす工夫である」ということを。こうした私たちの考えや建築に共感され、施工を希望される方は、ご相談下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。
2015年12月09日
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最近、お客様から家が空き巣や泥棒に入られたので、相談に乗ってもらえないかという問い合わせが増えてきました。私たちが建てる輸入住宅は、お客様にもこだわりがあって、国産住宅に比べるとデザイン等に特徴があって目に付く存在だと思います。そういうおうちは、どうしたって泥棒さんの目にも留まる訳ですが、輸入住宅の窓やドアは丈夫に作られているから、セキュリティも安心出来るものとなっているなんて感じている方もいらっしゃると思います。でも、そこが空き巣にとっては心の隙でもあるのです。泥棒さんは、街を四六時中観察して、そういう処を狙って侵入を試みようとしますから、自分の処は大丈夫というのが一番危ないと思って下さい。そんな時、外出先からスマホなどで、家の中の様子を確認したり、家の中を自動で録画しておけるようなものがあったらいいなという方はいませんか。私たちが扱うIPカメラは、NETに接続しておけば、スマホやタブレットで家の様子を見ることが出来ますし、内蔵のスピーカーで声を出したり、室内の音をマイクで聞いたりすることも可能です。NET接続なので海外からでも確認出来るし、費用も掛からないのがすごいですね。師走は先生だけが走る訳ではありません。空き巣の皆さんも街中走り回りますから、どうぞ防犯対策をお忘れなく。おうちの防犯対策でお困りの方は、お問い合わせ下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。
2015年12月08日
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今日は、趣向を変えてアメリカの代表的なリゾート・ホテルをご紹介しましょう。その名は、Arizona Biltmore Hotel(アリゾナ・ビルトモア・ホテル)。1929年開業のこのホテルは、フランク・ロイド・ライトの影響を最も強く受けた現役の建築物の一つと言われています。今回、このホテルを視察するツアーの案内が、アメリカ大使館から送られてきましたので、ご案内させて頂こうと思った次第です。途中火災にも遭ったりしたようですが、その後更に素敵に改装され、アメリカ大統領を始め多くのお客様に愛されてきたようです。そんなホテルのインテリアは、くつろぎの空間として素敵にデザインされていますから、ご自身のおうちのインテリアを考える際には大いに参考となるはずです。アメリカ人の多くは、こうしたホテルのインテリアに憧れ、そのデザインを自宅のインテリアにも取り入れようとしてきました。日本でも快適で美しいインテリアをもったホテルが多く造られるようになりましたが、住宅メーカーがこれを取り入れるだけのデザイン性やコストを捻出出来ないのが実情です。でも、こうしたくつろぎのデザインを自宅に採用することこそ、日本の住宅文化が発展していく原動力になると確信しています。私の記事をご覧の皆さんも、どうぞこうしたホテルを訪問してアメリカのデザインを味わってきて下さい。そして、それをご自宅の新築・リフォームにも取り入れることをやってみては如何でしょうか。いいものを見たり触れたりしないと、いい家は出来ません。勿論、行ってみたいけど、どうやって行ったらいいか分からないという方は、私がご案内しますよ。輸入住宅の新築やメンテナンスをお考えの方は、ご相談下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。参考サイト:Arizona Biltmore Hotel
2015年12月07日
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赤い境界杭が、土地の角のところに入れられています。これは、先日敷地調査に伺った際に撮った写真ですが、よくある境界杭の光景だと思います。境界杭の外側にコンクリート・ブロックを積んでその上にフェンスを施工したのは、外側の土地の所有者の方だと思いますが、境界点は杭の十字の中心です。だとしたら、外側の土地の所有者が、内側の土地の人に自分の敷地を提供しているような感じで違和感をお持ちになる方もいらっしゃるかも知れません。でも、このような形でブロックやフェンスを施工することは、私たち建築屋にとって極々一般的なんですね。その理由の第一は、境界杭はお互いの所有権を主張する為の重要な要素であり、不可侵なものだということです。だから、工事の際に杭に触れることは、大きな問題となる訳です。ですから、工事を請け負う業者も杭に絶対触ることがないように50mm程度杭から離した処にブロック面が来るように施工します。そうすれば、工事後に杭を触ったかどうかで揉めることはありません。次に、杭から控える理由として、ブロックのベース・コンクリート(簡易基礎)を打設する問題があります。ブロックは単に埋めただけではグラグラして倒れてくる恐れが生じます。だから、ブロックの下には少し幅を広げてコンクリートを打つんです。もし杭に接するようにブロックを積めば、ベース・コンクリートが杭に絡んでしまったり、杭から内側へはみ出してしまったりする恐れがあるんです。そうなれば、工事が越境してしまう訳ですから、これを避けなければなりません。これって、相手に迷惑を掛けないという日本人的な思いやりなのかも知れませんし、トラブルを避ける知恵とも言えます。こうした理由で、境界ブロックや境界フェンスを作りたい人は、杭から自分の土地側に控えて工事を行うということを覚えておいて下さいね。輸入住宅の新築や外構工事をお考えの方は、ご相談下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。
2015年12月06日
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昨日に引き続き、アルミクラッドの木製輸入サッシの話題です。室内側に木の温もりを感じられる木製サッシは、本当に美しく癒されますよね。でも、マーヴィンにしてもアンダーセンにしても、室内側に取り付けされた飾りの木製格子は、細くて非常に繊細に出来ています。また、ガラスの拭き掃除が出来るようにと、格子がピンのようなもので留められているだけで、すぐに取り外しが出来る構造になっています。ですから、固定ピンが折れてしまったり、写真のように木が細くなっている部分で欠損してしまったりするケースが多いんです。新築されるお客様のご家族は、子供さんが比較的小さな場合が多く、遊んでいるうちに格子に触れて折ってしまうこともあるでしょう。そういう場合、私共に連絡頂ければ、新しい格子を窓メーカーから取り寄せることは可能です。その際は、窓のメーカー名やサッシの型番、窓のサイズや築年数などをお知らせ頂けると、よりスムースに調達出来ますから、図面などの資料を大切に保管しておいて下さいね。こうしたデザインの輸入住宅をご希望の方は、ご相談下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。
2015年12月05日
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マーヴィン社の輸入サッシのガラスが割れたので、交換について相談したいというお話を頂きました。名古屋市の閑静な高級住宅街にある輸入住宅にお住まいの方ですが、ある日見たらペアガラスの室内側のガラスにクラックが入っていたということでした。現状はヒビが入っているだけですし、外側のガラスは大丈夫なので、室内への雨漏れの心配はありません。お客様からもガラスが自然に割れることってあるのですかと聞かれましたが、こういうことは結構あるようです。その原因の一つとして考えられるのは、「熱割れ」。ペアガラスというのは、周囲にスペーサーと呼ばれる気密材兼ガラスの固定材が接着しています。ペアガラス内の空気は、これによって外へ出られなくなっていますから夏の日射や冬の冷気によって空気やガラスが膨張・収縮をすることになります。そんな状況の時、室内のクーラーや暖房器の熱がペアガラスに接するとガラスにストレスが加えられて、ピシッと割れてしまうというトラブルが生じます。これは、国産サッシでも輸入の窓でも起こり得ることなんです。また、これを防止する為の手立てはないというのが実情です。人間が作ったものが自然には敵わないという表れなんでしょうね。窓メーカーによって修理の対処方法は異なりますが、今回は、建具(サッシュ、障子)の取替えで対処させて頂く予定です。但し、輸入サッシの場合は取り寄せに数ヶ月掛かりますから、その間少々我慢して下さいね。輸入住宅のメンテナンスをお考えの方は、ご相談下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。
2015年12月04日
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とある岐阜のお客様からドライウォールの工事をやってくれないかというご相談を頂きました。ビニール・クロスじゃなく、ペイント仕上げのインテリアをやりたいとおっしゃって頂ける方は、本当に限られていますが、有り難い話です。そこで、現在の現場の状況を伺いましたが、既に随分工事は進んでいるようで、フローリングは勿論、キッチンなども既に設置済み。写真が現在の様子ですが、ドア枠や腰板なども施工されているのがお分かり頂けると思います。通常、ドライウォールの下地工事として、石膏ボードのつなぎ目にドライウォール専用の紙テープを石膏パテと一緒に張ったり、パテが乾いたらサンダーで表面を平らに削ったりしますから、内装が仕上げてあるとそれらにパテ等が付着しないように養生をしなければなりません。また、その後、パラペイントのような水性塗料を何度も塗りますから、その養生の範囲は相当なものになる訳です。ですから、ドライウォールを施工する場合は、石膏ボードだけが張ってある状態で、後の内装材はドライウォール工事が終わってから施工してもらうのが、正しい施工手順となるのです。この状態でもドライウォールを施工出来ないことはありませんが、余分な手間や費用を掛けないように前もって施工をさせて頂けると有り難いです。(リフォームの時は、仕方ないですが・・・)もし私たち ホームメイドにドライウォールをして欲しいというご希望がございましたら、棟上げ前までくらいにご相談頂けると助かります。輸入住宅の新築やリフォームをお考えの方は、ご相談下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。
2015年12月03日
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先日、ガレージ・ドアの調子がおかしくなったので、見て欲しいというご依頼を頂いたクロペイ(Clopay)社製ガレージ・ドア。最初は、トーション・スプリングの不具合ではないかとお客様からお話があったのですが、数日したら少し調子が戻ったとのことでした。そうは言っても、いつまた調子が悪くなるかも知れないということで、点検・調整にお伺いするように致しました。ガレージ自体はまだ新しく、特に目立った損傷もないようでしたが、やはり5年以上経過してくると定期的な調整や点検は必要です。各種ドア調整を行って、電動のオープナーの出力を多少上げ気味にするといった作業を行った処、元のようにスムースに動くようになったようです。ですから、今回はトーション・スプリングの交換などは必要ありませんでした。ガレージ・ドアは機械ものですから、ちゃんと手入れをしてあげないと動作がおかしくなってきます。早めの点検・調整って、大切ですね。輸入住宅の新築やメンテナンスをお考えの方は、ご相談下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。<関連記事>: 調整が必要なガレージ・シャッター
2015年12月02日
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大昔、水利があまりよくなかった場所には井戸が掘られていました。そうした井戸は、ここ名古屋近辺でも未だに残っている状況です。更地にされたこの場所でも、井戸であったであろう場所に空気抜きの筒が入れられた盛り土がしてありました。井戸のあった場所は地下に水脈があって、絶えず地下水が流れている状況にあります。確かに家を建てる時は水道も引き込みますから、今となっては井戸は必要ありませんし、かえって邪魔であったりもします。そんな時、井戸を埋めてなくしてしまうという選択肢もありますが、私たちは極力そのままにしておくことをお勧めします。ここの場合、敷地の真ん中にありますから、建物の下になってしまう可能性が高いのですが、こうした空気抜きを設けて、それを戸外へもっていくという方法がいいように思います。迷信じみたことをやるという方もいらっしゃるでしょうが、水脈を埋めてしまえば、それがまた別の場所へと逃げていかざるを得ません。そうなれば、新たな水脈が出来、地下の別の場所に空洞が出来るということも起こるかも知れません。そうなれば地盤沈下といった問題も発生しますから、できれば現状を壊さないように自然を残しておくことが一番のような気がします。こうした私たちの考えや建築に共感され、施工を希望される方は、ご相談下さい。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。
2015年12月01日
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