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こちらの部品は、シングルハング・サッシに付いているチャネル・バランサーを建具の両サイドに固定する為のトップガイドです。これがないと、チャネル・バランサーが建具の両サイドから飛び出してきてしまいますから、バランサーと同時交換することをお勧めしています。形状や大きさにはいろいろありますが、このトップガイドはミルガード(Milgard)のサッシに用いる為のパーツです。ただ、ミルガードのトップガイドは、形状が他社のものと異なっていて部品メーカーから同じものを手に入れるのは難しいのが実情です。そこで、私たち ホームメイドは、様々なトップガイドを実際のサッシに装着してみて、このパーツなら問題なく使えるというものを見付けました。こうしたテストが出来るのも、いくつもの現場で修理を長年してきたホームメイドだからだと思います。プラスチックで出来ているトップガイドは、少しでも違うものを取り付けると建具とサッシ枠との間に隙間が生じてガタガタしたり、バランサーが飛び出してきたりしますから、適切なものを取り付けることが長持ちにつながりますよ。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2020年09月30日
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今日、お客様からミルガード(Milgard)製の引き違いサッシ用のロック金物が欲しいというご相談がありました。写真がそのロックですが、このデザインのものは微妙な寸法違いのものが多数存在します。取付け穴の位置や距離が違ったり、全体が少し大きかったりと一見同じでも慌てて注文すると違うものだったりします。ですから、形状や詳細寸法の確認は、念には念を入れて行います。このカムロックは、鋳物で出来ていますから、なかなか丈夫ではあるんですが、レバーが台座部分から外れてしまったり、回転してロックを掛ける部分が削れてしまって鍵が掛けづらくなったりします。本当は、そうなる原因が他にあるんですが、そこまで深く見ないで金物だけを注文頂くケースが殆どかも知れません。とは言っても、引き違いサッシの場合は、調整出来る範囲が非常に少なかったりしますから、ある程度仕方ないとは思います。ミルガードだけでなく、こういうサッシロックは多くの輸入サッシで使われているはずですから、壊れる前に早めに交換しておく方が、安全上の問題は少なくなると思います。勿論、国内で在庫を持っている処はありませんから、取り寄せとなると1ヶ月程度の時間が掛かりますから、注意して下さいね。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2020年09月29日
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先日、外装のアルミパネルを外して木製の建具枠を露出させ、古いペアガラスをも外した様子をご覧頂きました。今回は、その枠に新しいガラスを装着して、アルミパネルを復旧させた状態の写真をご覧に入れましょう。如何でしょうか、ガラスもピカピカですし、白いアルミの外装もきれいに納まっていますでしょ。ペアガラスは、防水テープで固定されていますし、更に屋外側のガラスの周囲やアルミのつなぎ目には防水処理を施してあります。リッチモンド(Richmond)のサッシの構造的な弱点なども、窓を分解することによって分かりましたから、そういった部分にも防水補強を施してあります。アルミクラッドの木製サッシを分解修理することが出来るのは、広い日本でもそんなに多くはいないと思いますから、今まで悩んでいた方のお役に立てるのではないでしょうか。ガラス交換だけでなく、飾り格子の固定ピンの交換や網戸の修理、建具の木部防水塗装なども今後順次行っていく予定ですから、そういう一連の作業が完了したら、またご覧に入れますね。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2020年09月28日
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昨日、愛知県大治町の輸入住宅で、輸入サッシのガラス防水処理を行ってきました。このおうちは、お客様が直接お願いされた外壁塗装の為に、周囲に足場が組んであります。ただ、塗装は週半ばに完了していて、週明け早々に足場の撤去が始まる予定でした。そこで、塗装と足場撤去の間を突いて、屋外側からペアガラスの防水処理を行ったという訳です。(シングルハングの上窓はFIXですから、外部足場がないと2階での外からの作業は出来ません)全部が全部家中のガラスを防水するのは、少々時間がありませんので、足場が必要な2階以上のサッシを重点的に施工する形にしました。写真は、2階にある樹脂サッシのガラスにマスキングテープを張った処の様子です。このように、建具枠から少し離した位置にテープを張ることで、枠とガラスを同時に防水することが可能になります。ただ、ガラスにあまり幅広に防水コーキングを付け過ぎると、部屋から外を見た時にあまり美しくありませんから、その塩梅が肝心です。勿論、この作業の前にはガラスの周囲や枠といった部分を雑巾で拭いてきれいにしておくことも大切ですよ。(どうしても取れない汚れは仕方ないですが・・・)それにしても、私は高所恐怖症ですから、高い場所での作業は本当に冷や汗ものです。(でも、だからと言って手抜きはしませんよ)輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2020年09月27日
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昨日、トステム(トーヨーサッシ)が輸入・販売していたリッチモンド(Richmond)製ダブルハング・サッシのペアガラスを外しました。古いペアガラスが内部結露を起して曇っていた為、交換する目的でガラスを外したのですが、ガラスは外装のアルミカバーで固定されていますから、アルミの板材を全て外さなければペアガラスは外せません。これが相当厄介な作業で、適切な道具と力仕事の2つが必要でした。アルミの外装はしっかりと建具の木枠にくっついていますから、そう簡単に外れるものではありません。無理に外そうとすれば、アルミの板が曲がって使いものにならなくなります。トステムでは現在この窓を扱っていませんから、部品の供給もありません。ですから、部品を壊してしまったら、一巻の終わり。丁寧に時間を掛けてこの状態にするのに、1日掛かりました。ペアガラスを外した木枠の周囲には、防水テープの残骸がしぶとく残っています。黒っぽい跡がそれですが、これも丁寧に剥がしてきれいにしないと、木枠と新しいペアガラスとの間に隙間が生じてしまいます。隙間があれば、湿気がある空気がペアガラスの周囲に入り込んでしまいますから、古い防水テープを残しておいてはいけません。通常のアルミクラッド・サッシは、このように建具を分解してガラスを交換するという離れ業は出来ません。ですから、既に国内でのサービスが受けられないリッチモンドのサッシのガラス交換が出来るのは、お客様にとってはラッキーなことだと思います。(私たち施工者にとっては、相当厄介ですが・・・涙)因みに、この修理が出来る人は、日本に何人いるんでしょうねぇ?輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2020年09月25日
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輸入サッシの技術使ってOEMで樹脂サッシを製造しているクレトイシ。そのケースメントサッシに使われているクランクハンドルが破損したということでご相談を頂きました。写真のようにオペレーターとの接続部分が、完全に破壊されています。鉄の鋳物で出来ていますから、余程の力を掛けないとこんなことにはなりません。現状お客様からは、このハンドル部品だけが欲しいというご依頼ですが、ハンドルを交換した処でオペレーターのギアが回しにくいという状況は変わらないでしょうから、交換してもすぐに壊れてしまう可能性があります。まあ、ここまでハンドルが壊れていると、オペレーターの方にも相当ストレスが加わっているでしょうから、そのうちオペレーターの方も交換することになるかも知れません。こういう場合、その原因はサッシの掃除といった手入れが不足していることだろうと思われます。サッシの枠周辺に砂や油汚れが溜まっていると、建具を支えるウィンドウヒンジの動きが悪くなります。特に建具の下側のヒンジの動きが悪くなりますから、上側のスムースな動きに追随出来なくなります。そうなると、建具の上下で動きに違いが生じますから、建具が斜めに傾いた状態でドア枠の方に向かって閉まります。ただ、建具の上はきれいに納まっても、下側はまだ窓枠まで到達していません。ですから、窓が十分閉まり切っていない状態となり、ロックも掛けづらい状況となりますから、それを無理やり閉めようとしてオペレーターやハンドルを目一杯回そうとします。これはオペレーターやハンドルの不具合で起きている訳ではありませんから、そんなことをしても窓が閉まることはありません。逆に、オペレーターやハンドルにストレスが掛かって、そちらに不具合が発生するというのがパターンです。こういう時は、サッシの建て起こし(水平・垂直)や部品を調整する必要がありますから、専門家に相談して診てもらうことをお勧めします。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2020年09月23日
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今日、尾張旭市のお客様のおうちに伺って、マーヴィン(Marvin)製ダブルハングサッシ、2ヶ所のメンテナンスを行ってきました。主な作業は、バランサーの交換とガラスの防水処理。そして、サッシの開閉具合の調整です。長年使っていると、窓の開閉が重くて動かしづらいなんてことがよくありませんか?そういう調整作業をすると、見違えるように動きがスムースになります。さて、写真は交換した新旧のバランサー。古いバランサーは、建具を支えるバランサー・ブリックの部分が劣化して割れています。これでは、建具がバランサーから外れて、下へ落ちてきてしまいますよね。新しいものが正しい形状ですから、その破損状況がよく分かります。バランサーの不具合は、この部分の破損の他に、ヒモ切れやバネの劣化による吊りヒモの強度不足などがあります。何れの場合でもバランサーそのものを交換しないことには直りませんから、10~15年程度経ったら定期的に交換するようにして下さい。また、バランサーの交換の際は上下の建具を全て外さないといけませんから、ペアガラスの内部結露を防ぐ為に、ガラスの周囲やアルミ枠のつなぎ目などを一緒に防水処理してやると、サッシのトラブルを減らすことが可能です。手間を惜しまず、やれる時にやれることをしてこそ、家は長持ちするんです。そうそう、交換の時はガラスや窓枠の掃除も忘れずに!輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2020年09月22日
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小さな穴が明いた赤い板は、ガレージや収納の中の壁に取り付けて工具や材料を掛けておく為のペグボード。色はいろいろありますし、素材もプラスチックやスチール製などが売られています。アメリカ人は、外に車を置いておくと盗まれたり傷付けられたりするので、殆どの家にはビルトインのガレージが付いています。ただ、ガレージ内は大きな空間があるだけで、意外と物を置いておく場所がありません。でも、壁だけは左右や後方にいっぱいありますから、こうしたボードをたくさん張り付けて、フックや棚を自分の好きなように掛けていきます。勿論、ガレージだけでなく、家の中でも工具や洗剤などが必要ですから、収納庫やランドリー、子供部屋にこうしたボードを付けて実用兼インテリアにする人もたくさんいます。穴はどのメーカーのものも一定のようで、オイル・ペーパー(キッチンペーパー)のフォルダーやワイヤーラック、フックなどのアクセサリーを後で買っても取付け出来ないということはありません。日本でも欧米のように一定規格でものが製造されていれば、もっと効率的で安く広く普及するものがあるような気がします。私たち ホームメイドでは、こうしたインテリアのアクセサリーも家と一緒に輸入していますから、トータルでデザインをコーディネート出来ますよ。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2020年09月20日
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茨城県の建築会社さんから、お客様の家の掃出しサッシのハンドルが破損したので、相談に乗って欲しいという問い合わせを頂きました。輸入サッシのメーカーはどこか分からないということでしたので、この写真をお送り頂きました。金属で出来たハンドルの台座が千切れて、ハンドルが取れてしまったという感じですね。余程強く引かないとドアが開けられなかったという感じなんでしょうね。何度も強い負荷がハンドルの台座に掛かった為、徐々に割れが入って最後には脱落したということだと思います。ハンドル形状からすると、インシュレート(Insulate)のもののデザインによく似ていますが、本当にそうかどうかは分かりません。ただ、同じものが違うメーカーの窓に付いていたとしても、然程不思議なことではありません。こういった部材は、部材メーカーが汎用として製造していますから、複数のメーカーが同じものを使っているなんてことはよくあることです。ただ、安易に断定するにはまだ情報が少ないですから、これを装着するモーティスロックがどのような形状であるかも確認しなければなりません。恐らくここまで破損するということは、ドアの建て起こしの歪みやロックの引っ掛かり、戸車の変形やモーティスロックの寿命といった原因があって、最後にハンドルが破損したというシナリオが考えられます。単に交換するだけでなく、元々の原因自体を解決するよう調整を行った上で、ハンドルを新しくして差し上げたいものですね。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2020年09月19日
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最近、修理やメンテナンスの仕事がたくさんあって、なかなか新築の仕事に手を付けられなかったのですが、何とか時間を見付けて今日描き上げることが出来ました。レンガ積み外壁の結構大きなおうちのプランですが、時間もないのでイメージしながら描いていける手描き手法で作りました。これだと、使い勝手を考えると同時に構造的な強度(構造壁線)も考えられるので、3次元でイメージ出来る人にとっては、一番いいやり方かも知れません。ただ、案が固まるまでは、描いたり消したり、集中出来ない時は少し他のことをやったりという感じですから、なかなか最終案が決まるのに時間が掛かります。そのうち、AIがプラン図までスイスイ描く時代が来るのでしょうが、人間の力が及ぶうちは何とか描いていきたいと思います。お客様には結構お時間を頂いてお待たせしましたが、気に入って頂けるかどうかは別問題。こんな建物が、瑞穂区の住宅街に建ったら、結構皆さんビックリするかも知れませんね。ただ、私の絵では本物の迫力は伝わらないとは思いますが・・・。来年には新型コロナも収まって、またカナダからレンガ職人が来てくれると嬉しいですね。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2020年09月18日
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先日、スパイラルバランサーが使用された輸入樹脂サッシの記事を書かせて頂きましたが、スパイラルバランサーを建具と連結させる部品であるピボットシューを取り外している様子が、こちら。窓枠にある狭いレール空間の中で、ピボットシューが上下して建具を動かします。ご覧のようにピボットシューは、溝の中に入り込んでしまっていますから、人力では取り出すことが出来ません。でも、取り出さなければ、正確な大きさや形状を把握出来ませんから、修理の時だけでなく現地調査の際にもこれを外に出さなければなりません。そこで私たちは、フレーム・エキスパンダーというレール拡張工具を使ってレールの開口を広げます。フレームの下端と比べて、工具辺りの開口幅が広がっているのが分かりますね。こんなことをすると、樹脂製のフレームが割れてしまうように思われるかも知れませんが、ゆっくりと広げていきますし、部品が取り出せる幅以上には広げませんから、割れたことは今までありません。ただ、フレームの溝を広げる作業は、結構な力を要する仕事ですから、手作業でたくさんやることは出来ません。フレームの一部をカットして取り出す方法もありますが、一度カットしたらもう元には戻せませんし、見た目も美しくありません。この方法であれば、工具のネジを緩めるだけで、フレームが以前の状態に戻ってくれますし、一切傷付かないという点で優れています。スパイラルバランサーやコイルバランサーが装着された輸入樹脂サッシでしたら、これはバランサー交換では必修です。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2020年09月17日
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今日、リッチモンド(Richmond)製の輸入サッシに取付ける新しいペアガラスが入荷してきました。ただ、今回は何故か梱包がいい加減で、今までのように段ボールやプチプチで厳重にくるまれているという感じではなかったのです。やはり、予想の通りいくつかあるペアガラスの内の1枚が、案の定角に欠けがありました。恐らくこの部分は、建具枠やアルミカバーで隠れてしまう部分だと思いますが、ここから将来割れが広がらないとも限りません。まあ、輸送途上や出荷の際のトラブルはある程度仕方がないことですが、今回は明らかに出荷担当の人間のケアレスミスだと思います。輸入資材の多くは、注文から製作、そして出荷までの時間がある程度掛かることが多いですから、こういう場合は早めにメーカーへ連絡して早めに対処してもらうようにすることが大切です。そう、腹を立てた処で何も解決にはなりません。それより冷静に手配を進めることの方が大切です。お客様には少しお時間を頂戴しなければなりませんが、いい加減な状態で修理をする訳にはいきませんから、その点ご容赦願います。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2020年09月16日
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先日、厚みが薄いガラス押えの記事を書かせて頂きましたが、そのガラス押えが装着されていたサッシの建具が、こちらです。幅が1.2mもあろうかという大きなダブルハング・サッシの建具(障子)の下窓ですが、これだけ大きいだけでも建具が撓んでしまうリスクがあります。特に軽くて強度が少し劣る樹脂製フレームのサッシであれば、尚更です。また、写真をよく見ると、下枠に取り付けてあるガラス押えが、中央部分で大きく欠損しています。そして、上枠のガラス押えは更に酷くて、端から端まで全くガラス押えがない状態です。こうなると、ペアガラスには雨が入りやすくなりますし、ガラスが枠に固定出来ず、グラグラ動いてしまいます。そういう点では、いつガラスが脱落してもおかしくありません。ガラス押えを軽く見ている人もいるかも知れませんが、ここにトラブルが生じるとサッシとしての体をなしませんから、注意が必要です。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2020年09月15日
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先週木曜に名古屋を出発、本日昼過ぎに戻って参りました。今回の出張は、佐賀市で玄関ドアや複数の室内ドアの金物交換及び調整を行った後、大分市で輸入サッシの予防的防水処理を行いました。今回、写真でご紹介するのは、サッシの防水処理。この輸入サッシは、マーヴィン(Marvin)が製造しているインテグリティ(Integrity)・シリーズのグラスファイバークラッド・サッシ。屋外側のフレームが樹脂を練り込んだグラスファイバーで出来ているので、サッシの歪みや伸縮が殆どないばかりか、断熱性にも優れているというお値打ち窓です。でも、このフレームの外装は、白い塗装でカバーされている為、この塗装が剥がれたり、ガラスの周囲のコーキングが甘い部分があったりして、昔のインテグリティでは雨漏れのトラブルが多く見受けられました。この窓は、施工してから3年程度ですから、製造方法も改善されて、古いサッシのようなトラブルにはならないとは思いますが、それでもリスクがないとは言えません。そこで、九州に出張したついでにこのおうちにも寄らせて頂いて、予防の為に建具の防水処理を行うこととなりました。通常私たちが施工をやってしまうという感じではありますが、今回は私たちだけでなく、お客様ご夫婦にも作業をやって頂きました。それは、私たちとお客様が親しいということもありますが、私が行けなくてもある程度ご自身でやれるようにして差し上げたいという気持ちがあったからです。写真のように、建具を雑巾やハケできれいにした後、養生の為のマスキングテープを外部のガラス面に張って頂き、その上から外装用のコーキングを自分たちで打って頂きました。そして、そのコーキングが十分サッシ枠の中まで入り込んでいることを確認してテーピングを外し、暫く乾かした後で滑りをよくした窓枠の方に装着しました。(当然、窓枠側も予め掃除をしましたよ)家1軒分の窓全部ですから、建具は40本近くありましたが、2日間で全てやり切ることが出来ました。恐らくお客様もこうしてサッシの建具と向き合うことはなかったでしょうから、様々家づくりというものを感じて頂けたのではないかと思います。勿論、サッシだけでなく、いろいろな部分も調整・メンテナンスをしましたから、新築時以上に調子がよくなったのではないでしょうか。大分も佐賀も遠いけど、料理や魚はうまいなぁ~。ヒラマサ最高!輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2020年09月14日
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先日、藤枝市の輸入住宅でスパイラルバランサーの修理調査へお伺いしたという記事を書かせて頂きましたが、今回はそのサッシのガラス押え。押し縁とも呼ばれる部品ですが、ペアガラスを建具枠に固定しておく為のパーツで、これがないとガラスが外れてしまいます。形状や大きさは、輸入サッシ・メーカーによって様々で、適合するタイプを装着しないと使えません。写真のものは、形状こそよくあるタイプのものなんですが、特殊なのはその厚み。通常よく出回っている同型のものと比べると、厚みが半分しかありません。薄いものなんだから、何とか無理やり装着出来そうなものなんですが、実際にはそういう訳にはいかないというのが実情です。無理に押し込もうとすると、材料が薄すぎて割れてしまう恐れがあります。昔このタイプのものを探して欲しいということで、調達した経験がありますが、結局ほんの少し厚みがあって装着が難しかったとういうことがありました。さて、今回はどのようになるか、再度北米のメーカーを当たらなければなりません。何とか装着可能なものが見付かるといいのですが・・・。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2020年09月10日
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昨日、浜松市のお客様の処で、玄関ドアのハンドルセットを交換してきました。20年近く経っているハンドルセットは、全体的に錆びが酷く、元々のゴールド色が茶色に変色しています。どこのメーカーの製品か、どのように交換したらいいのか、といったことも地元のサッシ屋さんでは皆目見当が付かなかったようで、私共にご相談を頂きました。このハンドル金物は、鍵を掛けることは出来たのですが、ドアラッチが全く掛からず、デッドロックバーをドア枠側に差してロックしない限り、ドアが前後に動く状態でした。今回調達したのは、クイックセット(Kwikset)社のチェルシーと呼ばれるハンドルセットで、室内側のレバーはリドという洒落たデザインのものにしてみました。ご覧の通り、ビフォア・アフターでこれ程違ってきますから、交換しただけのことはありますよね。で、この製品はライフタイム・フィニッシュという仕上げになっていて、金メッキが10年以上剥がれることはなく、長くこのゴールドの輝きが続くというスグレモノです。今回このハンドルを取り付けた際に、ドアの建て起こしをチェックした処、ドアが重みで少し下がってきておりました。その為、ラッチを受けるストライクの穴に位置が、ラッチの位置とずれてしまい、ラッチが穴に差さらなくなっていました。本来であれば、ドアの摩耗したヒンジを交換して、建て起こしを元の状態に戻してあげるのがいいのですが、ヒンジについては見積外ということで、ストライクの金物の位置を少し下げてやりました。当然、これで嘘のようにきれいにドアの開閉が出来るようになったのですが、今までのことを知っているお客様としては、あまりのスムースさにビックリしておられたようです。鍵もスマートキーと呼ばれる機能が付いたものになりましたから、万一キーを落としてしまっても、シリンダーを交換することなく、キーだけを新しくすれば、古いキーが使えなくなるシステムになりました。錆びて動きが悪くなってきたり、室内レバーが戻らなくなってきたりしているおうちなら、防犯対策としてもそろそろ新しいものに交換してみては如何でしょうか?輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2020年09月09日
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横浜のお客様から、アンダーセン(Andersen)製のスライディング・パティオドアのメンテナンスについてお問い合わせを頂きました。今の処、特に目立った不具合はないとのことですが、私共のブログ記事をご覧になって早めに手当をしておきたいと連絡頂きました。写真は、掃出しサッシの外装パネルのつなぎ目ですが、ガラスの周囲の防水コーキングの劣化が少し始まっているのか、コーナー部分に雨が伝った跡が見受けられます。また、框パネルのつなぎ目が、少し開いてきている感じもありますね。恐らくこの状態で何年かそのままにしておくと、雨がパネル内に侵入して、そのうち表面の薄い化粧パネルの接着が剥がれてくると思われます。それにしても、よくこの状況でメンテナンスをしようなんてお思いになったものです。だって、ほぼ素人目には水垢程度が付いているくらいで、何も感じないという人が多いと思いますから・・・。こういう状態でのメンテナンスは、よく汚れや劣化した塗装を拭き取って、パネルのつなぎ目にコーキングを入れ、その上からパネル全体を塗装することが必要です。勿論、下地があまりよくない場合は、下塗りのプライマーを塗ってやれば、更に塗料が密着しますから美しい仕上がりになるでしょう。アンダーセンの掃出しサッシは基本木製ですから、パラペイントのプライマーやウルトラセミグロスのような屋外用塗料がお勧めです。それが出来た段階で、ガラスの周囲のコーキング処理をしてやれば、雨漏れトラブルの予防は完璧です。ただ、コーキングや塗料には種類がたくさんありますから、よく選んで適切なタイプを使って下さいね。それから、一度やったからと言ってもう大丈夫だとは思わないで下さいね。コーキングや塗装は10年で悪くなる一時しのぎの消耗品です。定期的に何度もメンテナンスしてこそ、大切なおうちは長持ちするのです。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2020年09月08日
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昨日、静岡県藤枝市のお客様の処に伺って、輸入樹脂サッシの修理調査を行ってきました。建築した工務店さんは近くにいらっしゃるようですが、殆ど業務をしていらっしゃらないらしく、輸入住宅を触れる業者さんがいないということで遠く名古屋から藤枝まで伺いました。どこの窓メーカーのものか全く分からない樹脂製ダブルハングサッシですが、ここに付いているバランサーは国内では珍しいスパイラルバランサー。螺旋状の棒が吊り金具の中に仕込まれていて、そこに建具を連動させて吊り上げるといった方式です。今回のバランサーは、螺旋状の棒が錆び付いていて、内蔵されているバネとの連動が切れています。ですから、窓を開けようと建具を持ち上げても、ストンと下に落ちてきてしまうといった有り様です。そういう状態が何年も続いていたようで、窓を開ける際は下につっかえ棒を入れて、開けた建具が下に落ちてこないようにしていたそうです。そして、建具とスパイラルバランサーとを連結する為のピボットシューも随分汚れが付着して劣化が進んでいる感じですから、こちらも一緒に交換します。ピボットシューを含めた交換となると、窓枠のスリットからシューを取り出す為の特殊な工具が必要となりますが、今回もそれが役に立ちました。樹脂サッシの場合、下窓だけが開閉出来るシングルハングが多いのですが、このサッシは上窓も開け閉め出来るダブルハング。ですから、スパイラルバランサーも片側2本、両サイドで4本交換が必要なんですが、可動域が異なる為バランサーのサイズが異なっています。本数も多いですし、上下の建具で長さの違うものを交換しなければなりませんから、間違えないように慎重に施工することが大切です。あと、こちらのサッシですが、ペアガラスが重かったせいか、建具からガラスが外れてきていました。本来ガラスは建具枠と密着していなければ、防水性が保たれませんから、雨漏れや錆び・ガラスの内部結露といったトラブルの他に、窓を開閉する際に建具の枠が弓なりにたわんでしまうという不具合も生じます。このまま放置すれば、建具枠が割れたり変形したりして窓の交換が必要となる恐れがありますから、非常に危険な状態でした。メンテナンスについて専門知識を持った相談先がないというのは、家を維持していくに当たって本当にリスクが高いことだと思います。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2020年09月07日
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連日猛烈な台風のニュースに溢れている昨今ですが、会社の倉庫では掃出しサッシの防水塗装と防水処理を行っています。写真は、アンダーセン(Andersen)のスライディング・パティオドアの屋外側の防水処理を行っている様子です。既に反対側の木部をパラペイントのティンバーケアで防水塗装を実施済みですから、この面の防水処理を行うのみです。アンダーセンの掃出しサッシや両開きのフレンチドアは、ガラスと枠との境目から雨が侵入して、建具枠の化粧パネルが剥がれてくるという不具合が発生することがあります。マーヴィンのように外装をアルミ板で覆っているのではなく、化粧板に白い塗装をして仕上げてあるという仕様なので、雨水が中に入り込むと木枠と化粧板との接着が剥がれてきてしまうようです。そうしたトラブルをメーカーも分かっているのか、上下の建具枠とガラスとの接点にはベッタリと白いコーキングが打ってあるのですが、両サイドの建具枠は上下に比べて防水処理が甘い気がします。そこで、私たち ホームメイドでは取付け交換を行う前に、ガラスの周囲に再度防水処理を施します。また、建具の上下枠と側枠とのつなぎ目にも同様に防水処理を行います。ただ、いつも申し上げる通り、こうした処理は一時しのぎでしかありません。ずっと防水効果が期待出来るものではなく、10年毎くらいで一度打ち直す必要があります。(環境によっては、更に短時間での再処理が必要な場合もありますから、注意して下さい)ただ、掃出しサッシの建具には、写真の位置に水抜き穴が設けられています。ですから、万一防水処理が劣化して雨が中に入ってきても、ドアの下から水が外に抜けていくように設計されています。今のアンダーセンもいろいろ雨漏れ対策をやってくれていますから、何か不具合が生じてもちゃんとバックアップが利くようになっています。そのバックアップを更に強固なものにするのは、私たちや皆さんの気遣いと手入れだと思います。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2020年09月05日
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先日、大阪府吹田市でローウェン(Loewen)のスライディング・パティオドアの戸車部品を交換してきたという記事を書かせて頂きましたが、そこから外してきた古い戸車がこちらです。ローラー部分を含めて、全て鉄で出来ているのが分かりますね。また、一見しただけでは分かりませんが、ローラーが多少変形していました。100kg近い大きなドアを支えていたのですから、その堅牢さは推して測るべしですが、金属でも歪むんですね。掃出しサッシのドアや網戸には、こうしたローラー部品が取付けられているのですが、その多くは高さを調整する機能が付属しています。写真上が最大限ローラーを本体から出した様子で、下がローラーを引っ込めた状態です。その出し入れの差は、おおよそ10mm。つまり、これだけドアや網戸の高さを上下させることが出来るということです。また、こうした戸車部品は、建具下の2ヶ所に付いていますから、建具の左右で高さを変えることも可能です。万一ドアや網戸が傾いたりしてきても、こうした調整機能で水平・垂直を保つことが出来るということです。ただ、ドアの重量が相当ある場合、この戸車に掛かる力も相当なものになってきますから、そう簡単に戸車を上げ下げするという訳にはいかないかも知れません。また、それを無理やりやろうとすると、調整ビスの穴を舐めてしまう恐れがありますから、そうなったら調整が出来なくなります。お客様自身でトライするのはいいことですが、道具や知識がない状態であれば、私たちのような専門家に一度任せてみることも必要ですね。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2020年09月04日
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気象観測上最強クラスの台風10号が、九州方面に近づいています。地球温暖化でそのうちこのクラスの台風は、年に何度か来るようになると思いますが、未だに政府は石炭火力発電所は必要だし、プラント輸出も続けると言っています。(政府は災害が起こってからでしか、全力で復旧に努力するとしか言いません。・・・不思議です)総裁選挙で大騒ぎしている場合じゃないと思いますが、そういう人たちを選んでしまった私たち 国民に責任がありますね。さて、今回はミルガード(Milgard)製シングルハング・サッシに付いているトップガイドと呼ばれる部品を交換してきました。この部品は、可動する下窓建具(障子)の両サイドに付いているのですが、チャネルバランサーを建具内に固定する為に不可欠な部品です。この場所には常にバランサーが上に上がろうとする力が掛かりますから、劣化や破損する可能性があります。そこで、そうなった時にいつでも交換が出来るように、取外しが可能な樹脂部品であるトップガイドを装着しています。この部品の交換頻度は、10~15年程度。もし建具とサッシ枠との間からバランサーが顔を出してきたら、トップガイドが傷んできた証拠です。逆に、建具の下からバランサーが落ちてくるようなら、それはバランサー自体のバネやヒモが不具合を起していますから、バランサーを交換すべき。シングルハングのトップガイドやバランサーは、窓メーカーによって形状や大きさが違いますから、適合するサイズのものを選ぶことを忘れずに。他にもシングルハングがおうちに付いているようなら、不具合のある窓と一緒に正常な窓も部品交換しておきましょう。部品の寿命はおおよそ同じですから、正常なものもすぐに交換が必要となりますので、一緒に交換した方が輸入経費や取付け代もお値打ちです。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2020年09月03日
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昨日、エアコンの屋外排水ホースに取り付ける防虫キャップなるものを会社のクーラーに取り付けた。NETで適当に見ていたら発見したのですが、これは確かにあるかも知れないと思い、購入してきました。エアコンの排水管は10mmちょっとくらいなんですが、夏にエアコンを付けている時は水が出てきていますから、ゴキブリなどの虫は入ってこないと思いますが、これから冬を迎えるという季節では、外が寒くなってきますし、エアコンも動いていませんから、温かな室内へと虫たちも入ってくると考えられます。エアコンって、室内の湿気を取って外に放出する訳ですから、水や空気が流通するなら、外からも入ってこられるというのは当たり前です。ただ、このキャップも完璧という訳ではないようで、小さな虫は防げません。それは、穴が詰まってしまうと水が出て行かず逆流してしまう恐れがあるからです。でも、取り敢えずある程度の大きさの虫やゴキブリは防いでくれるのですから、これを考えた人は目の付け所がいいですよね。これ、アマゾンなどのNETでも売ってますが、100均でも買えます。2個入って税別100円ですから、コストパフォーマンスは最高です。ただ、結構多くの主婦が目を付けているようで、売り切れ入荷待ちなんて処も多いようですから、こまめに探すといいかも知れません。ゴキブリは、人間と共に玄関や掃出しサッシから入ってくると言われていますが、隙間があればどこからでも入ってきますから、注意しましょう。因みに、1個会社で使いましたから、写真には1個しか写っていません。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2020年09月02日
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現在、雨漏れリフォームを行っている愛知県大治町の輸入住宅。昨日、屋根の防水工事が完了しましたが、同時に台風の風に対する対策も実施しました。通常の瓦材は、防災瓦と比べて風で飛ばされるリスクが大きいと言えます。それは、瓦を固定する釘が瓦の重なっている部分だけにしかないからです。まあ、防水の観点からすれば、瓦が覆い被さって見えなくなった部分に釘がある方がいいですからね。でも、それだと釘が瓦の上端にあるだけですから、見えている部分が何も固定がされていないので、下からの風で煽られてしまいます。そこで、瓦材の防風強度を上げる為に、瓦にドリルで小さな穴を明けてそこにパッキン付きのビスを取り付けます。勿論、全部の瓦にそういった施工をするといいのですが、今回は風で煽られやすい軒先の一列にそういったビスを入れました。ただ、よく見るとビスが瓦一列全部ではなく、1つ置きに入れられています。それは、瓦同士が重なり合っている為、1つ置きに留めておけば、ビスのない瓦も隣の瓦で固定されてしまうという理由からです。ビスのパッキン材は、瓦が煽られた際に固いビスが瓦を傷つけたり、割れを促進したりしないようにするのと、ビス穴から雨水が侵入しにくいようにする為です。また、隠れている部分には防水コーキングを入れて、万一にも備えています。今回は、元々屋根の雨漏れを修理するのが目的でしたが、それに加えて台風・突風対策をやっておけば、更に安心感が増しますよね。(因みに、この工事はサービスで見積には入っていません。金額が安けりゃ施工にも影響しますし、こうした気遣いも出来ませんよね?)輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2020年09月01日
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