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昨日、サーマトゥルー(Therma-Tru)社のファイバーグラスドアの塗り直し途中の記事を書かせて頂きましたが、今回完成しましたのでご覧に入れます。ドア全体を写真に入れる為に少し引いて撮ったのと、ベタ塗りされた古い塗装の塗り直しだったので、あまり木目が出ていないように見えますが、実際は木目や木肌の色の変化のようなものもまあまあ表現された感じに仕上がっています。新しいドアハンドルはボールドウィン(Baldwin)製。ゴールドのドアヒンジも新しいものに交換しました。ステンドグラスの周囲のドア枠は、結構大きめの隙間が明いていましたので、念入りに防水処理を施しました。新築の際やリフォームの際でも、普通の住宅メーカーではこうした防水処理をすることはありません。でも、これをやっておくと、ステンドグラスの中が曇ったり、内部結露を起したりするリスクが極端に減りますから、やっておいて損はありません。それにしても、トランザム付きのダブルサイドライトドアは、本当に豪華ですよね。まるで、ドアメーカーのカタログ写真のようです。この玄関ドアを何十年に亘って使い続けたいなら、材料や施工に拘ってメンテナンスをしたいものです。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2020年11月30日
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こちらは、サーマトゥルー(Therma-Tru)社のトランザム付きダブルサイドライト玄関ドア。豪華な玄関ドアですが、表面のグラスファイバーのパネルに塗られた塗料が劣化して、黄色く変色しています。通常10年毎くらいで塗り直しが必要ですが、随分と長く塗装をしていなかったようです。また、黄色く変色した塗料も美しい木目を出せる専用塗料ではなく、ベタ塗りの塗料だったらしく、木目を出す為の凹凸が消えて平面的な木目が薄い状態になっていました。ここまで行くと、木目を出せる専用塗料を使っても、うまく木目が出ないかも知れないという話をペンキ屋さんとしていたのですが、取り敢えず表面の劣化した塗料を薄く剥がして、塗ってみようということになりました。塗った塗料の色は、ナチュラル・オーク。茶色ではありますが、塗料の色の中では中間色という感じです。慎重に丁寧に着色の塗料を塗ってみましたが、やはり多少木目の凹凸がなくなっている関係で気持ち木目が薄い気もしますが、この状態としてはまずまずの出来ではないかと思います。やっぱり、グラスファイバーのドアに木目を演出する仕事は、材料と職人のセンスがないとうまく出来ませんねぇ~。この塗料は結構乾きが遅いので、着色しても次に塗るトップコート(クリア色の着色塗装保護材)の塗料は1日置いてからしか作業が出来ません。多くのペンキ屋さんは、ここで仕事を終えてしまうとまた1日現場に来て作業をしなければなりませんから、半乾きでもトップコートを塗ってしまうと思います。でも、そんなことをすると、表面の塗料は乾いても下地の着色塗料は乾きませんから、剥がれやすくなってしまうので危険です。木目を長く維持する為の塗装であれば、何日か掛かっても手順通りに作業を進める必要がありますよ。勿論、技術とセンスは必修です。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2020年11月29日
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今日、名古屋市のお客様のおうちに伺って、ガレージドアのオープナーのメンテナンスをしてきました。オープナーは、リフトマスター(LiftMaster)製のチェーン・ドライブ。当初お客様からの相談は、ドアが下がり切った時に逆回転して開いてしまうというものでした。それなら調整で何とかなると踏んでいたのですが、相談を受けた日から本日までの間にお客様自身で緩んだチェーンをパンパンに張ってしまったようで、その為にチェーンが巻き付くギア(スプロケット)がドア方向に曲がってしまい、それと連動しているシャフトまで歪んだ結果、モーターに負荷が掛かって動かなくなったという状況でした。伺った際にチェーンを緩めましたが、既にギアの付いたシャフトは曲がった状況では元の正常な状態には戻りませんでした。単純に電動オープナーの上げ下げの調整だけならよかったのですが、器具そのものが破損してしまったのでは、調整の仕様がありません。確かにドライブ・チェーンが伸びて緩くなってくると、ギアから外れてしまう危険があるのですが、必要以上に引っ張ってしまっては元も子もなくなります。ガレージドアのメンテナンスは、出来るだけご自身でやって頂くのが基本ですが、その手順や注意点については慎重に確認の上行うようにして下さい。(不安な時は、専門家に任せましょう)今回の不具合は、オープナーそのものを交換しない限り直すことは難しい状況ですが、施工後15年も経っているということで、そろそろ寿命が来ていたのかも知れません。因みに、今私たちが使っているのは、ベルト・ドライブやスクリュー・ドライブのものですから、チェーンのような張り調整は必要ありません。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2020年11月28日
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今回は、アンダーセン(Andersen)社製ダブルハングの下窓(ボトムサッシュ)のみを6枚防水処理します。こちらは、大垣市の輸入住宅に取り付ける予定の建具ですが、長年の使用でガラスの縁から建具の木枠に雨が侵入して、木が腐ってしまいました。特に南側や東側の外壁面に取り付けられた窓については、台風の風当たりが強いせいで、余計に雨が入りやすいと思います。当然、新品の交換用建具もメーカーが製造段階でコーキング等を入れて防水処理をしているのですが、アメリカ人の仕事ですからやっぱりある程度雑であることを考慮する必要があります。また、建具の木枠については、メーカーからの出荷時点で無塗装状態でやってきますから、こちらでの塗装も念入りに行う必要があります。普通の住宅メーカーや工務店だと、内装用のニスを着色して木部に塗るという方法が一般的ですが、ニスには防水性能がありませんから、万一の際に何も役割を発揮出来ません。屋外側のペアガラスの周囲やガラス押えのつなぎ目など雨漏れのリスクがありそうな場所は防水処理し、万一雨が入った時の逃げ道には敢えて防水処理をしないという工夫が必要です。また、室内側の木部には、木部専用の防水塗料 パラペイントのティンバーケアを使うなどして、雨などから木を保護してあげることも大切です。こうやって、交換用の建具を施工する前に防水作業を行うと、窓に付けた後では塗りにくい部分にも十分気を遣って施工が出来ますから、現場作業よりも丁寧な仕事が出来ますよね。それにしても、建具6枚を防水するのって、結構手間が掛かります。だって、全て手作業ですし片面を施工後半日以上は乾かさないと裏面の作業が出来ませんから・・・。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2020年11月27日
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勉強会で知り合いの塗装会社の社長さんから、古い輸入住宅の外装の塗り替えをしている時に、輸入の木製サッシに付いている部品を誤って壊してしまったとの相談がありました。20年以上前に建てられた北欧系の輸入住宅ということで、どこにも相談する先がなくて困っていたら、ふと私を思い出してくれたみたいです。どんな部品か分からないので写真を送って下さいと依頼して、頂いた写真がこちらです。これは、金物の丸く明いた溝にプラスチックの細長い部分が差し込まれて固定されるという構造の金物です。細長い部分の上半分が割れて欠損した状態になっていますから、しっかり固定出来ず緩くなっている状況ですね。でも、実はこのサッシや部品は、以前別のお客様のおうちで見たことがありますし、これを調達するスウェーデン・ルートも持っています。そこのお宅のものは、まだ破損はしていなかったのですが、見る限り古くなれば樹脂が劣化して破損することが分かりましたので、そのお客様には破損に備えて今のうちに部品を調達しましょうというお話をさせて頂いたところでした。このサッシは、日本やアメリカ・カナダのサッシとは違って、普段閉まっている時は2つの建具がこの金物で1つになった状態で窓枠内に入っています。そして、一旦窓を開けると、これが分かれて三角の形状でサッシが固定されます。なかなか言葉だけで説明するのが難しいですが、三角形で建具が出っ張るので風は通るし建具も固定されて防犯上の心配も少ない状況を作り出します。ただ、このサッシは木製でガラスを建具枠に固定(防水)するのも、スウェーデン製の特殊なパテを用いなければなりません。ですから、サッシにパテを打ち直すという時には、この樹脂製の固定金物も一緒に海外から調達するのがお勧めです。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2020年11月26日
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高さ2mくらいの輸入の玄関ドアなら、ドアヒンジが3枚装着されています。輸入のドアは頑丈に作られていますから、木製でもグラスファイバー製でもスチール製でも相当な重さがありますので、それを支えるヒンジ(蝶番)も肉厚なステンレスやスチールで出来ています。ただ、毎日頻繁に開閉する玄関では、蝶番同士の摩擦が大きく、合わせ目が徐々に摩耗してしまうのは仕方ありません。ですから、ドアヒンジの寿命は、おおよそ10~15年程度。それ以上使い続けると、ドア下が敷居に擦ってきたり鍵がうまく穴の中に入らなくなったりします。そうなるとドア自体の破損やロックの不具合につながりますから、早めに交換・調整することが大切です。そういう問題を出来るだけ先送り出来るように、私たちは蝶番の合わせ目に太いベアリング・ワッシャーを挿入したドアヒンジを調達しています。これが入ったヒンジだと、蝶番の摩耗が減りますし、摩耗した黒い金属粉も出なくなります。勿論、摩耗を完全に止めることは出来ませんから、ある程度使ったら交換はしなければならないのですが、15年くらいではビクともしません。普通のドアヒンジに比べれば、価格は高いものとなりますが、これを交換する期間が長くなれば、その分作業に係る人件費も抑えることが可能ですし、トラブルも少なくなるのですから、いいものを使う方が反って得だと思います。皆さんのおうちの玄関ドアや勝手口ドアを確認して、ヒンジの摩耗が進んでいるようなら、交換しておくと安心ですよ。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2020年11月25日
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先日、アルミクラッドのサッシを分解して、木枠とアルミ枠とが分かれた状態にしたものを記事でご覧頂きました。今回、新しいペアガラスを入れ直して、枠を組み上げて元通り復旧させた建具がこちらです。リッチモンド(Richmond)社のボウウィンドウに5枚入っていたケースメントの建具ですが、ご覧の通り美しく修理することが出来ました。(まだ、修理が必要な建具は残り4枚ありますが・・・)四方の枠を組み上げる時、ちゃんと対角線をみて組上げないと歪んだ四角になってしまいますから、そういう細かな寸法もチェックしなければなりません。勿論、一旦確認した寸法が狂わないように、コーナー部分にクランプを当てて角度を決めた上で各部材を装着していきました。今回、ガラスが曇ったということでペアガラスを交換することとなった訳ですが、アルミクラッドのサッシで分解出来るものは少数です。ただ、ガラスのみの交換が出来ないものは、建具自体をそのまま交換しなければなりませんから、海外のサッシ・メーカーに依頼して製作してもらう必要があります。その分、時間も費用も多く掛かりますし、古い建具はゴミになってしまうので、無駄も多いと思います。ガラス交換する為には、窓枠からの取外し・開口部の雨養生・建具の分解・ガラスの採寸・ペアガラスの調達・建具の組み直し・防水処理・木部防水塗装・窓枠への装着・窓調整といった具合に様々な手順や手間が掛かりますが、ガラス以外は廃棄物が出ないという点ではエコではないでしょうか。また、同じようなガラスのトラブルが出ないように、組み直ししながら雨対策が出来るという点でも、安心感はあるかも知れません。まあ、施工する私たちとしては、手っ取り早く建具を交換・修理が出来る方が楽ではあるんですけどね。勿論、メーカーが古い形式の交換用建具を作ってくれないという場合もありますから、そういう時は今回のように手間暇掛けて作業する必要はありますが・・・。でも、こんなに時間を掛けて窓を直す業者は、国内でも殆どいないかも知れません。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2020年11月24日
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昨日、大治町にある輸入住宅のサッシ・メンテナンスを行ってきました。様々な作業を行ったのですが、今日はその一つをご紹介しましょう。写真は、2階のベランダに取り付けられたミルガード(Milgard)社製掃出しサッシの下枠レールの部分を写したものです。シルバーのレールの周辺が黒ずんでいるのが分かります。ここは元来白い樹脂で出来ていますから、こんなに黒くなることはありません。こちらのおうちは、周囲を畑に囲まれており、周りの家も少し離れた位置にあることから、風当たりも少し場所です。ですから、風に運ばれて細かな砂ボコリや排気ガスの油汚れなどが飛んできます。また、南東からの台風の強い風雨が、このサッシを直撃します。お客様曰く、台風や強い雨の時にサッシのレールに雨が溜まり、サッシ枠を乗り越えて室内側に水が溢れてくるそうです。普段、この部分を見ても水抜きの穴のようなものは見られないのですが、実は金属レールを外すとサッシの両サイドに小さな水抜き穴が見えてきます。そこから外に開けられたドレンホールへと雨水が流れていって、排出されるという仕組みになっています。サッシを開閉したりすれば、砂やホコリは自然と溜まっていく状況ですし、戸車が付いたドアの下はどうしても僅かな隙間が明いてしまいます。ですから、何も掃除しなければ、砂ボコリが徐々に下枠内に溜まっていき、そのうちレール下の水抜き穴を塞いでしまいます。その後、台風で雨が下枠内に吹き込んでくれば、自ずと雨が溜まってしまい排出出来ない水が室内へとオーバーフローすることとなります。輸入サッシが高性能な為に、高い気密性が反って雨を呼び込んでしまうということはあるのですが、それに加えて日頃の掃除不足が台風の際の大きなトラブルとなることを意識しなければいけません。レールを外して掃除するとレールを曲げてしまう恐れもありますから、素人の人にはお勧めしませんが、半年に一度レール枠だけでもきれいにして頂ければ、ある程度オーバーフローを防げるように思います。勿論、水抜き穴が詰まってしまいどうしようもないという場合は、私たちのような専門家に依頼して、分解掃除をしてもらうようにして下さい。あと、雨の当たりが頻繁だったせいか、ペアガラス内のスペーサーにヒビ割れや錆びが出てきています。取り敢えず、ガラスの周囲等に防水処理はしましたが、近い将来ペアガラスの交換が必要だと思います。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2020年11月23日
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最近、ヴァイスロイ(Viceroy)社製掃出しサッシのドアハンドルについて多くのお問い合わせを頂くようになりました。写真はお客様から頂いたものですが、ドアからハンドル等の部品を外して撮って頂いたようです。ハンドル自体には問題がなさそうですが、ロックレバーが折れたり曲がったりして、交換を希望されています。このお客様以外にも、ハンドルが破損したというお問い合わせを数件頂いております。ハンドルは、プラスチックで出来ていますから、鋳物で出来たハンドルと比べて、どうしても劣化が早くなる傾向にあります。特に、南向きの掃出しサッシだと、屋外側のハンドルは紫外線に曝されますから、割れやすくなると思います。ヴァイスロイのサッシは、セルコホームさんが標準仕様として新築する住宅用に使っていましたが、20年以上前の輸入住宅ブームの際はいろいろな住宅メーカーもカナダから調達していました。しかしながら、輸入量としては大手のセルコさんが断トツで、ヴァイスロイが急になくなるまでずっと調達していたように思います。ただ、ヴァイスロイはサッシ用の部材をオリジナルに近い形で装着していたので、なくなってしまってからは交換部品の調達にはお手上げの状態かも知れません。そういう状況ですから、末端のお客様も頼る処がなくて私共 ホームメイドに藁をもすがる思いでご相談を頂いているのだと思います。私共は独自のルートで様々な輸入住宅用の部材を調達していますが、小さな会社で出来ることは大きな会社ならもっと簡単に出来るでしょうから、輸入住宅産業発展の為にもアフターサービスはしっかりマンパワーを掛けてやっていって欲しいと思います。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2020年11月22日
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昨日、リッチモンド(Richmond)社のダブルハングサッシの建具修理について記事に書かせて頂きましたが、今回は同社の開き窓、ケースメント。同じメーカーのものでも、サッシの形式が違うと構造も違います。ダブルハングの場合は、建具本体の木枠の上にアルミのカバーがぴったりと張り付くように作られていました。リッチモンドのケースメントは、室内側の木枠の部分と屋外側のアルミ枠の部分がそれぞれ独自の構造で出来ており、それが合わさることで1つの建具となっています。写真は、ガラス交換の為にその建具を分解して、合わさっていた木枠とアルミ枠とを分離させた状態です。中央部の幅が狭い部分が、それぞれの枠が組み付けられる部分で、それぞれの幅の広い部分が主要なフレームとなります。そういった点では、それぞれのフレーム自体が密着する構造ではないので、フレームからの雨漏れで木枠が腐るというリスクは低いかも知れません。ただ、ペアガラスをアルミ枠と木枠の双方で挟み込み、その固定の為に両面の防水テープをそれぞれに付けるというやり方をしますから、アルミ枠の防水テープが劣化すれば、雨がガラスの奥へと入り込みそこに接する木枠に腐りが発生するリスクは存在します。ですから、アルミとガラスが接する部分の防水をテープだけに頼らず、ちゃんと防水コーキング等で処理しておかなければ、将来の雨漏れには対応出来ないと思います。普段アルミクラッドのサッシを分解することはありませんが、分解可能なサッシをチェックすることで、窓の構造的な弱点や注意点を把握出来るということはいい経験と対策への知識を得る機会となります。それから、劣化した防水テープを中途半端に取ると、反ってそこから雨が侵入する隙間を作ってしまいますから、テープのウレタン素材は十分に剥がさないと意味はありません。ただ、これをきれいに剥がすには相当な苦労や時間、適切な道具が必要です。素人の人や下手な職人がやると、いい加減にやって失敗しますから注意して下さいね。まあ、実際にやったことがないと分からないかも知れませんが・・・。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2020年11月21日
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昨日、リッチモンド(Richmond)社のダブルハングサッシの木製建具枠の補修の様子を記事に書かせて頂きましたが、ペアガラスを入れ換えて、アルミカバーを装着したのがこの写真。内部結露を起して、ガラスの中が曇った状態でしたが、見事に美しくなっていますでしょ。アルミクラッドのカバーも、濡れた手ぬぐいで汚れをきれいにしてから、元通りに木枠へ取り付けました。当然、アルミカバーのつなぎ目やペアガラスの周囲には、防水コーキングを入れてありますし、ペアガラスの屋外側と室内側のそれぞれに防水テープも付いています。建具を一度分解して構造も十分に理解していますから、どこが雨漏れの弱点になるかをチェックして、木枠が腐らない対策も施しています。ですから、オリジナルの状態よりもより一層雨漏れに強い建具に変わっているのです。ただ、万一雨が建具内に侵入した時のことも考えて、ちゃんと水抜きになり得る箇所は敢えて防水処理をしない状態にしてあります。(当然、オリジナルの状態でも防水処理はされていませんでした)解体作業を始めてから組み上がるまで、1週間以上の時間を掛けて仕上げていますから、修理原価は度外視ですね。でも、こういうことをすることで経験も積めますし、輸入サッシについて理解を深めることも出来る訳ですから、トライする価値はあります。ただ、道具や材料の準備もしないで闇雲に修復を行えば、破損や復旧不能なんてことにもなりかねませんから、素人のお客様がいきなりやってみるというのはお止め下さいね。また、防水処理はあくまで一時しのぎですから、10年毎にガラスの周囲等の防水をやり直す必要があることをお忘れなく。(お客様の中には、これでもう一生大丈夫と勘違いされる方もたまにいらっしゃいますから・・・)輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2020年11月20日
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こちらは、熱海のお客様からご依頼を頂いて、ペアガラスの交換をしているリッチモンド(Richmond)社製のアルミクラッド・サッシ。通常、アルミクラッドの窓は、建具に不具合が生じたら建具ごと交換という形なんですが、輸入販売していたトステムでは交換建具の調達はしてくれないので、建具を分解してガラス交換をしなければなりません。お客様からは単純にガラスを交換して欲しいというご依頼でしたので、交換作業を請け負ったのですが、実際に建具を取外しに行ってみると建具の一部が雨漏れで腐っているという状況でした。そんな話は聞いていないと言って、別途そういう作業費も見積もればいいのでしょうが、簡易の修復であればやってあげると現場でお客様にお話ししてしまいました。交換用のガラスを手配するに当たり、建具を分解してガラスの実寸法を計測しなければならないのですが、フタを開けてみると木部の腐りは予想以上に広がっていました。ご覧の通り、左下の大きな部分が欠損した状態になっていましたから、木用のパテを使ってある程度成形したのがこちらです。本来であれば、新しい木材を使って、木枠自体を加工したりするのがいいのでしょうが、木枠が全て悪くなっている訳ではないので、アルミカバーがしっかり装着出来るくらいまで修復をしました。この後、ペアガラスを装着する訳ですが、専用の防水テープや防水コーキングを丁寧に使いながら、元通りのサッシュに組み上げていきます。こういう陰ながらの努力は、組み上がってしまえば見えなくなってしまいますが、私たちは手間暇掛けて輸入住宅の修理を行います。それにしても、お金にならない作業なのによくやりますよね。但し、その分時間は掛かりますので、ご了承下さい。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2020年11月19日
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こちらは、昨日交換して取り外した輸入掃出しサッシ用ロックケース。モーティスロックとかモーティシーロックと呼ばれる防犯性の高いロック金物ですが、防犯性が高い分破損してロックが掛かったままになると解除するのも厄介な代物です。マーヴィン(Marvin)社インテグリティ(Integrity)シリーズのスライディング・パティオドアに使われていたものですが、マーヴィン以外の窓メーカーでも多く使われています。このロックケースは、ロックレバーをキーホールに差し込んで操作することで、小さなバネが鍵爪(ラッチ)をアクションさせる仕組みです。本当に小さなバネですから、10年以上使い続けているとそのうちバネが弱くなったり、劣化して外れてしまったりします。そうなると、鍵爪の出入りが制御出来ず、鍵が掛かったままになったり逆に鍵を掛けられなくなったりします。写真のようにラッチが中途半端に出るといった状態は、バネが既に不具合を起していることを意味します。ロック金物は、破損すると即防犯の問題に直結しますから、最近調子が悪いと感じたら、調子が悪いものを含めて家中の掃出しサッシ全てで交換することをお勧めします。また、その際はドアの建て起こし調整や鍵の掛かり調整、ハンドル部分のビスの緩みなどをメンテナンスすると、また長く使えるようになりますよ。トラブルのタイミングは、点検をする絶好の機会です。単純に部品交換するだけなら、素人の皆さんでも出来ますからね。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2020年11月18日
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今日は、マーヴィン(Marvin)社製インテグリティ(Integrity)の開き窓、ケースメントの不具合確認をしてきました。木部の腐りで建具交換が必要なサッシですが、建具以外にも不具合がないか確認する為にお邪魔しました。開閉金物については、錆びやビスの欠損が見受けられるものの、概ね良好ですから、付属の金物以外は必要ないかと思いました。そして、確認を終了しようと窓を閉め掛けた処、窓のヒンジ側のサッシ枠に何やらビス穴のようなものが2つ明いていました。よく見ると、建具側に付いているインターロック金物と対になっているはずの金物がサッシ枠にはないようです。インターロック金物とは、窓を閉める際に建具のヒンジ側の方が、屋外側へと逃げていかないように吊元を保持する部材です。建具の戸先側については、ロック金物でサッシ枠へ引き込む機能が付いていますが、ヒンジ側には引き込む動作をするものがありません。窓を閉める際に、自然とそれをさせる金物がインターロッキングなのです。どこの輸入サッシ・メーカーのものでも、ケースメントサッシにはそういう金物が付いていますから、是非ご自宅のものもご確認下さいね。今回、この部品が欠損していますから、改めて部品調達をしたいと思います。やっぱりちゃんと現場を確認しないと、お客様だけでは見逃していることがありますねぇ。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2020年11月17日
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20年以上前にお客様の輸入住宅に取り付けられたドライブイン・ラッチ。頭の部分に四角いフェースプレートが付いておらず、円筒形の形をしたデザインになっています。こちらは、タイタン(Titan)というブランドで販売されていたクイックセット(Kwikset)社のドアノブ、ドアレバーに取付けされていました。この金物の鍵爪の部分には、金属の突起のようなものが付いていますが、勝手口ドアなどキー付きのドアノブ用に作られたものとなります。この突起があるとドアを閉めた時に鍵爪が動かなくなり、泥棒が何かで鍵爪を引っ込めるという操作を出来ないようにしてくれます。ただ、玄関ハンドルや室内ドア等に用いられる空錠タイプと違い、このキーロック・タイプは非常に僅かしか使われていませんでした。また、頭の部分が丸いドライブイン・ラッチ自体も、近年国内の輸入住宅では使われていませんから、一般の皆さんが手に入れるのは難しいかも知れませんね。こうしたラッチ部品は、普段よく使うドアに装着されていますから、10~15年程度で消耗・劣化してきます。私たちなら、このタイプのドアラッチでも調達することは可能ですから、ラッチが破損して困っている方は相談して下さい。あと、ラッチだけでなく、長年の使用でバネが弱ってきているドアレバーもあるでしょうから、その場合はラッチと一緒に交換するといいですね。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2020年11月16日
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とあるお客様からサミット(Summit)社製と思われる掃出しサッシ用網戸の戸車の調子が悪いので、部品を入手したいという相談がありました。どういったものか分からないので、網戸から部品を取り外して、戸車単体での写真や詳細寸法が分かるものを案内して欲しいとお伝えしました。それで頂いた写真がこちらですが、戸車を外すのに少し時間が掛かるらしく以前撮った写真をお送り頂いたそうです。ただ、単純に網戸の戸車と言っても、車輪の直径や装着ビスの位置、部品の構造・デザインといった差異で部品が様々存在します。ですから、網戸から戸車の一部が見えているだけという写真では、適合する部品を特定することは出来ません。この状況で多分この部品だろうと適当に判断したら、きっと間違った部材を調達してうまく網戸に取り付けられなかったなんてことになるはずです。ちゃんとした部品を入手するには、もう少ししっかりした情報に基づいて適合するものを特定する必要がありますね。また、こうした部品は単純に網戸のフレームに装着されているというものではなく、網戸フレームの別の部品と一緒になっているケースもあります。そういう場合は、網戸自体を分解しないと戸車が外せないなんてこともありますから、取外しが結構厄介なことになるかも知れません。勿論、これを交換することで網戸の開閉が見違えるようにスムースになるとは思いますから、挑戦してみる価値はありますよ。そして、戸車だけでなく、網戸の水平バランスや高さの調整、レールの掃除といったことも一緒にやらないと、完璧な仕事にはなりません。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2020年11月15日
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昨日、掃出しサッシのドアハンドル等を交換したという記事を書かせて頂きましたが、今回はカナダのパシッフィック・リム(Pacific Rim)社製キッチン・キャビネット。キッチンのコーナーに設置された吊戸棚なんですが、コーナーキャビネットのドアは2枚のドアが直角に折れ曲がるように付けられています。その折れ曲がりの部分を連結する為に、特殊な形状をしたL型ヒンジが取り付けられているのですが、ドアの重量が掛かる上に2枚のドアを途中で連結しているという役目から、負荷が自然と大きくなるところになります。ですから、丈夫なステンレスで出来ているとは言え、可動部が曲がってしまったり、部品が折れてしまったりして、ヒンジがドアを支えられなくなってしまいます。そうなると、キャビネットのドアが脱落してしまう状況になりますから、他に不具合が出ないうちに出来るだけ早く金物を交換して、正常な状態に戻してやる必要があります。ただ、一般のお客様は、こんな輸入部品をどうやって調達したらいいか、見当も付かない状況だと思いますから、分かっていながら放置してしまうことが多いのも実情です。でも、そうしていると、今度はドアに固定する為のビスが抜けてきたり、ドア自体が割れてきたりしますから、余分な費用も掛かりますし、交換部材の調達や修復にも時間が必要となってきます。今回は、幸いメーカーからヒンジを取り寄せて調整するだけで、無事に元通りに直すことが出来ましたが、せっかくの高級輸入キャビネットを全交換しないといけなくなることすら起こり得ます。トラブルを小さなうちに摘み取っておくことが、余分なお金や心配を掛けなくて済む第一の秘訣です。その為には、まず信頼のおける輸入住宅の専門家を見付けておくことと、そういった人とうまく連携出来る関係性を築くことが大切ですよ。自分たちで家の面倒を見ることが出来るならいいですが、将来の部材の調達や施工という面では専門ビルダーに頼らざるを得ませんから・・・。近くて安いからと言って、輸入資材の取り扱いを知らない業者さんにお願いすると、間違った取付け方や施工不良が発生する恐れもありますから、反って修理が大変になるなんてことはよくあることです。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2020年11月14日
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今日は、名古屋市昭和区の輸入住宅にて、スライディング・パティオドア(掃出しサッシ)のハンドルやロック金物の交換を行いました。輸入サッシのメーカーはよく分からないのですが、屋外側のハンドルがプラスチックで出来ていて、劣化して脱落してきてしまいました。ハンドルだけでなく、モーティスロックと呼ばれるロック金物もバネが弱ってきていましたから、交換するタイミングです。内外のハンドルやロックケースの形状は、以前お伺いした際に確認済みでしたから、同じ寸法・形状のものを探すのには然程苦労はありません。このサッシは2ヶ所ありましたから、ハンドルやロックも2つずつアメリカから取寄せて取付けを実施。ハンドルの取付けビスが変に抜けなくなっていましたから、金ノコで切断しなければならないといったアクシデントはありましたが、このように無事施工は完了しました。部材の交換だけでなく、ドアの建て起こしを調整したり、ロックラッチの出方の調整をしたり、潤滑剤を塗布してドアや金物の動きをよくしたりと、いくつか余分な作業も行いましたから、以前とは見違えるようなドアになっているはずです。(但し、戸車やレールが傷んでいる場合は、完璧には修整出来ませんが・・・)こういうほんのちょっとした仕事の気遣いが、お客様にとっては嬉しいことでしょうし、家を長持ちさせる秘訣でもあります。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2020年11月13日
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ミルガード(Milgard)の古いタイプの開き窓には、開閉の為の持ち手とロックの機能が一緒になったカムロックと呼ばれるレバーハンドルが付いています。このロック部品は、鉄の鋳物と樹脂のパーツが組み合わされて作られているのですが、樹脂の部分が劣化したり、鋳物のハンドルが折れてしまったりして、欠損することがあります。経年劣化であったり、建具(障子)の開閉金物の調整不足であったりして、破損するようですが、この部品の寿命は15年程度ではないかと思います。多くの場合、それ以上に長持ちしているようではありますが、やはり定期的に交換すべき部品のような気がします。窓の内側に付いている網戸には、開閉する樹脂製のスクリーンの小窓が付いているのですが、この小窓も樹脂のフレームが劣化して割れてしまうなんてことがありますね。こういうトラブルを防ぐ為には、汚れやホコリを定期的に取り除いてやるということが必要です。また、可動部に潤滑剤のシリコンスプレーを塗布することも、寿命やトラブル防止には大切な作業です。でも、20年以上経つような輸入サッシでも、これらを交換する部材が今でも手に入るという点で素晴らしいことだと思います。人間の作るものですから、長い使用の中で壊れることは当然です。それに対応してこそ、メーカーが役割を果たせるのではないでしょうか。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2020年11月12日
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岐阜県瑞浪市にある賃貸物件に取り付けられたミルガード(Milgard)製掃出しサッシ(スライディング・パティオドア)の鍵の不具合です。お客様はサッシ屋さんで、不動産屋さんから輸入サッシの修理の依頼を頂いたとのこと。写真は、不具合のあるロックケースですが、ダブルラッチの片方の鍵爪が出てこなくなったようです。こちらのロックケースは、先日記事に書かせて頂いたサーティンティードの掃出しサッシのものと同じタイプのようですね。ただ、ラッチは2つある訳ですから、1つがちゃんと機能していれば鍵は問題なく掛かるはずです。ですから、然程緊急性があるようにも思わなかったのですが、中央部の小さめの穴から出てくるはずのロック固定解除用のボタンもないようです。これが付いていないと、鍵爪のラッチが自由に出入りすることが出来なくなりますから、もしかしたらこのボタンもなくなったことで、ロックケースが適切に作動しなくなったのかも知れません。見ての通り、非常に丈夫そうなロックケースですが、中に入っている部品は繊細なものも存在します。小さなパーツは長い時間使っていれば消耗しますから、丈夫で防犯性も高そうと思っても、15年程度で定期交換をした方が安心かも知れませんね。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2020年11月11日
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先日、長野のお客様から輸入の掃出しサッシのハンドルが破損したから交換部材が欲しいというご相談を頂きました。窓メーカーは、アルメトコ(Almetco)。ハンドルは台座部分にヒビが入り、それを補修しながら使い続けた感じがしますハンドルの素材は鉄なんですが、そういうものでも何度も力が加わると徐々に変形・破損してくると思います。この割れ方を見ると、ドアを引いた時というより閉めた際の力が大きかったのではないかと推察出来ます。つまり、思いっ切りドアをドア枠の方にぶつけてからロックをしないと、鍵が掛からなかったということかも知れません。そういう場合、ハンドルの問題というよりも、ドアの高さや水平の取り方が狂っていて、ロックのストライクの穴に十分ラッチが入り込まなかったというのが原因ではないかと思います。そういうことを調整した上で新しいハンドルを取り付けないと、鍵がうまく掛からない問題からまた同じようなトラブルが発生するかも知れません。私たちのような輸入住宅の専門家にとっては、然程難しいことではないのですが、今までやったことがないお客様にとっては、ドア全体の状況やバランスを見ながら調整していくのは結構大変な気もします。一番いいのは、まずは私たちに取付け・調整をご依頼頂いて、どのように調整するのかを実際に見て覚えて頂くことではないかと思います。そこで分からなかったことは、その場で質問も出来ますし、どんな道具が必要かやどんなことに注意すべきかも分かるはずです。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2020年11月10日
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栃木のお客様からサーティンティード(CertainTeed)社製掃出しサッシのロック金物が破損したという相談を頂きました。写真がそのロックケースですが、ダブルフックの鍵爪の間に小さめの穴が明いていますが、通常そこから金属製の突起が出ています。ドアを閉めるとその突起がドア枠に当たって、金物内に押し込まれます。その状態になると、ロックの鍵爪を固定する機能が解除されて、ロックレバーが上下に動かせる(フックが自由に出入りする)状況になります。ですから、その突起部分が欠損してなくなってしまうと鍵が掛けられないし、もし鍵が掛かってしまうとロックを解除出来ない状況になってしまうのです。このタイプのロック金物は、ミルガード(Milgard)のスライディング・パティオドアに取り付けられていることがありますが、防犯性能は比較的高い印象です。ただ、一旦トラブルとなった場合には、それが反って仇になって不安な状況になるかも知れませんから、早めに交換をしておきたいものです。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2020年11月09日
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一昨日、トレーラーハウスに施工されたアルメトコ(Almetco)社製のシングルハング・サッシのペアガラスの交換をしてきました。既存のガラスは、写真のようにペアガラスの中に雨が入り込んで水滴で外が見えないくらいになっていました。このように内部結露を起してしまったペアガラスは、交換する以外に直す方法はありません。ただ、輸入サッシのペアガラスはインチで作られている為、国産のガラスと厚みが違ってしまいます。厚みが違うものでは交換が出来ませんから、輸入サッシ用のペアガラスを調達する必要があるのです。しかしながら、輸入サッシ用と言っても窓メーカーによって、サッシの形式の違いによって、ガラスの厚みが変わってきます。ですから、既存のペアガラスの実寸法を測らなければ、注文することは出来ません。それがうまくいけばあとはガラスを交換するだけとなるのですが、それだけで完了という訳にはいきません。今回のサッシは、ハメ殺し(FIX)の上窓のガラスが不具合を起していた訳ですが、このメーカーのものは屋外側からしかガラスが外せない構造になっています。ということは、外からの作業となりますから、脚立か足場がないと作業が出来ませんし、ペアガラスを建具枠に固定する粘着性の防水テープは室内側の枠にしか付けることが出来ないのです。(屋外側は、脱着可能なガラス押えが来ますから、防水テープは付けられません)その為、ガラス押えを建具に装着した後に、ガラスの周囲に防水処理をしてやらないと、また雨が建具の中に入り込んでしまいます。そうした一連の作業を行っている間も、建具枠やガラス押えに付いた油汚れを拭き取ったり、ハケで砂やホコリを払ったりしてきれいな状態にすることを意識します。どんな細かな作業をするかは、見積の項目には出てきませんが、そこが輸入住宅のプロの仕事となるのです。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2020年11月08日
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昨日、アンダーセン(Andersen)製観音開きのフレンチドアをスライディング・パティオドアに交換していますという記事を書かせて頂きました。そして、今回その交換工事が完了しましたので、写真をご覧下さい。少々時間が掛かってしまいましたが、おおよそ1ヶ所当たり1日という感じで仕事を終えることが出来ました。ドア周辺のタイルは、下地の様子を見る為に一部剥がしてみましたが、ほぼ外壁は触らずにサッシだけを交換したという感じです。こういう場合、建物の構造躯体に留める為のネイルフィンは使えませんが、サッシ枠の上からビス留めする為の取付け穴がありましたから、それを使ってドア枠を柱材に固定しました。また、最も気になる防水処理もドア枠と外壁との隙間に防水コーキングを十分に注入することで、そのリスクを減らしています。確かに、サッシの周囲の外壁を剥がして構造躯体を露出させれば、ネイルフィンも使えるし、サッシの周囲の防水工事も通常通りやれると思いますが、費用と見栄え、作業の手間とその効果、リスクとメリット・デメリットなどをお客様にお伝えして、お客様にとって最もバランスのいい工事が出来たのではないかと考えています。何も理解しないで適当に納めてしまう工事は、やってはいけないことだと思いますが、全ての状況を考慮してベターな仕事をすることも大切なことだと思っています。その為には、輸入住宅に対する知識と施工に対する経験が重要ですね。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2020年11月07日
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先日よりアンダーセン(Andersen)の掃出しサッシの交換の様子をお伝えしていますが、それとは別に両開きのフレンチドアを片引きのスライディング・パティオドアに交換するという作業についてもご紹介しましょう。写真左側がまだ何もしていないフレンチドア。そして、右側がドアを外してドア枠だけになったフレンチドアです。先日交換した掃出しサッシと同様に、化粧の木製外装パネルが剥がれてしまい、メーカーからは交換する以外に修理は出来ないと言われたフレンチドアのサッシでした。観音開きフレンチドアは並びで2ヶ所存在していましたが、開いた状態ではドアが風に煽られる状態になりますし、網戸も納まりがよくないという状況から、片引きのスライディング・パティオドアに変更したいとの要望がありました。幸いアンダーセンのフレンチドアは、スライディング・パティオドアと全く同じ開口寸法のものが存在しましたから、交換は比較的しやすいという寸法的なメリットもありました。ですから、単純にフレンチドアのドアだけを交換するのではなく、施工はすこし大変でも枠ごと交換して掃出しサッシにすることは、これから先の使い勝手を考えたらいいことかも知れません。ただ、ドア枠がどのような外壁構造の中で固定されているのか、サッシの防水上の問題が発生しないかなどといったことを確認しながらの作業が必要ですから、気を遣いながらの施工となりました。雨漏れの問題は、今回ドアのガラスの周囲や屋根にあったという状況でしたから、お客様にも現状や今後のリスクを説明しながら、方向性を決めていきます。では、また交換施工が完了した様子を、ご期待下さい。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2020年11月06日
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一昨日、掃出しサッシのドアの交換作業について記事に書かせて頂きましたが、こちらが交換後のアンダーセン(Andersen)製スライディング・パティオドアです。既存のサッシ枠をそのままに、新しいドアだけを入れ替えたという状況です。ドアハンドルやロック金物、網戸などは、古いドアに付いていたものを付け替えました。そういった意味では、交換費用も経済的だったかも知れません。ただ、ペアの強化ガラスが入ったドアは、1枚100kg近くありますから、2枚をアメリカのメーカーから輸入するとなると、相当な金額であることは確かです。でも、雨漏れ対策・防水処理をいくつも施した新しいドアを入れて、サッシ枠も防水メンテナンスを施し、ドアの開閉調整・ロック調整までこの機会に行いましたから、今後の手入れは相当楽になったはずです。20年近く経った輸入住宅にお住まいの皆さんは、新築以来サッシの手入れをしていないというのが殆どでしょうから、不具合の修理を好機と捉えて、私たちのような専門家にメンテナンスをしてもらうというのはいいことかも知れません。実際、掃出しサッシには建物の重量が掛かって、サッシの上枠中央が下がってきたり、サッシの両サイドの床がめり込んできたりしてサッシ自体に歪みが生じています。そんな状況だと、ドアの開閉が固くなったり、鍵の掛かりが悪くなったりしてきているでしょうから、メンテナンスをしないでそのまま使い続けることは破損の原因にもなりかねません。輸入の掃出しサッシは、どこのメーカーのものも定期的な調整を必要としていますから、長く使いたいなら一度専門家に相談すべきかも知れません。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2020年11月04日
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土曜日に愛知県大治町でアンダーセン(Andersen)製スライディング・パティオドアのドアの交換を行いました。幅が1.8mの掃出しサッシですから、2枚の引き違いドアの重量は合わせて120kgはゆうに超えるくらいになろうかと思います。今回ドアを交換する原因となったのは、サッシのガラスの周囲からの雨漏れでした。ペアの強化ガラス自体には特に問題はなかったのですが、ドアの中に入り込んだ雨が外装の薄い化粧パネルの接着を剥離させてしまいました。そうなると、化粧パネルが反ってしまったり、一部が欠けてしまったりして元に戻らなくなる為、ドア枠を残してドア自体を交換しなければならなくなります。新しいドアは、製造時に防水処理を実施していますが、施工する前に私たちで更にガラスやパネルのつなぎ目に防水処理を施し、室内側の木部にも木部専用の防水塗料 ティンバーケアを塗りました。そこまで事前準備をした上で、今回ドアの入れ替えを行ったのですが、既存の掃出しサッシにはイレギュラーな施工がしてあって、結構作業に苦労しました。通常、作業の最初は可動するドアを室内側に外すということを行うのですが、和室の鴨居がドア枠に重ねてあって、鴨居が邪魔をして室内側へドアを倒すことが出来ません。仕方がないので、屋外側にあるもう1枚のFIX(ハメ殺し)ドアの方を先に外して、可動側を屋外側に外すという方法を取りました。皆さんは、どっちから外しても外れるならどっちでもいいとお考えになると思いますが、サッシの防水施工をやる場合、新しい可動側ドアを先に入れてFIX側を後から入れるというのでは都合が悪いことが起るのです。そうは言っても、和室の鴨居を外すとなるともっと大掛かりなことになりますから、施工手順を変えてもドアから雨が入らないように何とか工夫して施工をしなければなりません。恐らく見た目にはお客様も全く気付かないとは思いますが、手順変更による余分な手間が掛かっているのです。後からメンテナンスをする時のことを考えて、新築をしなければいけないのですが、輸入サッシの構造や作りを知らない大工さんでは仕方ありません。そういった点でも、新築やリフォーム・修理の際は、出来るだけ輸入住宅について専門知識のある業者さんにお願いして頂くことをお勧めします。でないと、適当な施工で納めていってしまうなんてことになりますから・・。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2020年11月02日
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こちらは、パシフィック・リム(Pacific Rim)社のキッチン・キャビネットに使われている吊戸棚のドア用ヒンジ。先日、交換用にカナダから入荷してきたばかりのものです。「へ」の字に曲がった形をしているのは、コーナーキャビネットに使う2枚のドアを連結させる為に使うヒンジだからです。ステンレス製ですから結構頑丈に出来ているはずなんですが、コーナーキャビネット用のヒンジは消耗が早いかも知れません。こちら以外にも、デウィルズ(Dewils)のキャビネットで同様の交換が必要となった案件もありました。(先日、記事に書きましたね)こちらのキッチンメーカーは対応が早く、連絡したらすぐに交換部品を送ってくれるとの返信がありました。もう15年以上前にお客様が購入したキッチンですが、今でもちゃんとアフターサービスをしてくれる点は、プライスレスだと思います。新築時には金額が目に行くものですが、品質の高さやアフターサービスのよさといった点で購入するかどうかを決めるのが、一番得だと思います。さて、皆さんもおうちでは、15年以上経ってもメンテナンスが出来る体制が取れていますでしょうか。いい家を長くいい状態で使う為には、ケアしてくれる人がいることがすごく大切だと思います。輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートをして欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。全国どこでもご相談を受け付けます。尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつかご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
2020年11月01日
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