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シャトー・モンローズ(1993)2004/01/31 自宅にて今日は楽天三昧の一日でした。バレンタイン絡みであれこれ検索していると、ショップそれぞれ、色々な切り口でバレンタインワインを紹介していて・・・お店も大変だなぁ・・・などとちょっと同情。それでも、そんなこんなで見つけた面白いワインを日記で紹介していると、結構な数のアクセスを頂き、やはり「成果は努力に比例する」ことを再認識しました。(^^;)(結局過去最高の431アクセス/日!嬉しいです)で、今日のワインは「アクセス数過去最高記念」シャトー・モンローズ(1993)です。(^^)シャトー・モンローズは、メドックの肝である4つの村の中でも最北端、ジャルと呼ばれる小川のような水路でポイヤックと隔てられるサンテステフ村のワインです。メドックもサンテステフ村まで来ると、ジロンド河のかなり下流になるので、砂利が少なくなり、重く排水の悪い粘土の混じる割合が高くなります。しかし、このシャトー・モンローズは、そんなギリギリのサンテステフ村の中にあって飛びきり恵まれた、ポイヤックに近い、ジロンド川を望む砂利質の丘の上に位置していて、カベルネ・ソーヴィニョンの出来が良い為、シャトー・ラトゥールのような濃くタンニンの強靱な長熟タイプのワインを産することで知られています。そんなシャトーの93年ものは、果たしていかがなモノでしょうか?コルクはグランヴァンにしてはやや短い方の5センチです。既に10年の歳月を重ねているのですが、染み付きは極小で、まだ後数十年は大丈夫そう。開栓直後の香りはやや弱いものの、時間を経るに従って、熟成した黒い果実の香りと重々しい樽がジワジワとわき上がってきます。しっかりしたタンニンは酸や果実味の低下をしっかり抑えていて、10年を経ているとは思えない若々しさ。スッキリとした酸がまろやかになったタンニンと調和して、大変結構な味わい。(^^)色は、透明感の高い深い色調で、全体に煉瓦色のニュアンスが感じられます。特筆すべきは、そのツヤ。熟成したグランヴァンの持つ艶やかな煉瓦色の域に入ろうとしていますね。フィニッシュは、渋みはスッと消え、一瞬フッと甘みが現れ、その後、上品でキレのある柑橘類を思わせる酸味が長く続きます。HP:9流石はモンローズ、脱帽でございます。同系統の味わい?のラトゥールやレオヴィル・ラス・カーズと比べると、・色が赤黒い(ラトゥールやラス・カーズは青を感じます)・現時点で熟成感・フィネスを感じさせる・柑橘系の酸味があるという点でモンローズらしさが出ていると思います。もう、ここまで来ると・・・個性ですね。どっちが美味しい・不味いではありません。(^^;)P.S.シャトー・モンローズの名前の由来、シャトー内の随所に薔薇(ローズ)が見られるので、モン・ローズ(薔薇の丘)となったとのことです。ちなみに「薔薇」は、花を愛でる為だけに植えているのではなく、むしろ「病気予防のセンサー」として重要な役割を担っています。薔薇は非常に病気にかかりやすい植物で、葡萄より先にウドンコ病などになるのです。ちなみに、厳密には薔薇のウドンコ病と葡萄のウドンコ病は病原が異なり、同じ病気ではないのですが、2種類の病原菌が繁殖しやすい条件は非常に似通っているため、センサーになるとのことです。
2004.01.31
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毎日20通近く届く楽天のワイン屋さんのメルマガ、最近は結構バレンタイン・デーのネタが多くなってきました。それらに触発されたとしのすけ、今日の日記は【営業ネタ】で恐縮ですが、としのすけが「バレンタイン・デーに良さげだな~」と思ったワイン特集です(^^;)■オリジナルラベルが創れるワイン■名前の入るワインこれは究極?名前など、好きなメッセージが入れられるワインもしっかりありました!世界に一つだ~けの~ワ~イン♪(^^;)■イニシャルを送るなるほど・・・イニシャルが、S、M、Jに関係ある方、こういう手もありますね。(^^;)■映画やドラマに登場したワインプリティーウーマンでジュリアロバーツがイチゴを入れて飲んでたのはこれだったのかぁ・・・2人で楽しく語れるネタ満載のワイン達です。■バレンタイン・デー向けワインいろいろなカワイイワインがあるんですね。やはり、ハートマークなんかがついていると、ついニヤけてしまいます。(^^;)ただし、ここに出てくる殆どのワインは、飲んだことありません。悪しからず。(^^;)■上品な赤箱入りのワインギフトエノテカの企画です。バカラちっくな赤箱が素敵!うーん、この中だったら・・・欲しいのはプティ・シュヴァルかなぁ・・・■キッスマーク?!ちょっと面白いかも(^^)これ、メルマガで知りました。でも・・・貰ったら・・・ちょっと引くかもね?(^^;)P.S.あ、ワインのコメントをちょこっと。今日も、昨日開けたシャトー・グリヴィエール(1998)の残りを飲んでいるのですが、今日の方がグッと良くなりました。香りが立つし、味にまろやかさが出てます。98年とは言え、シャトー・グリヴィエール(1998)は若々しいので、かなり早めに開栓した方が宜しいようです。それにしても、デカいグラスはほんと素晴らしい!結構ジャマくさいですが、味わい(特に香り)は確実にワンランクアップします。DIVAは、ちょっと肉厚だけど扱いやすいし丈夫(らしい)ので、凄くお勧めです。(^^)
2004.01.30
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シャトー・グリヴィエール(1998)2004/01/29 自宅にて今日のワインは、以前(2003/12/06)にレポートした、シャトー・グリヴィエール(1998)です。その時は、HP:8分厚いボディーと力強い酸味が印象的なワインですが、香りが弱いのがいただけません・・・少し落ち着かせてから、再度試してみたいです。としたのですが、そろそろ良かろう、大きなグラス(DIVA)もあることだし・・・と言うことで、再トライ。ベットリと濃い赤紫がコルクのお尻0.5ミリ程度に染みついています。98年でこれはなかなか優秀なのではないでしょうか?それとも、ずっとボトルが立ってたか?(^^;)赤い酸味のある果実の香りとタバコの香りは以前と同じ。暫く置くと酒石酸の結晶がキラキラ。開栓後の香りがあまりたってこないのも前回同様。「例の」コンクリート系の香りは今回は感じられないものの、大きなグラスでこれですから、やはり香りのパワーはイマイチと言わざるを得ませんね。ちょうど香りが閉じている時期なのかな?今回も全然時間を感じさせない程にフレッシュ!酸っぱい系の杏、プルーン、弱い樽香・・・バランス的には果実味が勝ちすぎですね。フィニッシュは酸味が上顎の奥に長く残りますが、ちょっと絡みつく感じ。HP:7メルローリッチの割には熟成感がなく、果実味だけで飲ませるワインのように思います。落ち着かせれば良くなるかなと思いましたが、やはりとしのすけにはイマイチでした。ま、好みですから・・・(^^;)
2004.01.29
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オー・カルル(1998)2004/01/27 自宅にてDIVAが具合良いので、ちょっと美味しいワインをより美味しく頂こうと、オー・カルル(1998)を開けました。知る人ぞ知るフロンサックのワイン、ミッシェル・ロラン監修、年間約800ケースという希少性、ほぼメルロー100%、新樽100%、18~20ヶ月熟成、ノンフィルターと垂涎スペック目白押し。(^^)6センチの長いコルクを開けると、いつものように重厚な黒い果実の香りが、適切な樽香とともに香ってきます。非常に濃く深い血のような黒赤色でネットリとしたオーカルル、香りはやや閉じ気味ではありますが、DIVAの容積が強制的?にワインを目覚めさせてくれます。僅かに残るフレッシュな果実味、やや土を感じさせる熟成香、皮革、クリーム、弱いロースト、スパイス・・・タンニンは半年前と比較して明らかにマロ味を増していて、水のような喉ごし。フィニッシュも端正な酸味が長く味わえます。良い年をとっている感じですね。うんうん。(^^)HP:9DIVAに助けられているとは言え、オー・カルルはなかなか素晴らしいワインだと思います。クロ・デ・ボリ(1999)とどっちが良いかと聞かれたら凄く迷う。クロ・デ・ボリがソフィスティケートされた今風のメルローだとすれば、オー・カルルはタルボ系の古典的な味わい。お好みで飲み分けるのが宜しいかと。(^^;)
2004.01.27
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今日は、待望のDIVAが届きました。嬉くって、早速レポート。(^^;)思った通り、ワインボトルに迫る大型で、リーデルのソムリエ並。本当にこれがそんなに丈夫なのか?ステムは細めだし、ボールとの接合部はむしろ細くなっていますし・・・(^^;)でも、指で弾くと「チ~ン」となかなか澄んだ音がしますし、透明度もまずまず。(^^)これが一個1000円しないのかと思うと、非常にお買い得感がありますね。3日目のタルボを注いで暫くクルクルとグラスに馴染ませていると、タルボ復活!重いコーヒー系のロースト香とジャムを思わせる濃厚な果実香が蘇って来ました。やはり大きなグラスの威力は凄いですね!欠点は2つ。・ステムに2枚のガラスを接合したような縦線がうっすら2本入っているのがちょっとチャッチくて残念。・ボールが大きく深いので、グラスを洗うのが大変(その点、バカラのボルドーはちょうど上手く手入れできる程良い大きさです)シェフトミーさん、良い品を教えてくれてありがとう。これで、お誕生日のグラス&デキャンターの追加購入、決定です。(^^)
2004.01.26
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今日の日記はワインのコメントではありません。(^^;)今日は、としのすけ一家とお友達のSさん一家で、静岡県は久能の石垣イチゴ狩りに行って来ました。横浜からは片道約170Kmのドライブでしたが、晴天に恵まれ、日本一の山♪~、富士の雪衣姿(北東側斜面)と一部雪の解けた山肌(南側斜面)の両方を堪能しました。(長年、富士の裾野を行き来していながら、今日のような美しい富士の雄姿を拝見したのは初めてです)久能は、かの徳川家康公が葬られている東照宮で有名なところ。東照宮は神廟・社殿・神庫・神楽殿・鼓楼・其他の諸建物は重要文化財に、久能山全域も史蹟として指定されています。久能の石垣イチゴ、明治30年代に始まり、昭和40年代からは観光農園の先駆けとなる「観光いちご狩り」がはじまっています。イチゴの品種は、章姫。この地の故萩原章弘さんの育種によるものだそうです。久能山を背に、駿河湾に面した静岡市から清水市にかけて立ち並ぶビニールハウスの通り(国道150号線)は通称「イチゴ海岸通り」と呼ばれ、「東京モーターショー」を彷彿とさせるようなキレイなお姉さんがニコやかに手を振ってそれぞれの観光農園に誘導してくれます。(^^)としのすけ一行がお邪魔したのは、ちょっと奥まったところにある「やま良」という観光農園。(TEL:054-237-2367)一家族に一棟のハウスを提供してくださり、たらふく超美味かつ美形なイチゴを頂きました。練乳なんて全く不要の、瑞々しく、甘く、大きな「章姫」は、「とよのか」や「女峰」とはまた違った味わいで、ブルゴーニュ!?の味わい。(^^;)イチゴでお腹が一杯になったので、ちょっと駿河湾の海岸を散歩し、小腹を空かせた後、昼食は清水港の近くの日本料理屋で「桜エビのかき揚げ茶漬け」。え?!かき揚げと茶漬け?!と驚く方もいらっしゃるかもしれませんが、これが絶品なんです。清水港付近にドライブの際は是非お試しください。(日本平パーキングエリア内のレストランでも食せたように思います)その後、日本平に登り、清水港を抱く富士の雄姿を再度拝見し帰路に。夕暮れ時は、夜景目当ての若いカップルのメッカになるとのことですが、さもありなんの美観でございました。あ~、疲れたけど・・・いい一日でございました。(^^)
2004.01.25
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Ch.タルボ(1999)2004/01/24 自宅にて夕方から、買い物に出かけて、久方ぶりに究極ラーメンの横浜家で夕飯にしました。横浜家は、極太麺に超絶濃厚な豚骨醤油系の独特のつゆ(冷めるとスープの表面に脂が膜を張るほどのもの)で、とても毎日は食べられませんが、時々無性に食べたくなる癖になる味です。(癖になる味と言えば、吉野屋の牛丼もそう。実はそろそろ食べたい・・・アメリカさん、そろそろ全頭検査してよ~)ひょっとしたら赤ワインにも合わせられるかも?車だったので飲酒は帰宅するまでオアズケ。で、帰って開けたのがCh.タルボ(1999)です。Ch.タルボは、クリュ・クラッセの密集するサン・ジュリアン村の中でも、一際広大な葡萄園を有する、由緒正しいシャトーです。Ch.タルボの名は、英仏の100年戦争における英国軍の英雄、タルボ将軍に由来するもの。畑の表層は小石が多く、下層は鉄分に富んだ地層で、約束されたテロワール。樹齢30年の古木、カベルネソーヴィニョン66%、メルロ26%、プティヴェルド5%、カベルネフラン3%のセパージュです。コルクは5.5センチ級の上等なもの。染み付きは今のところ1センチくらいなので、20年ぐらいは保ちそうですね。直後香るのは、重いコーヒー系のロースト香。あまり新樽を感じさせないクラシックな印象です。色は濃い赤黒色で、エッジは煉瓦色のニュアンスが出始めています。濃厚なカシス・ブラックベリーのコンポート、皮革、ほんの少しの土臭さ・・・それらが重厚に混ざり合ってとても古典的な印象を醸し出しています。華やかな新樽のヴァニラ香を身に纏ったアーティフィシャルなプレミアムワイン達とはひと味違う、流石はグランヴァンと思えるような風格。やや酸が尖っていて攻撃的ですが、それもまた凛としていて良し。フィニッシュは、酸味と心地よいタンニンが舌の両側下部に長く残ります。HP:9とろみを感じるほどに濃厚で「ちょっと田舎臭い」と悪口を言う方もいらっしゃるかもしれませんが、華やかな新樽のヴァニラ香ばかりを楽しんでいると、たまにはこういうワインも良いかなと、とホッとするのでは?レストランで、肉の赤ワイン煮などと一緒に飲みたいワインです。
2004.01.24
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ナパ・ヌック(1999)2004/01/21 自宅にて今日は、凄く久しぶりに新橋の海鮮居酒屋で飲みました。結構有名な店らしく、お客さんは一杯。上品な香りの芋焼酎(銘柄忘れ)を、新鮮な宮城の生ガキ、鰹・アイナメの刺身、焼き白子、スペシャルオーダーの白子の天麩羅等々とともに頂き、早めに退散。(^^;)今は、フランスパンをかじりながら、今日のワイン、ナパ・ヌック(1999)を頂いております。ナパ・ヌックは、ポムロールの雄、Ch.ぺトリュスのクリスチャン・ムエックスがレイルとのジョイントで1982年に始めたドミナス・エステイト(現在はムエックスが単独所有)のスーパー・プレミアム・ワイン、ドミナス(ナパヌック・ヴィンヤードの古い樹齢の区画のブドウを手選別してで創られた上物)のセカンドワインです。ペトリュスと言えば、メルローを連想しますが、ドミナス、ナパ・ヌックはカベルネ・ソーヴィニヨンが主体で、セパージュは、カベルネ・ソーヴィニヨン85%、メルロー9%、それにプティ・ヴェルドが6%入っています。コルクは非常に上等な5.5センチ級。いきなり、カカオタップリのチョコレートの香りのお出迎えが来ます。(^^)どこまでも濃くつややかで透明感もあり、エッジは僅かにレンガ色・・・期待しちゃいますね。クルクル回してクンクンすると、控えめながらドライフルーツ、スパイス、そして大好きなヴァニラの甘い香りが感じられ、弱い樽香がかえって好印象です。口に含むと、重い!甘みが勝っている感がありますが、黒い果実を主体に、丁字、甘草、なめし皮、クリームといった複雑で心地よい味わいが去来します。(カリフォルニアって、ホント甘い。酸も入っているんだけど・・・バランスが完全に甘方向)アルコールのアタックがありますが、タンニンも意外に丸まっていて飲み頃かも。残念ながらフィニッシュは短めですが、キレは良いです。(そこそこ古いドミナスもアルコールがガツンと来るので、アタックは恐らくこんなものなのでしょう)HP:8+ヴァニラタップリのミルキーなカリフォルニアを期待すると、ちょっと物足りないかもしれませんが、逆に、カリフォルニアにあって洗練されたフィネスを感じさせる上等なワインと申せましょう。もう少し濃くて、ミルキーフレーヴァーで樽が効いていたら・・・大好きな味なんですがね。(それって・・・オーパス・ワンの味?)
2004.01.21
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クロ・デ・ボリ(1999)2004/01/18 自宅にてコート・ド・フランという珍しい?アパラシオンのワインです。ドルドーニュ川の上流北岸、リュサックの東側に位置する、所謂ボルドーの外れの地域にあります。地理的には、コート・ド・カスティヨンと同様のワインを産すると考えられますが、最近はサンテミリオン界隈の大地主のお金持ちが投資に積極的らしく、騒々しくなっている様子です。(^^;)セパージュは、メルロー75%、カベルネ・フラン25%という好きな方(誰?)には興味津々のスペック。(笑)残念ながら楽天では検索に引っかかりません。強いて言えば、シャトー・ピュグローなども、コート・ド・フランのワインですね。ボトルの上げ底は中庸、さほどの長期熟成は意図していないかも。5センチ級でまずまずのコルクを開栓すると、若々しいメルローの良い香りがします。ロースト香もタップリで、としのすけの信奉するミッシェル・ロラン系?色はエッジに僅かに煉瓦色のニュアンスを湛えた濃いもので、透明感とツヤに満ちています。カベルネ・フランの茎臭さは上手く押さえ込まれていて、赤・黒の果実のコンポートといった印象です。甘ったるいジャムのような、ネットリとした濃さは無く、上品にスッキリと創られているところに好感が持てますね。香りのパワーはさほどありませんが、程良い酸(イチゴ&杏系)とタンニンが非常に長く楽しめます。フィニッシュの長さと心地よさは2000年のラフィットに匹敵するかも?!もう少し寝かせたものを味わってみたい逸品。HP:9-ちょっと点が甘いかもしれませんが、ここまでの味を期待していなかったので、驚きました。もしこれが、「高貴な血統」のワインだったら、簡単にもっと感動すると思いますね。(^^;)P.S.どなたか、このワインの素性、ご存じありませんでしょうか?2004/01/21追記ちょっとわかりました!灯台下暗し、ちゃんとボトルに書いてるジャン。(^^;)コート・ド・フランのニコラ・ティエポン葡萄園の葡萄をCh.ピュイグローで醸造したもののようです。一応、ちゃんとシャトー元詰め(Ch.ピュイグロー)ですね。そっかぁ・・・こいつから推して・・・ピュイグロー、きっと美味しいですね。
2004.01.18
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トラディショナル ド カオール(2000)2004/01/16 ル・ポレンにて今日は、家族のちょっと遅れたお誕生日ディナーということで、久々にル・ポレンにお邪魔しました。ル・ポレンは東横線妙蓮寺駅から西に少し歩いた、住宅街の中に隠れ家的に建つフレンチのお店なのですが、お料理の味とデザートの素晴らしさでジモティーには結構人気のお店です。ただ、残念なことに妙蓮寺での営業は今月までで、2月からは自由が丘に移るとのことでした。鯖とサーモンと鮃のスモーク、ゼリー寄せ田舎風スープ(カボチャを裏ごししたポタージュにけんちんの具を入れたようなアット・ホームな感じのスープで、大根が美味!)鶏の白ワイン蒸しデザート(これが毎回凄い!レモンシャーベット&リンゴシャーベット&チョコレートケーキ&アップルパイのドッシリ・タップリ盛り合わせ、いづれも甘すぎない、上品でほのかな甘みが絶品!)コーヒーというシンプル(デザートが異常に豪華)なコースでしたが、重い赤命のとしのすけは最初から「カオールの2000年の赤」にしてみました。2000年のカオールはまだ飲んでないし、マルベックとも久しくご無沙汰でしたので。(^^;)カオールというアパラシオン、ボルドーの東南東の内陸部のロット川に沿う地方色豊かな比較的平坦な所で、葡萄より穀類や向日葵の栽培が一般的とのこと。以前は「黒いワイン」と異名をとっていた、あまり長期熟成を意図しない造りのカオールのワインも、最近では新樽を使うなどスタイルの変化が激しいそうです。ル・ポレンのリストにあったカオールが、このトラディショナル ド カオール(2000)です。コルクは短めの中庸の品質です。染みつきは薄目ですが、僅かなコーヒー、杏とプルーンの香りが凄い!新樽の香りはあまりしませんね。さてテイスティング、カオールにしては薄目の色合いです。黒っぽく、透明度が低いイメージがあるのですが、赤いニュアンスたっぷりで結構澄んでいます。ちょっとライトボディーか?香りはもう・・・果実香タップリ、やはり杏とプルーンが支配的です。少しだけフルーツケーキのような香りが混じるのはメルローのせいでしょうか。(セパージュ:オーセロワ=マルベック 80%、メルロー 20%)タンニンは意外なほどに極小です。スルスル飲める感じ。やはりボディーは痩せ気味ですね。(^^;)(ボトルにも「ミディアム・ボディー」と書いてある)フィニッシュは果実味、渋みはすぐに消失してしまいます。まあ、食事に合わせるには、申し分ない赤と申せましょう。HP:8+アットホームなレストランの雰囲気と美味しいお料理に助けられて、お味以上の満足感で高得点。(^^)単独で飲むには、やはり「テーブル・ワイン」の域を出ていませんが、たまにマルベックの果実味を味わいたい時や、渋みの苦手な女性の方などにはお勧め出来るお味かと思います。レストランで3500円(3800円だったか?うる覚え)というお値段も納得プライスです。(^^)
2004.01.16
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ル・オーメドック・ド・ジスクール(2000)2004/01/14 自宅にて数々の名醸ワインを産するマルゴー村ですが、中でも第3級に格付けされているCh.ジスクールは、としのすけのフェイバリットの一つです。軽めのボディーで若くても十分飲める上に、いかにもマルゴーという香りが楽しめるCh.ジスクールは、実はマルゴー村から南に下り、カントナック村を過ぎたラバルド村にあり、辛うじてACはマルゴーなのですが、更に南に下ったオーメドックにも広大な畑があるようで、そのオー・メドックの葡萄でつくるワインがこのル・オーメドック・ド・ジスクールのようです。コルクは中庸の品質で長めのもの。開栓すると、プーンとチョコレートの香りがします。(^^)色は透明感のある深いもので、2000年と言うこともあり僅かに紫も残る若々しい色調です。黒い果実をジャムにしたようなコクを感じさせる香りは、少し乾燥しかけた花の香りとほのかな樽香、印象的なチョコレートの香りと渾然一体・・・やや強めの酸味がジャムのような甘さをしっかりと引き締め、ジスクール譲りの水のように滑らかなタンニンとともに、心地よいフィニッシュに至ります。そして、こいつの良いところは、それらの味がとても軽くてクリアーなこと。いたづらにネットリと濃く創ったメルローリッチなワインや、カリフォルニアのカベルネとは違う、非常に洗練された味わいです。HP:9さすがジスクールの弟分です。としのすけ亭のハウスワイン候補がまた出来てしまいました。(^^;)もう一声、安かったら・・・というのは贅沢でしょうね。
2004.01.14
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としのすけ亭にて、お友達4家族で新年会を開催しました。「2時頃から始めるので適切においでください」というスタート予定だったのですが、仮スタートが3時過ぎ(Y家ご一行様ご到着)となり、H家、S家の4家族全部揃ったのは結局5時過ぎ・・・(^^;)子供達も大きくなると、それぞれに色々な行事を抱えていて、忙しい様子。スケジュール調整が大変なのは、子供達>お母さん達>お父さん達の順のようです。(複雑な心境)さて、その新年会のワインは、練習:セント・フランシス リザーヴ ソノマ・バレー カベルネ・ソーヴィニョン(1995)(残りもの)1番手:ベルンカステラー・シュロスベルグ リースリング カビネット(1999)2番手:Ch.ボーモン(1999)3番手:Ch.ラ・ギュルグ(1997)でございました。一番手:ベルンカステラー・シュロスベルグ リースリング カビネット(1999)2004/01/11 自宅にて「ドクトール畑の葡萄を用い、H.ターニッシュ博士の醸造所で創られる、モーゼルで最もエレガントなワインで、木樽を使用した伝統的な製造方法を守って創られている」との能書きが書かれています。(真偽は不明)コルクは中庸で、フルーティーな香りがたちます。色は僅かに黄緑を帯びた透明で、微発泡します。フルーティーで酸味が心地よく、美味しく飲めるのですが、やはりとしのすけにはカビネットと言えども甘ぁ~い!食事と一緒に飲むと言うよりは、食後のデザートワインにしても良い感じです。(^^;)HP:7+2番手:Ch.ボーモン(1999)2004/01/11 自宅にて度々登場のCh.ボーモン、としのすけ亭の最近のハウスワインとなっております。(^^;)オー・メドックながら、香りの上品さ、タンニンのまろやかさ、1999年モノとは思えない熟成感と、非常にコストパフォーマンスが高いことは、いつも述べている通りです。今回は、順番の関係で、練習の「樽香プンプンの重~いカリフォルニア」との直接対決となったのですが・・・もう、本当に好対照。(^^)澄み切った薄い外観、味も香りも、カリフォルニアと比較すると、絶対量は全然勝負にならないのですが・・・やはりフランスのフィネス(?)を感じさせる健闘ぶり。女性陣への受けはボーモンに軍配が上がったようです。ただ、今回のボーモンのコルクはちょっとボロかったなぁ・・・ま、味は問題ありませんでしたが。(^^;)HP:8+3番手:Ch.ラ・ギュルグ(1997)2004/01/11 自宅にてブルジョア級ながら、Ch.マルゴーのすぐ西隣の畑と申し分のない立地を誇るシャトーのワインです。タンニンが非常に滑らかなので、若いうちから美味しく飲めるとしのすけのお気に入り銘柄でもあるこのCh.ラ・ギュルグ、久しぶりに飲んでみることにしました。コルクは上質なもの。開栓直後から、華やかな果実の香りと上品な樽の香りがします。色は透明感の高い濃い赤紫で、ほとんど熟成色を感じさせません。香り、味わいはもう、すっかりマルゴー。酸味とのバランスが絶妙な軽く甘い果実味、スミレのような花の香り、上品に軽く効かせた樽、水のようにまろやかなタンニン・・・結構なものです。(^^)HP:9ビールも飲んだりしていたので、3番手ぐらいまで来るともう、みんな出来上がっていて味わいどころではない状況ではありましたが、どのワインも大変美味しゅうございました。満足満足。(^^)
2004.01.12
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セント・フランシス リザーヴ ソノマ・バレー カベルネ・ソーヴィニョン(1995)2004/01/10 自宅にて今日のワイン、セント・フランシスは、1979年、ジョセフ・マーティンがカリフォルニア、ノース・コースト、ナパと双璧をなすカリフォルニアの重要なワイン産地であるソノマ・ヴァレーに創立したワイナリーのもの。ワイン・スペクテーター誌が「複雑さと繊細さを兼ね備えた豊かなワイン」として93点をつけたというこのワインは、標高450メートルを超える高地で収穫された果実を使用、新樽で15ヶ月熟成という強者とのこと、味わいは果たしていかがなものでしょうか?重厚な変形ボトル(オーパス・ワン型)は高い上げ底でラベルもブラック、リザーヴの文字もあるし・・・「タダモノでない」雰囲気です。(^^;)開栓しようとしてビックリ!コルクがプラスチックです!長さは4.5センチ程度の上等な感じのもので、オーストラリアの安っぽいプラスチックコルクとはちょっと一線を画す感じ。色もナチュラルな木目調で良し。開栓すると・・・ウーン、トレビアン!(^^)久々に嗅ぐ、樽香プンプンタイプ、まさに甘くとろけるようなバーボンフレーヴァーです。やっぱ、カリフォルニアはこうでなくっちゃ!(笑)当然ですが、開栓直後から、香りの波状攻撃。樽、ミルキーには届かないもののたっぷりのヴァニラ、スパイス、ちょっぴりの皮革・・・色は深く濃いのですが、エッジに煉瓦色のニュアンスがあり(95年なのに・・・進みすぎ?)、かなり熟成が進んだ感じです。(保存が悪かったのかもしれませんね)ボディーは、アルコールのアタックを僅かに残す重く複雑なもので、まろやかなタンニンが心地よいザラツキを伴ってしっかりと残っています。この少しザラっとしたテクスチャーはグラーヴの上等なワインの感じでしょうか。やや甘みを感じる黒い果実の味わいも、タップリの樽のニュアンスにうまく溶け込んで、大変心地よいです。(^^)そう、この感じはまさに、としのすけの提唱する裏技「ストーンセラーズ+バーボン」のもの?(誉め言葉になってないですね?)(^^;)HP:9久々に味わった樽香たっぷりのカリフォルニア・カベルネでした。(大満足)ただ、こいつをもっと美味しく味わうには、2000年ぐらいに飲んだら良かったのではないかと思います。折角のカリフォルニアなのだから、もう少しフレッシュな味わいが欲しいと思うのは贅沢でしょうか?
2004.01.10
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ベ・ド・ラ(2000)2004/01/07 自宅にて700キロの復路を無事完走し、昨日遅く(6日23時過ぎ)に自宅に到着、今日一日は体を休める為の安息日でした。恒例の新年のご祈祷@菊名神社では、例年の「浦安の舞」ではなく、初めて「朝日の舞」が奉納され、神前にご奉納する側のとしのすけの方が楽しんでしまいました。(笑)(あ~、でも明日からお仕事・・・社会復帰が大変そうです)さて、今日は元旦に頂いた残り物の「Ch.ローズ ラ ビッシュ」を食事の時に頂き、今は「ベ・ド・ラ(2000)」を開けております。(^^)(ローズ ラ ビッシュ、約1週間の間、バキュバン&冷蔵庫で保存されていたのですが、さすがに香りは弱々しくなっていたものの、味わいはまだまだ大丈夫!酸味もタンニンもまろやかにまとまり、大変結構なお味でした。HP:8に格上げします。)ベ・ド・ラ(2000)ですが、コルクは5.5センチくらいの上等なものです。お尻にベットリと濃い染みつきが見られ、結構なボディーを予感させます。開栓と同時に豊かな果実香(所謂フルーツケーキ&ジャムの香り)と樽香?(醸造香?微妙な香りです)がたち、なかなかのパフォーマンス。(^^)ラ・モンドット、カノン・ラ・ガフリエール、パヴィ・マカンなど数々の有名ボルドーワインを手がけるステファン・ドゥランクールの所有するシャトー(ドメーヌ・ド・ラ)とのことですが、メルローを濃く創る作風?は今時の流行を意識しているのでしょうか?でも、樽はあまり効かせていないようです。ワインは若々しい赤紫で、非常に透明感があり、いかにも「高級」そう。(^^;)これで樽が効いていたら、結構「騙される」かも?(笑)コート・ド・カスティヨンにありがちな、カベルネ・フランからくる青臭い「茎」のような味わいもなく、上等なメルローの香りプンプンです。惜しいのはフィニッシュで、タンニンもマロく、酸味と甘みのバランスも良いのですが、それらの消失が早い・・・口中に残らないくらいにキレが良いです。HP:8+メルローの早飲みファンには堪えられない味わいなのでは?としのすけ的には、もう少し樽を効かせてもらいたいところです。本格フレンチの後半なんかに味わうと、出しゃばらない品の良い香りがかえって料理を引き立てるかもしれませんね。
2004.01.07
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今日は、2004年初のワインの仕入れを敢行。実家の近所の酒屋に出かけました。田舎(失礼)の中規模の酒屋ながら、ワインは結構充実。ラトゥール、ラフィットは勿論、2000年ながらサッシカイヤまで置いていてビックリしました。(^^;)としのすけが仕入れたのは、以下の3本。セー ル・カベルネ(1998)オックの100%カベルネ、フレンチオーク新樽100%、8ヶ月熟成、ノンフィルター、変形重量級ボトル、高い上げ底と・・・スペック的にはとしのすけ御用達モード。(^^;)クロ・デ・ボリ(1999)ボルドー・コート・ドゥ・フランという珍しい?アパラシオンのワイン。メルロー75%、カベルネ・フラン25%というセパージュに興味津々。残念ながら楽天では検索に引っかかりませんでした。(^^;)セント・フランシス レゼルバ ソノマ・バレー カベルネ・ソーヴィニョン(1995)アメリカンオークでじっくり熟成との能書きに惹かれました。(^^;)で、今日開けたのは・・・(^^)セー ル・カベルネ(1998)2004/01/05 実家にてオックのヴァン・ド・ペイです。コルクはやや短めながら上質。開栓後の香りはやや弱いながらも、重く黒い果実の香りと樽の香りが。(^^)100%カベルネ、フレンチオーク新樽100%、8ヶ月熟成、ノンフィルターの能書きは伊達ではありませんでした。色は深く濃く、エッジまで紫が残りまだまだ保ちそうな感じなのですが・・・香りにメルローの熟成香に似たものがあります。不思議。(^^;)ボディーはしっかりしていて複雑。酸味と甘みのバランスも絶妙。樽香も上品で押しつけがましくなく、好感が持てます。タンニンは色からは想像出来ない程に丸まっており、水のように滑らかに口腔を通過します。フィニッシュは短いながら心地よい酸とまろやかなタンニン。良いかも。(^^)HP:9この価格帯としては傑出の出来だと思います。コストパフォーマンスという意味では、ボーモンと双璧か?新年早々、良いワインに出会えました。(^^)
2004.01.05
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イングエ エステート アメーロ(2001)2004/01/04 実家にてまだ実家でのんびりさせていただいています。(^^;)今日は、ファインディング・ニモにつき合い、ジョイ・ポリスで久しぶりのボーリング&バスケットゲームと、子供達大サービスデーでした。お陰で、普段使わない筋肉を酷使して「なんかヤバイ」感じです。(^^;)さて、夕飯の後、いただいたワインが、これまた母が酒屋のお薦めということで調達していたイングエ エステート アメーロ(2001)です。な~んだ、南アフリカじゃん・・・きっとまた安物だろうなぁ・・・という軽い気持ちで開けたのですが、コルクが結構上等。香りも重い黒系の果実がモッタリと昇ってきますし、色も非常に濃いいので、「イケてる?」って感じ。(^^;)グラスに注ぐと、一段と濃さが印象的です。そもそも近年の南アフリカはカベルネやメルローの上質なワインを量産しており、侮れないのですが、これもその一連の仲間でしょうか?カベルネ系のスパイスとシラー系の果実味が交錯した、なかなかのボディーです。樽のニュアンスは弱めです。ブラインドで出たら、ちょっとオーストラリア?南フランス?って言っちゃいそう。チリやアルゼンチンの荒削りな土臭さも微塵もありません。南アフリカって、難しい・・・(^^;)フィニッシュは、短いですが、不快感は全くなく、適度な酸味とまろやかなタンニンが心地よくキレていきます。HP:8なかなかボディーのズッシリした、高級感のあるもの。南アフリカと言うよりは、オーストラリアとか南フランスを彷彿とさせます。楽天情報によると、ムエックスのファミリーが経営しているとのこと。(アライン・ムエックスと記載されています)セパージュは、カベルネ・シラー・メルロのようです。「アメーロ」とは現地の言葉で「虎の目」
2004.01.04
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Ch.ル ガルデラ(1999)2004/01/02 実家にて700キロのロングドライブを楽しみながら無事完走し、実家に戻って参りました。ネット環境は劣悪で・・・エア・エッジの32K接続でございます。(^^;)で、孫・息子を歓待する為に用意してくれていた上等な肉の鋤焼きを頂きながら飲んだワインが、この「Ch.ル ガルデラ(1999)」でございます。実家の近所の「酒屋の店長お勧めワイン」だったとのこと。(母談)コルクは意外に上等で長い(5センチ級)です。アパラシオンはボルドーで、シャトー元詰(ミザン・ボトイウ・オー・シャトー)との記載があうのですが、コルクにはミザン・ボトイウ・ア・ラ・プロパリテと刻印されていて・・・???(^^;)香りは、酸味を連想させる赤い果実の香りと、若干のスパイス&樽。色は極々薄い深い赤紫で、一歩間違えばブルゴーニュ?です。セパージュがメルロー60%/カベルネソーヴィニヨン35%/カベルネフラン5%との事ですが、確かにメルローの柔らかさが前面に出ていて、「香りの弱いマルゴー」のテイストです。(香りを抜きにすると、ジスクールのような「水」を思わせる味わい)フィニッシュは上品な酸。タンニンのアタックは極小で「ホントにボルドー?」って感じです。(^^;)HP:7+これで香りがもう少したち、樽ニュアンスを足せば、申し分のない「マルゴー」になります。(^^;)タンニンが柔らかいので、渋いワインが苦手な方にも安心してお飲みいただけるでしょう。
2004.01.02
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皆さま、あけましておめでとうございます。本年も「としのすけのワインハウス」を宜しくお願い致します。m(_ _)mさて、早速・・・(^^;)Ch.ローズ ラ ビッシュ(1997)2004/01/01 自宅にて除夜の鐘を聞きながら、新年の深夜に頂いた2004年初ワインがこのCh.ローズ ラ ビッシュでございます。「うなるほどの妖艶さ」とのふれこみのこのワイン、オー・メドックですので、ポテンシャルは秘めているはずですが・・・コルクは中庸です。開栓直後から、酸味の効いた果実香となめし革・挽肉といった動物香が立ちます。1997年ながら、それなりに熟成感がある?色はオー・メドックにしては薄く痩せた感じで、若干オレンジのニュアンスが出ています。時間が経つと、乾いたフルーツの香り、腐葉土も現れてきます。飲み口は、酸味が非常に立っていてタンニンはまろやか。一瞬「ブルゴーニュ?」「ピノ?」という錯覚に襲われます。(^^;)アルコールのアタックもタンニンのアタックもほとんどありませんので、渋みの苦手な方でも大丈夫かも?フィニッシュは酸味が長く続きます。と、パーツパーツを述べると結構良い感じなのですが・・・何かしっくりこないのです。パーツは良いのにバランスしていないと言うか、チグハグと言うか、「トレビアン!」な感じでは無いのです。(^^;)うーん、なんなんだろう・・・?HP:7+1997年にしては熟成感のある、高級なワインの印象を与えますが、未だ納まりが悪いです。配送翌日に開けちゃったとしのすけが悪いのか、こういうワインなのか・・・次回の開栓は師匠の教え通り、半年以上置いてから開けてみることに致します。(^^;)さあてと、これから楽しい帰省の旅に出ます。(700キロ強のロングドライブ)次のアップは実家モバイルになります。(^^)ではでは。
2004.01.01
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