うち日さす 秋のみ園の もみつ日に
母とも思ひし 人の逝きける
やがて来る 別れの日とは 思へども
もみぢしぐれて 心ぞ痛き
今はもや 泣けと降るらし 夕寒の
山茶花時雨 間なくしあれば
(脚注)参照
泣く涙
冷雨
に降れど 伯母上の
終
の船出の とどめやかねつ
うな坂を 一人し行くの かなしけど
船呼び返す すべの知らなく
筆蕪蕉が傷みて作る1句
殯舟 行きやとどめむ 初時雨


(注)上の白い山茶花の写真は小万知さんが送って下さったものです。山茶花しぐれの歌に添えさせて戴きます。(11月18日深更追記す。)
年末年始の古今集の歌 2019.11.28 コメント(2)
昨日の雪に寄せて・芭蕉の雪の句 2014.02.15 コメント(8)
PR
キーワードサーチ
カレンダー
コメント新着
New!
MoMo太郎009さん
New!
ビッグジョン7777さん
New!
☆もも☆どんぶらこ☆さん
New!
龍の森さん
七詩さん