偐万葉・ひろろ篇(その6)
本日は、偐万葉シリーズ第74弾、偐万葉・ひろろ篇(その6)をお届け致します。
ひろろさんの絵に魅せられてそのブログを訪問させて戴くようになって約1年5ヶ月。ブログ訪問の都度、書き残してまいりました歌も今回の20首を加えて、合計105首になりました。
<参考>過去の偐万葉・ひろろ篇は コチラ
からどうぞ。
ひろろさんのブログは コチラ
からどうぞ。
偐家持がひろろの郎女に贈りて詠める歌20首並に俳句1句
併せ ひろろの郎女の返しける歌1首
秋づける 山を映して 真澄鏡 最上 の川の 暮れゆくならむ
落日の 光は 微塵
の 砂なりて
木々を包めり 森を包めり 山を包めり
(注)575777の仏足石歌体の歌です。
玉梓
の
使
のあれば 妻迎へ
船はや 出
らし 吾
が恋益さる (エマの郎女)

白樺も しばし眠りに 入 るらむか 裏磐梯に 冬来たるらし
差し交はす グラスの音の 気は澄みて
花は
吾
にし 笑みてあるらし (乾杯家持)
かく 吾 も ありたきものよ 猫じゃらし (野良蕪蕉)
さ
丹塗
りの 小橋が上は いかにあれ
われは変らじ 漁
する船
下町の 船にしもあれ 黙してぞ
わがなすべきを なすにしあれり

朝開 き 泊まれる船の 帆柱の 先の山々 雲立ち昇る
降りて止み 止みて降りぬる
雨の間を
沖辺
漕ぐ船 影遠みかも
二筋に 光るレールの 向かふから
春の来るとふ 朝は明け行く

こっちゃんの クレパスの音 こつこつと
音も
愛
しきや 飽かず眺めむ (偐ひろろ)
かにかくに 秋や 恋 しき 高原 の もみたふ朝の 風をし待たな

藪椿 手 折り飾りて つらつらに 見れども飽かず 春日 暮らさむ
朝なさな 白き花 咲 み 日日草 その花もがも 愛 しき我妹子

南へと 朝の道ゆく ランドセル
ふたつみつよつ 今日も秋晴れ (通学路)
ひとり寝の 麻呂にわれ告ぐ 寒き夜は
会津の奥の 村訪ねませ
白雪を 負ひてありしや 崑崙の 西の果てなる 丘に咲く花

牽牛子
の 塚に眠るや おほきみに
一枝
たむけな 崑崙の花 (偐斉明)
真澄鏡 水面 に影を 映しつつ 秋となりゆく 白きそぼ舟
ひろろの郎女の返しける歌
ふなくびが 閑もてあまし みぎひだり
だぁれもいない 秋のさんばし

初夏 の 風と遊びし 日は今も シロツメ草の 花と咲きてや
(注)掲載の絵画、写真は全てひろろさんのブログからの転載です。
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