偐万葉・どち篇(その2)
本日も偐万葉です。まるで年末「大蔵ざらえ」ですな(笑)。
偐万葉シリーズ第88弾、偐万葉・どち篇(その2)であります。
偐万葉シリーズはこれが本年最後です。
来年もまた皆さまのもとにお邪魔して勝手コラボの偐万葉を続けさせて戴きたく存じますので、どうぞ宜しくお願い申し上げます。
今年一年どうも有難うございました。
<参考>過去の偐万葉・どち篇は コチラ からどうぞ。
偐家持がオガ朝臣国麻呂に贈りて詠める歌14首
あじさゐの 花うすべにに 咲く道は 母の 墓参 や たなぐもる空

行く先は あはじまなるに 背子の読み
あひてありけり 越の
粟島
(後村上院稗島)
落合と 折り合ひわろし オガクニの
もみつ言の葉 おはりもなきか
葉の裏も 尋ね見てみよ 花も実も
時こそたがへ
生
りてあるなれ
山茶花の 花も咲くらし 我背子の
生
れやましける 日にしぞあれば
よき人の よしといませや 千代にもが
登美の小川の
水脈
し絶えせじ
雲がゆき 水の流るる ままにぞや
行かむとぞ
思
ふ 年の暮かな
オガクニの 刈り過ぎたるや 似非庭師 降らずありけり その雪柳
春一番 嵐ものかは 我が背子の 庭にぞ蘭の 花は咲きたり
背子がゆく 加賀の春べや 犀川の 花は 含 めり 雨な降りそね
オガクニに 敬意払ふや オバマすら
今年は無帽で 門くぐるらし (表敬家持)
我背子の 何と問ひたる 金枝梅 今しや盛り 名告 り咲くらむ
わが背子は 人にしあれば 雨雲の
雷
の下に ゴルフせぬかも (偐麻呂)
夕風は 秋づくらしも わが鳩の 巣立ちの時の 近付きぬれば
(注)1.オガクニマン氏のブログは コチラ
から。
2.上記写真はけん家持撮影のものです。
偐家持が虫飼朝臣蝶麻呂に贈りて詠める歌1首
河口湖 うち出でて見れば 真白にぞ
富士の高嶺に 雲ぞたなびく (
湖部白人
)
(注)上記写真は蝶麻呂氏撮影のものです。
偐家持が楽老に贈りて詠める歌2首
足柄 の み坂遠みか 鶏 が鳴く 吾妻のことも 忘れ 始 めにき
散りてこそ 花は花なれ 我もまた 一夜嵐に 散らまくの欲し
楽老の贈り来たりける歌1首
今は亡き 老いた教授が 飲む酒は 説教ならず 腰にぞ効けり
偐家持の返しける歌1首
腰に効く 酒のお陰ぞ 楽老の 今しぞあれる ことにやあらむ
偐家持が楽老に贈りてまた詠める歌2首
楽老の 奥の細道 えげれすの
菜の花敷ける 丘にやあらむ (楽家持)
はちす葉も 濁りに染まる 味しめて
そばなる玉も つゆもあざむく (乱玉庵)
(注)楽老氏のブログは コチラ
から。
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