第134回智麻呂絵画展
智麻呂絵画ファンの皆さま、あけましておめでとうございます。
この1年も皆さまによきことが豊かにありますように。
さて、本日は、今年最初の智麻呂絵画展の開催であります。
旧年中は智麻呂絵画展に対し、ひとかたならぬご厚誼を忝くし、有難く心よりお礼申し上げます。本年も変りませずご愛顧賜りますよう宜しくお願い申し上げます。
では、智麻呂絵画散歩、ごゆるりとお楽しみ下されませ。
<参考>他の智麻呂絵画展は下記から。
第1回展~第100回展
第101回展~第200回展
第201回展~
先ずは、お正月らしく、世界遺産・富士山の絵です。
この絵は、恒郎女さんの、静岡ご在住のご友人から送られて来た、富士山の四季折々の写真で構成されたカレンダーに掲載の或る写真の一部から絵にされたものです。智麻呂風にアレンジされていますので、元の写真とは随分違ったイメージに仕上がっています。
山部宿禰 赤人、不盡山を望める歌一首并に短歌
天地 の 分 れし時ゆ 神 さびて 高く貴き 駿河なる 布士 の 高 嶺 を 天 の原 ふり 放 け見れば 渡る日の 影も 隠 らひ 照る月の 光も見えず 白雲も い行きはばかり 時じくぞ 雪は降りける 語り継ぎ 言ひ継ぎ行かむ 不盡の高嶺は (万葉集巻3-317)
反歌
田兒
の浦ゆ うち出でて見れば 真白にぞ
不盡
の高嶺に 雪はふりける (万葉集巻3-318)
次は今年の干支、馬の絵であります。
これは、和郎女さんが制作された馬の押し絵(下記写真)を絵にされたものであります。
和郎女作品展は長らく開催致して居りませんが、この馬の押し絵は、追って和郎女作品展で取り上げたいと思っています。
次は、花屋さんで買い求められた水仙です。
シクラメンの絵に悪戦苦闘されていた智麻呂さんが気分転換に描くべく恒郎女さんに買って来て欲しいと要望されたものだそうな。
恒郎女さんとしては、豪華なシクラメンの花の鉢植えを画材にと智麻呂さんのために買い求めて来られたのでありましたが、余りにも沢山の花を咲き誇らせている様に圧倒されたか、智麻呂さんの筆がなかなか進まない。
それで、水仙に浮気の智麻呂画伯となった次第でありますが、これは、恒郎女さんには不本意なことで、当然にブーイングでありました(笑)。
水仙の ほどがよかりき シクラメン
さはにぞ咲くは 疲れもぞする (偐智麻呂)
しかし、水仙を描き上げたことで、気分が乗ったか、智麻呂さんはシクラメンに再び挑戦。描き始められました。
今回は間に合いませんでしたが、次回にはその絵がご紹介できるものと存じます(笑)。「出会いの時のきみのようです。」というメッセージが添えられているかどうかは存じ上げませんが(笑)。
これは、智麻呂ご夫妻の年来のご友人である山◎さんがクリスマスに合せて贈って下さった、手作りのケーキです。
そして、下はご近所の可愛いお友達の幼い姉妹、さきちゃんとみずきちゃんが作ってくれたクリスマスクッキーです。
下のクッキーも同様のものなのか、別のそれなのかは、ヤカモチ館長の取材不足にて情報がありません。
次の、ガマと稲穂は小万知さんから戴いた画材です。
次は、東大阪市にある和菓子舗「寿々屋」のオリジナルのお菓子、「おかげ芋」です。以前( 第89回展 )にも絵になって居りますが、画材も兼ねてヤカモチがまたまた手土産にお持ちしたものです。
本日もご来館、最後までご覧下さり、有難うございました。
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