先日来から、花散歩関連の記事が続いていますが、本日も銀輪花散歩の記事であります。10日の花散歩記事に掲載したヒメコバンソウの写真がイマイチであったので、ヒメコバンソウ探しの銀輪散歩に出掛けました。出掛けたのは昨日(12日)のことでありましたが、記事アップが本日となりましたので、記事の便宜上、本日の銀輪散歩として記事を書くこととします。
10日記事のそれは、枯れてしまったのを撮影した上、ピントがうまく合ってなくて、ヒメコバンソウらしくない写真になっていたので、未だ枯れていないのを探して撮影しようということでありました。従って、銀輪散歩も「走る」ことよりも「小判探し」に重点を置いて、という心づもりでありました。小さな目立たない草なので、見つけるのに苦労するだろうと思ったからであります。
しかし、なんと最初に立ち寄った花園中央公園でなんなくそれは見つかってしまいました。
小さな花と言えば、ニワゼキショウ。
この花の種も「話のネタ」になるかと撮影することに。
花以上に微細なこれ。今までまじまじと眺めたことがなかったので、新発見でありました。 ヒオウギの種、ぬばたま(射干玉)を小さくしたような姿であるが、ぬばたまのような黒光りする光沢はなく、朝顔の種のようなつや消しの黒である。
小さな花では、トキワハゼも咲いていました。
こういう小さな花や種子は、小生手持ちのコンパクトデジカメでは、なかなか上手くピントが合わないので、撮影は結構手間である。カメラのご機嫌を取りながらの撮影であります。
以前、小万知さんからその名を教わったムラサキサギゴケかとも思いましたが、匍匐せず茎が立ち上がっているので、トキワハゼという花かと。 トキワハゼというのはカキドオシの別名かと思っていたのですが、両者は別の植物であったということを今回知りました。
10日の記事にはコマツヨイグサの花の写真も掲載していましたが、つぼんでいる花しか写っていませんでした。今回、咲いているものも写しましたので掲載して置きます。
今宵は月も出るそうな、と言って居ります。
上のコマツヨイグサの右隣に写っているのはチチコグサ。
葉の緑がこれよりも濃くて葉の裏が白いのがウラジロチチコグサ。もう種を綿毛(絮)に乗せて風に散らせてしまった後にて、花の姿はない。この花は綿毛になってから目にとまるので、花がどんなであったかが記憶にない。多分目立たない花であるのだろう。ハハコグサの花が黄色なのに対してチチコグサのそれは白色だという認識はあるのだが、どうもそれが咲いている姿をしっかりと見たという記憶がないのである。
蟻がいました。これが花なんだろうか。花が散り、種が飛んでしまった後の花萼のようにも見える。隣の蕾のようなものに蟻がいるから、これが花でしょうか。
こちらのウラジロチチコグサは随分と大きい。この草は荒れ地など痩せた土地に生えていることが多いので、普通は小型の植物というイメージなのだが、土壌に栄養分が豊富だとこのような大きい草に変貌する。コクチナシが植えられた公園外周の花壇の一画であるから、土壌に恵まれているのでしょう。花壇の主たるコクチナシに覆いかぶさるようにのさばっている。
(ウラジロチチコグサ)
ウラジロチチコグサにのさばられているコクチナシであるが、そんなことは少しも意に介さず、このように花を咲かせていました。こちらはウラだけでなくオモテも白い花である。
カタバミも種をつけています。
そして、笹です。笹の葉の付け根には髭があるのですね。微細な花や種子を写真に撮っていると、自然にそういう部分に目が行くようであるのが面白い。
竹は花が咲くと枯れると言うが、この髭の部分が何らかの理由で成長して花になるのだろうか。そう言えば、竹の花も実際のそれを見たことがないように思う。
以上、10日の記事を始めとする最近の銀輪花散歩記事に登場した花・植物に関連した補足記事としての銀輪花散歩でありました。 まあ、笹の髭は関係ありませぬが。補足とは言え、些か「花」に欠ける写真が多くなりましたので、最後に、忘れずに「忘れ草」の花を添えて置きましょう。万葉での「忘れ草」は八重の方のヤブカンゾウらしいですが、こちらは一重咲きのノカンゾウの花であります。
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