最近ではローカルフードが有名になり、観光に来る人も増えているようですが、地元民は「え、観光に来ても観るところなんか無いよ」というのが常です。
そんなN市を半日だけ観光案内しようと思いましたが、たしかに行くところがない。
ということで、N市観光の攻略法です。
じつはN市には観光用の市内循環バスが、30分間隔ぐらいで走っています。
これに乗れば、市内の観光施設を段取り良く回ることが出来ます。一日乗車券が500円です。
定番のお城とか、トヨタの博物館や、中心部の旧電波塔などを巡るのに便利です。
今回はこれを使って、徳川美術館に併設されている「徳川園」という庭園と、街の中心部にある広場へ行きました。
最初に行ったのが「徳川園」。江戸時代には尾張藩第二藩主の隠居所でした。第二次世界大戦の空襲でほぼ壊滅しましたが、その後改修され、徳川美術館と徳川園が出来ました。
徳川園は2004年に再整備された庭園で、でっかい池や滝や橋がある池泉回遊式庭園になっています。
季節によってボタンや花ショウブ、紅葉が綺麗ですが、9月は特に見るべきものがない時期です。
次に回ったのが、市内中心部にある旧電波塔付近のオアシス21。バスターミナルとしての機能を備えた立体型公園になっており、ガラスでできた大屋根「水の宇宙船」に登ると地上14mの空中散歩が楽しめます。その地下は 「銀河の広場」と呼ばれていますが、当日はとくにイベントもなく、女子高生の群れがそこかしこに発生していました。
「水の宇宙船」から旧電波塔を臨む。天井部には水が循環して満たされていて、「水の宇宙船」と呼ばれる所以となっています。
余談ですが、このメーグル、週末は意外と混みます。バスが小型のせいもあります。
とくに夕方はすし詰めになるほど混み、しかも真っ直ぐ駅に戻らずに、往路と同じ観光スポットを経由するので要注意です。お急ぎの場合は、伏見で降りて、駅へ直行する別の市内ループバスに乗り換えるのが賢明です。
3時間ほどで市内観光を切り上げ、夕方からは駅近くの柳橋市場に向かいます。
ビルの屋上に設営されたビアガーデンで酒盛りをしました。
食べ放題+飲み放題で、コンロで焼肉もできます。魚介類は一部有料ですが、入場時に800円分の金券が貰えるので、それで好きなものを選んで焼いて食べます。
鮮魚類の卸売市場が集まっているビルの屋上を使っているので、魚介類の種類は豊富です。
お肉は無料ですが、ちょっと脂身が多いですね。大量に食べると胸焼けがします。
翌朝はホテルのビュッフェでまたしてもガッツリと食べました。前日食べ損ねたカレーと、地元名物の鰻のひつまぶしを「朝食」としてたいらげる。若者か。
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