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2022年08月25日

大ベルセルク展に行って来た!

管理人のゆうすけです。夏休みももう終盤ですね。心残りはありませんか?
管理人は2022年8月某日に、名古屋市中区のテレピアホールで開催されている「大ベルセルク展」に行ってきました。
できるだけゆっくり見たかったので、平日の午後に休みを取って乗り込みました。
この「大ベルセルク展」は、当初は三浦建太郎氏のベルセルク連載30周年記念として、2021年1月に開催される予定でした。コロナ禍の影響で同年9月に延期となり、その開催前の5月に三浦氏が急性大動脈解離で死去され、「三浦建太郎画業32年の軌跡」という副題が加わることとなったものです。
会場のテレピアホールは、名古屋の中心部の栄から少し東へ歩いたところにあります。東海テレビの隣のビルです。
平日の午後だったので、当日フリー券でサックリと入場できました。
会場に展示されている原画は撮影NGですが、フィギュアなどの造形物は部分的に撮影OKでした。
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入場すると、「ベルセルク」の原画が年代順に展示されています。
(単行本の順ではなく、物語の時代順です)
原画に触ることはできませんが、相当近づいて見ることができるので、生原稿を穴が開くほど鑑賞してきました。
欲を言えば、「ベルセルク」以外の作品、「ギガント・マキア」なども展示して欲しかったのですが、残念ながら「大ベルセルク展」です。
連載初期のものから、直近の原稿まで、かなりボリュームがあります。
カラーの原画も相当数展示されています。
三浦先生は、最後の頃はデジタル作画も試したようですが、基本的にアナログ派なので、描き込みがスゴイです。本物のスクリーントーンを貼って削った最後の世代かもしれません。
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展示の最後に三浦先生の机が置いてあり、実際に執筆していた時の状況が再現されています。
机の上にはWACOMの液タブがあり、モニタも複数あったので、最終的にはデジタル化になっていたようですが、インタビューなどでも「デジタル作画の功罪」のような話(デジタル化すると際限なく修正や細かい処理が出来てしまうので、単純に便利であるとは言えない)をしていたので、アナログからの叩き上げ作家としては、悩ましい状況だったのだと思います。
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机上の書棚の端に並んでいた本。
管理人も同じ本を持っていたのでちょっと嬉しかった。
スタジオぬえのメカニック本です。

三浦先生の絶筆となった「ベルセルク」ですが、現在はその続きをお弟子さんたちが頑張って描いています。
本家と比べれば当然見劣りもしますが、管理人的にはその意気に感じて良しとしています。
三浦先生もきっと喜んでくださると思います。

2022年08月16日

2022年8月のなつかなさん

2022年のお盆も終わりです。
管理人はお盆も通常営業でお仕事でした。余分に土曜も働きました。日曜日しか休んでいないよ。
そんなお盆でしたが、月曜にお寺へ精霊流しの舟を納めに行った帰りに、久しぶりになつかなさんが来ていました。
門扉脇の茂みで昼寝していました。
そっと御飯皿にカリカリとネコ缶を盛り付けてお供えしたら、モリモリ食べてくれました。
その後もしばらくごろごろしてから何処かへと去って行きました。
ご先祖様も帰ってくるけど、家出ネコも帰ってくるお盆です。
日本の夏ですね。
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お盆にちょっとだけ帰ってきたなつかなさん
posted by ゆうすけ at 21:20 | TrackBack(0) | ペット

2022年08月14日

コミケ100終了

2022年8月13-14日の二日間にわたり開催されたコミックマーケット100が無事終了しました。
管理人が発行している同人誌「銀河大計画2022」も、少しだけ売れました。
13日の土曜に参加して、売り上げが3冊!
管理人はいつもの様に現地へは行かず、首都圏にいるメンバーが売り子をしたわけですが、そのメンバーからその様な報告があったわけです。はい。
頑張って新刊を出して、コミケで売ってみたら3冊。
残念ですね、と言われそうですが、実はそうでも無い。
我々の同人誌は、毎回新刊を出す毎に3冊売れるのです。常に3冊。
いつも同じ人が買ってくれるみたいで、中身を見ずにサクッと買うらしい。
それが今回は、ちょっと様子が違ったらしいのです。
今回のコミケはご存じの方も多いと思いますが、入場券が必要で、それも抽選方式なんです。
コロナ等で色々あって、従来のように無料で無制限に人を入れるわけにはいかないので、有料でクジに当選した人だけが参加出来たのです。
今回お買い上げしてくれた人は、どうも新規の方のようです。
中身を確かめてから買ったらしい。常連さんはクジに外れたのかな。
表紙もNASAから借りた木星の写真を使って、ちょっと雰囲気をアゲてみたので、手に取る人もわりといたらしい。
これからも地味に同人誌を出すつもりですが、もう少し沢山の人の手に渡るように、多少なりともマーケティングなどにも気を配ってみたいと思います。
やはり営利でも非営利でも、宣伝は不可欠なワケです。
戦いは、始まる前に勝敗は決まっている、と申します。
もうちょい頑張ろう。
posted by ゆうすけ at 20:32 | TrackBack(0) | 同人誌

2022年08月11日

AI画伯(midjourney)に依頼してみた!

管理人のゆうすけです。
最近SNSなどで話題になっているAIに絵を描いてもらうWebサービスを試してみました。
AIが絵などを作成するサービスはいくつかありますが、2022年の夏に流行っているのはmidjourney(ミッドジャーニー)かと思います。
midjourney(ミッドジャーニー)って何ですか、という方は以下の説明で理解してくださいな。
「Midjourney(ミッドジャーニー)は、AIに指定したキーワードを元に絵を描いてもらえるサービスです。
デビッド・ホルツという人が開発したそうです。じつはまだベータ版ですが、なかなか出来が良いです。
現在はコミュニケーションサービス「Discord」内で提供されている機能のひとつです。英語でキーワードを指定すると、1分ほどで絵が4枚表示されます。それを選択して、さらに「精密」にしたり、「類似」の作品を作ってゆくことが出来ます。」
実際の出来上がりをご覧になると、その実力が分かると思います。
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上記の2点はいずれも漫画家の施川ユウキ氏が作成したもので、Twitterで「存在しないパニック映画」と題して一連のシリーズを公開しています(いろいろなモノや生物が巨大化して街を襲う系列、かな)。

自分で絵を描くのではなく、「言葉」でAIにイメージやモチーフや画風などを伝えて描いてもらうので、狙い通りの絵が一発で出て来る保証はありません。というか、全然ない。ありません。
ちなみに、管理人がトライした結果をちょっと貼っておきます。
1回の指示で4枚できるので、それをそのままご覧ください。
ayanoyusuke0218_A_six-wheeled_armored_car_is_chased_by_a_strang_18c1bacb-c496-4f25-ab30-265616ca9248.png
A six-wheeled armored car is chased by a strange creature future nightmare
6輪装甲車が異形の生物に追われる 未来の悪夢

midsommer03.png
A galloping six-wheeled armored car Pursuit of strange creatures Different world HR Giger
疾走する6輪装甲車 奇怪生物の追撃 異世界HRギーガー


如何でしょうか? 
自分の予想したイメージとかなり齟齬があります。
前掲の施川先生も、かなり苦労したようです。「巨大な松ぼっくりが旅客機に激突!」というイメージを固定するために相当数のトライをしたそうです。
興味深いのは、AIはそれぞれの言葉を画像として拾うことはできますが、それが有する機能や特性などを理解している訳ではないので、「ものすごく基本的な間違い」を犯してくれます。
「6輪の装甲車」という指示を出すと、車輪は6つ?ですが、その車輪で走っている訳ではない、謎の絵が出来ます。
なんか車輪から「妙なモノ」が生えて、それで走って?いるみたいな感じの。可笑しいね。
「異形の生物」は細かく指定しないと、「足の速いタコピー」みたいな野郎になります。可笑しすぎる。
画風として「HRギーガー」(「エイリアン」をデザインした画家です)を指定すると、ギーガー風になりますが、他の指示がおろそかになって、これもなんか可笑しい。
漫画家の山本貴嗣氏がmidjourneyの作る絵について言っていますが、AIはディティールや機能を考えて作画しているのではなく、AIが学習した絵の中から、類似するものを切り貼りしてそれっぽく見せているだけです。拡大して見ると、細部はかなり適当で、それらしい色とテクスチャで埋めてあるのが分かります。

とはいえ、簡単な言葉の指示だけで、わずか1分足らずで次々と絵を描いてくれるのは驚異的です。
自分の中のぼんやりしたイメージや、まだ企画段階のコンセプトビジュアルの叩き台として使うには面白いと思います。なかなか自分では描かないようなジャンルやイメージが出て来ると、自分の引き出しが増えたような気がしてお得ですね。
AIが絵を描くので人間の出番が無くなる、というのはあまりにも気が早いのですが、AIもじわじわと「芸術」や「創作」の領域に踏み込んできた2022年の夏です。

2022年08月09日

僕の心のヤバイやつ 7巻(by 桜井のりお)

一年でいちばん暑い時期ですが、皆様お元気ですか。
今日は2022年8月9日です。
昨日「僕の心のヤバイやつ」7巻が発売になり、今日の仕事帰りに買ってきました。
もちろん「特装版」です。エピソード零が小説で楽しめます。市川君の中一時代のお話ですよ。

「僕ヤバ」も2023年にTVアニメ化が決定となりました。
ただ、監督や制作会社がまだアナウンスされていないようです。
誰が監督をやるのでしょうか。気になります。
ちなみに「アニメ化」にあたってのティーザービジュアルが1枚だけ発表されています。
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山田が駐輪場で豪快にアイス(3段×2本)食べてる絵
桜井のりお先生が描く山田とは微妙に違うんだけど、わりといい感じだと思います。


個人的には山田尚子監督と吉田玲子構成・脚本のコンビを祈願していますが、どうかな。
「僕ヤバ」はエピソード密度が高いので、アニメ1期(2期以降があるとして)では2巻までかと思います。
初期山田の絵柄をどれぐらい原作に寄せるのかが気になりますが、唯一のティーザービジュアルを見た限りでは、「初期山田」でも「最新山田」でもなく、アニメ用にデザインし直してますね。賢明だな。

というアニメ化の話はさておき、7巻です。
1巻から7巻までが2年生編。7巻のラストが、3年生の初日です。
中学卒業までのお話とすると、20巻ぐらいになるのでしょうか。すごいな。大河ロマンだ。
7巻のベスト台詞は以下のものに決定しました。

「2人きりで何度も遊んでいるのにまだ付き合ってないのか」

市川が言うのです。お前が言うのか。その場にいる山田と原さんのリアクションが最高です。
市川君は、成長しているようで、本質的な部分は変わっていません。
山田は巻を重ねるごとに、どんどん綺麗になっていきます。
以前のレビュウにも書きましたが、このマンガは市川君の「一人称マンガ」なので、山田の変化は観測者である市川君の変化です。
1巻の「初期山田」が現在の山田と別人のように見えるのは、市川君がそういう風に観測していたからです。
現在の山田がものすごく可愛くて綺麗なのは、観測者にそのように見えているからです。
市川君はものすごく学校へ行くのが楽しいでしょうね。
「特装版」の中1時代のエピソードを読むと、この1年間が奇跡のような時間だったことがわかります。
これから始まる中学3年も、実り多き時間となりますように。

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銀河大計画別館の管理人。 「銀河大計画」は、1993年から細々とやっている同人誌です。 ゆうすけが書いたネタや没ネタなどを、別館で細々と掲載します。どうぞよろしく。 アイコン卵酒秋刀魚さん。
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