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2017年12月21日

自分の味方

昨日あれほどつらかった腰痛も、夕べお風呂でゆっくり温まって、ひと晩横になったらだいぶん良くなりました。

今日は、昨年から取り組んでいた仕事が遂に終わりました。私にとっては難題でした。同僚が慰労会だと食事をご馳走してくれました。その時、同僚が学生時代の話をしてくれました。それはまだ若かった同僚が、これから目の前に広がる人生を前にして、どのように生きていったらよいのかと自問自答した時に、評判とか評価とか他者の視点に従うのではなくて、常にもうひとりの自分に問いかけながら生きていこうと決意したという話でした。

そしてその時、同僚は言いました。「いつも自分を見守り、自分の味方になろうと思ったんです」

私はそれを聞いたとき、不覚にも鼻の奥がツンとし、泣きそうになりました。私はいつも自分の批判ばかりしてきたと思いました。自分の味方になるなんてそんな発想自体ありませんでした。常に自分を責め、反省を促してきました。謙遜とは別の種類の卑下が根底にありました。何をやっても自分はたかが知れているし、常にまだまだだと思っていました。

もう20年も前のことですが、昔からの友人と話していた時、ふとしたことからおもしろいことに気づきました。私は、人生の本番をまだ歩いていないと感じていたということです。例えていうなら、歌手が舞台の袖や、あるいは奈落の底で出番を待ってマイクを持たずに小声で歌の練習をしている気分だと気づいたのです。

私はまだまだ修行が足りないので、本番の舞台には上がる資格がないのです。いつの日にか回舞台がぐるりと回転したり、奈落がせり上がってスポットライトを浴びる日が来ることをひたすら修行しながら待っていると感じていたことに気づきました。

実はこの前に週末に、たまたま住まいのショールームにいったのですが、このようなステキなキッチンは一体何歳くらいの人が注文するのだろうかとふと思いました。私はまだまだ修行が足りないのでこのような素敵なキッチンを買うような身分ではないのです。でも、そんなことを言っていたら一体全体このようなキッチンは誰のためにあるのだろうかと思いました。そして私はいつになったらこのようなキッチンを使えるような身分になれるのでしょうか。

冷静に考えてみれば、私はもう数年で還暦なのです。一昔前なら55歳で定年退職したのです。もうその年齢も越えました。私は何をどこまで修行しなくてはならないのでしょうか。いつになったら人生の本番を歩くつもりなのでしょうか。本番を生きるにはどのような条件をクリアすれば良いのでしょうか。

今日の同僚の話を聞いて、きっと自分に味方がいれば、もしも自分自身が許可を出してくれたなら、私も自分の人生の本番を歩けるようになるかもしれないと思いました。私は常に誰かに攻撃されてきたと感じてきました。だから防御のためにたくさん食べなくてはいけなかったし、肥満という最大の弱点を悟られないように甘いものを気にせず食べる振りをして来なければなりませんでした。

でも、もし私が私自分の味方をしてあげれば、多くの問題が一気に解決するのではないかと思いました。

2017年12月20日

腰痛対策

椅子から立ち上がろうとすると、ギックリ腰の一歩手前のような状態になってしまい困っています。つい最近までは、靴のファスナーの開閉時や靴下を履こうとする時などが危険だったのですが、今日などは椅子から立ち上がるとしばらくはへっぴり腰の状態です。

自分ではストレッチのし過ぎだと思っています。過ぎたるは及ばざるがごとしというより、及ばないのはあとから足せますけど、やり過ぎは元に戻せないので余計始末に負えません。

今日は友人と和食ランチでおしゃべりしたあと、久しぶりに大きな書店に立ち寄ってあれこれ立ち読みをしました。けれども、あんまり腰が痛いので早々に切り上げて帰宅しました。途中、映画館の前を通りかかった時に観たい映画をやっていましたが、腰が持ちそうもないので残念ながら諦めました。

いまさらですが健康第一です。腰痛、上咽頭炎、右膝の関節ネズミ、じんましんと、糖尿病 & 肥満症以外にもあちこち問題だらけです。楽しい人生を送るためにも減量して体調を整えないといけません。
タグ: 腰痛
posted by らら at 22:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 日常生活

2017年12月19日

プリンパフェ

前から約束をしていたプリンパフェを食べにいきました。罪悪感まったくなしの、とってもとってもおいしいプリンパフェでした。来月もパフェを食べにいく約束をしました。それに向けて日々節制していきたいと思います。

罪悪感はなぜゼロだったのでしょうか。まずなんといっても今回は計画的だったということです。衝動的な要素はまったくありませんでした。そのためトーストの朝食もやや控えめにして、お昼はニース風サラダだけにしました。プリンパフェは色んな角度から写真も撮って、目でも舌でも堪能しました。

とても満足したので、夕飯はレトルトパックの野菜ポタージュ、いつもの作り置き野菜、キムチと納豆、それにヨーグルトとみかん、最後に生姜をすりおろした甘酒にしました。これからもこんな風にパフェを楽しんで、メリハリのあるダイエットをしていきたいと思っています。

それから今日は鍼の先生に腰を集中的に治療していただきました。お陰でこの1週間ギックリ腰になる一歩手前の状態だったのですが、かなり良くなりました。本当にありがたいことです
タグ: 甘味 パフェ
posted by らら at 21:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 日常生活

2017年12月18日

HbA1cが6.3→6.0に改善

先週の木曜日12月14日に行った血液検査の結果が出ました。
HbA1cは前回の6.3から6.0まで改善しました。5の位を目指していましたが、まずまずの結果です。

体重は、92.8kg 前回は96.5kg (BMI22は59.8kg)3.7kg減量、トータル13.2kg減
HbA1cの値は、6.0 前回は6.3 (基準値は4.3-5.9) 改善
空腹時血糖の値は、87 前回は110 (基準値は110以下) 基準値内

肝臓の値も大幅に改善しました。
ALP − 前回は400 (基準値は100-320) 今回の検査項目になし
AST 33 前回は31 (基準値は10-35) 前回から基準値内
ALT 49 前回は50 (基準値は5-40) 改善したが基準値に入らず
LDH 86前回は237 (基準値は120-220) 桁違いに改善。基準値内
γ-GTP 45 前回は49 (基準値は5-48) 改善して基準値内
尿酸値 6.1 前回は8.2 (基準値は3-7) 大幅に改善して基準値内
総蛋白 7.7 初めて(6.5-8.3)基準値内
レムナント様リポ蛋白コレステロール 3.2 (基準値は7.5以外)基準値内

今回の結果は素晴らしく、ALT(GPT)を除くすべての数値が基準値内に入りました。前回は投薬も考慮せざるを得ないといわれていた尿酸値も大幅改善して基準値を軽々とクリアしました。医師も大絶賛で、13kgの減量を褒めてくださいました。このように喜んだり、励ましてくれる医師がいてくれると大いに励まされます。
posted by らら at 20:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 検査結果

2017年12月17日

93.8→92.8kg

今週の平均体重は、92.8kgでした。先週の平均値は93.8kgだったので1.0kg減りました。

2017/07/16 106.0kg 前月比 累計
2017/07/30 103.3kg -2.7kg -2.7kg
2017/08/27 100.3kg -3.0kg -5.7kg
2017/09/24 97.7kg -2.6kg -8.3kg
2017/10/29 96.1kg -1.6kg -9.9kg
2017/11/26 94.6kg -1.5kg -11.4kg
2017/12/03 94.1kg -0.5kg -11.9kg(以下週毎)
2017/12/10 93.8kg -0.3kg -12.2kg
2017/12/17 92.8kg -1.0kg -13.2kg

今週は一気に1.0kg減りました。自己分析をすると、体調があまりよくなくて食欲がなかったことと、美食が過ぎた反動で低カロリーに抑えられたことが要因だったと思います。

後者に関しては、低カロリーなものをたくさん食べるより、高カロリーなものを少し食べる方が精神的に満足度が上がって、摂取カロリー全体を減らせるような感じがしました。

それにしても13kg程度の減量では誰にも気づかれません。でも自分自身は生活の中で色々と減量の効果を感じています。例えばウォーキングシューズのファスナーの開閉の際、これまでは息を詰めて脳溢血でも起こすような勢いでしたが、最近はかなり楽になりました。

来週は友人とパフェを食べにいくのを始め会食の約束もあり、週末はなんといってもクリスマスですから、会食以外は徹底して作り置き野菜で乗り切りたいと思います。
posted by らら at 20:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 体重推移

2017年12月16日

ブッフェランチ

友人とブッフェスタイルのランチに行きました。メインのお料理を選び、前菜やデザートなどは好きなだけ選ぶというスタイルです。板前さんの腕自慢のお料理が食べ放題です。

帰宅してカロリー計算するのが怖いくらいいただきました。デザートも入れたら五千キロカロリーを優に超えているのではないかとドキドキしていましたが、さっき撮った写真を見ながらひとつひとつカロリー計算をしてみたら、大体1,070kcalくらいでした。少なく見積もりがちだとして2割アップしたとしても、1,300kcal未満で何とか収まりそうです。

夕食は酢漬け野菜とヨーグルトだけにしたので、1日を通しても1,700kcal程度だと思います。

今日の反省ポイントは2つです。ひとつはデザートをおいしく食べられなかったこと。もうひとつは年末に向けて食事の約束を入れ過ぎていることです。

3cm四方くらいに小さくカットされたケーキを8種類と、アイスクリーム2種、そしてプリンを残さずいただきました。せっかくのデザートでしたが、アイスクリームはともかく、ケーキは正直に言えば持て余し気味でした。最後の3つはできれば、お皿に置いたまま残してしまいたいほどでした。

食べているうちに、それほど甘いものを欲していないことに気づきました。罪悪感もありました。残すのはマナー違反だと思いすべていただきましたが、食べたいと思わないケーキを食べて太らなくてはならないのかと思うと一体私は何をやっているのだろうという気持ちになりました。

始めは2個か3個だけにして、もっと食べたければあとから追加することだってできたのに、しかもそうした方がいいのではないかという考えも一瞬脳裏をよぎったというのに、欲張って全種類食べたいと思ってしまいました。

実は、昔から気づいていたことなのですが、私は色んな種類のものをちまちまといただくより、大好きなものをたくさんいただきたいと常々思っているのです。そういう好みでありながら、なぜかブッフェにいくとちまちまとお皿を山盛りにしてしまいがちです。もっと自分の好みに忠実に、本当に好きなものだけを気の済むまで食べれば良いのに、一体私はなぜこんな不可解な行動を取っているのでしょうか。

すぐに「せっかくだから」とか「もったいないから」とかという言葉が浮かんできてしまうのですが、せっかくの機会ならばこそ、ちまちまといただくより好きなものに特化して豪華一点主義でいただいた方がずっとずっと良さそうです。大好きなものだけを楽しんだ方がいいに決まっています。これからはそうすることにします。

それから食事の約束を入れ過ぎていて、体調を整える暇がありません。上咽頭炎のせいで先月ほとんど約束できなかった上に、母や夫のお誕生日、クリスマス、お正月と食事の約束が立て込んでいます。

上手にメニューを選び、楽しくいただいて、朝食や夕食などを野菜中心にするなど工夫して、年末年始の体調もこのまま維持いていきたいと思います。
posted by らら at 21:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 日常生活

2017年12月15日

耳鼻咽喉科皆勤賞

先週の金曜日に始めて行って以来、今週は耳鼻咽喉科に毎日通いました。日に日に良くなっていくのが実感できました。室温を18℃以上に上げ、湿度を40〜60%にするようにして、喉の守っていこうと思います。

今週は食欲があまりなく、昼間は特に体重が減るからと食事の量を控えめにしがちでしたが、このやり方では必ずリバウンドしてしまうと思い直し、夕食の量を増やすことになりました。質も量もバランスが大切です。

膝も上咽頭も、健康でないとダイエットもできません。腰のストレッチもあまり無理をせずギックリ腰にならないように気をつけながら続けていこうと思います。
posted by らら at 23:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 日常生活

2017年12月14日

姿勢を良くする

子どもの頃私は良い姿勢でした。ところが中学生の時、隣の席のクラスメイトの姿勢が悪いことに気づきました。それまでは姿勢について特に考えることもなく良い姿勢だったのですが、一旦気になり始めると姿勢のことが妙に気になるようになりました。その子はいつも猫背でくるくるっと丸まった姿勢で授業を受けていました。

隣同士に並んでいると、その子に比べて私の座高は頭ひとつどころか肩から上が全部が飛び出していて、ただでさえ気にしている大女振りを遺憾なく発揮していることに気づきました。しかも背筋をピンと伸ばしていると優等生っぽく見えて、当時の私の価値観ではダサい感じがしました。

そこで、私もくるくるっと背を丸めてみたら、視界が大きく変わりました。これはいいと思いました。大女であることは私の最大の悩みのひとつだったからです。今日からこれでいこうと固く決意した瞬間のことを今でもよく覚えてます。

こうして私は財産のひとつだった良い姿勢を自ら捨てました。姿勢が悪いことが原因で体のあちこちに支障をきたすようになるのは、まだまだずっと先のことです。

30代の半ばのある日、駅のプラットホームで下を向いた瞬間、首からお尻にかけて稲妻が走りました。声が出そうになるほどの激痛でした。その後、首凝り、肩凝り、腰痛に悩ませられるようになりました。首凝りのひどい時はシャンプーの時下を向くことかできなくて、顔面でシャワーを受け止めなくてはなりませんでした。

その頃から、少しずつストレッチを始めましたが、回復の速度より悪化の速度の方がずっと早くて、一進一退にすらなりませんでした。良い姿勢を保つには筋力が不可欠です。私はあまりに筋力がなさすぎて、良い姿勢を持続させることが難しくなってきました。そもそも良い姿勢を取ろうとするだけで体に痛みが走ることさえあります。

また、姿勢というのは上半身だけではなくて、下半身の姿勢もとても重要です。しかし私の場合、下半身の筋力がことのほか弱く、机の上に出ているところはなんとか保っていられたとしても、机の下では両脚がとっ散らかっていることがよくあります。

以前にテレビのアナウンサーが「夕方まで背筋が持たない」ということを仰っていたのを聞いて、人前に出る仕事はまず姿勢からなのだと思いました。姿勢というのは生活習慣そのものです。運動療法の一環だという意識を持って、筋トレだと思って、気がついたら背筋を伸ばし、仙骨を立て、膝を合わせていこうと思います。
タグ: 姿勢 筋力
posted by らら at 21:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 目標

2017年12月13日

豪華なパフェ

今日は学生時代の友人と少し遠くまで足を伸ばして、豪華なパフェを食べにいきました。もはや芸術作品と呼んでもいいほどの素晴らしいパフェでした。食べに行こうと提案したのは私です。友人は私が行きたいお店があるならどこでもいいよというスタンスでした。パフェは見目麗しいだけでなく、良質な材料と細やかな仕事で味も最高でした。仲の良い友人と、宝石のようなパフェが食べられて、この上ない幸せなひと時でした。

けれども、心のどこかで少し後悔しています。私は本当に今日パフェが食べたかったのでしょうか。実は来週別の友人とパフェを食べに行く約束をしています。もうひと月以上前の約束です。きっと間違いなく来週も行くでしょう。どうして来週まで待てなかったのでしょうか。

そもそもこのところ気温が低いので、作り置き野菜を冷蔵庫から出してそのまま食べるのにもちょっとした決意が必要です。電子レンジで10秒ほど加熱することもあります。朝、薬を飲むにもお水ではなくお湯で飲んでいます。それなのにどうしてパフェなのでしょうか。お店でメニューを選んでいたときも、パフェは冷たそうだなと思っていたくらいです。

時々不思議に思うのですが、私はなんらかの義務感に駆られて甘いものを食べていると思うことがあります。もちろん純粋に食べたいから食べていることもありますが、今日のように、なぜ寒いのにわざわざパフェなのか、来週もパフェなのになぜ今日もパフェなのか、自分でも説明のつかないことがしばしば起こるのです。

うまく表現できないかもしれませんが、甘いものを食べるのは一種の「防御」のように感じることがあります。無理矢理の変な喩えですが、試験前に「昨日全然勉強しないで寝ちゃった」とクラスメイトにいうような感じです。試験勉強が十分でなく心の中では焦っているのに、試験のひとつやふたつどうってことないと空威張りしている感じです。

本当は寝ても醒めても食べ物のことばかり考えていて、甘いものを食べずにはいられないということに苦しみ続けているのに、「また甘いもの食べちゃった」と、体型なんてそんなもの気にしてないわと空威張りしているような感じなのです。

「肥満」。それは私の全人生を丸ごと支配してきた「諸悪の根源」なのです。

若い頃から苦しく苦しくて、あまりに苦しくて感情を受け止めることができないほど、肥満は私の最大の弱点なのです。だからこそ、弱味を見せないように強がって甘いものを食べ続けてきたという側面があるのです。食べ続けることで弱味を見せないようにするのです。食べることイコール防御なのです。

でも、私は誰かに攻撃されるとでも思っているのでしょうか。学生時代からの友人が私を攻撃してくるとでも思っているのでしょうか。なぜ信頼している友人の前でも私は虚勢を張り続けなくてはならないのでしょうか。

きっと自分に自信がないのでしょう。等身大の自分の姿を晒すことが怖いのだと思います。だからこそ、自覚している最大の弱点を押し隠して、食べたくもない甘いもの、ケーキやパフェを口の中に押し込んできたのだと思います。

今度、友人に会ったら次のように話してみたいと思います。「私、若い頃から肥満に苦しんできたの。自分なりに色々努力してきたのに遂に糖尿病になってしまったの。本当につらくて悲しいの。7月には教育入院までして毎食1,500kcalのカロリー制限するように言われているの。時々羽目を外したくなることもあるからその時は付き合ってね。でもあんまり羽目を外し過ぎたら注意してね」

2017年12月12日

太った女性

今日電車に乗ったらとても空いていて、ひと車両に10人くらいしか乗客がいませんでした。座席に座ってふと目を上げると、私の真正面にはすっかり眠りこけた女性が座っていました。その女性はものすごく太っていました。どれくらい太っているかというと、7月の私くらいでした。

女性が眠りこけているのをいいことに、失礼ながら、私はしばらくその女性を見ていました。彼女はノーメイクで、ユニセックスのTシャツを着て、その上から紺色のジャンバーのようなものを羽織っていました。パンツはカーキ色で、少し前の私ならそのサイズのパンツはどこへ行ったら買えるんですかと思わず聞いてみたくなるほどの大きさでした。そして黒い靴下に黒い踵のないシューズを履き、ジャンバーと同じ色の大きなバッグを持っていました。

彼女を見ていたら、タイムマシンに乗って一気に若い頃の自分に戻ってしまいました。私もいつもノーメイクでユニセックスの洋服を身に着けていました。靴も踵のないものでした。そんな格好をしていた20代の頃、私の体重は50kg台でした。それでも当時の私は、自分のことをものすごく太っていると信じていました。だからお化粧なんてしても無駄だと思っていたし、綺麗で可愛い服なんて着る資格がないと思っていました。

今目の前にいる女性がどのように感じておられるかはわかりませんが、若い頃の私は自分のそんな姿が悲しかったのだと思いました。高校生の時、母にお弁当を作って貰えなかったのも寂しかったのだと思いました。でも当時は悲しいとも寂しいとも感じませんでした。感じていたら生きていけなかったのだと思いました。

自分の感情を封じ込めないと生きて来れなかったと、若かった頃のことを思いました。胸が少し痛くなり、目頭も少しだけ熱くなりました。各駅停車でふた駅だったので、私が降りるときも女性はまだ眠りこけていました。大切なことに気づかせてくれたその女性に黙礼して、下車しました。

今日は鍼に行って、美容院に行って、オイルマッサージに行って、耳鼻咽喉科に行くという、グルーミングデーでした。
posted by らら at 23:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 日常生活
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