2014年11月、オバマ政権2期目での中間選挙では、上院過半数を占めたのが民主党から共和党に移り、下院は共和党が過半数を占めて、政権と議会との権力主体にねじれが生じました。
そのときの開票時間帯(日本時間)のUSDJPYチャートを下図に示します。
図は、翌日8時(日本時間)始値を基準に、時間足で24時間を追ったものです。縦軸はpipsで表しています。日本時間では、13時に中東で、15時に欧州で、22時に米国で、取引が盛んになる時刻です。
平均時速約5pipsしかありません。
今回はトランプ大統領のキャラクターもあって投票率も高くなりそうです。上院・下院ともに市場予想通りでも、もう少し大きく反応するような気がします。
2016年のブリグジット投票と米大統領選以降、それ以前に比べて選挙結果がチャートに与える影響が大きくなっている気がします。それでも、以前に比べ、縦方向に2倍ぐらい、横方向に1.5倍ぐらい、という感じです。
以上
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以下は11月10日に追記しています。
【事後検証】
選挙結果は、上院共和党、下院民主党、となりました。
10時台に時速60pipsは「上院で共和党過半数確実」の報道があったときです。
「民主党過半数が確実」の報道は12時過ぎぐらいだったと思います。
この展開(大きな変化が起きる時刻)は、2016年11月の大統領選のときと似ていました。
確か、10時頃にトランプ有利の速報が流れ、12時頃にトランプ勝利と伝えられたと記憶しています。
米選挙では、10時・12時(日本時間)が大事な時刻なのでしょう。
以上
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