以下の調査・分析結果に基づき次のように3つのシナリオが考えられます。但し、pipsも小さく無理をしてポジションを持つ必要はありません。
※ 結果を「追記欄」に記載しています。PCでご覧の方は最下部に、スマホの方は末尾の「続きはこちらから...」でご覧いただけます。
【1. 指標概要】
設備稼働率は、生産能力に対する実際の生産量の比率を表した指標です。基準年の平均稼働率を100として、製造業・鉱業・公共事業(電気・ガス)の生産能力に対する生産実績の比率から算出します。本指標は、設備投資とインフレの先行指標とされていて、80%を超えると投資が活発化するという経験則があります。
【2. 既出情報】
本指標について既に公開されている情報を整理します。
以下の調査・分析は、2015年1月から前回2016年11月までの23回のデータを集計したものです。
(2-1. 過去情報)
鉱工業生産・設備稼働率ともに、今回は改善が予想されています。
(2-2. 過去反応)
直前1分足の陰線が目立ちますね。
直後1分足跳幅が10pips以上になったことは僅か3回しかありません。これでは指標に反応するのか、指標発表前のトレンドに反応するのか、区別がつきません。
(2-3. 関連指標)
対比分析は割愛します。
【3. 反応性分析】
過去平均からは、直後1分足終値がつく頃にポジションを取得し10分足跳幅で5pips程度を狙うか、10分足終値で2pips程度を狙う、というシナリオ案が成り立ちます。
pipsが小さすぎてもし反転してしまったら、損失の方が大きくなってしまいそうです。が、次の反応一致性分析では直後1分足値幅と直後10分足値幅の方向一致率が81%となっています。とりあえず、微益でよければポジションを持っても良いでしょう。
【4. 反応一致性分析】
直前1分足の陰線率が84%、直後1分足と10分足の方向一致率が81%あります。いずれもpipsは稼げませんが。
【5. 指標一致性分析】
事後差異と直後1分足及び10分足の方向一致率が76%及び86%となっています。
【6. シナリオ作成】
以上の調査・分析結果に基づき次のように3つのシナリオが考えられます。但し、pipsも小さく無理をしてポジションを持つ必要はありません。
以上
ーーー以下は広告ですーーー
贈り物は百貨店の包装紙で、という場合ばかりではありません。
ちょっとした御礼をしたり何か粗品を配りたい、というときは、数100円から数千円ぐらいの範囲で選択肢があった方がいいですね。
「ここのはおいしくて」「一度、食べてもらいたかったのよ」、電話で一言添えれば失礼にはなりません。
ここのはおいしくて、一度、食べてもらいたいえびせんです。
ーーー注記ーーー
本記事における分析シート、一部乃至は一連の体系化された手順を、個人の取引以外の目的で使用・公開・二次利用を行う場合には、著作権者及びFX手法研究会に対し、連絡を取り何らかの合意を行う必要があります。
以上
※ 以下は2017年1月19日に追記いたしました。
2017.1/18.23:15に、米国実態指標「鉱工業生産・設備稼働率」が発表されました。
【7. 指標結果】
今回の指標結果を下表に纏めておきました。
【8. 取引結果】
今回の取引結果を下表に纏めておきました。
【9. 検証結果】
分析通り、直前1分足は陰線となり、直後1分足と10分足の方向が一致し値幅も伸びました。
但し、シナリオ2はエントリーのタイミングを逸したため取引できませんでした。原因はシナリオ1で取得したポジションの伸び方を見ていて集中力をなくしたことにあります。結果こそ良かったものの要注意ですね。
以上
【このカテゴリーの最新記事】
- no image